JP2001100684A - メッセージカード - Google Patents

メッセージカード

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JP2001100684A
JP2001100684A JP27706399A JP27706399A JP2001100684A JP 2001100684 A JP2001100684 A JP 2001100684A JP 27706399 A JP27706399 A JP 27706399A JP 27706399 A JP27706399 A JP 27706399A JP 2001100684 A JP2001100684 A JP 2001100684A
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Japan
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card according
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JP27706399A
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Kiichi Hirano
貴一 平野
Hisao Uehara
久夫 上原
Taketaka Kurosaka
剛孝 黒坂
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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    • B42DBOOKS; BOOK COVERS; LOOSE LEAVES; PRINTED MATTER CHARACTERISED BY IDENTIFICATION OR SECURITY FEATURES; PRINTED MATTER OF SPECIAL FORMAT OR STYLE NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; DEVICES FOR USE THEREWITH AND NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; MOVABLE-STRIP WRITING OR READING APPARATUS
    • B42D15/00Printed matter of special format or style not otherwise provided for
    • B42D15/02Postcards; Greeting, menu, business or like cards; Letter cards or letter-sheets
    • B42D15/022Postcards; Greeting, menu, business or like cards; Letter cards or letter-sheets combined with permanently fastened sound-producing or light-emitting means or carrying sound records
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    • B42BOOKBINDING; ALBUMS; FILES; SPECIAL PRINTED MATTER
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    • B42D15/02Postcards; Greeting, menu, business or like cards; Letter cards or letter-sheets
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  • Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)
  • Illuminated Signs And Luminous Advertising (AREA)
  • Led Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 破損しにくく情報伝達能力の高い商品的価値
に優れたメッセージカードを提供すること。 【解決手段】 グリーティングカード1は、従来の台紙
に代わり、屈曲可能なフレキシブル基板2を用い、この
フレキシブル基板2の上に、有機EL表示装置11から
なる画像表示部3、制御回路4、画像・音声メモリ5、
このメモリ5へのデータ入力回路6、スピーカ7、電源
としての電池8及び電源スイッチ9が設けられている。
画像および音声の再生は、受取人が、グリーティングカ
ード1を開くことにより電源スイッチ9がONすること
により起動され、画像・音声メモリ5に格納された動画
像データ又は静止画像データが、画像表示部3に順次表
示される。また同時に、音声データがスピーカ7から出
力される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、クリスマスカード
等のグリーティングカードに代表されるメッセージカー
ドに関する。
【0002】
【従来の技術】現在、挨拶状として用いられているグリ
ーティングカードは、厚手の台紙に印刷機を用いて印刷
し、完成している。このような印刷機は単に単色のイン
ク(黒インク)により印刷したのみであり、単調であ
る。
【0003】近年この単調さを少しでも色彩化するもの
として、写真用印画紙を用いたポストカードが用いられ
るようになった。印画紙もカラー印画紙が用いられ、カ
ラー画像には家族の写真、挨拶文等をプリントし、裏面
には宛名を記入して外部に発送していた。
【0004】しかしながら、これらのポストカードは、
はがきサイズ(又は往復はがきサイズ)が一般的であ
り、記載できる文章にも限度があり、きわめて情報量が
少ない問題がある。
【0005】このような問題を解決するために、従来筆
記によってメッセージを伝達していたカードに画像およ
び音声記録再生機能を付加して、送り主のメッセージを
画像および音声でも伝達できるようにしたグリーティン
グカードが、例えば特開平6−24182号公報に記載
されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来例にあっては、画
像を表示するための手段として、LCDパネルを用いて
いる。ところが、LCDパネルは、ガラス等の硬質の基
板上に形成する必要があり、郵便物として取り扱われる
ことの多いグリーティングカードとしては、集配中に破
損する危険性が高い。
【0007】また、ガラス等の硬質の基板を一般的なグ
リーティングカードの台紙に固着させた場合、固着箇所
と非固着箇所との境目付近で、台紙が破れやすい問題も
ある。
【0008】本発明は、斯かる問題点に鑑み、その目的
とするところは、破損しにくく情報伝達能力の高い商品
的価値に優れたメッセージカードを提供するものであ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1のメッセージカ
ードは、エレクトロルミネッセンス素子を用いて構成さ
れるメッセージ表示手段を備えたことをその要旨とす
る。
【0010】請求項2のメッセージカードは、屈曲可能
な基板に一体的にメッセージ表示手段を形成したことを
その要旨とする。
【0011】請求項3のメッセージカードは、請求項2
の発明において、前記メッセージ表示手段が自発光型の
表示素子を用いて構成されることを特徴としたことをそ
の要旨とする。
【0012】請求項4のメッセージカードは、請求項2
の発明において、前記メッセージ表示手段がエレクトロ
ルミネッセンス素子を用いて構成されることをその要旨
とする。
【0013】請求項5のメッセージカードは、請求項1
乃至4のいずれか1項の発明において、前記メッセージ
表示手段に表示すべきメッセージを記憶する手段を更に
備えることをその要旨とする。
【0014】請求項6のメッセージカードは、請求項5
の発明において、前記記憶手段を、前記メッセージ表示
手段の裏面側に設けたことをその要旨とする。
【0015】請求項7のメッセージカードは、請求項5
又は6の発明において、前記記憶手段に外部からメッセ
ージ情報を記憶させるための入力回路を更に備えること
をその要旨とする。
【0016】請求項8のメッセージカードは、請求項7
の発明において、前記入力回路を、前記メッセージ表示
手段の裏面側に設けたことをその要旨とする。
【0017】請求項9のメッセージカードは、請求項1
乃至7のいずれか1項の発明において、前記メッセージ
表示手段の駆動制御回路を更に備えることをその要旨と
する。
【0018】請求項10のメッセージカードは、請求項
9の発明において、前記駆動制御回路を、前記メッセー
ジ表示手段の裏面側に設けたことをその要旨とする。
【0019】請求項11のメッセージカードは、請求項
1乃至10のいずれか1項の発明において、前記メッセ
ージ表示手段に電力を供給するための電力供給手段を更
に備えることをその要旨とする。
【0020】請求項12のメッセージカードは、請求項
1乃至11のいずれか1項の発明において、発音手段を
更に備えることをその要旨とする。
【0021】請求項13のメッセージカードは、屈曲可
能な基板の主面側に一体的に、エレクトロルミネッセン
ス素子を用いて構成されるメッセージ表示手段を形成
し、前記基板の裏面側に、前記メッセージ表示手段に表
示すべきメッセージを記憶する手段、前記記憶手段に外
部からメッセージ情報を記憶させるための入力回路及び
前記メッセージ表示手段の駆動制御回路の少なくとも一
つを設けたことをその要旨とする。
【0022】請求項14のメッセージカードは、請求項
2乃至13のいずれか1項の発明において、前記基板を
平面状態に保持する手段を更に備えることをその要旨と
する。
【0023】請求項15のメッセージカードは、請求項
1乃至10のいずれか1項の発明において、前記メッセ
ージ表示手段に電力を供給するためのポリマー電池を更
に備えることをその要旨とする。
【0024】請求項16のメッセージカードは、請求項
2乃至10のいずれか1項の発明において、前記メッセ
ージ表示手段に電力を供給するための電力供給手段を更
に備え、この電力供給手段が、屈曲可能な外装フィルム
を有し、前記外装フィルムを前記基板として一体的に前
記メッセージ表示手段を形成することをその要旨とす
る。
【0025】請求項17のメッセージカードは、請求項
2乃至10のいずれか1項の発明において、前記メッセ
ージ表示手段に電力を供給するための電力供給手段を更
に備え、この電力供給手段が、一対のシート状電極と、
このシート状電極間に設けられた電解質と、前記シート
状電極及び電解質を内包する外装フィルムとを含み、前
記外装フィルムを前記基板として一体的に前記メッセー
ジ表示手段を形成することをその要旨とする。
【0026】
【発明の実施の形態】(第1実施形態)本発明を具体化
した第1の実施形態を図面に基づいて説明する。
【0027】図1は本第1実施形態におけるグリーティ
ングカード1の斜視図を示している。同図において、グ
リーティングカード1は、従来の台紙に代わり、屈曲可
能なフレキシブル基板2を用い、このフレキシブル基板
2の上に、画像表示部3、制御回路4、画像・音声メモ
リ5、このメモリ5へのデータ入力回路6、スピーカ
7、電源としての電池8及び電源スイッチ9が設けられ
ている。
【0028】フレキシブル基板2は、ポリエステル樹脂
フィルムまたはポリイミド樹脂フィルムで形成され、折
り曲げたり、巻いたり、自由に屈曲させることができ
る。本第1実施形態では、フレキシブル基板2は、往復
はがきと同じ大きさで、2つ折りにすることができ、一
方の主面にスピーカ7と電池8とが、他方の主面にその
他の構成部材が配置されている。また、フレキシブル基
板2の裏面には、図示しないが、グリーティングカード
1を郵便物として供することができるように、送り先と
送り主の住所・氏名等を記載する欄が設けられている。
【0029】また、フレキシブル基板2の表面には、図
示しないが、銅箔で所定の回路網が設けられており、デ
ータ入力回路6はこの回路網を利用して構成され、制御
回路4と画像・音声メモリ5とはそれぞれ予めチップ化
されて、回路網に半田付けされる。
【0030】制御回路4は、画像表示部3、画像・音声
メモリ5、データ入力回路6及びスピーカ7の動作を制
御するもので、画像再生時に画像データを、画像表示部
2の表示画素データへ展開処理するドライバ回路(後述
する)と、音声再生時に音声合成を行う音声合成回路と
音声データをアナログ値へ変換するDA変換器とローパ
ス・フィルタと発音体の励起に十分な信号に増幅する増
幅器と、これらの信号処理を制御するシステム制御回路
(CPU)が含まれている。尚、制御回路4が本発明に
おける「駆動制御回路」に相当する。
【0031】画像・音声メモリ5は、EPROMやEE
PROM(電気的に書き込み消去可能なROM)からな
り、所望の画像及び音声データを記憶する。尚、画像・
音声メモリ5が本発明における「記憶手段」に相当す
る。
【0032】データ入力回路6は、データ書き込み端子
6aを備え、画像・音声データは、このデータ書き込み
端子6aを介して画像・音声メモリ5に格納される。例
えば、書き込み端子6aの露出部を外部の記録書き込み
機器に接続して書き込みを行い、書き込みが終了すると
書き込み端子6aの露出部分は切断廃棄する。尚、画像
・音声メモリ5としてEEPROMを採用した場合は、
書き込み端子6aの露出部を残しておくことにより、新
たな画像および音声データの記録・再生のために繰り返
し使用可能となる。このデータ入力回路6が本発明にお
ける「入力回路」に相当する。
【0033】スピーカ7は薄型化を実現するために圧電
発音体が用いられ、制御回路4の音声再生出力部へ接続
されている。尚、スピーカ7が本発明における「発音手
段」に相当する。
【0034】電池8は薄型化を実現するために平面型の
リチウム電池が用いられ、圧接手段(図示せず)によっ
てフレキシブル基板2上の所定の回路網に接続されてお
り、所定の容量に応じた寿命期間、画像表示部3、制御
回路4、スピーカ5等の駆動電源として働く。尚、電池
8が本発明における「電力供給手段」に相当する。
【0035】電源スイッチ9は、光センサ、マイクロス
イッチなどで構成され、2つ折りにしたフレキシブル基
板2を開くと同時にONになる仕組みになっている。
【0036】また、画像表示部3、制御回路4、画像・
音声メモリ5、データ入力回路6、スピーカ7及び電池
8は、上記したフレキシブル基板2の表面に設けられた
銅箔製の回路網で互いに接続されている。
【0037】図2は、制御回路4を中心とした制御系の
ブロック回路図を示している。同図において、データ入
力回路6には外部から送り主からのメッセージとしての
画像データ及び音声データが入力され、制御回路4は、
この画像データ及び音声データを画像・音声メモリ5に
格納する。画像データは、例えば、MPEG(MovingPi
cture Expert Group)、JPEG(Joint Photographic
Codibg Expert Group)又はM−JPEG(Motion-JPE
G)規格に従って符号化された圧縮画像データである。
【0038】制御回路4は、電源スイッチ9がONにな
ると、画像・音声メモリ5に格納されている画像データ
をデコードして画像表示部3に表示させ、音声データを
デコードしてスピーカ7から出力させる。
【0039】ここで、本発明のもっとも特徴的な構成
は、画像表示部3の構成にある。すなわち、画像表示部
3の各画素はエレクトロルミネッセンス(EL;Electro L
uminescene)素子で構成されている。尚、画像表示部3
が本発明における「メッセージ表示手段」に相当する。
【0040】EL素子には、セレンや亜鉛などの無機化
合物薄膜を発光材料として用いる無機EL素子と、有機
化合物を発光材料として用いる有機EL素子とがある。
有機EL素子には、(1)発光効率が高い、(2)駆動
電圧が低い、(3)発光材料を選択することによって様
々な色(緑、赤、青、黄など)を表示可能、(4)自発
光型であるため表示が鮮明でバックライトが不要、
(5)面発光であり、視野角依存性が無い、(6)薄型
で軽量、(7)製造プロセスの最高温度が低いため、基
板材料にプラスチックフィルムなどのような柔らかい材
質を用いることが可能、などの優れた特徴がある。
【0041】マトリックス状に配置された点(ドット)
で表示を行うドットマトリックスの有機EL表示装置に
は、単純マトリックス方式とアクティブマトリックス方
式とがある。
【0042】単純マトリックス方式は、表示パネル上に
マトリックス状に配置された各画素の有機EL素子を走
査信号に同期して外部から直接駆動する方式であり、有
機EL素子だけで表示装置の表示パネルが構成されてい
る。
【0043】図3は、単純マトリックス方式の有機EL
表示装置11の一部破断斜視図である。本第1実施形態
では、この有機EL表示装置11を画像表示部3に適用
する。
【0044】同図において、フレキシブル基板2として
のポリエステル樹脂フィルムまたはポリイミド樹脂フィ
ルムからなる透明絶縁基板12上に、ITO(Indium T
in Oxide)などの透明電極からなる複数の帯状の陽極1
3が互いに平行に形成されている。各陽極13上には有
機化合物からなる発光素子層14がそれぞれ形成されて
いる。
【0045】互いに隣接する発光素子層14間には、S
OG(スピンオングラス)などよりなる複数のパッシベ
ーション層15が設けられ、これらのパッシベーション
層15は各発光素子層14を互いに区画して分離させて
いる。
【0046】複数のパッシベーション層15及び発光素
子層14上には、マグネシウム・インジウム合金からな
る複数の帯状の陰極16が互いに平行に形成されてい
る。各陰極16は各陽極13、発光素子層14、パッシ
ベーション層15と直交するように対向配置されてい
る。発光素子層14と陽極13および陰極16とによっ
て有機EL素子17が構成されている。
【0047】図4は本形態の有機EL表示装置11の製
造工程を説明するための概略断面図である。まず、図4
(a)に示すように、透明絶縁基板12上に各陽極13
がスパッタリング法を用いて作製される。透明絶縁基板
12上には各陽極13を覆うように有機化合物からなる
発光素子層14が電子ビーム蒸着法などによって均一に
一様な厚さに積層される。
【0048】次に、図4(b)に示すように、各陽極1
3上の発光素子層14以外の発光素子層14に高エネル
ギービームとしてのレーザ光を照射してその照射した部
分を除去し、各陽極13上の発光素子層14のみを残
す。各陽極13上に残った発光素子層14は互いに平行
となる。
【0049】次に、図4(c)に示すように、互いに隣
接する発光素子層14間に、SOGなどよりパッシベー
ション層15が形成される。パッシベーション層15及
び発光素子層14上に、マグネシウム・インジウム合金
からなる電極層が電子ビーム蒸着法などによって均一か
つ一様な厚さに形成され、この電極層を複数の陽極13
と直交するように、前記と同様にしてレーザ光にて切断
することにより複数の陰極16が形成される。
【0050】さて、上記のように構成された有機EL表
示装置11においては、交差した各陽極13と各陰極1
6との間に挟まれた領域に発光領域が形成され、その発
光領域が有機EL表示装置11の各画素となる。すなわ
ち、発光素子層14において、各陽極13から注入され
たホールと、各陰極16から注入された電子とが発光素
子層14の内部で再結合することにより、光が透明な陽
極13から透明基板12を介して外部へ放出される。
尚、有機EL表示装置11は、膜厚約2mmというきわ
めて薄く形成することができる。
【0051】斯かる構成において、再生すべき画像およ
び音声データは、送り主側で、所定のフォーマット形式
(MPEG,JPEG等)で、データ入力回路6に設け
られた図示しない書き込み端子を介して画像・音声メモ
リ5に格納される。
【0052】画像および音声の再生は、受取人が、グリ
ーティングカード1(フレキシブル基板2)を開くこと
により電源スイッチ9がONすることにより起動され、
画像・音声メモリ5に格納された動画像データ又は静止
画像データが、制御回路4でグラフィックス処理されて
画像表示部3(有機EL表示装置11)へ所定のサンプ
リング周期で順次表示される。また同時に、画像・音声
メモリ5に格納された音声データが制御回路4に内蔵さ
れた音声合成回路で音声再生データへ変換された後にA
D変換回路でアナログ電圧に変換されフィルタ・増幅回
路で不要な周波数帯の信号の除去と再生信号の電力増幅
が行われ、その後にスピーカ7を励起して音声の再生が
行われる。
【0053】以上に説明した第1実施形態におけるグリ
ーティングカード1においては、以下の通りの作用効果
を奏する。
【0054】(1-1)画像表示部3としての有機EL表
示装置11は、グリーティングカード1の台紙としても
機能するフレキシブル基板2(透明絶縁基板12)に一
体的に形成されているので、外力が加わっても外れる心
配が無い。
【0055】(1-2)画像表示部3の基板として、屈曲
可能なフレキシブル基板2を用いることができるので、
例えば、グリーティングカード1を郵送した場合に、集
配時等に乱暴に扱われても破損しにくい。
【0056】(1-3)画像表示部3の基板として、屈曲
可能なフレキシブル基板2を用いることができるので、
例えば、図5に示すように、丸めて筒状ケース10に収
納することができる。従って、贈答用としてパッケージ
の選択肢が広がる。また、この場合、図6に示すよう
に、筒状ケース10に予めグリーティングカード1の上
下を固定するための支柱10aを付属部品として設けて
おくことにより、受け手側において、グリーティングカ
ード1を平面的に保持することができ、画像表示部3の
表示画面が見やすくなる。
【0057】(1-4)例えば、LCDのように基板にガ
ラス基板を用いる必要がないので、薄型で且つ軽量とな
り、グリーティングカード1を郵送する場合の郵送料も
安くて済む。
【0058】(1-5)ガラス基板等の硬質の基板を用い
ないので、たとえ破損した場合であっても破損片で怪我
をする危険性がほとんどない。
【0059】(1-6)画像表示部3、制御回路4、画像
・音声メモリ5、データ入力回路6、スピーカ7及び電
池8は、フレキシブル基板2の表面に設けられた銅箔製
の回路網で互いに接続されている。従って、別途フレキ
シブル配線を用いて各回路間を接続する必要が無く、グ
リーティングカード1のメッセージ面が簡素化されて美
観上優れたものとなるとともにカード1の厚みも小さく
することができる。更にこの場合、基板2自身が柔軟な
可撓性を有するので、断線しにくく故障する確率が小さ
い。
【0060】以上(1-1)〜(1-6)に述べたとおり、非
常に商品的価値の高いグリーティングカード1を提供す
ることができる。 (第2実施形態)本発明を具体化した第2の実施形態を
図面に基づいて説明する。図7(a)は本第2実施形態
におけるグリーティングカード21の主面側から見た斜
視図を示し、図7(b)は本第2実施形態におけるグリ
ーティングカード21の裏面側から見た斜視図を示して
いる。
【0061】本第2実施形態が第1実施形態と異なるの
は、フレキシブル基板2に対する各構成部材の配置であ
る。すなわち、上記したように、有機EL表示装置11
は、自発光型デバイスであるため、有機EL表示装置1
1の裏側にも自由に別回路を搭載することができる。
【0062】そこで、本第2実施形態では、フレキシブ
ル基板2の主面側(2つ折りにされた内側)に、画像表
示部3(有機EL表示装置11)、スピーカ7及び電源
スイッチ9を配置し、フレキシブル基板2の裏側に、制
御回路4、画像・音声メモリ5、データ入力回路6及び
電池8を配置する。また、この場合、スピーカ7や電源
スイッチ9も裏面側に配置して、フレキシブル基板2の
主面側に、画像表示部3のみを設けることが、もっとも
望ましい。尚、図7(b)では図示していないが、裏面
側は表紙で覆われている。
【0063】本第2実施形態にあっては、第1実施形態
の作用効果に加えて以下のとおりの作用効果を奏する。
【0064】(2-1)制御回路4、画像・音声メモリ
5、データ入力回路6及び電池8等を裏面側に配置した
ので、画像表示部3の占有面積を大きくすることがで
き、例えば、画像表示部3をグリーティングカード21
のほぼ全面に亘って形成することにより、メッセージ効
果をより一層高めることができる。
【0065】(2-2)グリーティングカード21のメッ
セージ面(主面側)が簡素化されて美観上優れたものと
なる。 (第3実施形態)本発明を具体化した第3の実施形態を
図面に基づいて説明する。本第3実施形態において、第
1実施形態及び第2実施形態と異なるところは、画像表
示部3として、有機EL表示装置11に代えて、アクテ
ィブマトリックス型の有機EL表示装置31を用いたこ
とのみであって、その他の構成は同様であるので、ここ
では異なる構成のみ説明する。また、第1実施形態と同
様の構成部材には同じ符号を用い説明を省略する。
【0066】アクティブマトリックス方式は、マトリッ
クス状に配置された各画素に画素駆動素子(アクティブ
エレメント)を設け、その画素駆動素子を走査信号によ
ってオン・オフ状態が切り替わるスイッチとして機能さ
せる。そして、オン状態にある画素駆動素子を介してデ
ータ信号(表示信号、ビデオ信号)を有機EL素子の陽
極に伝達し、そのデータ信号を有機EL素子に書き込む
ことで、有機EL素子の駆動が行われる。その後、画素
駆動素子がオフ状態になると、有機EL素子の陽極に印
加されたデータ信号は電荷の状態で有機EL素子に保持
され、次に画素駆動素子がオン状態になるまで引き続き
有機EL素子の駆動が行われる。そのため、走査線数が
増大して1つの画素に割り当てられる駆動時間が少なく
なっても、有機EL素子の駆動が影響を受けることはな
く、表示パネルに表示される画像のコントラストが低下
することもない。従って、アクティブマトリックス方式
によれば、単純マトリックス方式に比べてより高画質な
表示が可能になる。
【0067】アクティブマトリックス方式は画素駆動素
子の違いにより、トランジスタ型(3端子型)とダイオ
ード型(2端子型)とに大別される。トランジスタ型
は、ダイオード型に比べて製造が困難である反面、コン
トラストや解像度を高くするのが容易でCRTに匹敵す
る高品質な有機EL表示装置を実現することができると
いう特徴がある。前記したアクティブマトリックス方式
の動作原理の説明は、主にトランジスタ型に対応したも
のである。
【0068】図8は、本第3実施形態のアクティブマト
リックス方式の有機EL表示装置31を示す概略断面図
である。
【0069】図8に示すように、各画素32には、画素
駆動素子としての薄膜トランジスタ(TFT;Thin Film Tr
ansistor) 33が設けられている。プレーナ型のTFT
33は、能動層として多結晶シリコン膜34を用い、L
DD (Lightly Doped Drain)構造をとる。多結晶シリコ
ン膜34は透明絶縁基板12上に形成されている。多結
晶シリコン膜34上には、ゲート絶縁膜35を介してゲ
ート電極36が形成されている。多結晶シリコン膜34
には、高濃度のドレイン領域37a、低濃度のドレイン
領域37b、高濃度のソース領域38a、低濃度のソー
ス領域38bがそれぞれ形成されている。
【0070】TFT33上には層間絶縁膜39が形成さ
れている。高濃度のドレイン領域37aは、層間絶縁膜
39に形成されたコンタクトホール40を介して、ドレ
イン電極41と接続されている。高濃度のソース領域3
8aは、層間絶縁膜39に形成されたコンタクトホール
42を介して、ソース電極43と接続されている。
【0071】各電極41,43および層間絶縁膜39の
上には、平坦化絶縁膜44が形成されている。ソース電
極43は、平坦化絶縁膜44に形成されたコンタクトホ
ール45を介して、陽極13と接続されている。
【0072】尚、各絶縁膜35,39はシリコン酸化
膜、シリコン窒化膜、シリコン窒酸化膜などから形成さ
れている。平坦化絶縁膜44はシリコン酸化膜、シリコ
ン窒化膜、シリコン窒酸化膜、シリケートガラス膜、S
OG 膜、合成樹脂膜(ポリイミド系樹脂膜、有機シリ
カ膜、アクリル系樹脂膜など)などから形成されてい
る。各電極41,43はアルミニウム合金膜から形成さ
れている。
【0073】平坦化絶縁膜44上には発光素子層14が
形成されている。発光素子層14は、MTDATA(4,
4'-bis(3-methylphenylphenylamino)biphenyl);4,4'-ビ
ス(3- メチルフェニルフェニルアミノ) ビフェニル)か
らなる第1ホール輸送層50、TPD(4,4',4"-tris(3
-methylphenylphenylamino)triphenylanine);4,4',4"-
トリス(3-メチルフェニルフェニルアミノ) トリフェニ
ルアミン)からなる第2ホール輸送層51、キナクリド
ン(Quinacridone)誘導体を含むBeBq2(10−ベン
ゾ〔h〕キノリノール−ベリリウム錯体)からなる発光
層52、BeBq 2からなる電子輸送層53をこの順で
積層形成している。このように、各層50〜53と陽極
13および陰極15とにより、有機EL素子17が構成
されている。
【0074】本第3実施形態の有機EL素子17におい
ては、陽極13から注入されたホールと、陰極16から
注入された電子とが発光層52の内部で再結合すること
によって、発光層52から光が放たれ、この光が透明な
陽極13および透明絶縁基板12を介して外部へ放出さ
れる。
【0075】ここで、各ホール輸送層50,51は、陽
極13からホールを注入させ易くする機能を有する。ま
た、電子輸送層53は、陰極16から電子を注入させ易
くする機能を有する。
【0076】このように本第3実施形態では、発光効率
が高く視感度の高い緑色発光の有機EL素子17を得る
ことが可能になり、この有機EL素子17によって構成
された有機EL表示装置31の輝度を向上させることが
できる。
【0077】尚、有機EL素子17の発光色を変えるに
は、発光層52を形成する有機化合物の材質を変えれば
よく、青色発光の場合はOXD(オキサジアゾール)ま
たはAZM(アゾメチン−亜鉛錯体)、青緑色発光の場
合はPYR(ピラゾリン)、黄色発光の場合はZnq2
(8−キノリノール−亜鉛錯体)、赤色発光の場合はZ
nPr(ポリフィリン−亜鉛錯体)を用いればよい。
【0078】図9に、本第3実施形態の有機EL表示装
置31のブロック構成を示す。有機EL表示装置31
は、表示パネル領域60、ゲートドライバ55、ドレイ
ンドライバ(データドライバ)56から形成されてい
る。尚、本第3実施形態では、表示パネル部60が画像
表示部3に形成され、ゲートドライバ55とドレインド
ライバ56とが制御回路4に内蔵される。
【0079】表示パネル60には各ゲート配線(走査
線)G1 …Gn,Gn+1 …Gm と各ドレイン配線(データ
線)D1 …Dn,Dn+1 …Dm とが配置されている。各ゲ
ート配線G1 〜Gm と各ドレイン配線D1 〜Dm とはそ
れぞれ直交し、その直交部分にそれぞれ画素32が設け
られている。つまり、マトリックス状に配置された各画
素32によって表示パネル部60が形成されている。
【0080】そして、各ゲート配線G1 〜Gm はゲート
ドライバ55に接続され、ゲート信号(走査信号)が印
加されるようになっている。また、各ドレイン配線D1
〜Dm はドレインドライバ56に接続され、データ信号
が印加されるようになっている。これらのドライバ5
5,56によって周辺駆動回路57が構成されている。
【0081】ここで、各ゲート配線G1 〜Gm は、TF
T33のゲート電極36によって形成されている。ま
た、各ドレイン配線D1 〜Dm は、TFT33のドレイ
ン電極41によって形成されている。
【0082】図10に、ゲート配線Gn とドレイン配線
Dn との直交部分に設けられている画素32の等価回路
を示す。有機EL素子17の陰極16には定電圧Vcom
が印加されている。
【0083】本第3実施形態においては、画素32にお
いて、ゲート配線Gn を正電圧にしてTFT33のゲー
ト電極36に正電圧を印加すると、TFT33がオン状
態になる。すると、ドレイン配線Dn に印加されたデー
タ信号で、有機EL素子17の静電容量が充電され、画
素32にデータ信号が書き込まれる。そのデータ信号に
よって有機EL素子17の駆動が行われる。
【0084】反対に、ゲート配線Gn を負電圧にしてT
FT33のゲート電極36に負電圧を印加すると、TF
T33がオフ状態になり、その時点でドレイン配線Dn
に印加されていたデータ信号は、電荷の状態で有機EL
素子17の静電容量によって保持される。このように、
画素32へ書き込みたいデータ信号を各ドレイン配線D
1 〜Dm に与えて、各ゲート配線G1 〜Gm の電圧を制
御することにより、各画素32に任意のデータ信号を保
持させておくことができる。そして、次に、TFT33
がオン状態になるまで、引き続き有機EL素子17の駆
動が行われる。
【0085】このように、有機EL表示装置31は、ゲ
ート配線数(走査線数)が増大して1つの画素32に割
り当てられる駆動時間が少なくなっても、有機EL素子
17の駆動が、陽極13及び陰極16間に蓄えられる電
荷にて発光が途切れるなどの影響を受けることはなく、
表示パネル41に表示される画像のコントラストが低下
することもない。従って、アクティブマトリックス方式
の有機EL表示装置31によれば、第1実施形態の単純
マトリックス方式の有機EL表示装置11に比べてより
高画質の表示が可能になる。
【0086】尚、上記各実施形態は以下のように変更し
てもよく、その場合でも同様の作用および効果を得るこ
とができる。
【0087】(1)上記各実施形態では、複数の陽極1
3と複数の陰極15を備えた有機EL表示装置に具体化
したが、複数の陽極と1つの陰極を備えた有機EL表示
装置または1つの陽極と複数の陰極を備えた有機EL表
示装置に具体化してもよい。この場合、1つの陰極は、
帯状であってもよいし、すべての陽極に対応する面積を
持つ平面形状としてもよい。同様に、1つの陽極は、帯
状であってもよいし、すべての陰極に対応する面積を持
つ平面形状としてもよい。
【0088】(2)有機EL素子17の各部材(各層5
0〜53、陽極13、陰極16)の材質には、上記した
もの以外に種々のものが提案されている。しかし、本発
明は有機EL素子の各部材の材質に関係なく適用するこ
とができる。
【0089】(3)有機EL素子17の構造には、図3
及び図8に示したもの以外に、第1ホール輸送層50ま
たは第2ホール輸送層51のいずれか一方または両方を
省いた構造、電子輸送層53を省いた構造などがある。
しかし、本発明はどのような素子構造の有機EL素子に
対しても適用することができる。
【0090】(4)TFTを画素駆動素子として用いた
トランジスタ型のアクティブマトリックス方式の有機E
L表示装置だけでなく、バルクトランジスタを画素駆動
素子として用いたトランジスタ型や、ダイオード型のア
クティブマトリックス方式の有機EL表示装置に適用す
る。ダイオード型の画素駆動素子には、MIM (Metal
Insulator Metal)、ZnO(酸化亜鉛)バリスタ、MS
I (Metal Semi Insulator) 、BTB (Back To Back d
iode) 、RD (Ring Diode) などがある。
【0091】(5)有機EL素子を用いた表示装置だけ
でなく、無機EL素子を用いた表示装置に適用する。
【0092】(6)電池8として、太陽電池を用いる。
太陽電池の受光部の上面に位置するカードに透かし窓を
設ければ、半永久的な電力供給手段として使用すること
ができる。
【0093】(7)電池8として、シート状のポリマー
電池を用いる。シート状のポリマー電池61は、例え
ば、図11に示すように、ゲル状電解質シート62を、
シート状の正極63とソート状の負極64とでサンドイ
ッチ構造にし、これをポリエステルフィルム等の外装樹
脂フィルム65で包んだものであり、シート状であるの
で、きわめて薄く、これにより、グリーティングカード
1の更なる薄型化を実現することができる。
【0094】(8)上記(7)のシート状ポリマー電池
61の外装樹脂フィルム65をフレキシブル基板2と兼
用する。言い換えれば、ポリマー電池61の外装樹脂フ
ィルム65を、フレキシブル基板2と同じポリエステル
樹脂フィルムまたはポリイミド樹脂フィルムで構成し、
この外装樹脂フィルム65を基板として、有機EL素子
11,31を一体的に形成する。これにより、グリーテ
ィングカード1を上記(7)よりも更に薄型化できると
共に、製造工程の更なる簡略化を実現することができ
る。
【0095】(9)立方体や6面体などの多面体形状に
フレキシブル基板2を成形する。図5の例からも明らか
なように、本発明における「メッセージカード」とは、
単なる2次元的な形状のもの以外に3次元的な(立体的
な)形状の概念をも含む。
【0096】(10)グリーティングカード以外に、単
なる通知状やアンケート状、更には名刺等、あらゆるメ
ッセージの伝達媒体に適用する。
【0097】
【発明の効果】本発明によれば、破損しにくく情報伝達
能力の高い商品的価値に優れたメッセージカードを提供
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態におけるグリーティング
カードの主面側から見た斜視図である。
【図2】第1実施形態におけるグリーティングカードの
制御系のブロック図である。
【図3】第1実施形態の有機EL表示装置を示す一部破
断斜視図である。
【図4】第1実施形態の有機EL表示装置の製造工程を
説明するための平面図である。
【図5】第1実施形態の変形例を示すグリーティングカ
ードの斜視図である。
【図6】第1実施形態の変形例を示すグリーティングカ
ードの斜視図である。
【図7】図7(a)は本発明の第2実施形態におけるグ
リーティングカードの主面側から見た斜視図、図7
(b)はグリーティングカードの裏面側から見た斜視図
である。
【図8】本発明の第3実施形態の有機EL表示装置を示
す一部断面図である。
【図9】第3実施形態の有機EL表示装置を示すブロッ
ク図である。
【図10】第3実施形態の有機EL表示装置の画素の等
価回路図である。
【図11】ポリマー電池の断面図である。
【符号の説明】
1,21 グリーティングカード 2 フレキシブル基板 3 画像表示部 4 制御回路 5 画像・音声メモリ 7 スピーカ 8 電池 9 電源スイッチ 11,31 有機EL表示装置 61 ポリマー電池 62 ゲル状電解質シート 63 シート状電極 64 シート状負極 65 外装樹脂フィルム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G09F 13/22 G06K 19/00 J // H01L 33/00 Q (72)発明者 黒坂 剛孝 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 Fターム(参考) 2C005 XA05 XB01 XB02 5B035 AA00 BA07 BB09 BC00 CA07 CA22 CA27 5C094 AA36 AA56 BA03 BA12 BA29 CA19 CA24 DA06 DB01 DB04 EA04 EA05 FA01 FB01 FB12 FB20 GA10 HA10 5C096 AA11 AA22 BA04 BB04 BC02 BC15 BC20 CA06 CA22 CB07 CC07 CC24 CC30 DA03 DA08 DB03 DC03 DC04 DC05 DC06 DC20 DD02 EA06 FA04 FA13 5F041 CA45 CB22 CB33 DB08 DC84 FF16

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エレクトロルミネッセンス素子を用いて
    構成されるメッセージ表示手段を備えたことを特徴とす
    るメッセージカード。
  2. 【請求項2】 屈曲可能な基板に一体的にメッセージ表
    示手段を形成したことを特徴とするメッセージカード。
  3. 【請求項3】 前記メッセージ表示手段が自発光型の表
    示素子を用いて構成されることを特徴とした請求項2に
    記載のメッセージカード。
  4. 【請求項4】 前記メッセージ表示手段がエレクトロル
    ミネッセンス素子を用いて構成されることを特徴とした
    請求項2に記載のメッセージカード。
  5. 【請求項5】 前記メッセージ表示手段に表示すべきメ
    ッセージを記憶する手段を更に備えることを特徴とした
    請求項1乃至4のいずれか1項に記載のメッセージカー
    ド。
  6. 【請求項6】 前記記憶手段を、前記メッセージ表示手
    段の裏面側に設けたことを特徴とした請求項5に記載の
    メッセージカード。
  7. 【請求項7】 前記記憶手段に外部からメッセージ情報
    を記憶させるための入力回路を更に備えることを特徴と
    した請求項5又は6に記載のメッセージカード。
  8. 【請求項8】 前記入力回路を、前記メッセージ表示手
    段の裏面側に設けたことを特徴とした請求項7に記載の
    メッセージカード。
  9. 【請求項9】 前記メッセージ表示手段の駆動制御回路
    を更に備えることを特徴とした請求項1乃至7のいずれ
    か1項に記載のメッセージカード。
  10. 【請求項10】 前記駆動制御回路を、前記メッセージ
    表示手段の裏面側に設けたことを特徴とした請求項9に
    記載のメッセージカード。
  11. 【請求項11】 前記メッセージ表示手段に電力を供給
    するための電力供給手段を更に備えることを特徴とした
    請求項1乃至10のいずれか1項に記載のメッセージカ
    ード。
  12. 【請求項12】 発音手段を更に備えることを特徴とし
    た請求項1乃至11のいずれか1項に記載のメッセージ
    カード。
  13. 【請求項13】 屈曲可能な基板の主面側に一体的に、
    エレクトロルミネッセンス素子を用いて構成されるメッ
    セージ表示手段を形成し、前記基板の裏面側に、前記メ
    ッセージ表示手段に表示すべきメッセージを記憶する手
    段、前記記憶手段に外部からメッセージ情報を記憶させ
    るための入力回路及び前記メッセージ表示手段の駆動制
    御回路の少なくとも一つを設けたことを特徴とするメッ
    セージカード。
  14. 【請求項14】 前記基板を平面状態に保持する手段を
    更に備えることを特徴とした請求項2乃至13のいずれ
    か1項に記載のメッセージカード。
  15. 【請求項15】 前記メッセージ表示手段に電力を供給
    するためのポリマー電池を更に備えることを特徴とした
    請求項1乃至10のいずれか1項に記載のメッセージカ
    ード。
  16. 【請求項16】 前記メッセージ表示手段に電力を供給
    するための電力供給手段を更に備え、この電力供給手段
    が、屈曲可能な外装フィルムを有し、前記外装フィルム
    を前記基板として一体的に前記メッセージ表示手段を形
    成することを特徴とした請求項2乃至10のいずれか1
    項に記載のメッセージカード。
  17. 【請求項17】 前記メッセージ表示手段に電力を供給
    するための電力供給手段を更に備え、この電力供給手段
    が、一対のシート状電極と、このシート状電極間に設け
    られた電解質と、前記シート状電極及び電解質を内包す
    る外装フィルムとを含み、前記外装フィルムを前記基板
    として一体的に前記メッセージ表示手段を形成すること
    を特徴とした請求項2乃至10のいずれか1項に記載の
    メッセージカード。
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