JP2001100161A - 前掛け眼鏡及びその取付方法 - Google Patents

前掛け眼鏡及びその取付方法

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JP2001100161A
JP2001100161A JP27540199A JP27540199A JP2001100161A JP 2001100161 A JP2001100161 A JP 2001100161A JP 27540199 A JP27540199 A JP 27540199A JP 27540199 A JP27540199 A JP 27540199A JP 2001100161 A JP2001100161 A JP 2001100161A
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bracket
spectacles
hook
eyeglasses
pressing
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Kazuo Takagi
和夫 高木
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Horikawa Co Ltd
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    • G02OPTICS
    • G02CSPECTACLES; SUNGLASSES OR GOGGLES INSOFAR AS THEY HAVE THE SAME FEATURES AS SPECTACLES; CONTACT LENSES
    • G02C9/00Attaching auxiliary optical parts
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02CSPECTACLES; SUNGLASSES OR GOGGLES INSOFAR AS THEY HAVE THE SAME FEATURES AS SPECTACLES; CONTACT LENSES
    • G02C2200/00Generic mechanical aspects applicable to one or more of the groups G02C1/00 - G02C5/00 and G02C9/00 - G02C13/00 and their subgroups
    • G02C2200/02Magnetic means

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  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Ophthalmology & Optometry (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Eyeglasses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 前掛け眼鏡を眼鏡本体にガタ付きのない安定
した状態で確実に取り付ることができる前掛け眼鏡を提
供することである。 【解決手段】 眼鏡本体に取り付けられる前掛け眼鏡で
あって、眼鏡本体Aのブラケット3を前方から跨いで該
ブラケット裏面を外方に弾圧するためのフック部6を前
掛け眼鏡の両端に備え、前記フック部6の先端の押圧部
62が前記ブラケットの裏面に形成された凹部33に嵌
め込まれ、且つ押圧部62と該凹部33との間に磁着力
が作用している前掛け眼鏡。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、眼鏡に取り付け
られる前掛け眼鏡に関し、更に詳しくは、少なくとも弾
圧力を利用して眼鏡本体の前面に確実に取り付けられる
前掛け眼鏡及びその取付方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、眼鏡にもデザインだけではなく各
種の機能性を有するものが要望されてきている。例え
ば、目を守る意味から、眼鏡本体のレンズに紫外線等を
遮断するための有色レンズや偏向レンズを使ったものが
ある。しかし、眼鏡本体レンズに有色レンズのような遮
光性のものを用いると、見かけ上違和感を与えるため一
部の人には敬遠されており、寧ろ、必要時にのみ遮光機
能を付与できる前掛け眼鏡を備えた眼鏡が好まれてい
る。
【0003】この前掛け眼鏡は、必要な時、眼鏡本体に
簡単に取り外しができ、またコスト的にも安く製造する
ことができることから極めて便利である。ところで、こ
の前掛け眼鏡を眼鏡本体に取り付けるための手段とし
て、例えば、実用新案登録第3058390号や特開平
7ー128620号公報のようなものが開発されてい
る。前者の眼鏡は、メインメガネフレームの前面側に特
別な保持手段を介してサブメガネフレーム(紫外線遮断
用のレンズが装着されたもの)を着脱自在に設けたもの
である。
【0004】この保持手段は、メインメガネフレームの
鎧部の裏側に設けられた被吸着体とサブメガネフレーム
の各枠部の外縁部に下向きコ字状のフック部と、該フッ
ク部の他端に設けられた吸着体とからなり、メインメガ
ネフレームの前面側にサブメガネフレームを取り付ける
場合、サブメガネフレームのフック部をメインメガネフ
レームの鎧部に上から引っ掛け、そしてフック部の先端
の吸着体とメインメガネフレーム(鎧部)の裏面側にあ
る被吸着体とを相互に吸着させる。このように、フック
部による引掛け力と、吸着体と被吸着体との吸着力との
両方の力によってサブメガネフレームを保持することが
できる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような従
来のサブメガネフレームの取付方法では、レンズ面方向
の力に対して弱くスライドし易い。その上、フック部が
曲がり易く、サブメガネフレームの着脱操作を繰り返し
ているうちにフック部の端部間の間隙が広くなり(すな
わちフック部が開く)ガタ付きが生ずる欠点がある。ま
た、メインメガネフレームの鎧部の裏面側にある被吸着
体は、眼鏡において、レンズが装着される最も重要なレ
ンズ取り付け穴に近い位置に、且つ狭い限られた領域に
設けられている。
【0006】通常、このような取付け用の穴はドリル等
によって開けられるが、レンズ穴の近くに穿孔加工を行
うと、それと同時に、ドリルによってレンズ穴の周面に
傷が付き易い。このように、レンズ穴の周面を傷つけな
いように、しかも限られた領域の面積に確実に取付け用
の穴を所定の深さ開けるには、かなりの熟練と要領が必
要である。
【0007】一方、前記の後者の眼鏡は、マグネット力
のみによってサングラスを眼鏡本体の前面に取り付ける
ものであるが、マグネット力では、引き付け力には比較
的強いがスライドに弱く方向性により固定力が異なるこ
とになる。また、サングラスにマグネットを取り付ける
際、前述したようにレンズ穴の周面に傷が付き易い欠点
も避けられない。
【0008】本発明は、このような従来技術の問題点を
解決するために開発されたものである。即ち、本発明の
目的は、前掛け眼鏡を眼鏡本体にガタ付きのない安定し
た状態で確実に取り付ることができる前掛け眼鏡及びそ
の取付け方法を提供することである。しかも、加工上、
レンズ穴に傷が付きにくい前掛け眼鏡及びその取付け方
法を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】しかして、本発明者等
は、このような課題に対して、鋭意研究を重ねた結果、
眼鏡本体のブラケットを前掛け眼鏡のフック部が跨ぐよ
うにし、且つ外方向に弾圧させることにより安定した取
り付けができることを見出し、この知見に基づいて本発
明を完成させるに至ったものである。
【0010】即ち、本発明は、(1)、眼鏡本体に取り
付けられる前掛け眼鏡であって、眼鏡本体のブラケット
を前方から跨いで該ブラケット裏面を外方に弾圧するた
めのフック部を前掛け眼鏡の両端に、備えたことを特徴
とする前掛け眼鏡に存する。
【0011】そして、(2)、眼鏡本体に取り付けられ
る前掛け眼鏡であって、眼鏡本体のブラケットを前方か
ら跨いで該ブラケット裏面を外方に弾圧するためのフッ
ク部を前掛け眼鏡の両端に備え、前記フック部の先端の
押圧部が前記ブラケットの裏面に形成された凹部に嵌め
込まれるる前掛け眼鏡に存する。
【0012】そしてまた、(3)、眼鏡本体に取り付け
られる前掛け眼鏡であって、眼鏡本体のブラケットを前
方から跨いで該ブラケット裏面を外方に弾圧するための
フック部を前掛け眼鏡の両端に備え、前記フック部の先
端の押圧部を磁性体とした前掛け眼鏡に存する。
【0013】そしてまた、(4)、眼鏡本体に取り付け
られる前掛け眼鏡であって、眼鏡本体のブラケットを前
方から跨いで該ブラケット裏面を外方に弾圧するための
フック部を前掛け眼鏡の両端に備え、前記フック部の先
端の押圧部が前記ブラケットの裏面に形成された凹部に
嵌め込まれ、且つ押圧部と該凹部との間に磁着力が作用
している前掛け眼鏡に存する
【0014】そしてまた、(5)、フック部はブラケッ
トの正面部分を前方から跨ぎ側面部分の裏面を外方向に
弾圧するものである上記(1)〜(4)のいずれか1の
前掛け眼鏡に存する。
【0015】そしてまた、(6)、フック部が前掛け眼
鏡の枠体から延設されている上記(1)〜(4)のいず
れか1の前掛け眼鏡に存する。
【0016】そしてまた、(7)、フック部が前掛け眼
鏡のレンズから延設されている上記(1)〜(4)のい
ずれか1の前掛け眼鏡に存する。
【0017】そしてまた、(8)、眼鏡本体に対する前
掛け眼鏡の取付け方法であって、前掛け眼鏡の両側に備
わったフック部を眼鏡本体のブラケットを前方から跨が
せてブラケットの裏面に対して外方に弾圧させ、同時に
フック部の先端をブラケットに磁着させて取り付ける前
掛け眼鏡の取付け方法に存する。
【0018】そしてまた、(9)、ブラケット形成した
凹部にフック部の先端を嵌め込むこと上記(8)の前掛
け眼鏡の取付け方法に存する。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、具体的な実施の形態を挙げ
図面に基づいて本発明を説明する。 〔第1の実施の形態〕図1は、本発明の第1の実施の形
態における前掛け眼鏡の眼鏡本体に取り付ける前の状態
を示した斜視図である。また図2は、本発明の第1の実
施の形態における前掛け眼鏡であり、(A)は正面図、
(B)は右側面図、(C)は平面図をそれぞれ示す。図
1に示すように、本発明の前掛け眼鏡Bは、視力矯正用
レンズR1を備えた眼鏡本体Aのフロント部(リム枠体
1、ブリッジ2、レンズR1より構成される)に安定的
に取り付けられるものである。
【0020】ここで掲げた眼鏡本体Aは、一対の視力矯
正用レンズR1の周囲をそれぞれ抱持固定するためのリ
ム枠体1と、該リム枠体1を左右対象に連結するブリッ
ジ2と、リム枠体1の両端に設けられたブラケットと、
該ブラケットに回動自在に取り付けられたテンプルTと
よりなる。ブラケット3はL字状に曲げられて形成され
ており、レンズ面に平行な正面部分31とテンプルと平
行な側面部分32とを有する。このブラケットの側面部
分32には、その裏面(すなわち顔面当接部)におい
て、前掛け眼鏡Bのフック部6の先端が弾圧的に取り付
けられる(これについては後でより詳しく説明する)。
【0021】図2に示すように、本発明の前掛け眼鏡B
は、左右一対の遮光レンズR2と、その一対の遮光レン
ズR2の周囲をそれぞれ抱持固定するためのリム枠体4
と、該リム枠体4を左右対象に連結するブリッジ5と、
リム枠体4の両端に延設されたフック部とよりなる。遮
光レンズR2には、例えば、紫外線等を遮断する遮光機
能を有するプラスチック製レンズ等が採用されており、
その形状は眼鏡本体Aの視力矯正用レンズR1に対応し
た形に形成される。
【0022】本発明においては、前掛け眼鏡Bのリム枠
体4の両端に眼鏡本体Aのブラケット3の裏面を外方に
弾圧する機能を有するフック部6を備えたことが大きな
特徴である。ここでのフック部6は、リム枠体4に延設
され上下方向に曲げられた段状部を有する〔図2(B)
参照〕。このように段状部61を設けることで、前掛け
眼鏡Bを眼鏡本体Aに取り付けた場合、リム枠体4の上
に安定して載置される。
【0023】一方、フック部6の先端は、拡大状に形成
されて押圧部7(ここでは板状体に形成されている例を
示した)となっており、この押圧部7によりブラケット
を弾圧的に押圧する。すなわち、前掛け眼鏡Bは、両端
に設けられたフック部6の押圧部7でブラケットの側面
部の裏側を外方向に弾圧的に押し広げるよう作用するこ
とで取り付けられる。ちなみに、フック部の少なくとも
中間部を平板状とすること(例えば潰し加工により形
成)により、上記外方向の弾圧力を多少弱めて柔らかく
ブラケットに当接することができる。
【0024】ここで前掛け眼鏡Bの取り付けにおいて
は、フック部6の弾圧力にリム枠体4の湾曲に依存する
弾圧力が加わり、相乗効果により十分な押圧力が作用す
る。ここで、フック部6の材質としては、高弾性素材を
材質とした金属材(例えばニッケル、ステンレス、チタ
ン、ニッケル・チタン合金等)や合成樹脂材等が使用さ
れ、好適にはニッケル・チタン合金が用いられている。
【0025】次に、図3は前掛け眼鏡を眼鏡本体に取り
付けた状態を示した斜視図であり、図4は平面図をそれ
ぞれ示す。前掛け眼鏡Bを取り付けた場合、その両端に
備えたフック部6は眼鏡本体Aのブラケット3を眼鏡本
体の前方(正面)から跨ぎ、また跨いだ後、ブラケット
裏面を外方に弾圧するようにして取り付けられる。より
詳しくは、フック部6は、眼鏡本体Aのブラケットの前
面部31を前方から垂直方向に上から跨いで、眼鏡本体
Aのリム枠体に載置されて安定した状態となり、そのま
ま、フック部6の弾圧力(上述したように、レンズ面方
向の水平方向の弾性力)により、その先端の押圧部を積
極的に水平外方向(左右方向)に押圧する。
【0026】フック部6の段状部がブラケットの正面部
分31を上から跨ぐ状態となるので、前後方向の動き
(レンズ面と垂直方向の動き)を規制することができ
る。しかも、跨いだ状態で、ブラケット3の裏面を外方
に弾圧するため、レンズ面方向(左右方向)に力が加わ
ったとしても、フック部6の弾圧力によりそれが吸収さ
れ、前掛け眼鏡Bがスライドする(横ズレが生じる)の
が防止される。このように、本実施の形態では、主とし
て、フック部6の弾圧力(弾圧作用)を利用した取り付
け方法であるが、前掛け眼鏡Bは、前後及び左右方向に
ガタ付くこともなく眼鏡本体Aに確実に取り付けられ
る。
【0027】〔第2の実施の形態〕図5は、本発明の第
2の実施の形態における眼鏡本体のブラケットを示した
拡大図である。また図6は、本発明の第2の実施の形態
における前掛け眼鏡を眼鏡本体に取り付けた状態を示し
た平面図である。この実施の形態は、上記第1の実施の
形態において、側面部分32の裏面にフック部の先端の
押圧部が嵌まり込むための凹部33が形成されているこ
とが特徴である。そのため、押圧部も第1の実施の形態
より肉厚に形成されている。
【0028】この場合、前掛け眼鏡Bは、そのフック部
の押圧部7が、ブラッケット裏面の凹部33に嵌まり込
むことでブレのないより確実な固定が可能となる。しか
も、ブラケットの凹部33は、眼鏡本体Aのリム枠体1
のレンズ穴に悪影響を及ばさない位置(ブラケットの側
面部分)にあるので、加工時、レンズ穴の周面に傷を付
けることなく簡単に凹部の付与作業を行なうことができ
る。
【0029】〔第3の実施の形態〕図7は、本発明の第
3の実施の形態における前掛け眼鏡を眼鏡本体に取り付
ける前の状態を示した斜視図である。また図8は、本発
明の第3の実施の形態における前掛け眼鏡であり、
(A)は正面図、(B)は右側面図、(C)は平面図を
それぞれ示す。図9及び図10は、前掛け眼鏡Bを眼鏡
本体Aに取り付けた後の状態(斜視図及び平面図)を示
す。
【0030】前掛け眼鏡Bの基本的な構造は、第1の実
施の形態と同様であり、左右一対の遮光レンズR2と、
その遮光レンズR2をそれぞれ固定するリム枠体4と、
該リム枠体4を左右対象に連結するブリッジ5よりな
り、リム枠体4の両端にはフック部6が延設されてお
り、該フック部が眼鏡本体Aのブラケット3の裏面を外
方に積極的に弾圧する機能を有する。そして、対応する
眼鏡本体Aのブラケット3(側面部分)の裏側には、フ
ック部6の押圧部62が嵌まりこむための凹部33が形
成されている。
【0031】この実施の形態においては、弾圧力に加え
磁着力を利用している点が主な特徴である。すなわち、
前掛け眼鏡Bは、そのフック部6の先端の押圧部62に
磁性力が与えられており、具体的には、フック部6の先
端の押圧部62が磁石体7(ここでは直方体状に形成さ
れている例を示した)となっている。第1の実施の形態
で述べたように、フック部6は、外方への弾性力が常時
確保されている。
【0032】すなわち、フック部の押圧部62がブラケ
ット3の凹部33に嵌まり込んだ状態で、フック部6の
弾圧力により、その押圧部62がブラケット3の側面部
32の裏面を積極的に外方向に押圧している。しかも、
フック部6の押圧部62とブラケット3の凹部33と
は、互いに磁着力によっても固定されている。従って、
前掛け眼鏡Bは、眼鏡本体Aと弾圧的且つ磁力的な固定
力を得て確実に取り付けられる(図10参照)。このよ
うに、ここでは前述の第1の実施の形態に比べて、前掛
け眼鏡Bの固定力をより大きく発揮することができ、ま
た、前掛け眼鏡Bの安定感もより向上する。なお、この
実施の形態において、極端にはブラケットに凹部を設け
ない場合でも効果は十分期待できるものである。
【0033】〔第4の実施の形態〕図11は、本発明の
第4の実施の形態における前掛け眼鏡を示した正面図で
ある。ここでは、取り付けの対象となる前掛け眼鏡Bが
リム枠体を無くしたリムレス型の前掛け眼鏡である場合
を示す。すなわち、前掛け眼鏡Bは、左右一対の遮光レ
ンズR2と、それを連結するブリッジ5とよりなり、遮
光レンズR2に、直接、フック部6が取り付けられてい
る。通常、眼鏡本体Aと前掛け眼鏡Bとの両方がリム枠
を備えたものであると前掛け眼鏡を取り付けた場合、両
方のリム枠が邪魔になって視野が狭くなる。この実施の
形態では、少なくとも、前掛け眼鏡Bのリム枠体を無く
すことで、視野的により広さが得られ明るく且つ軽量と
なる。
【0034】フック部6の形状は、図12に示すよう
に、ツーポイント眼鏡(リムレス眼鏡)に使用されてい
るようなブラケットに似た形状のものが使用される。第
1の実施の形態と同じように、上下方向に曲げられて段
状部61を形成し、且つフック部6の先端部は円盤状に
拡大した押圧部62(ここでは円柱状に形成されている
例を示した)となっている。このフック部6は、一方の
端がレンズに直接ネジ止め64され、翼片63がレンズ
周面方向のスライドを防止するために設けられている。
【0035】一方、眼鏡本体Aのブラケット3の側面部
分32には、図13に示すように裏側に押圧部62が嵌
め込まれる円形の凹部33が形成されている。フック部
6の段状部61がブラケットの正面部分31を上から跨
ぐ状態となるので、前後方向の動きを規制することがで
きる。また、跨いだ状態で、ブラケット3の裏面を外方
に弾圧するため、レンズ面方向に対して左右方向(水平
方向)に力が加わったとしても、フック部6の弾圧力に
よりそれが吸収される。前掛け眼鏡Bとしては、フック
部6の弾圧力にリム枠体4の湾曲に依存する弾圧力が加
わり、その相乗効果により十分な押圧力を眼鏡本体Aに
対して作用させることができる。
【0036】ところで、この実施の形態において、押圧
部62を磁石体とすることも可能で、ブラッケット3の
凹部33との間で磁着力による固定力が更に加わる。こ
の場合、前掛け眼鏡Bは、眼鏡本体Aと弾圧的且つ磁力
的な固定力を得て確実に取り付けられる。なお、この実
施の形態において、極端にはブラケットに凹部を設けな
い場合でも効果は十分期待できるものである。
【0037】以上、本発明を説明してきたが、本発明は
実施の形態にのみ限定されるものではなく、その本質か
ら逸脱しない範囲で、他の種々の変形例が可能であるこ
とは言うまでもない。フック部の先端である押圧部の形
状は、球形、星形、角錐形等の適宜の形に変更でき、ブ
ラケットの裏面を確実に外方向に押圧できるものであれ
ばよい。また、押圧部に磁性体を用いたが、ブラケット
の側面部分に磁性体を用いてもよく、要は、両者が磁着
力により互いに引き合うものであればよい。眼鏡本体を
リム枠を備えたものとして説明したが、リム枠のない、
いわゆる2ポイントのリムレス眼鏡であっても当然採用
可能である。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、前
掛け眼鏡の両端に設けたフック部による弾圧力を利用す
る取付方法であり、それにより前掛け眼鏡を眼鏡本体に
安定した状態で確実に取り付ることができる。また、フ
ック部がブラケットを跨いだ状態でブラケット裏面を外
方向に弾圧するため、前掛け眼鏡の横ズレ及び縦ズレも
確実に防止することができる。特に、ブラケットに凹部
を設けてフック部の押圧部が嵌まり込むようにすること
で、より確実な固定力が得られる。
【0039】前掛け眼鏡Bとしては、フック部6の弾圧
力にリム枠体4の湾曲に依存する弾圧力が加わり、その
相乗効果により十分な押圧力を眼鏡本体Aに対して作用
させることができる。また、フック部の押圧部の押圧部
とブラケットの側面部分とのあいだに磁着力を作用させ
る場合は、より確実な固定が可能となる。前掛け眼鏡や
眼鏡本体の正面部には加工を施さないので見栄えがよ
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の第1の実施の形態における前
掛け眼鏡を眼鏡本体に取り付ける前の状態を示した斜視
図である。
【図2】図2は、本発明の第1の実施の形態における前
掛け眼鏡を示したものであり、(A)は正面図、(B)
は右側面図、(C)は平面図をそれぞれ示す。
【図3】図3は、本発明の第1の実施の形態における前
掛け眼鏡を眼鏡本体に取り付けた状態を示した斜視図で
ある。
【図4】図4は、本発明の第1の実施の形態における前
掛け眼鏡を眼鏡本体に取り付けた状態を示した平面図で
ある。
【図5】図5は、本発明の第2の実施の形態における眼
鏡本体のブラケットを示したものである。
【図6】図6は、本発明の第2の実施の形態における前
掛け眼鏡を眼鏡本体に取り付けた状態を示した平面図で
ある。
【図7】図7は、本発明の第3の実施の形態における前
掛け眼鏡を眼鏡本体に取り付ける前の状態を示した斜視
図である。
【図8】図8は、本発明の第3の実施の形態における前
掛け眼鏡を示したものであり、(A)は正面図、(B)
は右側面図、(C)は平面図をそれぞれ示す。
【図9】図9は、本発明の第3の実施の形態における前
掛け眼鏡を眼鏡本体に取り付けた状態を示した斜視図で
ある。
【図10】図10は、本発明の第3の実施の形態におけ
る前掛け眼鏡を眼鏡本体に取り付けた状態を示した平面
図である。
【図11】図11は、本発明の第4の実施の形態におけ
る前掛け眼鏡を示した正面図である。
【図12】図12は、本発明の第4の実施の形態におけ
る前掛け眼鏡のフック部を拡大して示した図である。示
した正面図である。
【図13】図13は、本発明の第4の実施の形態におけ
る眼鏡本体のブラケットを示したものである。
【符号の説明】
A…眼鏡本体 1…リム枠体 2…ブリッジ 3…ブラケット 31…正面部分 32…側面部分 33…凹部 B…前掛け眼鏡 4…リム枠体 5…ブリッジ 6…フック部 61…中央部(平板部) 62…押圧部 63…翼片 64…ネジ止め 7…磁石体 R1…視力矯正用レンズ R2…遮光レンズ T…テンプル

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 眼鏡本体に取り付けられる前掛け眼鏡で
    あって、眼鏡本体のブラケットを前方から跨いで該ブラ
    ケット裏面を外方に弾圧するためのフック部を前掛け眼
    鏡の両端に、備えたことを特徴とする前掛け眼鏡。
  2. 【請求項2】 眼鏡本体に取り付けられる前掛け眼鏡で
    あって、眼鏡本体のブラケットを前方から跨いで該ブラ
    ケット裏面を外方に弾圧するためのフック部を前掛け眼
    鏡の両端に備え、前記フック部の先端の押圧部が前記ブ
    ラケットの裏面に形成された凹部に嵌め込まれることを
    特徴とする前掛け眼鏡。
  3. 【請求項3】 眼鏡本体に取り付けられる前掛け眼鏡で
    あって、眼鏡本体のブラケットを前方から跨いで該ブラ
    ケット裏面を外方に弾圧するためのフック部を前掛け眼
    鏡の両端に備え、前記フック部の先端の押圧部を磁性体
    としたことを特徴とする前掛け眼鏡。
  4. 【請求項4】 眼鏡本体に取り付けられる前掛け眼鏡で
    あって、眼鏡本体のブラケットを前方から跨いで該ブラ
    ケット裏面を外方に弾圧するためのフック部を前掛け眼
    鏡の両端に備え、前記フック部の先端の押圧部が前記ブ
    ラケットの裏面に形成された凹部に嵌め込まれ、且つ押
    圧部と該凹部との間に磁着力が作用していることを特徴
    とする前掛け眼鏡。
  5. 【請求項5】 フック部はブラケットの正面部分を前方
    から跨ぎ側面部分の裏面を外方向に弾圧するものである
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項記載の前
    掛け眼鏡。
  6. 【請求項6】 フック部が前掛け眼鏡の枠体から延設さ
    れていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項
    記載の前掛け眼鏡。
  7. 【請求項7】 フック部が前掛け眼鏡のレンズから延設
    されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1
    項記載の前掛け眼鏡。
  8. 【請求項8】 眼鏡本体に対する前掛け眼鏡の取付け方
    法であって、前掛け眼鏡の両側に備わったフック部を眼
    鏡本体のブラケットを前方から跨がせてブラケットの裏
    面に対して外方に弾圧させ、同時にフック部の先端をブ
    ラケットに磁着させて取り付けることを特徴とする前掛
    け眼鏡の取付け方法。
  9. 【請求項9】 ブラケット形成した凹部にフック部の先
    端を嵌め込むことを特徴とする請求項8記載の前掛け眼
    鏡の取付け方法。
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CN106950715A (zh) * 2017-04-13 2017-07-14 林建克 带磁铁的眼镜
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