JP2001099434A - 床暖房パネル構造 - Google Patents

床暖房パネル構造

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JP2001099434A
JP2001099434A JP27633999A JP27633999A JP2001099434A JP 2001099434 A JP2001099434 A JP 2001099434A JP 27633999 A JP27633999 A JP 27633999A JP 27633999 A JP27633999 A JP 27633999A JP 2001099434 A JP2001099434 A JP 2001099434A
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floor heating
heating panel
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hot water
panel structure
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Satoshi Nakajima
聡 中島
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Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 温水パイプどうしが接続される接続スペース
を充分に確保することができ、温水パイプを接続する作
業性を向上させることができる床暖房パネル構造を提供
することにある。 【解決手段】 温水パイプ(6)が配される床暖房パネ
ル(1)の一端部に着脱自在な表層ピース(9)があっ
て、この表層ピース(9)の裏面側に垂下させて互いに
対向するように配置されたそれぞれが断面略L字型で一
対の垂片(7)を設け、この垂片(7)にて同表層ピー
ス(9)を支持させるとともに、同垂片(7)どうしの
間を上記温水パイプ(6)を潜らせるように収納して取
り付ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、床暖房パネル構造
に関し、具体的には、一般の住宅などで温水式の床暖房
を行うのに有用な床暖房パネル構造に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来の床暖房パネル構造としては、例え
ば、図7および図8に示すごとく、温水パイプ(6)が
配される床暖房パネル(1)の一端部に着脱自在な表層
ピース(9)があって、この表層ピース(9)の下部を
上記温水パイプ(6)どうしがジョイント部材(4)を
介して接続される接続スペース(2)となしていて、こ
の接続スペース(2)の側方を横送りパイプスペース
(3)となしていたものが知られていた。
【0003】そして、上記表層ピース(9)は、上記接
続スペース(2)の端部に形成された三角状の支持部材
(11)にて支持されていたものであった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな床暖房パネル構造においては、表層ピース(9)が
接続スペース(2)の端部に形成された支持部材(1
1)にて支持されるものの、接続スペース(2)内に支
持部材(11)が存在することで、同接続スペース
(2)としては狭くなり、このように狭くなった接続ス
ペース(2)内では、温水パイプ(6)どうしの接続に
必要な治具が使いにくい上に、同接続スペース(2)内
で温水パイプ(6)どうしをジョイント部材(4)を介
して接続する作業自体も温水パイプ(6)の自由度が小
さいために、難しいものとなり、面倒なものであった。
【0005】すなわち、このような床暖房パネル構造に
おいては、温水パイプ(6)どうしが接続される接続ス
ペース(2)を充分に確保することができず、温水パイ
プ(6)を接続する作業性としても低いものであった。
【0006】本発明は、上述の事実に鑑みてなされたも
のであって、その目的とするところは、温水パイプどう
しが接続される接続スペースを充分に確保することがで
き、温水パイプを接続する作業性を向上させることがで
きる床暖房パネル構造を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
床暖房パネル構造は、温水パイプ(6)が配される床暖
房パネル(1)の一端部に着脱自在な表層ピース(9)
があって、この表層ピース(9)の裏面側に垂下させて
互いに対向するように配置されたそれぞれが断面略L字
型で一対の垂片(7)を設け、この垂片(7)にて同表
層ピース(9)を支持させるとともに、同垂片(7)ど
うしの間を上記温水パイプ(6)を潜らせるように収納
して取り付けることを特徴とする。
【0008】本発明の請求項2に係る床暖房パネル構造
は、上記垂片(7)が、上記表層ピース(9)の一端部
で互いに対向するように配置されているものであること
を特徴とする。
【0009】本発明の請求項3に係る床暖房パネル構造
は、上記表層ピース(9)の他端部に上記垂片(7)と
は別の補助片(8)が設けられていることを特徴とす
る。
【0010】本発明の請求項4に係る床暖房パネル構造
は、上記補助片(8)が、上記床暖房パネル(1)の枠
材(10)として兼用されているものであることを特徴
とする。
【0011】本発明の請求項5に係る床暖房パネル構造
は、上記垂片(7)の内側に折れ曲がった下端部分
(5)を接着面となしたことを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明を実施形態に係る図
面に基いて詳しく説明する。
【0013】図1は、本発明の一実施形態に係る床暖房
パネル構造を示した要部の分解斜視図である。図2は、
本発明の床暖房パネル構造に用いられる一実施形態に係
る表層ピースを示した(a)側面図、(b)下面図、
(c)正面図である。図3は、本発明の一実施形態に係
る床暖房パネル構造を示した要部の概略図である。図4
は、本発明の他の一実施形態に係る床暖房パネル構造を
示した要部の分解斜視図である。図5は、本発明の床暖
房パネル構造に用いられる他の一実施形態に係る表層ピ
ースを示した(a)側面図、(b)下面図、(c)正面
図である。図6は、本発明の他の一実施形態に係る床暖
房パネル構造を示した要部の概略図である。
【0014】本発明の床暖房パネル構造は、図1ないし
図6に示すごとく、温水パイプ(6)が配される床暖房
パネル(1)の一端部に着脱自在な表層ピース(9)が
あって、この表層ピース(9)の裏面側に垂下させて互
いに対向するように配置されたそれぞれが断面略L字型
で一対の垂片(7)を設け、この垂片(7)にて同表層
ピース(9)を支持させるとともに、同垂片(7)どう
しの間を上記温水パイプ(6)を潜らせるように収納し
て取り付けているものである。
【0015】上記床暖房パネル(1)としては、様々な
ものを採用することができるものであるが、例えば、木
枠にバックシートを貼り付け、断熱材を取り付けている
ようなものなどが挙げられるものである。この床暖房パ
ネル(1)は、例えば、大引の上に敷設された根太どう
しの間に施工されるものであり、敷設される枚数や同床
暖房パネル(1)のサイズなどは一切制限されるもので
はなく、必要に応じて、複数並設されているものであ
る。そして、必要に応じて、同床暖房パネル(1)の表
層部分の下部に均熱板を設けていてもかまわないもので
ある。この均熱板は、上記温水パイプ(6)からの熱が
均等に上記床暖房パネル(1)の表面に伝わるようにす
ることができる点で好ましいものである。
【0016】なお、上記床暖房パネル(1)からなる床
暖房パネル構造が、敷設施工されている以外の床スペー
スには、床暖房を行う必要がない床スペースであるため
に、例えば、必要に応じて通常の床パネルが敷設施工さ
れているものである。また、上記床暖房パネル構造にて
床暖房がなされている際に、同床暖房パネル構造の表面
温度が適温に保たれるように温度センサーやサーモスタ
ットや過昇温防止装置などが、必要に応じて、同床暖房
パネル(1)内に取り付けられて備えていてもかまわな
いものである。
【0017】そして、上記床暖房パネル(1)からなる
床暖房パネル構造が、敷設施工されている以外の床スペ
ースとしても、同床暖房パネル構造の表面と同一の化粧
材などの表面材を貼った通常の床パネルであることが同
床暖房パネル構造を敷設した部屋などの床全体の意匠の
点から好ましいものである。
【0018】なお、上記床暖房パネル(1)の上には、
図1および図4に示すごとき通常の場合と同様に、適宜
ずらし貼りなどを行いながら、表層材が敷設されてい
て、このような表層材にて床表面を形成しているもので
ある。
【0019】上記温水パイプ(6)は、図1および図4
に示すごとく、上記床暖房パネル(1)に配されるもの
であって、その内部に温水を通して床暖房を行うための
部材である。そして、この温水パイプ(6)は、上記床
暖房パネル(1)の上部付近に配設されているものであ
り、例えば、同温水パイプ(6)を配設させるのに、床
暖房パネル(1)に横送りパイプスペース(3)を形成
して、この横送りパイプスペース(3)に配管するよう
に配設しても良いものである。
【0020】上記表層ピース(9)は、図1および図4
に示すごとく、着脱自在なものであって、上記床暖房パ
ネル(1)の一端部に設けられているものである。この
表層ピース(9)としては、様々なものを採用すること
ができ、特に制限されるものではないが、上記床暖房パ
ネル(1)の表面と同一の化粧材などの表面材を貼った
ものであることが同床暖房パネル(1)を敷設した部屋
などの床全体の意匠の点から考えると好ましいものであ
る。
【0021】上記垂片(7)は、図1、図2の(b)、
図4および図5の(b)に示すごとく、一対のものであ
って、それぞれが断面略L字型に形成されているもので
ある。この垂片(7)は、上記表層ピース(9)の裏面
側に垂下させて互いに対向するように配置されているも
のである。本発明では、この垂片(7)にて同表層ピー
ス(9)を支持させるとともに、同垂片(7)どうしの
間を上記温水パイプ(6)を潜らせるように収納して取
り付けているものである。この垂片(7)としては、上
記表層ピース(9)を支持させることができるものであ
れば、木製のものであってもかまわないし、樹脂製のも
のであってもかまわないし、その他にも金属製のもので
あってもかまわず、特に制限されるものではないもので
ある。
【0022】なお、図1、図3、図4および図6に示す
ごとく、上記表層ピース(9)の下部を上記温水パイプ
(6)どうしがジョイント部材(4)を介して接続され
る接続スペース(2)となしているものであり、この接
続スペース(2)の側方を横送りパイプスペース(3)
となしていることにより、温水パイプ(6)の配管がス
ムーズに行えるようになっているものである。そして、
このように温水パイプ(6)が配管されることにより、
上記床暖房パネル(1)の表面全面に均一に熱を伝える
ようにすることができるものとなる。
【0023】本発明は、このような構成をとることによ
って、温水パイプ(6)が配される床暖房パネル(1)
の一端部に設けられた着脱自在な表層ピース(9)を取
り外すことで、温水パイプ(6)どうしの接続をこの表
層ピース(9)が取り付けられていた下部である接続ス
ペース(2)にて行うことができるものとなり、同表層
ピース(9)の裏面側に垂下させて互いに対向するよう
に配置されたそれぞれが断面略L字型で一対の垂片
(7)にて従来のような接続スペース(2)の端部に形
成された支持部材を削減しながら、表層ピース(9)が
支持されるものとなり、支持強度が確保されるものであ
る。一方、従来、接続スペース(2)内に存在した支持
部材が不要となることで、同接続スペース(2)として
はその分だけ広くなるものであり、このように広くなっ
た接続スペース(2)内では、同接続スペース(2)内
で温水パイプ(6)どうしをジョイント部材(4)を介
して接続する作業自体も温水パイプ(6)の自由度が大
きくなる分だけ、行いやすいものとなり、垂片(7)ど
うしの間を温水パイプ(6)を潜らせるように収納して
取り付ける作業性を向上させることができるものであ
る。
【0024】すなわち、本発明は、温水パイプ(6)ど
うしが接続される接続スペース(2)を充分に確保する
ことができ、温水パイプ(6)を接続する作業性を向上
させることができるものである。
【0025】また、図1および図2の(a)から
(c)、図4および図5の(a)から(c)に示すごと
く、上記垂片(7)が、上記表層ピース(9)の一端部
で互いに対向するように配置されているものであると、
このような垂片(7)にて接続スペース(2)としては
その分だけ確実に広くなるものであり、このように確実
に広くなった接続スペース(2)内では、同接続スペー
ス(2)内で温水パイプ(6)どうしをジョイント部材
(4)を介して接続する作業自体も温水パイプ(6)の
自由度が確実に大きくなる分だけ、より一層行いやすい
ものとなり、垂片(7)どうしの間を温水パイプ(6)
を潜らせるように収納して取り付ける作業性をより一層
確実に向上させることができるものである。
【0026】さらに、図1および図2の(a)から
(c)、図4および図5の(a)から(c)に示すごと
く、上記表層ピース(9)の他端部に上記垂片(7)と
は別の補助片(8)が設けられているものであると、こ
のような垂片(7)とは別の補助片(8)にて広くなっ
た接続スペース(2)を表層ピース(9)の端部に設け
ていることで狭めることなく確保しながら、同表層ピー
ス(9)が補助片(8)にてより一層確実に支持される
ものとなり、支持強度がより一層確保されるものであ
る。
【0027】特に、図4および図5の(a)から(c)
に示すごとく、上記補助片(8)が、上記床暖房パネル
(1)の枠材(10)として兼用されているものである
と、補助片(8)を床暖房パネル(1)の枠材(10)
として兼用することで、別途床暖房パネル(1)の枠材
(10)を設ける必要がなくなり、このように別途取り
付けられる枠材(10)を排除することで、接続スペー
ス(2)としてはその分だけ確実に広くなるものであ
り、このように確実に広くなった接続スペース(2)内
では、同接続スペース(2)内で温水パイプ(6)どう
しをジョイント部材(4)を介して接続する作業自体も
温水パイプ(6)の自由度が確実に大きくなる分だけ、
より一層行いやすいものとなり、垂片(7)どうしの間
を温水パイプ(6)を潜らせるように収納して取り付け
る作業性をより一層確実に向上させることができるもの
である。
【0028】なお、図1および図2の(a)から
(c)、図4および図5の(a)から(c)に示すごと
く、上記垂片(7)の内側に折れ曲がった下端部分
(5)を接着面となしているものであると、垂片(7)
の内側に折れ曲がった下端部分(5)の接着面にて垂片
(7)を接着することができ、表層ピース(9)として
はより一層確実にずれ動くことなく、取り付け固定する
ことができるものとなる。
【0029】本発明に係る床暖房パネル構造によると、
図1ないし図6に示すごとく、温水パイプ(6)が配さ
れる床暖房パネル(1)の一端部に着脱自在な表層ピー
ス(9)があって、この表層ピース(9)の裏面側に垂
下させて互いに対向するように配置されたそれぞれが断
面略L字型で一対の垂片(7)を設け、この垂片(7)
にて同表層ピース(9)を支持させるとともに、同垂片
(7)どうしの間を上記温水パイプ(6)を潜らせるよ
うに収納して取り付けるので、温水パイプ(6)が配さ
れる床暖房パネル(1)の一端部に設けられた着脱自在
な表層ピース(9)を取り外すことで、温水パイプ
(6)どうしの接続をこの表層ピース(9)が取り付け
られていた下部である接続スペース(2)にて行うこと
ができるものとなり、同表層ピース(9)の裏面側に垂
下させて互いに対向するように配置されたそれぞれが断
面略L字型で一対の垂片(7)にて従来のような接続ス
ペース(2)の端部に形成された支持部材を削減しなが
ら、表層ピース(9)が支持されるものとなり、支持強
度が確保されるものである。一方、従来、接続スペース
(2)内に存在した支持部材が不要となることで、同接
続スペース(2)としてはその分だけ広くなるものであ
り、このように広くなった接続スペース(2)内では、
同接続スペース(2)内で温水パイプ(6)どうしをジ
ョイント部材(4)を介して接続する作業自体も温水パ
イプ(6)の自由度が大きくなる分だけ、行いやすいも
のとなり、垂片(7)どうしの間を温水パイプ(6)を
潜らせるように収納して取り付ける作業性を向上させる
ことができるものである。
【0030】すなわち、本発明は、温水パイプ(6)ど
うしが接続される接続スペース(2)を充分に確保する
ことができ、温水パイプ(6)を接続する作業性を向上
させることができるものである。
【0031】
【発明の効果】本発明の請求項1に係る床暖房パネル構
造によると、温水パイプ(6)が配される床暖房パネル
(1)の一端部に設けられた着脱自在な表層ピース
(9)を取り外すことで、温水パイプ(6)どうしの接
続をこの表層ピース(9)が取り付けられていた下部で
ある接続スペース(2)にて行うことができるものとな
り、同表層ピース(9)の裏面側に垂下させて互いに対
向するように配置されたそれぞれが断面略L字型で一対
の垂片(7)にて従来のような接続スペース(2)の端
部に形成された支持部材を削減しながら、表層ピース
(9)が支持されるものとなり、支持強度が確保される
ものである。一方、従来、接続スペース(2)内に存在
した支持部材が不要となることで、同接続スペース
(2)としてはその分だけ広くなるものであり、このよ
うに広くなった接続スペース(2)内では、同接続スペ
ース(2)内で温水パイプ(6)どうしをジョイント部
材(4)を介して接続する作業自体も温水パイプ(6)
の自由度が大きくなる分だけ、行いやすいものとなり、
垂片(7)どうしの間を温水パイプ(6)を潜らせるよ
うに収納して取り付ける作業性を向上させることができ
るものである。
【0032】すなわち、本発明は、温水パイプ(6)ど
うしが接続される接続スペース(2)を充分に確保する
ことができ、温水パイプ(6)を接続する作業性を向上
させることができるものである。
【0033】本発明の請求項2に係る床暖房パネル構造
によると、請求項1記載の場合に加えて、このような垂
片(7)にて接続スペース(2)としてはその分だけ確
実に広くなるものであり、このように確実に広くなった
接続スペース(2)内では、同接続スペース(2)内で
温水パイプ(6)どうしをジョイント部材(4)を介し
て接続する作業自体も温水パイプ(6)の自由度が確実
に大きくなる分だけ、より一層行いやすいものとなり、
垂片(7)どうしの間を温水パイプ(6)を潜らせるよ
うに収納して取り付ける作業性をより一層確実に向上さ
せることができるものである。
【0034】本発明の請求項3に係る床暖房パネル構造
によると、請求項2記載の場合に加えて、このような垂
片(7)とは別の補助片(8)にて広くなった接続スペ
ース(2)を表層ピース(9)の端部に設けていること
で狭めることなく確保しながら、同表層ピース(9)が
補助片(8)にてより一層確実に支持されるものとな
り、支持強度がより一層確保されるものである。
【0035】本発明の請求項4に係る床暖房パネル構造
によると、請求項3記載の場合に加えて、補助片(8)
を床暖房パネル(1)の枠材(10)として兼用するこ
とで、別途床暖房パネル(1)の枠材(10)を設ける
必要がなくなり、このように別途取り付けられる枠材
(10)を排除することで、接続スペース(2)として
はその分だけ確実に広くなるものであり、このように確
実に広くなった接続スペース(2)内では、同接続スペ
ース(2)内で温水パイプ(6)どうしをジョイント部
材(4)を介して接続する作業自体も温水パイプ(6)
の自由度が確実に大きくなる分だけ、より一層行いやす
いものとなり、垂片(7)どうしの間を温水パイプ
(6)を潜らせるように収納して取り付ける作業性をよ
り一層確実に向上させることができるものである。
【0036】本発明の請求項5に係る床暖房パネル構造
によると、請求項1ないし請求項4いずれか記載の場合
に加えて、垂片(7)の内側に折れ曲がった下端部分
(5)の接着面にて垂片(7)を接着することができ、
表層ピース(9)としてはより一層確実にずれ動くこと
なく、取り付け固定することができるものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る床暖房パネル構造を
示した要部の分解斜視図である。
【図2】本発明の床暖房パネル構造に用いられる一実施
形態に係る表層ピースを示した(a)側面図、(b)下
面図、(c)正面図である。
【図3】本発明の一実施形態に係る床暖房パネル構造を
示した要部の概略図である。
【図4】本発明の他の一実施形態に係る床暖房パネル構
造を示した要部の分解斜視図である。
【図5】本発明の床暖房パネル構造に用いられる他の一
実施形態に係る表層ピースを示した(a)側面図、
(b)下面図、(c)正面図である。
【図6】本発明の他の一実施形態に係る床暖房パネル構
造を示した要部の概略図である。
【図7】一従来例に係る床暖房パネル構造を示した要部
の分解斜視図である。
【図8】一従来例に係る床暖房パネル構造を示した要部
の概略図である。
【符号の説明】
1 床暖房パネル 5 下端部分 6 温水パイプ 7 垂片 8 補助片 9 表層ピース 10 枠材

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 温水パイプが配される床暖房パネルの一
    端部に着脱自在な表層ピースがあって、この表層ピース
    の裏面側に垂下させて互いに対向するように配置された
    それぞれが断面略L字型で一対の垂片を設け、この垂片
    にて同表層ピースを支持させるとともに、同垂片どうし
    の間を上記温水パイプを潜らせるように収納して取り付
    けることを特徴とする床暖房パネル構造。
  2. 【請求項2】 上記垂片が、上記表層ピースの一端部で
    互いに対向するように配置されているものであることを
    特徴とする請求項1記載の床暖房パネル構造。
  3. 【請求項3】 上記表層ピースの他端部に上記垂片とは
    別の補助片が設けられていることを特徴とする請求項2
    記載の床暖房パネル構造。
  4. 【請求項4】 上記補助片が、上記床暖房パネルの枠材
    として兼用されているものであることを特徴とする請求
    項3記載の床暖房パネル構造。
  5. 【請求項5】 上記垂片の内側に折れ曲がった下端部分
    を接着面となしたことを特徴とする請求項1ないし請求
    項4いずれか記載の床暖房パネル構造。
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