JP2001092705A - ファイルシステム及び方法 - Google Patents

ファイルシステム及び方法

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JP2001092705A
JP2001092705A JP26651099A JP26651099A JP2001092705A JP 2001092705 A JP2001092705 A JP 2001092705A JP 26651099 A JP26651099 A JP 26651099A JP 26651099 A JP26651099 A JP 26651099A JP 2001092705 A JP2001092705 A JP 2001092705A
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Mitsuyoshi Amano
光善 天野
Shinichi Shirasaka
真一 白坂
Yukitaka Takeuchi
幸隆 竹内
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Original Assignee
Pioneer Electronic Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 店舗毎に設置される曲データなどのファイル
を記憶する蓄積装置の容量を低減し、かつ、その店舗の
蓄積装置に記憶されていないファイルであっても容易に
取り寄せ、試用することができ、また、品質、信頼性の
高いデータファイル管理をすることができるシステム及
び方法を提供する。 【解決手段】 端末より入力されたユーザが要求するフ
ォルダに関する情報を通信手段を介して副サーバへ送信
する。副サーバは、前記端末から送信された前記フォル
ダに関する情報を受信し、かかるフォルダに関する情報
に対応するフォルダを検索する。次に、副サーバは、副
データベースを参照して、前記検索された前記フォルダ
に示されたファイルのうち管理テーブルに示された送信
可能なファイルを検索する。前記検索された前記送信可
能なファイルを前記通信手段を介して前記端末へ送信す
る。そして、端末は、前記副サーバから送信された前記
ファイルを受信する。前記管理テーブルに示された送信
可能なファイルの決定は、前記端末によるファイルの実
行内容に基づき、主サーバが行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、音楽や映像等の記
録媒体ついての商品の試用サービスシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】CDなどの販売店やレンタル店では、多
数の商品が陳列棚に並べられており、顧客は、かかる商
品の価値判断するに当たり、備えつけの試聴端末を利用
する。かかる試聴端末は、顧客が試聴したい商品につい
ての情報を入力することで、その商品に収録する曲をヘ
ッドホンなどに再生するもので、これにより、顧客は商
品購入前に、かかる商品の価値判断をすることができ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の試聴端
末において、試聴できる曲は店舗毎に設定、管理されて
おり、当該店舗内における蓄積装置に保存されている曲
以外は試聴できない。
【0004】また、店舗内で試聴できる曲数を増大させ
るためには、曲を録音するための蓄積装置の容量を増大
しなければならないが、かかる容量増大に伴う蓄積装置
のコスト、或いは、設置スペースの面から困難な場合も
多い。しかも、新譜曲は日々リリースされるが、かかる
新譜曲を試聴することができるように対応することはか
なり困難である。
【0005】そこで、本発明は以上の点に鑑みてなされ
たものであり、その課題は、店舗毎に設置される曲デー
タなどのファイルを記憶する蓄積装置の容量を低減し、
かつ、その店舗の蓄積装置に記憶されていないファイル
であっても容易に取り寄せ、試用することができ、ま
た、品質、信頼性の高いデータファイル管理をすること
ができるシステム及び方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、請求項1に記載の発明は、サーバと、通信手段を介
して前記サーバに接続された少なくとも1つの端末と、
を備えるファイルシステムにおいて、前記端末は、ユー
ザが要求するフォルダに関する情報を入力する入力手段
と、前記入力手段により入力された、前記フォルダに関
する情報を前記通信手段を介して前記サーバへ送信する
フォルダ情報送信手段と、前記サーバから送信された、
前記フォルダに示されたファイルを受信するファイル受
信手段と、を備え、前記サーバは、複数のファイルと、
前記複数のファイルのうちの一部のファイルを示す複数
のフォルダと、前記端末への前記ファイルの送信可否を
示す管理テーブルと、を記憶するデータベースと、前記
端末から送信された前記フォルダに関する情報を受信す
るフォルダ情報受信手段と、前記フォルダ情報受信手段
より受信された、前記フォルダに関する情報に対応する
前記フォルダに示された前記ファイルのうち、前記管理
テーブルに示された送信可能なファイルを前記通信手段
を介して前記端末へ送信するファイル送信手段と、を備
えるように構成する。
【0007】上記のように構成されたファイルシステム
によれば、ユーザが、端末よりフォルダに関する情報を
入力すると、端末は、かかるフォルダに関する情報を通
信手段を介してサーバへ送信する。サーバは、前記端末
から送信された前記フォルダに関する情報を受信し、前
記フォルダに関する情報に対応するフォルダを検索す
る。次に、サーバは、データベースを参照して、前記検
索された前記フォルダに示されたファイルのうち管理テ
ーブルに示された送信可能なファイルを検索する。そし
て、前記検索された前記送信可能なファイルを前記通信
手段を介して前記端末へ送信する。そして、端末は、前
記サーバから送信された前記ファイルを受信する。従っ
て、ファイルシステムは、複数のファイルをフォルダ単
位で管理することができ、しかも、かかるファイルを管
理テーブルにより必要な分だけ、管理することができる
ので、データベース及びファイルの有効利用を図ること
ができる。また、ユーザは、サーバよりフォルダ単位毎
にファイルを取り寄せることができるので、効率的であ
る。
【0008】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
のファイルシステムにおいて、前記端末は、前記ファイ
ル受信手段により受信された前記ファイルを実行する実
行手段と、前記実行手段により実行された内容を記憶す
る実行内容記憶手段と、前記実行内容記憶手段により記
憶された実行内容を前記通信手段を介して前記サーバへ
送信する実行内容送信手段とを、さらに備え、前記サー
バは、前記端末から送信された前記実行内容を受信し、
前記データベースに記憶する実行内容受信手段をさらに
備えるように構成する。従って、サーバでは、ユーザが
端末においてファイルを実行した内容を把握でき、この
情報を基に効果的なファイル管理が可能となる。
【0009】請求項3に記載の発明は、請求項2に記載
のファイルシステムにおいて、前記サーバは、前記実行
内容受信手段により受信し、記憶された少なくとも1つ
の前記端末における前記実行内容に基づいて前記管理テ
ーブルに示された前記端末への前記ファイルの送信可否
を決定するように構成する。従って、ユーザが端末にお
いてファイルを実行した内容に基づき、必要なファイル
を管理できるので、データベース及びファイルの有効利
用を図ることができる。
【0010】請求項4に記載の発明は、主サーバと、通
信手段を介して前記主サーバに接続された少なくとも1
つの副サーバと、前記通信手段を介して前記副サーバに
接続された少なくとも1つの端末と、を備えるファイル
システムにおいて、前記端末は、ユーザが要求するフォ
ルダに関する情報を入力するフォルダ情報入力手段と、
前記フォルダ情報入力手段により入力された、前記フォ
ルダに関する情報を前記通信手段を介して前記副サーバ
へ送信するフォルダ情報送信手段と、前記副サーバから
送信された、前記フォルダに示されたファイルを受信す
るファイル受信手段と、を備え、前記主サーバは、複数
のファイルと、前記複数のファイルのうちの一部のファ
イルを示す複数のフォルダと、前記端末への前記ファイ
ルの送信可否を示す管理テーブルと、を記憶する主デー
タベースと、を備え、前記副サーバは、前記複数のファ
イルのうち前記管理テーブルに示された送信可能なファ
イルと、前記複数のフォルダと、前記管理テーブルと、
を記憶する副データベースと、前記端末から送信された
前記フォルダに関する情報を受信するフォルダ情報受信
手段と、前記フォルダ情報受信手段より受信された、前
記フォルダに関する情報に対応する前記フォルダに示さ
れた前記ファイルのうち、前記管理テーブルに示された
送信可能なファイルを前記通信手段を介して前記端末へ
送信するファイル送信手段と、を備えるように構成す
る。
【0011】上記のように構成されたファイルシステム
によれば、端末より入力されたユーザが要求するフォル
ダに関する情報を通信手段を介して副サーバへ送信す
る。副サーバは、前記端末から送信された前記フォルダ
に関する情報を受信し、かかるフォルダに関する情報に
対応するフォルダを検索する。次に、副サーバは、副デ
ータベースを参照して、前記検索された前記フォルダに
示されたファイルのうち管理テーブルに示された送信可
能なファイルを検索する。そして、前記検索された前記
送信可能なファイルを前記通信手段を介して前記端末へ
送信する。そして、端末は、前記副サーバから送信され
た前記ファイルを受信する。従って、ファイルシステム
は、複数のファイルをフォルダ単位で管理することがで
き、しかも、かかるファイルを管理テーブルにより必要
な分だけ、管理することができるので、データベース及
びファイルの有効利用を図ることができる。また、ファ
イルの管理は階層化されているので、品質及び信頼性の
高いファイル管理を実現することができる。また、副デ
ータベースに記憶するファイルは、主データベースに記
憶する複数のファイルのうち管理テーブルに示されたフ
ァイルのみであるので、副データベースの記憶容量の削
減及び設置スペースの確保をすることができる。
【0012】請求項5に記載の発明は、請求項4に記載
のファイルシステムにおいて、前記管理テーブルに示さ
れた送信可能なファイルは、予め前記主サーバから前記
通信手段を介して前記副サーバへ送信されるように構成
する。従って、各副サーバで管理するファイルは、主サ
ーバで統括管理することができるので、データベース及
びファイルの有効利用、または、品質及び信頼性の高い
ファイル管理が実現できる。
【0013】請求項6に記載の発明は、請求項4または
5に記載のファイルシステムにおいて、前記主サーバ
は、新たなファイルを前記主データベースに記憶する新
ファイル記憶手段と、前記新ファイル記憶手段により記
憶された前記新たなファイルを前記通信手段を介して前
記副サーバへ送信する新ファイル送信手段と、をさらに
備え、前記副サーバは、前記主サーバから送信された前
記新ファイルを受信し、前記副データベースに記憶する
新ファイル受信手段をさらに備えるように構成する。従
って、主サーバにて、一括して記憶した新たなファイル
を各副サーバに自動的に送信することができるので、各
副サーバでは、オペレータによる新たなファイルを登録
する作業を省くことができる。
【0014】請求項7に記載の発明は、請求項4乃至6
のいずれかに記載のファイルシステムにおいて、前記端
末は、前記ファイル受信手段により受信された前記ファ
イルを実行する実行手段と、前記実行手段により実行さ
れた内容を記憶する実行内容記憶手段と、前記実行内容
記憶手段により記憶された実行内容を前記通信手段を介
して前記副サーバへ送信する実行内容送信手段とを、さ
らに備え、前記副サーバは、前記端末から送信された前
記実行内容を受信し、前記通信手段を介して前記主サー
バへ送信する手段をさらに備え、前記主サーバは、前記
副サーバから送信された前記実行内容を受信し、前記主
データベースに記憶する実行内容受信手段をさらに備え
るように構成する。従って、サーバでは、ユーザが端末
においてファイルを実行した内容を把握でき、この情報
を基に効果的なファイル管理が可能となる。
【0015】請求項8に記載の発明は、請求項7に記載
のファイルシステムにおいて、前記主サーバは、前記実
行内容受信手段により受信し、記憶された少なくとも1
つの前記端末における前記実行内容に基づいて前記管理
テーブルに示された前記端末への前記ファイルの送信可
否を決定する送信可否決定手段と、前記送信可否決定手
段により決定された前記端末への前記ファイルの送信可
否についての情報を前記通信手段を介して前記副サーバ
へ送信する送信可否送信手段と、をさらに備え、前記副
サーバは、前記主サーバから送信された前記ファイルの
送信可否についての情報を受信し、前記ファイルの送信
可否についての情報に基づいて前記副データベースに記
憶する前記管理テーブルを更新する管理テーブル更新手
段と、前記管理テーブル更新手段により受信し、更新さ
れた前記管理テーブルに示された前記ファイルの送信可
否に基づいて前記副データベースに記憶する前記ファイ
ルを削除するファイル削除手段と、を備えるように構成
する。従って、ユーザが端末においてファイルを実行し
た内容に基づき、主データベースに記憶するファイルの
うち、副データベースに記憶するファイルを選択するこ
とができるので、副データベースの記憶容量の削減及び
設置スペースの確保をすることができる。
【0016】請求項9に記載の発明は、請求項4乃至8
のいずれかに記載のファイルシステムにおいて、前記端
末は、前記副データベースに記憶されていないファイル
に関する情報を入力する未記憶ファイル情報入力手段
と、未記憶ファイル情報入力手段により入力された前記
記憶されていないファイルに関する情報を前記通信手段
および前記副サーバを介して前記主サーバへ送信する未
記憶ファイル情報送信手段と、をさらに備え、前記主サ
ーバは、前記端末から送信された前記記憶されていない
ファイルに関する情報を受信する未記憶ファイル情報受
信手段と、前記未記憶ファイル情報受信手段により受信
された前記記憶されていないファイルに関する情報に対
応するファイルを検索し、前記副サーバおよび前記通信
手段を介して前記端末へ送信する送信手段と、をさらに
備えるように構成する。従って、副データベースに記憶
されていないファイルであっても、容易に主サーバから
取り寄せることができるので、ファイルの有効利用を図
ることができる。
【0017】請求項10に記載の発明は、サーバと、通
信手段を介して前記サーバに接続された少なくとも1つ
の端末と、を備えるファイルシステムにおけるファイル
方法であって、前記サーバは、複数のファイルと、前記
複数のファイルのうちの一部のファイルを示す複数のフ
ォルダと、前記端末への前記ファイルの送信可否を示す
管理テーブルと、を記憶する記憶工程を備え、前記端末
は、ユーザが要求するフォルダに関する情報を入力する
入力工程と、前記入力工程により入力された、前記フォ
ルダに関する情報を前記通信手段を介して前記サーバへ
送信するフォルダ情報送信工程と、を備え、前記サーバ
は、前記端末から送信された前記フォルダに関する情報
を受信するフォルダ情報受信工程と、前記フォルダ情報
受信工程より受信された、前記フォルダに関する情報に
対応する前記フォルダに示された前記ファイルのうち、
前記管理テーブルに示された送信可能なファイルを前記
通信手段を介して前記端末へ送信するファイル送信工程
と、を備え、前記端末は、前記サーバから送信された、
前記フォルダに示された前記ファイルを受信するファイ
ル受信工程を備えるように構成する。
【0018】上記のように構成されたファイルシステム
におけるファイル方法によれば、ユーザが、端末よりフ
ォルダに関する情報を入力すると、端末は、かかるフォ
ルダに関する情報を通信手段を介してサーバへ送信す
る。サーバは、前記端末から送信された前記フォルダに
関する情報を受信し、前記フォルダに関する情報に対応
するフォルダを検索する。次に、サーバは、データベー
スを参照して、前記検索された前記フォルダに示された
ファイルのうち管理テーブルに示された送信可能なファ
イルを検索する。そして、前記検索された前記送信可能
なファイルを前記通信手段を介して前記端末へ送信す
る。そして、端末は、前記サーバから送信された前記フ
ァイルを受信する。従って、ファイルシステムは、複数
のファイルをフォルダ単位で管理することができ、しか
も、かかるファイルを管理テーブルにより必要な分だ
け、管理することができるので、データベース及びファ
イルの有効利用を図ることができる。また、ユーザは、
サーバよりフォルダ単位毎にファイルを取り寄せること
ができるので、効率的である。
【0019】請求項11に記載の発明は、主サーバと、
通信手段を介して前記主サーバに接続された副サーバ
と、前記通信手段を介して前記副サーバに接続された少
なくとも1つの端末と、を備えるファイルシステムにお
けるファイル方法であって、前記主サーバは、複数のフ
ァイルと、前記複数のファイルのうちの一部のファイル
を示す複数のフォルダと、前記端末への前記ファイルの
送信可否を示す管理テーブルと、を記憶する記憶工程を
備え、前記副サーバは、前記複数のファイルのうち前記
管理テーブルに示された送信可能なファイルと、前記複
数のフォルダと、前記管理テーブルと、を記憶する記憶
工程を備え、前記端末は、ユーザが要求するフォルダに
関する情報を入力するフォルダ情報入力工程と、前記フ
ォルダ情報入力工程により入力された、前記フォルダに
関する情報を前記通信手段を介して前記副サーバへ送信
するフォルダ情報送信工程と、を備え、前記副サーバ
は、前記端末から送信された前記フォルダに関する情報
を受信するフォルダ情報受信工程と、前記フォルダ情報
受信工程より受信された、前記フォルダに関する情報に
対応する前記フォルダに示された前記ファイルのうち、
前記管理テーブルに示された送信可能なファイルを前記
通信手段を介して前記端末へ送信するファイル送信工程
と、を備え、前記端末は、前記副サーバから送信され
た、前記フォルダに示された前記ファイルを受信するフ
ァイル受信手段を備えるように構成する。
【0020】上記のように構成されたファイルシステム
におけるファイル方法によれば、端末より入力されたユ
ーザが要求するフォルダに関する情報を通信手段を介し
て副サーバへ送信する。副サーバは、前記端末から送信
された前記フォルダに関する情報を受信し、かかるフォ
ルダに関する情報に対応するフォルダを検索する。次
に、副サーバは、副データベースを参照して、前記検索
された前記フォルダに示されたファイルのうち管理テー
ブルに示された送信可能なファイルを検索する。そし
て、前記検索された前記送信可能なファイルを前記通信
手段を介して前記端末へ送信する。そして、端末は、前
記副サーバから送信された前記ファイルを受信する。従
って、ファイルシステムは、複数のファイルをフォルダ
単位で管理することができ、しかも、かかるファイルを
管理テーブルにより必要な分だけ、管理することができ
るので、データベース及びファイルの有効利用を図るこ
とができる。また、ファイルの管理は階層化されている
ので、品質及び信頼性の高いファイル管理を実現するこ
とができる。また、副データベースに記憶するファイル
は、主データベースに記憶する複数のファイルのうち管
理テーブルに示されたファイルのみであるので、副デー
タベースの記憶容量の削減及び設置スペースの確保をす
ることができる。
【0021】
【発明の実施の形態】本発明は、店舗毎に設置される曲
データなどのファイルを記憶する蓄積装置(データベー
ス)の容量を低減し、かつ、その店舗の蓄積装置(デー
タベース)に記憶されていないファイルであっても容易
に取り寄せ、試用することができることを特徴とする。
【0022】以下、図面を参照して本発明の好適な実施
の形態について説明する。
【0023】図1に、本発明にかかるファイルシステム
100の概略構成を示す。
【0024】図1に示すように、ファイルシステム10
0は、大別して、管理センターと、管理センターにWA
N(Wide Area Network)5を介して接続された複数の
店舗により構成される。管理センターは、管理サーバ3
と管理用データベース7を備える。各店舗は、店舗用サ
ーバ2と店舗用データベース6を備える。また、各店舗
は、複数の端末1を備え、各端末1は、LAN4(Loca
l Area Network)を介して店舗用サーバ2に接続されて
いる。
【0025】先ず、ファイルシステム100の動作の概
要を説明する。
【0026】曲を試聴することができる端末1にて、ユ
ーザが試聴したいフォルダ(以下「アルバム」と称
す。)に関する情報(以下「コード」と称す。)を入力
すると、入力されたコードは、端末1よりLAN4を介
して副サーバ2(以下「店舗用サーバ2」と称す。)に
送信される。次に、店舗用サーバ2は、かかるコードを
受信し、かかるコードに対応するアルバムを検索する。
そして、店舗用サーバ2は、検索されたアルバムに示さ
れたファイル(以下「曲データ」と称す。)のうち、端
末1へ送信可能な曲データ(音楽データ)、即ち、店舗
用データベース6に記憶されている曲データを、店舗用
データベース6より読み出し、LAN4を介して端末1
へ送信する。端末1に送信された曲データは音声に変
換、再生出力され、ユーザにより試聴される。また、前
記管理テーブルに示された端末1へ送信可能な曲データ
の決定、即ち、店舗用データベース6にキャッシュする
曲データの決定は、主サーバ3(以下「管理用サーバ
3」と称す。)が、定期的にWAN5を介して店舗用サ
ーバ2から収集する各種データ(主として、端末1にて
試聴された頻度)に基づき行う。
【0027】次に、ファイルシステム100の各構成部
分について説明する。
【0028】先ず、端末1の構成及び機能について、図
2乃至図4を参照して説明する。
【0029】端末1は、ユーザが直接操作するものであ
り、ユーザが試聴したい曲を収録したアルバムのコード
の入力に応じて、かかるアルバムに収録された曲データ
を店舗用サーバ2より取り込み、再生するものである。
図2に端末1の機能ブロックを、図3に端末1の外観を
示す。図2に示すように、端末1は、CPU11と、バ
ーコードリーダ12と、キー入力部13と、液晶パネル
(LCD:Liquid CrystalDisplay)14と、フォントRO
M15と、フラッシュメモリ16と、RAM(Random A
ccess Memory)17と、デコーダ18と、LANボード
19を含んで構成されている。
【0030】CPU11は、端末1全体を統括制御する
ものであり、ユーザからの指示に応じて、データ管理、
データの入出力処理、ログ管理などを行う。
【0031】バーコードリーダ12は、図3に示すよう
に、ユーザが試聴したい曲を収録したアルバム30に付
されているバーコード31を読取るためのものである。
読取られたバーコード31は、LANボード19及びL
AN4を介して店舗用サーバ2に送信され、これに1対
1に対応するアルバムコードに店舗用サーバ2によって
変換される。また、バーコードリーダ12は、図3に示
すように、端末1の本体21の下部に設置されている。
なお、アルバム30を認識する方法は、ここでは、バー
コードリーダ12としたが、アルバム30自体をビデオ
で撮影し、撮影された画像によりアルバム30を認識す
る方法を採っても構わず、また、音声により認識する方
法(例えば、ユーザがアルバム30のコードを読み上げ
るなど)やキーボード28から入力する方法を採っても
構わない。
【0032】ここで、アルバムとは、10数曲収録され
た直径120mmコンパクトディスク(CD)ばかりで
なく、いわゆるシングルCDと呼ばれる1曲から3曲程
度収録された直径80mmコンパクトディスク(CD)
も含む。
【0033】キー入力部13は、図3に示すPLAYキ
ー22、REV/SkipRキー23、FWD/Ski
pFキー24、UPキー25、DOWNキー26、ST
OPキー27などのキーを指し、かかるキーにより、液
晶パネル14に表示された曲のうち、ユーザが試聴した
い曲の選択、再生、巻戻し、早送り、停止などの操作を
行うものである。また、REV/SkipRキー23
は、押し続けると、演奏部分が巻戻され、短時間押す
と、端末1のフラッシュメモリ16に記憶されている曲
データのうち、演奏している曲の1つ前の曲が選択され
再生される。また、FWD/SkipFキー24は、押
し続けると、演奏部分が早送りされ、短時間押すと、端
末1のフラッシュメモリ16に記憶されている曲データ
のうち、演奏している曲の1つ後の曲が選択され再生さ
れる。また、キー入力部13には、端末1の本体21に
接続するキーボード28に設置するキーも含まれる。か
かるキーボード28上に設置するキーにより、バーコー
ドリーダ12によらず、ユーザが試聴したい曲を収録し
たアルバム30のアルバムコードを直接入力することが
できる。
【0034】液晶パネル14は、ユーザが上述したコー
ドをバーコードリーダ12若しくはキーボード28によ
り入力し、店舗用サーバ2より取り込んだアルバム30
に収録する曲を表示するものであり、かかる曲は、図4
に示すように表示される。ここで、例えば、店舗用サー
バ2より取り込んだアルバム30に収録する曲が6曲あ
る場合、最初に表示される曲は、図4(A)に示すよう
に、3曲であり、ハッチングで示したように、最初は1
曲目が選択されている。また、残りの3曲は、図3に示
すDOWNキー26にて、4曲目を選択したとき、スク
ロールされることによって、図4(B)に示すように、
表示される。なお、1画面に表示される曲数は、4曲以
上にするように設定することもできる。また、UPキー
25の操作時は、この逆の動きとなる。
【0035】また、UPキー25を押し続けると、図4
(C)に示すように、店舗毎におすすめのアルバム一覧
が表示され、DOWNキー26を押し続けると、図4
(D)に示すように、アルバムヒットチャート一覧が表
示される。ユーザは、図4(C)、若しくは図4(D)
に表示されたアルバムのうち、試聴したいアルバムをU
Pキー25若しくはDOWNキー26により選択し、P
LAYキー22を押下すると、コードをバーコードリー
ダ12若しくはキーボード28により入力した時と同
様、店舗用サーバ2よりかかるアルバムに収録する曲が
取り込まれ表示される。なお、おすすめのアルバム一
覧、アルバムヒットチャート一覧に表示するアルバム
は、店舗毎に任意に設定することができ、また、店舗用
サーバ2若しくは管理用サーバ3にて、収集、集計した
データにより自動的に解析、設定することもできる。
【0036】また、本実施形態では、曲及びアルバムの
名称等を表示するのは、液晶パネルとしたが、CRTな
どその他の文字を表示するものであっても構わない。
【0037】フォントROM15は、液晶パネル14に
表示する文字のパターンデータを記憶するものである。
【0038】フラッシュメモリ16は、CPU11が、
ユーザの指示に応じて、店舗用サーバ2から取り込んだ
曲データなどを記憶するものである。
【0039】RAM17は、端末1における操作ログ、
エラーログなどの履歴を記憶するものである。操作ログ
とは、端末1において実行された内容、即ち、キー入力
部13の操作やバーコードリーダ12によるバーコード
31読み取り操作などの履歴(記録)をいい、アルバム
毎、曲毎にかかる操作時間等の履歴が記憶される。ま
た、エラーログとは、端末1にて発生したエラーについ
ての履歴をいう。
【0040】また、RAM17は、端末1にて試聴され
た曲を「曲シリアルNo.+アルバムコード+日付時
間」のテーブル形式で記憶する(以下、かかるテーブル
を「試聴曲テーブル」と称す。)。ここで、試聴された
曲とは、端末1における1回の再生時間がL秒以上であ
ると判断された曲をいい、かかる判断は、CPU11に
て行い、L秒の具体的数値は、オペレータが任意に設定
することができ、例えば、10秒とする。また、この他
にも、RAM17は、曲の試聴時間を曲毎に記憶する。
なお、RAM17に記憶された操作ログ、エラーログな
どの履歴や、試聴された曲のデータは、定期的に店舗用
サーバ2により収集される。また、これらのデータが発
生する度に、店舗用サーバ2へリアルタイムに送信する
ようにしても良い。
【0041】デコーダ18は、店舗用サーバ2から取り
込み、フラッシュメモリ16に記憶した曲データを、C
PU11の指示に従い、復号化し、図3に示すスピーカ
29(ここでは、ヘッドホン)に音声再生するものであ
る。これにより、ユーザは、試聴したい曲をスピーカ2
9により聞くことができる。
【0042】また、音声再生される曲は、基本的に、上
述した液晶パネル14に表示され、UPキー25若しく
はDOWNキー26により選択され、PLAYキー22
を押下された曲である。しかし、ユーザがバーコードリ
ーダ12などにより入力したコードに対応するアルバム
に収録された曲のうち、店舗用サーバ2の店舗用データ
ベース6に記憶されていない曲データは、原則として、
端末1に取り込むことができないため、図4(A)の4
1部に示すように、かかる曲名は薄く表示され、UPキ
ー25、DOWNキー26の操作により選択することが
できず(薄く表示された曲はパスする)、音声再生をす
ることができない(但し、後述する例外がある)。
【0043】ここで、店舗用データベース6に記憶され
ていない曲データとは、管理用サーバ3の指示に基づ
き、店舗用サーバ2が店舗用データベース6から削除し
た曲データをいう。これは、後に詳述するが、管理用サ
ーバ3にて試聴頻度が低いと判断された曲のデータにつ
いては、定期的に、店舗用サーバ2が店舗用データベー
ス6から削除する。これは、店舗用データベース6のメ
モリ容量を確保するために行う処理である。
【0044】また、端末1は再生優先機能を有してお
り、これは、ユーザがバーコードリーダ12などにより
コードを入力してから、試聴するまでの時間を短縮する
ための機能である。具体的には、ユーザがバーコードリ
ーダ12などによりコードを入力し、コードに対応する
アルバム収録曲のうち選択された曲、ここでは、最初の
1曲目を端末1に取り込んだ時点で、かかる曲を再生し
始めるものである。即ち、図4(A)の40部に示す最
初の曲は、次の曲が未だ端末1に取り込まれておらず、
かつ、PLAYキー22の押下が行われていなくとも、
自動的に再生されるのである。また、当該曲の再生中、
次の曲が取り込まれた時点で、かかる曲は再生準備完了
し、いつでも再生することができるようになる。
【0045】LANボード19は、端末1とLAN4と
を接続するための媒介であり、これによって、端末1と
LAN4との間の各種データのやり取りが可能となる。
【0046】次に、店舗用サーバ2の構成及び機能につ
いて以下に説明する。
【0047】店舗用サーバ2は、店舗毎の各種データの
管理や、LAN4を介して各種データの端末1への送受
信、或いは、WAN5を介して各種データの管理用サー
バ3への送受信を行う。具体的には、曲データ及び端末
1から収集、集計した各種データの管理、端末1へのリ
クエスト曲データの送信、試聴頻度が低い曲データの削
除、管理用サーバ3からの新譜曲データ受信、試聴端末
監視などの機能を有する。また、店舗用サーバ2は、店
舗用データベース6を備え、曲データ及び端末1から収
集、集計した各種データを記憶する。
【0048】[1−1]曲データ及び端末1から収集し
た各種データの管理機能 店舗用サーバ2は、前述した通り、端末1より送信され
るアルバムコードに対応するアルバム収録曲を、図5
(A)に示すように、テーブル形式で管理(以下、かか
るテーブルを「アルバム管理テーブル」と称す。)す
る。このアルバム管理テーブルは、店舗用データベース
6にファイルとして記憶する曲データのうち、どの曲デ
ータがどのアルバムで使用されるかを示している。つま
り、アルバムが曲データ自体を含んでいるのではない。
また、店舗用サーバ2は、図5(B)に示すように、ア
ルバム収録曲毎に曲シリアルNo.50を付し、かかる
曲毎の情報をテーブル形式で管理(以下、かかるテーブ
ルを「曲データ管理テーブル」と称す。)している。こ
れらにより、端末1から送信されたアルバムコードに対
応するアルバムに示された曲データを迅速に検索するこ
とができ、また、店舗用データベース6の記憶容量を削
減することもできる。なお、「アルバム管理テーブル」
と「曲データ管理テーブル」は、管理用サーバ3にも記
憶される。
【0049】ここで、図5(B)に示す配信シリアルN
o.51は、管理用サーバ3より、新譜曲が配信される
毎に、付与されるコードである。また、ISRCコード
52は、録音に固有なコードを意味し、図5(B)に示
す符号57と符号58のように、同じ曲名であっても、
アーチストや、楽器、バージョンが異なれば、かかるコ
ードは異なるものである。また、ドライブ54は、当該
曲データが店舗用データベース6のどのドライブに記憶
されているかを示すものである。また、削除フラグ55
は、当該曲のデータが店舗用データベース6に記憶され
ているか否かを示すフラグであり、かかるフラグが
「1」の場合、当該曲データは店舗用データベース6に
記憶されておらず、また、かかるフラグが「0」の場
合、当該曲データは、店舗用データベース6に記憶され
ていることとなる。また、店舗用サーバ2は、前述した
おすすめのアルバム一覧、アルバムヒットチャート一覧
に表示するアルバムのアルバムコードを図5(C)、図
5(D)に示す様に管理(以下、図5(C)に示すテー
ブルを「おすすめ管理テーブル」と称し、また、図5
(D)に示すテーブルを「ヒットチャート管理テーブ
ル」と称す。)している。なお、店舗用データベース6
に記憶する曲データは、曲の冒頭やハイライト部分な
ど、試聴に適した部分を抽出、編集して作成する。ま
た、かかる試聴曲の長さは自由に設定できるが、ここで
は、試聴に適した長さとして45秒程度とした。1曲当
たりの曲の長さを45秒程度にした場合、店舗用サーバ
2から端末1への送信時間は1秒程度と、短時間で済
む。
【0050】また、店舗用サーバ2は、前述した通り、
定期的に端末1より操作ログ、エラーログなどの履歴
や、試聴された曲のデータを収集、集計し、「曲シリア
ルNo.+アルバムコード+試聴日付時間+端末コー
ド」(以下、このテーブルを「端末毎曲毎試聴テーブ
ル」と称す。)や、「試聴日付+曲シリアルNo.+ア
ルバムコード+試聴回数」(以下、このテーブルを「日
毎曲毎試聴テーブル」と称す。)のようにテーブル形式
で管理する。これにより、店舗用サーバ2のオペレータ
は、かかるテーブル形式にしたデータを確認することが
でき、どの端末から、いつ、どの曲が試聴されたか、ま
た、いつ、どの曲が、何回試聴されたかを容易に把握す
ることができる。また、かかるテーブルは、オペレータ
(店長など)が、必要な情報を容易に把握できるよう
に、様々な形式に変更することができ、例えば、曜日毎
に試聴される曲を一覧にしたり、週間若しくは月間の試
聴曲ベスト20を一覧にしたりすることができる。この
ようにテーブル形式に作成されたデータは、定期的に
(店舗用サーバ2の処理負荷の軽い時に)店舗用サーバ
2から管理用サーバ3へ送信される。
【0051】更に、店舗用サーバ2は、店舗用サーバ2
で処理されたログやエラーログを管理し、かかるログは
定期的に管理用サーバ3へ送信される。また、かかるロ
グは送信後も一定期間、店舗用データベース6に保存さ
れる。
【0052】[1−2]端末1へのリクエスト曲データ
の送信機能 店舗用サーバ2は、ユーザからの曲のリクエスト、即
ち、端末1にてユーザの入力により送信されたバーコー
ド若しくはアルバムコードを受け取り、かかるアルバム
コード(バーコードは、これに対応するアルバムコード
に変換される)に対応するアルバムに示された曲のうち
店舗用データベース6に記憶されている曲データ及びか
かるアルバムに関する曲リスト(図4に示すように、液
晶パネル14にアルバム名、曲No.及び曲名を表示す
るために必要な情報)を検索し、当該曲を店舗用データ
ベース6より読み出し、LAN4を介して端末1へ送信
する機能を有する。
【0053】店舗用データベース6に記憶している曲の
データの検索は、図5(B)に示す曲データ管理テーブ
ルの削除フラグ55を参照することにより行う。即ち、
店舗用サーバ2は、削除フラグ55が「0」であるか
「1」であるかを検索し、「0」である場合、店舗用デ
ータベース6から曲データ読み出し、端末1に直ちに送
信する。削除フラグ55が「1」である場合、店舗用デ
ータベース6には、当該曲データは、記憶されていない
ので、原則として端末1に送信されない。但し、端末1
より送信されたアルバムコードに対応するアルバム収録
曲の全てのデータが店舗用データベース6に記憶されて
いない場合、即ち、端末1より送信されたアルバムコー
ドに対応するアルバムに示された全ての曲の削除フラグ
55が「1」の場合には、店舗用サーバ2は、管理用サ
ーバ3から、かかる曲データを取り込み、端末1へ送信
する機能を有する(リアルタイムリクエスト曲の送信機
能)。かかる機能により、管理用サーバ3から取り込む
曲データは、過去に管理用サーバ3から配信されたこと
があり、かつ、削除されている曲データが対象となる。
なお、かかる機能は、店舗用サーバ2毎に「使用/不使
用」の設定をすることができる。
【0054】また、図4(A)の41部に示すように、
原則として、店舗用データベース6から削除された曲デ
ータについての曲名は薄く表示され、選択することがで
きないが、UPキー25、DOWNキー26の操作によ
り、かかる曲名を選択することができるように設定し
(端末1、または店舗用サーバ2にて)、かかる曲名が
選択された場合、店舗用サーバ2は、上述したリアルタ
イムリクエスト曲の送信機能と同様に、管理用サーバ3
から、かかる曲データを取り込み、端末1へ送信するよ
うにしてもよい。
【0055】[1−3]試聴頻度が低い曲データの削除
機能 アルバムの中には、人気があり試聴頻度が高い曲や、人
気がなく試聴頻度が低い曲などが混在しているが、店舗
用サーバ2は、試聴頻度が低い曲のデータについては、
店舗用データベース6から定期的に削除する機能を有す
る。かかる機能により、店舗用データベース6の記憶容
量を確保し、データベース増設に伴うコストを低減する
ことができる。
【0056】試聴頻度が低い曲のデータを削除するか否
かの判断は、前述した通り、管理用サーバ3が行い、削
除すると判断された曲は、管理用サーバ3により作成さ
れる後述するキャッシュ曲ビットマップファイルに反映
される。そして、店舗用サーバ2は、管理用サーバ3よ
り送信されたキャッシュ曲ビットマップファイルを参照
し、削除対象となる曲のデータを店舗用データベース6
より削除する。また、店舗用サーバ2は、図5(B)に
示す曲データ管理テーブルの各曲の削除フラグ55を更
新する。但し、店舗用サーバ2は、試聴頻度が低くても
削除してはならない曲を、管理用サーバ3に対して指定
することができ、かかる場合、店舗用サーバ2は「店舗
コード+曲シリアルNo.」の削除不可曲テーブルを作
成し管理用サーバ3へ送信することとなる。
【0057】[1−4]管理用サーバ3からの新譜曲デ
ータ受信機能 店舗用サーバ2は、管理用サーバ3にて新たに登録され
たアルバムに収録された曲データを定期的に受信し、店
舗用データベース6にかかる曲データを記憶する機能を
有する。また、受信された曲データに関する情報は、上
述したアルバム管理テーブル及び曲データ管理テーブル
に新たに登録される。これにより、店舗毎にオぺレータ
が新譜曲を登録する作業をすることなく、自動的に、全
ての店舗の店舗用サーバ2に新譜曲が配信されるので、
ユーザは、タイムリーに新譜曲を試聴することができ
る。
【0058】[1−5]試聴端末監視機能 店舗用サーバ2は、一定時間毎に、各端末1に対し一定
の信号を送信し、端末1からかかる信号に対する応答が
無い場合、店舗用サーバ2に接続するモニタなどに警告
メッセージを出力する機能を有する。これにより、ファ
イルシステム100の品質、信頼性を向上することがで
きる。
【0059】次に、管理用サーバ3の構成及び機能につ
いて以下に説明する。
【0060】管理用サーバ3は、ファイルシステム10
0全体のデータの管理や、WAN5を介して各種データ
の店舗用サーバ2への送受信を行う。具体的には、曲デ
ータ及び店舗用サーバ2から収集、集計した各種データ
の管理、店舗毎キャッシュ曲ビットマップファイルの作
成及び配信、店舗用サーバ2への新譜曲データの配信、
店舗用サーバ2へのリアルタイムリクエスト曲の配信、
店舗用サーバ2の監視、店舗毎必要蓄積容量集計、リモ
ートメンテナンスなどの機能を有する。また、管理用サ
ーバ3は、管理用データベース7を備え、全ての曲デー
タ及び全ての店舗用サーバ2から収集、集計した各種デ
ータを記憶する。
【0061】[2−1]曲データ及び店舗用サーバ2か
ら収集、集計した各種データの管理機能 管理用サーバ3は、店舗用サーバ2と同様、図5(A)
に示すアルバム管理テーブル及び、図5(B)に示す曲
データ管理テーブル(但し、削除フラグ55は無くても
よい)を管理している。これにより、店舗用サーバ2か
ら送信されたアルバムコード(店舗用データベース6に
記憶していない曲データの送信時)に対応するアルバム
に示された曲データを迅速に検索することができる。
【0062】また、管理用サーバ3は、店舗用サーバ2
と同様、図5(D)に示す「ヒットチャート管理テーブ
ル」を管理している。
【0063】また、管理用サーバ3は、前述した通り、
定期的に各店舗の店舗用サーバ2より操作ログ、エラー
ログなどの履歴や、試聴された曲のデータを収集、集計
し、「曲シリアルNo.+アルバムコード+試聴日付+
試聴回数+店舗コード」(以下、このテーブルを「曲毎
店舗毎試聴回数テーブル」と称す。)や、「店舗コード
+試聴日+試聴回数」(以下、このテーブルを「店舗毎
日毎試聴回数テーブル」と称す。)や、「店舗コード+
試聴月+試聴回数」(以下、このテーブルを「店舗毎月
毎試聴回数テーブル」と称す。)のようにテーブル形式
で管理する。
【0064】これにより、管理用サーバ3のオペレータ
は、かかるテーブル形式にしたデータを確認することが
でき、どの店舗から、いつ、どの曲が試聴されたか、ま
た、いつ、どの曲が、何回試聴されたか、更には、店舗
毎に日毎、月毎の試聴回数(即ち、本システム利用回
数)を容易に把握することができる。また、かかるテー
ブルは、店舗用サーバ2と同様、オペレータが、必要な
情報を容易に把握できるように、様々な形式に変更する
ことができる。
【0065】更に、管理用サーバ3は、管理用サーバ3
で処理されたログやエラーログを管理し、一定期間、管
理用データベース7に記憶する。
【0066】[2−2]店舗毎キャッシュ曲ビットマッ
プファイルの作成及び配信機能 管理用サーバ3は、前述した通り、各店舗の店舗用サー
バ2より収集、集計し、管理しているデータに基づい
て、店舗毎に、試聴頻度が低い曲のデータを削除するか
否かの判断を行う機能を有する。かかる判断は、過去J
日間以内にK回以上試聴されたか否かにより行う。J
日、K回の具体的数値は、店舗毎に任意に設定すること
ができる。また、かかる判断は、店舗用サーバ2から収
集した端末1における操作ログに基づき調整しても構わ
ない。例えば、端末1において「早送り」された回数が
多い曲については試聴頻度が低いとし、「巻戻し」され
た回数が多い曲については試聴頻度が高いとする。
【0067】また、管理用サーバ3が、削除するか否か
を判断した結果は、図6に示すように、店舗毎にキャッ
シュ曲ビットマップファイルを作成し、これに反映す
る。このキャッシュ曲ビットマップファイルは、1ビッ
トが1曲に対応しており、かかるビットが「1」の場
合、当該曲は削除しない(キャッシュする)ことを示
し、ビットが「0」の場合、当該曲は削除する(キャッ
シュしない)ことを示す。また、例えば、かかるファイ
ルが100KBで構成される場合は、約80万曲分表す
ことができる。また、キャッシュ曲ビットマップファイ
ルのうち店舗用サーバ2より送信された削除不可曲テー
ブル(試聴頻度が低くても削除してはならない曲のファ
イル)に示す曲についてのビットは、常に「1」に設定
される。また、削除不可曲テーブルは、店舗用サーバ2
によらず、管理用サーバ3でも作成可能である。
【0068】また、アルバム収録曲のうち、1曲でもか
かるビットが「1」である場合、当該アルバム内の全て
の曲のビットを「1」とするように設定することもでき
る。また、アルバム収録曲のうち、最初の1曲若しくは
代表曲のみは試聴頻度が低くても削除しない様、かかる
曲のビットを「1」に設定することもできる。
【0069】更に、キャッシュ曲ビットマップファイル
は、店舗毎に区別して用意せず、全店舗同一としても構
わない。
【0070】[2−3]店舗用サーバ2への新譜曲デー
タの配信機能 管理用サーバ3は、新たなアルバムがリリースされる
と、それに使用される曲のうち新譜曲のデータを管理用
データベース7に登録(記憶)し、定期的に、全ての店
舗の店舗用サーバ2へ配信する機能を有する。また、登
録された新譜曲の情報は、管理用サーバ3にて管理する
アルバム管理テーブル及び曲データ管理テーブルにも登
録される。また、この際、店舗用サーバ2により削除さ
れたくない曲については、削除不可曲テーブルを予め作
成することができる。これにより、各店舗は、ユーザの
満足度を得ることができる。また、新たなアルバムに使
用される新譜曲の曲データ自体を、管理用データベース
7に作成された、アルバムコードにより整理分類された
フォルダに格納するようにしても構わない。
【0071】また、管理用サーバ3は、新譜曲データを
配信するばかりでなく、オペレータの指示により店舗用
サーバ2に配信する曲データの配信計画を立て、店舗毎
に配信する曲データの配信データファイルを作成し、定
期的に配信する機能を有する。
【0072】更に、管理用サーバ3は、登録済の曲にリ
メイク版などの変更が生じた場合、既に管理用データベ
ース7に記憶する当該曲のデータと置き換える機能を有
する。
【0073】[2−4]店舗用サーバ2へのリアルタイ
ムリクエスト曲の配信機能 管理用サーバ3は、前記[1−2]にて説明した通り、
店舗用サーバ2により全ての曲データが店舗用データベ
ース6から削除されたアルバムが端末1よりリクエスト
された場合、店舗用サーバ2へかかる曲データを配信す
る機能を有する。
【0074】また、その他の場合にも、例えば、店舗用
データベース6に記憶されていない曲データを収録する
アルバムに関する特有コードが端末1のキーボード28
より入力され、かかる特有のコードが店舗用サーバ2経
由で、管理用サーバ3に送信された場合にも、管理用サ
ーバ3は、かかる特有コードに対応するアルバムに収録
する曲データを店舗用サーバ2経由で端末1へ送信する
機能を有する。これにより、店舗用データベース6に記
憶されていない曲データであっても、ユーザはかかる曲
を容易に試聴することができる。
【0075】[2−5]店舗用サーバ2の監視機能 管理用サーバ3は、一定時間毎に、各店舗用サーバ2に
対し一定の信号を送信し、店舗用サーバ2からかかる信
号に対する応答が無い場合、管理用サーバ3に接続する
モニタなどに警告メッセージを出力する機能を有する。
これにより、ファイルシステム100の品質、信頼性を
向上することができる。
【0076】[2−6]店舗毎必要蓄積容量集計機能 管理用サーバ3は、上述した店舗毎のキャッシュ曲ビッ
トマップファイルから、店舗毎に必要な店舗用データベ
ース6の記憶容量を計算し、管理用サーバ3に接続する
モニタなどに出力する機能を有する。また、管理用サー
バ3は、各店舗の店舗用データベース6の最大容量を認
識し、店舗毎に必要な店舗用データベース6の記憶容量
に達しそうな場合には、警告メッセージをモニタ上或い
は、店舗用サーバ2に出力する機能を有し、警告メッセ
ージを出力した場合、上述した試聴頻度が低い曲のデー
タを削除するか否かの判断基準であるJ日、K回の数値
をオペレータの指示、或いは自動的に変更する機能を有
する。これにより、ファイルシステム100の品質、信
頼性を向上することができる。
【0077】[2−7]リモートメンテナンス機能 管理用サーバ3は、特定の端末1を指定することで、当
該端末1の内部情報(エラー情報、動作履歴)などを収
集し、特定の端末1に対し、各種コマンドを送信するこ
とで、当該端末1をリモート操作する機能を有する。リ
モート操作には、端末リセット、端末イニシャライ
ズ(設定値を初期状態に戻す)、端末各種設定変更、
端末メモリ内データ参照、曲のリクエスト及び再生
などがある。
【0078】従って、端末1に異常が発生した場合、管
理用サーバ3から遠隔操作することで、その異常原因の
解明及び処置、対策などを早急に実施することができ
る。これにより、ファイルシステム100の品質、信頼
性を向上することができる。
【0079】また、管理用サーバ3は、特定の端末1に
対し、端末用の各種ファイルを配信する機能を有する。
これにより、指定した端末1を試験用端末として、端末
アプリケーションプログラムや各種管理ファイルなどを
強制配信することができる。
【0080】このように、ファイルシステム100は、
階層化されており、これにより、品質及び信頼性の高い
ファイル管理を実現することができる。
【0081】次に、ファイルシステム100の動作につ
いて、図7乃至図10を参照して説明する。
【0082】[3−1]ユーザが曲を試聴する際の動作 ユーザが端末1で曲を試聴する際のファイルシステム1
00の動作について、図1乃至図5、図7または図8を
参照して説明する。
【0083】先ず、ユーザが商品陳列棚から試聴したい
アルバム30を端末1に持っていき、そのアルバム30
のバーコード31表示部分を端末1のバーコードリーダ
12に近づけると、端末1のバーコードリーダ12は、
アルバム30のバーコードを読取る(S1)。なお、ユ
ーザは、前述した通り、キーボード28により直接、ア
ルバムコードを入力することもでき、また、図4(C)
に示す店舗毎におすすめのアルバム一覧、または、図4
(D)に示すアルバムヒットチャート一覧に表示される
アルバムのうち、試聴したいアルバムをUPキー25若
しくはDOWNキー26キーにより選択することにより
該当するアルバムコードを入力することができる。
【0084】次に、端末1のCPU11は、バーコード
リーダ12により読取られ、入力されたバーコードをL
ANボード19及びLAN4を介して、店舗用サーバ2
へ送信する(S2)。
【0085】次に、店舗用サーバ2は、端末1より送信
されたバーコードを受信(S3)し、店舗用データベー
ス6に記憶するアルバムコード対バーコード対応テーブ
ルを参照し、かかるバーコードに対応するアルバムコー
ドに変換する(S4)。そして、店舗用サーバ2は、店
舗用データベース6に記憶するアルバム管理テーブルを
参照し、かかるアルバムコードに対応するアルバムを検
索(S5)し、検索されたアルバムに示された曲の曲シ
リアルNo.を認識する(S6)。但し、検索の結果、
アルバム管理テーブルにアルバムコードに対応するアル
バムが管理されていない場合、店舗用サーバ2は、端末
1へLAN4を介して、「該当アルバム無し」の情報を
送信(S7)し、端末1は、これを液晶パネル14に表
示する(S8)。
【0086】次に、店舗用サーバ2は、店舗用データベ
ース6に記憶する曲データ管理テーブルを参照し、認識
された曲シリアルNo.50毎に対応する削除フラグ5
5が「1」若しくは「0」であるかを判断する(S
9)。店舗用サーバ2により判断された結果、削除フラ
グ55が「0」である曲についてのデータは、店舗用サ
ーバ2により店舗用データベース6から読み出される
(S10)。そして、店舗用サーバ2は、店舗用データ
ベース6から読み出した曲データを曲シリアルNo.5
0の若い順に2曲分、端末1へLAN4を介して送信す
る(S11)。また、この際、かかるアルバムに関する
曲リスト(図4に示すように、液晶パネル14にアルバ
ム名、曲No.及び曲名を表示するために必要な情報)
もまた、端末1へ送信する。
【0087】次に、端末1は、送信されたアルバムに関
する曲リスト及び曲データを受信(S12)し、端末1
のCPU11は、アルバムに関する曲リストを端末1の
液晶パネル14に表示する(S13)。こうして、液晶
パネル14上には、図4(A)の符号40で示すアルバ
ムの曲データのある最初の曲(曲シリアルNo.が最も
若い曲)が選択状態となって表示される。
【0088】また、端末1のCPU11は、前述した再
生優先機能により、曲シリアルNo.の最も若い曲のデ
ータを受信した時点で、かかる曲をデコ―ダ18を介し
て、スピーカ29に音声再生する(S14)。これによ
り、ユーザは、スピーカ29にて迅速にかかる曲を試聴
することができる。そして、端末1のCPU11は、店
舗用サーバ2から受信した曲データ毎に、再生準備を行
い、次曲については、ユーザの指示(キー入力部13の
操作)によりいつでも再生できる様に待機する。なお、
この次曲が再生されると、次々曲の曲データが店舗用サ
ーバ2より送信される。
【0089】また、店舗用サーバ2から受信したアルバ
ムに関する曲リストに示される曲のうち、削除フラグが
「1」である曲、即ち、店舗用サーバ2より曲データが
送信されない曲については、図4(A)の符号41で示
すように曲名が薄く表示される。
【0090】次に、ユーザが端末1のREV/Skip
Rキー23、FWD/SkipFキー24、UPキー2
5、DOWNキー26などのキーにより曲を選択した場
合(S15)、端末1のCPU11は、液晶パネル14
上に表示されている曲のデータが端末1のフラッシュメ
モリ16に記憶されているか否か(店舗用データベース
6に記憶しているが端末1へ未だ送信されていない場
合)を検索(S16)し、記憶されている場合、端末1
のCPU11は、かかる曲をPLAYキー22の押下
(S17)により再生する。なお、REV/SkipR
キー23、またはFWD/SkipFキー24による前
曲、次曲へのスキップの場合は、前述した通り、店舗用
データベース6に曲データがある曲のみにスキップする
ようにし、PLAYキー22の押下を不要としても構わ
ない。また、フラッシュメモリ16に記憶されていない
場合、端末1のCPU11は、かかる曲の曲シリアルN
o.をLAN4を介して送信し(S18)、店舗用サー
バ2は、上述したステップS10、S11と同様、LA
N4を介して、端末1へ送信する。そして、端末1は、
ステップ12からステップS14と同様にかかる曲を受
信し再生する。
【0091】また、ここで、UPキー25を押し続ける
と、図4(C)に示す店舗毎におすすめのアルバム一覧
が表示され、DOWNキー26を押し続けると、図4
(D)に示すように、アルバムヒットチャート一覧が表
示される。ユーザは、図4(C)、若しくは図4(D)
に表示されたアルバムのうち、試聴したいアルバムをU
Pキー25若しくはDOWNキー26により選択し、P
LAYキー22を押下すると、端末1は、アルバムコー
ドをLAN4を介して店舗用サーバ2に送信し(S1
8)、以降は、ステップS10以降の処理が行われる。
【0092】そして、端末1のスピーカから音声再生さ
れた曲の演奏修了後、5秒間、端末1上で何のキー入力
部13の操作も無い場合は処理を終了する(S19)。
なお、この時間は、適宜、設定できるようにしてもよ
い。
【0093】次に、端末1より送信されたアルバムコー
ドに対応するアルバムに示された全て曲の削除フラグ
(前記ステップS9参照)が、「1」と判断された場合
(S20)、前述した通り、リアルタイムリクエスト処
理(S21)に移行する(図8参照)。
【0094】先ず、店舗用サーバ2は、かかるアルバム
コードをWAN5を介して管理用サーバ3へ送信する
(S22)。また、店舗用サーバ2は、LAN4を介し
て端末1にWAN使用ダウンロードを意味するコマンド
を送信する(S23)。そして、端末1は、店舗用サー
バ2から送信されたかかるコマンドを受信し(S2
4)、液晶パネル14上に「センター局へ問い合わせ
中。しばらくお待ちください。」という様なメッセージ
を表示する(S25)。
【0095】次に、管理用サーバ3は、店舗用サーバ2
から送信されたアルバムコードを受信(S26)し、管
理用データベース7に記憶するアルバム管理テーブルを
参照し、かかるアルバムコードに対応するアルバムを検
索する。そして、管理用サーバ3は、検索されたアルバ
ムに示された曲のデータを、管理用データベース7から
読み出し、WAN5を介して店舗用サーバ2へ送信する
(S28)。
【0096】次に、店舗用サーバ2は、管理用サーバ3
から送信された曲データを受信し(S29)、店舗用サ
ーバ2に記憶すると共に、曲データ管理テーブルのう
ち、管理用サーバ3から送信された曲の削除フラグ55
を「0」に変更する(S30)。こうして、過去に店舗
用データベース6に記憶され、その後削除された曲のデ
ータが、復元されることとなる。そして、店舗用サーバ
2は、管理用サーバ3から送信された曲データ及びかか
るアルバムに関する曲リストをLAN4を介して、端末
1に送信する(S31)。
【0097】なお、リアルタイムリクエスト処理(S2
1)は、アルバムコードに対応するアルバムに示された
全て曲の削除フラグが「1」でなくても起動できる様
に、店舗用サーバ2は、オペレータの指示により設定す
ることができる。
【0098】また、前述したように、図4(A)の41
部に示す店舗用データベース6から削除され、薄く表示
された曲名を、UPキー25、DOWNキー26により
選択することができるように設定し、かかる曲名が選択
された場合、リアルタイムリクエスト処理(S21)を
起動させるようにしてもよい。
【0099】次に、端末1は、店舗用サーバ2より送信
された曲データ及びかかるアルバムに関するリストを受
信し、ステップS12以降の処理を行う。
【0100】[3−2]店舗毎にキャッシュ曲を設定す
る際の動作 店舗毎の店舗用データベース6にキャッシュする曲を設
定する際のファイルシステム100の動作について、図
1乃至図5、図9を参照して説明する。
【0101】上述した通り、ユーザは、端末1にてコー
ド入力により曲を試聴することができ、端末1のCPU
11は、1回の曲の再生時毎、再生時間を算出し(S4
1)、その時間がL秒以上であるか否かを判断する(S
42)。判断結果が、L秒以上である場合、その曲は試
聴された曲とみなし、端末1のCPU11は、試聴曲テ
ーブルを作成し(S43)、RAM17に記憶する(S
44)。そして、端末1のCPU11は、RAM17に
記憶された試聴曲テーブルを、操作ログ、エラーログな
どの履歴と共にLAN4を介して店舗用サーバ2へ定期
的に送信する(S45)。
【0102】次に、店舗用サーバ2は、端末1から送信
されたかかるデータを受信する(S46)。かかるデー
タは当該店舗用サーバ2に接続する複数の端末より送信
されることとなるが、店舗用サーバ2は、複数の端末よ
り送信されたかかるデータを集計し、端末毎曲毎試聴テ
ーブルや日毎曲毎試聴テーブルなどのテーブルを作成し
(S47)、店舗用データベース6に記憶する(S4
8)。そして、店舗用サーバ2は、店舗用データベース
6に記憶された端末毎曲毎試聴テーブルや日毎曲毎試聴
テーブルなどのテーブルデータを、操作ログ、エラーロ
グなどの履歴と共にWAN5を介して管理用サーバ3へ
定期的に送信する(S49)。
【0103】次に、管理用サーバ3は、店舗用サーバ2
から送信されたかかるデータを受信する(S50)。か
かるデータは管理用サーバ3に接続する複数の店舗用サ
ーバより送信されることとなるが、管理用サーバ3は、
複数の店舗用サーバより送信されたかかるデータを集計
し(S51)、管理用データベース7に記憶する(S5
2)。そして、定期的に、店舗毎に試聴頻度が低い曲の
データを削除するか否かの判断、即ち、過去J日間以内
にK回以上試聴されたか否かを判断する(S53)。そ
して、管理用サーバ3は、過去J日間以内にK回以上試
聴されていないと判断した曲については、更に、管理用
データベース7を参照し前述した削除不可曲テーブルが
作成されているか否かを確認する(S54)。そして、
管理用サーバ3は、過去J日間以内にK回以上試聴され
ておらず、かつ、削除不可曲テーブルが作成されていな
い曲については、かかる曲に対応するキャッシュ曲ビッ
トを「0」に設定し(S55)、また、過去J日間以内
にK回以上試聴されている曲については、かかる曲に対
応するキャッシュ曲ビットを「1」に設定する(S5
6)。そして、管理用サーバ3は、設定されたキャッシ
ュ曲ビットを基に店舗毎にキャッシュ曲ビットマップフ
ァイルを作成する(S57)。そして、管理用サーバ3
は、WAN5を介して各店舗用サーバへ、店舗毎に作成
したキャッシュ曲ビットマップファイルを送信する(S
58)。
【0104】次に、店舗用サーバ2は、管理用サーバ3
から送信されたキャッシュ曲ビットマップファイルを受
信し(S59)、キャッシュ曲ビットマップファイルに
示すビットが「0」である曲のデータを店舗用データベ
ース6から削除する(S60)。
【0105】また、店舗用サーバ2は、削除された曲デ
ータに対応する図5(B)に示す曲データ管理テーブル
の削除フラグ55を「1」に設定する(S61)。
【0106】このように、端末1にて、試聴される頻度
が低い曲については、定期的に、店舗毎に備える店舗用
データベース6から削除されるので、曲数増大に伴う店
舗用データベース6の記憶容量を増大するためのコスト
を低減することができ、また、店舗用データベース6の
設置スペースを容易に確保することができる。
【0107】また、ファイルシステム100にて管理す
る曲データは、全て管理用データベース7に記憶されて
いるので、店舗用データベース6から削除された曲デー
タであっても、ユーザは、かかる曲データを管理用デー
タベース7から容易に取り寄せ、試聴することができ
る。
【0108】[3−3]新譜曲データの配信の際の動作 管理用サーバ3が新譜曲データを配信する際のファイル
システム100の動作について、図5または、図10を
参照して説明する。
【0109】先ず、新譜曲(新譜アルバム)がリリース
されると、オペレータの操作により、管理用サーバ3
は、新譜曲のデータを管理用データベース7に登録する
(S81)。そして、管理用サーバ3は、かかる新譜曲
の情報を図5(A)、図5(B)に示すアルバム管理テ
ーブル及び曲データ管理テーブルに追加する(S8
2)。
【0110】次に、管理用サーバ3は、登録された新譜
曲のデータ及びアルバム管理テーブル及び曲データ管理
テーブルをWAN5を介して店舗用サーバ2に送信する
(S83)。
【0111】次に、店舗用サーバ2は、管理用サーバ3
から送信された新譜曲のデータ及びアルバム管理テーブ
ル及び曲データ管理テーブルを受信する(S84)。そ
して、店舗用サーバ2は、アルバム管理テーブル及び曲
データ管理テーブルに、かかる曲の情報を追加し(S8
5)、店舗用データベース6に新譜曲データと共に記憶
する(S86)。なお、アルバムは新譜であっても、曲
は旧譜である場合がある。このような場合は、曲データ
自体は改めて店舗用データベース6に記憶する必要はな
い。キャッシュ曲ビットマップファイルに基づき削除し
たくない曲がある場合は(S87)、店舗用サーバ3
は、オペレータの指示によりかかる曲の削除不可テーブ
ルを作成し、店舗用データベース6に記憶する(S8
8)。
【0112】こうして、店舗用データベース6に新譜曲
のデータが記憶され、以後、ユーザは、かかる曲をリク
エストし、試聴することができる。
【0113】なお、上述した通り、本実施形態における
ファイルシステムでは、CDに収録する曲を対象とした
が、DVDなど、ビデオ映像を対象としても構わない。
【0114】また、端末1と店舗用サーバ2と管理用サ
ーバ3との間の曲データの通信は、オンライン及びオフ
ラインのいずれの方法であってもよく、インターネッ
ト、専用線など何れの種類の回線を用いても構わず、ま
た、有線、無線の別も問わない。
【0115】また、データ伝送の処理タイミングとして
リアルタイム、バッチ処理の何れの手法を用いても構わ
ない。
【0116】また、一店舗内の複数の端末を、演奏用、
ポップス用などとグループ分けし、グループ毎に上述し
た管理を行うようにしても良い。
【0117】また、上述した実施形態においては、リク
エストされたアルバムに使用される全ての曲の曲データ
が店舗用データベース6から削除されていた場合、店舗
用サーバ2は、全ての曲データを管理用サーバ3から取
り込み、端末1へ送信するようにしたが(リアルタイム
リクエスト処理(使用/不使用設定可))、同様に、リ
クエストされたアルバムに使用される曲のうち、1曲で
も曲データが店舗用データベース6から削除されていた
場合、店舗用サーバ2は、かかる削除されていた曲デー
タを管理用サーバ3から、先に、取り込んでおく機能を
設け、この機能の「使用/不使用」を設定できるように
してもよい。
【0118】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
店舗内に陳列するCDなどのアルバムに収録される曲
(映像も含む)毎に試聴される頻度が算出され、試聴さ
れる頻度が低い曲のデータは、各店舗内に設置されるデ
ータベースから自動的に削除されるので、かかるデータ
ベースの容量を低減し、また、データベースの設置スペ
ースを確保するとができる。
【0119】また、店舗内のデータベースに記憶されて
いない曲のデータであっても、各店舗内に設置されるデ
ータベース内のデータの全てを記憶する管理用データベ
ースから通信手段を介して取り込むことができるので、
ユーザはかかる曲を容易に試聴することができる。しか
も、日々リリースされる新譜曲のデータは、通信手段を
介して定期的に配信され、各店舗内に設置されるデータ
ベースに自動的に記憶されるので、ユーザはタイムリー
に新譜曲を試聴することができ、各店舗はユーザの満足
度を得ることができる。
【0120】更に、階層化されたファイルシステムによ
り、品質及び信頼性の高いファイル管理を実現すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態にかかるファイルシステムの概略構
成を示す図である。
【図2】本実施形態にかかる端末の機能ブロックを示す
図である。
【図3】本実施形態にかかる端末の外観を示す図であ
る。
【図4】本実施形態にかかる端末の液晶パネル上の表示
例を示す図である。
【図5】本実施形態にかかる管理テーブルを示す図であ
る。
【図6】本実施形態にかかるキャッシュ曲ビットマップ
ファイルを示す図である。
【図7】本実施形態にかかるユーザが曲を試聴する際の
動作を示すフローチャートである。
【図8】本実施形態にかかるリアルタイムリクエスト処
理を示すフローチャートである。
【図9】本実施形態にかかる店舗毎にキャッシュ曲を設
定する際の動作を示すフローチャートである。
【図10】本実施形態にかかる新譜曲データの配信の際
の動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1…端末 2…店舗用サーバ 3…管理用サーバ 4…LAN 5…WAN 6…店舗用データベース 7…管理用データベース 11…CPU 12…バーコードリーダ 13…キー 14…液晶パネル 15…フォントROM 16…フラッシュメモリ 17…RAM 18…デコーダ 19…LANボード 21…端末本体 22…PLAYキー 23…REV/SkipRキー 24…FWD/SkipFキー 25…UPキー 26…DOWNキー 27…STOPキー 28…キーボード 29…スピーカ 30…アルバム 31…バーコード 50…曲シリアルNo. 51…配信シリアルNo. 52…ISRCコード 53…曲名 54…ドライブ 55…削除フラグ 56…アルバムコード 59…曲No.
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 竹内 幸隆 東京都大田区大森西4丁目15番5号 パイ オニア株式会社大森工場内 Fターム(参考) 5B075 KK04 KK07 ND14 NR03 NR20 PP02 PP12 PP22 PQ04 UU37 5B082 HA05

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サーバと、通信手段を介して前記サーバ
    に接続された少なくとも1つの端末と、を備えるファイ
    ルシステムにおいて、 前記端末は、 ユーザが要求するフォルダに関する情報を入力する入力
    手段と、 前記入力手段により入力された、前記フォルダに関する
    情報を前記通信手段を介して前記サーバへ送信するフォ
    ルダ情報送信手段と、 前記サーバから送信された、前記フォルダに示されたフ
    ァイルを受信するファイル受信手段と、を備え、 前記サーバは、 複数のファイルと、前記複数のファイルのうちの一部の
    ファイルを示す複数のフォルダと、前記端末への前記フ
    ァイルの送信可否を示す管理テーブルと、を記 憶するデータベースと、 前記端末から送信された前記フォルダに関する情報を受
    信するフォルダ情報受信手段と、 前記フォルダ情報受信手段より受信された、前記フォル
    ダに関する情報に対応する前記フォルダに示された前記
    ファイルのうち、前記管理テーブルに示された送信可能
    なファイルを前記通信手段を介して前記端末へ送信する
    ファイル送信手段と、を備えることを特徴とするファイ
    ルシステム。
  2. 【請求項2】 前記端末は、前記ファイル受信手段によ
    り受信された前記ファイルを実行する実行手段と、 前記実行手段により実行された内容を記憶する実行内容
    記憶手段と、 前記実行内容記憶手段により記憶された実行内容を前記
    通信手段を介して前記サーバへ送信する実行内容送信手
    段とを、さらに備え、 前記サーバは、前記端末から送信された前記実行内容を
    受信し、前記データベースに記憶する実行内容受信手段
    をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載のファ
    イルシステム。
  3. 【請求項3】 前記サーバは、前記実行内容受信手段に
    より受信し、記憶された少なくとも1つの前記端末にお
    ける前記実行内容に基づいて前記管理テーブルに示され
    た前記端末への前記ファイルの送信可否を決定すること
    を特徴とする請求項2に記載のファイルシステム。
  4. 【請求項4】 主サーバと、通信手段を介して前記主サ
    ーバに接続された副サーバと、前記通信手段を介して前
    記副サーバに接続された少なくとも1つの端末と、を備
    えるファイルシステムにおいて、 前記端末は、 ユーザが要求するフォルダに関する情報を入力するフォ
    ルダ情報入力手段と、 前記フォルダ情報入力手段により入力された、前記フォ
    ルダに関する情報を前記通信手段を介して前記副サーバ
    へ送信するフォルダ情報送信手段と、 前記副サーバから送信された、前記フォルダに示された
    ファイルを受信するファイル受信手段と、を備え、 前記主サーバは、 複数のファイルと、前記複数のファイルのうちの一部の
    ファイルを示す複数のフォルダと、前記端末への前記フ
    ァイルの送信可否を示す管理テーブルと、を記憶する主
    データベースと、を備え、 前記副サーバは、 前記複数のファイルのうち前記管理テーブルに示された
    送信可能なファイルと、前記複数のフォルダと、前記管
    理テーブルと、を記憶する副データベースと、 前記端末から送信された前記フォルダに関する情報を受
    信するフォルダ情報受 信手段と、前記フォルダ情報受信手段より受信された、
    前記フォルダに関する情報に対応する前記フォルダに示
    された前記ファイルのうち、前記管理テーブルに示され
    た送信可能なファイルを前記通信手段を介して前記端末
    へ送信するファイル送信手段と、を備えることを特徴と
    するファイルシステム。
  5. 【請求項5】 前記管理テーブルに示された送信可能な
    ファイルは、予め前記主サーバから前記通信手段を介し
    て前記副サーバへ送信されることを特徴とする請求項4
    に記載のファイルシステム。
  6. 【請求項6】 前記主サーバは、新たなファイルを前記
    主データベースに記憶する新ファイル記憶手段と、 前記新ファイル記憶手段により記憶された前記新たなフ
    ァイルを前記通信手段を介して前記副サーバへ送信する
    新ファイル送信手段と、をさらに備え、 前記副サーバは、前記主サーバから送信された前記新フ
    ァイルを受信し、前記副データベースに記憶する新ファ
    イル受信手段をさらに備えることを特徴とする請求項4
    または5に記載のファイルシステム。
  7. 【請求項7】 前記端末は、前記ファイル受信手段によ
    り受信された前記ファイルを実行する実行手段と、 前記実行手段により実行された内容を記憶する実行内容
    記憶手段と、 前記実行内容記憶手段により記憶された実行内容を前記
    通信手段を介して前記副サーバへ送信する実行内容送信
    手段とを、さらに備え、 前記副サーバは、前記端末から送信された前記実行内容
    を受信し、前記通信手段を介して前記主サーバへ送信す
    る手段をさらに備え、 前記主サーバは、前記副サーバから送信された前記実行
    内容を受信し、前記主データベースに記憶する実行内容
    受信手段をさらに備えることを特徴とする請求項4乃至
    6のいずれかに記載のファイルシステム。
  8. 【請求項8】 前記主サーバは、前記実行内容受信手段
    により受信し、記憶された少なくとも1つの前記端末に
    おける前記実行内容に基づいて前記管理テーブルに示さ
    れた前記端末への前記ファイルの送信可否を決定する送
    信可否決定手段と、 前記送信可否決定手段により決定された前記端末への前
    記ファイルの送信可否についての情報を前記通信手段を
    介して前記副サーバへ送信する送信可否送信手段と、を
    さらに備え、 前記副サーバは、前記主サーバから送信された前記ファ
    イルの送信可否についての情報を受信し、前記ファイル
    の送信可否についての情報に基づいて前記副データベー
    スに記憶する前記管理テーブルを更新する管理テーブル
    更新手段と、 前記管理テーブル更新手段により受信し、更新された前
    記管理テーブルに示された前記ファイルの送信可否に基
    づいて前記副データベースに記憶する前記ファイルを削
    除するファイル削除手段と、を備えることを特徴とする
    請求項7に記載のファイルシステム。
  9. 【請求項9】 前記端末は、前記副データベースに記憶
    されていないファイルに関する情報を入力する未記憶フ
    ァイル情報入力手段と、 未記憶ファイル情報入力手段により入力された前記記憶
    されていないファイルに関する情報を前記通信手段およ
    び前記副サーバを介して前記主サーバへ送信する未記憶
    ファイル情報送信手段と、をさらに備え、 前記主サーバは、前記端末から送信された前記記憶され
    ていないファイルに関する情報を受信する未記憶ファイ
    ル情報受信手段と、 前記未記憶ファイル情報受信手段により受信された前記
    記憶されていないファイルに関する情報に対応するファ
    イルを検索し、前記副サーバおよび前記通信手段を介し
    て前記端末へ送信する送信手段と、をさらに備えること
    を特徴とする請求項4乃至8のいずれかに記載のファイ
    ルシステム。
  10. 【請求項10】 サーバと、通信手段を介して前記サー
    バに接続された少なくとも1つの端末と、を備えるファ
    イルシステムにおけるファイル方法であって、 前記サーバは、複数のファイルと、前記複数のファイル
    のうちの一部のファイルを示す複数のフォルダと、前記
    端末への前記ファイルの送信可否を示す管理テーブル
    と、を記憶する記憶工程を備え、 前記端末は、 ユーザが要求するフォルダに関する情報を入力する入力
    工程と、 前記入力工程により入力された、前記フォルダに関する
    情報を前記通信手段を介して前記サーバへ送信するフォ
    ルダ情報送信工程と、を備え、 前記サーバは、 前記端末から送信された前記フォルダに関する情報を受
    信するフォルダ情報受信工程と、 前記フォルダ情報受信工程より受信された、前記フォル
    ダに関する情報に対応する前記フォルダに示された前記
    ファイルのうち、前記管理テーブルに示された送信可能
    なファイルを前記通信手段を介して前記端末へ送信する
    ファイル送信工程と、を備え、 前記端末は、前記サーバから送信された、前記フォルダ
    に示された前記ファイルを受信するファイル受信工程を
    備えることを特徴とするファイル方法。
  11. 【請求項11】 主サーバと、通信手段を介して前記主
    サーバに接続された副サーバと、前記通信手段を介して
    前記副サーバに接続された少なくとも1つの端末と、を
    備えるファイルシステムにおけるファイル方法であっ
    て、 前記主サーバは、複数のファイルと、前記複数のファイ
    ルのうちの一部のファイルを示す複数のフォルダと、前
    記端末への前記ファイルの送信可否を示す管理テーブル
    と、を記憶する記憶工程を備え、 前記副サーバは、前記複数のファイルのうち前記管理テ
    ーブルに示された送信可能なファイルと、前記複数のフ
    ォルダと、前記管理テーブルと、を記憶する記憶工程を
    備え、 前記端末は、 ユーザが要求するフォルダに関する情報を入力するフォ
    ルダ情報入力工程と、 前記フォルダ情報入力工程により入力された、前記フォ
    ルダに関する情報を前記通信手段を介して前記副サーバ
    へ送信するフォルダ情報送信工程と、を備え、 前記副サーバは、 前記端末から送信された前記フォルダに関する情報を受
    信するフォルダ情報受信工程と、 前記フォルダ情報受信工程より受信された、前記フォル
    ダに関する情報に対応する前記フォルダに示された前記
    ファイルのうち、前記管理テーブルに示された送信可能
    なファイルを前記通信手段を介して前記端末へ送信する
    ファイル送信工程と、を備え、 前記端末は、前記副サーバから送信された、前記フォル
    ダに示された前記ファイルを受信するファイル受信手段
    を備えることを特徴とするファイル方法。
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