JP2001092665A - 訪問計画生成方法及び装置 - Google Patents
訪問計画生成方法及び装置Info
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Abstract
適構成と訪問先のグループへの最適割当とグループ毎の
最適計画の生成とを高速に行なうことができるようにす
ること。 【解決手段】 訪問行動を行なうグループに関する情報
と、前記グループを構成する要素に関する情報と、前記
訪問先に関する情報とを少なくとも入力手段11により
受け、コスト計算手段16により訪問計画を評価するコ
スト関数を利用して、前記グループの最適構成と、前記
訪問先の各グループへの最適割当とを行なうようにし
た。これにより、複数のグループが複数の訪問先を分担
して訪問する訪問計画を生成するに際して、グループの
最適構成と訪問先のグループへの最適割当とグループ毎
の最適計画の生成とを行なうことができる。
Description
は機械)が不変のグループおよび/または可変のグルー
プが複数有り、複数の訪問先を前記グループで分担して
訪問する際に、可変グループの最適構成と訪問先のグル
ープへの最適割当とグループ毎の最適計画の生成とを行
なうことができる訪問計画生成方法及び装置に関するも
のである。
ては、巡回セールスマン問題があげられる。巡回セール
スマン問題とは、訪れるべき複数の都市を、各都市を1
度だけ訪れるという条件のもとで、最短距離で巡回でき
る訪問順序を求める問題であり、都市の訪問順序から一
意に決まる巡回距離をコスト関数とした最適化問題であ
る。例えば、HopfieldとTank(Hopfield,J.J., & Tank,
D.W.(1985) "Neural" computation of decisions in op
timization problems. Biological Cybernetics,52, p
p.141-152)は、ホップフィールドモデル(Hopfield,J.
J. (1984) Neuronswith graded response have collect
ive computational properties like those of two-sta
te neurons. Proceedings of the National Academy of
SciencesUSA, 81, pp.3088-3092)を利用して、巡回セ
ールスマン問題の近似解法を提案している。
り扱われていた巡回セールスマン問題では、一人のセー
ルスマンが全ての都市を訪問することを前提にしてい
た。
うな場合には複数のグループで分担して訪問することが
考えられるべきであるが、このような最適化問題は取り
扱われていなかった。
たもので、その第1の目的は、訪問計画の最適化問題に
対し、グループの最適構成と訪問先のグループへの最適
割当とグループ毎の最適計画の生成とを高速に行なうこ
とができる訪問計画生成方法及び装置を提供することで
ある。
適化問題を、輸送計画、工程計画、動作計画など、各種
行動計画にも適用し得る訪問計画生成方法及び装置を提
供することである。
するため、巡回セールスマン問題のような個人的な訪問
計画の生成ではなく、対象をグループに広げたグループ
訪問計画を生成する技術を開発したものであり、前記グ
ループに関する情報と、前記グループを構成する要素に
関する情報と、前記訪問先に関する情報とを少なくとも
受け、前記訪問計画を評価するコスト関数を利用して、
前記グループの最適構成と、前記訪問先の各グループへ
の最適割当とを行なうようにした。これにより、複数の
グループが複数の訪問先を分担して訪問する訪問計画を
生成するに際して、グループの最適構成と訪問先のグル
ープへの最適割当とグループ毎の最適計画の生成とを行
なうことができる。
ループ間のコストの最大値を最小化するか、または複数
のグループ間のコストの平均値を最小化するか、または
複数のグループ間のコストの均等化を行なうことを可能
にし、訪問計画を、グループ全体でみて訪問行動を低コ
ストで、或いはグループ間でコストの偏りがないように
行なうことができるように生成することができる。
訪問先がある場合、この未割当訪問先の新規割当および
それに伴う訪問計画の再構成を行い、必要に応じて既割
当訪問先の割当変更およびおよびそれらに伴う訪問計画
の再構成を行なうこともでき、また、必要に応じて可変
グループの構成変更を行なえ、未割当訪問先の追加を行
なう場合に、容易にグループの最適構成と訪問先のグル
ープへの最適割当とグループ毎の最適計画の生成とをコ
スト計算に基づいてグループの構成変更を行なうことが
できる。このように、本発明の訪問計画生成方法は、構
成要素(人または機械)が不変のグループおよび/また
は可変のグループが複数有り、複数の訪問先を前記グル
ープで分担して訪問する際に、可変グループの最適構成
と訪問先のグループへの最適割当とグループ毎の最適計
画の生成とを高速に求めることができる。そして、本発
明は、例えば輸送計画、工程計画、動作計画、行動計画
などの有効な方法となる。
明の請求項1に記載の発明は、複数のグループが複数の
訪問先を分担して訪問する訪問計画を生成するために、
前記グループに関する情報と、前記グループを構成する
要素に関する情報と、前記訪問先に関する情報とを少な
くとも受け、前記訪問計画を評価するコスト関数を利用
して、前記グループの最適構成と、前記訪問先の各グル
ープへの最適割当とを行なうようにしたものであり、グ
ループの最適構成と訪問先のグループへの最適割当とグ
ループ毎の最適計画の生成とを行なうことができるとい
う作用を有する。
1記載の訪問計画生成方法において、コスト関数を利用
することにより、複数のグループ間のコストの最大値を
最小化するようにしたものであり、グループの最適構成
と訪問先のグループへの最適割当とグループ毎の最適計
画の生成とをコスト計算に基づいて行なうことができる
という作用を有する。
1記載の訪問計画生成方法において、コスト関数を利用
することにより、複数のグループ間のコストの平均値を
最小化するようにしたものであり、グループの最適構成
と訪問先のグループへの最適割当とグループ毎の最適計
画の生成とを、コスト計算に基づいてグループ全体でみ
て低コストで行なうことができるという作用を有する。
1記載の訪問計画生成方法において、コスト関数を利用
することにより、複数のグループ間のコストの均等化を
行なうようにしたものであり、グループの最適構成と訪
問先のグループへの最適割当とグループ毎の最適計画の
生成とを、コスト計算に基づいてコストの偏りがないよ
うに行なうことができるという作用を有する。
1乃至4のいずれかに記載の訪問計画生成方法におい
て、未割当訪問先がある場合、この未割当訪問先の新規
割当およびそれに伴う訪問計画の再構成を行い、必要に
応じて既割当訪問先の割当変更およびおよびそれらに伴
う訪問計画の再構成を行なうようにしたものであり、未
割当訪問先の追加を行なってもグループの最適構成と訪
問先のグループへの最適割当とグループ毎の最適計画の
生成とをコスト計算に基づいて行なうことができるとい
う作用を有する。
1乃至5のいずれかに記載の訪問計画生成方法におい
て、グループは構成要素の変更ができない不変、または
構成要素の変更が可能な可変であるようにしたものであ
り、グループの不変、可変の性格に応じて、グループの
最適構成と訪問先のグループへの最適割当とグループ毎
の最適計画の生成とをコスト計算に基づいて行なうこと
ができるという作用を有する。
5記載の訪問計画生成方法において、グループの構成要
素が可変である場合、前記未割当訪問先の新規割当およ
びそれに伴う訪問計画の再構成を行うに際して、必要に
応じて可変グループの構成変更を行なうようにしたもの
であり、未割当訪問先の追加を行なう場合に、容易にグ
ループの最適構成と訪問先のグループへの最適割当とグ
ループ毎の最適計画の生成とをコスト計算に基づいて行
なうことができるという作用を有する。
素が不変のグループおよび/または可変のグループが複
数有り、複数の訪問先を前記グループで分担して訪問し
ようとする際に、前記可変グループの最適構成と前記訪
問先の前記グループへの最適割当と前記グループ毎の最
適訪問計画の生成とを行なう方法であって、前記訪問先
に関する情報と前記グループに関する情報と前記構成要
素に関する情報とを少なくとも受け、前記訪問計画を評
価するコスト関数を利用して、未割当訪問先の新規割当
およびそれに伴う訪問計画の再構成を行い、必要に応じ
て既割当訪問先の割当変更および/または可変グループ
の構成変更、およびそれらに伴う訪問計画の再構成を行
い、前記グループ間のコスト(前記コスト関数の値)の
最大値(または平均値)の最小化、および/または、前
記グループ間のコストの均等化を行なうようにしたもの
であり、グループの最適構成と訪問先のグループへの最
適割当とグループ毎の最適計画の生成とを行なうことが
できるという作用を有する。
8記載の訪問計画生成方法において、前記訪問先に関す
る情報が、その訪問先の位置を含んでおり、必要に応じ
てその訪問先で処理する仕事内容を含んでいることを特
徴としたものであり、訪問先の位置や訪問先での仕事の
内容に応じて、グループの最適構成と訪問先のグループ
への最適割当とグループ毎の最適計画の生成とを行なう
ことができるという作用を有する。
項8または9記載の訪問計画生成方法において、前記グ
ループに関する情報が、そのグループの属性(属性値は
不変または可変)とそのグループに所属する構成要素を
制約するグループ制約とを含んでおり、そのグループが
可変グループである場合には初期グループ構成も含んで
いることを特徴としたものであり、グループの性質に応
じて、グループの最適構成と訪問先のグループへの最適
割当とグループ毎の最適計画の生成とを行なうことがで
きるという作用を有する。
項10記載の訪問計画生成方法において、グループの属
性の属性値は不変または可変であるようにしたものであ
り、属性値により訪問計画を変更することができるとい
う作用を有する。
項10記載の訪問計画生成方法において、グループの属
性の属性値が可変である場合、初期グループ構成も含ん
でいることを特徴としたものであり、グループの性質と
しての初期グループ構成を勘案して、グループの最適構
成と訪問先のグループへの最適割当とグループ毎の最適
計画の生成とを行なうことができるという作用を有す
る。
項10乃至12のいずれかに記載の訪問計画生成方法に
おいて、前記グループ制約が、そのグループに所属する
構成要素間の関係を含んでおり、そのグループが不変グ
ループである場合にはグループ構成も含んでおり、不変
グループである場合には所属しうる構成要素の最大個数
と所属しうる構成要素とを含んでいることを特徴とした
ものであり、グループに所属する構成要素の性質に応じ
て、グループの最適構成と訪問先のグループへの最適割
当とグループ毎の最適計画の生成とを行なうことができ
るという作用を有する。
項1乃至13のいずれかに記載の訪問計画生成方法にお
いて、前記構成要素に関する情報が、その構成要素の移
動能力(移動時の速度またはそれに準ずる値)と仕事能
力(前記仕事内容を処理する時間またはそれに準ずる
値)とを含んでいることを特徴としたものであり、構成
要素の特性に応じて、グループの最適構成と訪問先のグ
ループへの最適割当とグループ毎の最適計画の生成とを
行なうことができるという作用を有する。
項1乃至14のいずれかに記載の訪問計画生成方法にお
いて、前記コスト関数に、各グループ固有の係数および
/または閾値が含まれていることを特徴としたものであ
り、グループ間の負担の割合を指定する形で、グループ
の最適構成と訪問先のグループへの最適割当とグループ
毎の最適計画の生成とを行なうことができるという作用
を有する。
項1乃至15のいずれかに記載の訪問計画生成方法にお
いて、前記コスト関数の値(コスト)が、距離(または
距離に変換しうる値)および/または時間(または時間
に変換しうる値)であることを特徴としたものであり、
時間や距離の視点から、グループの最適構成と訪問先の
グループへの最適割当とグループ毎の最適計画の生成と
を行なうことができるという作用を有する。
項5乃至16のいずれかに記載の訪問計画生成方法にお
いて、前記未割当訪問先の新規割当およびそれに伴う訪
問計画の再構成を行なう際に、未割当訪問先とグループ
とを選択し、それらグループの各々に対して前記未割当
訪問先の仮割当と仮訪問計画の再構成と仮コストの計算
とを行って、最小仮コストを持つグループに前記未割当
訪問先を正式に割当てるとともにその時の仮訪問計画を
正式に採用することを特徴としたものであり、未訪問先
の新規割当を高速に行なうことができるという作用を有
する。
項17記載の訪問計画生成方法において、前記グループ
の選択の際に、少なくとも、その時点で最小コストを持
つグループを選択することを特徴としたものであり、未
訪問先の新規割当を高速かつ最適に行なうことができる
という作用を有する。
項5乃至18のいずれかに記載の訪問計画生成方法にお
いて、前記既割当訪問先の割当変更およびそれに伴う訪
問計画の再構成を行なう際に、複数のグループを選択
し、その中で最大コストを持つグループ(グループA)
とそれ以外のグループからなるグループ群とに分割し、
前記グループAに割当てられている訪問先の割当てを仮
解除して仮訪問計画の再構成と仮コスト(仮コストA)
の計算とを行なうとともに、前記グループ群に属するグ
ループの各々に対して前記仮解除された訪問先の仮割当
と仮訪問計画の再構成と仮コストの計算とを行なって、
その際の最小仮コスト(仮コストB)と前記仮コストA
の両者が前記グループAの元のコスト以下である場合、
仮コストAと仮コストBとをもたらす要因となった前記
仮事項を正式に採用することを特徴としたものであり、
既訪問先の割当変更を高速に行なうことができるという
作用を有する。
項19記載の訪問計画生成方法において、前記複数のグ
ループを選択する際に、その時点で最大コストを持つグ
ループおよび/または最小コストを持つグループを少な
くとも選択することを特徴としたものであり、既訪問先
の割当変更を高速かつ最適に行なうことができるという
作用を有する。
項7乃至20のいずれかに記載の訪問計画生成方法にお
いて、前記可変グループの構成変更およびそれに伴う訪
問計画の再構成を行なう際に、構成要素の数が前記所属
しうる構成要素の最大個数に満たない可変グループを選
択するとともに、前記グループ制約を満たす範囲内で未
所属構成要素を選択し、それらの各々に対して前記可変
グループに仮所属させ仮訪問計画の再構成と仮コストの
計算とを行ない、その際の最小仮コストが前記可変グル
ープの元のコスト以下である場合、前記最小仮コストを
もたらす要因となった前記仮事項を正式に採用すること
を特徴としたものであり、未所属構成要素の可変グルー
プへの追加を高速に行なうことができるという作用を有
する。
項21記載の訪問計画生成方法において、前記可変グル
ープを選択する際、構成要素の数が前記所属しうる構成
要素の最大個数に満たない可変グループのうち、前者と
後者との差の絶対値が最大の可変グループを選択するこ
とを特徴としたものであり、未所属構成要素の可変グル
ープへの追加を高速かつ最適にに行なうことができると
いう作用を有する。
項7乃至20のいずれかに記載の訪問計画生成方法にお
いて、前記可変グループの構成変更およびそれに伴う訪
問計画の再構成を行なう際に、可変グループを選択し
て、その可変グループの構成要素(の1つ)の所属を仮
解除し、前記グループ制約を満たす範囲内で未所属構成
要素を選択し、それらの各々に対して前記可変グループ
に仮所属させ仮訪問計画の再構成と仮コストの計算とを
行ない、その際の最小仮コストが前記可変グループの元
のコスト以下である場合、前記最小仮コストをもたらす
要因となった前記仮事項を正式に採用することを特徴と
したものであり、未所属構成要素と可変グループに所属
する構成要素との交換を高速に行なうことができるとい
う作用を有する。
項23記載の訪問計画生成方法において、前記可変グル
ープを選択する際、全ての可変グループのうち、その時
点で最大コストを持つ可変グループを選択することを特
徴としたものであり、未所属構成要素と可変グループに
所属する構成要素との交換を高速かつ最適に行なうこと
ができるという作用を有する。
項7乃至20のいずれかに記載の訪問計画生成方法にお
いて、前記可変グループの構成変更およびそれに伴う訪
問計画の再構成を行なう際に、複数の可変グループを選
択し、その中で最大コストを持つ可変グループ(可変グ
ループA)とそれ以外の可変グループからなる可変グル
ープ群とに分割し、前記可変グループ群に属するグルー
プの各々に対して、前記グループ制約を満たす範囲でそ
の可変グループと前記可変グループAとの間での構成要
素の仮交換と、その場合の前記可変グループの仮訪問計
画の再構成と仮コストの計算および前記可変グループA
の仮訪問計画の再構成と仮コストの計算を行ない、前記
可変グループの仮コストと前記可変グループAの仮コス
トの大きい方をペアコストとし、ペアコストの最小値が
可変グループAの元のコスト(前記最大コスト)以下で
ある場合、前記ペアコストの最小値をもたらした前記仮
事項を採用することを特徴としたものであり、可変グル
ープ間での構成要素の交換を高速に行なうことができる
という作用を有する。
項25記載の訪問計画生成方法において、前記複数の可
変グループを選択する際、全ての可変グループのうち、
その時点で最大コストを持つ可変グループを少なくとも
選択することを特徴したものであり、可変グループ間で
の構成要素の交換を高速かつ最適に行なうことができる
という作用を有する。
項25または26記載の訪問計画生成方法において、前
記複数の可変グループを選択する際、全ての可変グルー
プのうち、その時点で最大コストを持つ可変グループと
最小コストを持つ可変グループとを選択することを特徴
したものであり、可変グループ間での構成要素の交換を
高速に行なうことができるという作用を有する。
計画生成装置として、訪問計画生成のために必要な各種
情報を受ける入力手段と、所定の時点での状態とそれま
での訪問計画の最適な状態を記憶する状態記憶手段と、
未割当訪問先の新規割り当てを行なう新規割り当て手段
と、既割当訪問先の割り当て変更を行なう割り当て変更
手段と、グループ構成の変更を行なうグループ構成変更
手段と、グループ毎の訪問計画を再構成する計画再構成
手段と、グループ毎の訪問計画のコストを計算するコス
ト計算手段とを備えたものであり、グループの最適構成
と訪問先のグループへの最適割当とグループ毎の最適計
画の生成とを効率良く行なうことができるという作用を
有する。
項28記載の訪問計画生成装置において、入力手段に
は、少なくとも、訪問先に関する情報と、グループに関
する情報と、構成要素に関する情報とが入力されるよう
にしたものであり、各情報に基づいて、グループの最適
構成と訪問先のグループへの最適割当とグループ毎の最
適計画の生成とを効率良く行なうことができるという作
用を有する。
て、図1から図14を用いて説明する。
形態1の訪問計画生成方法を実行する訪問計画生成装置
の構成を示すブロック図である。図1において、11は
訪問先に関する情報とグループに関する情報と構成要素
に関する情報とを少なくとも受ける入力手段であり、1
2はある時点での状態(グループ構成、グループの訪問
計画、訪問先の割当、構成要素の所属)とそれまでの最
適な状態を記憶する状態記憶手段であり、13は未割当
訪問先の新規割り当てを行なう新規割り当て手段であ
り、14は既割当訪問先の割り当て変更を行なう割り当
て変更手段であり、15はグループ構成の変更を行なう
グループ構成変更手段であり、16はグループ毎の訪問
計画を再構成する計画再構成手段であり、17はグルー
プ毎の訪問計画のコストを計算するコスト計算手段であ
り、18は出力手段である。入力手段11は、訪問先に
関する情報とグループに関する情報と構成要素に関する
情報とを読み込み、これらの情報を保持する機能を持っ
ている。
例えば訪問先3は、X=13、Y=5の位置にあり、そ
こに訪れた構成要素は仕事AとBの両方を処理しなけれ
ばならないことを意味している。
り、例えばグループ2は、不変グループであり、グルー
プ構成が構成要素2、6であり、所属する構成要素間の
関係が「2つの構成要素が一定距離以内にあること」
(例えば、トランシーバなどを利用して2つの構成要素
間で連絡を取り合いながら訪問するような場合における
制約であり、2つの構成要素が紐で結ばれているような
状況である)であることを意味している。また、グルー
プ3は可変グループの例であり、所属しうる構成要素の
最大数が3であり、全ての構成要素が所属可能で、構成
要素間の関係が「3つの構成要素が等間隔で整列してい
ること」であり、初期グループ構成が構成要素1、4で
あることを意味している。
り、例えば構成要素1は、移動能力(移動速度)が7で
あり、仕事Aを処理する仕事能力(仕事時間)が3、仕
事Bを処理する仕事時間が2、仕事Cを処理する仕事時
間が100である(仕事Cを苦手にしている)ことを意
味している。
状態記憶手段12は、まず、入力手段11に保存される
訪問先に関する情報とグループに関する情報と構成要素
に関する情報とを読み、状態(グループ構成、訪問計
画、訪問先の割当、構成要素の所属)を初期化して、以
降は、後述の新規割当手段13、後述の割当変更手段1
4、後述のグループ構成変更手段15による状態変更に
伴って状態を更新し、記憶する。
画の一例を示しており、例えば、可変グループであるグ
ループ3は、構成要素1、5から構成され、まず、構成
要素1で訪問先9を訪れて仕事Cを処理し、次に、構成
要素5で訪問先1を訪れて仕事Cを処理し、最後に、構
成要素5で訪問先5を訪れて仕事Bを処理することを意
味している。
例えば訪問先1はグループ3に割当てられており、訪問
先2は未割当訪問先であることを意味している。
り、例えば構成要素1はグループ3に所属しており、構
成要素3は未所属構成要素であることを意味している。
状態記憶手段12は、こうした状態を記憶する機能に加
え、未割当訪問先の個数が0になった後では、それまで
に得られた状態コストF(X)(状態Xについてのコス
トであり、後述のコスト計算手段16で計算される状態
Xにおけるグループiの訪問計画Xiについてのコスト
Fi(Xi)と区別するため、以下、状態コストと呼
ぶ)最小の状態を記憶する機能も持っている。つまり、
本発明の訪問計画生成方法は状態コストF(X)ができ
る限り小さな状態を求めることを特徴とする方法であ
る。
ープ間のコストの最大値の最小化、および/または、グ
ループ間のコストの均等化を行なうことにあり、これ
は、例えば、次の状態コストF(X)の最小化によって
実現できる: F(X)=α×MAXi[Fi(Xi)]+β×S(X) ・・・・(式1)
(Xi)のiについての最大値を返す関数、言い換えれ
ば、状態Xにおけるグループ間のコストの最大値が小さ
くなるにつれて小さな値を返す関数である。また、S
(X)は状態XにおけるFi(Xi)のiについてのバ
ラツキを評価する関数、言い換えれば、状態Xにおける
グループ間のコストが均等になるにつれて小さな値を返
す関数である。なお、S(X)の具体例としては、状態
XにおけるFi(Xi)のiについての標準偏差や分散
などがあげられる。さらに、係数αとβは、少なくとも
一方が値を持つことを条件に、α≧0、β≧0である。
トF(X)は、状態Xにおけるグループ間のコストの最
大値が小さくなるほど、および/または、状態Xにおけ
るグループ間のコストが均等化されるほど、小さな値を
とることになり、これを最小化することで、グループ間
のコストの最大値の最小化、および/または、グループ
間のコストの均等化を実現できる。
化、および/または、グループ間のコストの均等化を実
現するためには、状態コストF(X)を、例えば、次式
のようにすればよい: F(X)=α×AVEi[Fi(Xi)]+β×S(X) ・・・・(式2)
(Xi)のiについての平均値を返す関数、言い換えれ
ば、状態Xにおけるグループ間のコストの平均値が小さ
くなるにつれて小さな値を返す関数である。
割当手段13は状態記憶手段12に記憶される状態Xを
受け、後述の計画再構成手段17を利用して、未割当訪
問先をグループに新規割当てする機能を持つ。図8は新
規割当手段13の内部処理を示すフローチャートの一例
であり、これを用いて説明する。まず、S801で状態
Xを参照して(図6参照)、1または複数の未割当訪問
先を選択する。次に、S802で、構成要素数が0のグ
ループを除き、その時点で最小コストを持つグループを
含む、1または複数のグループを選択する。次に、選択
したグループ毎で(S803)、該グループに前記未割
当部品を仮割当し(S803a)、計画再構成手段17
を利用して該グループの仮訪問計画と仮コストを求める
(S803b)。次に、S804で、選択したグループ
のうち、最小仮コストを持つグループaを選択する。次
に、S805で、グループaに未割当訪問先を正式に割
当てる。最後に、グループaの仮訪問計画を訪問計画と
して正式に採用する。以上により、未割当訪問先の割当
先グループを適切に決めることができる。
変更手段14は状態記憶手段12に記憶される状態Xを
受け、計画再構成手段17を利用して、既割当訪問先の
割当を変更する機能を持つ。図9および図10は割当変
更手段14により実行される一連の割り当て変更処理の
前半および後半をそれぞれ示すフローチャートの一例で
あり、これを用いて説明する。まず、S901で、構成
要素数が0のグループを除き、その時点で最大コストを
持つグループおよび/または最小コストを持つグループ
を含む、複数のグループを選択する。次に、S902
で、選択したグループを、最大コストを持つグループ
(グループA)とそれ以外のグループ(グループ群)と
に分割する。次に、S903で、グループAに割当てら
れている訪問先の割当を仮解除し、S904で、計画再
構成手段17を利用して、グループAの仮訪問計画と仮
コストを求める。次に、グループ群に属するグループの
各々に対して(S905)、S903で仮解除された訪
問先を該グループに仮割当し(S905a)、計画再構
成手段17を利用して該グループの仮訪問計画と仮コス
トを求める(S905b)。次に、S906で、グルー
プ群に属するグループのうち、最小仮コストを持つグル
ープaを選択する。最後に、グループAの仮コストとグ
ループaの仮コストの両者がグループAの元のコスト
(仮解除前のコスト)以下である場合(S907)、S
903でのグループAについての仮解除を正式に採用し
(S907a)、S904でのグループAの仮訪問計画
を訪問計画として正式に採用し(S907b)、S90
5aでのグループaへの仮割り当てを正式に採用し(S
907c)、S905bでのグループaの仮訪問計画を
訪問計画として正式に採用する。以上により、既割当訪
問先の割当先グループを適切に変更することができる。
る。グループ構成変更手段15は状態記憶手段12に記
憶される状態Xを受け、計画再構成手段17を利用し
て、グループ構成を変更する機能を持つ。図11、図1
2、図13および図14はグループ構成変更手段15に
より実行される各種グループ構成の変更処理を示すフロ
ーチャートの一例であり、これらを用いて説明する。な
お、図13および図14は、一つの処理動作の前半およ
び後半をそれぞれ示すフローチャートである。
1で、構成要素の数が所属しうる構成要素の最大個数
(図3参照)に満たない可変グループを選択する。構成
要素の数と所属しうる構成要素の最大個数との差の絶対
値が最大の可変グループを選択するとしても構わない。
次に、S1002で、グループ制約(図3参照)を満た
す範囲内で未所属構成要素を選択する。次に、選択した
未所属構成要素の各々に対して(S1003)、該可変
グループに仮所属させ(S1003a)、計画再構成手
段17を利用してその場合の仮訪問計画と仮コストを求
める(S1003b)。最後に、S1003の実行の際
の最小仮コストが該可変グループの元のコスト以下であ
る場合(S1004)、その最小仮コストをもたらした
未所属構成要素aを選択し(S1004a)、該可変グ
ループに未所属構成要素aを正式に所属させ(S104
b)、その場合の仮訪問計画を該可変グループの訪問計
画として正式に採用する(S1004c)。以上によ
り、構成要素の数が所属しうる構成要素の最大個数(図
3参照)に満たない可変グループに、構成要素を追加所
属させることができる。
1101で、可変グループを選択し、その構成要素(の
1つ)の所属を仮解除する。可変グループの選択の際、
全ての可変グループのうち、その時点で最大コストを持
つ可変グループを選択するとしても構わない。次に、S
1102で、グループ制約(図3参照)を満たす範囲内
で未所属構成要素を選択する。次に、選択した未所属構
成要素の各々に対して(S1103)、該可変グループ
に仮所属させ(S1103a)、計画再構成手段17を
利用してその場合の仮訪問計画と仮コストを求める(S
1103b)。最後に、S1103の実行の際の最小仮
コストが該可変グループの元のコスト以下である場合
(S1104)、S1101で仮解除した該可変グルー
プの構成要素を正式に解除し(S1104a)、前記最
小仮コストをもたらした未所属構成要素aを選択し(S
1104b)、該可変グループに未所属構成要素aを正
式に所属させ(S114c)、その場合の仮訪問計画を
該可変グループの訪問計画として正式に採用する(S1
104d)。以上により、構成要素の数が所属しうる構
成要素の最大個数(図3参照)に等しい可変グループで
も、構成要素を変更させることができる。
る。まず、S1201で複数の可変グループを選択す
る。その際、全ての可変グループのうち、その時点で最
大コストを持つ可変グループを少なくとも選択するとし
ても構わない。また、全ての可変グループのうち、その
時点で最大コストを持つ可変グループと最小コストを持
つ可変グループとを選択するとしても構わない。次に、
S1202で、選択した可変グループを、その中で最大
コストを持つ可変グループ(可変グループA)とそれ以
外の可変グループからなる可変グループ群とに分割す
る。次に、前記可変グループ群に属するグループの各々
に対して(S1203)、グループ制約を満たす範囲で
該可変グループと可変グループAとの間で構成要素を仮
交換し(S1203a)、計画再構成手段17を利用し
て、その場合の該可変グループに対しての仮訪問計画と
仮コストの算出(S1203b)、および、その場合の
可変グループAに対しての仮訪問計画と仮コストの算出
(S1203c)とを行なって、該可変グループの仮コ
ストと可変グループAの仮コストの大きい方をペアコス
トとする(S1203d)。最後に、ペアコストの最小
値が可変グループAの元のコスト(前記最大コスト)以
下である場合(S1204)、ペアコスト最小をもたら
した可変グループ群の可変グループaを選択し(S12
04a)、S1203aでの可変グループaと可変グル
ープAとの間の構成要素の仮交換を正式に採用し(S1
204b)、S1203bでの可変グループaの仮訪問
計画を訪問計画として正式に採用し(S1204c)、
S1203cでの可変グループAの仮訪問計画を訪問計
画として正式に採用する(S1204d)。以上によ
り、可変グループ間での構成要素の適切な交換を実現す
ることができる。
コスト計算手段16は、状態Xにおけるグループiの訪
問計画Xiと入力手段11に記憶される訪問先に関する
情報と構成要素に関する情報とを受け、訪問計画Xiの
コストFi(Xi)を返す機能を持つ。コストFi(X
i)は、本実施の形態1での例の場合には、例えば、 Fi(Xi)=Ai×(M(Xi)+W(Xi))+Bi ・・・・(式3) と設計すればよい。
ての移動に要する総時間であり、W(Xi)は訪問計画
Xiについての仕事に要する総時間である。したがっ
て、(M(Xi)+W(Xi))は訪問計画Xiに要す
る総時間を示しており、グループiにかかる「負担」と
もいうことができる。また、AiとBiはグループi固
有の係数と閾値であり、これらの値によって、グループ
間での「負担」の割合を変更することができる。なお、
M(Xi)の計算は、グループの構成要素数が1の場合
については容易であるが(2つの訪問位置間の距離/訪
問する構成要素の移動速度)、2以上の場合には構成要
素間の制約があるため若干の工夫(ある構成要素がある
訪問先に向かっているときに、他の構成要素がどう動く
かを取り決めておくこと)が必要となる。
画再構成手段17は、新規割当手段13または割当変更
手段14またはグループ構成変更手段15によって利用
され、グループiに所属する構成要素と割当てられてい
る訪問先と入力手段11に記憶される訪問先に関する情
報と構成要素に関する情報とを受け、コスト計算手段1
6を利用して、訪問計画Xiを生成する機能を持つ。こ
れについては、貪欲法、山登り法、分枝限定法、ニュー
ラルネット、シミュレーテッドアニーリング、遺伝的ア
ルゴリズムなどの既存の最適化手法や、ヒューリスティ
クスを用いる方法、または、それらの任意の組合せによ
って実現できる。
段18は状態記憶手段12に記憶される最適な状態を外
部に出力する機能を持つ。
ープ単位で訪問計画を立てる巡回セールスマン問題がイ
メージされるものであるが、この発明はそのような状況
においてのみ適用されるのではない。その他には、例え
ばプリント基板へのICなどの電子部品の実装工程(部
品をつまんだ複数のアーム(訪問者)がプリント基板の
所定の場所へ移動(訪問)し、実装作業をする)や、運
輸業などにおける荷物の配送など、種々の行動がある。
これら様々な業務に含まれる各行動における訪問計画の
生成にも本発明は適用できるものである。
法は、構成要素(人または機械)が不変のグループおよ
び/または可変のグループが複数有り、複数の訪問先を
前記グループで分担して訪問する際に、可変グループの
最適構成と訪問先のグループへの最適割当とグループ毎
の最適計画の生成とを高速に求めることができる。した
がって、本発明は、例えば輸送計画、工程計画、動作計
画、行動計画などの有効な方法となり、その効果は大き
い。
を実施する装置のブロック図
示す図
を示す図
を示す図
構成と訪問計画を示す図
割当を示す図
の所属を示す図
規割当処理動作を説明するフローチャート
当変更処理動作の前半部分を説明するフローチャート
を説明するフローチャート
段によるグループ構成変更処理動作を説明するフローチ
ャート
段による別のグループ構成変更処理動作を説明するフロ
ーチャート
段によるさらに別のグループ構成変更処理動作の前半部
分を説明するフローチャート
の後半部分を説明するフローチャート
Claims (29)
- 【請求項1】 複数のグループが複数の訪問先を分担し
て訪問する訪問計画を生成するために、前記グループに
関する情報と、前記グループを構成する要素に関する情
報と、前記訪問先に関する情報とを少なくとも受け、前
記訪問計画を評価するコスト関数を利用して、前記グル
ープの最適構成と、前記訪問先の各グループへの最適割
当とを行なうことを特徴とする訪問計画生成方法。 - 【請求項2】 コスト関数を利用することにより、複数
のグループ間のコストの最大値を最小化することを特徴
とする請求項1記載の訪問計画生成方法。 - 【請求項3】 コスト関数を利用することにより、複数
のグループ間のコストの平均値を最小化することを特徴
とする請求項1記載の訪問計画生成方法。 - 【請求項4】 コスト関数を利用することにより、複数
のグループ間のコストの均等化を行なうことを特徴とす
る請求項1記載の訪問計画生成方法。 - 【請求項5】 未割当訪問先がある場合、この未割当訪
問先の新規割当およびそれに伴う訪問計画の再構成を行
い、必要に応じて既割当訪問先の割当変更およびそれら
に伴う訪問計画の再構成を行なうことを特徴とする請求
項1乃至4のいずれかに記載の訪問計画生成方法。 - 【請求項6】 グループは構成要素の変更ができない不
変、または構成要素の変更が可能な可変であることを特
徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の訪問訪問計
画生成方法。 - 【請求項7】 グループの構成要素が可変である場合、
前記未割当訪問先の新規割当およびそれに伴う訪問計画
の再構成を行うに際して、必要に応じて可変グループの
構成変更を行なうことを特徴とする請求項5記載の訪問
計画生成方法。 - 【請求項8】 構成要素が不変のグループおよび/また
は可変のグループが複数有り、複数の訪問先を前記グル
ープで分担して訪問しようとする際に、前記可変グルー
プの最適構成と前記訪問先の前記グループへの最適割当
と前記グループ毎の最適訪問計画の生成とを行なう方法
であって、前記訪問先に関する情報と前記グループに関
する情報と前記構成要素に関する情報とを少なくとも受
け、前記訪問計画を評価するコスト関数を利用して、未
割当訪問先の新規割当およびそれに伴う訪問計画の再構
成を行い、必要に応じて既割当訪問先の割当変更および
/または可変グループの構成変更、およびそれらに伴う
訪問計画の再構成を行い、前記グループ間のコスト(前
記コスト関数の値)の最大値(または平均値)の最小
化、および/または、前記グループ間のコストの均等化
を行なうことを特徴とする訪問計画生成方法。 - 【請求項9】 前記訪問先に関する情報が、その訪問先
の位置を含んでおり、必要に応じてその訪問先で処理す
る仕事内容を含んでいることを特徴とする請求項1乃至
8のいずれかに記載の訪問計画生成方法。 - 【請求項10】 前記グループに関する情報が、そのグ
ループの属性とそのグループに所属する構成要素を制約
するグループ制約とを含んでいることを特徴とする請求
項1及至9のいずれかに記載の訪問計画生成方法。 - 【請求項11】 グループの属性の属性値は不変または
可変であることを特徴とする請求項10記載の訪問計画
生成方法。 - 【請求項12】 グループの属性の属性値が可変である
場合、初期グループ構成も含んでいることを特徴とする
請求項10記載の訪問計画生成方法。 - 【請求項13】 前記グループ制約が、そのグループに
所属する構成要素間の関係を含んでおり、そのグループ
が不変グループである場合にはグループ構成も含んでお
り、不変グループである場合には所属しうる構成要素の
最大個数と所属しうる構成要素とを含んでいることを特
徴とする請求項10乃至12のいずれかに記載の訪問計
画生成方法。 - 【請求項14】 前記構成要素に関する情報が、その構
成要素の移動能力と仕事能力とを含んでいることを特徴
とする請求項1及至13のいずれかに記載の訪問訪問計
画生成方法。 - 【請求項15】 前記コスト関数に、各グループ固有の
係数および/または閾値が含まれていることを特徴とす
る請求項1及至14のいずれかに記載の訪問計画生成方
法。 - 【請求項16】 前記コスト関数の値が、距離および/
または時間であることを特徴とする請求項1及至15の
いずれかに記載の訪問計画生成方法。 - 【請求項17】 前記未割当訪問先の新規割当およびそ
れに伴う訪問計画の再構成を行なう際に、未割当訪問先
とグループとを選択し、それらグループの各々に対して
前記未割当訪問先の仮割当と仮訪問計画の再構成と仮コ
ストの計算とを行って、最小仮コストを持つグループに
前記未割当訪問先を正式に割当てるとともにその時の仮
訪問計画を正式に採用することを特徴とする請求項5乃
至16のいずれかに記載の訪問計画生成方法。 - 【請求項18】 前記グループを選択するに際し、少な
くとも、その時点で最小コストを持つグループを選択す
ることを特徴とする請求項17記載の訪問計画生成方
法。 - 【請求項19】 前記既割当訪問先の割当変更およびそ
れに伴う訪問計画の再構成を行なう際に、複数のグルー
プを選択し、その中で最大コストを持つグループ(グル
ープA)とそれ以外のグループからなるグループ群とに
分割し、前記グループAに割当てられている訪問先の割
当てを仮解除して仮訪問計画の再構成と仮コスト(仮コ
ストA)の計算とを行なうとともに、前記グループ群に
属するグループの各々に対して前記仮解除された訪問先
の仮割当と仮訪問計画の再構成と仮コストの計算とを行
なって、その際の最小仮コスト(仮コストB)と前記仮
コストAの両者が前記グループAの元のコスト以下であ
る場合、仮コストAと仮コストBとをもたらす要因とな
った前記仮事項を正式に採用することを特徴とする請求
項5乃至18のいずれかに記載の訪問計画生成方法。 - 【請求項20】 前記複数のグループを選択する際に、
その時点で最大コストを持つグループおよび/または最
小コストを持つグループを少なくとも選択することを特
徴とする請求項19記載の訪問計画生成方法。 - 【請求項21】 前記可変グループの構成変更およびそ
れに伴う訪問計画の再構成を行なう際に、構成要素の数
が前記所属しうる構成要素の最大個数に満たない可変グ
ループを選択するとともに、前記グループ制約を満たす
範囲内で未所属構成要素を選択し、それらの各々に対し
て前記可変グループに仮所属させ仮訪問計画の再構成と
仮コストの計算とを行ない、その際の最小仮コストが前
記可変グループの元のコスト以下である場合、前記最小
仮コストをもたらす要因となった前記仮事項を正式に採
用することを特徴とする請求項7及至20のいずれかに
記載の訪問計画生成方法。 - 【請求項22】 前記可変グループを選択する際、構成
要素の数が前記所属しうる構成要素の最大個数に満たな
い可変グループのうち、前者と後者との差の絶対値が最
大の可変グループを選択することを特徴とする請求項2
1記載の訪問計画生成方法。 - 【請求項23】 前記可変グループの構成変更およびそ
れに伴う訪問計画の再構成を行なう際に、可変グループ
を選択して、その可変グループの構成要素(の1つ)の
所属を仮解除し、前記グループ制約を満たす範囲内で未
所属構成要素を選択し、それらの各々に対して前記可変
グループに仮所属させ仮訪問計画の再構成と仮コストの
計算とを行ない、その際の最小仮コストが前記可変グル
ープの元のコスト以下である場合、前記最小仮コストを
もたらす要因となった前記仮事項を正式に採用すること
を特徴とする請求項7乃至20のいずれかに記載の訪問
計画生成方法。 - 【請求項24】 前記可変グループを選択する際、全て
の可変グループのうち、その時点で最大コストを持つ可
変グループを選択することを特徴とする請求項23記載
の訪問計画生成方法。 - 【請求項25】 前記可変グループの構成変更およびそ
れに伴う訪問計画の再構成を行なう際に、複数の可変グ
ループを選択し、その中で最大コストを持つ可変グルー
プ(可変グループA)とそれ以外の可変グループからな
る可変グループ群とに分割し、前記可変グループ群に属
するグループの各々に対して、前記グループ制約を満た
す範囲でその可変グループと前記可変グループAとの間
での構成要素の仮交換と、その場合の前記可変グループ
の仮訪問計画の再構成と仮コストの計算および前記可変
グループAの仮訪問計画の再構成と仮コストの計算を行
ない、前記可変グループの仮コストと前記可変グループ
Aの仮コストの大きい方をペアコストとし、ペアコスト
の最小値が可変グループAの元のコスト(前記最大コス
ト)以下である場合、前記ペアコストの最小値をもたら
した前記仮事項を採用することを特徴とする請求項7乃
至20のいずれかに記載の訪問計画生成方法。 - 【請求項26】 前記複数の可変グループを選択する
際、全ての可変グループのうち、その時点で最大コスト
を持つ可変グループを少なくとも選択することを特徴と
する請求項25記載の訪問計画生成方法。 - 【請求項27】 前記複数の可変グループを選択する
際、全ての可変グループのうち、その時点で最大コスト
を持つ可変グループと最小コストを持つ可変グループと
のすくなくともいずれか一方を選択することを特徴とす
る請求項25または26記載の訪問計画生成方法。 - 【請求項28】 訪問計画生成のために必要な各種情報
を受ける入力手段と、所定の時点での状態とそれまでの
訪問計画の最適な状態を記憶する状態記憶手段と、未割
当訪問先の新規割り当てを行なう新規割り当て手段と、
既割当訪問先の割り当て変更を行なう割り当て変更手段
と、グループ構成の変更を行なうグループ構成変更手段
と、グループ毎の訪問計画を再構成する計画再構成手段
と、グループ毎の訪問計画のコストを計算するコスト計
算手段とを備えた訪問計画生成装置。 - 【請求項29】 入力手段には、少なくとも、訪問先に
関する情報と、グループに関する情報と、構成要素に関
する情報とが入力されることを特徴とする請求項28記
載の訪問計画生成装置。
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