JP2001092498A - 信号処理装置および信号処理方法 - Google Patents

信号処理装置および信号処理方法

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JP2001092498A
JP2001092498A JP26785099A JP26785099A JP2001092498A JP 2001092498 A JP2001092498 A JP 2001092498A JP 26785099 A JP26785099 A JP 26785099A JP 26785099 A JP26785099 A JP 26785099A JP 2001092498 A JP2001092498 A JP 2001092498A
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JP26785099A
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English (en)
Inventor
Takashi Katayama
崇 片山
Takashi Fujita
剛史 藤田
Masahiro Sueyoshi
雅弘 末吉
Kazutada Abe
一任 阿部
Masaharu Matsumoto
正治 松本
Akihisa Kawamura
明久 川村
Kosuke Nishio
孝祐 西尾
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 マルチチャンネルでチャンネル間で周波数領
域データを共有することができる信号処理装置において
内部処理用のメモリを削減する。 【解決手段】 本発明の信号処理装置は、ビットストリ
ームを受け取り、制御情報と音響情報を抽出するストリ
ーム構文解析部と、前記制御情報に基づいて生成された
共有データ管理テーブルを記憶する共有データ管理テー
ブル部と、共有データを記憶する共有データ記憶部と、
前記共有データ管理テーブル、前記音響情報、および前
記共有データ記憶部に記憶されている前記共有データに
基づいて、復号化信号を生成する周波数データ復号部
と、前記復号化信号である周波数領域データを時間領域
データに変換する時間領域変換部とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マルチチャンネル
の音響信号を周波数領域で表現し、チャンネル間で高周
波帯域に対応する周波数領域データを共有するよう符号
化されたビットストリームを復号処理する信号処理装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の信号処理装置を図8を用いて説明
する。
【0003】図8は、従来の信号処理装置100を示す
図である。信号処理装置100は、ビットストリーム構
文解析部111、周波数データ復号部112、、共有デ
ータ格納部114、時間領域変換部115、および内部
記憶部116を備えている。
【0004】ビットストリームは、ビットストリーム構
文解析部111によって解析されて必要な情報が抽出さ
れ、その情報は一時的に信号処理装置100の内部記憶
部116に格納される。
【0005】抽出された情報をもとに周波数データ復号
部112によって、チャンネル毎の周波数領域データが
生成される。この処理は、ビットストリームに格納され
ているチャンネルの順で行われる。
【0006】ビットストリームデータ転送量を削減する
ために、チャンネル間データ共有という手段が用いられ
る。これは、周波数領域データにおいて、先にデコード
したあるチャンネルの周波数領域データの高周波領域を
他のチャンネルと共有することで、他のチャンネルが有
するべき高周波帯域データを省略することができること
である。
【0007】以下に、共有データを共有する方法につい
て簡単に説明する。
【0008】ビットストリームは、5チャンネルの音響
情報を有する。あるチャンネルの音響情報は、複数の周
波数領域データを有する。複数の周波数領域データのう
ち高周波波帯域データを共有データとして共有すること
ができる。
【0009】たとえば、第1チャンネルが共有データを
有する場合、第2〜第5チャンネルがその共有データを
使用する可能性があり、第2チャンネルが共有データを
有する場合、第3〜第5チャンネルがその共有データを
使用する可能性があり、第3チャンネルが共有データを
有する場合、第4および第5チャンネルがその共有デー
タを使用する可能性があり、第4チャンネルが共有デー
タを有する場合、第5チャンネルがその共有データを使
用する可能性がある。なお、5チャンネルの情報は、第
1チャンネルから順に復号されるものとする。
【0010】つまり、全チャンネルの周波数領域データ
が復号されるまで、第1〜第4チャンネルの共有データ
を共有データ記憶部114に保持する必要がある。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】このため、共有データ
記憶部114の容量としては、最大で、4チャンネル分
の周波数領域データが記憶できる容量が必要となる。こ
のため、従来の信号処理装置の大きさを小さくできない
という問題があった。
【0012】本発明は、上記問題点を鑑み、マルチチャ
ンネルでチャンネル間で周波数領域データを共有するこ
とができる信号処理装置において内部処理用のメモリを
削減することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の信号処理装置
は、ビットストリームを受け取り、制御情報と音響情報
を抽出するストリーム構文解析部と、前記制御情報に基
づいて生成された共有データ管理テーブルを記憶する共
有データ管理テーブル部と、共有データを記憶する共有
データ記憶部と、前記共有データ管理テーブル、前記音
響情報、および前記共有データ記憶部に記憶されている
前記共有データに基づいて、復号化信号を生成する周波
数データ復号部と、前記復号化信号である周波数領域デ
ータを時間領域データに変換する時間領域変換部とを備
え、そのことにより上記目的が達成される。
【0014】前記共有データ記憶部は第1領域と第2領
域とを有し、前記第1領域および前記第2領域の容量
は、2チャンネル分の共有データを格納することが可能
である。
【0015】前記ビットストリームが複数のチャンネル
を有し、前記複数のチャンネルのそれぞれが複数の周波
数領域データを含み、前記共有データが、前記複数の周
波数領域データのうちの1つの周波数領域データであ
り、前記1つの周波数領域データが、所定のビット数の
データを所定の数有し、前記共有データ記憶部の容量
が、前記所定のビット数×前記所定の数×2であっても
よい。
【0016】前記共有データ管理テーブルが、前記共有
データが前記共有データ記憶部に記憶されているか否か
をチャンネル毎に示す情報と、前記共有データが、前記
共有データ記憶部の、第1領域または第2領域のどちの
ら領域に格納されているかをチャンネル毎に示す情報と
を有していてもよい。
【0017】前記ビットストリームが、5チャンネル以
下であるマルチチャンネルの音響信号を周波数領域であ
らわせられ、符号化されたデータを有してもよい。
【0018】前記ビットストリームが、5チャンネル以
下であるマルチチャンネルの音響信号を周波数領域であ
らわせられ、符号化されたデータと、低域成分を示すデ
ータとを有してもよい。
【0019】本発明の信号処理方法は、ビットストリー
ムを受け取り、制御情報と音響情報を抽出する工程と、
前記制御情報に基づいて共有データ管理テーブルを生成
する工程と、前記共有データ管理テーブルを記憶する工
程と、共有データを記憶する工程と、前記共有データ管
理テーブル、前記音響情報、および前記共有データ記憶
部に記憶されている前記共有データに基づいて、復号化
信号を生成する工程と、前記復号化信号である周波数領
域データを時間領域データに変換する工程とを包含し、
そのことにより上記目的が達成される。
【0020】
【発明の実施の形態】(実施の形態1)本発明の信号処
理装置における実施形態1を図1を用いて説明する。
【0021】図1は、信号処理装置10を示す図であ
る。
【0022】信号処理装置10は、ビットストリーム構
文解析部11、周波数データ復号部12、共有データ管
理テーブル部13、共有データ格納部14、および時間
領域変換部15を備えている。信号処理装置10は、1
チップで構成されてもよい。
【0023】ビットストリーム構文解析部11は、ビッ
トストリームを受け取る。ビットストリームの一例を図
2を用いて説明する。
【0024】図2は、ビットストリームの一例を示す図
である。
【0025】ビットストリームは、制御情報および音響
情報を含む。音響情報は、1つ以上のサブフレームを有
している。たとえば、図2に示すビットストリームで
は、音響情報は、LFE(Low Frequency
Effect)チャンネル波形データおよび2つのサ
ブフレームを有している。
【0026】サブフレームは、第1チャンネル〜第5チ
ャンネルからなっている。第1チャンネル〜第5チャン
ネルのそれぞれは、音響信号を周波数領域で表現した複
数の周波数領域データを含み、ある周波数領域データ、
たとえば高周波数領域データを、第1チャンネル〜第5
チャンネルの間で共有するように音響信号が符号化され
ている。つまり、第1チャンネル〜第5チャンネルの間
で特定の周波数のデータを共有するため、ビットストリ
ームのデータ量は、特定の周波数のデータを共有しない
ビットストリームのデータ量と比べて小さい。
【0027】図2に示すビットストリームでは、ある周
波数領域データが共有化されているため、制御情報は、
そのチャンネルが有していない(共有されている)周波
数領域データをそのチャンネルと共に復号化されるため
などに使用される。制御情報は、第1チャンネル〜第5
チャンネルの間で共有される波数領域データが格納され
ているあるいはその波数領域データが格納されるべき領
域の情報および被共有情報などを有している。制御情報
の詳細については、後述する。
【0028】なお、ビットストリームは、音響圧縮方式
の一つであるDTS(Digital Theater
System)の規格に基づいて生成されたものであ
ってもよい。
【0029】ビットストリーム構文解析部11は、受け
取ったビットストリームを解析し、必要な情報、たとえ
ば、音響情報および制御情報を抽出する。ビットストリ
ーム構文解析部11は、音響情報を周波数データ復号部
12に出力し、制御情報を共有データ管理テーブル部1
3に出力する。
【0030】周波数データ復号部12は、音響情報を復
号する。なお、周波数データ復号部12は、共有データ
管理テーブル部13に格納されている共有データ管理テ
ーブルに基づいて、共有されるべきデータを共有データ
格納部14に送る。また、周波数データ復号部12は、
共有データ管理テーブル部13に格納されている共有デ
ータ管理テーブルおよびチャンネル間共有データに基づ
いて、共有されているデータを共有データ格納部14か
ら呼び出す。
【0031】共有データ格納部14は、第1領域14a
および第2領域14bを有している。第1領域14aお
よび第2領域14bには、共有されるデータが格納され
る。
【0032】共有データ管理テーブル部13は、制御情
報に基づき共有データ管理テーブルを生成する。たとえ
ば、制御情報が、どのチャンネルが被共有データを有し
ているかおよび共有データが第1領域14aまたは第2
領域14bに格納されるべきかを示すチャンネル間共有
データを有している。共有データ管理テーブル部13
が、このチャンネル間共有データを解析することによ
り、共有データ管理テーブルが生成される。
【0033】図3は、共有データ管理テーブルの一例を
示す図である。共有データ管理テーブルには、チャンネ
ルに対応する、被共有情報および共有データ格納部14
の領域情報が示されている。被共有情報とは、共有すべ
き情報があるか否かを示し、共有データ格納部14の領
域情報とは、共有すべき情報が格納される領域が、第1
領域14aであるか第2領域14bであるかを示してい
る。
【0034】たとえば、図3に示す欄3aに「有」とあ
る場合、第1チャンネルに対応する情報は、他のチャン
ネルと情報の一部を共有している。図3に示す欄3bに
「1」と示されている場合、その共有されている情報
が、第1領域14aに格納されていることを意味する。
【0035】周波数データ復号部12は、ビットストリ
ーム構文解析部11から受け取った音響情報および/ま
たは共有データ格納部14に格納されている共有情報を
復号する。周波数データ復号部12は、復号化された情
報を時間領域変換部15に出力する。
【0036】時間領域変換部15は、復号化された情報
を時間領域の信号に変換し、音響信号を出力する。
【0037】以下に、共有データ管理テーブル部13が
共有データ管理テーブルを生成する工程を図4A、図4
B、および図4Cを用いて説明する。
【0038】図4A、図4B、および図4Cは、共有デ
ータ管理テーブルを生成する工程を示す図である。
【0039】ステップS10で、初期化が行われる。た
とえば、カウンタCNが1になり、チャンネル番号CH
が0となる。なお、初期状態では、共有データ格納部の
領域情報DM{JT(CH)}は、0であるとする。
【0040】ステップS20では、チャンネル番号CH
が1つ増加する。ステップS30では、チャンネル番号
CHが最大の番号より大きいか否かが判定される。たと
えば、最大の番号が5であるときには、チャンネル番号
CHが5より大きいか否かが判定される。チャンネル番
号CHが5より大きい場合、処理は終了する。チャンネ
ルの番号CHが5より大きくない場合、処理はステップ
S40に進む。
【0041】ステップS40では、第CHのチャンネル
のチャンネル間共有データJT(CH)が0であるか否
かが判定される。チャンネル間共有データJT(CH)
が0である場合、処理はステップS20に進む。チャン
ネル間共有データJT(CH)が0でない場合、処理は
ステップS50に進む。なお、チャンネル間共有データ
JT(CH)が0の場合、チャンネル番号CHにおける
チャンネルのデータが、他のチャンネルのデータに依存
していないことを示し、チャンネル間共有データJT
(CH)がXの場合、チャンネル番号CHにおけるチャ
ンネルのデータが、第Xのチャンネルのデータの一部を
共有していることを示している。
【0042】ステップS50では、領域情報DM{JT
(CH)}が、0であるか否かが判定される。領域情報
DM{JT(CH)}が0である場合、処理はステップ
S60に進み、領域情報DM{JT(CH)}が0でな
い場合、処理はステップS20に進む。
【0043】ステップS60では、領域情報DM{JT
(CH)}にカウンタの値CNが格納される。その後、
カウンタの値CNが1つ増加する。
【0044】ステップS70では、カウンタの値CNが
2より大きいか否かが判定される。カウンタの値CNが
2より大きい場合、処理はステップS80に進み、カウ
ンタの値CNが2より大きくない場合、処理はステップ
S20に進む。
【0045】ステップS80では、チャンネル番号CH
が1つ増加する。ステップS90では、チャンネル番号
CHが最大の番号より大きいか否かが判定される。たと
えば、最大の番号が5であるときには、チャンネル番号
CHが5より大きいか否かが判定される。チャンネル番
号CHが5より大きい場合処理は終了し、チャンネル番
号CHが5より大きくない場合、処理はステップS10
0に進む。
【0046】ステップS100では、第CHのチャンネ
ルのチャンネル間共有データJT(CH)が0であるか
否かが判定される。チャンネル間共有データJT(C
H)が0である場合、処理はステップS80に進む。チ
ャンネル間共有データJT(CH)が0でない場合、処
理はステップS110に進む。
【0047】ステップS110では、領域情報DM{J
T(CH)}が、0であるか否かが判定される。領域情
報DM{JT(CH)}が0である場合、処理はステッ
プS120に進み、領域情報DM{JT(CH)}が0
でない場合、処理はステップS80に進む。
【0048】ステップS120では、チャンネル番号C
Hが最大の番号から1を引いた値より大きいか否かが判
定される。たとえば、最大の番号が5であるときには、
チャンネル番号CHが4であるか否かが判定される。チ
ャンネル番号CHが4である場合、処理はステップS1
40に進み、チャンネル番号CHが4でない場合、処理
はステップS130に進む。
【0049】ステップS130では、領域情報DM{J
T(CH)}に1が格納され、その後処理は終了する。
【0050】ステップS140では、第CH+1のチャ
ンネルのチャンネル間共有データJT(CH+1)が0
であるか否かが判定される。チャンネル間共有データJ
T(CH+1)が0である場合、処理はステップS15
0に進む。チャンネル間共有データJT(CH+1)が
0でない場合、処理はステップS160に進む。
【0051】ステップS150では、領域情報DM{J
T(CH)}に1が格納され、その後処理は終了する。
【0052】ステップS160では、領域情報DM{J
T(CH+1)}が、0であるか否かが判定される。領
域情報DM{JT(CH+1)}が0である場合、処理
はステップS170に進み、領域情報DM{JT(CH
+1)}が0でない場合、処理はステップS180に進
む。
【0053】ステップS170では、領域情報DM{J
T(CH)}に1が格納され、領域情報DM{JT(C
H+1)}に2が格納され、その後処理は終了する。
【0054】ステップS180では、領域情報DM{J
T(CH+1)}が、1であるか否かが判定される。領
域情報DM{JT(CH+1)}が1である場合、処理
はステップS190に進み、領域情報DM{JT(CH
+1)}が1でない場合、処理はステップS200に進
む。
【0055】ステップS190では、領域情報DM{J
T(CH)}に2が格納され、その後処理は終了する。
【0056】また、ステップS200では、領域情報D
M{JT(CH)}に1が格納され、その後処理は終了
する。
【0057】なお、2つの領域を使い、共有されたデー
タが復号化されるまで保存できれば、共有データ管理テ
ーブル部13が共有データ管理テーブルする工程は、上
述した工程に限られない。
【0058】図5は、チャンネル間共有データの一例と
そのチャンネル間共有データから得られる共有データ管
理テーブルの一例を示す図である。この場合、第2チャ
ンネルが第1チャンネルのあるデータを共有し、第4チ
ャンネルが第2チャンネルのあるデータを共有し、第5
チャンネルが第4チャンネルのあるデータを共有してい
る。周波数データ復号部12は、図5に示す共有データ
管理テーブルに基づき、共有データを共有データ格納部
14の第1領域14aまたは第1領域14bに格納し、
図5に示す共有データ管理テーブルおよびチャンネル間
共有データに基づき、格納されている共有データを読み
出す。
【0059】信号処理装置10の共有データ格納部14
の記憶容量は、従来のものに比べて小さい。このため、
従来の信号処理装置に比べて、実施の形態1の信号処理
装置10を安価に作成することができる。
【0060】(実施の形態2)本発明の信号処理装置に
おける実施形態2を図6を用いて説明する。
【0061】図6は、信号処理装置20を示す図であ
る。
【0062】信号処理装置20は、ビットストリーム構
文解析部11、周波数データ復号部12、共有データ管
理テーブル部13’、共有データ格納部14、時間領域
変換部15、内部記憶部16、および共有データ解析部
17を備えている。なお、信号処理装置20において、
実施形態1の信号処理装置10の構成要素と同じ構成要
素には、同じ番号を付しその説明を省略する。また、信
号処理装置20は、1チップで構成されてもよい。
【0063】信号処理装置10では、共有データ管理テ
ーブル部13が、チャンネル間共有データを含む制御情
報を解析し、共有データ管理テーブルを生成し記憶した
が、信号処理装置20では、共有データ解析部17がチ
ャンネル間共有データを解析し、共有データ管理テーブ
ルを生成し、生成された共有データ管理テーブルが共有
データ管理テーブル部13’に格納される。なお、共有
データ解析部17が共有データ管理テーブルを生成する
動作は、信号処理装置10の共有データ管理テーブル部
13の動作と同じである。
【0064】また、信号処理装置20では、内部記憶部
16を介して音響情報を受け取ってもよいし、周波数デ
ータ復号部12が音響情報を直接受け取ってもよい。つ
まり、信号処理装置20では、ビットストリームのデー
タ量の増減が激しくても対応することができる。
【0065】(実施の形態3)本発明の信号処理装置に
おける実施形態3を図7を用いて説明する。
【0066】図7は、信号処理装置30を示す図であ
る。
【0067】信号処理装置30は、ビットストリーム構
文解析部11、周波数データ復号部12、共有データ管
理テーブル部13’、共有データ格納部14、時間領域
変換部15、内部記憶部16、共有データ解析部17お
よびビット数削減部18を備えている。信号処理装置3
0がビット数削減部18を備えている点が、実施形態2
の信号処理装置20とは異なる。なお、信号処理装置3
0において、実施形態2の信号処理装置20の構成要素
と同じ構成要素には、同じ番号を付しその説明を省略す
る。また、信号処理装置30は、1チップで構成されて
もよい。
【0068】以下に、ビット数削減部18について説明
する。
【0069】周波数領域データがビット数削減部18を
介して共有データ格納部14に格納される場合、ビット
数削減部18は、周波数領域データを所定のビット数で
四捨五入等の丸め処理を行う。丸め処理が行われた周波
数領域データが、所定のビット数だけ共有データ格納部
14に格納される。このため、実施形態3では、実施形
態1および2に比べて、共有データ格納部14の容量を
小さくすることができる。
【0070】たとえば、周波数領域データが24ビット
である場合、24ビットが16ビットになるように周波
数領域データが四捨五入される。16ビットになった周
波数領域データが、共有データ格納部14に格納され
る。
【0071】また、16ビットになった周波数領域デー
タが、共有データとして読み出される場合、16ビット
になった周波数領域データに0が8ビット分加えられる
ことにより、24ビットデータがビット数削減部18に
よって再生される。
【0072】本実施形態では、丸め処理として四捨五入
を用いたが、切り捨てなどの他の処理を用いてもよい。
【0073】
【発明の効果】本発明の信号処理装置では、共有データ
管理テーブル部が、制御情報に基づいて生成された共有
データ管理テーブルを記憶する。このため、本発明の信
号処理装置では、共有データ記憶部の容量を従来のもの
に比べて小さくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】信号処理装置10を示す図である。
【図2】ビットストリームの一例を示す図である。
【図3】共有データ管理テーブルの一例を示す図であ
る。
【図4A】共有データ管理テーブルを生成する工程の一
部を示す図である。
【図4B】共有データ管理テーブルを生成する工程の一
部を示す図である。
【図4C】共有データ管理テーブルを生成する工程の一
部を示す図である。
【図5】チャンネル間共有データの一例とそのチャンネ
ル間共有データから得られる共有データ管理テーブルの
一例を示す図である。
【図6】信号処理装置20を示す図である。
【図7】信号処理装置30を示す図である。
【図8】従来の信号処理装置100を示す図である。
【符号の説明】
10 信号処理装置 11 ビットストリーム構文解析部 12 周波数データ復号部 13 共有データ管理テーブル部 14 共有データ格納部 15 時間領域変換部 16 内部記憶部 17 共有データ解析部 18 ビット数削減部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 末吉 雅弘 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 阿部 一任 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 松本 正治 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 川村 明久 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 西尾 孝祐 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 5D045 DA20 5K028 AA06 MM12 SS24

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ビットストリームを受け取り、制御情報
    と音響情報を抽出するストリーム構文解析部と、 前記制御情報に基づいて生成された共有データ管理テー
    ブルを記憶する共有データ管理テーブル部と、 共有データを記憶する共有データ記憶部と、 前記共有データ管理テーブル、前記音響情報、および前
    記共有データ記憶部に記憶されている前記共有データに
    基づいて、復号化信号を生成する周波数データ復号部
    と、 前記復号化信号である周波数領域データを時間領域デー
    タに変換する時間領域変換部とを備えた信号処理装置。
  2. 【請求項2】 前記共有データ記憶部は第1領域と第2
    領域とを有し、 前記第1領域および前記第2領域の容量は、2チャンネ
    ル分の共有データを格納することが可能である請求項1
    に記載の信号処理装置。
  3. 【請求項3】 前記ビットストリームが複数のチャンネ
    ルを有し、 前記複数のチャンネルのそれぞれが複数の周波数領域デ
    ータを含み、 前記共有データが、前記複数の周波数領域データのうち
    の1つの周波数領域データであり、 前記1つの周波数領域データが、所定のビット数のデー
    タを所定の数有し、 前記共有データ記憶部の容量が、前記所定のビット数×
    前記所定の数×2である、請求項1に記載の信号処理装
    置。
  4. 【請求項4】 前記共有データ管理テーブルが、前記共
    有データが前記共有データ記憶部に記憶されているか否
    かをチャンネル毎に示す情報と、 前記共有データが、前記共有データ記憶部の、第1領域
    または第2領域のどちらの領域に格納されているかをチ
    ャンネル毎に示す情報とを有している、請求項1に記載
    の信号処理装置。
  5. 【請求項5】 前記ビットストリームが、5チャンネル
    以下であるマルチチャンネルの音響信号を周波数領域で
    あらわせられ、符号化されたデータを有する、請求項1
    に記載の信号処理装置。
  6. 【請求項6】 前記ビットストリームが、5チャンネル
    以下であるマルチチャンネルの音響信号を周波数領域で
    あらわせられ、符号化されたデータと、低域成分を示す
    データとを有する、請求項1に記載の信号処理装置。
  7. 【請求項7】 ビットストリームを受け取り、制御情報
    と音響情報を抽出する工程と、 前記制御情報に基づいて共有データ管理テーブルを生成
    する工程と、 前記共有データ管理テーブルを記憶する工程と、 共有データを記憶する工程と、 前記共有データ管理テーブル、前記音響情報、および前
    記共有データ記憶部に記憶されている前記共有データに
    基づいて、復号化信号を生成する工程と、 前記復号化信号である周波数領域データを時間領域デー
    タに変換する工程とを包含する信号処理方法。
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