JP2001091896A - ２次元映像／３次元映像互換型映像表示装置 - Google Patents
２次元映像／３次元映像互換型映像表示装置Info
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- JP2001091896A JP2001091896A JP27120699A JP27120699A JP2001091896A JP 2001091896 A JP2001091896 A JP 2001091896A JP 27120699 A JP27120699 A JP 27120699A JP 27120699 A JP27120699 A JP 27120699A JP 2001091896 A JP2001091896 A JP 2001091896A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ３次元映像と２次元映像とを切り換えて表示
することができ、良好な映像を観賞することができる２
次元映像／３次元映像互換型映像表示装置を提供する。 【解決手段】 第１の画素と第２の画素とにより表示画
面を構成する液晶パネルと、前記第１の画素からの光と
前記第２の画素からの光とを左右に分離する分光手段
と、３次元映像を表示するときには前記分光手段からの
光を拡散せずに透過し、２次元映像を表示するときに
は、前記分光手段からの光を拡散するように制御される
分散型液晶パネルと、を備え、分散型液晶のヒステリシ
ス特性に応じて電圧を印加して、前記分散型液晶パネル
を単純マトリックス駆動する。
することができ、良好な映像を観賞することができる２
次元映像／３次元映像互換型映像表示装置を提供する。 【解決手段】 第１の画素と第２の画素とにより表示画
面を構成する液晶パネルと、前記第１の画素からの光と
前記第２の画素からの光とを左右に分離する分光手段
と、３次元映像を表示するときには前記分光手段からの
光を拡散せずに透過し、２次元映像を表示するときに
は、前記分光手段からの光を拡散するように制御される
分散型液晶パネルと、を備え、分散型液晶のヒステリシ
ス特性に応じて電圧を印加して、前記分散型液晶パネル
を単純マトリックス駆動する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、３次元映像と２
次元映像とを切り換えて、又は、３次元映像と２次元映
像を混在させて表示することができる２次元映像／３次
元映像互換型映像表示装置に関する。
次元映像とを切り換えて、又は、３次元映像と２次元映
像を混在させて表示することができる２次元映像／３次
元映像互換型映像表示装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】３次元映像と２次元映像とを切り換えて
表示することができ、２次元映像を表示する際、観察者
は特定の位置に限らず、広い範囲でモアレ等の無い良好
な２次元映像を観察することができる２次元映像／３次
元映像互換型映像表示装置を提供すること実現した２次
元映像／３次元映像互換型映像表示装置としては、例え
ば、特開平９−１０２９６９号公報に提案されている。
表示することができ、２次元映像を表示する際、観察者
は特定の位置に限らず、広い範囲でモアレ等の無い良好
な２次元映像を観察することができる２次元映像／３次
元映像互換型映像表示装置を提供すること実現した２次
元映像／３次元映像互換型映像表示装置としては、例え
ば、特開平９−１０２９６９号公報に提案されている。
【０００３】上記した公報に提案されている２次元映像
／３次元映像互換型映像表示装置は、第１の画素群と第
２の画素群とにより表示画面を構成する表示パネルと、
前記第１の画素群の光と前記第２の画素群の光とを左右
に分離する分光手段と、前記第１の画素群と前記第２の
画素群とを互いに視点が異なる左眼用の画素と右眼用の
画素とすることによる３次元映像と、前記第１の画素群
と前記第２の画素群とを互いに視点が同じ画素とするこ
とによる２次元映像とを一つの画面上で混在させて表示
する場合に、前記２次元映像が表示される領域に対応す
る領域では前記分光手段からの光を拡散し、前記３次元
映像が表示される領域に対応する領域では前記分光手段
からの光を拡散せずに透過するように制御される拡散効
果ＯＮ／ＯＦＦパネルと、を備えている。
／３次元映像互換型映像表示装置は、第１の画素群と第
２の画素群とにより表示画面を構成する表示パネルと、
前記第１の画素群の光と前記第２の画素群の光とを左右
に分離する分光手段と、前記第１の画素群と前記第２の
画素群とを互いに視点が異なる左眼用の画素と右眼用の
画素とすることによる３次元映像と、前記第１の画素群
と前記第２の画素群とを互いに視点が同じ画素とするこ
とによる２次元映像とを一つの画面上で混在させて表示
する場合に、前記２次元映像が表示される領域に対応す
る領域では前記分光手段からの光を拡散し、前記３次元
映像が表示される領域に対応する領域では前記分光手段
からの光を拡散せずに透過するように制御される拡散効
果ＯＮ／ＯＦＦパネルと、を備えている。
【０００４】上記した構成により、３次元映像表示状態
と２次元映像表示状態とが一つの画面上で混在させて形
成することができる。
と２次元映像表示状態とが一つの画面上で混在させて形
成することができる。
【０００５】上記の構成における拡散効果ＯＮ／ＯＦＦ
のための構造の具体的な構成例としては、例えば、前記
の拡散効果ＯＮ／ＯＦＦパネルとして分散型液晶パネル
が用いられる。そして、この分散型液晶パネルの面には
電極が複数個形成され、前記複数の電極のうちの任意の
一つ又は複数又は全部の電極に電圧を印加できるように
構成されている。なお、分散型液晶パネルの電極駆動方
式としては、スタティック駆動方式やマトリックス駆動
方式等を用いることができる。
のための構造の具体的な構成例としては、例えば、前記
の拡散効果ＯＮ／ＯＦＦパネルとして分散型液晶パネル
が用いられる。そして、この分散型液晶パネルの面には
電極が複数個形成され、前記複数の電極のうちの任意の
一つ又は複数又は全部の電極に電圧を印加できるように
構成されている。なお、分散型液晶パネルの電極駆動方
式としては、スタティック駆動方式やマトリックス駆動
方式等を用いることができる。
【０００６】上記駆動方式の中でも、単純マトリックス
駆動方式が簡単な構造であり、しかも表示画面内に信号
線を設ける必要が無いので、拡散効果ＯＦＦ時（分光手
段による左右光分離有効時）の際に、信号線が目立つこ
ともなく、良好な映像を表示できる。
駆動方式が簡単な構造であり、しかも表示画面内に信号
線を設ける必要が無いので、拡散効果ＯＦＦ時（分光手
段による左右光分離有効時）の際に、信号線が目立つこ
ともなく、良好な映像を表示できる。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】ところで、分散型液晶
における単純マトリックス駆動では、選択領域での印加
電圧をＶとすれば、非選択領域でも印加電圧は（１／
３）Ｖとなる。しかも分散型液晶においては、ヒステリ
シス特性を有しており、非選択領域においても電圧が印
加されることにより、拡散度に大きな影響を及ぼし、良
好な２次元映像と３次元映像を観察できないという問題
があった。
における単純マトリックス駆動では、選択領域での印加
電圧をＶとすれば、非選択領域でも印加電圧は（１／
３）Ｖとなる。しかも分散型液晶においては、ヒステリ
シス特性を有しており、非選択領域においても電圧が印
加されることにより、拡散度に大きな影響を及ぼし、良
好な２次元映像と３次元映像を観察できないという問題
があった。
【０００８】この発明は、上述した従来の問題点に鑑み
なされたものにして、分散型液晶を用いて、単純マトリ
ックス駆動を行う場合において、選択、非選択領域での
透過率、拡散度を改善させ、良好な２次元映像と３次元
映像の観察が行える装置を提供することを目的とする。
なされたものにして、分散型液晶を用いて、単純マトリ
ックス駆動を行う場合において、選択、非選択領域での
透過率、拡散度を改善させ、良好な２次元映像と３次元
映像の観察が行える装置を提供することを目的とする。
【０００９】
【課題を解決するための手段】この発明は、第１の画素
群と第２の画素群とにより表示画面を構成する表示パネ
ルと、前記表示パネルの光入射側に設けられ、平面状に
発光する平面光源と前記表示パネルと前記平面光源との
間に設けられ、前記第１の画素群の光と前記第２の画素
群の光とを左右に分離する分光手段と、前記第１の画素
群と前記第２の画素群とを互いに視点が異なる左眼用の
画素と右眼用の画素とすることにより３次元映像を表示
するときには前記分光手段からの光を拡散せずに透過す
るように制御され、前記第１の画素群と前記第２の画素
群とを互いに視点が同じ画素とすることにより２次元映
像を表示するときには、前記分光手段からの光を拡散す
るように制御される分散型液晶パネルと、を備え、前記
分散型液晶パネルは、分散型液晶を挟む２枚のガラス基
板にそれぞれ複数の電極が設けられ、単純マトリックス
駆動により、任意の一つ又は複数又は全部の電極に電圧
を印加するものであり、用いる分散型液晶のヒステリシ
ス特性に応じて電圧を印加すること特徴とする。
群と第２の画素群とにより表示画面を構成する表示パネ
ルと、前記表示パネルの光入射側に設けられ、平面状に
発光する平面光源と前記表示パネルと前記平面光源との
間に設けられ、前記第１の画素群の光と前記第２の画素
群の光とを左右に分離する分光手段と、前記第１の画素
群と前記第２の画素群とを互いに視点が異なる左眼用の
画素と右眼用の画素とすることにより３次元映像を表示
するときには前記分光手段からの光を拡散せずに透過す
るように制御され、前記第１の画素群と前記第２の画素
群とを互いに視点が同じ画素とすることにより２次元映
像を表示するときには、前記分光手段からの光を拡散す
るように制御される分散型液晶パネルと、を備え、前記
分散型液晶パネルは、分散型液晶を挟む２枚のガラス基
板にそれぞれ複数の電極が設けられ、単純マトリックス
駆動により、任意の一つ又は複数又は全部の電極に電圧
を印加するものであり、用いる分散型液晶のヒステリシ
ス特性に応じて電圧を印加すること特徴とする。
【００１０】分散型液晶が高電圧側にヒステリシスを有
する場合、全ての複数の電極に選択領域での印加電圧以
上の電圧を印加した後、選択領域、非選択領域に所定の
電圧を印加するように制御すればよい。
する場合、全ての複数の電極に選択領域での印加電圧以
上の電圧を印加した後、選択領域、非選択領域に所定の
電圧を印加するように制御すればよい。
【００１１】分散型液晶が低電圧側にヒステリシスを有
する場合、選択領域での印加電圧をＶとしたときに、選
択領域にＶ×α（ここでαは１以上）の電圧を印加し、
非選択領域に（Ｖ／３）×α（ここでαは１以上）の電
圧を印加するように制御すればよい。
する場合、選択領域での印加電圧をＶとしたときに、選
択領域にＶ×α（ここでαは１以上）の電圧を印加し、
非選択領域に（Ｖ／３）×α（ここでαは１以上）の電
圧を印加するように制御すればよい。
【００１２】上記したように、分散型液晶を用いて単純
マトリックス駆動を行う場合に、分散型液晶のヒステリ
シス特性に応じた電圧を印加することで、光学特性を改
善することができ、良好な２次元映像と３次元映像を観
察することができる。
マトリックス駆動を行う場合に、分散型液晶のヒステリ
シス特性に応じた電圧を印加することで、光学特性を改
善することができ、良好な２次元映像と３次元映像を観
察することができる。
【００１３】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
き説明する。まず、この発明が適用される２次元映像／
３次元映像互換型映像表示装置について、図面を参照し
て説明する。
き説明する。まず、この発明が適用される２次元映像／
３次元映像互換型映像表示装置について、図面を参照し
て説明する。
【００１４】図１はこの実施の形態の２次元映像／３次
元映像互換型映像表示装置１００を示した断面図であ
る。この装置１００は、観察者１１５から近い順に、表
示パネルである液晶パネル１０１、拡散効果ＯＮ／ＯＦ
Ｆパネルである分散型液晶パネル１０６、分光手段１１
０、及び平面光源であるバックライト１２０を配置する
ことにより構成されている。そして、上記の液晶パネル
１０１に分散型液晶パネル１０６が貼付されることによ
り、これらは一体化されている。
元映像互換型映像表示装置１００を示した断面図であ
る。この装置１００は、観察者１１５から近い順に、表
示パネルである液晶パネル１０１、拡散効果ＯＮ／ＯＦ
Ｆパネルである分散型液晶パネル１０６、分光手段１１
０、及び平面光源であるバックライト１２０を配置する
ことにより構成されている。そして、上記の液晶パネル
１０１に分散型液晶パネル１０６が貼付されることによ
り、これらは一体化されている。
【００１５】前記の液晶パネル１０１は、光出射側ガラ
ス基板１０２と、光入射側ガラス基板１０３と、これら
基板１０２，１０３間に設けられた液晶層１０１ａと、
前記光出射側ガラス基板１０２の光出射側に貼付された
観察者側偏光板１０４と、前記光入射側ガラス基板１０
３の光入射側に貼付された背面側偏光板１０５とを有す
る。
ス基板１０２と、光入射側ガラス基板１０３と、これら
基板１０２，１０３間に設けられた液晶層１０１ａと、
前記光出射側ガラス基板１０２の光出射側に貼付された
観察者側偏光板１０４と、前記光入射側ガラス基板１０
３の光入射側に貼付された背面側偏光板１０５とを有す
る。
【００１６】この液晶パネル１０１は、例えば、マトリ
クス駆動方式により駆動され、図示しない透明画素電極
に画像信号に応じて電圧が印加されることによって画像
が表示される。そして、当該液晶パネル１０１に供給す
る映像信号を処理することにより、画面の縦方向に並ぶ
第１の画素群と、同じく画面の縦方向に並ぶ第２の画素
群とを水平方向に交互に形成し、前記第１の画素群と前
記第２の画素群とを互いに視点が異なる左眼用の画素と
右眼用の画素としたり、或いは、前記第１の画素群と前
記第２の画素群の区別を無くして通常の２次元画像表示
画素とすることが可能である。
クス駆動方式により駆動され、図示しない透明画素電極
に画像信号に応じて電圧が印加されることによって画像
が表示される。そして、当該液晶パネル１０１に供給す
る映像信号を処理することにより、画面の縦方向に並ぶ
第１の画素群と、同じく画面の縦方向に並ぶ第２の画素
群とを水平方向に交互に形成し、前記第１の画素群と前
記第２の画素群とを互いに視点が異なる左眼用の画素と
右眼用の画素としたり、或いは、前記第１の画素群と前
記第２の画素群の区別を無くして通常の２次元画像表示
画素とすることが可能である。
【００１７】前記の分散型液晶パネル１０６は、光出射
側透明シート１０７と、光入射側透明シート１０８と、
これらシート１０７，１０８間に設けられた分散型液晶
層１０９とにより構成されている。ここで分散型液晶と
しては、高分子中に液晶分子塊を混入させたもの、或い
は網目状になった高分子中に液晶を分散させたポリマー
分散型液晶があり、当該液晶材料に所定の電圧が印加さ
れたときに光を通過し、所定の電圧が印加されていない
ときには光を散乱させるタイプを用いている。
側透明シート１０７と、光入射側透明シート１０８と、
これらシート１０７，１０８間に設けられた分散型液晶
層１０９とにより構成されている。ここで分散型液晶と
しては、高分子中に液晶分子塊を混入させたもの、或い
は網目状になった高分子中に液晶を分散させたポリマー
分散型液晶があり、当該液晶材料に所定の電圧が印加さ
れたときに光を通過し、所定の電圧が印加されていない
ときには光を散乱させるタイプを用いている。
【００１８】そして、この分散型液晶パネル１０６は、
後述するように、複数に分割された透明電極（例えば、
ＩＴＯ）を備えており、単純マトリックス駆動により選
択された領域が拡散効果ＯＦＦ（透過状態）、非選択領
域が拡散効果ＯＮとなるようになっている。
後述するように、複数に分割された透明電極（例えば、
ＩＴＯ）を備えており、単純マトリックス駆動により選
択された領域が拡散効果ＯＦＦ（透過状態）、非選択領
域が拡散効果ＯＮとなるようになっている。
【００１９】前記の分光手段１１０は、ガラス基板１１
３の上面（前記分散型液晶パネル１０６に向く面）に縦
ストライプ状の透過部１１０ａとバリア部１１０ｂと水
平方向に交互に形成して成る。透過部１１０ａとバリア
部１１０ｂとは、前述した第１の画素群の光と前記第２
の画素群の光とを左右に分離するように所定のピッチで
形成される。上記のバリア部１１０ｂは、反射膜１１２
と光吸収膜１１１とから成る。反射膜１１２はガラス基
板１１３上に形成され、光吸収膜１１１は反射膜１１２
上に形成されている。即ち、バックライト１２０からの
光を受ける側に反射膜１１２が形成されている。反射膜
１１２の形成材料としては、例えば、Ａｌ（アルミニウ
ム）等が用いられ、光吸収膜１１１の形成材料として
は、酸化クロム等が用いられる。そして、前記縦ストラ
イプ状の透過部１１０ａとバリア部１１０ｂとは、ガラ
ス基板１１３の上面にまず反射膜１１２の形成材料を堆
積し、次いで光吸収膜１１１の形成材料を堆積し、前記
透過部１１０ａとなるべき部分をエッチングにより除去
することにより形成することができる。
３の上面（前記分散型液晶パネル１０６に向く面）に縦
ストライプ状の透過部１１０ａとバリア部１１０ｂと水
平方向に交互に形成して成る。透過部１１０ａとバリア
部１１０ｂとは、前述した第１の画素群の光と前記第２
の画素群の光とを左右に分離するように所定のピッチで
形成される。上記のバリア部１１０ｂは、反射膜１１２
と光吸収膜１１１とから成る。反射膜１１２はガラス基
板１１３上に形成され、光吸収膜１１１は反射膜１１２
上に形成されている。即ち、バックライト１２０からの
光を受ける側に反射膜１１２が形成されている。反射膜
１１２の形成材料としては、例えば、Ａｌ（アルミニウ
ム）等が用いられ、光吸収膜１１１の形成材料として
は、酸化クロム等が用いられる。そして、前記縦ストラ
イプ状の透過部１１０ａとバリア部１１０ｂとは、ガラ
ス基板１１３の上面にまず反射膜１１２の形成材料を堆
積し、次いで光吸収膜１１１の形成材料を堆積し、前記
透過部１１０ａとなるべき部分をエッチングにより除去
することにより形成することができる。
【００２０】かかる構成で３次元映像を表示するには、
液晶パネル１０１の前記第１の画素群が例えば右眼用と
なり、前記第２の画素群が左眼用となるように映像信号
を液晶パネル１０１に与える。そして、前記分散型液晶
パネル１０６についてはＯＮ状態、すなわち、拡散効果
ＯＦＦとし、前記分光手段１１０からの光を拡散せずに
透過する。これにより、図１に示しているように、右眼
用映像と左眼用映像とが分離され、右眼用映像は観察者
１１５の右眼１１６に、左眼用映像は観察者１１５の左
眼１１７にそれぞれ到達し、観察者１１５は３次元映像
を認識する。
液晶パネル１０１の前記第１の画素群が例えば右眼用と
なり、前記第２の画素群が左眼用となるように映像信号
を液晶パネル１０１に与える。そして、前記分散型液晶
パネル１０６についてはＯＮ状態、すなわち、拡散効果
ＯＦＦとし、前記分光手段１１０からの光を拡散せずに
透過する。これにより、図１に示しているように、右眼
用映像と左眼用映像とが分離され、右眼用映像は観察者
１１５の右眼１１６に、左眼用映像は観察者１１５の左
眼１１７にそれぞれ到達し、観察者１１５は３次元映像
を認識する。
【００２１】一方、２次元映像を表示するには、液晶パ
ネル１０１の前記第１の画素群と前記第２の画素群とを
互いに視点が同じ画素となるように映像信号を液晶パネ
ル１０１に与える。そして、前記分散型液晶パネル１０
６については分散型液晶パネル１０６がＯＦＦ状態、す
なわち、拡散効果ＯＮとする。すると、図２に示してい
るように、前記分光手段１１０からの光が拡散されるこ
とになる。これにより、観察者１１５は両眼１１５，１
１６で液晶パネル１０１の全ての画素を見るので、高画
質な２次元映像を見ることになる。
ネル１０１の前記第１の画素群と前記第２の画素群とを
互いに視点が同じ画素となるように映像信号を液晶パネ
ル１０１に与える。そして、前記分散型液晶パネル１０
６については分散型液晶パネル１０６がＯＦＦ状態、す
なわち、拡散効果ＯＮとする。すると、図２に示してい
るように、前記分光手段１１０からの光が拡散されるこ
とになる。これにより、観察者１１５は両眼１１５，１
１６で液晶パネル１０１の全ての画素を見るので、高画
質な２次元映像を見ることになる。
【００２２】尚、表示画面に対応する全ての領域の前記
分散型液晶パネル１０６をＯＦＦ状態にすると、通常の
拡散スクリーンと同様になる。
分散型液晶パネル１０６をＯＦＦ状態にすると、通常の
拡散スクリーンと同様になる。
【００２３】そして、以上説明した構造においては、分
光手段１１０が前記第１の画素群の光と前記第２の画素
群の光とを左右に分離するための縦ストライプ状のバリ
ア部１１０ｂと透光部１１０ａとを水平方向に交互に有
して成るものであるので、かかる分光手段１１０をバッ
クライト１２０の前面に配置するだけで簡単に縦ストラ
イプ状の光源を実現できる。また、構造の簡素化および
装置の小型化も実現できる。
光手段１１０が前記第１の画素群の光と前記第２の画素
群の光とを左右に分離するための縦ストライプ状のバリ
ア部１１０ｂと透光部１１０ａとを水平方向に交互に有
して成るものであるので、かかる分光手段１１０をバッ
クライト１２０の前面に配置するだけで簡単に縦ストラ
イプ状の光源を実現できる。また、構造の簡素化および
装置の小型化も実現できる。
【００２４】また、前記分光手段１１０のバリア部１１
０ｂは反射膜１１２と光吸収膜１１１とが積層されて成
り、前記反射膜１１２はバックライト１２０側に、光吸
収膜１１１は液晶パネル１０１側にそれぞれ配置されて
いるので、バックライト１２０から出射された光の吸収
が低減され、光の利用効率が向上する。
０ｂは反射膜１１２と光吸収膜１１１とが積層されて成
り、前記反射膜１１２はバックライト１２０側に、光吸
収膜１１１は液晶パネル１０１側にそれぞれ配置されて
いるので、バックライト１２０から出射された光の吸収
が低減され、光の利用効率が向上する。
【００２５】そして、図３に示すように、分散型液晶パ
ネル１０６に設けられる透明電極１０７ａ、１０８ａを
複数個に分割するとともに、３次元映像と２次元映像と
を一つの画面上で混在させて表示する場合に、２次元映
像が表示される領域に対応する領域では分光手段１１０
からの光を拡散し、前記３次元映像が表示される領域に
対応する領域では分光手段１１０からの光を拡散せずに
透過するようにしたものである。
ネル１０６に設けられる透明電極１０７ａ、１０８ａを
複数個に分割するとともに、３次元映像と２次元映像と
を一つの画面上で混在させて表示する場合に、２次元映
像が表示される領域に対応する領域では分光手段１１０
からの光を拡散し、前記３次元映像が表示される領域に
対応する領域では分光手段１１０からの光を拡散せずに
透過するようにしたものである。
【００２６】図３は、分散型液晶パネル１０６に設けら
れる分割型の透明電極１０７ａ，１０８ａを示し、
（ａ）平面図、（ｂ）は断面図である。この分割型の透
明電極は、透明シート１０７に設けられたＸ電極として
の透明電極１０７ａ…と透明シート１０８に設けられた
Ｙ電極としての透明電極１０８ａ…で構成されている。
そして、分散型液晶パネル１０６は、単純マトリックス
駆動方式で駆動される。
れる分割型の透明電極１０７ａ，１０８ａを示し、
（ａ）平面図、（ｂ）は断面図である。この分割型の透
明電極は、透明シート１０７に設けられたＸ電極として
の透明電極１０７ａ…と透明シート１０８に設けられた
Ｙ電極としての透明電極１０８ａ…で構成されている。
そして、分散型液晶パネル１０６は、単純マトリックス
駆動方式で駆動される。
【００２７】図４は、２次元映像と３次元映像とが混在
する映像信号をコンピュータ１７０から入力するととも
に、拡散領域情報として前記の分割透明電極のうちのい
ずれに電圧を印加するかを示す情報（以下、これをバリ
ア位置情報という）もコンピュータ１７０から入力し、
このバリア位置情報に基づいて分散型液晶パネル１７１
の拡散効果領域を部分的に生成するようにした構成例を
示している。
する映像信号をコンピュータ１７０から入力するととも
に、拡散領域情報として前記の分割透明電極のうちのい
ずれに電圧を印加するかを示す情報（以下、これをバリ
ア位置情報という）もコンピュータ１７０から入力し、
このバリア位置情報に基づいて分散型液晶パネル１７１
の拡散効果領域を部分的に生成するようにした構成例を
示している。
【００２８】図３に示した分散型液晶パネル１０６にお
いては、Ｘ電極としての透明電極１０７ａ…には、Ｖ１
の電圧が与えられ、Ｙ電極としての透明電極１０８ａ…
にＶ２の電圧が与えられる。この分散型液晶パネル１０
６の駆動は、Ｘ電極側及びＹ電極側に所定の電圧を一斉
に印加する。選択した領域をＯＮ、すなわち、拡散効果
ＯＦＦ（透過状態）にする場合には、Ｖ１＋Ｖ２の電圧
が印加され、非選択領域、すなわち、拡散効果ＯＮ（拡
散状態）の場合には、Ｖ１−Ｖ２の電圧が印加されるこ
とになる。
いては、Ｘ電極としての透明電極１０７ａ…には、Ｖ１
の電圧が与えられ、Ｙ電極としての透明電極１０８ａ…
にＶ２の電圧が与えられる。この分散型液晶パネル１０
６の駆動は、Ｘ電極側及びＹ電極側に所定の電圧を一斉
に印加する。選択した領域をＯＮ、すなわち、拡散効果
ＯＦＦ（透過状態）にする場合には、Ｖ１＋Ｖ２の電圧
が印加され、非選択領域、すなわち、拡散効果ＯＮ（拡
散状態）の場合には、Ｖ１−Ｖ２の電圧が印加されるこ
とになる。
【００２９】前記の映像信号は、コンピュータ１７０の
ビデオボードから映像表示装置Ｘの映像再生部に入力さ
れ、この映像再生部は、図５では図示されていない液晶
パネルを前記映像信号に従って駆動することになる。
ビデオボードから映像表示装置Ｘの映像再生部に入力さ
れ、この映像再生部は、図５では図示されていない液晶
パネルを前記映像信号に従って駆動することになる。
【００３０】前記のバリア位置情報は、通信インターフ
ェースを用いてこの実施の形態の映像表示装置Ｘに供給
される。映像表示装置Ｘに設けられた駆動回路は、イン
ターフェース回路からバリア位置情報をデコードした情
報を入手し、この情報に従って任意のＸ電極１０７ａ、
Ｙ電極１０８ａを制御する。
ェースを用いてこの実施の形態の映像表示装置Ｘに供給
される。映像表示装置Ｘに設けられた駆動回路は、イン
ターフェース回路からバリア位置情報をデコードした情
報を入手し、この情報に従って任意のＸ電極１０７ａ、
Ｙ電極１０８ａを制御する。
【００３１】分散型液晶による単純マトリックス駆動で
は、選択領域で印加電圧をＶとすれば、非選択領域でも
印加電圧（１／３）Ｖとなり、光学特性（拡散度）に大
きく影響を与える。そこで、この発明では、分散型液晶
のヒステリシス特性を利用して、光学特性の改善を行
う。たとえば、図５に示すように、高電圧側にヒステリ
シス特性を有する分散型液晶の場合には、選択領域部分
である印加電圧としてＶを印加したときにヒステリシス
の影響が大きくなり、光学特性（拡散度）が悪くなる。
そこで、このようなヒステリシス特性を有する場合に
は、一旦、選択領域、非選択領域の全てに、選択領域に
印加する電圧Ｖ以上の高電圧を印加する。すなわち、す
べての透明電極１０７ａ…、１０８ａ…に選択領域での
印加電圧以上になるように、電圧を印加して駆動させ
る。このように高電圧を印加することで、図中Ｂの線を
用いることになる。その後、選択領域には電圧Ｖを印加
し、非選択領域には、（１／３）Ｖの電圧を印加する。
は、選択領域で印加電圧をＶとすれば、非選択領域でも
印加電圧（１／３）Ｖとなり、光学特性（拡散度）に大
きく影響を与える。そこで、この発明では、分散型液晶
のヒステリシス特性を利用して、光学特性の改善を行
う。たとえば、図５に示すように、高電圧側にヒステリ
シス特性を有する分散型液晶の場合には、選択領域部分
である印加電圧としてＶを印加したときにヒステリシス
の影響が大きくなり、光学特性（拡散度）が悪くなる。
そこで、このようなヒステリシス特性を有する場合に
は、一旦、選択領域、非選択領域の全てに、選択領域に
印加する電圧Ｖ以上の高電圧を印加する。すなわち、す
べての透明電極１０７ａ…、１０８ａ…に選択領域での
印加電圧以上になるように、電圧を印加して駆動させ
る。このように高電圧を印加することで、図中Ｂの線を
用いることになる。その後、選択領域には電圧Ｖを印加
し、非選択領域には、（１／３）Ｖの電圧を印加する。
【００３２】このように駆動することで、図５のＢ線に
従った駆動となり、光学特性が向上され、良好な２次元
映像と３次元映像を観察することができる。
従った駆動となり、光学特性が向上され、良好な２次元
映像と３次元映像を観察することができる。
【００３３】また、図６に示すように、低電圧側にヒス
テリシスを有する分散型液晶の場合、選択領域での印加
電圧をＶとしたときに、選択領域にＶ×α（ここでαは
１以上）の電圧を印加し、非選択領域に（Ｖ／３）×α
（ここでαは１以上）の電圧を印加するように駆動制御
を行う。このように制御した電圧を印加することで、非
選択領域部分でのヒステリシスをできるだけ抑えた形で
光学浮く性を改善する。
テリシスを有する分散型液晶の場合、選択領域での印加
電圧をＶとしたときに、選択領域にＶ×α（ここでαは
１以上）の電圧を印加し、非選択領域に（Ｖ／３）×α
（ここでαは１以上）の電圧を印加するように駆動制御
を行う。このように制御した電圧を印加することで、非
選択領域部分でのヒステリシスをできるだけ抑えた形で
光学浮く性を改善する。
【００３４】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、分散型液晶を用いて単純マトリックス駆動を行う場
合に、分散型液晶のヒステリシス特性に応じた電圧を印
加することで、光学特性を改善することができ、良好な
２次元映像と３次元映像を観察することができる。
ば、分散型液晶を用いて単純マトリックス駆動を行う場
合に、分散型液晶のヒステリシス特性に応じた電圧を印
加することで、光学特性を改善することができ、良好な
２次元映像と３次元映像を観察することができる。
【図１】この発明に用いられる２次元映像／３次元映像
互換型映像表示装置を示した平面図である。
互換型映像表示装置を示した平面図である。
【図２】図１において分散型液晶パネルの拡散効果をＯ
Ｎ（左右非分離状態）とした状態を示した平面図であ
る。
Ｎ（左右非分離状態）とした状態を示した平面図であ
る。
【図３】この発明に用いられる分散型液晶パネルを示
し、（ａ）は平面図、（ｂ）は断面図である
し、（ａ）は平面図、（ｂ）は断面図である
【図４】電極構造を有する分散型液晶パネルを備えた２
次元映像／３次元映像互換型映像表示装置に、２次元映
像と３次元映像とが混在する映像信号を入力するように
した構成例を示す模式図である。
次元映像／３次元映像互換型映像表示装置に、２次元映
像と３次元映像とが混在する映像信号を入力するように
した構成例を示す模式図である。
【図５】高電圧側にヒステリシス特性を有する分散型液
晶の電圧−透過率特性図である。
晶の電圧−透過率特性図である。
【図６】低電圧側にヒステリシス特性を有する分散型液
晶の電圧−透過率特性図である。
晶の電圧−透過率特性図である。
Ｌ 左眼用の画素 Ｒ 右眼用の画素 １００ ２次元映像／３次元映像互換型映像表示装置 １０１ 液晶パネル（表示パネル） １０６ 分散型液晶パネル（拡散効果ＯＮ／ＯＦＦパネ
ル） １１０ 分光手段 １２０ バックライト
ル） １１０ 分光手段 １２０ バックライト
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 ＦＩ テーマコート゛(参考） Ｇ０９Ｇ 3/20 ６６０ Ｇ０９Ｇ 3/20 ６６０Ｘ 3/36 3/36 Ｈ０４Ｎ 13/04 Ｈ０４Ｎ 13/04
Claims (3)
- 【請求項１】 第１の画素群と第２の画素群とにより表
示画面を構成する表示パネルと、 前記表示パネルの光入射側に設けられ、平面状に発光す
る平面光源と、 前記表示パネルと前記平面光源との間に設けられ、前記
第１の画素群の光と前記第２の画素群の光とを左右に分
離する分光手段と、 前記第１の画素群と前記第２の画素群とを互いに視点が
異なる左眼用の画素と右眼用の画素とすることにより３
次元映像を表示するときには前記分光手段からの光を拡
散せずに透過するように制御され、前記第１の画素群と
前記第２の画素群とを互いに視点が同じ画素とすること
により２次元映像を表示するときには、前記分光手段か
らの光を拡散するように制御される分散型液晶パネル
と、を備え、 前記分散型液晶パネルは、分散型液晶を挟む２枚のガラ
ス基板にそれぞれ複数の電極が設けられ、単純マトリッ
クス駆動により、任意の一つ又は複数又は全部の電極に
電圧を印加するものであり、用いる分散型液晶のヒステ
リシス特性に応じて電圧を印加すること特徴とする２次
元映像／３次元映像互換型映像表示装置。 - 【請求項２】 全ての複数の電極に選択領域での印加電
圧以上の電圧を印加した後、選択領域、非選択領域に所
定の電圧を印加することを特徴とする請求項１に記載の
２次元映像／３次元映像互換型映像表示装置。 - 【請求項３】 選択領域での印加電圧をＶとしたとき
に、選択領域にＶ×α（ここでαは１以上）の電圧を印
加し、非選択領域に（Ｖ／３）×α（ここでαは１以
上）の電圧を印加することを特徴とする請求項１に記載
の２次元映像／３次元映像互換型映像表示装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27120699A JP2001091896A (ja) | 1999-09-24 | 1999-09-24 | ２次元映像／３次元映像互換型映像表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27120699A JP2001091896A (ja) | 1999-09-24 | 1999-09-24 | ２次元映像／３次元映像互換型映像表示装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001091896A true JP2001091896A (ja) | 2001-04-06 |
Family
ID=17496837
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27120699A Pending JP2001091896A (ja) | 1999-09-24 | 1999-09-24 | ２次元映像／３次元映像互換型映像表示装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001091896A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004280052A (ja) * | 2003-02-28 | 2004-10-07 | Nec Corp | 画像表示装置、携帯端末装置、表示パネル及び画像表示方法 |
| KR100750670B1 (ko) | 2005-09-01 | 2007-08-20 | 주식회사 피앤조이 | 3차원 영상을 2차원 영상으로 변환하여 표시하는 방법 |
| KR100754192B1 (ko) | 2004-12-29 | 2007-09-03 | 삼성전자주식회사 | 2차원 뷰 및 3차원 뷰 모드들의 자동 스위칭을 위한 디스플레이 시스템과, 2차원 비디오 컨텐트 및 3차원 비디오 컨텐트를 표시하는 디스플레이 방법 |
| JP2011059696A (ja) * | 2003-09-11 | 2011-03-24 | Sharp Corp | 携帯型表示装置および携帯型表示装置の制御方法 |
| US8144390B2 (en) | 2008-10-09 | 2012-03-27 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Apparatus and method for 2D and 3D image switchable display |
| JP2012226199A (ja) * | 2011-04-21 | 2012-11-15 | Sony Corp | 光源デバイスおよび表示装置 |
| JP2013083674A (ja) * | 2011-10-05 | 2013-05-09 | Sony Corp | 表示装置 |
-
1999
- 1999-09-24 JP JP27120699A patent/JP2001091896A/ja active Pending
Cited By (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004280052A (ja) * | 2003-02-28 | 2004-10-07 | Nec Corp | 画像表示装置、携帯端末装置、表示パネル及び画像表示方法 |
| US7705844B2 (en) | 2003-02-28 | 2010-04-27 | Nec Corporation | Image display device, portable terminal device, display panel and image display method using the same |
| US7786962B2 (en) | 2003-02-28 | 2010-08-31 | Nec Lcd Technologies, Ltd. | Image display device, portable terminal device, display panel and image display method using the same |
| US8174473B2 (en) | 2003-02-28 | 2012-05-08 | Nlt Technologies, Ltd. | Image display device, portable terminal device, display panel and image display method using the same |
| US8248406B2 (en) | 2003-02-28 | 2012-08-21 | Nlt Technologies, Ltd. | Image display device, portable terminal device, display panel and image display method using the same |
| JP2011059696A (ja) * | 2003-09-11 | 2011-03-24 | Sharp Corp | 携帯型表示装置および携帯型表示装置の制御方法 |
| KR100754192B1 (ko) | 2004-12-29 | 2007-09-03 | 삼성전자주식회사 | 2차원 뷰 및 3차원 뷰 모드들의 자동 스위칭을 위한 디스플레이 시스템과, 2차원 비디오 컨텐트 및 3차원 비디오 컨텐트를 표시하는 디스플레이 방법 |
| KR100750670B1 (ko) | 2005-09-01 | 2007-08-20 | 주식회사 피앤조이 | 3차원 영상을 2차원 영상으로 변환하여 표시하는 방법 |
| US8144390B2 (en) | 2008-10-09 | 2012-03-27 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Apparatus and method for 2D and 3D image switchable display |
| JP2012226199A (ja) * | 2011-04-21 | 2012-11-15 | Sony Corp | 光源デバイスおよび表示装置 |
| JP2013083674A (ja) * | 2011-10-05 | 2013-05-09 | Sony Corp | 表示装置 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20041214 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20041221 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050426 |