JP2001091633A - 模擬クラッタ発生装置 - Google Patents

模擬クラッタ発生装置

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JP2001091633A
JP2001091633A JP26615499A JP26615499A JP2001091633A JP 2001091633 A JP2001091633 A JP 2001091633A JP 26615499 A JP26615499 A JP 26615499A JP 26615499 A JP26615499 A JP 26615499A JP 2001091633 A JP2001091633 A JP 2001091633A
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Saburo Kayahara
三朗 茅原
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 レーダ表示器に供給表示できる、より精巧な
模擬クラッタ信号を生成する。 【解決手段】 レーダ反射波のうち、クラッタからの反
射信号には、方位方向にレイリー分布やワイブル分布等
の統計的な相関関係が含まれている。この発明は、少な
くとも統計データ発生部11を設け、方位方向のアドレ
スに対応して統計的データに基づく模擬クラッタの振幅
・位相変調データにより、レーダ搬送波fc信号を変調
し、その後可変増幅器4において、電波反射強度データ
による振幅変調を加えて模擬クラッタを生成するように
構成した。この結果、電波反射強度データによる振幅変
調等に加えて、クラッタの統計的データに基づく振幅・
位相変調をも施したので、より実際に近似した模擬クラ
ッタをレーダ表示器7に供給表示することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、実際のクラッタ
に近似した模擬クラッタを生成する模擬クラッタ発生装
置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】一般にレーダ機器では、山岳や建造物等
からのグランドクラッタをはじめ、海面(シークラッ
タ)や雨,雲等のいわゆる気象目標からの反射波も、真
の目標からのレーダ反射波とともに受信される。
【0003】受信波の中に含まれるクラッタには、上記
のようにグランドクラッタやシークラッタのように予め
固定して存在するものもあれば、雨や雲のように自然発
生的に現われるものもある。しかしその他にも、チャフ
等のように、人工的に生成されたものからの妨害波(E
CM)も存在するので、オペレータがレーダ表示器に表
示されたノーマル(NORM)ビデオの映像から、真の
目標物を明瞭に識別するのは容易でなく、豊富な経験が
必要とされている。
【0004】そこで従来、BスコープあるいはPPIス
コープのレーダ表示器にクラッタからのレーダ反射波を
模擬的に表示し、上記のように多種多様なクラッタの中
から、例えば航空機等の真の目標物を見出だすための教
育訓練がオペレータを対象として実施されている。
【0005】オペレータの教育訓練では、そのレーダ表
示器に模擬的にクラッタを表示するシミュレータが用い
られるが、そのシミュレータには、模擬クラッタ信号を
発生させ、表示器に供給する模擬クラッタ発生装置が組
み込まれる。
【0006】従来の模擬クラッタ発生装置は、例えば特
開平5−72320号公報の記載にも見られるが主要部
は図6に示すように構成されている。
【0007】すなわち、まずレーダ送信機1からは、ア
ンテナ方位や仰角に対応したビーム指向角度信号1a、
送信トリガ信号1b、その送信トリガ信号に基づいて生
成されるレンジ(距離)マークのクロック信号1c、及
びレーダの送信周波数信号1d等がクラッタ情報発生部
2に供給される。
【0008】クラッタ情報発生部2は、供給されたこれ
らビーム指向角度信号1a、送信トリガ信号1b、及び
クロック信号1cに基づき、レーダビーム走査に対応
し、各方位方向のレーダ反射領域内に設定された模擬ク
ラッタの距離、方位、高度(仰角)の位置情報、及びそ
の模擬クラッタの電波反射強度情報を生成してレベル制
御部31に供給するとともに、模擬クラッタが相対速度
を有するか否かの区別に対応したクラッタの種類情報が
ドップラ制御部32に供給される。
【0009】そこで、レベル制御部31では、3次元
(方位−距離−高度)上に分布する模擬クラッタに対
し、電波反射強度情報に基づくレベル調整により反射強
度データを生成して可変増幅器4に供給するとともに、
ドップラ制御部32からは模擬クラッタのドップラ周波
数fd信号が合成回路(MIX)5に供給される。
【0010】なおここで、レーダ送信機1からのレーダ
送信周波数信号1dの供給を受けたクラッタ情報発生部
2は、レーダ送信周波数信号1dの同期信号を生成して
信号発信器6を制御するので、信号発信器6からはレー
ダ送信周波数信号1dに同期したレーダ搬送波信号fc
が生成され合成回路5に供給される。
【0011】そこで、合成回路5に供給されたレーダ搬
送波信号fcは、前記ドップラ周波数fd信号と合成さ
れ、その合成周波数(fc+fd)信号が前記可変増幅
器4に供給されるので、合成周波数(fc+fd)信号
はレベル制御部31からの反射強度データによる振幅変
調を受け、模擬クラッタ信号としてレーダ表示器7に供
給表示される。
【0012】このように、従来の模擬クラッタ発生装置
では、3次元(方位−距離−高度)座標軸上の模擬クラ
ッタは、反射強度情報に基づく出力レベル変化と、海面
クラッタやチャフ等を対象としたドップラ成分とが加味
され表示器7に供給表示される。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、従来の
模擬クラッタ発生装置は、例えば方位、距離、高度(仰
角)の3次元上で指定された模擬クラッタ信号が形成さ
れ、その模擬クラッタ信号は、レーダ反射波の反射強度
の差異及びドップラ周波数のみが再現されたものであっ
た。
【0014】しかしながら、実際に存在するクラッタ
は、方位方向にレイリー(Rayleigh)分布やワ
イブル(Weibull)分布等の統計的な相関を有し
ており、上記従来の模擬クラッタ発生装置ではそのよう
な方位方向における統計的な相関関係が全く考慮されて
いなかったので、実在するクラッタの重要な性質の1つ
が再現されず、より実際に近い模擬クラッタを表示する
ためのシュミレータとしては不十分であり改善が要望さ
れていた。
【0015】そこで、本発明は、レイリー分布やワイブ
ル分布等の統計的な相関関係が加味され、より実際に近
い模擬クラッタ信号の生成が可能な模擬クラッタ発生装
置を提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記従来の
課題を解決するためになされたもので、模擬クラッタ発
生装置において、レーダ送信ビームの走査指令信号が供
給され、この走査指令信号に対応して、前記レーダ送信
ビームの目標反射領域内の位置を示すアドレス信号を順
次導出する制御回路と、この制御回路からの前記アドレ
ス信号を導入し、前記目標反射領域内に予め設定された
模擬クラッタの前記アドレスに対応した電波反射強度デ
ータを導出する反射強度マップメモリと、前記レーダ送
信ビームの方位方向において、前記アドレス信号に対応
した統計的データに基づく模擬クラッタの振幅・位相変
調データからI(In−phase)信号、Q(Qua
drature)信号を生成導出する統計データ発生部
と、この統計データ発生部で生成されたI信号、Q信号
により、レーダ搬送波信号を変調して合成するI/Q変
調部と、このI/Q変調部からの変調合成波の振幅レベ
ルを、前記反射強度マップメモリから導出された電波反
射強度データに対応して変化させてレーダ表示器に供給
する可変増幅器とを具備することを特徴とする。
【0017】このように、本発明装置によれば、統計デ
ータ発生部とI/Q変調部とを有し、方位方向での統計
的データに基づく模擬クラッタの振幅・位相変調データ
によりレーダ搬送波信号を変調した後、可変増幅器に供
給するので、レイリー分布やワイブル分布等の統計的な
相関関係が加味され、実際により近似した模擬クラッタ
信号を生成してレーダ表示器に供給表示することができ
る。
【0018】
【発明の実施の形態】以下この発明による模擬クラッタ
発生装置の一実施の形態を図1ないし図5を参照して詳
細に説明する。なお、図6に示した従来の模擬クラッタ
発生装置と同一構成には同一符号を付して詳細な説明は
省略する。
【0019】すなわち、図1は本発明による模擬クラッ
タ発生装置の第1の実施の形態を示した構成図である。
図1に示す構成において、レーダ送信機1からは、レー
ダビーム指向角度信号1a、送信トリガ信号1b、その
送信トリガ信号に基づいて生成されるレンジマークのク
ロック信号1c、及びレーダ送信周波数信号1dが制御
回路部8に供給される。
【0020】制御回路部8は、レーダ送信機1からのビ
ーム指向角度信号1a、レーダ送信トリガ信号1b、及
びクロック信号1cを受け、レーダビーム方向に対する
方位−仰角−距離の3次元座標軸上でのアドレス指定信
号や3次元座標軸上でのレーダビーム指向角度信号を形
成導出する。制御回路部8からの出力信号のうち、アド
レス指定信号はデータロード9に接続された反射強度マ
ップメモリ10に供給されるが、その反射強度マップメ
モリ10には、データロード9に予め準備格納されたデ
ータのうち、模擬クラッタアドレスの電波反射強度デー
タが供給記憶されている。
【0021】データロード9への模擬クラッタアドレス
の設定等は、ワークステーション等により行われる。ワ
ークステーション等では、3次元座標軸上に分布する模
擬クラッタのアドレス及びそれに対応した電波反射強度
データのほか、レイリー分布あるいはワイブル分布等の
統計的な相関関係を有する一連の模擬クラッタの振幅・
位相変調データ、及び模擬クラッタのドップラ周波数f
d信号が予め設定格納されていて、そのうち任意に設定
選択された模擬クラッタ領域内のアドレスとそれに対応
した反射強度データが反射強度マップメモリ10に供給
されるとともに、同じく設定選択された模擬クラッタ領
域内アドレスの振幅・位相変調データが統計データ発生
部11に供給される。
【0022】統計データ発生部11では、制御回路部8
からのアドレス指定信号に同期したタイミングで、デー
タロード9より供給された振幅・位相変調データからI
(In−phase)信号・Q(Quadratur
e)信号を生成し、I/Q変調部12に供給する。な
お、レイリー分布やワイブル分布といった統計的な相関
関係は、方位方向に現われ、距離(レンジ)方向には現
われず、距離方向に異なったパターンを示している。
【0023】また、データロード9からの3次元座標軸
上に分布する模擬クラッタのドップラ周波数fd信号が
ドップラ周波数メモリ14に供給記憶され、記憶された
ドップラ周波数fd信号は制御回路部8から供給される
3次元座標軸上でのアドレス指定信号により順次読み出
され、合成回路(MIX)5に供給される。
【0024】合成回路(MIX)5は、図5に示した従
来の構成と同様に、信号発信器6から供給されたレーダ
搬送周波数fc信号と前記ドップラ周波数fd信号とを
合成し、その合成周波数(fc+fd)信号を上記I/
Q変調部12に供給する。
【0025】I/Q変調部12は、図2に示すように、
制御回路部8からのアドレス指定信号のタイミングに同
期して、合成周波数(fc+fd)信号が統計データ発
生部11から供給されるI信号及びQ信号によって変調
されるように構成される。
【0026】すなわち、I/Q変調部12は、分配回路
12aと、乗算機12b,12cと合成回路12dとで
構成され、分配器と移相器からなる分配回路12aは、
合成回路5から供給された合成周波数(fc+fd)信
号を2分配し、一方は乗算機12bへ、他方は位相を9
0度シフトさせた後他方の乗算機12cに供給する。
【0027】各乗算機12b,12cでは、それぞれ位
相が互いに90度異にした合成周波数(fc+fd)信
号を、それぞれ統計データ発生部11からのI信号及び
Q信号で変調し、各変調信号は合成回路12dで合成さ
れた後可変増幅器4に供給される。
【0028】従って、この実施の形態によれば、3次元
座標軸上での模擬クラッタ信号が、従来のように模擬ク
ラッタの反射強度や模擬クラッタの動きに対応したドッ
プラ周波数成分に加えて、レイリー分布等の統計的な相
関関係が加味されるとともに、ビーム指向仰角に対応し
た模擬クラッタの減衰度を変化を受けてレーダ表示器7
に供給表示されるので、より実際に近似した精巧な表示
が行われ、オペレータの教育・訓練における学習効率を
向上させることができる。
【0029】上記第1の実施の形態では、3次元座標軸
上での模擬クラッタを近似的に表示する信号を形成した
が、グランドクラッタは仰角方向に対応して減衰度が相
違することに着目し、方位−距離の2次元のクラッタ反
射強度に対し仰角方向での減衰量を演算して、簡単な構
成でより実際に近似した模擬クラッタ信号を生成するこ
とができる。
【0030】すなわち、図3はこの発明による模擬クラ
ッタ発生装置の第2の実施の形態を示した構成図で、制
御回路部8からは、3次元座標軸上でのレーダビーム指
向角度信号のうち、仰角データのみを分離して導出し、
その仰角信号は前記方位−距離の2次元の反射強度マッ
プメモリ10からの反射強度データとともに減衰演算部
13に供給される。
【0031】減衰演算部13は、グランドクラッタのレ
ーダ反射波が、ビーム指向仰角に対応して減衰度が異な
ることに考慮し、方位−距離の2次元の反射強度マップ
メモリ10からの反射強度データに対し、ビーム指向仰
角に対応した減衰量の演算を施して可変増幅器4に供給
する。この結果、反射強度マップメモリ10のサイズを
小さくすることがきるため、構成が簡単になるほか、仰
角方向へのレーダ走査によるEスコープ表示のように、
仰角ないしは高さ方向への表示を行ったときの模擬グラ
ンドクラッタを、より実際に近いイメージの映像で表示
することができる。
【0032】上記第1、第2の実施の形態では、模擬ク
ラッタ信号を模擬クラッタの動きに対応したドップラ周
波数成分とを加味して表示器に表示するように構成した
が、単に反射強度やレイリー分布等の統計的な相関関係
を加味したクラッタ模擬信号を生成表示することもでき
る。
【0033】すなわち、模擬クラッタに反射強度及びレ
イリー分布等の統計的な相関関係を付与して表示した本
発明による模擬クラッタ表示装置の第3の実施の形態を
図4を参照して説明する。
【0034】すなわち、信号発信器6からのレーダ搬送
周波数fc信号は、第1及び第2の実施の形態とは相違
し、直接、I/Q変調部12に供給される。
【0035】従って、レーダ搬送周波数fc信号は、統
計データ発生部11からの統計データに基づく振幅・位
相変調を受けるとともに、反射強度マップメモリ10か
らの同じくアドレス指定信号に基づいて読み出された反
射強度データにより可変増幅器4において振幅変調を受
けた後、模擬クラッタ信号としてレーダ表示器7に供給
表示される。
【0036】従って、この第3の実施の形態によれば、
模擬クラッタは、反射強度の変調に加えて、レイリー分
布等の統計的な相関関係をも加味したクラッタ模擬信号
が形成され、簡単な構成で、より実際近い模擬クラッタ
映像を得ることができ、オペレータの教育・訓練の学習
効率を向上させることができる。
【0037】次に、上記第3の実施の形態では、単に反
射強度やレイリー分布等の統計的な相関関係を加味した
クラッタ模擬信号を生成し表示したが、模擬の範囲をグ
ランドクラッタに限定して、ビーム指向仰角に対応して
減衰度を変化させて表示するように構成しても良い。
【0038】すなわち、図5は仰角方向へのレーダ走査
による表示で、仰角方向に模擬クラッタの減衰度を変化
させるように構成した本発明による模擬クラッタ発生装
置の第4の実施の形態を示す構成図である。
【0039】図5において、制御回路部8から導出され
たビーム指向仰角信号と、反射強度マップメモリ10か
らの模擬クラッタアドレスの反射強度信号とが減衰演算
部13に供給され、減衰演算部13は、反射強度マップ
メモリ10から供給される方位−距離で指定される反射
強度データに対し、ビーム指向仰角に対応した減衰量の
演算を施して可変増幅器4に供給する。
【0040】従って、より簡単な構成で仰角方向へのレ
ーダ走査によるEスコープ表示のように、仰角ないしは
高さ方向への表示を行ったときの模擬グランドクラッタ
も、簡単な構成により、より実際に近いイメージの映像
で表示することができる。
【0041】なお、上記各実施の形態ではいずれも、ア
ドレス指定信号は、方位−距離−仰角の3次元座標軸上
での模擬クラッタを表示するものとして説明したが、ク
ラッタの種類を例えばグランドクラッタに限定し、また
レーダビームの走査範囲を方位−距離、あるいは仰角
(高度)−距離の2次元座標軸の上でのみ表示するなど
適宜選択表示することができる。
【0042】いずれにしても、本発明による模擬クラッ
タ発生装置は、実際のクラッタに近似した精巧な模擬ク
ラッタ信号を出力できるので、オペレータの教育・訓練
用に採用して顕著な効果が得られるとともに、実レーダ
機器や試験・評価シミュレータに接続することにより、
例えばレーダにおけるクラッタ抑圧機能の評価試験や、
新たなレーダ機器の開発研究等の試験ツールにも供して
優れた効果を発揮するものである。
【0043】
【発明の効果】この発明装置によれば、実際のクラッタ
反射信号に近い模擬クラッタ信号を形成できるので、こ
れをレーダ表示器に供給表示し、オペレータの教育・訓
練の効果をより一層高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による模擬クラッタ発生装置の第1の
実施の形態を示す構成図である。
【図2】図1に示す装置のI/Q変調部を示す回路図で
ある。
【図3】この発明によるクラッタ模擬装置の第2の実施
の形態を示す構成図である。
【図4】この発明によるクラッタ模擬装置の第3の実施
の形態を示す構成図である。
【図5】この発明によるクラッタ模擬装置の第4の実施
の形態を示す構成図である。
【図6】従来の模擬クラッタ発生装置を示す構成図であ
る。
【符号の説明】
1 レーダ送信機 4 可変増幅器 5 合成回路 6 信号発信器 7 レーダ表示器 8 制御回路部 9 データロード 10 反射強度マップメモリ 11 統計データ発生部 12 I/Q変調器 13 減衰演算部 14 ドップラ周波数マップメモリ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レーダ送信ビームの走査指令信号が供給
    され、この走査指令信号に対応して、前記レーダ送信ビ
    ームの目標反射領域内の位置を示すアドレス信号を順次
    導出する制御回路と、 この制御回路からの前記アドレス信号を導入し、前記目
    標反射領域内に予め設定された模擬クラッタの前記アド
    レスに対応した電波反射強度データを導出する反射強度
    マップメモリと、 前記レーダ送信ビームの方位方向において、前記アドレ
    ス信号に対応した統計的データに基づく模擬クラッタの
    振幅・位相変調データからI(In−phase)信
    号、Q(Quadrature)信号を生成導出する統
    計データ発生部と、 この統計データ発生部で生成され
    たI信号、Q信号により、レーダ搬送波信号を変調して
    合成するI/Q変調部と、 このI/Q変調部からの変調合成波の振幅レベルを、前
    記反射強度マップメモリから導出された電波反射強度デ
    ータに対応して変化させてレーダ表示器に供給する可変
    増幅器とを具備することを特徴とする模擬クラッタ発生
    装置。
  2. 【請求項2】 前記反射強度マップメモリからの電波反
    射強度データを、前記レーダ送信ビームの仰角方向への
    ビーム走査に対応して変化させ、前記可変増幅器に供給
    する減衰演算部を具備することを特徴とする請求項1記
    載の模擬クラッタ発生装置。
  3. 【請求項3】 前記アドレス信号に対応して前記目標反
    射領域内に予め設定された前記模擬クラッタのドップラ
    周波数データを導出するドップラ周波数マップメモリを
    有し、 前記レーダ搬送波信号は、前記ドップラ周波数データの
    信号に合成されて前記I/Q変調部に供給されるように
    構成されたことを特徴とする請求項1または請求項2に
    記載の模擬クラッタ発生装置。
  4. 【請求項4】 前記制御回路から導出されるアドレス信
    号は、前記レーダ送信ビームの方位及び距離に、仰角を
    加えた3次元の前記目標反射領域内の位置データである
    ことを特徴とする請求項1ないし請求項3のうちのいず
    れか1項に記載の模擬クラッタ発生装置。
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