JP2001091359A - 物品の色識別方法及びその装置 - Google Patents

物品の色識別方法及びその装置

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JP2001091359A
JP2001091359A JP27349399A JP27349399A JP2001091359A JP 2001091359 A JP2001091359 A JP 2001091359A JP 27349399 A JP27349399 A JP 27349399A JP 27349399 A JP27349399 A JP 27349399A JP 2001091359 A JP2001091359 A JP 2001091359A
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一浩 山田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 物品の色の識別をモノクロのCCDカメラを
利用して安価にできる物品の色識別方法及びその装置を
提供する。 【解決手段】 最初にLED2のみをONにしてR光を
被検査物に照射し(S1)、照射された当該被検査物の
色の輝度情報をCCDカメラ6によってグレーレベル値
として取り込む(S2)。次に、LED3のみをONに
してG光を照射し(S3)、その輝度情報をグレーレベ
ル値として取り込む(S4)。更に、LED4のみをO
NにしてB光を照射し(S5)、その輝度情報をグレー
レベル値として取り込む(S6)。そして、画像処理機
で、カメラ6から送出されたRGB光のそれぞれのグレ
ーレベル値と予め取得されている当該被検査物の基準グ
レーレベル値とを比較し(S7)、次のS8において、
それぞれの差が全て所定の誤差範囲内であると判定した
とき、被検査物の色が所定の色であるとし、それ以外は
所定の色でないとする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、モノクロのCCD
カメラを利用して物品の色を識別する方法及びその装置
に関し、特に、基板に実装される種々の色違い物品、例
えばコネクタ等(以下、被検査物という)に対し、その
色のものが所定位置に実装されているか否かを検査する
ための物品の色識別方法、及びその方法を実現する装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、被検査物が、基板の所定位置
に正確に実装されているか否かを検査する方法には、各
種の方法がある。そのような方法としては、検査する者
が直接、又はビデオカメラで撮像されたカラー映像を通
して被検査物を目視して行う方法、フォト・ダイオード
で構成されるカラーセンサを用いる方法、或いはカラー
ビデオカメラで撮像された映像をコンピュータで画像情
報処理して行う方法がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
の方法にうち直接にせよ、映像を通してにせよ、被検査
物を目視によってこの種の検査を行う場合には、手間を
要し、検査ミスが発生し易いなどの問題がある。また、
カラーセンサを用いる方法による場合には、被検査物に
対する色の識別検査は可能であるが、被検査物に対する
形状検査が不可能で、この検査については別に、例えば
ビデオカメラ等を用いてその映像から直接、或いは画像
処理された情報から検査しなければならない。更に、カ
ラービデオカメラで撮像された映像をコンピュータで画
像情報処理して識別する方法は、被検査物の色の識別と
同時に形状検査も併せて可能である点で好ましいが、こ
の種の検査においてはコストが高くつき実用的でない。
また、上記画像情報処理を、カラーキャプチャーボード
を使用して行うタイプのものがあり、低コストでよい反
面、当該処理がソフトウエアで行われるため処理速度が
遅くて実用的でない。
【0004】本発明の目的は、物品の色の識別をモノク
ロのCCDカメラを利用して安価にできる物品の色識別
方法を提供することにある。また、本発明の目的は、上
記方法を安価に実現できる物品の色識別装置を提供する
ことにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の請求項1に係る物品の色識別方法は、モノ
クロのCCDカメラを利用して物品の色を識別する方法
で、3原色RGB光を物品に順次照射するとともに、照
射された当該物品の色の輝度情報をCCDカメラによっ
てグレーレベル値(グレースケールでの読み値)として
順次取り込み、予め取得されている当該物品の基準グレ
ーレベル値と比較して、例えば、所定の誤差範囲内か否
かの判定により行うものであり、物品の色識別を安価に
行えることに加え、CCDカメラによって物品の形状検
査を併せて行える利点を有する。本方法は、任意の色が
3原色RGB光の組合せであって、その輝度情報として
定量的に得られるのであるから、逆に、RGB光をそれ
ぞれ照射して得られる輝度情報をモノクロのCCDカメ
ラによってグレーレベル値として定量的に取得すること
により色識別できるという技術的裏付けに拠っており、
RGB光の照明色と物品の色の波長とが近似すればする
ほど上記グレーレベル値は高くなり、例えば、R光を赤
色の物品に照射したしたとき、そのグレーレベル値は最
大となるが、G光やB光を照射したしたときには低くな
る。
【0006】また、本発明の請求項2に係る物品の色識
別方法は、請求項1と同様にモノクロのCCDカメラを
利用して物品の色を識別する方法であるが、3原色RG
B光のいずれか一つ、例えばR光を物品に照射し、照射
された当該物品の色の輝度情報をCCDカメラによって
第1グレーレベル値として、また、残りのいずれか、例
えばG光で照射されたものを第2グレーレベル値として
取り込み、これら両グレーレベル値のグレー比率(第2
グレーレベル値/第1グレーレベル値)を、予め取得さ
れている当該物品の基準グレー比率と比較して、例え
ば、所定の誤差範囲内か否かの判定により行うものであ
り、RGB光の照明の明るさの度合いが変化する状況下
でも、或いは照明輝度が高くハレーションを起こし易い
状況下でも精度よく色識別することができる。ところ
で、B光のときの色の輝度情報を第3グレーレベル値と
し、グレー比率(第2グレーレベル値/第1グレーレベ
ル値)に加え、グレー比率(第3グレーレベル値/第1
グレーレベル値)をもその基準グレー比率と比較して、
色識別を行うようにしてもよい。
【0007】また、本発明の請求項3に係る物品の色識
別方法は、請求項1及び2と同様にモノクロのCCDカ
メラを利用して物品の色を識別する方法であるが、輝度
調整された3原色RGB光を物品に同時に照射し、照射
された当該物品の色の輝度情報をCCDカメラによって
グレーレベル値として取り込み、上記輝度調整されたR
GB光の下で予め取得されている当該物品の基準グレー
レベル値(当該物品のグレーレベル値の最も高い値)と
比較して、例えば、所定の誤差範囲内か否かの判定によ
り行うものであり、本方法では、基準グレーレベル値を
取得するために要するRGB光の輝度調整に時間を要す
るが、一旦、当該輝度調整値が得られると、この輝度調
整値を基準として、この輝度調整値で調整されたRGB
光を被検査物に照射することにより、精度よく色識別す
ることができる。
【0008】本発明の請求項4に係る物品の色識別方法
は、RGB光の輝度のバラツキや照射される被検査物間
のバラツキを補正することにより、請求項1又は2に係
る検査方法の精度を高めるもので、当該補正のやりかた
のうちソフトウエアで行う手法として、グレーレベル値
に乗算係数を設定し、かかるグレーレベル値を基準化す
る手法があり、例えば、RGB光のいずれか一つのグレ
ーレベル値を基準とし他光のグレーレベル値が一定にな
るような乗算係数を設定することなどがある。ところ
で、上記補正をソフトウエアでなくハードウエアで行っ
てもよく、RGB光をそれぞれ調整する電流調整器が設
けられているような場合には、電流調整器によってCC
Dカメラにより取り込まれるRGB光の輝度のバラツキ
等を補正してもよい。
【0009】本発明の請求項5に係る物品の色識別装置
は、請求項1に係る方法を実現するための装置であり、
3原色RGB光をそれぞれ独立にON/OFF制御でき
るRGB照明器と、このRGB照明器で照射された物品
の色の輝度情報をグレーレベル値として取り込むモノク
ロのCCDカメラと、かかるCCDカメラから送出され
たグレーレベル値を、予め取得されている当該物品の基
準グレーレベル値と比較判定することにより色識別を行
う色識別手段とを備えるもので、当該色識別手段は、画
像処理機おいてハードウエアで、またはソフトウエアで
構成される。
【0010】本発明の請求項6に係る物品の色識別装置
は、請求項2に係る方法を実現するための装置であり、
上記色識別手段が、CCDカメラから送出されたグレー
レベル値のうちから2つを選んで演算されたグレー比率
を、予め取得されているその基準グレー比率と比較判定
することにより色識別を行うもので、当該手段は、上述
と同様に、画像処理機おいてハードウエアで、またはソ
フトウエアで構成される。
【0011】本発明の請求項7に係る物品の色識別装置
は、請求項3に係る方法を実現するための装置であり、
RGB照明器が、輝度調整された3原色RGB光を同時
にON/OFF制御できるものであるとき、上記色識別
手段は、CCDカメラから送出されたグレーレベル値
を、上記輝度調整されたRGB光の下で予め取得されて
いる当該物品の基準グレーレベル値(当該物品のグレー
レベル値の最も高い値)と比較判定することにより色識
別を行うもので、当該手段は、上述と同様に、画像処理
機おいてハードウエアで、またはソフトウエアで構成さ
れる。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態に係る物品の
色識別方法及びその装置の第1例を図1及び2を参照し
て説明する。本装置1は、基板に実装される種々の被検
査物(図示せず)の色を識別し、その色のものが基板の
所定位置に実装されているか否かを検査するもので、図
1に示すように、3原色RGB光をそれぞれ発するLE
D2〜4をそれぞれ独立にON/OFF制御できるRG
B照明機5と、このRGB照明機5で照射された被検査
物の色の輝度情報をグレーレベル値として取り込むモノ
クロのCCDカメラ6と、かかるCCDカメラ6から送
出されたグレーレベル値を、予め取得されている当該被
検査物の基準グレーレベル値との比較判定により色識別
を行う画像処理機(色識別手段)7とを備えている。
尚、本装置1のRGB照明機5には、LED2〜4のそ
れぞれに電流調整器2a〜4aが備えられており、RG
B光の輝度をハードウエア的にそれぞれ調整できるよう
になっている。
【0013】本装置1を用いて行う色識別方法につき、
画像処理機7おいてソフトウエアで行う場合を、図2の
フローチャートを参照して説明する。ところで、色識別
検査に先駆け、電流調整器2a〜4aによってLED2
〜4のRGB光をそれぞれ調整し、CCDカメラ6によ
って取り込まれるその輝度のバラツキ等を補正するよう
にすることが好ましい。このような状態下で、最初にL
ED2のみをONにしてR光を被検査物に照射し(ステ
ップS1)、照射された当該被検査物の色の輝度情報を
CCDカメラ6によってグレーレベル値として取り込む
(ステップS2)。次に、LED3のみをONにしてG
光を被検査物に照射し(ステップS3)、照射された当
該被検査物の色の輝度情報をCCDカメラ6によってグ
レーレベル値として取り込む(ステップS4)。更に、
LED4のみをONにしてB光を被検査物に照射し(ス
テップS5)、照射された当該被検査物の色の輝度情報
をCCDカメラ6によってグレーレベル値として取り込
む(ステップS6)。そして、画像処理機7で、CCD
カメラ6から送出されたRGB光のそれぞれのグレーレ
ベル値と予め取得されている当該被検査物の基準グレー
レベル値とを比較し(ステップS7)、次のステップS
8において、例えば、それぞれの差が全て所定の誤差範
囲内であると判定したとき、被検査物の色が所定の色で
あるとし、それ以外は所定の色でないとする。この場
合、色の識別検査に加え、CCDカメラ6によって被検
査物に対する形状検査も併せてできる。ところで、上記
判定に当たっては、被検査物の色数が限定されている
と、少なくとも一つのグレーレベル値とその基準グレー
レベル値とが所定の誤差範囲内であれば被検査物の色が
所定の色であるとすることもできる。
【0014】次に、本発明の実施の形態に係る第2例を
説明する。第2例に係る物品の色識別方法を実現するた
めの装置は、上述した第1例の装置1と同一構成をなし
ており、したがって、第2例に係る装置の構成図は省略
する。但し、装置1の画像処理機7においてソフトウエ
ア処理される比較判定処理は異なる。以下に、第2例に
係る色識別方法につき、画像処理機7においてソフトウ
エアで行う場合を、図3のフローチャートを参照して説
明する。ところで、色識別検査に先駆け、電流調整器2
a〜4aによってLED2〜4のRGB光がそれぞれ調
整されていることが好ましい。
【0015】最初にLED2のみをONにしてR光を被
検査物に照射し(ステップS1)、照射された当該被検
査物の色の輝度情報をCCDカメラ6によって第1グレ
ーレベル値として取り込む(ステップS2)。次に、L
ED3のみをONにしてG光を被検査物に照射し(ステ
ップS3)、照射された当該被検査物の色の輝度情報を
CCDカメラ6によって第2グレーレベル値として取り
込む(ステップS4)。更に、LED4のみをONにし
てB光を被検査物に照射し(ステップS5)、照射され
た当該被検査物の色の輝度情報をCCDカメラ6によっ
て第3グレーレベル値として取り込む(ステップS
6)。そして、画像処理機7で、CCDカメラ6から送
出されたRGB光のそれぞれの第1〜3グレーレベル値
のグレー比率、即ち、第2グレーレベル値/第1グレー
レベル値、第3グレーレベル値/第1グレーレベル値を
演算し(ステップS7)、これらを予め取得されている
当該被検査物の基準グレー比率と比較し(ステップS
8)、次のステップS9において、例えば、それぞれの
差が全て所定の誤差範囲内であると判定したとき、被検
査物の色が所定の色であるとし、それ以外は所定の色で
ないとする。この場合、色の識別検査に加え、CCDカ
メラ6によって被検査物に対する形状検査も併せてでき
る。ところで、被検査物の色数が限定されていると、少
なくとも一つのグレー比率と基準グレー比率とが所定の
誤差範囲内であれば被検査物の色が所定の色であるとす
ることもできる。
【0016】次に、本発明の実施の形態に係る第3例を
説明する。第3例に係る物品の色識別方法を実現するた
めの装置もまた、上述した第1例の装置1と同一構成を
なしており、したがって、第3例に係る装置の構成図は
省略する。但し、この装置1の画像処理機7においてソ
フトウエア処理される比較判定処理が異なり、また、こ
の装置1のRGB照明機5のLED2〜4に対する制御
方法が異なる。以下に、第3例に係る色識別方法につ
き、画像処理機7においてソフトウエアで行う場合を、
図4のフローチャートを参照して説明する。
【0017】この色識別方法では、まず、カウンタk=
1として(ステップS1)、LED2〜4を同時にON
にしてRGB光を被検査物に照射し(ステップS2)、
電流調整器2a〜4aでRGB光の輝度調整をし(ステ
ップS3)、調整後に照射された当該被検査物の色の輝
度情報をCCDカメラ6によってグレーレベル値として
取り込み(ステップS4)、画像処理機7で、それをL
1として記憶する(ステップS5)。次に、カウンタk
=2として(ステップS6)、再び、電流調整器2a〜
4aで輝度調整をし(ステップS7)、調整後に照射さ
れた当該被検査物の色の輝度情報をグレーレベル値とし
て取り込み(ステップS8)、画像処理機7で、それを
L2として記憶する(ステップS9)。そして、上記グ
レーレベル値L1とグレーレベル値L2とを比較し(ス
テップS10)、ステップ11において、両者のレベル
値の大小を判定し、レベル値L1の方が大きい場合は、
仮の最大グレーレベル値Lm=L1とし(ステップS1
2)、カウンタkをインクリメントして(ステップS1
4)、次のステップS15でカウンタkが所定回数Kに
達していなければ、ステップS7〜S11を実行して新
たな最大グレーレベル値Lmを取得する。一方、ステッ
プS15でカウンタkが所定回数Kに達していれば、上
記グレーレベル値L1を最大グレーレベル値Lmとして
取得する。しかるに、ステップ11において、レベル値
L2の方が大きい場合は、レベル値L1←レベル値L
2、及び仮の最大グレーレベル値Lm=L2とし(ステ
ップS13)、カウンタkをインクリメントして(ステ
ップS14)、次のステップS15でカウンタkが所定
回数Kに達していなければ、ステップS7〜S11を実
行して新たな最大グレーレベル値Lmを取得する。一
方、ステップS15でカウンタkが所定回数Kに達して
いれば、上記グレーレベル値L2を最大グレーレベル値
Lmとして取得する。このようにして求めた最大グレー
レベル値Lmを基準グレーレベル値とし、また、当該基
準グレーレベル値を取得したときの輝度調整値を基準輝
度調整値とする。そして、基準輝度調整値に設定された
RGB光を被検査物に照射し(ステップS16)、照射
された当該被検査物の色の輝度情報をCCDカメラ6に
よってグレーレベル値として取り込み(ステップS1
7)、これを上記基準グレーレベル値と比較し(ステッ
プS18)、ステップS19において、例えば、その差
が所定の誤差範囲内あると判定したとき、被検査物の色
が所定の色であるとし、それ以外は所定の色でないとす
る。この場合、色の識別検査に加え、CCDカメラ6に
よって被検査物に対する形状検査も併せてできることは
言うまでもない。
【0018】ところで、上述した第1例〜第2例では、
色識別検査に先駆け、LED2〜4のRGB光を電流調
整器2a〜4aによって調整する場合、上述のようなハ
ードウエア的な調整のしかたに代えて、ソフトウエアで
行ってもよく、その一例を図5のフローチャートを参照
して説明する。最初にLED2のみをONにしてR光を
被検査物に照射し(ステップS1)、照射された当該被
検査物の色の輝度情報をCCDカメラ6によってグレー
レベル値として取り込み(ステップS2)、当該グレー
レベル値(LR )を、例えば、1にして基準化する(ス
テップS3)。次に、LED3のみをONにしてG光を
被検査物に照射し(ステップS4)、照射された当該被
検査物の色の輝度情報をCCDカメラ6によってグレー
レベル値として取り込み(ステップS5)、当該グレー
レベル値(LG )と上記グレーレベル値(LR )との比
率LR/LGを演算する(ステップS6)。更に、LED
4のみをONにしてB光を被検査物に照射し(ステップ
S7)、照射された当該被検査物の色の輝度情報をCC
Dカメラ6によってグレーレベル値として取り込み(ス
テップS8)、当該グレーレベル値(LB )と上記グレ
ーレベル値(LR )との比率LR/LBを演算して各色に
対する補正を終了する(ステップS9)。上述の例は、
RGB光のうちのR光のグレーレベル値を基準とし、他
光のグレーレベル値が一定になるような乗算係数LR
G、LR/LBを設定するもので、かかる乗算係数は、
これら各色のグレーレベル値を取り込むたびにそれに乗
算され、これにより、例えば、照明の輝度が、基準グレ
ーレベル値を取得したときのものと、検査のときのもの
とで変わっても不都合なく色識別ができる。
【0019】
【発明の効果】本発明の物品の色識別方法によれば、物
品の色の識別をモノクロのCCDカメラを利用して安価
にできる。また、本発明の物品の色識別装置によれば、
上記方法を安価に実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施の形態に係る装置の構成
図である。
【図2】 第1の実施例に係る色識別方法のフローチャ
ート図である。
【図3】 第2の実施例に係る色識別方法のフローチャ
ート図である。
【図4】 第3の実施例に係る色識別方法のフローチャ
ート図である。
【図5】 色識別検査に先駆けて行うRGB光の調整の
フローチャート図である。
【符号の説明】
1 色識別装置 2〜4 LED(RGB光) 5 RGB照明器 6 CCDカメラ 7 画像処理機(色識別手段)

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モノクロのCCDカメラを利用して物品
    の色を識別する方法であって、3原色RGB光を前記物
    品に順次照射するとともに、該照射された前記物品の色
    の輝度情報を前記CCDカメラによってグレーレベル値
    として順次取り込み、予め取得されている前記物品の基
    準グレーレベル値との比較判定により前記物品の色を識
    別することを特徴とする物品の色識別方法。
  2. 【請求項2】 モノクロのCCDカメラを利用して物品
    の色を識別する方法であって、3原色RGB光のいずれ
    か一つを前記物品に照射し、該照射された前記物品の色
    の輝度情報を前記CCDカメラによって第1グレーレベ
    ル値として、また、残りのいずれかで照射されたものを
    第2グレーレベル値として取り込み、これら両グレーレ
    ベル値のグレー比率を、予め取得されている前記物品の
    基準グレー比率と比較判定することにより前記物品の色
    を識別することを特徴とする物品の色識別方法。
  3. 【請求項3】 モノクロのCCDカメラを利用して物品
    の色を識別する方法であって、輝度調整された3原色R
    GB光を前記物品に同時に照射し、該照射された前記物
    品の色の輝度情報を前記CCDカメラによってグレーレ
    ベル値として取り込み、前記輝度調整された前記RGB
    光の下で予め取得されている前記物品の基準グレーレベ
    ル値との比較判定により前記物品の色を識別することを
    特徴とする物品の色識別方法。
  4. 【請求項4】 前記グレーレベル値に乗算係数を設定
    し、該グレーレベル値を基準化することを特徴とする請
    求項1又は2のいずれかに記載の物品の色識別方法。
  5. 【請求項5】 3原色RGB光をそれぞれ独立にON/
    OFF制御できるRGB照明器と、該RGB照明器で照
    射された物品の色の輝度情報をグレーレベル値として取
    り込むモノクロのCCDカメラと、該CCDカメラから
    送出されたグレーレベル値を、予め取得されている前記
    物品の基準グレーレベル値と比較判定することにより前
    記物品の色を識別する色識別手段とを備えたことを特徴
    とする物品の色識別装置。
  6. 【請求項6】 前記色識別手段は、前記CCDカメラか
    ら送出されたグレーレベル値のうちから2つを選んで演
    算されたグレー比率を、予め取得されているその基準グ
    レー比率と比較判定することにより前記物品の色を識別
    するものであることを特徴とする請求項5に記載の物品
    の色識別装置。
  7. 【請求項7】 前記RGB照明器は、輝度調整された3
    原色RGB光を同時にON/OFF制御できるものであ
    り、前記色識別手段は、前記CCDカメラから送出され
    たグレーレベル値を、前記輝度調整された前記RGB光
    の下で予め取得されている前記物品の基準グレーレベル
    値と比較判定することにより前記物品の色を識別するも
    のであることを特徴とする請求項5に記載の物品の色識
    別装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2014190733A (ja) * 2013-03-26 2014-10-06 Toho Technology Corp カラーフィルタの色認識方法

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JP2014190733A (ja) * 2013-03-26 2014-10-06 Toho Technology Corp カラーフィルタの色認識方法

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