JP2001091335A - 超音波センサ - Google Patents

超音波センサ

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JP2001091335A
JP2001091335A JP26398399A JP26398399A JP2001091335A JP 2001091335 A JP2001091335 A JP 2001091335A JP 26398399 A JP26398399 A JP 26398399A JP 26398399 A JP26398399 A JP 26398399A JP 2001091335 A JP2001091335 A JP 2001091335A
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Japan
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ultrasonic
tank
detection surface
groove
sensor
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JP26398399A
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Sadao Noda
貞雄 野田
Hiromasa Furuta
裕正 古田
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Panasonic Industrial Devices SUNX Co Ltd
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Sunx Ltd
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  • Measurement Of Levels Of Liquids Or Fluent Solid Materials (AREA)
  • Measurement Of Velocity Or Position Using Acoustic Or Ultrasonic Waves (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 超音波素子の検出面とタンクとの間に塗布し
た超音波伝導媒質が高粘度のものであっても、超音波セ
ンサをタンクに取り付けてから短時間で超音波伝導媒質
を一定の厚さに安定させることが可能な超音波センサを
提供をする。 【解決手段】 センサ10がタンクに取り付けられる
と、板バネ19の弾発力によって、素子30がタンク側
に付勢され、素子30の検出面31とタンクの外面61
との間に塗布された超音波伝導媒質の一部が、時間の経
過に伴って、素子30の検出面31とタンクの外面61
との間から側方に押し流される。ここで、素子30の検
出面31には、側方に開放する溝32が設けられている
から、その溝32に沿って余分な超音波伝導媒質が検出
面31より側方にスムーズに流れることができ、短時間
で超音波伝導媒質が一定の厚さになる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、筒体又は容器の外
壁に取り付けられて、それらの内容物が所定量を満たし
ているか否かを検出する超音波センサに関する。
【0002】
【従来の技術】この種の超音波センサは、一般に、送信
用と受信用の超音波素子とを備え、両超音波素子を例え
ばタンクの外周面に押し当てた状態に取り付けられて、
両超音波素子の間で送受信される超音波の受信量に基づ
き、タンク内の液体が所定量を満たしているか否かを検
出する。そして、このような超音波センサには、例え
ば、図23に示した特開平9−126864号公報記載
のもののように、弾性体1の弾発力にて超音波素子2を
タンク3の外面に押圧する構成のものがあり、このもの
では、タンク3の曲率に拘わらず、超音波素子2の検出
面2Aをタンク3に確実に押し当てることができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、超音波セン
サをタンクに取り付けるときには、通常、超音波素子の
検出面とタンクの外面と間に、粘性を有する超音波伝導
媒質が塗布される。その理由は、微少(ミクロ)単位に
おいては、検出面及びタンクの外面には微小な凹凸があ
り、このために、検出面とタンクの外面とが物理的に面
当接しているように見えても、両者間にわずかな空間部
分が生じる。そして、この空間部分では、超音波素子と
タンクとの間で超音波のエネルギーが伝わらなくなり、
検出に悪影響を及ぼすからである。
【0004】一方、超音波素子とタンクとの間の超音波
伝導媒質が過剰な状態で測定をはじめると、測定中に、
超音波伝導媒質の厚さが変化して、検出結果が安定しな
いという事態が生じる。このため、取り付け時に、超音
波センサを強い力でタンクに押し付け、余分な超音波伝
導媒質を、超音波素子の検出面とタンクの外面との間か
ら側方に押し出し、超音波伝導媒質を一定の厚さに安定
させてから検出をはじめる必要がある。
【0005】ところが、上記したように、弾性体1にて
超音波素子2をタンク3の外面に押圧する超音波センサ
では、弾性体1の弾発力以上の大きな力で超音波素子2
をタンク3に押し付けることができないから、超音波伝
導媒質を一定の厚さに安定させるまでに時間がかかって
しまう。
【0006】特に、タンク3が高温となるような場合に
は、高温時でも超音波伝導媒質が流れ落ちないようにす
るために、高粘度の超音波伝導媒質が用いられる。この
ため、常温時には、超音波伝導媒質の粘性はかなり高く
なっており、この状態で上記弾性体1を有した超音波セ
ンサをタンク3に取り付けると、超音波伝導媒質が一定
の厚さに安定するまでには、非常に長い時間を要する。
【0007】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、超音波素子の検出面とタンクとの間に塗布した超音
波伝導媒質が高粘度のものであっても、超音波センサを
タンクに取り付けてから短時間で超音波伝導媒質を一定
の厚さに安定させることが可能な超音波センサの提供を
目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の発明に係る超音波センサは、筒体又は容
器を構成する外壁に取り付けられた超音波素子によっ
て、筒体又は容器内の内容物を検出する超音波センサで
あって、超音波素子を筒体又は容器に押し付ける弾性体
を備えると共に、超音波素子のうち筒体又は容器に押し
付けられる検出面と筒体又は容器の外面との間に、粘性
を有する超音波伝導媒質が塗布される超音波センサにお
いて、超音波素子の検出面には、検出面の縁部において
側方に向けて開放する溝が形成されているところに特徴
を有する。
【0009】請求項2の発明は、請求項1記載の超音波
センサにおいて、筒体又は容器の外壁は、曲面を有し、
検出面は、曲面に線当接するように平坦に形成され、溝
は、検出面のうち曲面に線当接する部分を除いた領域に
配されているところに特徴を有する。
【0010】請求項3の発明は、請求項1又は請求項2
記載の超音波センサにおいて、溝は、検出面の中心部か
ら縁部に向かって、溝の断面積が大きくなっているとこ
ろに特徴を有する。
【0011】
【発明の作用及び効果】<請求項1の発明>超音波セン
サが筒体又は容器(以下、「容器等」という)の外面に
取り付けられると、超音波素子の検出面と容器等の外面
との間に塗布された超音波伝導媒質が、弾性体の弾性発
力にて押圧される。すると、超音波伝導媒質が、検出面
に形成された溝に沿って検出面の中心側から側方に向け
てスムーズに流れ、余分な超音波伝導媒質が短時間で溝
の開放口から排出される。これにより、超音波センサを
容器等に取り付けてから短時間で、検出面が容器等の外
面に突き当たり、もって検出面と容器等の外面との間の
超音波伝導媒質が一定の厚さになって安定する。このよ
うに、本発明によれば、検出面に溝を備えない従来のも
のに比べて、超音波伝導媒質がスムーズに流れるから、
超音波伝導媒質が一定の厚さに安定するまでの時間を短
縮することができる。
【0012】<請求項2の発明>請求項2の発明では、
溝は、検出面のうち容器等の曲面に線当接する部分を除
いた領域に配されているから、超音波素子の検出面と容
器等の外面との当接範囲が溝によって削減されることが
なくなり、容器等の曲面に超音波センサを取り付けたと
きでも、超音波の送受信強度を高い状態にして、上記目
的を達成することができる。
【0013】<請求項3の発明>請求項3の構成によれ
ば、溝は、検出面の中心部より縁部側の方が断面積が大
きくなっているから、超音波伝導媒質が溝の開放口に向
かってより一層スムーズに流れ、余分な超音波伝導媒質
を短時間で開放口から排出できる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態に係る
超音波センサ10(以下、単に「センサ10」という)
を図1〜図9に基づいて説明する。
【0015】センサ10は、図1に示されており、直方
体状の樹脂ケース11のうちタンクに宛われる面に窓部
12を備え、その窓部12の奥側にゴム部材13を有す
る。そして、ゴム部材13に形成した一対の凹部14,
14に、それぞれ円柱状の超音波素子30,30(以
下、単に「素子30」という)の後端部を収容して備え
る。
【0016】ゴム部材13より奥側には、金属板16が
設けられ、その金属板16に向けて、ゴム部材13の背
面から前記凹部14の底壁及び周壁がエンボス状をなし
て突出している。そして、各エンボス部分の先端には、
薄皿状の金属キャップ17が冠着される一方、金属板1
6のうち各金属キャップ17との対向部分には、それぞ
れ金属板16の一部を切離してなる素子支持部18が設
けられている。
【0017】各素子支持部18は、図2に示すように、
片持ち梁状の一対の板バネ19,19が、互いに向かい
合って接近する構造をなし、各板バネ19の先端から起
立した支持突部20,20の先端が、図3に示すよう
に、金属キャップ17は中心点を挟んだ両側に当接して
いる。これにより、素子30が両支持突部20,20の
並び方向と直交する方向で傾動でき、かつ、素子30が
各板バネ19の弾性力に抗して樹脂ケース11の奥側に
移動できる。
【0018】さて、素子30のうちタンクに外面61に
付き合わされる平坦な検出面31には、図7及び図8に
示すように、複数の溝32が径方向に沿って放射状に形
成されている。より詳細には、溝32は、図7に示すよ
うに、検出面31のうちタンクの外面61に線当接する
部分及びその近傍を除いた領域において、検出面31を
8等配する位置に配されている。
【0019】ここで、本実施形態のセンサ10では、図
5及び図6に示すように、一対の素子30,30がタン
クの軸方向と直交する方向に並ぶように取り付けられた
場合には(タンクに横向きに取り付けられた場合に
は)、素子30の検出面31が、図7の上下方向を向く
中心線L1の位置でタンクの外面61と線当接し、この
場合からセンサ10を90度旋回させてタンクに縦向き
に取り付けた場合には(図示せず)、素子30の検出面
31は、図7の左右方向を向く中心線L2の位置でタン
クの外面61と線当接する。
【0020】そこで、本実施形態では、8つの溝32
は、検出面31のうち図7の上下及び左右方向を向いた
2つの中心線L1,L2が、それそれ隣り合った一対の
溝32,32の間の真中を通るように配され、これによ
り、センサ10がタンクに対して縦横のどちら向きに取
り付けられても、溝32の縁部がタンクの外面61に当
接しないようにしてある。
【0021】また、溝32は、図8に示すように、断面
形状が三角形をなして、その三角形の底面が検出面31
で開放している。そして、溝32の幅が、検出面31の
中心部から側縁部に向かうに伴って徐々に広くなると共
に、溝32の深さが、検出面31の中心部から側縁部に
向かうに伴って徐々に深くなっており、これにより、溝
32の断面積が、検出面31の中心部から縁部に向かう
に伴って徐々に大きくなっている。
【0022】センサ10は、図4に示したブラケット5
0を介してタンクに取り付けられる。ブラケット50
は、金属板より形成され、主板部51の両側部から一対
の対向壁52,52を直立曲げしてなる。そして、主板
部51に形成した切欠部54の両縁部54A,54A
(図4及び図7参照)をタンクの外面61に当てて、主
板部51の両端に備えたバンド係止部53,53に、タ
ンクの外周に回したバンド(図示せず)の両端が係止さ
れることでタンクに固定される。
【0023】次に、上記センサ10をタンクに取り付け
る際の動作を説明する。センサ10をタンクに取り付け
るには、まず、ブラケット50のみを上述したようにタ
ンクに固定しておく。次いで、センサ10に備えた両素
子30の検出面31に超音波伝導媒質40(図9参照)
を塗布し、このセンサ10を、素子30が配された面側
からブラケット50の両対向壁52,52の間に押し込
む。
【0024】センサ10を押し込んでいくと、やがて、
センサ10に備えたフランジ21が、ブラケット50の
対向壁52に設けた受部55に当接し(図5参照)、そ
れ以上、センサ10をタンクに接近させることができな
くなる。このセンサ10を押し込む過程で、素子30の
検出面31に塗布した超音波伝導媒質40がタンクの外
面61に密着し、ここからさらにセンサ10が正規位置
まで押し込まれるまでの間に、素子30がタンクに押さ
れて樹脂ケース11の奥側に移動する。これにより、樹
脂ケース11の奥側の板バネ19が弾性変形し、この弾
発力にて素子30の検出面31が、タンクの外面61に
押しつけられる。詳細には、図5及び図6にタンクの外
面61の曲率を変えて比較して示すように、素子30
は、タンクの外面61の曲率に応じた角度となるように
傾動し、検出面31のうち図7の上下方向に延びた中心
線L1に沿った部分が、タンクの外面61に最も接近し
た状態となって、上記板バネ19の弾発力にて素子30
の検出面31がタンクに向けて押し付けられる。
【0025】この状態で、ブラケット50のうち対向壁
52,52に回動可能に備えたレバー式のクリップ56
を回動させてセンサ10に備えたフランジ21に係止さ
せ、センサ10のブラケット50へのセットが完了す
る。
【0026】さて、上記したように、センサ10がブラ
ケット50にセットされると、素子30の検出面31と
タンクの外面61との間で超音波伝導媒質40が押圧さ
れた状態に保持される。ここで、素子30の検出面31
には、側方に開放する複数の溝32が設けられているか
ら、超音波伝導媒質40は分断されて各溝32に流れ込
み、それら溝32に沿って検出面31の中心側から側方
に向かってスムーズに流れる。しかも、溝32の断面積
は、検出面31の中心部より縁部側の方が大きいから、
そうでない場合に比べてより一層スムーズに超音波伝導
媒質40が溝32の開放口に向かって流れることがで
き、余分な超音波伝導媒質40を短時間で開放口から排
出できる(図9(B)参照)。これにより、検出面31
のうち中心線L1(図7参照)に沿った部分が短時間で
タンクの外面61に突き当たり、もって検出面31とタ
ンクの外面61との間の超音波伝導媒質40が短時間で
一定の厚さになって安定する。ここで、検出面31に
は、上記中心線L1を除いた領域に配されているから、
素子30の検出面31とタンクの外面61との当接範囲
が溝32によって削減されることがなくなり、超音波の
送受信強度を高い状態にすることができる。
【0027】このように、本実施形態のセンサ10によ
れば、素子の検出面に溝を備えない従来のものに比べ
て、検出面31とタンクの外面61との間から余分な超
音波伝導媒質40がスムーズに側方に排出されて、超音
波伝導媒質40が一定の厚さに安定させるまでの時間を
短縮することができる。これにより、センサ10を取り
付けてから、短時間で安定した検出を行うことができ
る。
【0028】<他の実施形態>本発明は、前記実施形態
に限定されるものではなく、例えば、以下に説明するよ
うな実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、
下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実
施することができる。
【0029】(1)前記実施形態のセンサ10は、ブラ
ケット50を介してタンクに取り付けられる構成となっ
ていたが、センサを直にタンクに取り付ける構成として
もよい。 (2)前記実施形態では、板バネ19で素子30をタン
クに向けて付勢していたが、例えばコイルバネにて素子
をタンクに付勢する構成としてもよい。
【0030】(3)前記実施形態の溝32は、全部で8
つ設けられていたが、溝の数は8つに限定されるもので
はなく、例えば、図10に示すように、検出面31を4
等配する位置に4つの溝70を径方向に沿って形成した
ものでもよい。 (4)前記実施形態では、タンクの外面との当接領域以
外の部分に溝を形成していたが、例えば、図11に示す
ように、タンクの外面に当接し得る上下の中心線L1,
L2に沿った位置に溝71を形成してもよい。
【0031】(5)また、図12に示すように、図10
記載の溝70と図11記載の溝71の両方形成した構造
としてもよい。 (6)さらに、図13に示すように、図10記載の溝7
0と前記第1実施形態に記載の溝32の両方形成した構
造としてもよい。
【0032】(7)溝は、必ずしも検出面の中心位置か
ら側方に向かうに従って幅広となっている必要はなく、
例えば、図14及び図15に示すように、幅が一定の溝
73を検出面に形成してもよい。 (8)溝は、検出面の中心から放射線状に延びていなく
てもよく、例えば、図16に示すように、検出面31に
縦方向に並行した複数の溝74を備えたものでもよい。
【0033】(9)図17に示すように、縦横に並行し
た複数の溝を形成することで、格子状の溝75を形成し
てもよい。 (10)超音波伝導媒質が流れ易いという観点からする
と、検出面には、溝の総面積が溝以外の領域の総面積よ
り広い方がよいから、図19に示すように、検出面31
のうちタンクの外面に当接し得る十字状の当接領域Sを
除いた領域を、全体的に陥没させて溝76としてもよ
い。
【0034】(11)また、図18に示すように、検出
面31のうちタンクの外面に当接しうる十字状の当接領
域Sを除いた領域に、格子状の溝77を形成してもよ
い。 (12)さらに、図20(B)に示すように、上記溝7
6の底面とタンクへの当接領域Sとをテーパ面78で繋
げて、超音波伝導媒質が溝32内に流れやすくしてもよ
い。
【0035】(13)図21(B)に示すように、上記
溝76の底面と当接領域Sとを連続した曲面で繋げた構
造としてもよい。 (14)前記実施形態の溝32は、溝32の幅が、検出
面31の中心部から側縁部に向かって広くなると共に、
溝32の深さが、検出面31の中心部から側縁部に向か
って深くなる構造であったが、例えば、図22に示すよ
うに、溝32の深さは一定で、溝32の幅のみが検出面
31の中心部から側縁部に向かって広くなるものや、図
示しないが、溝の幅は一定で、溝の深さのみが検出面の
中心部から側縁部に向かって深くなるものでもよい。
【0036】(15)本発明の超音波センサが取り付け
られる容器の形状は、円筒体、直方体、球体等のどのよ
うなものでもよく、また、例えば、小麦粉又はセメント
等の粉体物や、穀物又は樹脂ペレット等の粒体物を貯蔵
するホッパ等も本発明における容器に含まれる。 (16)また、超音波センサは、タンク等の容器に取り
付けられるもののみならず、筒体に取り付けられるもの
であってもよい。その筒体の具体例としては、例えば、
タンクに連通してその側部に沿って配された筒体であっ
て、そのタンク内と同じ水位の液体が内部に通される液
柱管や、例えば、タンク等の容器に連通したパイプ、バ
ルブ等の流路管等が挙げられる。
【0037】(17)前記実施形態のセンサ10は、送
信用と受信用の一対の超音波素子30,30を備えてい
たが、例えば、送信用と受信用とを1つの超音波素子で
兼用したものであってもよい。具体的には、1つの超音
波素子のみをタンクに取り付け、その超音波素子をまず
送信用として駆動させることで超音波をタンクに与えた
後、同じ超音波素子を受信用に切り換えて、タンク及び
内容物を媒体として反射した超音波を受信する構成とし
てもよい。
【0038】(18)また、一対の超音波素子をタンク
に取り付ける場合は、前記実施形態のように、両素子3
0,30を横並びして取り付ける構成に限られず、例え
ば、タンクを間に挟むようにして2つの超音波素子を取
り付けた構成としてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る超音波センサの側断面
【図2】金属板の斜視図
【図3】超音波センサの側断面図
【図4】ブラケットの斜視図
【図5】曲率が小さいタンクに取り付けられた超音波セ
ンサの側断面図
【図6】曲率が大きいタンクに取り付けられた超音波セ
ンサの側断面図
【図7】超音波センサの底面図
【図8】超音波センサの検出面を示す斜視図
【図9】(A)超音波センサをタンクに取り付けた直後
の状態を示す超音波素子の部分斜視図 (B)超音波センサをタンクに取り付けて時間が経過し
た後の状態を示す超音波素子の部分斜視図
【図10】溝の変形例1を示す超音波素子の検出面の平
面図
【図11】溝の変形例2を示す超音波素子の検出面の平
面図
【図12】溝の変形例3を示す超音波素子の検出面の平
面図
【図13】溝の変形例4を示す超音波素子の検出面の平
面図
【図14】溝の変形例5を示す超音波素子の検出面の平
面図
【図15】溝の変形例6を示す超音波素子の検出面の平
面図
【図16】溝の変形例7を示す超音波素子の検出面の平
面図
【図17】溝の変形例8を示す超音波素子の検出面の平
面図
【図18】溝の変形例9を示す超音波素子の検出面の平
面図
【図19】(A)溝の変形例10を示す超音波素子の検
出面の平面図 (B)その超音波素子の側断面図
【図20】(A)溝の変形例11を示す超音波素子の検
出面の平面図 (B)その超音波素子の側断面図
【図21】(A)溝の変形例12を示す超音波素子の検
出面の平面図 (B)超音波素子の側断面図
【図22】溝の変形例13を示す斜視図
【図23】従来の超音波センサの側断面図
【符号の説明】
10…超音波センサ 11…樹脂ケース 13…ゴム部材 18…素子支持部 19…板バネ(弾性体) 30…超音波素子 31…検出面 32,70,71,73,74,75,76,77…溝 40…超音波伝導媒質 61…タンク(容器)の外面

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筒体又は容器を構成する外壁に取り付け
    られた超音波素子によって、前記筒体又は容器内の内容
    物を検出する超音波センサであって、 前記超音波素子を前記筒体又は容器に押し付ける弾性体
    を備えると共に、 前記超音波素子のうち前記筒体又は容器に押し付けられ
    る検出面と前記筒体又は容器の外面との間に、粘性を有
    する超音波伝導媒質が塗布される超音波センサにおい
    て、 前記超音波素子の前記検出面には、前記検出面の縁部に
    おいて側方に向けて開放する溝が形成されていることを
    特徴とする超音波センサ。
  2. 【請求項2】 前記筒体又は容器の外壁は、曲面を有
    し、 前記検出面は、前記曲面に線当接するように平坦に形成
    され、 前記溝は、前記検出面のうち前記曲面に線当接する部分
    を除いた領域に配されていることを特徴とする請求項1
    記載の超音波センサ。
  3. 【請求項3】 前記溝は、前記検出面の中心部から縁部
    に向かって、前記溝の断面積が大きくなっていることを
    特徴とする請求項1又は請求項2記載の超音波センサ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009168554A (ja) * 2008-01-15 2009-07-30 Ricoh Elemex Corp 超音波式液面検出装置
JP2018523811A (ja) * 2015-08-21 2018-08-23 トゥルマ・ゲレーテテッヒニク・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツング・ウント・コムパニー・コマンディットゲゼルシャフトTruma Geraetetechnik GmbH & Co. KG 水位測定装置、水位測定装置を操作する方法及び水位測定装置と少なくとも1つのスペーサからなるアセンブリ

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US10830631B2 (en) 2015-08-21 2020-11-10 Truma Geraetetechnik Gmbh & Co. Kg Device and method for measuring the level of liquid in a container
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