JP2001090553A - ガスタービンロータ用の軸方向熱媒体移送管と保持板 - Google Patents

ガスタービンロータ用の軸方向熱媒体移送管と保持板

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JP2001090553A JP2000159303A JP2000159303A JP2001090553A JP 2001090553 A JP2001090553 A JP 2001090553A JP 2000159303 A JP2000159303 A JP 2000159303A JP 2000159303 A JP2000159303 A JP 2000159303A JP 2001090553 A JP2001090553 A JP 2001090553A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ガスタービン用の改良冷却回路の提供。 【解決手段】 多段タービンロータにおいて、管(5
6、58)がロータリム近辺の開口内に配置され熱媒体
をロータバケット(22、24)に流して使用済み熱媒
体を戻す。管は軸方向に離隔した所定壁厚のランド(7
0)を有し、またランド間に存在して管の前端から後端
に向かって厚さが増加している薄肉管部(72)を有す
る。1対の保持板(106)が後方側ホイールの後端面
に担持されて管にまたがりかつ管の肩(97)に係合し
て管の後方変位を阻止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術の分野】本発明は、ロータ内を流れ
る熱媒体によって冷却される回転構成部を有するガスタ
ービンに関し、特に、ロータのリム近辺にロータ軸線と
平行に延在して熱媒体をタービンホイールにより担持さ
れたバケットに供給し使用済み冷却用熱媒体を戻す熱媒
体供給管及び戻り管に関する。
【0002】
【発明の技術的背景】本願出願人の先の米国特許第55
93274号には、冷却用閉回路を有するガスタービン
が開示されており、この冷却回路は、熱媒体例えば冷却
用蒸気をロータに沿ってほぼ軸方向にタービンバケット
に供給してバケットを冷却し、また使用済み熱媒体を逆
向きにほぼ軸方向に戻してロータから、例えば、複合サ
イクル装置の蒸気タービンに流す。上記米国特許に開示
されたタービンでは、冷却蒸気は軸方向ボアチューブア
センブリと、半径方向外方延在管と、ホイールとスペー
サのリムに沿う複数の軸方向延在管とを経てバケットに
供給される。使用済み冷却蒸気はバケットから冷却蒸気
供給管と実質的に同心関係にある通路を通りボアチュー
ブアセンブリを経て戻る。このような構成は申し分のな
いものとわかっているが、最新鋭のガスタービンと関連
して新規改良冷却回路が設計された。
【0003】
【発明の概要】本発明の好ましい実施形態によれば、熱
媒体例えば蒸気が、後方ボアチューブアセンブリと、後
方ディスク内の複数の半径方向管とを通り、ロータを構
成している重ね合わせたホイールとスペーサをそれらの
リム近辺で貫通している整合開口内に配置された供給管
内を流れて、軸方向前方に供給される。供給管は一つ以
上のタービンホイールのバケット、好ましくは、第1段
と第2段のバケットと連通しており、これによりバケッ
ト冷却がなされる。使用済み冷却蒸気は、バケットか
ら、ホイールとスペーサのリム近辺で整合開口を軸方向
に貫通している他の組の管を通り、後方ディスク内に設
けた半径方向内向き管を通流し、ボアチューブの中心線
に沿って戻る。供給管と戻り管を通流する熱媒体からロ
ータ構造体に失われる熱を最少にすることが大いに望ま
しいということがわかっている。これを達成するため
に、冷却蒸気は構造体構造体から絶縁されて、ロータを
通る冷却蒸気の流れによるロータへの熱的影響を最少に
する。詳しくは、管は開口壁から離隔して管とロータホ
イール及びスペーサとの間の絶縁をなす。
【0004】供給管と戻り管はまた運転中の機械的応力
と熱応力に適応する。例えば、ロータのホイールとスペ
ーサの組立て時に、ホイールとスペーサを貫通している
開口は共線的に互いに整合されるので、ロータ組立て
後、管を整合開口により画成された通路内に挿入するこ
とができる。しかし、タービンの定常運転時には、通路
は共線状に留まらず、通路は機械的応力と熱応力の結果
として互いにずれる。ホイールとスペーサの質量は相異
なり、従って定常状態で異なる機械的及び熱的応答をな
すので、タービンの定常運転時の通路は互いに不整合に
なりやすい。さらに、冷却蒸気を管に通して比較的高温
の使用済み冷却蒸気を戻すことにより生じる熱応力によ
り、管は熱的に応答し膨張する傾向をもつ。加えて、定
常運転中ロータは3600rpmで回転する。管はロー
タ軸線からかなりの距離の所でロータの周囲近辺に配置
されているので、かなりの遠心力が管に作用し、その結
果多大な応力が管に発生する。ホイールとスペーサの通
路はロータにかかる機械的応力と熱応力によって幾分不
整合になるので、管は、高遠心力場内に存在する結果と
して破断又は割れを起こすか或いは疲労する傾向を最少
にするように設計されなければならない。さらに、管は
冷却蒸気を通し、相異なる運転状態中しばしばロータの
温度と異なる温度になるので、熱ひずみの差が管とロー
タ間に生じ、遠心荷重及び摩擦と相まって、管にかなり
の荷重をかける。このような荷重は、もし制限されなけ
れば、管の予測し得ない軸方向変位をひき起こすおそれ
がある。ロータ内の管の軸方向位置は、管に対して相異
なる方向の蒸気の流れを容易にするように、ある限度内
に制限されなければならない。
【0005】管にかかる機械的応力と熱応力を軽減する
か最少にするために、管は特に、管に沿って軸方向に離
隔した位置に隆起ランドを有するように形成され、これ
らのランドは複数の薄肉管部によって分離されている。
従って、隆起ランドは外面が、ランド間の薄肉管部の外
面の半径方向位置より大きな半径方向位置にある。隆起
ランドはロータを貫通している通路内のブシュと係合
し、従って薄肉管部の外面は通路の内面から環状空間に
よって隔てられている。これらの環状空間は絶縁ブラン
ケットを形成して冷却媒体のロータへの熱的影響を最少
にする。
【0006】また、ランドと薄肉管部との間の遷移域
が、ランドと薄肉管部との間の応力の伝達を最少にする
ように設けられる。遷移部は、ランドの外面から薄肉管
部の半径方向低位外面へと遷移している弧状の環状表面
を有する。
【0007】加えて、管は、ロータ回転中、高遠心力場
内にあるので、管が重ければ重いほど、管支持ブシュに
かかる荷重は高くなる。管支持体にかかるこの高荷重に
より、管が熱的応答をなす際の摩擦荷重は増加する。管
が熱負荷に応答するにつれ、管は軸方向に膨張し、各支
持位置における摩擦荷重を高める。しかし、摩擦荷重
は、ロータ内の管の軸方向位置を固定する一支持体から
離れる方向に減少する。本発明の好ましい実施形態によ
り、管に沿って、管の固定支持体から離れる方向に厚さ
を変えることにより、荷重の蓄積が減少する。その結
果、死荷重である薄肉管部は、固定支持体から離れる方
向に厚さを漸減することができる。すなわち、薄肉管部
が薄ければ薄いほど、所与の支持体が担持する重量は少
なくなり、従って、管により支承される摩擦荷重は管が
熱膨張する際減少する。本発明の好ましい態様では、管
はその後端近辺で軸方向に固定され、従って管の軸方向
膨張は軸方向前方に生じる。その結果、薄肉管部は、固
定支持体から離れる方向に、例えば、後方の固定管支持
体から軸方向前方に厚さが漸減する。
【0008】本発明の他の好ましい態様によれば、軸方
向保持アセンブリがロータに、好ましくは、後方側ロー
タホイールに設けられて供給管と戻り管をその位置に固
定し、軸方向前方の熱膨張を可能にする。各保持アセン
ブリは、本発明の一実施形態によれば、各管に対して、
ロータの最終ホイールの環状面、例えば、4段タービン
における第4段ホイールの後面に沿う環状陥凹部内に配
置された1対の保持板を含んでいる。保持板は、好まし
くは、相対するラジアルフランジ間に配置され、通路を
貫いて環状陥凹部内に延在する管にまたがる弧状部分を
有する。管は肩を含み、保持板はこの肩に当接して、管
が熱負荷により軸方向後方に移動することを抑止する。
管はまた、ホイールの一部分に接する肩を含み、これに
より管の軸方向前方移動を阻止する。スロットが、好ま
しくは、外側フランジに保持板に隣接するように形成さ
れ、保持板の組立てと除去を容易にする。保持板は、ホ
イールにはめ込んだピンにより、管にまたがる位置に保
たれる。ピンを除去すれば、保持板を外側フランジのス
ロットと半径方向に整合するように周方向に動かすこと
ができ、こうして保持板をロータから除去することがで
きる。
【0009】本発明による好ましい実施形態では、ガス
タービン用の多段ロータが設けられ、このロータは軸線
を有し、ロータ軸線に沿って交互に配置されて互いに概
略軸方向に整合して固定された複数のタービンホイール
及びスペーサと、ロータ軸線から半径方向に離れた位置
でタービンホイールとスペーサを貫通している複数の軸
方向に整合し周方向に離隔した開口と、これらの開口内
に配置されて熱媒体を流す管とを含み、これらの管は、
開口内に管を装着するために管に沿って軸方向に離隔し
た位置に隆起ランドを有し、これらのランドは所定壁厚
を有し、また管はランド間にその所定壁厚より小さな厚
さの薄肉管部を有し、これらの薄肉管部は外壁面がラン
ドの外壁面の半径より小さな半径の位置にある。
【0010】本発明による他の好ましい実施形態では、
ガスタービン用の多段ロータが設けられ、このロータは
軸線を有し、ロータ軸線に沿って交互に配置されて互い
に概略軸方向に整合して固定された複数のタービンホイ
ール及びスペーサと、ロータ軸線から半径方向に離れた
位置でタービンホイールとスペーサを貫通している複数
の軸方向に整合し周方向に離隔した開口と、これらの開
口内に配置されて熱媒体を流す管と、ロータによって担
持され各管をその一軸方向の変位を阻止するようにロー
タに固定する保持板とを含み、この保持板は管に沿う所
定軸方向位置に配置され、各管には肩が含まれ、保持板
と係合して管の一軸方向の変位を阻止する。
【0011】
【発明の実施の形態】図1には、本発明を包含する、総
体的に10で示したタービン部が例示されている。ター
ビン部10はタービンロータRを囲んでいるタービンハ
ウジング12を含んでいる。ロータRは、本例では、ホ
イール14、16、18、20を備えた連続4段を含
み、ホイール14、16、18、20はそれぞれ複数の
周方向に離隔したバケット又は動翼22、24、26、
28を担持しており、スペーサ30、32、34と交互
に配置されている。スペーサ30、32、34の外側リ
ムは複数の静翼又はノズル36、38、40と半径方向
に整合しており、第1組のノズル42が第1バケット2
2の前方に存在する。従って、例示した4段タービンに
おいて、第1段はノズル42とバケット22、第2段は
ノズル36とバケット24、第3段はノズル38とバケ
ット26、最後の第4段はノズル40とバケット28を
含むことを認識されたい。ロータホイールとスペーサ
は、ホイールとスペーサにおける整合開口を貫通してい
る複数の周方向離間ボルト44によって互いに固定され
ている。一つを45で示した複数の燃焼器がタービン部
の付近に配置されており、これにより高温燃焼ガスがタ
ービン部の高温ガス通路を通る。この通路にはノズル
と、ロータを回すバケットとが配置されている。また、
ロータには後方ディスク46が含まれ、総体的に48で
示されたボアチューブアセンブリと一体に形成されてい
る。
【0012】最初の2段のバケット22、24の列の少
なくとも一方(好ましくは両方)に冷却用熱媒体が送給
され、熱媒体は好ましくは冷却用蒸気である。冷却蒸気
はボアチューブアセンブリ48を経て送給されて戻され
る。図1と図2について説明すると、好ましい実施形態
において、ボアチューブアセンブリは環状通路50を含
み、この通路に蒸気プレナム52から冷却蒸気が供給さ
れ、後方ディスク46内に設けた複数の半径方向延在管
54に流入する。管54は周方向に離隔した軸方向延在
熱媒体供給管56と連通し、供給管56は第1段及び第
2段バケット内の冷却通路と連通している。高温になっ
た使用済み又は戻り冷却蒸気は、第1段及び第2段バケ
ットから複数の周方向に離隔した軸方向延在戻り管58
を通流する。戻り管58はそれらの後端で、後方ディス
ク46内の半径方向内方延在戻り管60と連通してい
る。使用済み蒸気は管60からボアチューブアセンブリ
48の中央ボアに流入し、供給源に戻るか又は蒸気ター
ビンに流れて複合サイクル装置内で使用される。
【0013】前述からわかるように、軸方向に延在する
供給管56と戻り管58はロータのリム近辺に存在し、
供給管と戻り管の各管は、軸方向に重ね合わせたホイー
ルとスペーサを貫通している軸方向整合開口を貫通して
いる。例えば、ホイール20とスペーサ34それぞれの
整合開口62、64が図3Aに示されている。同様の整
合開口が第1段と第2段と第3段のホイールとスペーサ
内に設けられている。
【0014】図3Aに示すように、ブシュがホイールと
スペーサの開口内の様々な位置に設けられて冷却媒体供
給管56及び戻り管58を支持する。例えば、ブシュ6
6、68が、スペーサ34を貫通している開口64の両
端近辺に配置されている。同様のブシュが第3段スペー
サ32の両端に配置されている。ブシュ73、75がホ
イール16の前側開口と、スペーサ30の後方側開口に
設けられている。同様のブシュが供給管の整合開口内に
設けられている。
【0015】図4と図5それぞれに供給管56と戻り管
58が例示されている。管は本発明と関連する諸態様に
おいて同様であり、一つの管を説明すれば、それは、特
に断らない限り、他管の説明として十分である。各管
は、管長に沿って軸方向に離隔した位置に複数の隆起ラ
ンド70を有する薄肉構造体からなる。ランド70の軸
方向位置は、ホイールとスペーサを貫通している開口内
のブシュの位置と合致する。ランド70間には薄肉管部
72が存在する(図3)。図4と図5からわかるよう
に、ランド70の外面は薄肉管部72の外面の半径方向
外方にある。遷移部74が各ランド70と隣接薄肉管部
72との間に設けられている。遷移部74は、ランドの
外面から薄肉管部72の外面へと半径方向内方に遷移し
ている弧状外面を有する。これらの遷移域74は隆起ラ
ンドから薄肉管部への応力を滑らかにする。拡大ランド
又はフランジ76が、後述の理由で、各管の後部近辺に
設けられている。図4に示すように、供給管56の内端
部は凹面78を有してスプーリの凸面と係合し、熱媒体
を戻り管の内外に流す。
【0016】薄肉管部はランド間で支持されておらず、
ロータ回転中の高遠心力場において、管が重ければ重い
ほど、ランドとブシュとの間の支持点で管に支承される
摩擦力は大きくなるということを認識されたい。管が熱
応力又は機械的応力を受ける際、支持点における荷重が
高ければ高いほど、管がその固定後端から軸方向に熱膨
張する際の摩擦荷重は高くなる。管の後端を固定する結
果として、各支持点に生じる摩擦荷重により、前方から
後方に向かって累積する荷重が発生する。すなわち、熱
膨張による管の実際荷重は後方に向かって増加する。管
に沿って厚さを変え、特に後方に向かって管の厚さを増
すことにより、各支持点の前方の比較的高い摩擦荷重に
対処し得る。換言すると、各薄肉管部が軸方向前方に向
かって薄くなればなるほど、所与の支持体が担持する重
量は少なくなり、その結果、熱膨張状態で比較的小さな
摩擦荷重が発生する。管は後端で固定されているので、
熱膨張は軸方向前方に生じる。各支持位置における累積
摩擦荷重は、その位置における荷重に、その位置の軸方
向前方の各位置の荷重を加えたものである。
【0017】詳述すると、ランド70間の薄肉管部72
の厚さt1〜t5は管56、58の後端から前端に向か
って減少している。すなわち、軸方向に離隔したフラン
ジ76とランド70aとの間の薄肉管部72の壁厚t1
は軸方向に隣合うランド70a、70b間の壁厚t2よ
り大きい。同様に、壁厚t2は軸方向に隣合うランド7
0b、70c間の壁厚t3より大きい。壁厚t3はラン
ド70c、70d間の壁厚t4より大きい。壁厚t4は
軸方向に隣合うランド70dと管の前端との間の壁厚t
5より大きい。このように、薄肉管部72の壁厚は管の
後端から管の前端に向かって減少している。
【0018】管の内壁面は滑らかな内孔を有するので、
ロータ前端への薄肉管部の壁厚の漸減の結果、薄肉管部
の外径が減少する。従って、管と、管を受入れるホイー
ルとスペーサの貫通開口との間の熱絶縁空洞77の厚さ
が増加するので、管とロータ間の熱絶縁が良くなる。
【0019】管と、ホイールとスペーサの整合開口との
間の絶縁空洞77は実質的に死空気空間を形成し、ロー
タから管によって移送される冷却媒体の熱絶縁に役立
つ。ブシュと管との間の間隙は比較的小さく、例えば、
約17ミルであるのに対し、ブシュ73と、その軸方向
位置における供給及び戻り管のランドとの間の間隙はよ
り狭く、例えば、10ミルの間隙である。ホイール16
の前面におけるブシュと、その軸方向位置の管ランドと
の間の間隙を減らすことにより、空洞79から管に沿っ
て後方に向かう空気流が抑制され、これにより管とホイ
ールとスペーサの整合開口との間の空洞77内に実質的
に停滞する空気を保つ。
【0020】図6〜図10には、本発明の一好ましい実
施形態による保持アセンブリが、供給管56と戻り管5
8の後端をロータに固定するものとして例示されてい
る。図6には、管の例として戻り管58が示され、半径
方向に拡大したランド76を備えている。また、第4ホ
イール20の後面における深座ぐり陥凹部92内に配置
されたブシュ90が示されている。管58の隆起ランド
76の前縁はブシュ90の内部フランジに接触して管の
軸方向前方移動を防止する。各ランド76の後方側の肩
97は1対の保持板106に接触して後方移動を阻止す
る。保持板106は後方ディスク46の前面に接触して
いる。
【0021】図8について説明すると、ホイール後面
は、管を受入れる開口62が貫通している環状陥凹部1
00を有する。陥凹部100は半径方向にフランジ10
2、104で区切られており、両フランジはそれぞれ、
保持板106用の半径方向内側及び外側止め部を形成し
ている。半径方向外側フランジ104には複数の周方向
に離隔した陥凹部又はスロット107が含まれ、後述の
ように保持板106除去用の接近開口として役立つ。フ
ランジ104には、比較的小さな接近スロット108
が、各管開口位置においてホイールの後面の周方向に離
隔した位置に形成されており、保持板への接近スロット
として役立ち、これにより、保持板を後述のように除去
位置に移すことができる。
【0022】図9と図10に、各管用の保持アセンブリ
の半分を構成する保持板106が例示されている。すな
わち、2つの保持板が、管の後端部で固定された各軸方
向管を保持するために用いられる。各保持板106は湾
曲した外縁109と内縁110を含み、両縁は対応フラ
ンジ104、102の曲率に対応しており、従って、両
保持板は両フランジ間に支承され得る。耳112が保持
板の半径方向外縁109から外向きに突出しており、外
側フランジ104の接近スロット107の一端に突入す
る。各保持アセンブリの両保持板は互いに鏡像である。
各板106の内側縁部は、半径が管の半径に対応する半
円形側縁114を有する。その結果、図7に見られるよ
うに、両保持板106はフランジ104、102間に配
置されて管58の周方向に相反する側にまたがる。両保
持板106を隆起ランド76の背後の位置に係止するた
めに、1対のピンすなわち止め具118が後方ホイール
の面にあるそれぞれの開口に挿入され両保持板106の
周方向外縁に係合して、両保持板106の管にまたがっ
ている位置からの周方向分離移動を防止する。ピン11
8の除去と両保持板の除去のためのピン118への接近
は、覆い風板の除去後に可能である。次いで、ピン11
8を後方ディスク46から後方に引抜く。適当な工具を
スロット107に挿通することによってピン118を除
去すると、各保持板はその保持された管から離れるよう
に周方向に滑動可能であり、これにより半径方向最外フ
ランジ104のスロット107と半径方向に整合し得
る。必要に応じて、くさび工具をスロット108に挿通
して両保持板の面取り表面120と係合させ、こうして
最初に両板を分離し得る。代替的に、耳112に適当な
工具を係合させて両板106を動かし除去用スロット1
07に合わせることができる。
【0023】以上、本発明の最適実施形態と考えられる
ものについて説明したが、本発明は開示した実施形態に
限定されるものではなく、本発明の範囲内で様々な改変
と対等構成が可能であることを理解されたい。
【図面の簡単な説明】
【図1】ガスタービンの一部分の断面図で、タービン部
を示す。
【図2】タービンロータの様々な部分の断片断面図であ
り、図示を容易にするために、ある部分を破断し断面で
示してある。
【図3A】ロータのリムを断面で示す拡大断片断面図で
あり、熱媒体戻り管が例示されている。
【図3B】ロータのリム近辺のロータ後部の拡大断面図
であり、本発明による熱媒体戻り管用の保持板の位置を
示す。
【図4】熱媒体供給管の断片断面図であり、図示を容易
にするために、ある部分を破断してある。
【図5】熱媒体戻り管の断片断面図であり、図示を容易
にするために、ある部分を破断してある。
【図6】後方ホイールの後面上の位置にある、供給管と
戻り管の一方用の保持板を示す拡大断片断面図である。
【図7】後方ホイールの後面の拡大断片立面図であり、
管の周囲の位置にある2つの保持板と、除去用の位置に
ある単一保持板とを例示する。
【図8】後方ホイールの後面を示す部分断面断片斜視図
である。
【図9】好ましい保持板の側面図である。
【図10】好ましい保持板の端面図である。
【符号の説明】
14、16、18、20 タービンホイール 30、32、34 スペーサ 56 供給管 58 戻り管 62、64 開口 66、68、73、75 ブシュ 70、70a、70b、70c、70d ランド 72 薄肉管部 74 遷移部 76 拡大ランド 90 ブシュ 97 肩 102、104 フランジ 106 保持板 107 スロット 118 ピン

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軸線を有するガスタービン用多段ロータ
    であって、 前記ロータ軸線に沿って交互に配置され互いに概略軸方
    向に整合して固定された複数のタービンホイール(1
    4、16、18、20)及びスペーサ(30、32、3
    4)と、 前記軸線から半径方向に離れた位置で前記ホイールと前
    記スペーサを貫通している複数の軸方向に整合し周方向
    に離隔した開口(62、64)と、 前記開口内に配置されて熱媒体を流す管(56、58)
    であって、前記開口内に該管を装着するために該管に沿
    って軸方向に離隔した位置に、所定壁厚を有する隆起ラ
    ンド(70)を有し、また前記ランド間に前記所定壁厚
    より小さな厚さの薄肉管部(72)を有し、これらの管
    部の外壁面が前記ランドの外壁面の半径より小さな半径
    の位置にあるような管(56、58)とを含む多段ロー
    タ。
  2. 【請求項2】 前記隆起ランドと前記薄肉管部との間に
    前記管に沿って弧状遷移域(74)を有する請求項1記
    載のロータ。
  3. 【請求項3】 前記開口と前記薄肉管部が離隔してそれ
    らの間に環状空間を形成している、請求項1記載のロー
    タ。
  4. 【請求項4】 各管の前記薄肉管部の少なくとも幾つか
    の厚さが該管の他の薄肉管部の厚さと異なる請求項1記
    載のロータ。
  5. 【請求項5】 各管に沿う第1軸方向における各管の後
    続薄肉管部の厚さが軸方向先行薄肉管部の厚さより小さ
    い請求項1記載のロータ。
  6. 【請求項6】 各管に沿う第1軸方向における各管の各
    順次隣接薄肉管部の厚さが各順次軸方向先行薄肉管部の
    厚さより小さい請求項1記載のロータ。
  7. 【請求項7】 各管に沿う第1軸方向における各管の後
    続薄肉管部の厚さが軸方向先行薄肉管部の厚さより小さ
    く、前記管はそれぞれの一端近辺で前記ロータに固定さ
    れており、前記管はそれぞれを通る熱媒体の流れに応じ
    て前記第1軸方向に膨張可能である、請求項1記載のロ
    ータ。
  8. 【請求項8】 前記ホイールは前記開口内のブシュ(6
    6、68、73)を含み、前記ランドのあるもの(70
    a、70b)と前記ブシュのあるもの(66、68)が
    それらの間に第1間隙を有し、前記ランドの他のもの
    (70)と前記管に沿う対応軸方向位置における前記ブ
    シュの他のもの(73)がそれらの間に前記第1間隙よ
    り小さい第2間隙を有して前記の他のランドと前記の他
    のブシュとの間での前記管に沿う空気の流れを抑制す
    る、請求項1記載のロータ。
  9. 【請求項9】 前記ロータによって担持され前記管を前
    記ロータに固定して一つの軸方向における前記管の変位
    を阻止する複数の保持板(106)を含み、各管に肩
    (97)が含まれ該保持板と係合して該管の前記一軸方
    向の変位を阻止する、請求項1記載のロータ。
  10. 【請求項10】 前記ホイール及び前記スペーサの一つ
    が前記軸線を中心とする環状面を含んでいて、前記開口
    が前記環状面を貫通して開いており、前記ホイール及び
    前記スペーサの前記一つが、前記保持板の半径方向対置
    辺縁に沿って前記保持板と係合して前記保持板の半径方
    向の変位を阻止する半径方向対向止め部(102、10
    4)と、前記管から周方向に離隔して前記保持板と係合
    して前記環状面の少なくとも一つの周方向における前記
    保持板の移動を阻止する止め部(118)とを含む、請
    求項9記載のロータ。
  11. 【請求項11】 前記ホイール及び前記スペーサの一つ
    が前記軸線を中心とする環状面を含んでいて、前記開口
    が前記環状面を貫通して開いており、前記ホイール及び
    前記スペーサの前記一つが、前記保持板の半径方向対置
    辺縁に沿って前記保持板と係合して前記保持板の半径方
    向の変位を阻止する半径方向対向止め部(102、10
    4)を含んでいて、これらの半径方向対向止め部が、前
    記ホイールと前記スペーサの前記一つの軸方向面から軸
    方向に突出しているフランジからなり、前記対向止め部
    の半径方向最外フランジが中断していて複数のスロット
    (107)を画成しており、各保持板は対応スロットと
    整合するように前記フランジに沿って周方向に移動可能
    であり、これにより前記保持板を前記ホイールと前記ス
    ペーサの前記一つから半径方向外方に前記スロットを通
    して除去し得る、請求項9記載のロータ。
  12. 【請求項12】 前記ロータにより担持された複数対の
    保持板を含んでいて、各対の保持板は一つの管に沿う所
    定軸方向位置に配置されて前記管を一軸方向の変位に対
    して固定し、各対の保持板は前記管の相反する側に沿っ
    て前記管にまたがっており、各管には肩(97)が含ま
    れ前記対の保持板と係合して前記管の前記一軸方向の変
    位を阻止する、請求項1記載のロータ。
  13. 【請求項13】 前記ホイール及び前記スペーサの一つ
    が、半径方向に離隔した周方向延在フランジにより部分
    的に画成された前記軸線を中心とする環状陥凹部を含ん
    でいて、前記開口は前記陥凹部内に開いており、前記管
    は前記陥凹部を軸方向に貫通しており、前記保持板は前
    記陥凹部内に存在し、前記フランジは前記保持板の半径
    方向対置辺縁と係合して前記保持板の半径方向の変位を
    阻止し、前記の半径方向に離隔したフランジの半径方向
    最外フランジ(104)は中断していて複数の周方向に
    離隔したスロット(107)を画成しており、前記保持
    板は前記スロットと半径方向に整合するように前記陥凹
    部に沿って周方向に移動可能であり、これにより前記保
    持板を前記ホイール及び前記スペーサの前記一つから半
    径方向外方に前記スロットを通して除去し得る、請求項
    12記載のロータ。
  14. 【請求項14】 軸線を有するガスタービン用の多段ロ
    ータであって、 前記ロータ軸線に沿って交互に配置され互いに概略軸方
    向に整合して固定された複数のタービンホイール(1
    4、16、18、20)及びスペーサ(30、32、3
    4)と、 前記軸線から半径方向に離れた位置で前記ホイールと前
    記スペーサを貫通している複数の軸方向に整合し周方向
    に離隔した開口(62、64)と、 前記開口内に配置されて熱媒体を流す管(56、58)
    と、 前記ロータによって担持され各管をその一軸方向の変位
    を阻止するように前記ロータに固定する保持板(10
    6)であって、該管に沿う所定軸方向位置に配置され、
    各管に肩(97)が含まれ該保持板と係合して該管の前
    記一軸方向の変位を阻止するような保持板(106)と
    を含む多段ロータ。
  15. 【請求項15】 前記ホイール及び前記スペーサの一つ
    が前記軸線を中心とする環状面を含んでいて、前記開口
    は前記環状面を貫通して開いており、前記ホイールと前
    記スペーサの前記一つは、前記保持板の半径方向対置辺
    縁に沿って前記保持板と係合して前記保持板の半径方向
    の変位を阻止する半径方向対向止め部(102、10
    4)と、前記管から周方向に離隔して前記保持板と係合
    して前記環状面の少なくとも一つの周方向における前記
    保持板の移動を阻止する止め部とを含む、請求項14記
    載のロータ。
  16. 【請求項16】 前記ホイールと前記スペーサの一つが
    前記軸線を中心とする環状面を含み、前記開口は前記環
    状面を貫通して開いており、前記ホイールと前記スペー
    サの前記一つはまた、前記保持板の半径方向対置辺縁に
    沿って前記保持板(106)と係合して前記保持板の半
    径方向の変位を阻止する半径方向対向止め部(102、
    104)を含み、これらの半径方向対向止め部は、前記
    ホイールと前記スペーサの前記一つの軸方向面から軸方
    向に突出しているフランジからなり、前記対向止め部の
    半径方向最外フランジが中断していて複数の周方向に離
    隔したスロット(107)を画成しており、前記保持板
    は前記スロットと整合するように前記フランジに沿って
    周方向に移動可能であり、これにより前記保持板を前記
    ホイールと前記スペーサの前記一つから半径方向外方に
    前記スロットを通して除去し得る、請求項14記載のロ
    ータ。
  17. 【請求項17】 前記ロータにより担持された複数対の
    保持板(106)を含み、各対の保持板は一つの管に沿
    う所定軸方向位置に配置されて前記管を一軸方向の変位
    に対して固定し、各対の保持板は前記管の相反する側に
    沿って前記管にまたがっており、各管には肩(97)が
    含まれ前記対の保持板と係合して前記管の前記一軸方向
    の変位を阻止する、請求項14記載のロータ。
  18. 【請求項18】 前記ホイールと前記スペーサの一つ
    が、半径方向に離隔した周方向延在フランジ(102、
    104)により部分的に画成された前記軸線を中心とす
    る環状陥凹部を含み、前記開口は前記陥凹部内に開いて
    おり、前記管は前記陥凹部を軸方向に貫通しており、前
    記保持板は前記陥凹部内に存在し、前記フランジは前記
    保持板の半径方向対置辺縁と係合して前記保持板の半径
    方向の変位を阻止し、前記の半径方向に離隔したフラン
    ジの半径方向最外フランジ(104)は中断していて複
    数の周方向に離隔したスロット(107)を画成してお
    り、前記保持板は前記スロットと半径方向に整合するよ
    うに前記陥凹部に沿って周方向に移動可能であり、これ
    により前記保持板を前記ホイールと前記スペーサの前記
    一つから半径方向外方に前記スロットを通して除去し得
    る、請求項17記載のロータ。
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