JP2001088503A - 鉄道車両走行車輪検査装置 - Google Patents

鉄道車両走行車輪検査装置

Info

Publication number
JP2001088503A
JP2001088503A JP27262599A JP27262599A JP2001088503A JP 2001088503 A JP2001088503 A JP 2001088503A JP 27262599 A JP27262599 A JP 27262599A JP 27262599 A JP27262599 A JP 27262599A JP 2001088503 A JP2001088503 A JP 2001088503A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wheel
distance
distance sensor
flange
rail
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP27262599A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4198838B2 (ja
Inventor
Hiromichi Kurosawa
浩道 黒澤
Yuichi Akihama
雄一 秋濱
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Plant Technologies Ltd
Original Assignee
Hitachi Techno Engineering Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Techno Engineering Co Ltd filed Critical Hitachi Techno Engineering Co Ltd
Priority to JP27262599A priority Critical patent/JP4198838B2/ja
Publication of JP2001088503A publication Critical patent/JP2001088503A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4198838B2 publication Critical patent/JP4198838B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 車輪の摩耗状況を正確に把握することがで
き、また装置の耐久性が高く、さらに装置の保守による
人手と労力を軽減できる鉄道車両走行車輪検査装置を提
供することである。 【解決手段】 レールの外側に設置され、鉄道車両の車
輪の外側のフランジ面までの距離を非接触で計測してそ
の計測結果を出力する第1距離センサと、レールの内側
に設置され、車輪の内側のバック面までの距離を非接触
で計測してその計測結果を出力する第2距離センサと、
その第1距離センサと第2距離センサのそれぞれの計測
結果および該第1距離センサと第2距離センサの設置に
係わる距離のデータから該車輪のフランジの厚さを演算
する処理部を備えたものであり、前記第1距離センサと
第2距離センサを、それぞれレールの踏面より下で鉄道
車両の走行方向の前方から車輪のフランジ面並びにバッ
ク面までの距離を計測するように設置している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は鉄道車両走行車輪検
査装置に係り、特に、鉄道車両の走行車輪の車輪径,フ
ランジ厚さ,フランジ高さなどを非接触で計測して、車
輪の摩耗状況を正確に把握することができる装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】鉄道車両の走行車輪(以下、車輪と略記
する)は、その内側部分のフランジに案内されてレール
面上を走行しているが、特に、曲線通過時にはフランジ
外面とレール内側面との間に横圧とすべりが発生し、徐
々にフランジ摩耗が生ずる。この車輪のフランジ摩耗が
さらに進み、一定限界を超えると車両が脱線するという
重大事故につながるので、この車輪フランジの摩耗状況
を監視しておかなければならない。
【0003】そのため、特公昭57−37801号公報
に見られるように、接触子を車輪のフランジに当てがっ
て、接触子の移動具合を差動変圧器に伝え、電気信号に
変換して人手と労力を軽減することが提案されている。
【0004】また、特開平7−243845号公報に見
られるように、レールの外側に設置した第1距離センサ
で鉄道車両の車輪の外側のフランジ面までの距離を非接
触で計測し、レールの内側に設置した第2距離センサで
車輪の内側のバック面までの距離を非接触で計測し、そ
の第1距離センサと第2距離センサのそれぞれの計測結
果および第1距離センサと第2距離センサの設置に係わ
る距離のデータから車輪のフランジの厚さを演算し、人
手と労力を軽減することが提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述の従来
の接触式の摩耗検査装置では、車輪がレール面上をいく
ら滑らかに走行するといっても、車輪が測定治具に当る
際に測定治具に振動や摩耗やずれなどが生じ、測定精度
が次第に低下する等の問題がある。また、車輪が測定治
具に直接当るので、測定治具の耐久性に問題がある。さ
らに、測定治具の寿命の点で保守が必要になり、大幅な
人手と労力の軽減上に問題がある。
【0006】また、上述の従来の非接触式の摩耗検査装
置では、第1,第2の両距離センサから車輪に真横の方
向から計測光などを発しているが、車輪は曲面を有して
いる為に反射光などを正確に補足し難く、鉄道車両の重
量によっては通過時にレールが沈むことなどもあって、
車輪摩耗量の測定精度の面で問題がある。
【0007】それゆえ、本発明の目的は、車輪の摩耗状
況を正確に把握することができ、また装置の耐久性が高
く、さらに装置の保守による人手と労力を軽減できる鉄
道車両走行車輪検査装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明の特徴とするところは、レールの外側に設置され、鉄
道車両の車輪の外側のフランジ面までの距離を非接触で
計測してその計測結果を出力する第1距離センサと、レ
ールの内側に設置され、車輪の内側のバック面までの距
離を非接触で計測してその計測結果を出力する第2距離
センサと、その第1距離センサと第2距離センサのそれ
ぞれの計測結果および該第1距離センサと第2距離セン
サの設置に係わる距離のデータから車輪のフランジの厚
さを演算する処理部を備えたものにおいて、前記第1距
離センサと第2距離センサを、それぞれレールの踏面よ
り下で鉄道車両の走行方向の前方から車輪のフランジ面
並びにバック面までの距離を計測するように設置するこ
とにある。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の鉄道車両走行車輪
検査装置の一実施形態を添付図面を参照して説明する。
【0010】図1において、10はレール11上を車輪
100で走行する鉄道車両である。
【0011】この車輪100は、図2に示すように、外
側の部分から内側の部分までの外周面の外径が徐々に大
となるように形成された踏面101と、内側の部分に一
体に設けたフランジ102とからなる。フランジ102
の外周面は、踏面101から連続しかつ内側から外側に
行くに従って肉厚が徐々に薄くなるような凸曲面をな
す。車輪100には、図3に示すように基準溝103を
有しており、この直径Wsは基準で定められている。な
お、車輪100の外側のフランジ面104をフランジ外
面と称し、また車輪100の内側のフランジ面(車輪1
00の内側のバックゲージ面)105を車輪内面と称す
る。車輪100の踏面101がレール11の上面の踏面
(レール面)11a上を走行する際、車輪100のフラ
ンジ外面104がレール11の内側の側面で案内され
る。
【0012】図1,図2において、1a及び1bはレー
ル11の外側と内側に設置し、レール11上を走行して
きた鉄道車両10を車輪100との距離(センサからの
最短距離)を測定する非接触式の第1距離センサ及び第
2距離センサで、枕木12上に設置されている。この第
1距離センサ1aはレール11の外側に設置され、車輪
100のフランジ外面104までの距離L3を時系列に
計測出力するものである。また、第2距離センサ1bは
レール11の内側に設置され、車輪内面105までの距
離L4を計測出力するものである。
【0013】この距離センサ1a,1bとしては、内部
のコイルに高周波電流を流して高周波磁界を発生させ、
その磁界内に測定対象の金属が入ってくると電磁誘導作
用によって金属表面に渦電流が発生し、この渦電流の大
小でセンサと対象物の距離を測定することを利用した渦
電流式変位センサや、発光ダイオードや半導体レーザを
用いた発光素子と光位置検出素子の組合せで構成された
光学式変位センサや、超音波を測定対象物に向けて発射
し、その音波が対象物から反射波として戻ってくるまで
の時間を計測することでセンサと対象物の距離を測定す
る超音波式変位センサ等が利用できる。各距離センサ1
a、1bはこれらが発せられる光等がレール11で遮ら
れないように、θ1及びθ2の設置角度をつけている。
この第1距離センサ1aの設置角度θ1と第2距離セン
サ1bの設置角度θ2は、同一であっても良いし異なっ
ていても良い。また、各距離センサ1a,1bは鉄道車
両10の走行方向の前方から車輪100に計測のための
光等を発するので、フランジ102の凸曲面を直射して
反射するようになっている。
【0014】各距離センサ1a,1bでの計測結果L3
及びL4は、図5に示すように、第1増幅部2a及び第
2増幅部2bで増幅し、第1A/D変換部3a及び第2
A/D変換部3bで逐次A/D変換していく。
【0015】図1に戻って、5は上記第1距離センサ1
a及び第2距離センサ1bによって距離L3,L4を計
測される車輪100の速度を(鉄道車両10の走行方向
イに沿った車輪100の移動速度)を検出する速度検出
部である。
【0016】この速度検出部5は、例えば距離センサ1
a、1bのような渦電流式、光学式、超音波式のもの
で、図1に示すように、2個の検出部5a,5bを鉄道
車両10の走行方向イにおいて車輪100と距離センサ
1a、1bの間になるように配置している。
【0017】この速度検出部5は、上記2個の検出部5
a,5b間(一方の検出部5aから他方の検出部5bま
での間)を通過する車輪100の通過時間からその車輪
100の速度を得るものである。また、この速度検出部
5は、検査対象の車両10が2個の検出部5a、5b間
を通過する時の経過時間を得るものである。
【0018】速度検出部5での計測結果は、距離センサ
1a,1bでの計測結果とともに図5に示すように第1
制御部4a,第2制御部4bに送られる。
【0019】この第1制御部4a及び第2制御部4bで
は、第1A/D変換部3a及び第2A/D変換部3bか
らの計測データと上記速度検出部5からの車輪100の
速度及び経過時間とを逐次取込み、記憶部6に格納させ
る制御を行う。また、第1制御部4a及び第2制御部4
bは、速度検出部5で得られた車輪100の速度に応じ
て、第1A/D変換部3a及び第2変換部3bから出力
されるデータをサンプリングする周期を適宜変えるよう
に構成されている。
【0020】記憶部6は、第1制御部4a及び第2制御
部4bにそれぞれ接続されており、第1A/D変換部3
a及び第2A/D変換部3bからの出力データと速度検
出部5からの車輪100の速度と経過時間のデータを第
1制御部4a及び第2制御部4bの制御によって逐次格
納する。
【0021】7は処理部で、記憶部6に格納された計測
データと予め固定して設置されている第1距離センサ1
a,第2距離センサ1bの間の距離L0(図2参照)と
第1距離センサ1aの設置角度θ1及び第2距離センサ
1bの設置角度θ2と車輪検出部5で検出される車輪速
度から後述する数式1〜9によって、逐次車輪100の
フランジ102の厚さd,フランジ102の高さfh
(図3参照),車輪100の直径Wd(同じく、図3参
照)を演算し、車輪の形状を求める。
【0022】また、処理部7は、上記のようにして得ら
れたフランジ102の厚さd,フランジ102の高さf
h及び車輪100の直径Wdのデータを車輪100の測
定順番と共に記憶部6に格納する。さらに、速度検出部
5で得られた車輪100の速度と経過時間から車輪10
0のフランジ102の各部位の位置と車輪100のフラ
ンジ102の厚さd及びフランジ102の高さfhから
車輪100のフランジ102の形状を再現し、出力画面
表示部8で表示させたり出力印字部9でハードコピーを
得るようにする。
【0023】以下、操作作動について説明する。
【0024】まず、図1及び図2に示すように、フラン
ジ102の摩耗状況を検査する鉄道車両10をレール1
1上を矢印イの方向に走行させ、図6に示すように、矢
印ロ方向に車輪100を回転させ、速度検出部5の2個
の検出部5a、5b間を通過させ、さらに第1距離セン
サ1aと第2距離センサ1bとの間を走行させる。
【0025】すると、図2に示すように、第1距離セン
サ1aはフランジ外面104までの距離L3を計測し、
第2距離センサ1bは車輪内面105までの距離L4を
計測する。このとき第1距離センサ1aは、図6(a)
に示すように、車輪100のフランジ外面104のB−
C間の部分,車輪100の外側の面のC−D間の部分及
びフランジ外面104のD−E間の部分までの距離L3
を計測する。その第1距離センサ1aからの出力波形
は、図6(c)に示すような波形である。なお、図6
(a)中において、車輪100のフランジ102の部分
は、B−C間の部分及びD−E間の部分に対応する。
【0026】第2距離センサ1bは、図6(a)に示す
車輪内面105のA−F間の部分までの距離L4を計測
する。その第2距離センサからの出力波形は、図6
(b)に示すような波形である。
【0027】車両10が重くてレール11が沈んでも距
離センサ1a,1bも車輪100と一緒に沈むからレー
ル11の変形は計測結果L3,L4に影響がない。
【0028】次に、上記第1距離センサ1a及び第2距
離センサ1bからの出力波形は第1増幅部2a及び第2
増幅部2bで増幅されてから第1A/D変換部3a及び
第2A/D変換部3bでA/D変換され、第1制御部4
a及び第2制御部4bの制御によって逐次記憶部6に格
納される。
【0029】一方、速度検出部5で得られた速度は、経
過時間と共に制御部4a,4bの制御によって逐次記憶
部6に格納される。
【0030】それから、処理部7において、記憶部6に
格納された波形データ及び第1距離センサ1aと第2距
離センサ1b間の距離L0及び第1距離センサ1aの設
置角度θ1と第2距離センサ1bの設置角度θ2と第2
距離センサ1bの設置高さhG(図2参照)と速度検出
部5で得られた車輪速度から下記の数式1〜9によって
フランジ102の厚さd及びフランジ102の高さf
h、車輪100の直径Wdが演算される。そのフランジ
102の厚さd及びフランジ102の高さfh、車輪1
00の直径Wdのデータは車輪の測定順番と共に記憶部
に格納される。そして、必要に応じて出力画面表示部8
によって、その演算結果が画面に表示されたり、または
出力印字部9によって、その演算結果が印字出力された
りする。
【0031】図2に示すように、第1距離センサ1a,
第2距離センサ1bは予め一定の距離L0及び一定の設
置角度θ1、θ2及び一定の設置高さhGに設置されて
いるので、第1距離センサ1a及び第2距離センサ1b
で計測した距離L3及び距離L4から、車輪フランジ厚
さdは数式1〜3で算出できる。
【0032】
【数1】
【0033】
【数2】
【0034】
【数3】
【0035】また、図6(b)で示す第2距離センサ1
bの出力波形における波形の立ち下がりから立ち上がり
までの距離Lfをその経過時間と車輪速度から求め、車
輪基準溝間横断距離Lsを波形(b)上の車輪基準溝1
03を示すG点からH点までの経過時間と車輪速度から
求め、既知である車輪基準溝103の直径Ws及び第2
距離センサ1bで計測した距離L4と設置角度θ2とそ
の設置高さhGより、車輪径Wd及び車輪フランジ高さ
fhを数式4〜9で算出できる。
【0036】
【数4】
【0037】
【数5】
【0038】
【数6】
【0039】
【数7】
【0040】
【数8】
【0041】
【数9】
【0042】このように、本発明によれば、非接触状態
で車輪フランジ厚さd、車輪径Wd、車輪フランジ高さ
fhを算出でき、接触状態でそれらを計測する従来の装
置の諸問題を解決することができる。
【0043】即ち、従来の装置のような車輪が測定治具
に当る際に生じる測定治具の振動や摩耗やずれ等による
測定性精度の低下の慮が無く、耐久性を向上させること
ができる。また、各距離センサを車両の前方から車輪に
対し仰ぐように斜めに設置していることにより、フラン
ジ面に対し各距離センサが直角に近くなり測定精度を向
上することができる。
【0044】さらに、従来の装置のような測定治具の寿
命の点で保守による人手と労力を大幅に必要とせず、そ
の分人手と労力を大幅に軽減することができる。
【0045】そして、速度検出部5で得られ逐次記憶部
6に格納された車輪100の速度と経過時間とから車輪
100のフランジ102の各部位の位置が計算でき、こ
の各部位の位置のデータと演算されたフランジ102の
厚さdのデータから車輪100のフランジ102の形状
と車輪100のフランジ102高さfh及び車輪100
の径Wdを画面表示部8によって再現表示することがで
きる。このようにしてフランジ102の摩耗の判定をよ
り確実にすることができる。
【0046】なお、上述の実施形態において、計測デー
タL3、L4の取込みトリガは、別のセンサ(図示せ
ず)を設けてもよく、図6(d)に示すようにフランジ
102の端部を示すB点、C点及びD点、E点ではその
厚さdの値が急に立ち上り、又は、立ち下がりするの
で、その急変した時をトリガとしても良い。
【0047】また、A/D変換されたデータ量は、車輪
100の速度が低速の場合は膨大なものとなるため、制
御部4a、4bで入力された車輪100の速度に応じて
A/D変換されたデータL3、L4をサンプリングする
周期を適宜に変えて記憶部6に格納するようにしても良
い。
【0048】さらに、上述の実施例では片側の車輪10
0における摩耗について説明したが、車両10は車軸
(図示せず)で結合された2個の車輪を備えており、レ
ール11の曲がりや積載状況によって車輪のフランジに
掛かる横圧に差が生じ、摩耗の程度に差がある。そこ
で、両側のレール11について鉄道車両走行車輪検査装
置を設置し、両輪についてフランジ及び車輪の径の摩耗
状況及を計測することもできる。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の鉄道車両
走行車輪検査装置によれば、非接触で車輪の摩耗状況を
正確に把握することができ、また装置の耐久性が向上
し、さらに装置の保守による人手と労力を軽減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明になる鉄道車両走行車輪検査装置におけ
る距離センサ設置状況を示す概略図である。
【図2】図1に示した距離センサで車輪までの距離を計
測する状況を示す図である。
【図3】車輪の車輪径、車輪フランジ厚さ、車輪フラン
ジ高さを車輪の側面から示した図である。
【図4】車輪の車輪径、基準溝径などを車輪の正面から
示した図である。
【図5】本発明の鉄道車両走行車輪検査装置の一実施形
態を示すブロック図である。
【図6】図5に示した本発明の鉄道車両走行車輪検査装
置により車輪の摩耗を計測した結果を波形による画像表
示で示した図である。
【符号の説明】
1a,1b…距離センサ、5a,5b…速度検出部、1
0…鉄道車両、11…レール、12…枕木、100…車
輪、101…踏面、102…フランジ、104…フラン
ジ外面、105…バックゲージ面(車輪内面)、d…フ
ランジの厚さ、fh…フランジの高さ、Wd…車輪の直
径。
フロントページの続き Fターム(参考) 2F065 AA06 AA24 AA26 AA30 AA63 BB05 BB15 BB16 CC12 DD00 FF09 FF11 FF34 FF64 GG06 GG07 GG13 HH12 HH14 JJ01 JJ05 JJ08 PP01 PP22 QQ01 QQ03 QQ23 QQ25 QQ27 SS01 SS03 SS13

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レールの外側に設置され、鉄道車両の車
    輪の外側のフランジ面までの距離を非接触で計測してそ
    の計測結果を出力する第1距離センサと、 レールの内側に設置され、車輪の内側のバック面までの
    距離を非接触で計測してその計測結果を出力する第2距
    離センサと、 その第1距離センサと第2距離センサのそれぞれの計測
    結果および該第1距離センサと第2距離センサの設置に
    係わる距離のデータから車輪のフランジの厚さを演算す
    る処理部を備えたものにおいて、 前記第1距離センサと第2距離センサは、それぞれレー
    ルの踏面より下で鉄道車両の走行方向の前方から車輪の
    フランジ面並びにバック面までの距離を計測するように
    設置されていることを特徴とする鉄道車両走行車輪検査
    装置。
  2. 【請求項2】 上記請求項1において、さらに、車輪の
    速度を検出する速度検出部と、該速度検出部で得られた
    検査対象の車輪の速度と経過時間とから車輪のフランジ
    の各部位の位置を計算し、該車輪のフランジの各部位の
    位置と前記処理部で得られた車輪のフランジの厚さとか
    ら車輪のフランジの形状を再現し、前記処理部で得られ
    た車輪のフランジの厚さと再現した車輪のフランジの形
    状を表示する手段とを備えたことを特徴とする鉄道車両
    走行車輪検査装置。
  3. 【請求項3】 上記請求項1において、第1距離センサ
    と第2距離センサは、それぞれ枕木上に設置されている
    ことを特徴とする鉄道車両走行車輪検査装置。
JP27262599A 1999-09-27 1999-09-27 鉄道車両走行車輪検査装置 Expired - Lifetime JP4198838B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27262599A JP4198838B2 (ja) 1999-09-27 1999-09-27 鉄道車両走行車輪検査装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27262599A JP4198838B2 (ja) 1999-09-27 1999-09-27 鉄道車両走行車輪検査装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001088503A true JP2001088503A (ja) 2001-04-03
JP4198838B2 JP4198838B2 (ja) 2008-12-17

Family

ID=17516549

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP27262599A Expired - Lifetime JP4198838B2 (ja) 1999-09-27 1999-09-27 鉄道車両走行車輪検査装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4198838B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008037284A (ja) * 2006-08-08 2008-02-21 Hitachi Plant Technologies Ltd 鉄道車両車輪計測装置
CN106080662A (zh) * 2016-05-27 2016-11-09 南京理工大学 一种非接触式轮对尺寸在线检测方法及系统

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008037284A (ja) * 2006-08-08 2008-02-21 Hitachi Plant Technologies Ltd 鉄道車両車輪計測装置
CN106080662A (zh) * 2016-05-27 2016-11-09 南京理工大学 一种非接触式轮对尺寸在线检测方法及系统

Also Published As

Publication number Publication date
JP4198838B2 (ja) 2008-12-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA2574051C (en) Apparatus for detecting hunting and angle of attack of a rail vehicle wheelset
US5368260A (en) Wayside monitoring of the angle-of-attack of railway vehicle wheelsets
US20040095135A1 (en) Electromagnetic gage sensing system and method for railroad track inspection
CN101219672A (zh) 基于激光的车轮直径非接触式动态测量装置及其方法
CN108819980B (zh) 一种列车车轮几何参数在线动态测量的装置和方法
CN103693073A (zh) 一种非接触式车轮直径动态测量装置及其测量方法
JP2008051571A (ja) 鉄道車両の車輪形状測定装置
EP1324005A3 (en) Device and process for measuring ovalization, buckling, planes and rolling parameters of railway wheels
JP2001088503A (ja) 鉄道車両走行車輪検査装置
JP2008139178A (ja) 鉄道建築限界測定方法およびその測定装置
JP3017459B2 (ja) 鉄道車両の車輪の片寄りを測定する装置
CN108839676B (zh) 一种列车车轮几何参数在线动态测量装置及测量方法
JP4913498B2 (ja) 鉄道車両車輪計測装置
JPH07243845A (ja) 鉄道車両走行車輪検査装置
JP2005331263A (ja) 鉄道車輪踏面の異状検出方法及びその装置
JPH03148062A (ja) 超音波車輪磨耗計測装置
JP2000038059A (ja) トロリ線の摩耗測定装置
JP2003246266A (ja) 鉄道車両の曲線通過時のアタック角測定装置
CN115535027B (zh) 一种轨道车辆的车轮品质判断方法及系统
AU686258B2 (en) Wayside monitoring of the angle-of-attack of railway vehicle wheelsets
JP2001004362A (ja) 金属板の形状測定方法および装置
JP2001004364A (ja) 車輌車輪磨耗計測装置
Feng et al. New method for automatically measuring geometric parameters of wheel sets by laser
JPH01240809A (ja) 鉄道車両の車輪直径自動測定方法
CN115112030A (zh) 一种轮对直径在线测量装置及其测量方法

Legal Events

Date Code Title Description
RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20051202

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060127

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20060127

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060127

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20060510

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20060510

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20060823

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20070827

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070830

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20070827

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080318

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20080610

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080808

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20080822

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080930

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20081002

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111010

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4198838

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121010

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121010

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131010

Year of fee payment: 5

EXPY Cancellation because of completion of term