JP2001086563A - 無線通信システム - Google Patents

無線通信システム

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JP2001086563A
JP2001086563A JP26296199A JP26296199A JP2001086563A JP 2001086563 A JP2001086563 A JP 2001086563A JP 26296199 A JP26296199 A JP 26296199A JP 26296199 A JP26296199 A JP 26296199A JP 2001086563 A JP2001086563 A JP 2001086563A
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JP
Japan
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connection destination
connection
protocol
telephone
communication control
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JP26296199A
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English (en)
Inventor
Masahiro Nakamura
政広 中村
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電話機の種類を変更したり、複数プロトコル
が利用できる場合にも接続設定の変更が必要無く、使い
勝手が良い無線通信システムを提供する。 【解決手段】 プロトコル認識手段112が電話機11
4で利用可能なプロトコル種別を認識し、接続先選択手
段111は接続先記憶手段110に格納された接続先の
中から利用可能なプロトコル種別に応じて適切な接続先
を自動的に決定するので、情報処理装置100の接続設
定102を変更しなくても回線接続が可能になり、使い
勝手の良い無線通信システムを実現できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無線を利用してデ
ータ通信を行う無線通信システムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、携帯電話機やPHS電話機等を携
帯電話アダプタ等の通信制御装置を介してパーソナルコ
ンピュータ等の情報処理装置と接続した無線通信システ
ムを利用して、ホストコンピュータ等の他の情報処理装
置との間でデータ通信が行われている。
【0003】一般的に携帯電話機やPHS電話機を使用
した通信では従来のアナログモデムとは異なるデータ通
信プロトコルが使用されており、ホストコンピュータと
接続するには各電話機に対応した通信プロトコルをアナ
ログモデムのプロトコルに変換するプロトコル変換装置
を介した通信を行うか、ホストコンピュータ側で各電話
機に対応した通信プロトコルを直接解釈することができ
る装置を接続して通信を行っている。
【0004】ホストコンピュータで複数のプロトコルを
解釈できるようにした場合には、情報処理装置がホスト
コンピュータと接続する回線の電話番号等が異なる場合
があり、そのような場合には各プロトコルに応じて接続
先電話番号等を変更した個々の接続設定情報を情報処理
装置に準備し、情報処理装置の使用者が必要に応じて接
続設定情報を選択あるいは切り替えて接続を行ってい
た。
【0005】以下図9に示す従来の無線通信システムの
動作について説明する。
【0006】複数の接続先への接続が想定される場合、
情報処理装置900には各接続先に関する接続設定を、
接続設定A902、接続設定B903、接続設定C90
4のように予め複数準備しておく。例えば接続設定A9
02は「PIAFS 32Kbps」用の接続設定、接
続設定B903は「PDC回線交換」用の接続設定、接
続設定C904は「PDCパケット」用の接続設定であ
る。
【0007】ユーザは通信処理を開始するに先だって接
続した電話機911の種類に応じて複数の接続設定の中
から適切なものを選択する。例えば電話機がパケット対
応でないデジタル携帯電話の場合には接続設定B903
を選択する。
【0008】通信アプリケーション901は選択されて
いる接続設定B903から接続先の電話番号とプロトコ
ル種別を取得し、ポートI/F905を介して通信制御
装置906に回線接続要求を行う。
【0009】コマンド解釈手段907は情報処理装置9
00からの要求を解釈して回線接続手段908に回線接
続要求を行う。
【0010】回線接続手段908はコマンド解釈手段9
07からの要求に従って回線接続動作を行い、「成功」
あるいは「失敗」をコマンド解釈手段907、ポートI
/F905を介して通信アプリケーション901に通知
する。
【0011】通信アプリケーション901は「成功」が
通知されると通信処理を開始する。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の通信制御装置を用いた無線通信システムにおいて
は、例えば携帯電話機とPHS電話機の両方を所有して
いるユーザが無線通信を開始するにあたっては各電話機
の電波強度等の利用可能状況を考慮して接続する電話機
を選択するとともに、情報処理装置の接続設定を接続し
た電話機に応じて切り替えるという作業が必要になり、
使い勝手が悪かった。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明の無線通信システムは、通信制御装置に接続さ
れた電話機の種類や能力を自動的に検出し、利用できる
通信プロトコルに応じて自動的に接続先や接続プロトコ
ルが選択されるように構成したことを特徴とするもので
ある。
【0014】この構成により、情報処理装置のユーザは
情報処理装置の接続設定情報を変更しなくても、使用す
る電話機の種類や現在利用可能な通信プロトコルに応じ
て適切な接続先と通信プロトコルによって接続すること
ができる。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の通信制
御装置は、プロトコル認識手段が接続手段に接続された
電話機で使用できるプロトコル種別を認識し、その結果
に応じて接続先選択手段が接続先記憶手段に記憶された
接続先情報の中から適切な接続先を選択し、選択された
接続先に回線制御手段が回線接続動作を行うので、通信
制御装置に接続された電話機の能力に応じて自動的に接
続先を決定することができる。
【0016】本発明の請求項2に記載の通信制御装置
は、接続先選択手段が接続先記憶手段に記憶されている
接続先情報から接続先を選択する場合に、電話機で利用
可能なプロトコル種別と記憶されている接続先情報のプ
ロトコル種別を順次比較することによって接続先を選択
することができる。
【0017】本発明の請求項3に記載の通信制御装置
は、接続先選択手段が接続先記憶手段に記憶されている
接続先情報から接続先を選択する場合に、電話機で利用
可能なプロトコル種別に相当する種類別接続先記憶手段
に格納された接続先情報から選択することができる。
【0018】本発明の請求項4に記載の通信制御装置
は、プロトコル種別が一致した最初の接続先情報を選択
する。
【0019】本発明の請求項5に記載の通信制御装置
は、プロトコル種別が一致した複数の接続先が選択で
き、1つの接続先への接続動作に失敗した時に次の接続
先への接続動作を自動的に行える。
【0020】本発明の請求項6に記載の通信制御装置
は、複数のプロトコル種別が利用可能な電話機を接続し
た場合に予め決められた優先順位に従って接続先を選択
できる。
【0021】本発明の請求項7に記載の通信制御装置
は、プロトコル種別の優先順位を情報処理装置から自由
に変更することができる。
【0022】本発明の請求項8に記載の通信制御装置
は、接続先選択手段の選択した接続先とは異なる任意の
接続先へも接続できる。
【0023】以下、本発明の実施の形態を、図1から図
8に示す無線通信システムを一例に用いて詳細に説明す
る。
【0024】(実施の形態1)図1は本発明の実施の形
態1に係る無線通信システムの構成図である。
【0025】図1において、情報処理装置100はポー
トI/F105を介して通信制御装置106と接続され
ている。
【0026】通信アプリケーション101は接続設定1
02から無線通信接続に関する情報を取得してポートI
/F105を介して通信制御装置106に回線接続要求
を行う。
【0027】接続設定102には接続先の電話番号、ユ
ーザID、パスワードに加えて「PIAFS 32Kb
ps」や「PDCパケット」といった無線通信接続に関
する通信プロトコルの情報も格納している。
【0028】接続先登録手段103はプロトコル種別毎
の接続先に関する情報を例えば図2に示すように接続先
電話番号とプロトコル種別の組合せで保持し、ポートI
/F105を介して通信制御装置106に接続先情報を
登録する。
【0029】優先順位登録手段104はプロトコル選択
時の優先順位を保持し、ポートI/F105を介して通
信制御装置106にプロトコル選択優先度を登録する。
【0030】ポートI/F105は通信制御装置106
との通信を行う。
【0031】コマンド解釈手段107は例えばATコマ
ンドを解釈する機能を有するものであり、接続先記憶手
段110に接続先情報を記憶する為の例えば図3(a)
に示すAT+XNコマンドや、接続先選択手段111に
プロトコル選択優先順位を設定する為の例えば図3
(b)に示すAT+XPコマンド、および回線接続動作
を行う為の例えば図3(c)に示すATDコマンドを解
釈して回線接続手段108に回線接続要求を行う。
【0032】回線接続手段108は接続手段109およ
び接続ケーブル113を介して電話機114を制御し要
求された接続先に対する回線接続処理を行う。また、接
続先として予め決められたパターン、例えば図3(c)
で示すATコマンド仕様では「##**」が要求された
場合には接続先選択手段111に「最初の接続先」を要
求し通知された接続先に対して回線接続処理を行う。ま
た、この処理が失敗した場合には、接続先選択手段11
1に対して「次の接続先」を要求し、「接続先無し」が
通知されるまでこれを繰り返す。
【0033】接続手段109は接続ケーブル113を介
して電話機114と接続され、電話機114の種類の認
識を行う。
【0034】接続先記憶手段110は接続先に関する複
数の情報を接続先電話番号とプロトコル種別の組で記憶
する。
【0035】接続先選択手段111は「最初の接続先」
が要求されるとプロトコル認識手段112から得られた
1つあるいは複数のプロトコル種別の中でプロトコル選
択優先度の優先順位のもっとも高いプロトコル種別で接
続先記憶手段110に記憶されている接続先情報をイン
デックスの小さい順に検索し、一致する接続先情報に含
まれる接続先電話番号とプロトコル種別を回線接続手段
108に通知する。
【0036】また、「次の接続先」を要求されると、前
回検索した次のインデックスから接続先情報の検索を再
開し、次にプロトコル種別が一致する接続先情報から接
続先電話番号とプロトコル種別を取得して回線接続手段
108に通知する。
【0037】また、プロトコル種別が一致する接続先情
報が発見できない場合にはプロトコル選択優先度に従っ
てプロトコル認識手段112から得られたプロトコル種
別の中で次に優先度の高いプロトコル種別を選択し、接
続先記憶手段110に記憶されている接続先情報をイン
デックスの小さい順に再度検索を行う。
【0038】利用可能なプロトコル種別全てで検索を行
い、プロトコル種別が一致する接続先情報が発見できな
かった場合には「接続先無し」を回線接続手段108に
通知する。
【0039】プロトコル認識手段112は接続手段10
9から得られた電話機114の種類に応じてプロトコル
認識処理を実行し、接続されている電話機114で利用
可能なプロトコル種別を認識する。
【0040】本実施の形態では図3に示すATコマンド
によって通信制御装置106を制御するが、異なる仕様
のATコマンドや、ATコマンド以外のコマンド体系で
あっても構わないのは言うまでも無い。
【0041】以上のように構成された無線通信システム
において「PDC回線交換」と「PIAFS 32Kb
ps」の通信を行える電話機114が接続された場合の
動作について以下説明する。
【0042】接続先登録手段103は保持している接続
先に関する情報から図3(a)に示すATコマンド仕様
に従って例えば図4に示すようなATコマンド列を生成
し、ポートI/F105を介し、コマンド解釈手段10
7に送る。
【0043】コマンド解釈手段107は図4に示すAT
コマンド列を受け取ると、図3(a)に示すAT+XN
コマンドの文法に従い接続先に関する情報を接続先記憶
手段110に記憶する。接続先記憶手段110には図5
に示すような情報が記憶される。
【0044】優先順位登録手段104は予めユーザが設
定したプロトコル選択優先順位から図3(b)に示すA
Tコマンド仕様に従って例えば図6に示すATコマンド
を生成し、ポートI/F105を介してコマンド解釈手
段107に送る。
【0045】コマンド解釈手段107は図6に示すAT
コマンドを受け取ると、図3(b)に示すAT+XPコ
マンドの文法に従い要求された優先順位を接続先選択手
段111に設定する。例えば図6の例では「PIAFS
64Kbps」が最も優先度が高く「PDC回線交
換」が最も優先度が低い。
【0046】電話機114が接続ケーブル113を介し
て通信制御装置106に接続されると、接続手段109
は接続された電話機の種類、例えばデジタル携帯電話や
PHS電話機等の種類を認識する。
【0047】以下電話機の種類を認識する方法の一例に
ついて説明する。
【0048】電話機114と接続ケーブル113を接続
する物理的、電気的I/Fは電話機の種類によって異な
る。例えばデジタル携帯電話機とPHS電話機はコネク
タの形状が異なり、同じPHS電話機でも通信サービス
を提供しているキャリアによってコネクタ形状が異なる
場合がある。この為、接続ケーブル113は電話機の種
類毎に異なるものとなる。
【0049】接続ケーブル113の結線の一例を図7に
示す。通信制御装置106から電話機を制御するのに必
要な信号線、「制御線1」から「制御線n」は通信制御
装置106側の該当する信号線に結線する。また電話機
側の接地信号線は通信制御装置106側の接地信号線に
接続する。更に通信制御装置106側には接続ケーブル
113の種類を認識する為のケーブル認識信号線を1つ
あるいは複数設け、接続ケーブル113の種類によっ
て、接続ケーブル113内でこれらの信号線を接地ある
いは解放状態にする。またこれらのケーブル認識信号線
は接続手段109で抵抗器を介して電源電圧にプルアッ
プしておく。これにより、接続ケーブル113内部で接
地された信号の電圧は接地信号と同じになり、解放され
ていれば電源電圧と同じになる。
【0050】以上のように接続ケーブル113および接
続手段109を構成し、接続手段109に設けられたケ
ーブル認識信号線の電圧を測定することによって接続ケ
ーブル113の種類を認識できる。また、接続できる電
話機114の種類は接続ケーブル113の種類に応じて
異なる為、電話機114の種類を認識できる。
【0051】図7の例ではケーブル認識信号線が3本設
けられているので、最大8種類の電話機を認識すること
ができる。
【0052】通信アプリケーション101が通信を開始
しようとすると、接続設定102の内容に従ってホスト
コンピュータと接続するための、例えば以下に示すAT
コマンド列を生成し、ポートI/F105を経由してコ
マンド解釈手段107に送る。
【0053】ATD##** コマンド解釈手段107はこの文字列を解釈して「##
**」に対して回線接続を行うよう、回線接続手段10
8に要求する。
【0054】回線接続手段108は接続先として「##
**」が指定されている為、図3(c)に示すATコマ
ンド仕様に従って接続先選択手段111に「最初の接続
先」を要求する。
【0055】接続先選択手段111は「最初の接続先」
が要求されると、プロトコル認識手段112に現在接続
されている電話機114で利用可能なプロトコル種別を
要求する。
【0056】プロトコル認識手段112は接続先選択手
段111からの要求に従い、接続手段109から接続さ
れた電話機114の種類を取得し、その種類毎にプロト
コル認識処理を実施する。
【0057】以下電話機114の種類毎のプロトコル認
識処理の一例について説明する。
【0058】プロトコル認識処理シーケンスの一例を図
8(a)に示す。図8(a)においてプロトコル認識手
段112は接続手段109、接続ケーブル113を介し
て電話機114に対して「属性要求メッセージ」を送出
する。このメッセージに対して電話機114は「属性通
知メッセージ」を送出する。このメッセージには接続さ
れた電話機114で利用できるデータ通信プロトコルの
種類についての情報、例えば「PDC回線交換」と「P
DCパケット」が利用できるという情報が格納されてお
り、プロトコル認識手段112はこれらデータ通信プロ
トコルの種類に関する情報を解釈し、現在利用可能な通
信プロトコル種別とする。
【0059】プロトコル認識処理シーケンスの他の一例
を図8(b)に示す。図8(b)においてプロトコル認
識手段112は接続手段109、接続ケーブル113を
介して電話機114から「属性通知メッセージ」が送出
されるのを待つ。「属性通知メッセージ」が受信される
と、「属性通知メッセージ」を送り返しプロトコル認識
処理を終了する。「属性通知メッセージ」には接続され
た電話機114で利用可能なデータ通信プロトコルの種
類についての情報、例えば「PIAFS 32Kbp
s」と「PIAFS 64Kbps」が利用できるとい
う情報が格納されており、プロトコル認識手段112は
これらデータ通信プロトコルの種類に関する情報を解釈
し、現在利用可能な通信プロトコル種別とする。
【0060】以上述べたようなプロトコル認識処理は電
話機の種類によって異なり、接続手段109から得られ
た電話機114の種類に応じて異なったシーケンスでプ
ロトコル認識処理を実行することにより、現在接続され
ている電話機114で利用可能なプロトコル種別を判断
できる。
【0061】プロトコル認識手段112は上記プロトコ
ル認識処理を実施し、現在接続されている電話機114
で利用可能なプロトコル種別として例えば「PDC回線
交換」と「PIAFS 32Kbps」を取得する。
【0062】接続先選択手段111は取得されたプロト
コル種別をプロトコル選択優先順位に従い、優先順位の
最も高いプロトコル種別つまり「PIAFS 32Kb
ps」で接続先記憶手段110に格納されている接続先
情報を検索する。図5の例ではインデックス番号2の接
続先情報が発見される。
【0063】接続先選択手段は発見された接続先情報に
含まれる接続先電話番号とプロトコル種別つまり図5の
例では「123−2222−2222」と「PIAFS
32Kbps」を回線接続手段108に通知する。
【0064】回線接続手段108はプロトコル選択手段
111から通知された接続先電話番号とプロトコル種別
で回線接続を試みる。
【0065】回線接続手段108は回線接続に成功する
とコマンド解釈手段107、ポートI/F105を介し
て通信アプリケーション101に接続完了を通知し、通
信処理が開始される。
【0066】回線接続手段108が回線接続に失敗する
と、接続先選択手段111に対して「次の接続先」を要
求する。
【0067】接続先選択手段111は「次の接続先」が
要求されると、先ほど検索を行った次の接続先情報つま
りインデックス番号3から検索処理を再開し、同一通信
プロトコルの別の接続先情報の検索を試み、インデック
ス番号5の接続先情報を発見し、回線接続手段108に
通知する。
【0068】回線接続手段108は通知された接続先電
話番号とプロトコル種別に従って再度回線接続を試み
る。
【0069】回線接続手段108はこの接続先電話番号
への回線接続にも失敗すると、再び接続先選択手段11
1に対して「次の接続先」を要求する。
【0070】接続先選択手段111は先ほど検索を行っ
た次の接続先情報つまりインデックス6から検索処理を
再開するが、接続先記憶手段110には該当する接続先
情報を発見することができない為、現在利用可能なプロ
トコル種別の次の優先度のプロトコル種別つまり「PD
C回線交換」で再びインデックス番号1から検索を開始
し、インデックス番号3の接続先情報を発見する。
【0071】以下同様に検索を行い該当する接続先に順
次回線接続が試みられる。
【0072】接続先選択手段111は最も優先順位の低
いプロトコル種別で検索して検索結果を得られない場合
には「検索失敗」を回線接続手段108に通知する。
【0073】この場合回線接続手段108はコマンド解
釈手段107、ポートI/F105を介して「接続失
敗」を通信アプリケーション101に通知する。
【0074】このように本実施の形態によれば、接続す
る電話機の種類を変更した場合や、複数の通信プロトコ
ルが利用できる電話機を接続した場合であっても、情報
処理装置の接続設定を変更する必要がなく、ユーザ等が
予め決めた優先順位に従って自動的に接続先を決定する
ことができるので、接続先の変更操作を必要としない無
線通信システムを実現することができる。
【0075】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば接
続した電話機に応じて自動的に接続先とプロトコルが選
択されるので、情報処理装置の接続設定を状況に応じて
変更する必要がなく、操作が容易な無線通信システムを
実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に関わる無線通信システ
ムの構成を示すブロック図
【図2】本発明の実施の形態1に関わる接続先情報の一
例を示す説明図
【図3】本発明の実施の形態1に関わるATコマンド仕
様の一例を示す説明図
【図4】本発明の実施の形態1に関わる接続先登録コマ
ンドの一例を示す説明図
【図5】本発明の実施の形態1に関わる通信制御装置に
記憶された接続先情報の一例を示す説明図
【図6】本発明の実施の形態1に関わるプロトコル優先
順位登録コマンドの一例を示す説明図
【図7】本発明の実施の形態1に関わる接続ケーブルの
結線の一例を示す説明図
【図8】本発明の実施の形態1に関わるプロトコル認識
処理のシーケンスの一例を示す説明図
【図9】従来の無線通信システムの構成を示すブロック
【符号の説明】
100 情報処理装置 101 通信アプリケーション 102 接続設定 103 接続先登録手段 104 優先順位登録手段 105 ポートI/F 106 通信制御装置 107 コマンド解釈手段 108 回線接続手段 109 接続手段 110 接続先記憶手段 111 接続先選択手段 112 プロトコル認識手段 113 接続ケーブル 114 電話機
フロントページの続き Fターム(参考) 5K027 AA11 5K030 GA17 HB18 HC02 HC09 JA07 JL01 KA02 KA04 KA05 KA13 LB02 MD08 5K034 AA18 EE03 EE12 FF01 FF02 HH04 HH06 HH16 HH63 JJ24 LL01 MM39 NN04 5K067 AA21 BB21 EE16 HH05 HH11 LL05 5K101 KK20 LL12 QQ07 QQ09 QQ11 RR04 TT06

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】情報処理装置と接続し該情報処理装置から
    の要求に従い電話機を制御して他の情報処理装置と通信
    を行う通信制御装置であって、通信プロトコルの異なる
    電話機を接続できる接続手段と、前記接続手段に接続さ
    れた電話機で使用できるプロトコル種別を認識するプロ
    トコル認識手段と、複数の接続先情報を記憶する接続先
    記憶手段と、前記プロトコル認識手段によって認識され
    た前記接続手段に接続された電話機で使用できるプロト
    コル種別に応じて前記接続先記憶手段に記憶された複数
    の接続先情報から接続先を選択する接続先選択手段と、
    前記情報処理装置からの要求に従って前記接続先選択手
    段が選択した接続先に前記接続手段に接続された電話機
    を用いて通信回線の接続動作を行う回線制御手段を有す
    ることを特徴とする通信制御装置。
  2. 【請求項2】接続先記憶手段に記憶される接続先情報は
    接続先電話番号とプロトコル種別から構成されることを
    特徴とする請求項1に記載の通信制御装置。
  3. 【請求項3】接続先記憶手段はプロトコル種別毎に区分
    された複数の種類別接続先記憶手段から構成され、種類
    別接続先記憶手段には1つあるいは複数の接続先電話番
    号が記憶されることを特徴とする請求項1に記載の通信
    制御装置。
  4. 【請求項4】接続先選択手段はプロトコル認識手段によ
    って認識されたプロトコル種別と接続先記憶手段に記憶
    されている接続先情報に含まれるプロトコル種別を比較
    し、一致した最初の接続先情報に従って接続先を選択す
    ることを特徴とする請求項2に記載の通信制御装置。
  5. 【請求項5】接続先選択手段は電話機認識手段によって
    認識された電話機の種類と接続先記憶手段に記憶されて
    いる接続先情報に含まれる電話機の種類を比較し、一致
    した全ての接続先情報に従って接続先を選択し、回線制
    御手段は接続先選択手段が選択した1つあるいは複数の
    接続先に対して接続が成功するまで順番に接続動作を試
    みることを特徴とする請求項2または3に記載の通信制
    御装置。
  6. 【請求項6】接続先選択手段は接続手段に接続された電
    話機で複数のプロトコル種別が利用可能な場合に、予め
    決められた優先順位に従って接続先を選択することを特
    徴とする請求項4または5に記載の通信制御装置。
  7. 【請求項7】接続先を選択する優先順位を情報処理装置
    から設定できることを特徴とする請求項6に記載の通信
    制御装置。
  8. 【請求項8】回線制御手段は情報処理装置の指示に従っ
    て接続先選択手段が選択した接続先に接続するか、情報
    処理装置が指示した接続先に接続するかを決定すること
    を特徴とする請求項6または7に記載の通信制御装置。
  9. 【請求項9】通信制御装置と接続して無線通信を行う情
    報処理装置であって、前記通信制御装置に接続先情報を
    登録する接続先登録手段を有することを特徴とする情報
    処理装置。
  10. 【請求項10】通信制御装置にプロトコル種別の優先度
    を登録する優先度登録手段を有することを特徴とする請
    求項9に記載の情報処理装置。
  11. 【請求項11】無線通信要求を行う情報処理装置と、前
    記情報処理装置からの無線通信要求に従って他の情報処
    理装置と無線通信を行う通信制御装置とを備える無線通
    信システムであって、通信プロトコルの異なる電話機を
    接続できる接続手段と、前記接続手段に接続された電話
    機で使用できるプロトコル種別を認識するプロトコル認
    識手段と、複数の接続先情報を記憶する接続先記憶手段
    と、前記接続先記憶手段に接続先情報を登録する接続先
    登録手段と、前記プロトコル認識手段によって認識され
    た前記接続手段に接続された電話機で使用できるプロト
    コル種別に応じて前記接続先記憶手段に記憶された複数
    の接続先情報から接続先を選択する接続先選択手段と、
    前記情報処理装置からの要求に従って前記接続先選択手
    段が選択した接続先に前記接続手段に接続された電話機
    を用いて通信回線の接続動作を行う回線制御手段を有す
    ることを特徴とする無線通信システム。
  12. 【請求項12】情報処理装置と接続された通信制御装置
    の通信制御方法であって、前記通信制御装置に接続され
    た電話機で利用できるプロトコル種別を認識するプロト
    コル認識工程と、前記プロトコル認識工程で得られたプ
    ロトコル種別に応じて複数の接続先から1つあるいは複
    数の接続先を選択する接続先選択工程と、前記接続先選
    択工程で選択された接続先に対して通信回線の接続動作
    を行う回線制御工程とを備えることを特徴とする通信制
    御方法。
  13. 【請求項13】通信制御のプログラムコードが格納され
    たコンピュータ可読メモリであって、接続された電話機
    で利用できるプロトコル種別を認識するプロトコル認識
    工程のコードと、前記プロトコル認識工程で得られたプ
    ロトコル種別に応じて複数の接続先から1つあるいは複
    数の接続先を選択する接続先選択工程のコードと前記接
    続先選択工程で選択された接続先に対して通信回線の接
    続動作を行う回線制御工程のコードを含むことを特徴と
    するコンピュータ可読メモリ。
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