JP2001086067A - 光ファイバ送信装置および、この装置を用いた光ファイバ送受信システム - Google Patents

光ファイバ送信装置および、この装置を用いた光ファイバ送受信システム

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JP2001086067A
JP2001086067A JP26256999A JP26256999A JP2001086067A JP 2001086067 A JP2001086067 A JP 2001086067A JP 26256999 A JP26256999 A JP 26256999A JP 26256999 A JP26256999 A JP 26256999A JP 2001086067 A JP2001086067 A JP 2001086067A
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optical fiber
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Hironori Hayata
博則 早田
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の波長の励起光源からの光出力を効率よ
く合波することができ、高出力化できること。 【解決手段】 第1波長帯の第1の励起光源1は光サー
キュレータ3のポート4に接続し、第2波長帯のだい2
の励起光源2を光サーキュレータ3のポート5に接続す
る。光サーキュレータ3のポート5と励起光源2との間
には、第1波長帯の光を反射し第2の波長帯の光を透過
するファイバグレーティング7を配置する。ファイバグ
レーティング7は、第1の励起光源1から出力された第
1波長帯の光を反射しするとともに、第2の励起光源2
から出力された第2波長帯の光を透過させ光サーキュレ
ータ3の出力ポート6から第1波長帯と第2波長帯を合
波した光を出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ファイバ送信装
置およびこれを用いた光ファイバ送受信システムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、1997年度電子情報通信学会総
合大会C−3−91においては、光ファイバ増幅器の高
出力化手段の一つとして、近接した増幅波長帯域内の二
つの励起波長光源を波長多重して励起パワーを増大する
方法が提案されている。一般的に、この種の波長多重の
構成として図12(a)に示すような干渉膜フィルタを
用いた光合波器が知られている。
【0003】図12(a)において、30は波長λ1の
光を入力する光ファイバ、31は前記光ファイバ30か
らの出力光を平行光に変換する光コリメータである。3
2は波長λ2の光を入力する光ファイバで、同様に出力
光を平行光に変換する光コリメータ33が設けられてい
る。34は波長λ1の光を透過し、波長λ2の光を透過
する干渉膜フィルタである。35は干渉膜フィルタ34
により、波長λ1とλ2の光を合波して出力する光ファ
イバで、先端に平行光を光ファイバ端に集束させる光コ
リメータ36が設けられている。
【0004】次に上記干渉膜フィルタの機能について説
明する。図12(b)において、37は干渉膜フィルタ
34の透過特性で、反射域と透過域間の立上がり区間は
30〜40nm程度である。38、39はそれぞれ、波
長λ1と波長λ2の光のスペクトルを示す。このような
特性を持った光を前記干渉膜フィルタ34で合波する
と、波長λ1の光は干渉膜フィルタ34によって光スペ
クトルの一部がフィルタを透過して結合損失を生じる。
一方、波長λ2の光は、光スペクトルの一部がフィルタ
で反射されて同様に結合損失を生じることになる。
【0005】通常、光ファイバ増幅器に用いる励起光源
を合波する場合、励起光源の中心波長間隔が30nm程
度と狭く、かつマルチモード発振しているために両波長
を分離するフィルタには急峻な特性が要求される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな干渉膜フィルタを用いて急峻な波長特性を得るため
には、多くの層数の膜を形成しなければならないため
に、膜厚コントロールや、層数の増加に伴う膜強度の向
上等が問題となる。
【0007】本発明は従来の問題点を解決するためにな
されたもので、複数の波長の励起光源からの光出力を効
率よく合波することができ、高出力化できる光ファイバ
増幅器用励起光源及び該励起光源を用いた光ファイバ増
幅器を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の光ファイバ送信
装置は、光を出力する第1の励起光源と、前記第1の励
起光源とは異なる波長帯の光を出力する第2の励起光源
と、前記第1の励起光源から第1の光を入力し、前記第
2の励起光源に出力する光サーキュレータと、前記光サ
ーキュレータと前記第2の励起光源との間に設けられ、
前記光サーキュレータから出力された第1の光を前記光
サーキュレータに反射し、前記第2の励起光源から前記
光サーキュレータに向けて出力された第2の光を透過
し、前記第1の光と前記第2の光を合波するファイバグ
レーティングとを備え、前記サーキュレータは、前記フ
ァイバグレーティングで合波された光を、出力先に出力
することを特徴とする。この構成により、複数の波長帯
の励起光源からの出力光は光サーキュレータ及びファイ
バグレーティングを経由して、光サーキュレータの出力
ポートから出力できる。ファイバグレーティングは波長
特性に応じて光を反射あるいは透過させるため、このフ
ァイバグレーティングに対し入射される複数の励起光源
の励起光を合波して光サーキュレータ方向に出力でき
る。以上の構成により、近接した複数の波長帯の励起光
源からの光出力を効率よく合波して、高出力の励起光源
が得られる。
【0009】また、本発明は、前記第1の励起光源及び
第2の励起光源が同一波長帯の複数組で構成され、前記
同一波長帯の各組の励起光源から出力される光を合成し
て前記ポートに出力する偏光合成器を備えた構成を特徴
とする。この構成によれば、同一波長帯の励起光源を偏
光合成器で出力合成した後にファイバグレーティングに
入射するようにして請求項1と同様に光サーキュレータ
で合波して出力するという作用を有する。
【0010】また、本発明は、前記光サーキュレータが
4端子で且つ2個のファイバグレーティングで構成して
もよい。この構成によれば、まず第1波長帯の励起光源
と第2波長帯の励起光源を一つのファイバグレーティン
グで合波した後、さらにもう一つのファイバグレーティ
ングで第3波長帯の励起光源を合波して光サーキュレー
タから出力することができる。
【0011】また、本発明は、少なくとも励起光源の一
つの出力端に所望の発振波長を得るファイバグレーティ
ングを設けた構成にしてもよい。この構成によれば、合
波する励起光源の波長帯のスペクトルを合波するファイ
バグレーティングの特性に合わせることができるように
なる。
【0012】また、本発明は、前記ファイバグレーティ
ングに張力可変手段を付加した構成としてもよい。この
構成によれば、合波する第1、第2波長帯の波長スペク
トルに合わせてファイバグレーティングの波長特性を調
整することができるようになる。
【0013】また、本発明は、光サーキュレータの出力
ポートに光をモニターするカプラと、受光回路およびフ
ァイバグレーティングの張力を制御する制御回路を設け
た構成にできる。この構成によれば、モニターした光の
状態に応じてファイバグレーティングの張力を制御する
ことができ、波長合成する励起光の波長スペクトルに応
じ最適出力を得ることができるようになる。
【0014】また、本発明は、それぞれ異なる波長帯の
光を出力する同一波長帯の複数組で構成された励起光源
と、複数のポートにそれぞれ前記各励起光源が配設さ
れ、前記各励起光源から入力された光を合波して出力の
ポートへ導出する光サーキュレータと、前記光サーキュ
レータのポートのうち前記各励起光源から出力された各
波長の光を受けるポート部分に配設され、各励起光源か
ら出力された光を前記出力のポートから出射させるため
のファイバグレーティングと、前記同一波長帯の各組の
励起光源から出力される光を合成して前記ポートに出力
する偏光合成器と、信号光と前記光サーキュレータから
出力される励起光とを合波する光合波器と、前記光合波
器に接続される増幅光ファイバとによって構成されたこ
とを特徴とする。この構成によれば、複数の励起光源の
光が各波長帯毎に偏光合成器で偏光合成され、ファイバ
グレーティングで複数の波長が合波され光サーキュレー
タから励起光として出力される。この高出力の励起光を
用いて高出力の光ファイバ増幅器を得ることができる。
【0015】更にまた、本発明は、それぞれ異なる波長
帯の光を出力する複数の励起光源と、複数のポートにそ
れぞれ前記各励起光源が配設され、前記各励起光源から
入力された光を合波して出力のポートへ導出する光サー
キュレータと、前記光サーキュレータのポートのうち前
記各励起光源から出力された各波長の光を受けるポート
部分に配設され、各励起光源から出力された光を前記出
力のポートから出射させるためのファイバグレーティン
グと、信号光と前記光サーキュレータから出力される励
起光とを合波する光合波器と、前記光合波器に接続され
る増幅光ファイバと、前記励起光源から出力される光を
直接前記増幅光ファイバへ、あるいは前記光サーキュレ
ータを介して前記増幅光ファイバの前段あるいは後段に
入力させるよう切り替える光スイッチとによって構成さ
れたことを特徴とする。この構成によれば、波長合成す
る一方の励起光源の励起光を増幅光ファイバの前段ある
いは後段に入れるか任意に切り替え可能であり、前方励
起光ファイバ増幅器、あるいは双方向励起光ファイバ増
幅器、又は、後方励起、あるいは双方向励起など所望す
る励起方式に切り替えることができる光ファイバ増幅器
を得ることができる。
【0016】更に、本発明は、光ファイバ送受信システ
ムにおける光ファイバ送信装置として、光を出力する第
1の励起光源と、前記第1の励起光源とは異なる波長帯
の光を出力する第2の励起光源と、前記第1の励起光源
から第1の光を入力し、前記第2の励起光源に出力する
光サーキュレータと、前記光サーキュレータと前記第2
の励起光源との間に設けられ、前記光サーキュレータか
ら出力された第1の光を前記光サーキュレータに反射
し、前記第2の励起光源から前記光サーキュレータに向
けて出力された第2の光を透過し、前記第1の光と前記
第2の光を合波するファイバグレーティングとを備え、
前記サーキュレータは、前記ファイバグレーティングで
合波された光を、出力先に出力するように構成する光フ
ァイバ送信装置を用いることができる。この構成によ
り、複数の波長帯の励起光源からの出力光は光サーキュ
レータ及びファイバグレーティングを経由して、光サー
キュレータの出力ポートから出力できる。ファイバグレ
ーティングは波長特性に応じて光を反射あるいは透過さ
せるため、このファイバグレーティングに対し入射され
る複数の励起光源の励起光を合波して光サーキュレータ
方向に出力できる。以上の構成により、近接した複数の
波長帯の励起光源からの光出力を効率よく合波して、高
出力の励起光源が得られる。
【0017】また、本発明に係る光ファイバ送受信シス
テムにおける光ファイバ送信装置として、前記第1の励
起光源及び第2の励起光源が同一波長帯の複数組で構成
され、前記同一波長帯の各組の励起光源から出力される
光を合成して前記ポートに出力する偏光合成器を備えた
光ファイバ送信装置を用いることができる。この構成に
よれば、同一波長帯の励起光源を偏光合成器で出力合成
した後にファイバグレーティングに入射するようにして
請求項1と同様に光サーキュレータで合波して出力する
という作用を有する。
【0018】また、本発明に係る光ファイバ送受信シス
テムの光ファイバ送信装置として、前記光サーキュレー
タが4端子で且つ2個のファイバグレーティングで構成
する光ファイバ送信装置を用いてもよい。この構成によ
れば、まず第1波長帯の励起光源と第2波長帯の励起光
源を一つのファイバグレーティングで合波した後、さら
にもう一つのファイバグレーティングで第3波長帯の励
起光源を合波して光サーキュレータから出力することが
できる。
【0019】また、本発明に係る光ファイバ送受信シス
テムの光ファイバ送信装置として、少なくとも励起光源
の一つの出力端に所望の発振波長を得るファイバグレー
ティングを設けた構成とする光ファイバ送信装置を使用
してもよい。この構成によれば、合波する励起光源の波
長帯のスペクトルを合波するファイバグレーティングの
特性に合わせることができるようになる。
【0020】また、本発明に係る光ファイバ送受信シス
テムの光ファイバ送信装置として、前記ファイバグレー
ティングに張力可変手段を付加した構成とする光ファイ
バ送信装置を用いてもよい。この構成によれば、合波す
る第1、第2波長帯の波長スペクトルに合わせてファイ
バグレーティングの波長特性を調整することができるよ
うになる。
【0021】また、本発明に係る光ファイバ送受信シス
テムの光ファイバ送信装置として、光サーキュレータの
出力ポートに光をモニターするカプラと、受光回路およ
びファイバグレーティングの張力を制御する制御回路を
設けた構成とする光ファイバ送信装置を用いることがで
きる。この構成によれば、モニターした光の状態に応じ
てファイバグレーティングの張力を制御することがで
き、波長合成する励起光の波長スペクトルに応じ最適出
力を得ることができるようになる。
【0022】また、本発明に係る光ファイバ送受信シス
テムの光ファイバ送信装置として、それぞれ異なる波長
帯の光を出力する同一波長帯の複数組で構成された励起
光源と、複数のポートにそれぞれ前記各励起光源が配設
され、前記各励起光源から入力された光を合波して出力
のポートへ導出する光サーキュレータと、前記光サーキ
ュレータのポートのうち前記各励起光源から出力された
各波長の光を受けるポート部分に配設され、各励起光源
から出力された光を前記出力のポートから出射させるた
めのファイバグレーティングと、前記同一波長帯の各組
の励起光源から出力される光を合成して前記ポートに出
力する偏光合成器と、信号光と前記光サーキュレータか
ら出力される励起光とを合波する光合波器と、前記光合
波器に接続される増幅光ファイバとによって構成された
光ファイバ送信装置を用いることを特徴とする。この構
成によれば、複数の励起光源の光が各波長帯毎に偏光合
成器で偏光合成され、ファイバグレーティングで複数の
波長が合波され光サーキュレータから励起光として出力
される。この高出力の励起光を用いて高出力の光ファイ
バ増幅器を得ることができる。
【0023】更にまた、本発明に係る光ファイバ送受信
システムの光ファイバ送信装置として、それぞれ異なる
波長帯の光を出力する複数の励起光源と、複数のポート
にそれぞれ前記各励起光源が配設され、前記各励起光源
から入力された光を合波して出力のポートへ導出する光
サーキュレータと、前記光サーキュレータのポートのう
ち前記各励起光源から出力された各波長の光を受けるポ
ート部分に配設され、各励起光源から出力された光を前
記出力のポートから出射させるためのファイバグレーテ
ィングと、信号光と前記光サーキュレータから出力され
る励起光とを合波する光合波器と、前記光合波器に接続
される増幅光ファイバと、前記励起光源から出力される
光を直接前記増幅光ファイバへ、あるいは前記光サーキ
ュレータを介して前記増幅光ファイバの前段あるいは後
段に入力させるよう切り替える光スイッチとによって構
成された光ファイバ送信装置を用いることを特徴とす
る。この構成によれば、波長合成する一方の励起光源の
励起光を増幅光ファイバの前段あるいは後段に入れるか
任意に切り替え可能であり、前方励起光ファイバ増幅
器、あるいは双方向励起光ファイバ増幅器、又は、後方
励起、あるいは双方向励起など所望する励起方式に切り
替えることができる光ファイバ増幅器を得ることができ
る。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の各実施の形態につ
いて図面を参照して詳細に説明する。
【0025】(実施の形態1)図1は本発明の実施の形
態1における励起光源を示す構成図である。実施の形態
1による光ファイバ送信装置は、第1波長帯の光を出力
する第1の励起光源1と、第1の励起光源1とは異なる
第2波長帯の光を出力する第2の励起光源2と、ポート
4より入射した光がポート5へ、またポート5より入射
した光がポート6へ出射する光サーキュレータ3と、一
端が光サーキュレータのポート5に接続され、他端が第
2波長帯の励起光源2に接続されているファイバグレー
ティング7とで構成している。
【0026】次に、本実施の形態1における動作につい
て説明する。まず、第1の励起光源1より出力された光
は、光サーキュレータ3のポート4を経由してポート5
から出力される。ポート5から出力する第1の励起光源
1からの光は、ポート5に接続されたファイバグレーテ
ィング7で反射されて、光サーキュレータ3のポート6
より出力される。
【0027】一方、ファイバグレーティング7に接続さ
れた第2の励起光源2より出力された光は、ファイバグ
レーティング7を通過後、第1の励起光源1と同様に光
サーキュレータ3のポート5を経由してポート6より出
力される。
【0028】以上のように構成された本実施の形態1に
おける励起光源によれば、第1の励起光源1の出力光が
光サーキュレータ3を介してファイバグレーティング7
に入射することによりファイバグレーティング7での反
射と同時に第2の励起光源2からの透過光が、光サーキ
ュレータ3のポート5に入射して、ポート6より合波さ
れて出力されることになり、高出力の励起光源が得られ
る。
【0029】(実施の形態2)図2は本発明の実施の形
態2を示すもので、実施の形態1の構成との違いは光サ
ーキュレータ3に入射するそれぞれの波長の励起光源を
2個偏光合成した点である。ここで、実施の形態1にお
いて説明した構成部材と同等の機能を有するものには同
一符号を付して説明を省略する。また以下の各図におい
ても同様とする。図2において、第1の励起光源1、
1’は同一波長帯の励起光源である。8は偏光合成器
で、前記同一波長帯の第1の励起光源1、1’からの出
力光を合成するものである。2、2’は第1の励起光源
1、1’と異なる第2波長帯の同様の励起光源であり、
偏光合成器8’によって合成されて出力される。
【0030】次に、本実施の形態2における動作につい
て説明する。まず、第1波長帯の第1の励起光源1と
1’からの出力光は偏光合成器8によって合成される。
合成された光は、光サーキュレータ3の入力ポート4を
経由して、光サーキュレータ3の出力ポート5より出力
される。さらに、ファイバグレーティング7で反射され
て出力ポート6へ出力される。同時に、第2波長帯の励
起光源2と2’からの出力光は第1波長帯の第1の励起
光源1、1’と同様に偏光合成され、ファイバグレーテ
ィング7に入射する。合成された第2波長帯の光はファ
イバグレーティング7を透過し、光サーキュレータ3の
出力ポート6より出力される。これにより出力ポート6
では、偏光合成された第1波長帯の光と第2波長帯の光
が合波されて出力されることになる。
【0031】以上のように構成された本実施の形態2に
おける励起光源によれば、それぞれ第1、第2波長帯の
励起光源を2個偏光合成することにより、さらに高出力
の励起光源が得られる。
【0032】(実施の形態3)図3は、本発明の実施の
形態3を示すもので3つの異なる波長帯域の励起光源
1、2、9を合波し出力するものである。3’は4ポー
トの光サーキュレータであり、入力ポート4から入射し
た光は出力ポート5から出射され、出力ポート5から入
射した光は出力ポート6から出射され、出力ポート6か
ら入射した光は出力ポート10より出射する機能を有す
るものである。光サーキュレータ3’の入力ポートに第
1波長帯の第1の励起光源1を接続し、出力ポート5に
第1波長帯の光を反射し、第2波長帯の光を透過するフ
ァイバグレーティング7を接続する。ファイバグレーテ
ィング7の他端には第2波長帯の第2の励起光源2を接
続する。また、出力ポート6に第1波長帯の光と第2波
長帯の光を反射し、第3波長帯の光を透過するファイバ
グレーティング7’を接続する。ファイバグレーティン
グ7’の他端には第3波長帯の第3の励起光源9を接続
する。
【0033】図4はファイバグレーティング7、7’の
透過特性と合波する励起光源のスペクトルを示したもの
である。図4において11は第1波長帯の第1の励起光
源1のスペクトル、12は第2波長帯の第2の励起光源
2のスペクトル、13は第3波長帯の第3の励起光源9
のスペクトルである。14はファイバグレーティング7
の透過特性(図中実線で示す)で、第1波長帯の第1の
励起光源1からの出力光を反射し、第2波長帯の第2の
励起光源2からの出力光を透過する特性を持っている。
なおここでは、第3波長帯の第3の励起光源9を反射す
る特性を示しているが、透過する特性を持っていてもよ
い。15はファイバグレーティング7’の透過特性(図
中破線で示す)で、第1波長帯と第2波長帯の光を反射
し、第3波長帯の光を透過する特性を持っている。
【0034】次に、本実施の形態3における動作につい
て説明する。まず、第1の励起光源1より出力された光
は、光サーキュレータ3’のポート4を経由してポート
5から出力される。ポート5から出力する第1波長帯の
励起光源1からの光は、ポート5に接続されたファイバ
グレーティング7で反射されて、光サーキュレータ3’
のポート6より出力される。一方、ファイバグレーティ
ング7に接続された第2波長帯の励起光源2より出力さ
れた光は、ファイバグレーティング7を通過後、第1波
長帯の第1の励起光源1と同様に光サーキュレータ3の
ポート5を経由してポート6より出力される。
【0035】ポート6より出力される合波された第1波
長帯と第2波長帯の光はファイバグレーティング7’で
反射され出力ポート10より出力される。同時に、ファ
イバグレーティング7’に接続された第3波長帯の第3
の励起光源9からの光は透過して出力ポート6を経由し
て出力ポート10より出力される。
【0036】以上のように構成された本実施の形態3に
おける励起光源によれば、4ポートの光サーキュレータ
3’と3つの励起光源1、2、9と、2つのファイバグ
レーティング7、7’を用いることにより3つの波長帯
域の励起光を合波することができ、高出力の励起光源が
実現できる。
【0037】(実施の形態4)図5は本発明における実
施の形態4を示すもので、実施の形態1との差異は第1
の励起光源1の出力端に光源の発振波長を選択する外部
共振器として作用するファイバグレーティング16を設
けている点である。この構成により第1波長帯の励起光
源1の発振波長スペクトルを狭線幅にすることができ、
合波するファイバグレーティング7の設定精度を緩和で
きることになる。また第1の励起光源1の発振波長がフ
ァイバグレーティング16によって決定されるために、
第1の励起光源1の発振波長のばらつきによる波長合波
時の出力低下を抑制することができる。
【0038】(実施の形態5)図6は本発明における実
施の形態5の構成を示す側面図である。図にはファイバ
グレーティング7の張力可変手段の構成が示されてい
る。図6において、17はファイバグレーティング7の
両端を固定するファイバグレーティング保持具、18は
ペルチェ素子である。ファイバグレーティング保持具1
7は、ペルチェ素子18に電流を加えることによって長
手方向に伸縮する働きを有する。
【0039】図7はファイバグレーティングの特性13
と第1、第2波長帯の励起光源1、2のスペクトル1
1、12を示す図である。
【0040】上記構成による動作について説明する。図
7の特性図中に実線で示すような状態で第1、第2波長
帯の励起光源のスペクトル11、12があり、ファイバ
グレーティング7の波長選択特性13が実線で示すよう
に最適位置に対しずれていた場合、ペルチェ素子18を
動作させることによりファイバグレーティングへの張力
を可変し、破線で示すようにフィルタの波長選択特性を
最適位置にシフトできる。
【0041】本発明の実施の形態によれば、上記各実施
形態で用いるファイバグレーティング7に張力を可変す
る手段を設ける構成により、合波する励起光源の特性に
合わせて最適な励起出力を得ることができるようにな
る。
【0042】(実施の形態6)図8は本発明の実施の形
態6を示すもので、実施の形態5に示すファイバグレー
ティング7の張力可変手段を用いて自動的に最適励起出
力を得るようにしたものである。図8において、19は
光カプラであり、合波された励起光の一部を取出すもの
である。20は光カプラ19によって取出した光の検出
回路である。21はファイバグレーティングの特性を制
御する制御回路であり、検出回路20からの情報により
ファイバグレーティング7への張力を可変するものであ
る。
【0043】以上のように構成された励起光源につい
て、その動作を説明する。まず、第1波長帯である第1
の励起光源1より出力された光は、光サーキュレータ3
の入力ポート4を経由して出力ポート5より出力され
る。出力ポート5にはファイバグレーティング7が接続
されており、そこで反射されて出力ポート5を逆行し出
力ポート6より出力される。同時に第2波長帯である第
2の励起光源2より出力された光は、ファイバグレーテ
ィング7を透過し光サーキュレータ3の出力ポート5を
経由して出力ポート6より出力される。光カプラ19は
入射した光の一部を取り出し検出回路20によってモニ
ターされる。制御回路21は、検出回路20で検出され
た光の情報に基づき、所定の励起出力が得られるように
張力可変手段のペルチェ素子18を動作させてファイバ
グレーティング7の張力を可変する。
【0044】以上のように本発明の実施の形態によれ
ば、ファイバグレーティング7の張力をモニター用の検
出回路と連動させることにより、最適の出力が得られ
る。
【0045】(実施の形態7)図9は本発明の実施の形
態7を示す図である。この実施形態は、実施の形態1の
光ファイバ増幅器用励起光源を用いた光ファイバ増幅器
の構成が示されている。図9において図1と同等の機能
を有するものは同一符号を付して説明を省略する。1、
2は第1および第2の波長帯の励起光源である。3は光
サーキュレータ、4、5、6は光サーキュレータの入出
力ポート、7はファイバグレーティングである。22、
22’は光アイソレータであり増幅ファイバ23の両端
からの反射による発振を防止するものである。24は光
合波器であり、励起光と信号光を増幅ファイバ23に入
射させるものである。
【0046】以上のように構成された光ファイバ増幅器
について、その動作を説明する。まず、第1波長帯であ
る第1の励起光源1より出力された光は、光サーキュレ
ータ3の入力ポート4を経由して出力ポート5より出力
される。出力ポート5にはファイバグレーティング7が
接続されており、そこで反射されて出力ポート5を逆行
し出力ポート6より出力される。同時に第2波長帯であ
る第2の励起光源2より出力された光は、ファイバグレ
ーティング7を透過し光サーキュレータ3の出力ポート
5を経由して出力ポート6より出力される。
【0047】ここで合波された励起光は、光合波器24
で光アイソレータ22を通過してきた信号光と合波され
て増幅光ファイバ23に入射する。増幅光ファイバ23
を通過した信号光は励起光により増幅されて光アイソレ
ータ22’を介して出力される。
【0048】以上のように本発明の実施の形態によれ
ば、本発明の励起光源を用いた高出力の光ファイバ増幅
器が得られる。なお、ここでは増幅光ファイバの前段に
励起光を入射させているが、後段、あるいは両側にそれ
ぞれ入射させても良いことは言うまでもない。
【0049】(実施の形態8)図10は本発明の実施の
形態8を示すもので、実施の形態7との構成の違いは、
光ファイバ増幅器用励起光源に実施の形態2を用いて光
ファイバ増幅器を構成した点である。実施の形態7と異
なる部分のみ説明し、同様の作用をする部分は説明を省
略する。図10において、第1波長帯の第1の励起光源
1、1’より出力された光は偏光合成器8によって合成
される。同様に第2波長帯の第2の励起光源2、2’よ
り出力された光は偏光合成器8’によって合成される。
偏光合成された第1波長帯の光は、光サーキュレータ3
を経由してファイバグレーティング7に入射する。一
方、偏光合成された第2波長帯の光もファイバグレーテ
ィング7に入射する。ファイバグレーティング7では第
1波長帯の光を反射し、第2波長帯の光を透過するため
に光サーキュレータ3で合波されて光合波器24に入射
することになる。ここで合波された光は、4個の励起光
源の出力光であり高出力の励起光として増幅ファイバ2
3に入射する。
【0050】以上のように本発明の実施の形態によれ
ば、第1波長帯の第1の励起光源1,1’と第2波長帯
の第2の励起光源2,2’をそれぞれ偏光合成器8,
8’で合成した後で、光サーキュレータ3で波長合成し
て増幅ファイバ23に入射させる構成であり、信号光を
この励起光で増幅させた高出力の光ファイバ増幅器が実
現できる。
【0051】(実施の形態9)図11は本発明における
実施の形態9を示すもので、実施の形態1で示す光ファ
イバ増幅器用励起光源を用いた光ファイバ増幅器を示す
構成図である。図11において、22、22’は光アイ
ソレータ、23は増幅光ファイバ、24、24’は光合
波器、25は光スイッチである。光スイッチ25は、一
方が光サーキュレータ3の入力ポート4に接続され、他
方が後段の光合波器24’に接続されている。また、こ
の光スイッチ25の共通ポートには第1波長帯の第1の
励起光源1が接続されている。
【0052】以上のように構成された光ファイバ増幅器
について、その動作を説明する。第1波長帯の第1の励
起光源1より出力された光は、光スイッチ25に入射す
る。光スイッチ25の出力端は増幅ファイバ23の後段
に設けられた光合波器24’と、前段に設けられた光サ
ーキュレータ3とで切り替え可能な構成になっており、
双方向励起の場合光合波器24’側に切り替え接続され
る。一方光サーキュレータ3に切り替え接続されると、
光サーキュレータ3を介しファイバグレーティング7で
反射されて前段の光合波器24に入射する。同時に、第
2波長帯の第2の励起光源2より出力された光はファイ
バグレーティング7を透過し、同様に前段の光合波器2
4に入射する。
【0053】以上のように本発明の実施の形態によれ
ば、光スイッチ25を介し後段の光合波器24’と前段
に設けた光サーキュレータ3の入力ポート4の間で、第
1波長帯の励起光源1を切り替え可能に構成したので、
高出力の前方励起光ファイバ増幅器、あるいは双方向励
起光ファイバ増幅器として使用状況に応じて励起方式を
切り替えることができる。なお、ここでは前方に光サー
キュレータ3を設けているが、後方に入れることによっ
て後方励起、あるいは双方向励起を切り替える構成とす
ることも可能である。また実施の形態2および3の励起
光源を用いても同様の機能を実現できることは言うまで
もない。
【0054】(実施の形態10)図13は、実施の形態
1乃至9のいずれか1の光ファイバ送信装置を用いて光
ファイバ送受信システムを構成したシステム構成図であ
り、送信装置Aを、光ファイバCを介して、受信装置B
に接続して構成しており、実施の形態1乃至9が奏する
作用効果を全て発揮するものである。
【0055】
【発明の効果】以上のように本発明は、ファイバグレー
ティングの急峻な波長分離特性と光サーキュレータの入
出力結合特性を組み合せることにより、複数の波長帯の
励起光を反射、透過により効率よく合波して高出力の励
起光を得ることができるようになる。
【0056】また、この光ファイバ増幅器用励起光源か
ら出力される励起光を用いることにより高出力の光ファ
イバ送信装置及びこの装置を用いた光送受信システムを
構成することができる効果も得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1における光ファイバ送信
装置用励起光源の構成図
【図2】本発明の実施の形態2における光ファイバ送信
装置用励起光源の構成図
【図3】本発明の実施の形態3における光ファイバ送信
装置用励起光源の構成図
【図4】本発明の実施の形態3におけるファイバグレー
ティングの特性を示す図
【図5】本発明の実施の形態4における光ファイバ送信
装置用励起光源の構成図
【図6】本発明の実施の形態5におけるファイバグレー
ティングの構成を示す側面図
【図7】本発明の実施の形態5におけるファイバグレー
ティングの機能を説明する波長特性図
【図8】本発明の実施の形態6における光ファイバ送信
装置用励起光源の構成図
【図9】本発明の実施の形態7における光ファイバ送信
装置の構成を示す図
【図10】本発明の実施の形態8における光ファイバ送
信装置の構成を示す図
【図11】本発明の実施の形態9における光ファイバ送
信装置の構成を示す図
【図12】光合波器の構成及び干渉膜フィルタの特性を
示す図
【図13】本発明の実施の形態1乃至9のいずれか1の
光ファイバ送信装置を用いた光ファイバ送受信システム
の構成図
【符号の説明】
1、1’ 第1の励起光源 2、2’ 第2の励起光源 3、3’ 光サーキュレータ 4,5,6,10 光サーキュレータの入出力ポート 7,7′,16 ファイバグレーティング 8、8’ 偏光合成器 9 第3の励起光源 11,12,13 各波長帯の励起光源のスペクトル 14,15 ファイバグレーティングの波長特性パター
ン 17 ファイバグレーティング保持具 18 ペルチェ素子 19 光カプラ 20 受光回路 21 制御回路 22,22’光アイソレータ 23 増幅ファイバ 24,24’光合波器 25 光スイッチ

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光を出力する第1の励起光源と、 前記第1の励起光源とは異なる波長帯の光を出力する第
    2の励起光源と、 前記第1の励起光源から第1の光を入力し、前記第2の
    励起光源に出力する光サーキュレータと、 前記光サーキュレータと前記第2の励起光源との間に設
    けられ、前記光サーキュレータから出力された第1の光
    を前記光サーキュレータに反射し、前記第2の励起光源
    から前記光サーキュレータに向けて出力された第2の光
    を透過し、前記第1の光と前記第2の光を合波するファ
    イバグレーティングとを備え、 前記サーキュレータは、前記ファイバグレーティングで
    合波された光を、出力先に出力する光ファイバ送信装
    置。
  2. 【請求項2】 前記第1の励起光源及び前記第2の励起
    光源がそれぞれ同一波長帯の複数組で構成され、 前記同一波長帯の各組の励起光源から出力される光を合
    成して前記光サーキュレータに向けて出力する偏光合成
    器を備えたことを特徴とする請求項1記載の光ファイバ
    送信装置。
  3. 【請求項3】 前記光サーキュレータのポート数として
    4ポートのものを使用し、 前記光サーキュレータが有する4つのポートのうち3ポ
    ートに、第1の励起光源及び第2の励起光源とこれら両
    励起光源とは異なる波長帯の光を出力する第3の励起光
    源とをそれぞれ配設し、 前記光サーキュレータの4つのポートのうち2ポートに
    は、前記第1から第3の励起電源のうち2つの励起電源
    から出力された光を出力のポートから出射させるための
    ファイバグレーティングと、を備えたことを特徴とする
    請求項1記載の光ファイバ送信装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の第1の励起光源及び第2
    の光源の少なくとも一つの出力端に所望の発振波長を選
    択するファイバグレーティングを設けたことを特徴とす
    る光ファイバ送信装置。
  5. 【請求項5】 請求項1記載のファイバグレーティング
    の張力を可変する張力可変手段を設けたことを特徴とす
    る光ファイバ送信装置。
  6. 【請求項6】 前記光サーキュレータの出力ポートに配
    設され、出力される光の一部をモニターするカプラと、 前記カプラから出力される光を検出する検出回路と、 前記検出回路の検出状態に基づき前記ファイバグレーテ
    ィングの張力を可変する制御回路とを備えたことを特徴
    とする請求項5記載の光ファイバ送信装置。
  7. 【請求項7】 それぞれ異なる波長帯の光を出力する同
    一波長帯の複数組で構成された励起光源と、 複数のポートにそれぞれ前記各励起光源が配設され、前
    記各励起光源から入力された光を合波して出力のポート
    へ導出する光サーキュレータと、 前記光サーキュレータのポートのうち前記各励起光源か
    ら出力された各波長の光を受けるポート部分に配設さ
    れ、各励起光源から出力された光を前記出力のポートか
    ら出射させるためのファイバグレーティングと、 前記同一波長帯の各組の励起光源から出力される光を合
    成して前記ポートに出力する偏光合成器と、 信号光と前記光サーキュレータから出力される励起光と
    を合波する光合波器と、 前記光合波器に接続される増幅光ファイバと、によって
    構成されたことを特徴とする光ファイバ送信装置。
  8. 【請求項8】 それぞれ異なる波長帯の光を出力する複
    数の励起光源と、 複数のポートにそれぞれ前記各励起光源が配設され、前
    記各励起光源から入力された光を合波して出力のポート
    へ導出する光サーキュレータと、 前記光サーキュレータのポートのうち前記各励起光源か
    ら出力された各波長の光を受けるポート部分に配設さ
    れ、各励起光源から出力された光を前記出力のポートか
    ら出射させるためのファイバグレーティングと、 信号光と前記光サーキュレータから出力される励起光と
    を合波する光合波器と、 前記光合波器に接続される増幅光ファイバと、 前記励起光源から出力される光を直接前記増幅光ファイ
    バへ、あるいは前記光サーキュレータを介して前記増幅
    光ファイバの前段あるいは後段に入力させるよう切り替
    える光スイッチと、によって構成されたことを特徴とす
    る光ファイバ送信装置。
  9. 【請求項9】 光を出力する第1の励起光源と、 前記第1の励起光源とは異なる波長帯の光を出力する第
    2の励起光源と、 前記第1の励起光源から第1の光を入力し、前記第2の
    励起光源に出力する光サーキュレータと、 前記光サーキュレータと前記第2の励起光源との間に設
    けられ、前記光サーキュレータから出力された第1の光
    を前記光サーキュレータに反射し、前記第2の励起光源
    から前記光サーキュレータに向けて出力された第2の光
    を透過し、前記第1の光と前記第2の光を合波するファ
    イバグレーティングとを備え、前記サーキュレータが、
    前記ファイバグレーティングで合波された光を、出力先
    に出力するように構成した光ファイバ送信装置を用いた
    ことを特徴とする光ファイバ送受信システム。
  10. 【請求項10】 前記第1の励起光源及び前記第2の励
    起光源がそれぞれ同一波長帯の複数組で構成され、 前記同一波長帯の各組の励起光源から出力される光を合
    成して前記光サーキュレータに向けて出力する偏光合成
    器を備えた光ファイバ送信装置を用いたことを特徴とす
    る請求項8記載の光ファイバ送受信システム。
  11. 【請求項11】 前記光サーキュレータのポート数とし
    て4ポートのものを使用し、 前記光サーキュレータが有する4つのポートのうち3ポ
    ートに、第1の励起光源及び第2の励起光源とこれら両
    励起光源とは異なる波長帯の光を出力する第3の励起光
    源とをそれぞれ配設し、 前記光サーキュレータの4つのポートのうち2ポートに
    は、前記第1から第3の励起電源のうち2つの励起電源
    から出力された光を出力のポートから出射させるための
    ファイバグレーティングと、を備えた光ファイバ送信装
    置を用いたことを特徴とする請求項8記載の光ファイバ
    送受信システム。
  12. 【請求項12】 請求項8記載の第1の励起光源及び第
    2の光源の少なくとも一つの出力端に所望の発振波長を
    選択するファイバグレーティングを設けた光ファイバ送
    信装置を用いたことを特徴とする光ファイバ送受信シス
    テム。
  13. 【請求項13】 請求項8記載のファイバグレーティン
    グの張力を可変する張力可変手段を設けた光ファイバ送
    信装置を用いたことを特徴とする光ファイバ送受信シス
    テム。
  14. 【請求項14】 前記光サーキュレータの出力ポートに
    配設され、出力される光の一部をモニターするカプラ
    と、 前記カプラから出力される光を検出する検出回路と、 前記検出回路の検出状態に基づき前記ファイバグレーテ
    ィングの張力を可変する制御回路とを備えた光ファイバ
    送信装置を用いたことを特徴とする請求項13記載の光
    ファイバ送受信システム。
  15. 【請求項15】 それぞれ異なる波長帯の光を出力する
    同一波長帯の複数組で構成された励起光源と、 複数のポートにそれぞれ前記各励起光源が配設され、前
    記各励起光源から入力された光を合波して出力のポート
    へ導出する光サーキュレータと、 前記光サーキュレータのポートのうち前記各励起光源か
    ら出力された各波長の光を受けるポート部分に配設さ
    れ、各励起光源から出力された光を前記出力のポートか
    ら出射させるためのファイバグレーティングと、 前記同一波長帯の各組の励起光源から出力される光を合
    成して前記ポートに出力する偏光合成器と、 信号光と前記光サーキュレータから出力される励起光と
    を合波する光合波器と、 前記光合波器に接続される増幅光ファイバと、によって
    構成された光ファイバ送信装置を用いたことを特徴とす
    る光ファイバ送受信システム。
  16. 【請求項16】 それぞれ異なる波長帯の光を出力する
    複数の励起光源と、 複数のポートにそれぞれ前記各励起光源が配設され、前
    記各励起光源から入力された光を合波して出力のポート
    へ導出する光サーキュレータと、 前記光サーキュレータのポートのうち前記各励起光源か
    ら出力された各波長の光を受けるポート部分に配設さ
    れ、各励起光源から出力された光を前記出力のポートか
    ら出射させるためのファイバグレーティングと、 信号光と前記光サーキュレータから出力される励起光と
    を合波する光合波器と、 前記光合波器に接続される増幅光ファイバと、 前記励起光源から出力される光を直接前記増幅光ファイ
    バへ、あるいは前記光サーキュレータを介して前記増幅
    光ファイバの前段あるいは後段に入力させるよう切り替
    える光スイッチと、によって構成された光ファイバ送信
    装置を用いたことを特徴とする光ファイバ送受信システ
    ム。
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