JP2001084023A - 分散型プラント監視制御システムおよび記憶媒体 - Google Patents

分散型プラント監視制御システムおよび記憶媒体

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JP2001084023A
JP2001084023A JP25606499A JP25606499A JP2001084023A JP 2001084023 A JP2001084023 A JP 2001084023A JP 25606499 A JP25606499 A JP 25606499A JP 25606499 A JP25606499 A JP 25606499A JP 2001084023 A JP2001084023 A JP 2001084023A
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transmission
computer
control system
control
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JP25606499A
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Tetsuo Katajima
哲男 片島
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 相互接続される制御計算機と統括計算機間で
の実質的な監視制御データの送受信を通信状態の輻輳さ
にとらわれずに効果的かつ的確に行い得るようにした分
散型プラント監視制御システム、およびその動作プログ
ラムを記憶した記憶媒体を提供することである。 【解決手段】 プラントの監視制御のための該当データ
処理を行う内部プロセスを有する複数の各計算機10
0,101を設け、かつ各計算機100,101の伝送
入出力装置150,151間を伝送路600で相互に接
続してデータ通信を可能にした分散型プラント監視制御
システムにおいて、各計算機100,101には、伝送
入出力装置150,151にデータの送受信を指示する
外部通信手段120,121を設け、かつ該外部通信手
段120,121に対して内部プロセスによるデータ処
理のための内部通信機能を与えて構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各種プラントの監
視制御のために、複数の各計算機の相互間、ないしは各
計算機と制御装置の相互間をネットワークで接続してデ
ータ通信を可能にした分散型プラント監視制御システ
ム、およびその動作プログラムを記録した記憶媒体に関
する。
【0002】
【従来の技術】近年、各種のプラント施設においては、
プラント自体の大型化ならびに制御の複雑化に伴い、プ
ラント監視制御の中核をなす監視制御用計算機システム
の構成についても、各機能単位毎の複数の計算機を相互
に接続して用いる分散型システムを適用することが多く
なっている。
【0003】そこで、各機能単位毎に分散された個々の
各計算機の相互をネットワークで接続結合して分散型プ
ラント監視制御システムを構成させ、該ネットワークを
介して各計算機からのCRTなどの表示装置で示される
制御要求を他の計算機に伝送し、該伝送先の計算機によ
って制御結果を得るようにした、いわゆるサーバ/クラ
イアント方式が一般に使用されている。
【0004】一方、CRT表示装置における画面表示の
高密度化が進むにつれ、該CRTの画面上に多くの監視
情報を表示させ得るようにもなってきており、現在で
は、プラント監視制御に必要な全ての情報をCRTの画
面上でプラント運転員に提供している。
【0005】このためもあって、各種の監視制御データ
がネットワークを介して各計算機の相互間、ないしは各
計算機と制御装置の相互間で頻繁に行き来しているのが
現在の状況である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、監視対
象プラントの監視制御を行う上では、監視制御用の各計
算機の相互間を結ぶネットワークを介しての監視制御デ
ータ(以下、単に「データ」とも呼ぶ)の送受信を行う
通信手段の重要性が多くの割合を占めていることが分か
る。
【0007】図15に従来技術の一例による分散型プラ
ント監視制御システムの概要構成を示す。
【0008】この図15に示す従来の分散型プラント監
視制御システムは、対応する所要の単機能制御を行う監
視制御用の計算機(以下、「制御計算機」と呼び、ここ
では図示を省略したが、通常の場合、他の単機能制御な
どを担当する複数の各制御計算機がそれぞれに設置され
る)100と、プロセス入出力装置400を介して監視
対象プラント(例えば、具体的には発電プラントなどが
考えられるが、以下、単に「プラント」とも呼ぶ)50
0からのプロセスデータの入力、および該プラントに対
して監視制御データの出力を行う制御装置105と、こ
れらの各計算機100、および制御装置105を統括し
てプラント全体の監視を行うシステム統括用の計算機
(以下、「統括計算機」と呼ぶ)101とで構成され、
これらの各計算機と制御装置の相互間は伝送路(ネット
ワーク)600を介して通信可能に接続結合されてい
る。
【0009】上記システム構成において、制御計算機1
00は、プラント運転員と対話するためのキーボードな
どの入力装置300と、画面表示のためのCRT表示装
置200と、伝送路600を介して統括計算機101や
制御装置105とのデータの送受信を行う伝送入出力装
置150とを備えている。さらに、該制御計算機100
には、入力装置300からの制御要求の解析やCRT表
示装置200への画面表示制御を行うCRT制御部11
0aからなるCRT制御プロセス130と、これらのC
RT制御プロセス130や伝送入出力装置150に対し
てデータの送受信を行う外部通信手段120aからなる
通信用プロセス140とが設けられている。
【0010】統括計算機101は、制御計算機100、
および制御装置105と伝送路600を介してデータの
送受信を行う伝送入出力装置151を備えている。この
統括計算機101には、制御装置105からのプラント
データの収集と蓄積を行うプラントデータ収集部111
からなるプラントデータ収集プロセス131と、プラン
トデータ収集プロセス131および伝送入出力装置15
1に対してデータの送受信を行う外部通信手段121a
からなる通信用プロセス141とが設けられている。
【0011】制御装置105は、制御計算機100、お
よび統括計算機101と伝送路600を介してデータの
送受信を行う伝送入出力装置155を備えている。この
制御装置105には、伝送入出力装置155に対してデ
ータの送受信を行う通信手段125が設けられている。
【0012】次に、本従来の分散型プラント監視制御シ
ステムの動作について述べる。
【0013】プラント運転員は、入力装置300を用
い、制御計算機100に対してプラント監視制御に必要
とされる制御データを入力すると共に、該制御データを
CRT表示装置200に表示させるための表示要求を行
う。
【0014】表示要求を受けた制御計算機100のCR
T制御プロセス130では、表示に必要な情報を収集す
る必要上、通信用プロセス140に対して統括計算機1
01への情報送信要求を指示し、該通信用プロセス14
0は、外部通信手段120aを用い、伝送入出力装置1
50から伝送路600を介して統括計算機101に情報
送信要求を送信する。
【0015】統括計算機101の通信用プロセス141
は、外部通信手段121aによって伝送入出力装置15
1を経た情報送信要求を受信し、該受信した情報送信要
求がプラントデータ収集プロセス131へのデータであ
ることを認識し、その旨を該プラントデータ収集プロセ
ス131へ通知する。
【0016】通知を受けたプラントデータ収集プロセス
131では、プラントデータ収集部111に収集されて
いるプラントデータを制御計算機100への応答として
返送すべく通信用プロセス141に通知し、該通信用プ
ロセス141は、再度、外部通信手段121aを用い、
伝送入出力装置151から伝送路600を介して制御計
算機100にプラントデータを送信する。
【0017】制御計算機100の通信用プロセス140
は、外部通信手段120aによって伝送入出力装置15
0を経たプラントデータを受信し、該受信したプラント
データがCRT制御プロセス130へのデータであるこ
とを認識し、該CRT制御プロセス130へ通知する。
【0018】通知を受けたCRT制御プロセス130の
CRT制御部110aでは、受信したプラントデータを
基にして表示データを作成し、該表示データをCRT表
示装置200上に画面表示させる。
【0019】上記のように、従来の分散型プラント監視
制御システムの場合、統括計算機101内には、プラン
トデータを収集するプラントデータ収集プロセス131
と、該プラントデータ収集プロセス131からの指示に
よって、他の複数の制御計算機、ここでは同様に、CR
T表示装置200、および入力装置300を備える計算
機100にデータを送信する通信用プロセス141との
2種類のプロセスが設けられている。
【0020】そして、この図15に示す従来の監視制御
システムの場合には、これらの2種類のプロセスのうち
で、一方のプラントデータの収集を行うプラントデータ
収集プロセス131は1プロセスしか示されていない
が、実際上は、複数のプロセスが設けられており、これ
に対して、他方のデータを送受信する通信用プロセス1
41は1プロセスのみによって他の複数の制御計算機へ
のデータ通信を集中して行うようにしている。
【0021】この結果、プラントデータの収集を行う複
数の収集プロセスからのデータ通信の指示が集中すると
きなどには、唯一つの通信用プロセスに対してCPU負
荷が集中したり、あるいはデータ通信自体が渋滞するな
どの好ましくない影響を生じていた。
【0022】また、この種の分散型プラント監視制御シ
ステムでの構築様式の如何によっては、CRT表示装
置、および入力装置を備えるプラント監視制御装置が複
数台接続されると共に、プラントデータを収集する計算
機からの同一のデータを全てのプラント監視制御装置、
あるいは特定のプラント監視制御装置にのみ送信すると
いう、いわゆるカスタマイズを必要とする場合がある
が、この場合のデータ通信が、通信プロセス(通信プロ
グラム)の構造に依存しているため、容易には所期通り
のカスタマイズをなし得ないものであった。
【0023】本発明は、このような従来の問題点を解消
するためになされたもので、その目的は、相互接続され
る制御計算機と統括計算機間での実質的な監視制御デー
タの送受信を通信状態の輻輳さにとらわれずに効果的か
つ的確に行い得る得るようにした分散型プラント監視制
御システム、およびその動作プログラムを記録した記憶
媒体を提供することにある。
【0024】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る請求項1に記載の分散型プラント監視
制御システムは、プラントの監視制御のための該当デー
タ処理を行う内部プロセスを有する複数の各計算機を設
け、かつ各計算機の伝送入出力装置間を伝送路で相互に
接続してデータ通信を可能にした分散型プラント監視制
御システムにおいて、前記各計算機には、前記伝送入出
力装置にデータの送受信を指示する外部通信手段を設
け、かつ該外部通信手段に対して前記内部プロセスによ
るデータ処理のための内部通信機能を与えて構成したこ
とを特徴としている。
【0025】本請求項1の分散型プラント監視制御シス
テムでは、複数の各計算機での外部通信手段に与えられ
ている内部通信機能に基づいて内部プロセスによるデー
タ処理が行われる。
【0026】本発明の請求項2に記載の分散型プラント
監視制御システムは、プラントの監視制御のための該当
データ処理を行う内部プロセスを有する複数の各計算機
を設け、かつ各計算機の伝送入出力装置間を伝送路で相
互に接続してデータ通信を可能にした分散型プラント監
視制御システムにおいて、前記各計算機には、前記伝送
入出力装置にデータの送受信を指示する外部通信手段を
それぞれに設けると共に、該外部通信手段に対して前記
内部プロセスによるデータ処理のための内部通信機能を
与えて構成し、前記伝送入出力装置から送信される制御
データが、少なくとも送信先の計算機と送信先のプロセ
スとの各識別子、およびデータ種別の各送信情報パラメ
ータを有し、前記外部通信手段によって該各送信情報パ
ラメータを解析できるようにしたことを特徴としてい
る。
【0027】請求項3に記載の記憶媒体は、前記請求項
2の分散型プラント監視制御システムにおいて、前記外
部通信手段によって送信データに含まれる各送信情報パ
ラメータを解析し、かつデータ種別に対応したデータ送
信を行うための、計算機によって読み取り可能な動作プ
ログラムを記憶したことを特徴としている。
【0028】本請求項2の分散型プラント監視制御シス
テム、および請求項3に記載の記憶媒体では、上記請求
項1の場合と同様な作用が果され、さらに加えて、外部
通信手段による各送信情報パラメータの解析により、送
信先の計算機と送信先のプロセスとを識別した上で、デ
ータ種別に対応したデータ送信が行われる。
【0029】請求項4に記載の分散型プラント監視制御
システムは、前記請求項2の分散型プラント監視制御シ
ステムにおいて、前記送信情報パラメータが前記複数の
各計算機に同一データを同時に配信する指定機能を有す
ることを特徴としている。
【0030】本請求項4の分散型プラント監視制御シス
テムでは、送信情報パラメータに含まれる配信指定機能
により、複数の各計算機に対する同一データの同時配信
が可能になる。
【0031】請求項5に記載の分散型プラント監視制御
システムは、前記請求項2の分散型プラント監視制御シ
ステムにおいて、前記送信情報パラメータが、前記複数
の各計算機を特定してグループ化し、かつ該グループ化
された各計算機に同一データを同時に送信する指定機能
を有することを特徴としている。
【0032】本請求項5の分散型プラント監視制御シス
テムでは、送信情報パラメータに含まれるところの、特
定してグループ化された複数の各計算機に対する同一デ
ータの同時配信が可能になる。
【0033】請求項6に記載の分散型プラント監視制御
システムは、前記請求項1または2の分散型プラント監
視制御システムにおいて、前記外部通信手段に対し、送
信データを分割して同時に送信する機能を与え、メッセ
ージデータ以外にファイル転送を行い得るようにしたこ
とを特徴としている。
【0034】本請求項6の分散型プラント監視制御シス
テムでは、外部通信手段によってメッセージデータの送
信に合わせたファイル転送が行われる。
【0035】請求項7に記載の分散型プラント監視制御
システムは、プラントの監視制御のための該当データ処
理を行う内部プロセスを有する複数の各計算機を設け、
かつ各計算機の伝送入出力装置間を伝送路で相互に接続
してデータ通信を可能にした分散型プラント監視制御シ
ステムにおいて、前記複数の各計算機での1つの内部プ
ロセスには、前記伝送入出力装置にデータの送受信を指
示する外部通信手段を設け、かつ該外部通信手段に対し
て、他の計算機からの受信データを内部通信手段で自計
算機内の他の内部プロセスに転送する機能を与え、該転
送される受信データを他の内部プロセス側でデータ処理
するように構成したことを特徴としている。
【0036】本請求項7の分散型プラント監視制御シス
テムでは、複数の各計算機での内部プロセスの外部通信
手段に与えられる自計算機内の他の内部プロセスへの転
送機能により、該外部通信手段の受信データが他の内部
プロセス側でデータ処理される。
【0037】請求項8に記載の分散型プラント監視制御
システムは、前記請求項1または2の分散型プラント監
視制御システムにおいて、前記内部通信手段に対して、
受信データを種別毎に分割する機能を与えると共に、該
分割された受信データを個々に処理するようにしたこと
を特徴としている。
【0038】本請求項8の分散型プラント監視制御シス
テムでは、内部通信手段によって受信データが種別毎に
分割された上で、該分割された受信データが個々に処理
される。
【0039】請求項9に記載の分散型プラント監視制御
システムは、前記請求項1,2および4ないし8の何れ
か1項に記載の分散型プラント監視制御システムにおい
て、前記複数の各計算機での伝送入出力装置間を相互に
接続する伝送路を多重化すると共に、該各伝送入出力装
置には、受信データを識別するカウント手段などの識別
手段を設けてしたことを特徴としている。
【0040】本請求項9の分散型プラント監視制御シス
テムでは、複数の各計算機間での伝送路の多重化に伴
い、各伝送入出力装置に設けられる識別手段によって受
信データが識別される。
【0041】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る分散型プラン
ト監視制御システムおよび記憶媒体の各別例による実施
形態につき、図1ないし図14の各図を参照して詳細に
説明する。
【0042】これらの図1ないし図14の各実施形態を
示すシステム構成において、上記した従来例システムと
して示す図15と同一符号は同一または相当部分を示し
ている。
【0043】〔第1の実施形態〕図1は、本発明の請求
項1の発明に対応する第1の実施形態を適用した基本的
な分散型プラント監視制御システムにおける主要部の概
要構成を示すブロック図である。
【0044】この図1に示すシステム構成において、分
散型プラント監視制御システムは、概略的に、単機能制
御を行う制御計算機100と、プロセス入出力装置40
0を介してプラント500からのデータの入出力を行う
制御装置105と、これらの制御計算機100、および
制御装置105を統括してプラント全体の監視制御を行
う統括計算機101とで構成されている。
【0045】上記図1のシステム構成において、制御計
算機100は、プラント運転員が対話するためのキーボ
ードなどの入力装置300、およびデータの画面表示の
ための表示装置であるCRT200と、伝送路(ネット
ワーク)600を介して統括計算機101、および制御
装置105からのデータの送受信を行う伝送入出力装置
150とを備えている。この制御計算機100の装置内
部には、入力装置300からの制御要求の解析、および
CRT200への表示制御を行うCRT制御部110
と、伝送入出力装置150に対してデータの送受信を指
示するダイナミックリンクライブラリの外部通信手段
(ダイナミックライブラリ形式の内部通信機能をも併有
する外部通信手段)120からなるCRT制御プロセス
130とを設けてある。
【0046】統括計算機101は、計算機100、およ
び制御装置105とのデータの送受信を行う伝送入出力
装置151を備えている。この統括計算機101の装置
内部には、制御装置105からのプラントデータの収
集、および蓄積を行うプラントデータ収集部111と、
伝送入出力装置151に対してデータの送受信を指示す
る同様なダイナミックリンクライブラリの外部通信手段
121からなるプラントデータ収集プロセス131とを
設けてある。
【0047】制御装置105は、制御計算機100、お
よび統括計算機101と伝送路600を介してデータの
送受信を行う伝送入出力装置155を備えている。この
制御装置105の装置内部には、伝送入出力装置155
に対してデータの送受信を指示する通信手段125を設
けてある。
【0048】すなわち、本第1の実施形態におけるシス
テム構成の上記した従来例のシステム構成との実質的な
差異は、従来例のシステム構成が、制御計算機100の
装置内部に、CRT制御部110aからなるCRT制御
プロセス130と、外部通信手段120aからなる通信
用プロセス140との2つのプロセスを有しており、同
様に、統括計算機101の装置内部に、プラントデータ
収集部111からなるプラントデータ収集プロセス13
1と、外部通信手段121aからなる通信用プロセス1
41との2つのプロセスを有しているのに対して、本第
1の実施形態のシステム構成の場合、制御計算機100
の装置内部には、CRT制御部110、およびダイナミ
ックリンクライブラリの外部通信手段120を包含する
CRT制御プロセス130の1つだけのプロセスを備
え、統括計算機101の装置内部には、プラントデータ
収集部111、およびダイナミックリンクライブラリの
外部通信手段121を包含するプラントデータ収集プロ
セス131の1つだけのプロセスを備えていることであ
る。
【0049】続いて、上記第1の実施形態による分散型
プラント監視制御システムの動作について述べる。
【0050】プラント運転員は、入力装置300を用
い、制御計算機100に対してプラント監視制御に必要
とされる制御データを入力し、該制御データをCRT2
00の画面上に表示させるための表示要求を行う。
【0051】このCRT200に対する表示要求に基づ
き、まず、要求先の制御計算機100においては、CR
T制御プロセス130が該表示に必要な情報を収集する
必要上、ダイナミックリンクライブラリの外部通信手段
120によって統括計算機101への情報送信要求のデ
ータを送出する。この場合、該情報送信要求のデータ
は、伝送入出力装置150から伝送路600を介して統
括計算機101に送信される。
【0052】また、情報送信要求送出先の統括計算機1
01においては、伝送路600を経た情報送信要求のデ
ータが、伝送入出力装置151を介してプラントデータ
収集プロセス131の外部通信手段121に受信され
る。次に、該プラントデータ収集プロセス131では、
受信した情報送信要求のデータに基づき、プラントデー
タ収集部111に収集された該当プラントデータをダイ
ナミックリンクライブラリの外部通信手段121によっ
て制御計算機100へ返送する。この場合、該プラント
データは、伝送入出力装置151から伝送路600を介
して制御計算機100に送信される。
【0053】そして、該当プラントデータ返送先の制御
計算機100においては、伝送路600を経たプラント
データが、伝送入出力装置150を介してCRT制御プ
ロセス130のダイナミックリンクライブラリの外部通
信手段120に受信され、該CRT制御プロセス130
では、受信したプラントデータに基づき、CRT制御部
110によって表示データを作成した上で、該表示デー
タをCRT200上に画面表示させるのである。
【0054】以上のように、本第1の実施形態によれ
ば、制御計算機100が1つのプロセスのなかで、デー
タ通信とCRT表示(制御計算機100側でのダイナミ
ックリンクライブラリの外部通信手段120を備えたC
RT制御プロセス130におけるデータ通信とCRT表
示)を行い、また、統括計算機101についても1つの
プロセスのなかで、データ収集とデータ通信(統括計算
機101側でのダイナミックリンクライブラリの外部通
信手段121を備えたプラントデータ収集プロセス13
1におけるデータ収集とデータ通信)を行うようにし
た。さらに、他のプロセスも同様な構成で、かつ主処理
以外にデータ通信機能を有するために、データ通信時に
あっては、1つのプロセスに負荷(CPU負荷)が集中
したり、あるいは通信自体の渋滞発生を効果的に回避で
きるのであり、また、たとえデータ通信時に障害が発生
したとしても、該障害を発生した該当プロセスのみが通
信できなくなるだけで、従来のようにシステム全体のデ
ータ通信が不能になるというような惧れが解消されるの
である。
【0055】〔第2の実施形態〕図2は、本発明の請求
項2、および3の各発明に対応する第2の実施形態を適
用した分散型プラント監視制御システムにおける各計算
機相互の要部構成を示すブロック図である。
【0056】本第2の実施形態は、制御計算機100に
おけるCRT制御プロセス130でのダイナミックリン
クライブラリの外部通信手段(以下、必要に応じて単に
「外部通信手段」とのみ呼ぶ)120に対して、あらか
じめ送信データ毎の送信先計算機、送信先プロセス、お
よび送信データ種別をそれぞれに記述した送信情報パラ
メータファイル700を設け、また、統括計算機101
におけるプラントデータ収集プロセス131での外部通
信手段121に対しても、同様に、あらかじめ送信デー
タ毎の送信先計算機、送信先プロセス、および送信デー
タ種別をそれぞれに記述した送信情報パラメータファイ
ル701を設ける。
【0057】さらに、本第2の実施形態の場合、これら
の制御計算機100、および統括計算機101には、そ
れぞれの各機能を実行するための、計算機能によって読
み出し可能な動作プログラムを記録する記憶媒体(例え
ば、フロッピィディスク)100a,101aを付帯さ
せる。
【0058】図3には、これらの制御計算機100、お
よび統括計算機101における各送信パラメータファイ
ル700,701の記述例を示してある。
【0059】すなわち、各送信情報パラメータファイル
700,701には、システムを構築している制御計算
機100、および統括計算機101の定義の記述と、こ
れらの制御計算機100、および統括計算機101上で
動作する各プロセス130,131の定義の記述と、そ
れに、各プロセス130,131がデータ通信を行う際
に使用するデータ送信番号の定義の記述とがなされてい
る。
【0060】そして、各外部通信手段120,121に
対しては、CRT制御プロセス130とプラントデータ
収集プロセス131からのデータ送信時に、送信データ
番号と呼ばれる送信データの種類によって定義された番
号が送信パラメータとして通知される。該各外部通信手
段120,121では、この送信データ番号に基づい
て、対応する各送信情報パラメータファイル700,7
01に記述された送信先の各計算機、および送信先アプ
リケーションの各情報を取得し、該各情報を元にして実
際の送信処理を行う。
【0061】続いて、制御計算機100のCRT制御プ
ロセス130から統括計算機101のプラントデータ収
集プロセス131への情報送信要求の送信動作について
具体的に述べる。
【0062】まず、制御計算機100のCRT制御プロ
セス130においては、外部通信手段120に対して、
情報送信要求のデータと、図3に示すデータ送信番号
〈DATA_10〉とが通知される。
【0063】次に、該外部通信手段120では、送信情
報パラメータファイル700の内容を読み込むことによ
って、データ送信番号〈DATA_10〉の解析を行
い、送信先の計算機が〈HOST_2〉であり、かつ送
信先のプロセスが〈PROC_2〉であるという識別子
を得ると共に、その内容をさらに解析して、この場合の
〈HOST_2〉が統括計算機101であり、かつ〈P
ROC_2〉がプラントデータ収集プロセス131であ
ることを認識する。
【0064】その後、外部通信手段120は、この認識
に基づき、統括計算機101のプラントデータ収集プロ
セス131に対して所期通りに情報送信要求のデータを
送信する。
【0065】なお、この場合、前記情報送信要求に対応
した統括計算機101側から制御計算機100へのプラ
ントデータの返信は、同様な手順により、送信情報パラ
メータファイル701の内容を解析することによって行
う。
【0066】以上のように本第2の実施形態によれば、
アプリケーションプロセス側、この場合、制御計算機1
00のCRT制御プロセス130側では、外部通信手段
120に対して、情報送信要求のデータとデータ送信番
号とを送信パラメータとして通知するのみで、他の計算
機、および該当プロセス、ここでは、統括計算機10
1、およびプラントデータ収集プロセス131への送信
用の識別子については、動作プログラムの作成時に何ら
の特定もする必要がない。さらに、送信情報パラメータ
ファイル、ここでは、送信情報パラメータファイル70
0の内容を変更するのみで、データの送信先を容易に変
更することが可能になる。なお、これは統括計算機10
1側においても同様である。
【0067】〔第3の実施形態〕図4は、本発明の請求
項4の発明に対応する第3の実施形態を適用した分散型
プラント監視制御システムにおける各計算機相互の要部
構成を示すブロック図である。
【0068】本第3の実施形態は、プラントデータを収
集する統括計算機101のプラントデータ収集プロセス
131が、収集したプラントデータのうちで、ある特定
のデータについて、それぞれにCRT(ここでは図示せ
ず)を備える各制御計算機100(伝送入出力装置15
0)、および第2の制御計算機102(第2の伝送入出
力装置152)に対して、外部通信手段121を用いる
ことで、該特定のデータを周期的に送信するものであ
る。
【0069】すなわち、制御計算機100、および第2
の制御計算機102の各CRT制御プロセス130,1
30においては、統括計算機101から同一のデータを
受信し、同様な処理を行う。
【0070】図5には、本第3の実施形態によるシステ
ム構成の各計算機における送信パラメータファイルの記
述例を示してあり、また、図6(a),(b) には、本第3の
実施形態のアプリケーションのフローチャートと従来の
アプリケーションのフローチャートとを対比して示して
ある。
【0071】本第3の実施形態の場合、送信データのパ
ラメータファイルには、データ送信番号を定義する〈D
ATA_20〉の項目中、アンダーラインで示すよう
に、プロセスの識別子が1つ(〈PROC_1〉)であ
るのに対し、計算機の識別子が2つ(〈HOST_1,
HOST_3〉)記述されている。
【0072】続いて、統括計算機101のプラントデー
タ収集プロセス131から制御計算機100と制御計算
機102との各CRT制御プロセス130,130に対
するデータの配信動作例について述べる。
【0073】まず、送信側での統括計算機101のプラ
ントデータ収集プロセス131からは、外部通信手段1
21に対してプラントデータ収集部111に収集されて
いるプラントデータのうちから、ある特定のデータに合
わせて、図5に示すデータ送信番号〈DATA_20〉
が通知される。
【0074】そして、該外部通信手段121では、送信
情報パラメータファイル701の内容を読み込み、デー
タ送信番号〈DATA_20〉の解析を行い、送信先の
プロセスが〈PROC_1〉、送信先の各計算機が〈H
OST_1〉、および〈HOST_3〉というそれぞれ
の各識別子を得る。そして、内容をさらに解析し、この
場合の〈PROC_1〉がCRT制御プロセス130で
あり、かつ〈HOST_1〉が制御計算機100、〈H
OST_3〉が第2の制御計算機102であることを認
識する。
【0075】次に、該認識に基づいて、これらの制御計
算機100と第2の制御計算機102との各CRT制御
プロセス130,130に対してプラントデータをそれ
ぞれに配信する。
【0076】以上のように、本第3の実施形態によれ
ば、統括計算機101のプラントデータ収集プロセス1
31からの制御計算機100、および制御計算機102
の各CRT制御プロセス130,130に対するデータ
の配信の場合に、アプリケーションプロセス側では、図
6(a) に示すフローチャートからも明らかな通り、プロ
セスデータとデータ送信番号とを送信パラメータとして
通知するのみであればよい。従って、従来の同様な場合
での図6(b) のフローチャートに示すように、データの
配信が必要な計算機の台数などを意識しないで済む。さ
らに、送信情報パラメータファイル、ここでは、送信情
報パラメータファイル701の内容を修正するのみで、
システム構成の変更に対しても容易に対応させ得るので
ある。
【0077】〔第4の実施形態〕図7は、本発明の請求
項5の発明に対応する第4の実施形態を適用した分散型
プラント監視制御システムにおける各計算機相互の要部
構成を示すブロック図である。
【0078】本第4の実施形態は、共にCRT制御プロ
セス130,130を備える制御計算機100(送信情
報パラメータファイル700)、および第2の制御計算
機102(送信情報パラメータファイル702)とを1
つの論理グループ〈LGRP_1〉とし、プラントデー
タ収集プロセス131を備える統括計算機101を論理
グループ〈LGRP_2〉としたものである。
【0079】また、図8には、これらの各論理グループ
〈LGRP_1〉,および〈LGRP_2〉にマルチキ
ャストアドレスを使用して送信する際の各パラメータフ
ァイルの記述例を示してある。
【0080】本第4の実施形態において、送信データの
パラメータファイルには、上述の第1および第2の各実
施形態で定義された内容以外に、各論理グループの定義
と、マルチキャストアドレスの定義とがそれぞれに追加
記述されており、さらに、これらの各追加に伴い、デー
タ送信番号の記述内容が異なっている。
【0081】すなわち、各論理グループの定義では、該
各論理グループ〈LGRP_1〉,〈LGRP_2〉を
構成する物理的な各計算機、この場合、制御計算機10
0と第2の制御計算機102での各識別子がそれぞれに
記述され、マルチキャストアドレスの定義では、マルチ
キャストアドレスと、該マルチキャストアドレスが割り
付けられた各論理グループ〈LGRP_1〉,〈LGR
P_2〉での各識別子がそれぞれに記述されている。さ
らに、データ送信番号の定義では、各送信先プロセスで
の各識別子の記述に合わせて、各マルチキャストアドレ
スの各識別子が記述されている。
【0082】続いて、統括計算機101のプラントデー
タ収集プロセス131から制御計算機100のCRT制
御プロセス130へのファイルデータの送信動作例につ
いて述べる。
【0083】まず、送信側での統括計算機101のプラ
ントデータ収集プロセス131からは、外部通信手段1
21に対してプラントデータ収集部111に収集されて
いるプラントデータファイルのファイル名と、図8に示
すデータ送信番号〈DATA_20〉とが通知される。
【0084】次に、該外部通信手段121では、ファイ
ル名から送信情報パラメータファイル701の内容を読
み込み、データ送信番号〈DATA_20〉の解析を行
い、送信先の計算機が〈HOST_1〉で、その送信先
プロセスが〈PROC_1〉であるという識別子を得
て、制御計算機100のCRT制御プロセス130にフ
ァイルデータを送信することを認識する。
【0085】また、受信側での動作は、統括計算機10
1の起動に伴い、CRT制御プロセス130が各外部通
信手段120,120にデータ受信待ちの指示を出す
と、対応する外部通信手段120において、この送信パ
ラメータの情報を読み込み、自制御計算機100が論理
グループ〈LGRP_1〉に所属し、かつ該論理グルー
プ〈LGRP_1〉にマルチキャストアドレス〈22
4.0.0.1〉が割り付けられていることを認識し、
該〈224.0.0.1〉のアドレスで送信されてくる
データを受信するための設定を行う。
【0086】従って、受信側の制御計算機100では、
〈224.0.0.1〉のマルチキャストアドレスで送
信されてくるデータ、ここでは、統括計算機101から
のファイルデータを全て受信することができる。なお、
この機能は第2の制御計算機102においても同様に行
われる。
【0087】以上のように、本第4の実施形態によれ
ば、論理グループ〈LGRP_1〉に属する統括計算機
101の外部通信手段121からマルチキャストアドレ
ス〈224.0.0.1〉で1度だけ実データの送信を
行うことにより、該マルチキャストアドレス〈224.
0.0.1〉での受信対象となる全ての制御計算機、こ
の場合は、論理グループ〈LGRP_2〉に属する全て
の制御計算機100にデータを送信できる。この送信形
態では、個々の制御計算機に対して個別にデータ送信す
る場合とは違って、受信対象の各制御計算機でのデータ
受信時刻が異なるというような現象を生ずる惧れがな
い。
【0088】〔第5の実施形態〕図9は、本発明の請求
項6の発明に対応する第5の実施形態を適用した分散型
プラント監視制御システムにおける各計算機相互の要部
構成を示すブロック図である。
【0089】本第5の実施形態は、統括計算機101で
のプラントデータファイル801を備えた外部通信手段
121と、制御計算機100のテンポラリファイル80
0を備えた外部通信手段120との間で1つのデータを
分割して送受信する機能を与えることにより、ファイル
の転送機能を可能にしたものである。
【0090】ここで、統括計算機101のプラントデー
タ収集プロセス131から制御計算機100のCRT制
御プロセス130に対してファイルデータを送信する際
の動作例について述べる。
【0091】まず、送信側での統括計算機101のプラ
ントデータ収集プロセス131からは、外部通信手段1
21に対して、収集しているプラントデータファイル8
01のファイル名と、データ送信番号とが通知される。
【0092】そして、該外部通信手段121では、送信
情報パラメータファイル701の内容を読み込むこと
で、データ送信番号の解析を行い、送信先が計算機10
0のCRT制御プロセス130であることを認識する。
その後、プラントデータファイル801をオープンする
と共に、該プラントデータファイル801から送信該当
のファイルデータを1度の送信処理で送信可能な長さ相
当分だけ読み込んで送信する。これらの各動作は、該フ
ァイルデータが全て送信されるまで繰り返えされる。
【0093】次に、受信側の制御計算機100における
CRT制御プロセス130の外部通信手段120では、
テンポラリファイル800を作成し、受信データを順次
に書き込んでゆき、最後のデータを受信した後にテンポ
ラリファイル800をクローズし、CRT制御プロセス
130にテンポラリファイル800のファイル名を返す
のである。
【0094】以上のように、本第5の実施形態によれ
ば、通常でのデータ送信以外に大容量のデータ送信もま
た可能になる。
【0095】〔第6の実施形態〕図10(a),(b) は、本
発明の請求項7の発明に対応する第6の実施形態を適用
した分散型プラント監視制御システムにおける制御計算
機、および従来例による同種の該当する制御計算機の各
要部構成を対比して示すそれぞれの各ブロック図であ
る。
【0096】この図10(a) に示す本第6の実施形態の
場合、制御計算機1000のCRT制御プロセス130
0は、CRTの表示制御を行うと共に、該自制御計算機
1000内部の他の各プロセス、ここでは、プロセスA
1700との間で通信を行う内部通信手段1600を配
したCRT制御部1100と、他の各計算機の各プロセ
スとの間で伝送入出力装置1500を介して通信を行う
ための外部通信手段1200とを備えている。プロセス
A1700は、CRT制御プロセス1300との間、こ
こでは、CRT制御部1100の内部通信手段1600
との間で通信を行うための第2の内部通信手段1800
を備えて構成される。
【0097】また、図10(b) に従来例として挙げた制
御計算機1001のCRT制御プロセス1301は、同
様に、CRTの表示制御を行い、かつ該自制御計算機1
001内部の他の各プロセスであるプロセスA1701
との間で通信を行う内部通信手段1601、および他の
各計算機の各プロセスとの間で伝送入出力装置1501
を介して通信を行うための外部通信手段1201を配し
たCRT制御部1101を備えている。また、プロセス
A1701は、CRT制御部1101の内部通信手段1
601との間で通信を行うための第2の内部通信手段1
801を備えて構成される。
【0098】すなわち、従来の制御計算機1001で
は、CRT制御プロセス1301内に内部通信手段16
01、および外部通信手段1201を共に配したCRT
制御部1101を設けているのに対し、本第6の実施形
態の制御計算機1000には、CRT制御プロセス13
00内にあって、内部通信手段1600を配したCRT
制御部1100と、外部通信手段1200とが個別に設
けられている。
【0099】次に、これらの第6の実施形態と従来例に
よる各システム構成において、CRT制御プロセス13
00と1301とがそれぞれにデータを受信する際の動
作例について述べる。
【0100】まず、図10(a) に示す第6の実施形態に
おいて、制御計算機1000のCRT制御部1100
が、自制御計算機1000内の他の各プロセス、ここで
は、プロセスA1700からのデータを受信する場合に
は、該プロセスA1700が、第2の内部通信手段18
00を介してCRT制御プロセス1300の内部通信手
段1600にデータを送信する。この送信データは、内
部通信手段1600を介してCRT制御部1100に受
信される。
【0101】一方、制御計算機1000のCRT制御部
1100が、他の計算機からのデータを受信する場合
は、該他の計算機から送信されるデータをCRT制御プ
ロセス1300の外部通信手段1200が伝送入出力装
置1500を介して受信する。さらに、該受信データを
CRT制御部1100に対して内部通信手段1600を
介して送信し、かつこの送信データが、CRT制御部1
100に受信される。
【0102】そして、以上のような第6の実施形態によ
る制御計算機1000のCRT制御部1100に対し
て、図10(b) に示す従来の制御計算機1001では、
CRT制御プロセス1301のCRT制御部1101が
同一計算機内のプロセスA1701からデータを受信す
る場合、第6の実施形態と同様であるが、他の計算機か
らデータを受信する場合には、外部通信手段1201に
よってデータが受信されることにより、敢て、内部通信
手段1601を介さずに、そのままでCRT制御部11
01による受信が完了する。
【0103】つまり、これを要約すると、従来のCRT
制御部1101では、外部通信手段1201と内部通信
手段1601とからの送信元の違いによってデータの受
信方法がそれぞれに異なっているのに対し、第6の実施
形態のCRT制御1100においては、送信元が他の計
算機のプロセスであろうと、あるいは同一計算機内のプ
ロセスであろうとも、内部通信手段1600からのみの
データ受信を行うようにしている。
【0104】従って、本第6の実施形態の場合は、アプ
リケーションプロセスを形成する際に、システム全体を
通して通信時のインターフェースを統一することができ
る。また一方では、システム構成の変更に伴い、アプリ
ケーションプロセスでのプロセス間通信の構成が、同一
計算機内から計算機相互間に変更されたとしても、該ア
プリケーションプロセスに対するプログラム変更を発生
する惧れがない。
【0105】〔第7の実施形態〕図11は、本発明の請
求項8の発明に対応する第7の実施形態を適用した分散
型プラント監視制御システムにおける制御計算機の要部
構成を示すブロック図である。
【0106】この図11に示す本第7の実施形態の場
合、制御計算機2000のプロセスB2700は、他の
各計算機の各プロセスとの間で伝送入出力装置2500
を介して通信を行うための外部通信手段2200と、該
外部通信手段2200と同一計算機内のプロセスとから
データを受信し、この受信データを種別毎に分割された
各対応するメッセージキュー10,11,12へ分割に
渡すための内部通信手段2600と、それに、メッセー
ジキュー10からシステムイベントデータを受信し、か
つ処理するシステムイベント受信スレッド2110と、
メッセージキュー11からイベントデータを受信し、か
つ処理するイベントデータ受信スレッド2111と、メ
ッセージキュー12から対話データを受信し、かつ処理
する対話応答スレッド2112とを備えて構成される。
【0107】続いて、受信動作例について述べる。
【0108】例えば、あるイベントデータが内部通信手
段2600で受信された場合、該イベントデータは、こ
の内部通信手段2600から、そのデータ種別に一致す
る対応のメッセージキュー11に渡される、その後、該
メッセージキュー11のイベントデータ受信スレッド2
111においては、このイベントデータを受信して所要
の処理を開始する。そして、このイベントデータ受信ス
レッド2111の処理中に内部通信手段2600によっ
て対話要求が受信されたときには、ここでも、この対話
要求が、内部通信手段2600から、そのデータ種別に
一致する対応のメッセージキュー12に渡され、かつ同
様にして、該メッセージキュー12の対話応答スレッド
2112が対話応答に入ることになる。
【0109】従って、本第7の実施形態の場合には、こ
のように、受信されるデータの種別毎にメッセージキュ
ーを分割し、データ受信単位での処理スレッドをそれぞ
れに割り当てることによって、受信データの処理待ちと
なる割合いを大巾に軽減できるのである。
【0110】〔第8の実施形態〕図12は、本発明の請
求項9の発明に対応する第8の実施形態を適用した分散
型プラント監視制御システムにおける制御計算機の要部
構成を示すブロック図である。
【0111】本第8の実施形態は、上記第1の実施形態
において、制御計算機100と統括計算機101とが伝
送路600aと600bとで二重に接続され、該伝送路
を多重化した構成になっている。
【0112】図13は、制御計算機100の外部通信手
段120と統括計算機101の外部通信手段121との
それぞれがデータの送受信時に使用するデータフォーマ
ットを示している。また、図14は、本第8の実施形態
でのデータ受信時における各外部通信手段120,12
1のフローチャートを示している。
【0113】データフォーマットには、図13に示すよ
うに、送信先計算機、送信先プロセスの各識別子、およ
び送信元計算機、送信元プロセスの各識別子の送信情報
と、それに、送信先、送信元の各外部通信手段が補助情
報として使用するそれぞれのデータカウンタとがある。
さらに、実際に送信する実データ、およびそのデータサ
イズがある。
【0114】続いて、統括計算機101のプラントデー
タ収集プロセス131から制御計算機100のCRT制
御プロセス130に対するデータ送信の動作例について
述べる。
【0115】まず、送信側の統括計算機101のプラン
トデータ収集プロセス131は、制御計算機100のC
RT制御プロセス130に所要のデータを送信するため
に、外部通信手段121にプラントデータ収集部111
に収集されている該当の送信データを通知する。
【0116】外部通信手段121では、渡された送信デ
ータに関して、図13に示すようなデータフォーマット
を構築した上で、該データフォーマット中のデータカウ
ンタ値を“1”にセットし、ついで、該データカウンタ
値が“1”にセットされた送信データを伝送路600a
と600bとの2つの伝送路経由によって順次送信す
る。
【0117】受信側の選択計算機100の外部通信手段
120においては、最初に、伝送路600aを経た1回
目の送信データを受信し、かつ該受信したデータのデー
タカウンタ値“1”を記憶しておき、該受信データ自体
についてはCRT制御プロセス130に通知する。
【0118】その後、外部通信手段120では、引き続
いて伝送路600bからも2回目の送信データを受信す
るが、先に伝送路600aからの1回目のデータ受信時
に記憶していたデータカウンタ値と、この伝送路600
bからの2回目の受信データのデータカウンタ値とを比
較する。この場合には、1回目と2回目との各カウンタ
値が同一、ひいては両受信データが同一であるので、2
回目に受信したデータはについては、CRT制御プロセ
ス130に通知することなしに破棄する。
【0119】次に、送信側の統括計算機101から次の
データを送信する場合、外部通信手段121は、その送
信データフォーマット上のデータカウンタ値を“2”に
カウントアップして送信する。受信側の選択計算機10
0の外部通信手段120は、前回受信時のデータカウン
タ値“1”と今回受信時のデータカウンタ値“2”とを
比較する。今回の受信データのカウント値がカウントア
ップされているので、該データカウンタ値“2”を記憶
した上で、CRT制御プロセス130に通知する。
【0120】すなわち、本第8の実施形態によれば、多
重化された伝送路を有するシステム構成においても、上
記の各実施形態の場合と同様な各アプリケーションを使
用でき、かつこれに合わせて受信データの信頼性を効果
的に保持できるのである。
【0121】
【発明の効果】以上のように、本発明の分散型プラント
監視制御システムによれば、監視対象プラントの規模に
応じて必要とされる各計算機、該計算機に包括される各
アプリケーションプロセスの増減などを容易に行い得る
と共に、そのアプリケーションプログラムの作成に際し
ても、必ずしもシステム構成を意識しなくて済む。さら
には、各計算機の相互間、ひいては各アプリケーション
プロセス間でのファイル転送機能や、伝送路の多重化な
どを盛り込むことによって、データ通信時における通信
データの信頼性を一層的確に確保し得るなどの優れた特
長がある。
【0122】すなわち、請求項1に記載の分散型プラン
ト監視制御システムによれば、各計算機の対応する外部
通信手段に対して内部プロセスによるデータ処理以外に
データ通信機能を与えているので、従来の場合、それぞ
れ区分分割されていた各計算機間でデータ通信を行う外
部通信手段と該各計算機の内部プロセス間でデータ送受
信を行う内部通信手段とを1つのプロセスによって構成
できると共に、同様な作用が得られる。このため、デー
タ通信時に1つのプロセスに負荷が集中するとか、ある
いは通信自体の渋滞を効果的に回避できるほか、たとえ
データ通信時に障害が発生したとしても、該障害を発生
した該当プロセスのみが通信できなくなるのみで、従来
のようにシステム全体のデータ通信が不能になるような
ことがない。
【0123】請求項2に記載の分散型プラント監視制御
システム、および請求項3に記載の分散型プラント監視
制御システムのプログラムを記憶した記憶媒体によれ
ば、上記請求項1の分散型プラント監視制御システムに
おいて、各計算機の外部通信手段により、送信データに
含まれる各送信情報パラメータを解析した上で、所要の
データ送受信を行うようにしたので、たとえ、システム
構成が変更されたとしても、動作プログラムに何ら特定
をする必要がない。
【0124】請求項4に記載の分散型プラント監視制御
システムによれば、請求項2の分散型プラント監視制御
システムにおいて、送信情報パラメータに複数の各計算
機に対して同一データを同時に配信する指定機能を与え
ているので、該各計算機への同一データの同時配信が可
能になり、アプリケーションプロセスの構造、ひいては
動作プログラム構造を単純化できる。
【0125】請求項5に記載の分散型プラント監視制御
システムによれば、請求項2の分散型プラント監視制御
システムにおいて、送信情報パラメータに特定してグル
ープ化された複数の複数の各計算機に対して同一データ
を同時に配信する指定機能を与えているので、該特定し
てグループ化された複数の各計算機への同一データの同
時配信が可能になり、ここでも、アプリケーションプロ
セスの構造自体、ひいては動作プログラム構造を単純化
できる。
【0126】請求項6に記載の分散型プラント監視制御
システムによれば、請求項1または2の分散型プラント
監視制御システムにおいて、外部通信手段に送信データ
を分割して同時に送信する機能を与えているので、メッ
セージデータ以外にもファイル転送を行うことができ
る。
【0127】請求項7に記載の分散型プラント監視制御
システムによれば、各計算機での1つの内部プロセスの
外部通信手段に対し、内部通信手段を介して自計算機内
の他の内部プロセスに受信データを転送する機能を与
え、該他の内部プロセスによって転送された受信データ
を処理するようにしたので、データ通信時のインターフ
ェースを統一できる。また、この場合、システム構成の
変更に伴い、アプリケーションプロセスでのプロセス間
通信の構成が、同一計算機内から計算機相互間に変更さ
れたとしても、該アプリケーションプロセスに対するプ
ログラム変更を行う必要がない。
【0128】請求項8に記載の分散型プラント監視制御
システムによれば、請求項1または2の分散型プラント
監視制御システムにおいて、内部通信手段に受信データ
を種別毎に分割する機能を与え、かつ分割後の個々の受
信データを処理するようにしているので、複数の受信デ
ータが集中した場合に各受信データを種別毎に迅速に処
理することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を適用した基本的な分
散型プラント監視制御システムの概要構成を示すブロッ
ク図である。
【図2】本発明の第2の実施形態を適用した分散型プラ
ント監視制御システムにおける各計算機相互の要部構成
を示すブロック図である。
【図3】同上第2の実施形態での各計算機における送信
パラメータファイルの記述例を示す説明図である。
【図4】本発明の第3の実施形態を適用した分散型プラ
ント監視制御システムにおける各計算機相互の要部構成
を示すブロック図である。
【図5】同上第3の実施形態での各計算機における送信
パラメータファイルの記述例を示す説明図である。
【図6】同上第3の実施形態におけるアプリケーション
のフローチャート(図6(a))と従来のアプリケーション
のフローチャート(図6(b))とを対比して示す説明図で
ある。
【図7】本発明の第4の実施形態を適用した分散型プラ
ント監視制御システムにおける各計算機相互の要部構成
を示すブロック図である。
【図8】同上第4の実施形態での各計算機における送信
パラメータファイルの記述例を示す説明図である。
【図9】本発明の第5の実施形態を適用した分散型プラ
ント監視制御システムにおける各計算機相互の要部構成
を示すブロック図である。
【図10】本発明の第6の実施形態を適用した分散型プ
ラント監視制御システムにおける計算機と従来例での該
当する計算機との各要部構成を対比して示すブロック図
である。
【図11】本発明の第7の実施形態を適用した分散型プ
ラント監視制御システムにおける計算機の要部構成を示
すブロック図である。
【図12】本発明の第8の実施形態を適用した分散型プ
ラント監視制御システムにおける各計算機相互の要部構
成を示すブロック図である。
【図13】同上第8の実施形態における送信データフォ
ーマットを示す説明図である。
【図14】同上第8の実施形態におけるデータ受信時の
フローチャートを示す説明図である。
【図15】従来例による分散型プラント監視制御システ
ムの概要構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
100,1000,2000…制御計算機 100a…制御計算機100の記録媒体 101…統括計算機 101a…統括計算機101の記録媒体 102…第2の制御計算機 105…制御装置 110…CRT制御部 111…プラントデータ収集部 120,121…ダイナミックリンクライブラリの外部
通信手段 1200,2200…外部通信手段 125…制御装置の通信手段 130,1300…CRT制御プロセス 131…プラントデータ収集プロセス 150,151,152,1500,2500…伝送入
出力装置 1600,1800,2600…内部通信手段 1700…プロセスA、2700…プロセスB 200…CRT 300…入力装置 400…プロセス入出力装置 500…プラント 600,600a,600b…伝送路(ネットワーク) 700,701,702…送信情報パラメータファイル 800…テンポラリファイル、801…プラントデータ
ファイル 2110…システムイベント受信スレッド(10…メッ
セージキュー) 2111…イベントデータ受信スレッド(11…メッセ
ージキュー) 2112…対話応答スレッド(12…メッセージキュ
ー)

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プラントの監視制御のための該当データ
    処理を行う内部プロセスを有する複数の各計算機を設
    け、かつ各計算機の伝送入出力装置間を伝送路で相互に
    接続してデータ通信を可能にした分散型プラント監視制
    御システムにおいて、 前記各計算機には、前記伝送入出力装置にデータの送受
    信を指示する外部通信手段を設け、かつ該外部通信手段
    に対して前記内部プロセスによるデータ処理のための内
    部通信機能を与えて構成したことを特徴とする分散型プ
    ラント監視制御システム。
  2. 【請求項2】 プラントの監視制御のための該当データ
    処理を行う内部プロセスを有する複数の各計算機を設
    け、かつ各計算機の伝送入出力装置間を伝送路で相互に
    接続してデータ通信を可能にした分散型プラント監視制
    御システムにおいて、 前記各計算機には、前記伝送入出力装置にデータの送受
    信を指示する外部通信手段をそれぞれに設けると共に、
    該外部通信手段に対して前記内部プロセスによるデータ
    処理のための内部通信機能を与えて構成し、前記伝送入
    出力装置から送信される制御データが、少なくとも送信
    先の計算機と送信先のプロセスとの各識別子、およびデ
    ータ種別の各送信情報パラメータを有し、前記外部通信
    手段によって該各送信情報パラメータを解析できるよう
    にしたことを特徴とする分散型プラント監視制御システ
    ム。
  3. 【請求項3】 前記請求項2に記載の分散型プラント監
    視制御システムにおいて、前記外部通信手段によって送
    信データに含まれる各送信情報パラメータを解析し、か
    つデータ種別に対応したデータ送信を行うための、計算
    機によって読み取り可能な動作プログラムを記憶した記
    憶媒体。
  4. 【請求項4】 前記請求項2に記載の分散型プラント監
    視制御システムにおいて、 前記送信情報パラメータが、前記複数の各計算機に同一
    データを同時に配信する指定機能を有することを特徴と
    する分散型プラント監視制御システム。
  5. 【請求項5】 前記請求項2に記載の分散型プラント監
    視制御システムにおいて、 前記送信情報パラメータが、前記複数の各計算機を特定
    してグループ化し、かつ該グループ化された各計算機に
    同一データを同時に送信する指定機能を有することを特
    徴とする分散型プラント監視制御システム。
  6. 【請求項6】 前記請求項1または2に記載の分散型プ
    ラント監視制御システムにおいて、 前記外部通信手段に対し、送信データを分割して同時に
    送信する機能を与え、メッセージデータ以外にファイル
    転送を行い得るようにしたことを特徴とする分散型プラ
    ント監視制御システム。
  7. 【請求項7】 プラントの監視制御のための該当データ
    処理を行う内部プロセスを有する複数の各計算機を設
    け、かつ各計算機の伝送入出力装置間を伝送路で相互に
    接続してデータ通信を可能にした分散型プラント監視制
    御システムにおいて、 前記複数の各計算機での1つの内部プロセスには、前記
    伝送入出力装置にデータの送受信を指示する外部通信手
    段を設け、かつ該外部通信手段に対し、他の計算機から
    の受信データを内部通信手段で自計算機内の他の内部プ
    ロセスに転送する機能を与え、該転送される受信データ
    を他の内部プロセス側でデータ処理するように構成した
    ことを特徴とする分散型プラント監視制御システム。
  8. 【請求項8】 前記請求項1または2に記載の分散型プ
    ラント監視制御システムにおいて、 前記内部通信手段に対して、受信データを種別毎に分割
    する機能を与えると共に、該分割された受信データを個
    々に処理するようにしたことを特徴とする分散型プラン
    ト監視制御システム。
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