JP2001083325A - 光学素子、光学ユニット及び表示装置 - Google Patents

光学素子、光学ユニット及び表示装置

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JP2001083325A
JP2001083325A JP26155599A JP26155599A JP2001083325A JP 2001083325 A JP2001083325 A JP 2001083325A JP 26155599 A JP26155599 A JP 26155599A JP 26155599 A JP26155599 A JP 26155599A JP 2001083325 A JP2001083325 A JP 2001083325A
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optical member
light
dielectric multilayer
film
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JP26155599A
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English (en)
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Satoshi Ouchi
敏 大内
Fukuoku Abe
福億 阿部
Taro Imahase
太郎 今長谷
Tomohiro Miyoshi
智浩 三好
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】コントラスト比向上、明るさ向上、及び高画質
化を達成可能な表示技術の提供。 【解決手段】光学素子を、誘電体多層膜と、硝材、光学
プラスチックあるいは透過液体で構成される第1の光学
部材と、第2の光学部材と、第3の光学部材と、該光学
部材どうしを保持する保持手段とを備えて構成され、前
記誘電体多層膜を、該第1の光学部材、該第2の光学部
材、該第3の光学部材の少なくともいづれかに設け、該
誘電体多層膜を、該第1の光学部材と該第2の光学部材
の間と、第2の光学部材と第3の光学部材の間のいずれ
か一方または両方に介在させ、少なくとも1つ以上の第
2の光学部材は第1の光学部材と第3の光学部材との間
に介在させた構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液晶パネルあるい
は反射式映像表示素子などのライトバルブ素子を使用し
て、スクリーン上に映像を投影する投射装置、例えば、
液晶プロジェクタ装置や、反射式映像表示プロジェクタ
装置、液晶テレビジョン、投写型ディスプレイ装置等の
表示技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】液晶パネル等のライトバルブ素子に、電
球などの光源からの光を当てて、液晶パネル上の画像を
拡大投射する液晶プロジェクタ等の投写型映像表示装置
が知られている。
【0003】この種の映像表示装置は、光源からの光を
ライトバルブ素子で画素毎の濃淡に変えて調節し、スク
リーンなどに投射するものである。例えば、液晶表示素
子の代表例であるツイステッド・ネマティック(TN)型液
晶表示素子は、透明な電極被膜をもつ一対の透明基板間
に液晶を注入して成る液晶セルの前後に、各々の偏光方
向が互いに90°異なるように2枚の偏光板を配置したも
のであり、液晶の電気光学効果により偏光面を回転させ
る作用と、偏光板の偏光成分の選択作用とを組み合わせ
ることにより、入射光の透過光量を制御して画像情報を
表示するようになっている。近年、こうした透過型ある
いは反射型の映像表示素子では、素子自体の小型化が進
むとともに、解像度等の性能も急速に向上している。
【0004】このため、該映像表示素子を用いた表示装
置の小型高性能化も進み、単に従来のようにビデオ信号
等による映像表示を行うだけでなく、パーソナルコンピ
ュータの画像出力装置としての投射型映像表示装置も新
たに提案されている。この種の投射型映像表示装置に
は、特に、小型であることと、画面の隅々まで明るい画
像が得られることが要求される。しかし、従来の投射型
映像表示装置は、大型であったり、また最終的に得られ
た画像の明るさ、画質等の性能が不十分であるといった
問題があった。
【0005】例えば、液晶表示装置全体の小型化には、
ライトバルブすなわち液晶表示素子自体の小型化が有効
であるが、液晶表示素子を小型化すると液晶手段による
被照射面積が小さくなるため光源が放射する全ての光束
量に対する液晶表示素子を小型化すると照明手段による
被照射面積が小さくなるため光源が放射する全ての光束
量に対する液晶表示素子上の光束量の比率(以下、これ
を光利用効率という)が低くなり、また、画面周辺部が
暗い等の問題が生じる。さらに、液晶表示素子は一方向
の偏光光しか利用できないため、ランダムな偏光光を発
する光源からの光の約半分は利用されない。
【0006】光源からのランダムな偏光光を一方向の偏
光方向に揃えて液晶表示素子に照射する光学系として
は、特開平4−63318号公報に開示されているよう
な偏光ビームスプリッター(以下、これをPBSと呼称
する)などの偏光変換素子を利用して、光源から出射す
るランダムな偏光光をP偏光光とS偏光光に分離してプ
リズムを用いて合成するものがある。
【0007】また、これを用いて、従来の光学系におい
ては、特に反射型液晶表示装置を用いた照明光学系で
は、上記PBSと反射型液晶表示装置を組合せて、映像
のON及びOFF及び階調表現に応じて偏光方向を変換する
ことで検光し、その後投射レンズにより映像をスクリー
ン上に投射する構成となっている。この場合、PBSに
起因する、色ムラやコントラストの低下が問題視されて
いる。
【0008】すなわち、光の入射角度に対するP偏光光
の透過率およびS偏光光の反射率の特性が変化するた
め、照明系の所定角度の光に対してPBSの透過率およ
び反射率ムラが生じる。これにより、スクリーンに投影
される画質の劣化が発生する。
【0009】特開平09−054213号公報に開示さ
れているようなPB膜を挟み込む透過性材料を光弾性係
数の絶対値を1.5×10-8cm2/N以下である硝材で構
成をしたPBSを利用して、PBS硝材内での複屈折を
低下し、スクリーン上のコントラストを向上するものが
ある。
【0010】しかし、この発明では、接着場所での接着
時の歪みおよび、温度変化による接着場所での歪みに対
して考慮されておらず、この歪みによる複屈折現象は考
慮されていない。
【0011】さらに、上述のPB膜自体の入射光線角度
による特性変化による光利用効率劣化および色ムラ現象
に対しては対策がされていない。
【0012】したがって、プリズム硝材自体のみの複屈
折現象は低減はされてはいるが、PBSやダイクロプリ
ズム全体の複屈折現象の低減効果は不十分である。さら
に、角度特性による光利用効率低下、消光比低下の対策
がされていないので、明るさ、色ムラ及びコントラスト
とも不十分な傾向にある。
【0013】さらにPB膜を設ける境界面が限定されて
おり、2種類以上の誘電体多層膜、例えばPB膜と調整
AR膜など、を一対として複数層対を施した特性を持つ
PBSやダイクロイックプリズムの構成が不可能となっ
ている。したがって、PB膜と調整AR膜を一対として
複数層重ねて、偏光純度を高め、画質性能の精度向上を
図ることが不可能になっている。
【0014】以上より、映像表示装置の明るさおよび画
質の向上という2つの観点からの対応が必要となってい
る。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】以上の従来技術での課
題事項をまとめると、映像表示装置の明るさおよび画質
上の性能確保を両立する方法が課題であり、明るさおよ
び画質向上に関する事項の対応技術が、それぞれ課題と
なっている。すなわち、明るさ確保とコントラスト向上
および色ムラ低減のために、PBSの光効率向上およ
び、さらなる複屈折低減等が課題となっている。
【0016】本発明では、上記した従来技術での課題事
項に関して、明るさおよび画質確保とともに高精度小型
化できる表示技術の提供が目的である。
【0017】
【課題を解決するための手段】光学素子を、誘電体多層
膜と、硝材、光学プラスチックあるいは透過液体で構成
される第1の光学部材と、第2の光学部材と、第3の光
学部材と、該光学部材どうしを保持する保持手段とを備
えて構成され、前記誘電体多層膜を、該第1の光学部
材、該第2の光学部材、該第3の光学部材の少なくとも
いづれかに設け、該誘電体多層膜を、該第1の光学部材
と該第2の光学部材の間と、第2の光学部材と第3の光
学部材の間のいずれか一方または両方に介在させ、少な
くとも1つ以上の第2の光学部材は第1の光学部材と第
3の光学部材との間に介在させた構成とする。かかる構
成により第2の光学部材の介在によりPBSや色分離プ
リズムの硝材の歪みを低減でき、また温度変化に伴う画
質上の色ムラやコントラスト特性の変化を低減できる。
【0018】また、前記第1の光学部材と第3の光学部
材を、入出射される特定波長の光に対し、その光弾性定
数の絶対値が1.5×10-8cm2/N以下の部材から構成
する。
【0019】また、前記第2の光学部材を、入出射され
る特定波長の光に対し、その光弾性定数の絶対値が1.5
×10-8cm2/Nより大きな部材から構成する。
【0020】また、前記第2の光学部材を、エチレング
リコール、グリセリンあるいはその混合物などの液体、
ゲル状液体もしくは軟性体の透過光学部材から構成す
る。
【0021】また、前記第2の光学部材を、入出射され
る特定波長の光に対し、その屈折率の絶対値が1.3よ
り大きな、ゲル状液体もしくは軟性体の透過光学部材か
ら構成する。
【0022】さらに、前記誘電体多層膜を、入射される
特定波長帯域の光に対し、そのP偏光光の透過効率ある
いは反射効率およびS偏光光の透過効率あるいは反射効
率、あるいは円偏光光に対する透過効率あるいは反射効
率が、ピーク値をとるように、限定波長域専用の誘電体
多層膜付けを施した構成とする。
【0023】これにより、PBSプリズム自体の硝材に
よる消光比が良くなり、かつ第2の光学部材を応力低減
する方向に挟み込むことで、接着面やPB膜面、調整A
R膜面に発生する応力歪みを低減可能とする効果があ
る。例えば、誘電体多層膜を数個の界面にまたがって設
け、それぞれの膜層数、膜厚を低減し、応力を抑える効
果がある。さらに、誘電体多層膜を少なくとも2面以上
設けることが可能で、偏光分離による検光効率や色分離
効率を向上できる。
【0024】さらには、第2の光学部材は、入出射され
る特定波長の光に対し、その光弾性定数の絶対値が1.5
×10-8cm2/Nより大きな光学部材であっても、薄い
光学部材であれば、温度上昇による内部応力歪みの発生
を低減することが可能であり、重量が重く、コスト高な
光弾性定数の小さな硝材等をわざわざ光学部材2に設け
なくても所定の性能を確保し、複屈折現象を低減でき
る。この構成により、光学部材2のコストと重量および
加工時の歩止りおよび精度向上の効果がある。
【0025】また、第2の光学部材は、例えばエチレン
グリコールあるいはグリセリンあるいはその混合など
の、液体もしくはゲル状液体もしくは軟性体である透過
光学部材とすることにより、第2の光学部材を応力低減
する方向に挟み込むことで、接着面やPB膜面、調整A
R膜面に発生する応力歪みを低減可能となる効果があ
る。
【0026】さらには、第2の光学部材を、入出射され
る特定波長の光に対し、その屈折率の絶対値が1.3より
大きな、液体もしくはゲル状液体もしくは軟性体である
透過光学部材からなる構成とすることにより、光学部材
2自体の光学性能が硝材と近い特性となるので、PB膜
や色分離膜の高効率な光学性能を維持し、なおかつ、接
着面やPB膜面、調整AR膜面に発生する応力歪みを低
減可能となる効果がある。
【0027】さらに、光源ユニットに本発明の光学素子
を搭載することで、従来不十分であった角度特性による
光利用効率、消光比、明るさ、色ムラ及びコントラスト
を向上できる。例えば、2種類以上の誘電体多層膜、P
B膜と調整AR膜など、を一対として複数層対を施した
特性を持つPBSやダイクロイックプリズムの構成が可
能となり、PB膜と調整AR膜を一対として複数層重ね
て、偏光純度を高め、画質性能の精度向上が可能にな
る。
【0028】また、上記光源ユニットを表示装置に搭載
することで、従来実現できなかった、明るさとコントラ
スト性能の両立化を達成できる。
【0029】さらには、誘電体多層膜を、上記構成とす
ることにより、高精度な光学性能を維持可能で、角度特
性あるいは、光利用効率あるいは検光効率、複屈折低減
を用意に達成することが可能となる。
【0030】さらには、膜単体の精度を向上させ、一面
あたりの膜層数を低減もしくは、高精度に膜付け可能と
なり、上記光学性能をさらに高精度化することができ
る。
【0031】一方、第2の光学部材の対角方向の寸法を
第1の光学部材あるいは第3の光学部材よりも大きくし
た構成とすることで、これらの光学素子を筐体に溝等を
設け、これに該第2の光学部材のはみだした部分を支持
させることで、これらの光学素子の保持を容易にするこ
とが可能となる。
【0032】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
【0033】図1は、本発明における投射型液晶表示装
置の一実施例の光学構成図である。図1の実施例は、液
晶ライトバルブとして反射型液晶表示素子2をいわゆる
色の3原色のR(赤色)、G(緑色)、B(青色)の3
色に対応して合計3枚用いた3板式投射型表示装置を示
している。
【0034】図1において、投射型液晶表示装置には、
光源1があり、光源1は、超高圧水銀ランプ、メタルハ
ライドランプ、キセノンランプ、水銀キセノンランプ、
ハロゲンランプ等の白色ランプである。光源1は、円形
ないし多角形の出射開口を持つ少なくとも1つの反射面
鏡5と、この光源1から出される光はライトバルブ素子
である液晶表示素子2を通過して投射レンズ3に向か
い、スクリーン4へ投影される。
【0035】光源1の電球から放射される光は楕円面ま
たは放物面または非球面のリフレクタ5にて集光され、
この反射面鏡リフレクタ5の出射開口と略同等サイズの
矩形枠に設けられた複数の集光レンズにより構成され、
ランプユニットから出射した光を集光して、複数の2次
光源像を形成するための第一のアレイレンズ6に入射
し、さらに複数の集光レンズにより構成され、前述の複
数の2次光源像が形成される近傍に配置され、かつ液晶
表示素子2に第一のアレイレンズ6の個々のレンズ像を
結像させる第二のアレイレンズ7を通過する。この出射
光は第二のアレイレンズ7の各々のレンズ光軸の横方向
のピッチに適合するように配置された各々のレンズ幅の
略1/2サイズの菱形プリズムの列へ入射する。このプ
リズム面には偏光ビームスプリッター8の膜付けが施さ
れており、入射光は、この偏光ビームスプリッター8に
てP偏光光とS偏光光に分離される。P偏光光は、その
まま偏光ビームスプリッタ−8内を直行し、このプリズ
ムの出射面に設けられたλ/2位相差板9により、偏光
方向が90°回転され、S偏光光に変換され出射され
る。一方、S偏光光は、偏光ビームスプリッター8によ
り反射され、隣接する菱形プリズム内で本来の光軸方向
にもう一度反射してからS偏光光として出射される。出
射光はコンデンサレンズ10に入射する。
【0036】従来の反射型液晶表示素子を用いた投射型
液晶表示装置では入射偏光板と反射液晶表示素子の組合
せにより、一方向の偏光光しか反射しないため反射光量
が約半分になっていた。しかし、偏光ビームスプリッタ
ー8を用いるため、光源1から出射するランダムな偏光
光の偏光方向を揃えて反射型液晶表示素子2に入射する
ため、理想的には従来の投射型液晶表示装置の2倍の明
るさが得られる。
【0037】また、アレイレンズ6、7は、各レンズセ
ルの個々の像が液晶表示素子2に重なり、均一な画質が
得られる作用を有する。
【0038】コンデンサレンズ10は、少なくとも1枚
以上の構成であり、正の屈折力を有し、このS偏光光を
さらに集光させる作用を持ち、このコンデンサレンズ1
0を通過した光は反射ミラ−11、12により光軸方向
を所定方向90°変換される。その後、光は各色RGB
3枚の反射型液晶表示素子2R,2G,2Bを照射する
ために、色分離ミラー13あるいは図示していないが、
色分離プリズムにより、G光とR、B光とに2分割さ
れ、それぞれの色専用の偏光変換素子であるPBS16
G,16RBに入射する。すなわち、G光は、本発明で
あるG専用PBS16Gに入射、その後S偏光光なので
G専用反射型液晶表示素子2G側へ反射され、このパネ
ルを照射する。また、B光とR光はB−R光専用偏光板
14を通過し、本発明であるR−B専用PBS16RB
に入射、その後特定波長域のみ偏光方向を変換する特定
波長選択波長板17を通過してB光あるいはR光のどち
らかの偏光をS偏光光からP偏光光に変換して、例え
ば、偏光を変換されたP偏光光であるB光は、R−B専
用PBS16RBを通過してB専用反射型液晶表示素子
2Bを照射する。一方、R光はS偏光光なのでR−B専
用PBS16RBにて反射された後、R専用反射型液晶
表示素子2Rを照射する。もちろん、上記例はひとつの
具体例であり、実施例はこれに限定するものではなく、
RがP偏光光に変換されてもよく、これとは別にもとも
との照明系の偏光光がP偏光であり、RGBの一つの色
がS偏光光に変換され、残りの二色がP偏光光となる場
合も構成としては成り立つ。また、各色専用の反射型液
晶表示素子2R、2G、2Bの入射側にはS偏光光を透
過するRB専用入射偏光板14およびG専用入射偏光板
15を配置し、各色の偏光度およびまたは色純度を高め
ることも可能である。その後、各色専用の反射型映像表
示素子2で偏光を変換され、光は再び各色専用PBS1
5、16に入射し,S偏光光は反射され、P偏光光は透
過する。
【0039】この反射型映像表示素子2は、表示する画
素に対応する(例えば横1024画素縦768画素各3
色など)数の液晶表示部が設けてある。そして、外部よ
り駆動される信号に従って、液晶表示素子2の各画素の
偏光角度が変わり、最終的に入射の偏光方向と直交方向
になった光が出射され、偏光方向の一致した光がPBS
2により検光される。この途中の角度の偏光を持った光
は、PBS2の偏光度との関係でPBSを通る光の量と
検光される量とが決まる。このようにして、外部より入
力する信号に従った画像を投影する。この時、本発明の
G専用PBS16GとR−B専用PBS16RBである
偏光変換素子は、反射型映像表示素子2R,2G、2B
が黒表示を行う場合に、偏光方向は入射光と同等であ
り、そのまま入射光路に沿って光源側に戻される。しか
しPBSの偏光度および消光比である検光効率が従来ど
うりであれば、わずかに漏れたあるいは乱れた偏光光が
PBSを通過して出射側の色合成ミラー19あるいは色
合成プリズムを通過して投射レンズ20側へ照射され、
黒表示時に僅かの明るさをスクリーン上にて検知する。
これによりコントラスト性能が低下し、従来問題となっ
ていた。従って、本発明により、光学部材22の介在に
よりPBSや色合成プリズムの硝材や貼り合せ部の歪み
および温度変化による歪みを吸収し、プリズム本体の歪
みを低減できる。これにより温度変化に伴う画質上の色
ムラやコントラスト特性の変化を低減できるという効果
がある。また、光学部材22を応力低減する方向に隣接
して設けることで、接着面やPB膜面、調整AR膜面に
発生する応力歪みを低減可能とする効果がある。例え
ば、誘電体多層膜を数個の界面にまたがって設け、それ
ぞれの膜層数、膜厚を低減し、応力を抑える効果があ
る。さらに、誘電体多層膜を少なくとも2面以上設ける
ことが可能で、偏光分離による検光効率や色分離効率を
向上できる。また、2種類以上の誘電体多層膜、PB膜
と調整AR膜など、を一対として複数層対を施した特性
を持つPBSやダイクロイックプリズムの構成が可能と
なり、PB膜と調整AR膜を一対として複数層重ねて、
偏光純度を高め、画質性能の精度向上が可能になった。
したがって、従来不十分であった角度特性による光利用
効率、消光比、明るさ、色ムラ及びコントラストが向上
できる。
【0040】当然ながら、偏光変換素子および色分離合
成プリズムを構成する誘電体多層膜は、これに入射され
る特定波長帯域の光に対し、そのP偏光光の透過効率あ
るいは反射効率およびS偏光光の透過効率あるいは反射
効率、あるいは円偏光光に対する透過効率あるいは反射
効率が、ピーク値をとるように、限定波長域専用の誘電
体多層膜付けを施した構成、たとえば500nm近傍か
ら600nm近傍迄の波長帯域のG光専用の誘電体多層
膜付けを施したG専用PBS16G、400nm近傍か
ら500nm近傍迄と、600nm近傍から700nm
近傍迄の2つ以上の波長帯域でのR光およびB光専用の
誘電体多層膜付けを施したR−B専用PBS 16RB
を用いることにより、誘電体多層膜の膜付けが容易とな
り、かつ透過効率および反射効率、さらには上記検光効
率も従来よりも向上する。このため、高精度な色再現性
と高輝度および高効率コントラストの両立化を実現した
反射型液晶表示装置を提供できる。
【0041】その後、映像であるRGB各色の光はダイ
クロイックミラー19あるいは図示していないがダイク
ロイックプリズムにより、再び色合成されて、光は、例
えばズームレンズであるような投射手段20を通過し、
スクリーンに到達する。前記投射手段20により、反射
型液晶表示素子2R、2G,2Bに形成された画像は、
スクリーン上に拡大投影され表示装置として機能するも
のである。この3枚の反射型液晶表示素子を用いた反射
型液晶表示装置は、電源21により、ランプおよびパネ
ル等の駆動を行っている。
【0042】従って、従来の反射型液晶表示装置では、
少なくとも3つ以上のPBSにてRGB各色光を検光
し、さらに色合成プリズムで3色を合成してから投射レ
ンズにてスクリーン上へ映像を投射していたので、装置
全体が大形化する傾向にあった。本発明によるG専用お
よびR−B専用PBSを2個用いる構成などは小型化を
達成できるとともに、コントラスト向上により明るさも
向上でき、さらには色ムラ等の性能向上を同時に実現す
ることができる。
【0043】図2は、本発明による第1番目のプリズム
単体の一実施形態を示す図である。
【0044】図(a)は、本発明の偏光変換素子あるい
は色分離素子あるいは色合成素子を示している。例え
ば、これをプリズム23とし、光学部材22をこのプリ
ズム23と隣接して配置した構成とする。当然、この光
学部材22とプリズム23を保持する接着剤等の部材
は、存在するが、この場合は論じない。この時、プリズ
ム23と光学部材22の間の接着等による乾燥時の応力
歪みを除去するため、歪みの発生しにくい光学部材や逆
に軟性体を介在することで、プリズム23本体と、光学
部材22とプリズム23の間に設けた誘電体多層膜に及
ぶ応力歪みの影響を軽減できる。もちろんプリズム23
は、これ自体の複屈折を低減する硝材であってもよい。
例えば光弾性定数の絶対値が1.5×10-8cm2/N以下
の光学部材であっても、所定の光学部材22を、すなわ
ちPB膜や調整AR膜あるいは色分離膜あるいは色合成
膜の光学性能が成立するように、また、応力歪みや温度
変化による歪みを低減する方向の光学部材22を選択す
れば本発明は成立することが可能である。もちろんプリ
ズム23および光学部材22は、これに変わる光学部材
であって、例えば光学プラスチックや天然石や液体ある
いはゼリー状あるいはゲル状あるいは軟性体であって
も、光学特性を損なわないものであれば、代替え可能で
ある。また、誘電体多層膜を数個の界面にまたがって設
け、本実施例では2個所の界面が存在するが、それぞれ
の膜層数、膜厚を低減し、応力を抑える効果がある。さ
らに、誘電体多層膜を少なくとも2面以上設けることが
可能で、偏光分離による検光効率や色分離効率を向上で
きる。また、2種類以上の誘電体多層膜、PB膜と調整
AR膜など、を一対として複数層対を施した特性を持つ
PBSやダイクロイックプリズムの構成が可能となり、
PB膜と調整AR膜を一対として複数層重ねて、偏光純
度を高め、画質性能の精度向上が可能になった。光学部
材22は、少なくとも1つ以上で構成されており、プリ
ズム23の間に光学部材22を数層組み合わせた構成も
可能である。
【0045】これにより、従来不十分であった角度特性
による光利用効率、また、応力に起因する消光比、明る
さ、色ムラ及びコントラストが向上できる。
【0046】一方、図(b)は、光学部材22の対角方
向の寸法をプリズム23よりも大きくした構成である偏
光変換素子または色分離合成素子の実施例である。
【0047】すなわち、光学部材22を光線の通過する
有効範囲外にも延長し、例えば、光学部材22が板物の
場合は、板長さを有効範囲よりも長くすし、この延長部
分にて光学素子を保持するようにする。
【0048】本発明の構成により、光学素子を筐体24
に溝等を設け、これに光学部材22のはみだした部分を
支持させることで、光学素子の保持および位置決めを容
易にし、量産時における組み付け時間を短縮、さらに投
射型映像表示装置全体のコスト低減も可能となる。
【0049】図3は、本発明による第2番目のプリズム
単体の一実施形態を示す図である。
【0050】図(a)はプリズム23に隣接して光学部
材22を設け、この光学部材22の反対側の面に隣接し
て、前記とは別のプリズム23を配置した構成である。
この時互いの隣接部は、UV効果接着剤や熱硬化接着剤
等の保持部材26を介在して、お互いに接合もしくは互
いの位置が動かないように保持している構成となってい
る。この時誘電体多層膜25は、片方のプリズム23と
光学部材22との間のみに介在させ、この誘電体多層膜
25は、例えばPBS用のPB膜を示すとすると、この
場合は、プリズム23に設けている実施例である。この
時調整ARは光学部材22側に設けることになる。本発
明により、接着剤の硬化によるプリズム23自体の応力
歪みや誘電体多層膜25自体の応力歪み、また温度変化
による歪みに対し、光学部材22と接着層との間にて歪
みを吸収することで、歪み量を低減する効果がある。こ
れにより、プリズム23や誘電体多層膜25のそれぞれ
の光学特性劣化を低減することが可能となる。
【0051】同図(b)は、プリズム23と光学部材2
2の間に誘電体多層膜25、27を設けた構成であり、
本実施例では、両側のプリズム23の界面に膜付けを行
っている構成である。かかる構成により、誘電体多層膜
を数個の界面にまたがって設け、本実施例では2個所の
界面が存在するが、それぞれの膜層数、膜厚を低減し、
応力を抑える効果がある。さらに、誘電体多層膜を少な
くとも2面以上設けることが可能で、偏光分離による検
光効率や色分離効率を向上できる。また、2種類以上の
誘電体多層膜、PB膜と調整AR膜など、を一対として
複数層対を施した特性を持つPBSやダイクロイックプ
リズムの構成が可能となり、PB膜と調整AR膜を一対
として複数層重ねて、偏光純度を高め、画質性能の精度
向上が可能になる。
【0052】同図(c)は、誘電体多層膜25を、片方
のプリズム23と光学部材22との間のみに介在させ、
この誘電体多層膜25は、例えばPBS用のPB膜を示
すとすると、この場合は、光学部材22に設けている実
施例である。この時調整ARはプリズム23側に設ける
ことになる。本発明により、接着剤の硬化によるプリズ
ム23自体の応力歪みや誘電体多層膜25自体の応力歪
み、また温度変化による歪み低減し、プリズム23や誘
電体多層膜25のそれぞれの光学特性劣化を低減するこ
とが可能となる。
【0053】同図(d)は、プリズム23と光学部材2
2の間に誘電体多層膜25、27を設けた構成であり、
本実施例では、光学部材22の両側の界面に膜付けを行
っている構成である。かかる構成により、誘電体多層膜
を数個の界面にまたがって設け、本実施例では2個所の
界面が存在するが、それぞれの膜層数、膜厚を低減し、
応力を抑える効果がある。さらに、誘電体多層膜を少な
くとも2面以上設けることが可能で、偏光分離による検
光効率や色分離効率を向上できる。また、2種類以上の
誘電体多層膜、PB膜と調整AR膜など、を一対として
複数層対を施した特性を持つPBSやダイクロイックプ
リズムの構成が可能となり、PB膜と調整AR膜を一対
として複数層重ねて、偏光純度を高め、画質性能の精度
向上が可能になる。
【0054】図4は、本発明による第3番目のプリズム
単体の一実施形態を示す図である。
【0055】同図(a)はプリズム23に隣接して光学
部材22を設け、この光学部材22の反対側の面に隣接
して、前記とは別のプリズム23を配置した構成であ
る。この時互いの隣接部は、UV効果接着剤や熱硬化接
着剤等の保持部材28を介在して、お互いに接合もしく
は互いの位置が動かないように保持している構成となっ
ている。この保持部材28は、例えばスペーサあるいは
膜付けあるいは接着層あるいはオイルシールあるいは吸
着剤等である場合もある。本実施例では、光学部材22
は、例えばエチレングリコールあるいはグリセリンある
いはその混合などの、液体もしくはゲル状液体もしくは
軟性体である透過光学部材とする。これにより、光学部
材2を応力低減する方向にプリズム23にて挟み込むこ
とで、接着面やPB膜面、調整AR膜面に発生する応力
歪みを低減可能となる効果がある。
【0056】さらには、光学部材22は、偏光変換素子
およびまたは色分離合成素子に入出射される特定波長の
光に対し、その屈折率の絶対値が1.3より大きな、液体
もしくはゲル状液体もしくは軟性体である透過光学部材
からなる構成とする。
【0057】これにより、光学部材22自体の光学性能
が硝材と近い特性となるので、PB膜や色分離膜の高効
率な光学性能を維持し、なおかつ、接着面やPB膜面、
調整AR膜面に発生する応力歪みを低減可能となる効果
がある。
【0058】また、本実施例では、この時誘電体多層膜
25は、片方のプリズム23と光学部材22との間のみ
に介在させ、この誘電体多層膜25は、例えばPBS用
のPB膜を示すとすると、この場合は、プリズム23に
設けている実施例である。本発明により、接着剤の硬化
によるプリズム23自体の応力歪みや誘電体多層膜25
自体の応力歪みは無く、また温度変化による歪みに対
し、光学部材22にて歪みを吸収することで、歪み量を
低減する効果がある。これにより、プリズム23や誘電
体多層膜25のそれぞれの光学特性劣化を低減すること
が可能となった。
【0059】同図(b)は、(a)に対してプリズム2
3と光学部材22の間に誘電体多層膜25、27を設け
た構成であり、本実施例では、両側のプリズム23の界
面に膜付けを行っている構成である。かかる構成によ
り、誘電体多層膜を数個の界面にまたがって設け、本実
施例では2個所の界面が存在するが、それぞれの膜層
数、膜厚を低減し、応力を抑える効果がある。さらに、
誘電体多層膜を少なくとも2面以上設けることが可能
で、偏光分離による検光効率や色分離効率を向上でき
る。また、2種類以上の誘電体多層膜、PB膜と調整A
R膜など、を一対として複数層対を施した特性を持つP
BSやダイクロイックプリズムの構成が可能となり、P
B膜と調整AR膜を一対として複数層重ねて、偏光純度
を高め、画質性能の精度向上が可能になる。
【0060】図5は、本発明による第4番目のプリズム
単体の一実施形態を示す図である。
【0061】本実施例は、色合成プリズム19すなわち
ダイクロイックプリズムに、本発明の構成を採用したも
のである。これにより、上述と同様の歪み量を低減と膜
付け精度向上による効果により、プリズム自体や誘電体
多層膜のそれぞれの光学特性劣化を低減できる。よっ
て、反射型液晶表示素子2R、2G、2Bを用いた投射
型プロジェクタにおいて2個のPBSと投射レンズ側の
ダイクロイックプリズムに本発明の構成を採用すること
で、従来不十分であった角度特性による光利用効率、ま
た、応力に起因する消光比、明るさ、色ムラ及びコント
ラストが向上できる。
【0062】
【発明の効果】本発明により、角度特性による光利用効
率、また、応力に起因する消光比、明るさ、色ムラ及び
コントラストが向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1番目の一実施形態を示す投射型液
晶表示装置の構成図である。
【図2】本発明の第1番目の一実施形態を示す図であ
る。
【図3】本発明の第2番目の一実施形態を示す図であ
る。
【図4】本発明の第3番目の一実施形態を示す図であ
る。
【図5】本発明の第4番目の一実施形態を示す図であ
る。
【符号の説明】
1…光源、 2G,2R,2B…反射型映像表示素子、 5…リフレクタ、 6…第一アレイレンズ、 7…第二アレイレンズ、 8…偏光ビームスプリッター、 10…コンデンサレンズ、 11…反射ミラー、 13…ダイクロイックミラー、 14…入射偏光板、 16…G専用PBS、R−B専用PBS、 17…特定波長選択偏光変換素子、 20…投射レンズ、 22…光学部材、 23…プリズム硝材、 25…誘電体多層膜。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 今長谷 太郎 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所デジタルメディア開発本 部内 (72)発明者 三好 智浩 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所デジタルメディア開発本 部内 Fターム(参考) 2H049 BA05 BA06 BA16 BA43 BB62 BC22

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】誘電体多層膜と、硝材、光学プラスチック
    あるいは透過液体で構成される第1の光学部材と、第2
    の光学部材と、第3の光学部材と、該光学部材どうしを
    保持する保持手段とを備えて構成され、前記誘電体多層
    膜を、該第1の光学部材、該第2の光学部材、該第3の
    光学部材の少なくともいづれかに設け、該誘電体多層膜
    を、該第1の光学部材と該第2の光学部材の間と、第2
    の光学部材と第3の光学部材の間のいずれか一方または
    両方に介在させ、少なくとも1つ以上の第2の光学部材
    は第1の光学部材と第3の光学部材との間に介在させた
    構成を特徴とする光学素子。
  2. 【請求項2】前記第1の光学部材と第3の光学部材は、
    入出射される特定波長の光に対し、その光弾性定数の絶
    対値が1.5×10-8cm2/N以下の部材から成る請求項
    1に記載の光学素子。
  3. 【請求項3】前記第2の光学部材は、入出射される特定
    波長の光に対し、その光弾性定数の絶対値が1.5×10-8
    cm2/Nより大きな部材から成る請求項1または請求
    項2に記載の光学素子。
  4. 【請求項4】前記第2の光学部材は、エチレングリコー
    ル、グリセリンあるいはその混合物などの液体、ゲル状
    液体もしくは軟性体の透過光学部材から成る請求項1ま
    たは請求項2に記載の光学素子。
  5. 【請求項5】前記第2の光学部材は、入出射される特定
    波長の光に対し、その屈折率の絶対値が1.3より大き
    な、ゲル状液体もしくは軟性体の透過光学部材から成る
    請求項1、2または4に記載の光学素子。
  6. 【請求項6】前記誘電体多層膜は、入射される特定波長
    帯域の光に対し、そのP偏光光の透過効率あるいは反射
    効率およびS偏光光の透過効率あるいは反射効率、ある
    いは円偏光光に対する透過効率あるいは反射効率が、ピ
    ーク値をとるように、限定波長域専用の誘電体多層膜付
    けを施した構成である請求項1に記載の光学素子。
  7. 【請求項7】前記誘電体多層膜は、500nm近傍から
    600nm近傍迄の波長帯域の光専用の誘電体多層膜、
    または、400nm近傍から500nm近傍迄と、60
    0nm近傍から700nm近傍迄の2つ以上の波長帯域
    の光専用の誘電体多層膜である請求項6に記載の光学素
    子。
  8. 【請求項8】請求項1、2、3、4、5、6または7に
    記載の光学素子を用い、光源ユニットの出射光から映像
    信号に応じた光学像を形成するライトバルブ手段の映像
    表示素子と、該映像表示素子の上に光を照射させる照明
    光学系と、該映像表示素子から出射した光を投射する投
    射手段と組み合わせて構成した光学ユニット。
  9. 【請求項9】請求項8に記載の光学ユニットを用いて構
    成した表示装置。
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