JP2001082769A - 支持ブロック及び支持ブロック用レール状型枠材 - Google Patents

支持ブロック及び支持ブロック用レール状型枠材

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JP2001082769A
JP2001082769A JP25706599A JP25706599A JP2001082769A JP 2001082769 A JP2001082769 A JP 2001082769A JP 25706599 A JP25706599 A JP 25706599A JP 25706599 A JP25706599 A JP 25706599A JP 2001082769 A JP2001082769 A JP 2001082769A
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JP
Japan
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support block
dovetail groove
rail
dovetail
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JP25706599A
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Inventor
Shoichi Iwasaki
昭一 岩崎
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SAIKON KOGYO KK
Original Assignee
SAIKON KOGYO KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 多用途に使用可能で、経済的な支持ブロック
及び該支持ブロックに使用するレ−ル状型枠材を提供す
る。 【解決手段】 上面端部から内部幅の異なる蟻溝(2,
3,12)が適数段に形成されてなる支持ブロック
(1,1a)及び内部幅の異なる蟻溝(2,3,12)
が適数段に形成されてなる支持ブロック用レ−ル状型枠
材(4,4a)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エアコン、クーラ
ー等の室外機、その他、空調配管、ケーブル等の支持及
び固定に使用される支持ブロック及び該支持ブロック用
レール状型枠材に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、エアコン、クーラー等の室外機を
支持するブロックとして、コンクリートブロックの上面
に、開口部より内部が広い溝(以下「蟻溝」と言う。)
を設け、該蟻溝内にボルトの頭部をスライド自在に適合
係止させ、該ボルトと別に準備したナットによってエア
コン、クーラー等を支持及び固定する支持ブロックが提
供されている。
【0003】前記支持ブロックは、前記ボルト、ナット
に代えて、前記蟻溝に対する適合係止部を有する取付金
具を使用して空調配管、ケーブル等の支持及び固定にも
使用されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の支持ブロッ
クは、それぞれの用途に合わせて多数準備され、したが
って、メーカーにおいては多種類の型枠準備、製造及び
在庫管理を強いられ、流通過程にあっても多種類の在庫
管理、配送等に手数を要するものであった。
【0005】本発明は、前記事情に鑑み、為されたもの
で、多用途に使用可能に構成することにより、結果とし
て経済的な支持ブロック及び支持ブロック用レール状型
枠材を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明の支持ブロックは、請求項1に示すように、
上面端部から内部幅の異なる蟻溝が適数段に形成されて
なるものである。
【0007】この請求項1によれば、予め、予測される
用途に合わせて数種の内部幅の蟻溝を設けることによ
り、例えば、一つの支持ブロックで、大型及び小型のエ
アコンの室外機を必要強度を保って支持及び固定するこ
とが可能であり、したがって、製造品種の削減、製造及
び流通過程における在庫管理、配送等が容易になる。
【0008】なお、前記蟻溝は、上面端部から設けられ
るが、必ずしも上面全体に設ける必要はないものであ
る。
【0009】請求項2の実施の一形態は、内部幅の広い
蟻溝を下段に形成することを特徴とする。この請求項2
によれば、結果として、上段に内部幅の狭い蟻溝が位置
させられて内部幅の広い下段の蟻溝の上部強度が向上さ
せられる。したがって、前記の例によれば、大型エアコ
ンの室外機の支持及び固定は下段の内部幅の広い蟻溝を
使用して行われる。
【0010】請求項3の実施の一形態は、軽量物支持及
び固定用蟻溝を上段に形成することを特徴とする。この
請求項3は、蟻溝内部幅の広さの有無を問うことなく、
比較的軽量物、例えば、前記空調配管、ケーブル等の支
持及び固定を上段の蟻溝で行うものであり、結果とし
て、下段の蟻溝の上部強度が向上させられ、前記の例に
よれば、重量物のエアコン、クーラー等の室外機の支持
及び固定は下段の蟻溝を使用して行われる。
【0011】請求項4の実施の一形態は、蟻溝をレール
状型枠材で構成することを特徴とする。ここでレール状
型枠材とは、後に詳細を説明するが、金属、あるいはプ
ラスチック等で前記内部幅の異なる蟻溝が適数段かつレ
ール状に成形されてなるもので、ブロック成形時には開
口部を残してコンクリート内に埋設固定されるものであ
る。すなわち、後に抜き取られることがないものであ
る。
【0012】請求項5乃至請求項9は、前記支持ブロッ
クに使用されるレール状型枠材に関し、コンクリートに
よる成形時には、成形型枠の一部として機能する。
【0013】請求項5に示す本発明のレール状型枠材
は、内部幅の異なる蟻溝が適数段に形成されてなること
を特徴とする。すなわち、予め、予測される用途に合わ
せて数種の内部幅の蟻溝が一体に成形されてなるもので
あり、前記請求項1の支持ブロックの構成を容易にす
る。
【0014】請求項6に示すレール状型枠材の実施の一
形態は、前記請求項2の支持ブロックに対応するもの
で、内部幅の広い蟻溝を下段に形成したことを特徴とす
る。このレール状型枠材を使用した支持ブロックでは、
下段の蟻溝の上部強度が向上させられる。
【0015】請求項7に示すレール状型枠材の実施の一
形態は、前記請求項3の支持ブロックに対応するもの
で、軽量物の支持及び固定用の蟻溝を上段に形成したこ
とを特徴とする。このレール状型枠材を使用した支持ブ
ロックでは、前記請求項6の場合と同様に下段の蟻溝の
上部強度が向上させられる。
【0016】請求項8に示すレール状型枠材の実施の一
形態は、前記請求項5乃至請求項7に示すレール状型枠
材を金属で形成することを特徴とする。すなわち、蟻溝
を有するため、いわゆる、押し出し成形手段により長尺
型枠材を成形し、適宜に切断して使用される。
【0017】請求項9に示すレール状型枠材の実施の一
形態は、前記請求項5乃至請求項7に示すレール状型枠
材をプラスチックで構成することを特徴とする。この場
合も前記請求項8と同様に押し出し成形手段によって長
尺型枠材が提供され、適宜に切断して使用される。
【0018】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の一形態を
図面に基づいて説明する。図1は本発明の支持ブロック
の斜視図、図2は図1の支持ブロックに使用されている
レール状型枠材の端面図、図3は他の実施の一形態を示
す支持ブロックの斜視図、図4は図3の支持ブロックに
使用されているレール状型枠材の端面図、図5は支持ブ
ロックの使用の一形態を示す一部分解斜視図である。
【0019】図1及び図2に示すように、支持ブロック
1の上面には、その端部から内部幅X及びYが異なる蟻
溝2及び3が二段に形成されている。図面実施の一形態
では、前記蟻溝2及び3は、前記支持ブロック1の上面
全体に形成されることなく、両端部から必要長さ分のみ
形成されている。
【0020】前記蟻溝2及び3の形成は、後に型枠を引
き抜いてコンクリートのみの状態で形成することができ
るが、本発明では、製造の容易化及び蟻溝部の強度保持
のために、予め、用意した金属、あるいはプラスチック
製のレール状型枠材4をそのままコンクリート中に埋設
される。
【0021】前記レール状型枠材4は、図1及び図2に
おいては、内部幅の広い蟻溝3が下段に形成されてい
る。すなわち、上段の内部幅の狭い蟻溝2には開口部片
5,5が設けられ、下段の内部幅の広い蟻溝3の開口部
片6,6が前記上段の蟻溝2の底部位置に設けられ、さ
らに、該下段の蟻溝3の底部が狭められて下方に延長空
間7が設けられている。図中、8はそれぞれ抜け止め
片、9は取付ボルト、10はナット、11は弛み止めワ
ッシャである。
【0022】前記構成の支持ブロック1は、用途に応じ
て上段の蟻溝2及び下段の蟻溝3内にそれぞれ必要強度
を有するボルトの角形頭部を適合係止させて使用され
る。
【0023】すなわち、例えば、上段の蟻溝2には、比
較的小さなボルトの頭部を適合係止させて、比較的小型
のエアコンの室外機の支持及び固定を行うことができ、
また、下段の蟻溝3を使用した場合には、比較的大きな
ボルトの頭部を適合係止させて、大型エアコンの室外機
の支持及び固定を行うことができる。
【0024】また、前記構成のレール状型枠材4にあっ
ては、前記延長空間7が形成されているため、逆に、前
記上段の蟻溝2及び下段の蟻溝3側ににナット10を適
合係止させて、蟻溝2及び3の開口部側からボルト9を
螺合して前記エアコンの室外機を支持及び固定すること
ができる。すなわち、その際にボルト9の突出端が前記
延長空間7内に位置させられる。
【0025】図3及び4には、支持ブロックの他の実施
の一形態が示されている。すなわち、支持ブロック1a
の上面には、その端部から内部幅X、Y及びZが異なる
蟻溝2,3及び12が三段に形成されている。
【0026】さらに同図実施の一形態では、前記蟻溝
2,3及び9が前記図1及び図2の実施の一形態と異な
り前記支持ブロック1aの上面全体に形成されている。
【0027】この実施の一形態で使用されているレール
状型枠材4aでは、前記図1及び図2と同様に形成され
た蟻溝2,3の上段に、さらに内部幅の最も広い前記蟻
溝12が形成され、しかも、該蟻溝12を形成する開口
部片13がさらに下方に向けた折曲片13aを有する。
図中、14はエアコンの室外機である。
【0028】前記構成の蟻溝12は、図5に示すよう
に、比較的軽量の空調配管、ケーブル等15の支持及び
固定に使用され、固定金具16には、前記蟻溝12の開
口部片13及び折曲片13aに適合係止する係合部17
が予め構成されている。
【0029】
【発明の効果】前記本発明の支持ブロックによれば、エ
アコン、クーラー等の大型、小型の室外機、さらには空
調配管、ケーブル等の支持及び固定を一台で兼用でき、
製造業者はもとより、流通過程における手数を省き、結
果として経済的である効果を得ることができ、また、本
発明のレール状型枠材によれば、強度的に安定した前記
支持ブロックを容易に製造できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の支持ブロックの斜視図である。
【図2】図1の支持ブロックに使用されているレール状
型枠材の端面図である。
【図3】他の実施の一形態を示す支持ブロックの斜視図
である。
【図4】図3の支持ブロックに使用されているレール状
型枠材の端面図である。
【図5】支持ブロックの使用の一形態を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
1,1a 支持ブロック 2,3,12 蟻溝

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上面端部から内部幅の異なる蟻溝が適数
    段に形成されてなることを特徴とする支持ブロック。
  2. 【請求項2】 内部幅の広い蟻溝を下段に形成したこと
    を特徴とする請求項1に記載の支持ブロック。
  3. 【請求項3】 軽量物支持及び固定用蟻溝を上段に形成
    したことを特徴とする請求項1に記載の支持ブロック。
  4. 【請求項4】 蟻溝がレール状型枠材で構成されてなる
    ことを特徴とする請求項1、2又は3に記載の支持ブロ
    ック。
  5. 【請求項5】 内部幅の異なる蟻溝が適数段に構成され
    てなる支持ブロック用レール状型枠材。
  6. 【請求項6】 内部幅の広い蟻溝を下段に形成したこと
    を特徴とする請求項5に記載の支持ブロック用レール状
    型枠材。
  7. 【請求項7】 固定力の小さい蟻溝を上段に形成したこ
    とを特徴とする請求項5に記載の支持ブロック用レール
    型枠材。
  8. 【請求項8】 素材が金属であることを特徴とする請求
    項5、6又は7に記載の支持ブロック用レール型枠材。
  9. 【請求項9】 素材がプラスチックであることを特徴と
    する請求項5、6又は7に記載の支持ブロック用レール
    型枠材。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010031917A (ja) * 2008-07-25 2010-02-12 Toyo-Base Co Ltd レール部材

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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