JP2001082522A - 流体式ダンパ - Google Patents
流体式ダンパInfo
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Abstract
ストン2に連結されるピストンロッドを直線移動部と連
結部とした、直線移動型の流体式ダンパにおいて、直線
移動型の流体式ダンパの運動の減衰作用を損なうことな
く簡単な構造とし、流体式ダンパの耐久性の向上を図る
こと 【解決手段】 ピストン2には、その軸線方向と平行に
貫通形成される液体流通路3と、前記液体流通路3の一
方の端部にこの端部を閉塞し得るベーン部材5を開閉移
動自在に設け、前記ベーン部材5には、前記閉塞した状
態において前記液体流通路3と連通する位置に一方の端
面から他方の端面へ貫通するオリフィス50が設けられ
ている、流体式ダンパ。
Description
する。特に、液体を注入したシリンダ内にピストンを嵌
装させた直線運動型の流体式ダンパに関する。
た物体を動作させるときに、その物体の動作域の終点に
おいて急停止する場合には、物体及びこれに積載される
物品の慣性力の働きにより、大きな衝撃音が生じたり、
物体の支持部等に大きな衝撃が加わり破損の原因となる
ため、このような物体の急停止を防止するために移動時
の物体の運動減衰手段として、エアダンパやオイルダン
パ、ロータリーダンパ等が用いられている。
高い位置に設けられた手の届きにくい上段部の収納棚全
体を前方下方へ回動下降させて物品の取出し及び収容が
できるようにした昇降式収納棚がある。このような昇降
式収納棚において、物品を載積させた収納棚が急速に降
下して停止位置で急停止することを防止し、且つ、容易
に持ち上げて元の位置に戻すことができるように収納棚
の下降方向への動作を減衰させるダンパが回転支持部に
配設されると共に、上昇復帰補助用のバネが組み合わさ
れている。ダンパの働きによって、急速な下降方向への
運動は減衰されて昇降式収納棚はゆっくりと降りて停止
位置で静かに止まり、上昇復帰させるときは前記補助バ
ネの付勢力により軽く上がるようになっている。
ように重量が大きな物体の運動を減衰させるダンパとし
ては、直線移動型の油圧ダンパ(液体ダンパ)が多く用
いられている。直線移動型の油圧ダンパの多くは、液体
が注入されたシリンダにピストンが嵌装された構成であ
り、ピストンの押圧よって圧縮されたシリンダ内の液体
が小径の流通路を通り別室へ流出するときの流通抵抗を
利用して運動を減衰させる機構を用いている。
のシステムキッチンの昇降式収納棚に用いられているも
のとして、側壁面にオリフィス(小径の液体流通路)が
設けられたインナーチューブをシリンダの内側に配設さ
せて、シリンダ内を内室と外室との2室に区画させた構
成の油圧式ダンパがある。前記インナーチューブの内壁
面を摺動するように嵌装させたピストン内には、前記内
室と外室とを連通させる液体流通路が設けられており、
この液体流通路内には、ピストンが押圧されるときに閉
じ、元の位置に戻るときに開く玉弁が設けられている。
また、前記インナーチューブ内にはピストンを元の位置
に押し戻すためのピストン復帰用のスプリングが設けら
れている。
いられるとき、収納棚の下降移動によって押圧されたピ
ストンにより圧縮されたインナーチューブの内側(内
室)の液体は、インナーチューブの外側(外室)へ流れ
出ようとする。このとき、ピストン内部の玉弁は閉状態
であり、圧縮液体の流通はインナーチューブ側壁面に設
けられたオリフィスのみとなるため、大きな流通抵抗が
生じ収納棚の下降運動は減衰されてゆっくりと降りる。
一方、収納棚を上昇させると上昇動作によってピストン
は押し戻されるため、今度は外室の液体が圧縮されて内
室へと流れ込もうとする。このとき、ピストン内部の玉
弁が開状態にあるため、圧縮液体は前記オリフィスに加
え、ピストン内の液体流通路も通ることができ、また、
ピストン復帰用のスプリング及び既述の補助バネ働きも
手伝って、収納棚の上昇運動は減衰されず軽くスムーズ
に元の位置に戻る。
向への運動を減衰させる能力を有しているが、シリンダ
内に多くの部材が配設された複雑な構造となっているた
め、シリンダ内の液圧や繰返しの使用によって部材が劣
化や故障を起こしたり、部材間のシール性や連動性が低
下等が起り易く、油圧ダンパ本体の機能の低下や動作の
不具合が生じる頻度が高くなりがちである。また、使用
する部材数が多いため、工数が増え生産コストも高くな
る。
入した有底筒状のシリンダ内のピストンに連結されるピ
ストンロッドを直線移動部と連結部とした、直線移動型
の流体式ダンパ』において、直線移動型の流体式ダンパ
の運動の減衰作用を損なうことなく簡単な構造とし、流
体式ダンパの耐久性の向上を図ることを課題とする。
ストンには、その軸線方向と平行に貫通形成される液体
流通路と、前記液体流通路の一方の端部にこの端部を閉
塞し得るベーン部材を開閉移動自在に設け、前記ベーン
部材には、前記閉塞した状態において前記液体流通路と
連通する位置に一方の端面から他方の端面へ貫通するオ
リフィスが設けられている』ことである。
記手段によれば、ピストンの軸線方向に貫通形成された
液体流通路の一方の端部に、この端部を閉塞し得るベー
ン部材が開閉移動自在に設けられているため、前記ピス
トンの移動により液体流通路の端部に設けられたベーン
部材は、液体流通路が見かけ上開閉して液体流通路の流
通を調節する弁として働いている。また、前記ベーン部
材には、閉塞状態において前記液体流通路と連通するオ
リフィスが貫通成形されている。
動されるとき、ピストンによって2室に区画された液体
室の一方が圧縮され、圧縮された液体が前記液体流通路
を通って他方の液体室へと流れ込もうとする。このと
き、圧縮液体によりベーン部材は移動され、その一方の
端面が前記液体流通路の一方の端部に押付けられ前記液
体流通路は見かけ上閉塞される(液体流通路が閉塞状
態)。そのため、一方の液体室から他方の液体室への液
体の流通はベーン部材に設けられた小径のオリフィスの
みに制限されるため、大きな流通抵抗が生じ、結果とし
て、ピストンの軸線方向への運動が減衰される。
移動されるとき、他方の液体室の液体が圧縮され、この
とき、他方の液体室に流れ込もうとする圧縮液体によっ
て前記ベーン部材は、前記一方の液体室側へ移動され、
前記液体流通路の前記端部から浮上がった状態(液体流
通路が開放状態)となる。そのため、圧縮液体はベーン
部材の外周及び前記オリフィスの両方を流通できるた
め、液体の流通抵抗が小さく、ピストンの軸線方向への
運動に抵抗が生じにくい。このように、一方へ移動する
ときは大きな抵抗があり、逆方向へ移動するときは抵抗
が小さくなるダンパー機能が得られる。また、シリンダ
に嵌装されたピストン本体に液体の流通を調節する弁機
能を有するベーン部材と、前記ベーン部材に運動の減衰
機能を担う圧縮液体の流通抵抗を生じさせるオリフィス
とを併設させたことにより、シリンダ内部や内壁に液体
の流通抵抗を生じさせるための機構や多くの部材を配設
させる必要がなく、構造も簡単である。
方の端面に開放するように設けられたベーン室の底部に
開放すると共に、これら液体流通路とベーン室とはピス
トンの偏心位置にて同心状に設けられ、前記ベーン部材
はベーン室の内周壁との間に外周間隙を有するように軸
線方向移動可能に収容され、前記ベーン室の開放部には
前記ベーン部材の押さえ板がピストンの端面に取外し可
能に止着された』ことにより、液体流通路とベーン室と
がピストンの偏心位置に同心状に設けられるため、ピス
トン中心部に配設されるピストンロッドから外れた位置
に前記液体流通路及びベーン室を形成できるため、液体
流通路の径やベーン室の内径を十分に確保することがで
きる。従って、ピストンの外径及び長さが小さい場合も
十分な運動の減衰機能を得ることができる。ベーン部材
はピストンに設けられたベーン室に軸線方向に移動可能
に収容されているので、移動するときもベーン部材が前
記ベーン室から飛出すことがなく、ピストンはシリンダ
内を略全域にわたって移動することができる。また、前
記ベーン室の開放部には、前記ベーン部材の押さえ板が
ピストン端面に取外し可能に止着されているため、前記
ベーン部材の取付けが簡単である。またベーン部材の交
換も容易である。
心位置に設けられ、これらの液体流通路は、前記ピスト
ンの一方の端面に開放すると共に、ピストンと同軸位置
に設けられた共通のベーン室の底部に開放する』ことに
より、複数の液体流通路が設けられたことにより、前記
液体流通路が開放状態となるとき、他方の液体室から一
方の液体室への液体の流通量が多くなるため、ピストン
復帰時の抵抗がより小さくなる。また、これら複数の流
通路が共通のベーン室に開放するため、このベーン室に
収容される1つのベーン部材によってすべての液体流通
路の開閉が可能となり、構造が簡単である。
材料製であって、ベーン室が開放するピストンの端面を
直径線に沿って被覆するように設けられ、前記押さえ板
の両端部が前記ピストンの前記端面側であってピストン
の外周面より内側に対して凹凸嵌合により着脱自在に係
合される』ことにより、弾性材料製の押さえ板の両端部
がピストンの外周面より内側に対して凹凸嵌合により着
脱自在に係合されるので、押さえ板の弾性変形させるこ
とによって容易に押さえ板を着脱できる。
を確保するためのO−リングが介在され、ピストンに
は、その外周面に形成されたO−リング用の環状凹溝
と、前記環状凹溝に連通すると共にピストンの一方の端
面に開放するように設けられた液体流通路と、オリフィ
スを具備すると共にピストンを軸線方向に貫通する貫通
路とが設けられており、前記O−リングは、軸線方向に
移動可能となるように前記環状凹溝に嵌入されている』
ことにより、前記O−リングは、軸線方向に移動可能と
なるように前記環状凹溝に嵌入されるため、ピストンの
移動により環状凹溝内を軸線方向に移動される。
れるとき、O−リングは環状凹溝の一方の壁面に押付け
られ、他方の壁面とO−リングとの間に間隙が形成され
る。そのため、液体流通路と環状凹溝からなるL字状の
通路と前記一方の液体室に通じる外周間隙とが連通され
る。また、前記O−リングは、環状凹溝と他方の液体室
に通じる外周間隙との間をシールするため、液体は一方
の液体室から他方の液体室へ流通することはできない。
されるとき、O−リングは環状凹溝の他方の壁面に押付
けられ、一方の壁面とO−リングとの間に間隙が形成さ
れる。そのため、前記L字状の通路と他方の液体室に通
じる外周間隙とが連通される。また、前記O−リング
は、環状凹溝と一方の液体室に通じる外周間隙との間を
シールするため、液体は他方の液体室から前記L字状の
通路を通って一方の液体室へと流通される。
にピストンを軸線方向に貫通する貫通路が設けられてい
るため、前記O−リングにより他方の液体室に通じる外
周間隙が閉塞状態となるときも、前記オリフィスを介し
て液体は流通されるためピストンの移動が停止されるこ
とはない。このように、一方へ移動するときは大きな抵
抗があり、逆方向へ移動するときは抵抗が小さくなるダ
ンパー機能が得られる。
トン外周壁との摺動部の気密を確保すると共に、ピスト
ンの移動の方向に応じて一方の液体室から他方の液体室
への液体の流通を調節するベーン部材としても機能する
ため、液体流通を調節する機構の構造がきわめて簡単で
ある。
に連通する液体流通路とは独立して形成された前記貫通
路には、オリフィスを具備するベーン部材を内蔵させた
ベーン室が設けられている』ことにより、ピストンの中
心部側に、環状凹溝に連通する液体流通路に加えて、前
記液体流通路とは独立して、オリフィスを具備するベー
ン部材を内蔵させたベーン室が設けられているため、液
体流通路が開放状態となるとき、ピストンの外周に沿っ
て設けられた前記液体流通路とピストンの中心部側に設
けられたベーン部材を内蔵させたベーン室との両方から
液体が流通されるため、ピストン端面の略全面から流通
が行われることとなり、ピストン復帰時の抵抗が小さく
スムーズに移動する。
の効果を有する。ピストン本体に液体流通路を形成さ
せ、この液体流通路の一方にこの端部を開閉自在に閉塞
し得るベーン部材を設けた簡単な構造により運動を減衰
させることができるため、減衰機構の劣化や故障による
機能低下が起りにくく、耐久性の高い流体式ダンパを得
ることができる。
部材の取付け及び交換が容易である。3項の場合には、
ピストン復帰時の抵抗が小さい。4項の場合は、押さえ
板の取外しが容易である。5項の場合は、液体の流通調
節機構の構造がきわめて簡単である。6項の場合は、ピ
ストン復帰時の抵抗が小さくスムーズに移動する。
図面に従って詳述する。 (実施例1)図1及び図2に本発明の実施例である、直
線移動型の油圧ダンパの断面図を示している。この例の
油圧ダンパは、シリコンオイルが注入された有底円筒状
のシリンダ1に、ピストンロッド20が連結された円柱
形のピストン2が摺動可能に嵌装された構成であり、シ
リンダ1の開放端14はピストンロッド20を挿通する
蓋部材12及びシール部材13により封止されている。
液体流通路3が設けられており、一方の端面22a側の
液体流通路3の一方の端部には、円筒状のベーン室4が
設けられており、その底面部41には環状パッキン31
が収容されている。前記ベーン室4には、中央にオリフ
ィス50が貫通形成された円柱状のベーン部材5が軸線
方向移動可能に収容されており、ベーン室4の開放部4
0には、ベーン部材5の押さえ板6が配設されている。
底部材11が嵌入固定された有底円筒状であり、このシ
リンダ1内の液体室10a,10bには、液体(例え
ば、シリコンオイル)が注入されている。シリンダ1内
は、摺動可能にシリンダ1に嵌装されるピストン2によ
って、2つの液体室10a,10bに区画されている。
各液体室10a,10b内の液体は前記ピストン2に貫
通形成された液体流通路3を通じて相互に流通されるよ
うになっており、図1及び図2に示されるように、ピス
トン2の軸線方向への移動により前記液液体室10a,
10bの大きさは変化される。シリンダ1の開放端14
には、ピストンロッド20を直線移動可能に挿通させる
貫通孔が設けられた蓋部材12が嵌入固定されており、
その外側には液漏れを防止するシール部材13が配設さ
れている。
ストン2の一方の端面22aの平面図を示している。図
3に示されるように、円柱状のピストン2の一方の端面
22bにはピストンロッド20が連結されており、他方
の端面22aには、ピストン2の偏心位置に、ピストン
2を貫通する前記液体流通路3及びこれと連通するベー
ン室4が同心状に設けられており、前記押さえ板6を端
面22aにネジ止めするためのネジ孔も液体流通路3と
同様にピストン2の偏心位置に設けられている。ピスト
ン2の外周面にはピストンとシリンダ内周壁と気密を確
保するためのO−リング25を嵌入させる環状凹溝26
が周回形成されている。
室4の開放端40の周辺の面がネジ穴が設けられる面よ
りも高低差Dだけ低い構成になっており、図4に示すよ
うに、前記ベーン室4及びネジ穴の配設部分を挟むよう
に、周縁部がカット面となっている半月状の凸部24,
24が対設されている。この凸部24,24の高さは、
端面22aに押さえ板6を配設させたとき、押さえ板6
の上面と凸部24,24上面とが略同じ高さとなるよう
に設定されている。
ベーン室4の外周よりも一回り小さい径の環状の溝42
が設けられており、この溝42には、前記底面部41と
ベーン部材5の端面51bとのシール性を高め、前記液
体流通路3を確実に閉塞できるように環状パッキン31
が嵌入される。 *ベーン部材5 ベーン部材5は、図3に示されるように、前記ベーン室
4の深さと略同じ高さの柱状であり、図5に示すよう
に、その断面形状は円形の外周から半円状の突起54,
54が均等に三方向へ突き出した形状となっており、中
心には小径のオリフィス50が貫通形成されている。
突起54の先端部までの長さを長半径Lとし、前記中心
から前記突起54,54の基端(円形外周)までの長さ
を短半径Sとするとき、図5に示すように、ベーン室4
に収容されたベーン部材5は、前記半円状の突起54の
先端部、つまり、長半径Lの部分でベーン室4の内周壁
に軽く接しており、短半径Sの部分の外周面とベーン室
4の内周壁との間には外周間隙Kが形成される。
部41に連続設けられた環状の溝42の径よりも大きく
設定されており、ベーン部材5が移動してその端面51
bが底面部41側に押付けられるとき、前記液体流通路
3を閉塞し得るようになっている。また、このベーン部
材5の中心に設けられたオリフィス50は、ベーン室4
に収容させたとき前記液体流通路3と一直線状に連通す
るように設定されている。
放端40に配設される押さえ板6は、図3に示されるよ
うに、前記ベーン部材5の中心に設けられたオリフィス
50と連通する径の大きな透孔60が設けられた矩形状
の板体である。この押さえ板6は、ネジ孔61と止めネ
ジ62によってピストン2の端面22aにネジ止めされ
る。
されるように、システムキッチンなどに用いられる昇降
式収納棚に用いた場合を例にして、その使用状態におけ
る動作について説明する。図16は、収納棚7が収容部
74に格納された状態を示し、図17は、前記収納棚7
の部分を下降させた状態を示している。前記収納棚7と
収容部74の内壁面に設けられた収納側板70とは、2
本の平行リンク8、前部リンク80及び後部リンク8
1、によって前記収容棚7が上方の収容部74から前下
方の下降位置へ移動可能できるように連結されている。
なるように前記後部リンク81の下端部811に係止さ
れ、上側に位置するピストンロッド20のロッドカバー
21は前記収納側板70の後方寄りに係止されている。
また、前記後部リンク81の中央部分には、その上端が
収納側板70の上部後方に取付けられる復帰用バネ9の
下端部が係止されている。前記オイルダンパ100の下
部及び前記復帰用バネ9の下端部の係止部の動作をスム
ーズにさせるために、これらの動作に合わせて収納側板
70には円弧状の溝71,72が設けられており、それ
ぞれの係止部がこの溝71,72内を摺動するように取
付けられている。
前面下部に設けられた把手73により引き下ろすとき、
収納棚7と収納側板70とを連結する前方リンク80及
び後方リンク81は、それぞれの軸800,810を中
心に回転運動するため、この端部に取付けられた前記収
納棚7は弧を描くように前下方まで下降される。このと
き、後部リンク81とオイルダンパ100の係止部と
は、前記溝71に沿って上方へと移動されるため、ピス
トンロッド20がシリンダ1に押入される。また、後部
リンク81と復帰用バネ9の係止部は、前記溝72に沿
って下方へと移動されて復帰用バネ9は伸長状態とな
る。このとき(収納棚7が下降されるとき)、この例の
オイルダンパ100は図7に示すように動作する。
ン2が移動するため、前記ピストン2により一方の液体
室10aの液体は圧縮され、ピストン2に形成された液
体流通路3を介して他方の液体室10bへと流れようと
するため、ベーン室4に収容されたベーン部材5は、底
面部41側へ移動され、底面部41に押付けられた端面
51bが前記液体流通路3を閉塞することとなる(液体
流通路3が閉塞状態)。
ン部材5のオリフィス50のみとなり、液体室10aか
ら液体室10bへの液体の流通は大幅に制限され、大き
な流通抵抗が生じるため、昇降式収納棚の下降運動に減
衰作用が働き、前記収納棚7はゆっくりと(遅く)下降
される。
げられて元の格納位置へ戻されるとき、前記後部リンク
81とオイルダンパ100の係止部とは、前記溝71に
沿って下方へと移動され、シリンダ1からピストンロッ
ド20が引出される方向へ移動する。また、後部リンク
81と復帰用バネ9の係止部は、前記溝72に沿って上
方へと移動され復帰用バネ9は収縮状態となる。このと
き(収容棚7が上昇されるとき)、この例のオイルダン
パ100は図8に示すように動作する。
とは逆向き)へピストン2が移動されるため、前記ピス
トン2により他方の液体室10bの液体は圧縮され、ピ
ストン2に形成された液体流通路3を介して一方の液体
室10aへと流れようとするため、ベーン室4に収容さ
れたベーン部材5は、開放端40へ移動され、前記開放
端40を覆うように設けられた押さえ板6に端面51a
が押付けられる。このとき、前記ベーン部材5の端面5
1bは、端面22aに設定された高低差Dだけベーン室
4の底面部41から浮上がり、液体流通路3とベーン室
4とが連通した状態(液体流通路3が開放状態)とな
る。また、前記ベーン部材5は、オリフィス50と前記
押さえ板6に設けられた透孔60とが連通するように設
定されているため、一方の液体室10bで圧縮された液
体は、前記液体流通路3を通り、ベーン室4とベーン部
材5との間に形成された外周間隙K、又は、前記小径の
オリフィス50及び透孔60を通って他方の液体室10
aへと流れ込むことができる。
aへの液体の流通に働く抵抗が大幅に減じられ、昇降式
収納棚の上昇運動に対して減衰作用が働くことがなく、
また、平行リンク8に併設される復帰用バネ9の付勢力
も手伝って、前記収納棚7はスムーズに上昇される。
0が取付けられた昇降式収納棚は、収容棚7を下降させ
るときは滑らかにゆっくりと降ろすことができ、持ち上
げて上昇させるときはスムーズに軽く元の位置に戻せす
ことができる。
液体流通路3とベーン室4及び押さからなる液体流通機
構をピストン2に1つだけ配設させた構成であるが、ピ
ストン2に同様な機構を2つ以上併設させた構成であっ
てもよい。
ン室4の開放部40を覆うようにネジ止めされた押さえ
板6により保持されているが、図8及び図9に示すよう
に、前記ベーン部材5とその押さえ手段とが一体的に成
形されているものであってもよい。図8及び図9は、前
述のベーン部材5と、このベーン部材の押さえ手段であ
る弾性部材65とが一体的に成形された例を示してい
る。
トン2が移動されるとき、図8に示すように、圧縮液体
により前記ベーン部材5は底面部41に押し付けられ、
前述の例と同様に、端面51bによって液体流通路3が
閉塞され圧縮液体の流通が制限されるため大きな流通抵
抗が生じる。一方、液体流通路3が解放状態となる方向
へピストン2が移動されるとき、図9に示すように、圧
縮液体により前記ベーン部材5は開放端40側へ押し出
され、端面51a側に連設されている弾性部材65がそ
の弾性によって液体室10a側に撓み、前記ベーン部材
5は浮上がり、液体流通路3とベーン室4とは連通され
るため圧縮液体の流通抵抗が小さくなる。これより、一
方へ移動するときは大きな抵抗があり、逆方向へ移動す
るときは抵抗が小さくなるダンパー機能が得られる。
部材5が弾性部材65に連結されているため、ベーン部
材5の外周面とベーン室4の内周壁との関係を考慮する
必要がなく、前記ベーン部材5は、液体流通路3を閉塞
し得る端面51bを有していればよい。
弾性部材65とが共に弾性体によって一体的に形成され
ているが、ベーン部材5と前記ベーン部材5の端面51
aに連設される帯状の弾性部材65(例えば、シリコン
ゴム)とが、そのオリフィス50と透孔60とが連通す
るように連設されたものであってもよい。
数の液体流通路3a,3bが貫通形成されピストン2
と、ピストン2の一方の端面22aを被覆するように前
記ピストン2に係合される押さえ板6とを用いた流体式
ダンパの例を、図10から図12に示している。
の端面22aにピストン2の直径よりも小さな頭部27
が形成されており、ピストン2の中心に対して対称位置
に2つの液体流通路3a,3bが貫通形成され、前記液
体流通路3a,3bの一方端部が開放する略矩形状のベ
ーン室4は、ピストン2と同軸位置に設けられており、
前記ベーン室4には同型のベーン部材5が収容されてい
る。前記ピストン2の端面22aは、ベーン部材5を軸
線方向に移動可能に挿通する軸部65と、2つの透孔6
0を具備する押さえ板6により直径線に沿って被覆され
ている。
軸部65と、その両端部に設けられ前記頭部27に設け
られた係合溝27と抜止め状態に凹凸嵌合される係合片
66と、前記ベーン部材5に設けられたオリフィス50
及び液体流通路3a,3bと一直線状となるように設け
られた透孔60a,60bとからなっており、図12に
示すように、前記軸部65が前記ベーン部材5を挿通し
前記ベーン室4の底面部41に垂直に差し込まれ、ま
た、その平面部が前記頭部27及び前記ベーン室4の開
放端40を全体的に被覆するように、前記端面22aに
着脱自在に係合されている。この例に用いられる押さえ
板6は、弾性を有する合成樹脂から成形されているた
め、押さえ板6を弾性変形させることにより、前記頭部
27に容易に着脱できる。
ン室4は、短辺側が外周面に開放する構成であり、ベー
ン室4に収容される同型のベーン部材5の外周とシリン
ダ1の内壁との間には、常に外周間隙Mが形成される。
また、前記ベーン部材5には、液体流通路3aと連通す
る小径のオリフィス50が設けられており、また、図1
1に示すように、これらは、ベーン室4の開放端40に
配設される押さえ板6に設けられた透孔60aとも一直
線状に連通するように設定されている。
室10aの方向に移動するとき、液体室10aの圧縮液
体が透孔60a,60bを通ってベーン部材5の端面5
1aを押圧するため、前記ベーン部材5は、軸部65に
沿って移動されて、図10に示すように、ベーン室4の
底面部41に押付けられる。そのため、ベーン部材5の
端面51bによって液体流通路3a,3bは閉塞され、
圧縮液体の流通は液体流通路3aに連通するオリフィス
50のみに限られ、大きな流通抵抗が生じる。
体室10bの方向へ移動するとき、液体室10bの圧縮
液体が液体流通路3a,3bを通ってベーン部材5の端
面51bを押圧するため、前記ベーン部材5は、軸部6
5に沿って移動されて、図10の破線で示すように、ベ
ーン室4の開放端40に設けられた押さえ板6に押付け
られる。そのため、液体流通路3a,3bが開放されベ
ーン室4とが連通し、圧縮液体はベーン部材5短辺側の
外周間隙M及び前記オリフィス50の両方から流通でき
るため、流通抵抗が小さくなる。これより、一方へ移動
するときは大きな抵抗があり、逆方向へ移動するときは
抵抗が小さくなるダンパー機能が得られる。
された軸部65を挿通してしるため軸線方向に移動する
ときに外周方向に揺動することがなく、液体流通路3
a,3bのの閉塞、及び、ベーン部材5に設けられたオ
リフィス50と前記液体流通路3a,3bとの連通が確
実に行われる。
体流通路3a,3bが貫通形成されているが、3つや4
つの液体流通路3が形成されるものでもよく、この例で
は、一方の液体流通路3aのみに連通するオリフィス5
0をベーン部材5に設けたが、形成されたすべての液体
流通路3について連通するオリフィスを設けてもよい。
ン2の外周面に形成される環状凹溝26に嵌入されるO
−リング25をベーン部材5として利用する液体の流通
調節機構と、前述の実施例1の液体の流通調節機構とを
併設させた流体式ダンパの例を示している。
トン2の端面22aに設けられた凹部24,24から、
ピストン2の外周面に形成された環状凹溝26に連通す
るように液体流通路30,30を軸線方向に穿孔され、
前記端面22aからピストン2の外周面に通じるL字状
の通路33が形成されており、このL字状の通路33の
前記外周面側の端部には断面円形のO−リング25が嵌
入されている。前記L字状の通路33の液体流通路30
と環状凹溝26との連通部は、ピストン2の外周面側の
端部に下がる斜辺となっており、前記O−リング25が
液体通路30を閉塞する位置まで嵌入することを防いで
いる。
記端面22aに開放するベーン室4と、ピストン2を貫
通し、前記ベーン室4の底面部41に開放する液体流通
路3と、前記ベーン室4に収容されるベーン部材5及び
ベーン部材5の押さえ棒64,64からなる、実施例1
で示した流体式ダンパに用いられるピストン2と同様の
構成である液体の流通調節機構が2つ併設されている。
また、前記O−リング25は、軸線方向に移動可能とな
るように前記環状凹溝26に嵌入されるため、ピストン
2の移動により環状凹溝26内を移動される。
体室10aの方向へ移動されるとき、図15(a)に示
されるように、O−リング25は、環状凹溝26の一方
の壁面35に押付けられ、他方の壁面34とO−リング
25との間に間隙が形成される。そのため、L字状の通
路33と一方の液体室10aに通じる外周間隙Nとが連
通される。このとき、前記O−リング25は、環状凹溝
26と他方の液体室10bに通じる外周間隙Nとの間を
シールするため、一方の液体室10aから環状凹溝26
へ流れこんだ液体は、他方の液体室10bへ流通するこ
とはできない。
室10bの方向へ移動されるとき、図15(b)に示さ
れるように、O−リング25は環状凹溝26の他方の壁
面34に押付けられ、一方の壁面35とO−リング25
との間に間隙が形成される。そのため、前記L字状の通
路33と他方の液体室10bに通じる外周間隙Nとが連
通される。このとき、前記O−リング25は、環状凹溝
26と一方の液体室10aに通じる外周間隙Nとの間を
シールするため、他方の液体室10bから外周間隙Nを
介して環状凹溝26へ流れ込んだ液体は、前記L字状の
通路33を通って一方の液体室10aへ流通される。
33に加えて、実施例1と同様な液体の流通調節機構が
端面22aに設けられているため、O−リング25によ
って他方の液体室10bに通じる外周間隙Nが閉塞され
るときには、同様に液体流通路3が閉塞状態となりベー
ン部材5に設けられたオリフィス50を介してのみ液体
が流通されるため、大きな流通抵抗が生じる。一方、他
方の液体室10bに通じる外周間隙Nが開放されるとき
は、L字状の通路33に加えて、開放状態となった液体
流通路3からも液体が流通できるので、流通抵抗は小さ
くなる。このように、一方へ移動するときは大きな抵抗
があり、逆方向へ移動するときは抵抗が小さくなるダン
パー機能が得られる。
される液体流通路30は、平面円形であるが、環状凹溝
26の広い範囲にわたって連通することができる平面弧
状又は環状の液体流通路30であってもよい。
取付け状態を示す断面図
面図
部分断面図
部分断面図
面図
面図
(図11のX−X断面図)
分断面図 (a)図13において液体通路が開放状態の部分断面図
られた昇降式収棚
られた昇降式収棚
ルダンパ、(2)・・・ピストン、(20)・・・ピストンロッ
ド、(22)・・・端面、(3)(30)・・・液体流通路、(42)
・・・溝、(4)・・・ベーン室、(5)・・・ベーン部材、(50)・
・・オリフィス、(6)・・・押さえ板
Claims (6)
- 【請求項1】 液体を注入した有底筒状のシリンダ内の
ピストンに連結されるピストンロッドを直線移動部と連
結部とした、直線移動型の流体式ダンパにおいて、ピス
トンには、その軸線方向と平行に貫通形成される液体流
通路と、前記液体流通路の一方の端部にこの端部を閉塞
し得るベーン部材を開閉移動自在に設け、前記ベーン部
材には、前記閉塞した状態において前記液体流通路と連
通する位置に一方の端面から他方の端面へ貫通するオリ
フィスが設けられている、流体式ダンパ。 - 【請求項2】 請求項1において、前記液体流通路は、
前記ピストンの一方の端面に開放するように設けられた
ベーン室の底部に開放すると共に、これら液体流通路と
ベーン室とはピストンの偏心位置にて同心状に設けら
れ、前記ベーン部材はベーン室の内周壁との間に外周間
隙を有するように軸線方向移動可能に収容され、前記ベ
ーン室の開放部には前記ベーン部材の押さえ板がピスト
ンの端面に取外し可能に止着された、流体式ダンパ。 - 【請求項3】 請求項1において、複数の前記液体流通
路がピストンの偏心位置に設けられ、これらの液体流通
路は、前記ピストンの一方の端面に開放すると共に、ピ
ストンと同軸位置に設けられた共通のベーン室の底部に
開放する、流体式ダンパ。 - 【請求項4】 請求項1、2又は3において、前記押さ
え板は、弾性材料製であって、ベーン室が開放するピス
トンの端面を直径線に沿って被覆するように設けられ、
前記押さえ板の両端部が前記ピストンの前記端面側であ
ってピストンの外周面より内側に対して凹凸嵌合により
着脱自在に係合される、流体式ダンパ。 - 【請求項5】 液体を注入した有底筒状のシリンダ内の
ピストンに連結されるピストンロッドを直線移動部と連
結部とした、直線移動型の流体式ダンパにおいて、シリ
ンダとピストンとの間にはこれらの摺動部の気密を確保
するためのO−リングが介在され、その外周面に形成さ
れたO−リング用の環状凹溝と、前記環状凹溝に連通す
ると共にピストンの一方の端面に開放するように設けら
れた液体流通路と、オリフィスを具備すると共にピスト
ンを軸線方向に貫通する貫通路とが設けられており、前
記O−リングは、軸線方向に移動可能となるように前記
環状凹溝に嵌入されている、流体式ダンパ。 - 【請求項6】 請求項5において、ピストンの中心部側
に、前記環状凹溝に連通する液体流通路とは独立して形
成された前記貫通路には、オリフィスを具備するベーン
部材を内蔵させたベーン室が設けられている、流体式ダ
ンパ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26217699A JP3313090B2 (ja) | 1999-09-16 | 1999-09-16 | 流体式ダンパ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26217699A JP3313090B2 (ja) | 1999-09-16 | 1999-09-16 | 流体式ダンパ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001082522A true JP2001082522A (ja) | 2001-03-27 |
JP3313090B2 JP3313090B2 (ja) | 2002-08-12 |
Family
ID=17372133
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26217699A Expired - Lifetime JP3313090B2 (ja) | 1999-09-16 | 1999-09-16 | 流体式ダンパ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3313090B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011508166A (ja) * | 2007-12-19 | 2011-03-10 | オーリンス・レイシング・エービー | 2つのピストンを有する緩衝装置 |
KR101373893B1 (ko) | 2012-11-06 | 2014-03-12 | 주식회사 니프코코리아 | 에어댐퍼 |
WO2015084099A1 (ko) * | 2013-12-06 | 2015-06-11 | 주식회사 니프코코리아 | 혼합식 에어댐퍼 |
-
1999
- 1999-09-16 JP JP26217699A patent/JP3313090B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2011508166A (ja) * | 2007-12-19 | 2011-03-10 | オーリンス・レイシング・エービー | 2つのピストンを有する緩衝装置 |
US8807302B2 (en) | 2007-12-19 | 2014-08-19 | Ohlins Racing Ab | Shock absorber with dual piston |
KR101373893B1 (ko) | 2012-11-06 | 2014-03-12 | 주식회사 니프코코리아 | 에어댐퍼 |
WO2015084099A1 (ko) * | 2013-12-06 | 2015-06-11 | 주식회사 니프코코리아 | 혼합식 에어댐퍼 |
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JP3313090B2 (ja) | 2002-08-12 |
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