JP2001082411A - ディジタル弁 - Google Patents

ディジタル弁

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JP2001082411A
JP2001082411A JP26421899A JP26421899A JP2001082411A JP 2001082411 A JP2001082411 A JP 2001082411A JP 26421899 A JP26421899 A JP 26421899A JP 26421899 A JP26421899 A JP 26421899A JP 2001082411 A JP2001082411 A JP 2001082411A
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port
working liquid
digital valve
actuator
nozzle
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Hironao Yamada
宏尚 山田
Takayoshi Muto
高義 武藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 バイモルフ型ピエゾ素子の高速応答性を活か
し、低価格・低電圧駆動とし、構成を簡単とする。 【解決手段】 アクチュエータ4への入力電圧がオフ又
はマイナスとなっているとき、第2のノズル3は閉じら
れており、移動部110は、第2の加圧端102の圧力
pbが上昇し、上方に駆動される。これにより、油は、
Pポート8からAポート6に流れる。一方、駆動電圧を
印加すると、アクチュエータ4は曲がり、第1のノズル
2をふさぎ、移動部110の第1の加圧端101の圧力
paは、第2の加圧端102の圧力pbよりも高くなり、
移動部110は下方に駆動される。これにより、Pポー
ト8からの流れが止められる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディジタル弁に係
り、特に、圧電素子を用いた油圧用高速ON/OFFデ
ィジタル弁に関する。
【0002】
【従来の技術】油圧または空気圧アクチュエータの駆動
に用いられる制御弁は、サーボ弁や比例電磁制御弁(比
例制御弁)などのアナログ式と、高速ON/OFF電磁
弁などのディジタル式の2方式に分類される。後者の場
合、弁の駆動信号は、パルス幅変調(Pulse Width Modu
lation:PWM)されるのが通例である。
【0003】サーボ弁は、応答性、直線性(線形性)に
優れているが、構造が複雑で高価であることや、作動油
の汚染の影響を受けやすく、電気的ノイズにも弱い等の
課題をもつ。また、比例制御弁は、油の汚染に対しては
サーボ弁より勝るが、応答周波数が低いこと、特性がや
や非線形となる課題をもつ。一方、ON/OFFの2値
で作動するディジタル弁は、性能面では、サーボ弁、比
例制御弁より劣るものの、ON/OFF信号で処理され
るため、コンピュータとのマッチングが良く、構造がき
わめて単純であることに基づく頑強性、保守管理の容易
さ、油の汚染に強い、低価格などの点で多くの優れた特
長を備えている。
【0004】そこで、これらの特長をいかしつつ、応答
性能においても、従来システム(サーボ弁を用いたサー
ボシステムが代表例)に匹敵、またはそれを凌ぐON/
OFF弁が開発されることが望ましい。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】現在、市場に普及して
いるディジタル弁のほとんどは、駆動部に電磁式アクチ
ュエータを採用しているため、原理上、高速化には限界
がある。そこで、小型で高速、発生力が大きい圧電素子
を用いたディジタル弁の開発に注目が集まっている。従
来より、積層型PZT(チタン酸ジルコン酸鉛)素子で
駆動される油圧ディジタル弁が開発されている。しかし
ながら、一般に、PZTアクチュエータは変位量が小さ
いため、何らかの変位拡大機構を採用する必要がある。
【0006】また、従来、積層型ピエゾ素子と油圧変位
拡大機構を備えた弁が開発されている。しかし、この弁
は高速応答が確認されたが、構造が複雑であり、変位量
が小さく、PZT素子の価格も高価であるため、実用性
には課題があった。また、変位拡大機構として油圧を用
いた場合、温度により変動することがある。
【0007】そこで、本発明は、ピエゾ素子の高速応答
性を活かし、上記の課題を解決するような新たなディジ
タル弁を提供することを目的とする。本発明は、変位拡
大機構として、特に、バイモルフ型ピエゾ素子をノズル
フラッパとして使用する機構を採用することにより、積
層型ピエゾ素子に比べて変位が大きく、低価格、低電圧
駆動できるようにし、駆動アンプの構成を簡単とするこ
とを目的とする。本発明は、ノズルフラッパ機構を用い
て、スプールを駆動する構造をとることにより、発生力
を大きくしたディジタ弁を提供することを目的とする。
また、本発明は、作動油をアクチェータの冷却用として
も使用することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の解決手段による
と、入力ポートから入力された作動液体が分岐されて流
れる第1、第2及び第3のポートと、前記第2のポート
から作動液体が入力され、前記第1及び第3のポートか
らの作動液体により加圧され、出力ポートへの流出を制
御するための開閉部と、前記第1及び第3のポートから
の作動液体がそれぞれ供給される第1及び第2のノゾル
と、前記第1及び第2のノズルの一方を閉じ他方を開く
ことにより、前記開閉部への加圧状態を切り替え、出力
ポートへの作動液体の流出を制御するためのアクチュエ
ータを備えたディジタル弁を提供する。
【0009】
【発明の実施の形態】図1に、本発明に係るディジタル
弁の第1の実施の形態の構成図を示す。本発明のディジ
タル弁の構造は、きわめて単純であり、基本的に、弁ス
プールとノズルフラッパ機構を備える。ディジタル弁
は、開閉部1、第1のノズル2及び第2のノズル3、ア
クチュエータ4、入力ポート5、出力ポート(Aポー
ト)6、第1のポート7、第2のポート(Pポート)
8、第3のポート9、排出ポート10を備える。さら
に、開閉部1は、移動部110と固定部120を備え
る。
【0010】移動部(スプール)110は、例えば、糸巻
き形状のスプールやポペット等適宜の形状・構成を用い
ることができ、第1及び第2の加圧端101及び102
と、通路103を有する。固定部120は、入力端10
4及び出力端105が設けられ、移動部110の通路1
03と連結され、移動部110の位置により入力端10
4から出力端105への流れがオン・オフ制御される。
【0011】ノズルフラッパ機構は、主に、第1のノズ
ル2及び第2のノズル3、アクチュエータ4を有し、排
出ポート10により、いずれかのノズルから流出された
作動液体(例えば、油)が排出される。アクチュエータ
4は、例えば、バイモルフ形PZT素子を用いることが
できる(詳細は後述する)。アクチュエータ4は、ON/O
FF又は、プラス/マイナス電圧により制御される。ま
た、アクチュエータは、パルス幅変調やバルス振幅変調
等の適宜の変調信号により駆動されることができる。作
動液体(例えば、油)は、入力ポート5から流入され、
Pポート8から開閉部1の通路103を経て、Aポート
6から流出される。また、第1のポート7及び第3のポ
ート9には、流量を少なく調節するために、例えばオリ
フィス(Orifice A, Orifice B)等が設けられたり、ま
た、管断面を小さくされたりする。移動部110の変位
は、ギャップセンサ(Gap sensor)により計測すること
ができる。また、各ポートにおいて、流量は流量計(Fl
aw meter)を、また、圧力は圧力計(Pressure senso
r)等を適宜設けて、計測することができる。
【0012】つぎに、図2及び図3に、本発明のディジ
タル弁の動作説明図を示す。この実施の形態では、ディ
ジタル弁は、ノーマルオープンタイプであり、次のよう
な順序で駆動される。なお、ノーマルクローズタイプと
することもできる。
【0013】まず、アクチュエータ4への入力電圧が、
例えば、オフ又は負の駆動電圧(−50V等)となって
いるとき、第2のノズル3は、図2に示されるように閉
じられている。この状態において、移動部110は、第
2の加圧端102の圧力pbが上昇し、上方に駆動され
る(これをON状態とする)。これにより、作動液体
は、Pポート8からAポート6に流れる。一方、例え
ば、駆動電圧(200V等)を印加すると、図3のよう
に、アクチュエータ4は曲がり、第1のノズル2をふさ
ぐ。このとき移動部110の第1の加圧端101の圧力
paは、第2の加圧端102の圧力pbよりも高くなり、
移動部110は下方に駆動される。これにより、Pポー
ト8からの流れが止められる(これをOFF状態とよ
ぶ)。
【0014】本ディジタル弁では、ノズルとオリフィス
を容易に交換できる構造となっており、第1及び第2の
ノズル2及び3とアクチュエータ4とのギャップを適宜
調整することが可能である。また、例えば、第1又は第
2のノズル2又は3を閉じるために、アクチュエータ4
への駆動電圧をオフとして設定してもマイナスとして設
定しても良い。また、第1及び第2のノズル2及び3か
らの油の流れは、アクチュエータ4の冷却にも役立って
いる。本ディジタル弁は、ON・OFF弁として設計さ
れているため、サーボ弁等で用いられるノズルフラッパ
機構のように精密な加工精度を必要としないため、比較
的安価に製作可能である。また、アクチュエータ4のピ
エゾ素子も安価であることから、ディジタル弁自体を安
価に構成できるという特長がある。
【0015】図4に、ディジタル弁で用いられるバイモ
ルフ型ピエゾ素子の構成図の一例を示す。これは、2枚
の板上のピエゾ素子41、42を貼り合わせた構造を持
つ。バイモルフ型ピエゾ素子は、積層型ピエゾ素子に比
べて変位が大きいこと、低価格であること、低電圧駆動
できること、そのために駆動アンプの構成が簡単である
ことなどのメリットを持つ。その反面、一般に発生力が
小さいものの、本発明のようなノズルフラッパ機構を用
いて、移動部110を駆動する構造をとることにより、
この点を克服している。ピエゾ素子の基本スペックとし
ては、例えば、l=31.0mm、k=3.2mm、w
=9.6mm、T=0.47mm、共振周波数250H
z、駆動電圧200V、変位値970μm、発生力55
g、静電容量75nF、張り合わせ方パラレルタイプを
用いることができる。なお、このスペックは一例にすぎ
ず、これに限定されず適宜のものを用いることができ
る。
【0016】つぎに、本発明に係るディジタル弁の特性
を説明する。特性を計測するためのシステムは、本発明
に係るディジタル弁の他に、油圧ポンプ、パソコン、デ
ジタルオシロスコープ等を備える。ディジタル弁のアク
チュエータ4の駆動信号は、D/Aコンバータ及びアン
プを介して入力される。移動部110変位(スプール変
位)および各ポートにおける圧力は、ギャップセンサお
よび圧力センサ等によりそれぞれ計測され、これらの信
号はディジタルオシロスコープにより計測される。ディ
ジタル弁からの流量は、流量センサを用いて計測した。
【0017】図5に、本発明のディジタル弁の応答特性
図を示す。この図は、ディジタル弁のノイズフラッパ機
構への入力としてパルス幅10msのパルスを与えたと
きの応答特性を示す。図5(a)における実線は、移動
部110(スプール弁)の変位xvを示し、破線は入力信
号を示す。図5(b)は、Pポート8における圧力を示
す。ここでは、供給圧力を1MPaとして与えた。図よ
り、スプール弁の変位は入力信号に伴って切り換わり、
ONからOFFへの切り換わりの応答時間はおよそ2.
2msである。また、OFFからONへの切り替え時間
はおよそ1.8msである。ディジタル弁がOFFとな
ったあと、若干の振動が見られるもののすみやかに減衰
している。このように、本ディジタル弁の応答特性につ
いての有効性が示された。
【0018】つぎに、図6及び図7に、PWM(パルス
変調)方式で駆動した場合の流量特性図を示す。図6
は、搬送波周波数を100Hzとした場合において、デ
ューティ20%で駆動した場合の結果を示す。図7は、
搬送波周波数を200Hzとした場合において、デュー
ティ50%で駆動した場合の結果を示す。このように、
本ディジタル弁のPWM駆動による有効性が示された。
【0019】なお、通常の電磁駆動によるオンオフ弁で
も見られるように、入力信号の時間幅が短いために、O
NからOFFあるいはOFFからONへの切り換えが完
全に行われない場合があるかもしれない。これに起因し
て発生するディジタル弁の非線形特性は、例えば、差動
PWM等の線形化手法を用いれば改善可能である(Muto
T., Yamada H., Suematsu Y., Digital Control of Hy
draulic Actuator System Operated by Differential P
ulse Width Modulation, JSME InternationalJournal
(Series III), 1990, 33-4, p.641、差動PWM方式に
よる油圧アクチュエータ系のディジタル制御(末松良
一、山田宏尚、武藤高義)、日本機械学会論文集(C編)、
55巻、516号、pp.2053-2061(1989)等参照)。
【0020】また、ディジタル弁の特性改善の他の方法
として、図8に示した流量特性をあらかじめコンピュー
タに記憶しておき、線形な出力となるようにデューティ
に補正をかけて出力するという方法もある。この方法で
は、単体のディジタル弁で非線形を補正することができ
る。
【0021】図8に、PWMパルスで駆動した場合の流
量特性図を示す。図8(a)には、ディジタル弁を搬送
波周波数100Hzで駆動としたときのデューティ−流
量特性を示す。図8(b)には、ディジタル弁を搬送波
周波数200Hzで駆動したときのデューティ−流量特
性を示す。図より、搬送波周波数100Hzの場合はほ
ぼ良好な線形特性を示していることが分かる。また、搬
送波周波数200Hzの場合は、若干の非線形は確認さ
れたものの、ほぼ良好な線形特性を持ち、オンオフ弁と
して良好な特性を持っていることが確認された。こうい
った非線形は、上述のような線形化手法を用いれば改善
可能である。したがって、本ディジタル弁の有効性が確
認された。
【0022】さらに、図9に、供給圧力psを変化させ
た場合における応答時間の特性図を示す。図より、供給
圧が高いほどディジタル弁のONからOFFへの切り換
えおよびOFF−ON切り換え共に、応答時間が短く成
っていることがわかる。これは、スプール弁が、ノズル
フラッパ機構により生ずる圧力により駆動されることに
起因する。
【0023】第1の実施形態は、ノズルラッパによりス
プールを駆動するため、ノズルからの漏れ流量の分だけ
無駄な作動油を消費している。前述したようにノズルラ
ッパ部を通過する作動油は、連続駆動しているPZT素
子から熱を奪う冷却油としての役割も持っているが、弁
流量に比べてあまりに流量が多いと好ましくない。以下
に、この漏れ流量を減らすための構成を説明する。
【0024】図10に、本発明に係るディジタル弁の第
2の実施の形態の構成図を示す。この実施の形態は、フ
ラッパの排出ポート10の出口付近に流量調整手段20
を取り付けたものである。流量調整手段20として、例
えば、1.0mmのオリフィスを採用したのときは、オリ
フィスを取り付けなかったときの約半分程度にまで減少
した。
【0025】図11に、本発明に係るディジタル弁の第
3の実施の形態の構成図を示す。図のように排出ポート
10の出口部分に第2のアクチュエータ30をとりつけ
たものである。第2のアクチュエータ30としては、例
えば適宜のタイプのPZT素子を採用することができ、
ディジタル弁が切り替わる瞬間は第2のアクチュエータ
30を開けておき、漏れ流量はそのまま流れるようにす
る。一方、ディジタル弁が切り換わらない間は第2のア
クチュエータ30を閉じておき、漏れ流用は流れないよ
うにする。このようにすれば漏れ流量を制御することが
できる。
【0026】
【発明の効果】以上のように、本発明によると、ピエゾ
素子の高速応答性を活かした新たなディジタル弁を提供
することができる。本発明によると、変位拡大機構とし
て、特に、バイモルフ型ピエゾ素子をノズルフラッパと
して使用する機構を採用することにより、積層型ピエゾ
素子に比べて変位が大きく、低価格、低電圧駆動できる
ようにし、駆動アンプの構成を簡単とすることができ
る。本発明によると、ノズルフラッパ機構を用いて、ス
プールを駆動する構造をとることにより、発生力を大き
くしたディジタ弁を提供することができる。また、本発
明によると、作動油をアクチュエータの冷却用としても
使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るディジタル弁の第1の実施の形態
の構成図。
【図2】本発明のディジタル弁の動作説明図(1)。
【図3】本発明のディジタル弁の動作説明図(2)。
【図4】ディジタル弁で用いられるバイモルフ型ピエゾ
素子の構成図。
【図5】本発明のディジタル弁の応答特性図。
【図6】PWM(パルス変調)方式で駆動した場合の流
量特性図(1)。
【図7】PWM(パルス変調)方式で駆動した場合の流
量特性図(2)。
【図8】PWMパルスで駆動した場合の流量特性図。
【図9】供給圧力を変化させた場合における応答時間の
特性図。
【図10】本発明に係るディジタル弁の第2の実施の形
態の構成図。
【図11】本発明に係るディジタル弁の第3の実施の形
態の構成図。
【符号の説明】
1 開閉部 2 第1のノズル 3 第2のノズル 4 アクチュエータ 5 入力ポート 6 出力ポート(Aポート) 7 第1のポート 8 第2のポート(Pポート) 9 第3のポート 10 排出ポート 110 移動部 120 固定部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3H002 BB01 BB08 BD01 BD06 BE01 BE02 3H056 AA08 BB02 BB05 BB32 CA02 CA13 CB02 CC01 CD02 CD06 DD08 GG12 3H062 AA02 AA13 CC08 CC13 DD03 EE10 HH03 HH10 3H067 AA02 CC32 CC42 DD04 DD32 DD33 DD49 ED20 FF17 GG15 GG21 GG22 5K029 AA11 FF05

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力ポートから入力された作動液体が分岐
    されて流れる第1、第2及び第3のポートと、 前記第2のポートから作動液体が入力され、前記第1及
    び第3のポートからの作動液体により加圧され、出力ポ
    ートへの流出を制御するための開閉部と、 前記第1及び第3のポートからの作動液体がそれぞれ供
    給される第1及び第2のノズルと、 前記第1及び第2のノズルの一方を閉じ他方を開くこと
    により、前記開閉部への加圧状態を切り替え、出力ポー
    トへの作動液体の流出を制御するためのアクチュエータ
    を備えたディジタル弁。
  2. 【請求項2】前記開閉部は、 前記第1及び第3のポートから作動液体がそれぞれ加圧
    される第1及び第2の加圧端と、前記第2のポートと出
    力ポートを接続するための通路とを有する移動部と、 前記第2のポートが接続されて前記通路の一端に作動液
    体を入力する入力端と、前記出力ポートが接続されて前
    記通路から作動液体を出力する出力端とを有する固定部
    とを備え、 前記第1及び第2のノズルの開閉状態により、前記第1
    及び第2の加圧端への圧力差が生じ、前記移動部が変位
    することにより、前記移動部の前記通路が開状態又は閉
    状態に切り替わることを特徴とする請求項1に記載のデ
    ィジタル弁。
  3. 【請求項3】前記アクチュエータは、ピエゾ素子を有
    し、 前記ピエゾ素子への印加電圧を制御することにより、前
    記第1又は第2のノズルのいずれかの一方から作動液体
    が流出するようにして、前記開閉部を切り替えるように
    した請求項1又は2に記載のディジタル弁。
  4. 【請求項4】前記アクチュエータは、パルス幅変調又は
    パルス振幅変調により制御されることを特徴とする請求
    項1乃至3のいずれかに記載のディジタル弁。
  5. 【請求項5】前記第1又は第2のノズルから出力される
    作動液体を排出する排出ポートに、作動液体の排出量を
    制御するための流量調整手段をさらに備えた請求項1乃
    至4のいずれかに記載のディジタル弁。
  6. 【請求項6】前記第1又は第2のノズルから出力される
    作動液体を排出する排出ポートに第2のアクチュエータ
    部をさらに備え、 前記アクチュエータ部により前記第1又は第2のノズル
    の開閉が切り替わる際に、前記第2のアクチュエータ部
    により排出ポートを開き、切り替わらない間は閉じるよ
    うにした請求項1乃至4のいずれかに記載のディジタル
    弁。
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