JP2001081497A - 住宅建材用洗浄剤及び住宅建材の洗浄方法 - Google Patents
住宅建材用洗浄剤及び住宅建材の洗浄方法Info
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- JP2001081497A JP2001081497A JP26508499A JP26508499A JP2001081497A JP 2001081497 A JP2001081497 A JP 2001081497A JP 26508499 A JP26508499 A JP 26508499A JP 26508499 A JP26508499 A JP 26508499A JP 2001081497 A JP2001081497 A JP 2001081497A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 藻類や細菌を効果的に除去でき、且つ、藻類
や細菌の繁殖する虞も少なく、しかも、環境及び人体に
対して悪影響及ぼす虞も少ない洗浄剤及び洗浄方法を提
供する。 【解決手段】 本発明にかかる住宅建材用洗浄剤は、抗
菌性を有する植物抽出エキスが、洗浄液に添加されてな
ることを特徴とする。
や細菌の繁殖する虞も少なく、しかも、環境及び人体に
対して悪影響及ぼす虞も少ない洗浄剤及び洗浄方法を提
供する。 【解決手段】 本発明にかかる住宅建材用洗浄剤は、抗
菌性を有する植物抽出エキスが、洗浄液に添加されてな
ることを特徴とする。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、外壁、瓦、タイル
等の住宅建材の洗浄に好適な住宅建材用洗浄剤及び洗浄
方法に関するものである。
等の住宅建材の洗浄に好適な住宅建材用洗浄剤及び洗浄
方法に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、瓦、サイジングボード、外壁等の
建材としては、コンクリート、タイル、セラミック、ス
テンレス、合成樹脂等からなるものが使用されている。
ところで、コンクリート、タイル、セラミック、ステン
レス、合成樹脂等は、長期間雨や風にさらされると、塵
埃、水垢、錆、油分、藻類、細菌等の付着物によって汚
染されるため、上記住宅建材は、定期的に洗浄液で洗浄
されていた。
建材としては、コンクリート、タイル、セラミック、ス
テンレス、合成樹脂等からなるものが使用されている。
ところで、コンクリート、タイル、セラミック、ステン
レス、合成樹脂等は、長期間雨や風にさらされると、塵
埃、水垢、錆、油分、藻類、細菌等の付着物によって汚
染されるため、上記住宅建材は、定期的に洗浄液で洗浄
されていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、洗浄液
で洗浄したのみでは、付着物の大半を取り除き外観上美
しくできるものの、藻類や細菌を完全に除去することは
困難であり、又、洗浄後の藻類や細菌の繁殖を抑制する
ことはできなかった。
で洗浄したのみでは、付着物の大半を取り除き外観上美
しくできるものの、藻類や細菌を完全に除去することは
困難であり、又、洗浄後の藻類や細菌の繁殖を抑制する
ことはできなかった。
【０００４】一方、外壁や瓦等を洗浄する際には、洗浄
液に伴って、洗浄液に添加される薬品等も飛散する虞が
あるため、住宅建造物の周囲の環境に与える影響、例え
ば、周囲に植えられた植物を枯らす等の影響を考慮する
必要がある。また、洗浄作業を行う作業者等の人体に与
える影響を考慮する必要もある。
液に伴って、洗浄液に添加される薬品等も飛散する虞が
あるため、住宅建造物の周囲の環境に与える影響、例え
ば、周囲に植えられた植物を枯らす等の影響を考慮する
必要がある。また、洗浄作業を行う作業者等の人体に与
える影響を考慮する必要もある。
【０００５】そこで、本発明は、上記従来の問題点に鑑
みなされたもので、藻類や細菌を効果的に除去でき、且
つ、藻類や細菌の繁殖する虞も少なく、しかも、環境及
び人体に対して悪影響及ぼす虞も少ない洗浄剤及び洗浄
方法を提供することを課題とするものである。
みなされたもので、藻類や細菌を効果的に除去でき、且
つ、藻類や細菌の繁殖する虞も少なく、しかも、環境及
び人体に対して悪影響及ぼす虞も少ない洗浄剤及び洗浄
方法を提供することを課題とするものである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決すべく、
本発明者は鋭意研究した結果、植物抽出エキスが抗菌性
を有し且つ環境等に殆ど悪影響を及ぼさないことを見出
し、本発明を完成するに至った。即ち、上記課題を解決
する解決手段は、住宅建材用洗浄剤にあり、かかる住宅
建材用洗浄剤は、抗菌性を有する植物抽出エキスが、洗
浄液に添加されてなることを特徴とする。
本発明者は鋭意研究した結果、植物抽出エキスが抗菌性
を有し且つ環境等に殆ど悪影響を及ぼさないことを見出
し、本発明を完成するに至った。即ち、上記課題を解決
する解決手段は、住宅建材用洗浄剤にあり、かかる住宅
建材用洗浄剤は、抗菌性を有する植物抽出エキスが、洗
浄液に添加されてなることを特徴とする。
【０００７】かかる構成からなる住宅建材用洗浄剤にお
いては、洗浄すべく、住宅建材に洗浄剤を塗布又は散布
すると、抗菌性を有する植物抽出エキスが生息する藻類
や細菌を減殺し、また、該植物抽出エキスの一部が住宅
建材の表面等に残存する。しかも、植物抽出エキスは、
飛散して周囲の植物を枯らす等虞も殆どなく、人体の健
康に悪影響を及ぼす虞も殆どない。
いては、洗浄すべく、住宅建材に洗浄剤を塗布又は散布
すると、抗菌性を有する植物抽出エキスが生息する藻類
や細菌を減殺し、また、該植物抽出エキスの一部が住宅
建材の表面等に残存する。しかも、植物抽出エキスは、
飛散して周囲の植物を枯らす等虞も殆どなく、人体の健
康に悪影響を及ぼす虞も殆どない。
【０００８】また、一般に、植物抽出エキスには、昆虫
や動物に葉や幹を食べられないように、摂食阻害作用を
示し且つ昆虫や微生物の付着を忌避する成分が含まれて
いるため、上記洗浄剤で洗浄された住宅建材及びその近
傍には、ダニ、蚊、蠅等が近寄ることも抑制されると共
に、シロアリの繁殖も抑制される。
や動物に葉や幹を食べられないように、摂食阻害作用を
示し且つ昆虫や微生物の付着を忌避する成分が含まれて
いるため、上記洗浄剤で洗浄された住宅建材及びその近
傍には、ダニ、蚊、蠅等が近寄ることも抑制されると共
に、シロアリの繁殖も抑制される。
【０００９】本発明において、洗浄液は、特に限定され
ず、従来公知のものを使用できるが、環境保全の観点か
ら、生分解性を有するｐＨ６〜８程度の中性洗浄液が好
ましい。特に、生物の内分泌機能に影響を及ぼす化学物
質、即ち環境ホルモンとして懸念されるノニルフェノー
ル系の活性剤を含有せず、しかも、河川、湖水の富栄養
化を招くリン酸塩ビルダーを含有しないものが好まし
い。
ず、従来公知のものを使用できるが、環境保全の観点か
ら、生分解性を有するｐＨ６〜８程度の中性洗浄液が好
ましい。特に、生物の内分泌機能に影響を及ぼす化学物
質、即ち環境ホルモンとして懸念されるノニルフェノー
ル系の活性剤を含有せず、しかも、河川、湖水の富栄養
化を招くリン酸塩ビルダーを含有しないものが好まし
い。
【００１０】一方、抗菌性を有する植物抽出エキスとし
ては、杉、桧、ヒバ、モミ、トウヒ、黒松、赤松、エゾ
松、楠、白樺、柿、茶、ミカン、イラクサ、クマザサ、
ヨモギ、シソ、アロエ、サンショウ、あま茶づるの抽出
エキスが好ましい。これらは、抗菌性の他に消臭性をも
有するため、これらの抽出エキスが洗浄液に添加された
洗浄剤を使用することにより、洗浄された住宅建材近傍
の悪臭を除去することができる。
ては、杉、桧、ヒバ、モミ、トウヒ、黒松、赤松、エゾ
松、楠、白樺、柿、茶、ミカン、イラクサ、クマザサ、
ヨモギ、シソ、アロエ、サンショウ、あま茶づるの抽出
エキスが好ましい。これらは、抗菌性の他に消臭性をも
有するため、これらの抽出エキスが洗浄液に添加された
洗浄剤を使用することにより、洗浄された住宅建材近傍
の悪臭を除去することができる。
【００１１】また、これらの植物抽出エキスは、次亜塩
素酸ナトリウムを含有する洗浄液と共に使用した場合、
次亜塩素酸ナトリウムによって引き起こされる植物を枯
らすという好ましくない作用を抑制する効果を有する。
従って、これらの抽出エキスが洗浄液に添加された洗浄
剤を使用し、且つ、前記洗浄液として、洗浄力の強いと
される次亜塩素酸ナトリウムを含有するものを使用した
場合には、植物に悪影響を及ぼす虞も少なく、しかも強
い洗浄力を維持することができる。尚、これらの植物抽
出エキスは、通常、乾留、蒸留等、従来公知の方法によ
って抽出される。
素酸ナトリウムを含有する洗浄液と共に使用した場合、
次亜塩素酸ナトリウムによって引き起こされる植物を枯
らすという好ましくない作用を抑制する効果を有する。
従って、これらの抽出エキスが洗浄液に添加された洗浄
剤を使用し、且つ、前記洗浄液として、洗浄力の強いと
される次亜塩素酸ナトリウムを含有するものを使用した
場合には、植物に悪影響を及ぼす虞も少なく、しかも強
い洗浄力を維持することができる。尚、これらの植物抽
出エキスは、通常、乾留、蒸留等、従来公知の方法によ
って抽出される。
【００１２】さらに、前記植物抽出エキスとして、桧又
はヒバの抽出エキスを使用することがより好ましい。
はヒバの抽出エキスを使用することがより好ましい。
【００１３】桧、ヒバの抽出エキスには、腐巧菌に対し
て対抗力が強く且つシロアリの発生を抑制するボルネオ
ール、ヒノキチオールという成分が含まれている。従っ
て、桧又はヒバの抽出エキスを使用することにより、洗
浄された住宅建材は、上記成分による消臭性及び抗菌性
を奏すると共に、腐巧菌に犯され難く、しかも、シロア
リの繁殖抑制効果に優れたものとなるのである。
て対抗力が強く且つシロアリの発生を抑制するボルネオ
ール、ヒノキチオールという成分が含まれている。従っ
て、桧又はヒバの抽出エキスを使用することにより、洗
浄された住宅建材は、上記成分による消臭性及び抗菌性
を奏すると共に、腐巧菌に犯され難く、しかも、シロア
リの繁殖抑制効果に優れたものとなるのである。
【００１４】また、桧の抽出エキスには、桧の産地によ
って異なるものの、何れの産地のものであっても、ｄ−
ａ−ピネン、ｄ−ボルネオール、ｄ−カディネン、ｌ−
カディノール、ｄ−リモネン、脂肪酸エステル類のう
ち、少なくとも一種以上の成分が含まれており、これら
が、消臭性成分として有効に作用するのである。また、
ヒバの抽出エキスには、ヒバの産地によって異なるもの
の、何れの産地のものであっても、クパレン、ツヨブセ
ン、ドラプリン、ヒノキチオールの少なくとも一種以上
が含まれており、これらは、抗菌性に極めて優れてお
り、抗菌性成分として有効に作用する。
って異なるものの、何れの産地のものであっても、ｄ−
ａ−ピネン、ｄ−ボルネオール、ｄ−カディネン、ｌ−
カディノール、ｄ−リモネン、脂肪酸エステル類のう
ち、少なくとも一種以上の成分が含まれており、これら
が、消臭性成分として有効に作用するのである。また、
ヒバの抽出エキスには、ヒバの産地によって異なるもの
の、何れの産地のものであっても、クパレン、ツヨブセ
ン、ドラプリン、ヒノキチオールの少なくとも一種以上
が含まれており、これらは、抗菌性に極めて優れてお
り、抗菌性成分として有効に作用する。
【００１５】特に、植物抽出エキスとして、桧及びヒバ
の両方の抽出エキスを含有してなるものがより好まし
い。桧の抽出エキスに含まれる消臭の有効成分と、ヒバ
の抽出エキスに含まれる抗菌の有効成分とが相伴うこと
により、抗菌及び消臭の相乗効果を発揮して、それぞれ
の抽出エキスが単独で使用された場合に比して、より優
れた抗菌性及び消臭性を呈するものとなる。従って、洗
浄された住宅建材は、抗菌性、消臭性により優れたもの
となる。
の両方の抽出エキスを含有してなるものがより好まし
い。桧の抽出エキスに含まれる消臭の有効成分と、ヒバ
の抽出エキスに含まれる抗菌の有効成分とが相伴うこと
により、抗菌及び消臭の相乗効果を発揮して、それぞれ
の抽出エキスが単独で使用された場合に比して、より優
れた抗菌性及び消臭性を呈するものとなる。従って、洗
浄された住宅建材は、抗菌性、消臭性により優れたもの
となる。
【００１６】また、前記植物抽出エキスは、テルペンを
含有してなるものが好ましい。テルペン、即ち、テルペ
ンに属する種々の炭化水素、アルコール、カルボン酸、
ラクトン等は、消臭作用に優れるのみならず、樹木の香
りを発生する為、前記植物抽出エキスとして、テルペン
を含有してなるものを使用することにより、洗浄された
住宅建材近傍で、森林浴を楽しむことができる。
含有してなるものが好ましい。テルペン、即ち、テルペ
ンに属する種々の炭化水素、アルコール、カルボン酸、
ラクトン等は、消臭作用に優れるのみならず、樹木の香
りを発生する為、前記植物抽出エキスとして、テルペン
を含有してなるものを使用することにより、洗浄された
住宅建材近傍で、森林浴を楽しむことができる。
【００１７】また、テルペンに属する揮発性成分（例え
ば、モノテルペン、セスキテルペン）は、森林浴の有効
成分として注目されており、これらが洗浄液に添加され
てなる洗浄剤を使用することにより、洗浄された住宅建
材の周囲で擬似的な森林浴を楽しむことができる。更
に、森林浴によって、疲労回復、精神集中、肝機能の活
性化、抗アレルギー等の薬理効果の得られることが一般
に知られており、これらの薬理効果をも得ることができ
る。
ば、モノテルペン、セスキテルペン）は、森林浴の有効
成分として注目されており、これらが洗浄液に添加され
てなる洗浄剤を使用することにより、洗浄された住宅建
材の周囲で擬似的な森林浴を楽しむことができる。更
に、森林浴によって、疲労回復、精神集中、肝機能の活
性化、抗アレルギー等の薬理効果の得られることが一般
に知られており、これらの薬理効果をも得ることができ
る。
【００１８】本発明の住宅建材用洗浄剤の使用方法は、
特に限定されず、従来住宅建材用の洗浄剤として一般に
使用されている方法によって使用できる。また、住宅建
材を塗装する前に、表面を洗浄する場合にも使用するこ
とができる。このように使用することで、洗浄によって
塗料の乗りが良くなると共に、塗装面に藻類や細菌が繁
殖する虞も減少する。
特に限定されず、従来住宅建材用の洗浄剤として一般に
使用されている方法によって使用できる。また、住宅建
材を塗装する前に、表面を洗浄する場合にも使用するこ
とができる。このように使用することで、洗浄によって
塗料の乗りが良くなると共に、塗装面に藻類や細菌が繁
殖する虞も減少する。
【００１９】さらに、新しい瓦を葺く際に、本発明の住
宅建材用洗浄剤で既に葺かれていた古い瓦を洗浄し、洗
浄された古い瓦の上から新しい瓦を葺くという使用も可
能である。古い瓦の上に新しい瓦を葺くことは、両瓦間
に藻類や細菌が繁殖し、又、ダニ、ノミ等の虫が生息す
る虞があるため実施が困難であったが、本発明の住宅建
材用洗浄剤にて古い瓦を洗浄することで、洗浄時に洗浄
剤が飛散しても環境に悪影響を及ぼすことなく、藻類や
細菌の繁殖等を抑制でき、古い瓦の上に新しい瓦を葺く
ことが可能となる。従って、古い瓦を取り除く作業が省
略され、煩雑であった瓦の葺き替え作業が簡略化される
ことになるのである。
宅建材用洗浄剤で既に葺かれていた古い瓦を洗浄し、洗
浄された古い瓦の上から新しい瓦を葺くという使用も可
能である。古い瓦の上に新しい瓦を葺くことは、両瓦間
に藻類や細菌が繁殖し、又、ダニ、ノミ等の虫が生息す
る虞があるため実施が困難であったが、本発明の住宅建
材用洗浄剤にて古い瓦を洗浄することで、洗浄時に洗浄
剤が飛散しても環境に悪影響を及ぼすことなく、藻類や
細菌の繁殖等を抑制でき、古い瓦の上に新しい瓦を葺く
ことが可能となる。従って、古い瓦を取り除く作業が省
略され、煩雑であった瓦の葺き替え作業が簡略化される
ことになるのである。
【００２０】上記課題を解決する他の解決手段は、住宅
建材の洗浄方法にあり、かかる住宅建材の洗浄方法は、
住宅建材を洗浄液で洗浄し、且つ、抗菌性を有する植物
抽出エキスを用いて抗菌処理を施すことを特徴とする。
ここで、抗菌処理とは、植物抽出エキスを住宅建材に塗
布又は散布等することを意味する。また、本発明におい
ては、洗浄と抗菌処理の何れを先に行っても良く、又、
同時に行っても良い。
建材の洗浄方法にあり、かかる住宅建材の洗浄方法は、
住宅建材を洗浄液で洗浄し、且つ、抗菌性を有する植物
抽出エキスを用いて抗菌処理を施すことを特徴とする。
ここで、抗菌処理とは、植物抽出エキスを住宅建材に塗
布又は散布等することを意味する。また、本発明におい
ては、洗浄と抗菌処理の何れを先に行っても良く、又、
同時に行っても良い。
【００２１】
【実施例】次に、本発明の住宅建材用洗浄剤の製造例を
以下に示す。先ず、界面活性剤（商品名「ポリーズクリ
ーナーＬＣ２０」、ユシロ化学（株）社製）を６０倍か
ら１００倍に希釈し、生分解性に優れた中性で且つノニ
ルフェノール系の活性剤及びリン酸塩ビルダーを含有し
ない洗浄液を調整する。次に、杉、桧、ヒバ、モミ、ト
ウヒ、黒松、赤松、エゾ松、楠、白樺、柿、茶、ミカ
ン、イラクサ、クマザサ、ヨモギ、シソ、アロエ、サン
ショウ、あま茶づる等、その他３５種の植物抽出エキス
がブレンドされてなる植物抽出エキス（商品名「フィッ
トンチッド３５」、（株）成田製）を、前記洗浄液に重
量比で１対１の割合で添加し、本実施例の住宅建材用洗
浄剤を得る。
以下に示す。先ず、界面活性剤（商品名「ポリーズクリ
ーナーＬＣ２０」、ユシロ化学（株）社製）を６０倍か
ら１００倍に希釈し、生分解性に優れた中性で且つノニ
ルフェノール系の活性剤及びリン酸塩ビルダーを含有し
ない洗浄液を調整する。次に、杉、桧、ヒバ、モミ、ト
ウヒ、黒松、赤松、エゾ松、楠、白樺、柿、茶、ミカ
ン、イラクサ、クマザサ、ヨモギ、シソ、アロエ、サン
ショウ、あま茶づる等、その他３５種の植物抽出エキス
がブレンドされてなる植物抽出エキス（商品名「フィッ
トンチッド３５」、（株）成田製）を、前記洗浄液に重
量比で１対１の割合で添加し、本実施例の住宅建材用洗
浄剤を得る。
【００２２】
【発明の効果】以上のように、本発明にかかる住宅建材
用洗浄剤及び住宅建材の洗浄方法によれば、抗菌性を有
する植物抽出エキスが生息する藻類や細菌を減殺するの
で、藻類や細菌を効果的に除去でき、且つ、洗浄後も住
宅建材の表面等に残存した植物抽出エキスによって、洗
浄後の繁殖を抑制することができる。しかも、環境及び
人体の健康に悪影響を及ぼす虞も殆どない。
用洗浄剤及び住宅建材の洗浄方法によれば、抗菌性を有
する植物抽出エキスが生息する藻類や細菌を減殺するの
で、藻類や細菌を効果的に除去でき、且つ、洗浄後も住
宅建材の表面等に残存した植物抽出エキスによって、洗
浄後の繁殖を抑制することができる。しかも、環境及び
人体の健康に悪影響を及ぼす虞も殆どない。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Ｆターム(参考） 3B201 AA46 BB21 BB92 4H003 BA12 DA05 DA07 DA09 DB01 EB43 EB46 FA01 FA06 FA34 4H011 AA02 AA03 BA01 BA05 BB22 DA12 DG05 DG16
Claims (3)
- 【請求項１】 抗菌性を有する植物抽出エキスが、洗浄
液に添加されてなることを特徴とする住宅建材用洗浄
剤。 - 【請求項２】 前記植物抽出エキスが、桧又はヒバの抽
出エキスである請求項１記載の住宅建材用洗浄剤。 - 【請求項３】 住宅建材を洗浄液で洗浄し、且つ、抗菌
性を有する植物抽出エキスを用いて抗菌処理を施すこと
を特徴とする住宅建材の洗浄方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26508499A JP2001081497A (ja) | 1999-09-20 | 1999-09-20 | 住宅建材用洗浄剤及び住宅建材の洗浄方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26508499A JP2001081497A (ja) | 1999-09-20 | 1999-09-20 | 住宅建材用洗浄剤及び住宅建材の洗浄方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001081497A true JP2001081497A (ja) | 2001-03-27 |
Family
ID=17412386
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26508499A Pending JP2001081497A (ja) | 1999-09-20 | 1999-09-20 | 住宅建材用洗浄剤及び住宅建材の洗浄方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001081497A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100424720B1 (ko) * | 2001-06-07 | 2004-03-27 | 박영희 | 다용도 세척제를 이용한 청소방법 |
-
1999
- 1999-09-20 JP JP26508499A patent/JP2001081497A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100424720B1 (ko) * | 2001-06-07 | 2004-03-27 | 박영희 | 다용도 세척제를 이용한 청소방법 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20040705 |