JP2001080587A - ティルトローターダウンストップ組立体 - Google Patents

ティルトローターダウンストップ組立体

Info

Publication number
JP2001080587A
JP2001080587A JP2000238214A JP2000238214A JP2001080587A JP 2001080587 A JP2001080587 A JP 2001080587A JP 2000238214 A JP2000238214 A JP 2000238214A JP 2000238214 A JP2000238214 A JP 2000238214A JP 2001080587 A JP2001080587 A JP 2001080587A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
assembly
striker
tilt rotor
downstop
pivotable
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000238214A
Other languages
English (en)
Inventor
Michael J Ryan
ジェイ ライアン マイケル
Brett R Zimmerman
アール ツィンマーマン ブレット
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bell Helicopter Textron Inc
Original Assignee
Bell Helicopter Textron Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority claimed from US09/408,337 external-priority patent/US6328256B1/en
Application filed by Bell Helicopter Textron Inc filed Critical Bell Helicopter Textron Inc
Publication of JP2001080587A publication Critical patent/JP2001080587A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B64AIRCRAFT; AVIATION; COSMONAUTICS
    • B64CAEROPLANES; HELICOPTERS
    • B64C27/00Rotorcraft; Rotors peculiar thereto
    • B64C27/32Rotors
    • B64C27/322Blade travel limiting devices, e.g. droop stops
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B64AIRCRAFT; AVIATION; COSMONAUTICS
    • B64CAEROPLANES; HELICOPTERS
    • B64C27/00Rotorcraft; Rotors peculiar thereto
    • B64C27/22Compound rotorcraft, i.e. aircraft using in flight the features of both aeroplane and rotorcraft
    • B64C27/28Compound rotorcraft, i.e. aircraft using in flight the features of both aeroplane and rotorcraft with forward-propulsion propellers pivotable to act as lifting rotors
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B64AIRCRAFT; AVIATION; COSMONAUTICS
    • B64CAEROPLANES; HELICOPTERS
    • B64C29/00Aircraft capable of landing or taking-off vertically, e.g. vertical take-off and landing [VTOL] aircraft
    • B64C29/0008Aircraft capable of landing or taking-off vertically, e.g. vertical take-off and landing [VTOL] aircraft having its flight directional axis horizontal when grounded
    • B64C29/0016Aircraft capable of landing or taking-off vertically, e.g. vertical take-off and landing [VTOL] aircraft having its flight directional axis horizontal when grounded the lift during taking-off being created by free or ducted propellers or by blowers
    • B64C29/0033Aircraft capable of landing or taking-off vertically, e.g. vertical take-off and landing [VTOL] aircraft having its flight directional axis horizontal when grounded the lift during taking-off being created by free or ducted propellers or by blowers the propellers being tiltable relative to the fuselage

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Aviation & Aerospace Engineering (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Transmission Devices (AREA)
  • Details Of Aerials (AREA)
  • Accommodation For Nursing Or Treatment Tables (AREA)
  • Toys (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 機体、翼部材及びそれに接続されたティルト
ローター組立体17a、bを有するティルトローター航空機
において、翼とティルトローター組立体との間にて高い
鉛直方向剛性を提供しながら横方向荷重の伝達を遮断す
る(隔離する)ための高さが低いティルトローターダウ
ンストップ組立体を提供すること。 【解決手段】 本発明によれば、翼とティルトローター
組立体との間に横方向荷重を隔離するためのダウンスト
ップ組立体を含み、ダウンストップ組立体は、枢動可能
なストライカ組立体31と、それを取り外し可能に受容す
るクレードル組立体111とを含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ティルトローター
航空機に於いてヘリコプターモードから飛行機モードへ
の転換若しくはその逆のために用いられる転換組立体に
係る。特に、本発明は、飛行機モードに於いて航空機の
静止した構造に対して連接したローター部分を安定化す
るための方法及び装置に係る。
【0002】
【従来の技術】ティルトローター航空機は、伝統的なヘ
リコプターと伝統的なプロペラ駆動航空機との間の複合
型である。典型的なティルトローター航空機は、航空機
の機体に対して接続することのできるローターシステム
を有している。この連接部分はナセルと呼ばれている。
ティルトローター航空機は、ヘリコプターモード、即
ち、ティルトローター航空機がヘリコプターのように離
陸、ホバリング及び着陸することのできるモードから、
飛行機モード、即ち、ティルトローター航空機が固定翼
航空機のように前方に飛行することのできるモードヘ転
換可能である。
【0003】ティルトローター航空機の設計は、ヘリコ
プター若しくはプロペラ駆動航空機の何れにも関連しな
い独特の問題を有している。特に、慣用のヘリコプター
若しくは固定翼航空機の何れにも存在していないティル
トローター組立体によって或る静的及び動的荷重が発生
される。航空機モードに於いて、航空機の安定性は、
「ダウンストップ」組立体と呼ばれる支持組立体によっ
て維持される。ダウンストップ組立体は、二つの主な目
的を有する。第一に、ダウンストップ組立体は、飛行エ
ンベロブ全体に亙りナセルが上昇しないようにするため
に必要な下向きの力に対向するために鉛直方向の剛性を
提供しなければならない。第二に、ダウンストップ組立
体は、飛行安定性を確実にするために充分な横方向剛性
を提供しなければならない。横方向剛性の正確な量は、
航空機のジオメトリ、飛行エンベロプの要件、隣接部品
の剛性及び幾つかのその他の因子に基づいており、それ
らは、飛行試験が実行されるまで未知である。従って、
ダウンストップ組立体が横方向剛性の増大若しくは低減
に必要なために隣接部品の再設計をする必要のない材料
にて調節可能であることが、望ましい。横方向剛性が、
或る特定の航空機の最小の横方向剛性の要件に適合若し
くは調整されれば、航空機の翼構造は、損傷を与える横
方向の静的及び振動荷重から隔離することができる。
【0004】ティルトローター航空機が飛行機モードに
なる場合に翼構造とナセルとの問に生成される静的及び
動的荷重を隔離する(荷重の伝達を遮断する)ための幾
つかの試みがなされている。或るティルトローター航空
機に於いては、横方向荷重が長い鉛直方向のブレードを
有するダウンストップ組立体によって隔離されている。
この適用に於いて、鉛直方向のブレードの高さは、使用
されるべきフェアリングを大きくする必要があり、かく
して航空機の前方抗力を増大する。その他のティルトロ
ーター航空機は、ダウンストップ組立体の高さを最小化
しているが、これは横方向荷重が翼構造へ導入されるこ
とを余儀なく受け入れた上でである。かくして、ティル
トローター航空機の設計に多大な進歩がなされている
が、小さく、調節可能で鉛直方向に硬いパッケージを用
いて翼構造から横方向のナセル荷重を隔離するという問
題は適切に解決されていない。
【0005】
【発明の概要】高さの低い調節可能なティルトローター
ダウンストップ組立体を有するティルトローター航空機
に対する必要が存在する。
【0006】本発明の目的は、高い鉛直方向剛性を提供
しながら横方向荷重を隔離するための高さが低いティル
トローターダウンストップ組立体を提供することであ
る。
【0007】本発明のもう一つの目的は、横方向荷重を
隔離するための調節可能なティルトローターダウンスト
ップ組立体を提供することである。
【0008】本発明の更なる目的は、横方向荷重を隔離
するためのティルトローターダウンストップ組立体であ
って翼構造に侵入しない組立体を提供することである。
【0009】本発明のもう一つの目的は、静的及び動的
の双方の横方向荷重を隔離するための高さの低いティル
トローターダウンストップ組立体を提供することであ
る。
【0010】本発明のもう一つの目的は、L字形状のス
トライカアームを有する高さの低い調整可能なティルト
ローターダウンストップ組立体であって、L字形状のス
トライカアームの長い脚部の物理的な寸法を調節するこ
とのできる組立体を提供することである。
【0011】本発明の更なる目的は、高さの低いティル
トローターダウンストップ組立体により横方向のナセル
荷重が隔離されているティルトローター航空機を提供す
ることである。
【0012】
【発明の実施の形態】図1A及び図1Bを参照すると、
典型的なティルトローター航空機11が示されている。
ティルトローター航空機11は、機体13と、機体13
へ接続された翼15a及び15bを有している。慣用的
なものと同様に、翼15a及び15bは、各々、ティル
トローター組立体17a及び17bを末端に有する。抗
力を低減するためにフェアリング18a及び18bがテ
ィルトローター組立体17a及び17bと翼15a及び
15bとの間に配置されている。ティルトローター組立
体17a及び17bの各々は、エンジンと、プロップー
ローター19a及び19bを駆動するためのトランスミ
ッション及びギアボックス(図5参照)とを含んでいて
よい。転換アクチュエータ(図8参照)が、図1Aに示
されている如き飛行機モードと図1Bに示されている如
きへりコプターモードとの間にてティルトローター組立
体17a及び17bの状態を制御する。飛行機モードに
於いて、ティルトローター航空機11は、慣用の固定翼
プロペラ駆動航空機の如く飛行することができ、操作す
ることができる。ヘリコプターモードに於いて、ティル
トローター航空機11は、慣用の回転翼航空機若しくは
ヘリコプターのように離陸、ホバリング、着陸をするこ
とができ、操作することができる。
【0013】図2A−図2Cを参照すると、本発明によ
る高さの低い調整可能なティルトローターダウンストッ
プ組立体の好ましい実施態様が示されている。ストライ
カー組立体31は、角度をつけられた調整可能なストラ
イカアーム35を受容するよう構成されたべ一ス部材3
3を含む。べ一ス部材33は、好ましくは、アルミニウ
ムで構成されるが、任意のその他の十分に固い材料で構
成されてもよい。べ一ス部材33は、複数の装着開口部
36を含む。ストライカアーム35は、ポスト部分37
と脚部分39とを有する概ねL字形状に構成されてい
る。ストライカアーム35は、好ましくは、チタニウム
で製造されるが、ストライカアーム35の幾何学的寸法
を変更することによって機械的性質、特に曲げ剛性が調
節され若しくは「調整」することのできるその他の材料
で作られてもよい。このストライカアーム35の調整に
関する特徴が、本発明の中心的な役割を担っており、以
下に於いて更に詳しく議論される。
【0014】ストライカアーム35のポスト部分37と
脚部分39は、概ね円筒状のコーナー部分41にて交差
する。コーナー部分41は、軸線45に沿ってコーナー
部分41を横切るよう通る円筒状孔43を含む。ブッシ
ュ47が孔43の各々の端に於いて孔43の内部へ接続
されている。ブッシュ47は、好ましくは、テフロンラ
イニングを有するブッシュの如き摩擦防止ブッシュであ
る。ブッシュ47は、孔43との滞りばめを有するが、
その他のよく知られた手段によりチャンネルヘ接続され
てよい。脚部分39は、脚部分39の長さ方向にわたっ
て概ね一定の横方向幅wを有する。ポスト部分37は、
好ましくは、コーナー部分41から先端部分49へ内方
にテーパーが付けられている。先端部分49は、軸線5
1に沿って概ね円筒状である。脚部分39は、コーナー
部分41から延在し、上側フォーク53aと概ね平行な
下側フォーク53bとを有する分岐された端53を有す
る。ストライカアーム35は、図3に関連して以下に更
に詳細に説明される。
【0015】べ一ス部材33は、複数のラグ55a及び
55bを含んでいる。ラグ55a及び55bは、概ね平
行である。ラグ55aおよび55bは、各々そこを通過
する孔57a及び57bを含む。ブッシュ61a及び6
1bが軸線59に沿って各々、孔57a及び57bの内
部へ接続されている。ブッシュ61a及び61bは、構
造においてブッシュ47と同様である。ブッシュ61a
及び61bは、好ましくは、テフロン(登録商標)ライ
ニングを有するブッシュの如き摩擦防止ブッシュであ
る。ブッシュ61a及び61bは、好ましくは、孔57
a及び57bへ締りばめされているが、その他のよく知
られた手段によりラグ55a及び55bへ接続されてよ
い。
【0016】ブッシュ61aは、スリッププッシュ63
を受容する。スリップブッシュ63は、ブッシュ61b
のブッシュフランジ61cとワッシャー65aの問にて
適所に保持される。ボルト67が軸線59に沿ってワッ
シャー65b、ブッシュ61b、ブッシュ63、ワッシ
ャー65aを通過し、ピン71を有するナット69によ
り取り外し可能に受容される。この態様において、摩擦
防止枢動ジョイントA(図2C参照)が形成され、その
周りにてポスト部分37及び脚部分39が枢動する。
【0017】図2A−図2Cを続けて参照すると、べ一
ス部材33は、第二の複数のラグ73a及び73bを含
む。ラグ73a及び73bは、互いに概ね平行であり、
軸線59に平行である。ラグ73a及び73bは、各々
それを通過する孔75a及び75bを含む。ブッシュ7
9a及び79bが孔75a及び75bの内部へ軸線77
に沿って各々接続されている。ブッシュ79a及び79
bは、構造においてブッシュ47aと同様である。ブッ
シュ79a及び79bは、テフロンライニングを有する
ブッシュの如き摩擦止めブッシュである。ブッシュ79
a及び79bは、好ましくは、開口部75a及び75b
に締りばめされるが、その他の公知の手段によりラグ7
3a及び73bへ接続されてよい。
【0018】リテーナーピン81は、ブッシュ79a及
び79bを通して受容される。リテーナーピン81は、
一対の窪んだ平坦部分83a及び83bを有する。平坦
部分83a及び83bは、概ね互いに平行であり、軸線
59に平行である。好ましくは、リテーナーピン81
は、少なくとも窪んだ平坦部分83a及び83bにおい
て、KARON(米国コネチカット州ブルームフィール
ドのカマティックス社から商業的に利用可能)の如き摩
擦防止材料により被覆される。リテーナーピン81は、
軸線77周りにタブ73a及び73b内にて自由に回転
する。平坦な窪んだ部分83a及び83bは、フォーク
53を摺動するように受容するよう構成され、これによ
り、摺動及び枢動ジョイントB(図2B参照)を形成す
る。フォーク53は、リテーナビン81に対し摺動でき
るようになっており、軸線77に対して回転できるの
で、ポスト部分37へ横方向荷重が与えられると、曲が
ることによって、脚部分39は、携むこととなる。しか
しながら、脚部分39は、フォーク53がタブ73a及
び73bに対して平行移動しリテーナーピン81からフ
ォーク53が外れてしまうということを防ぐよう十分な
剛性を有する。言い換えれば、リテーナーピン81に対
するフォーク53の摺動接続によって、ポスト部分37
が軸線59、即ちジョイントA周りに枢動できるように
なっている。
【0019】図2Bに示されている如く、ストライカア
ーム35は、べ一ス部材33に於けるスロット90に沿
ってジョイントAからジョイントBへ通過する。スロッ
ト90は、ストライカアーム35の脚部分39が概ね水
平方向位置について維持され、制限されることなく鉛直
面内にて撓む若しくは曲がることを可能にする。スロッ
ト90は、以下に更に詳細に説明されるように、脚部分
39の鉛直方向の種々の厚みに適合するよう構成され
る。更に、スロット90は、ストライカー組立体31が
全体として鉛直方向の高さが低く若しくはそのような輪
郭を維持することを可能にする。ここで、「鉛直」及び
「水平」と言う語が用いられているが、これらの語は、
説明を容易にするためのみに用いられ、本発明の機能す
る方向として限定するものと意図されていないというこ
とは理解されるべきである。
【0020】このような態様で構成され組立てられたス
トライカー組立体31により、飛行機モードに於いてテ
ィルトローター組立体17a及び17bによって生成さ
れた図2Bに於ける矢印により指示されている横方向の
荷重は、ポスト部分37の先端部分49から脚部分39
及びフォーク53へ移される。ポスト部分37は短く、
本発明の高さが低いという特徴を提供し、ポスト部分3
7は、大きくは曲がらない。かくして横方向荷重は、軸
線59周りに回転するポスト部分37により脚部分39
へ移される。脚部分39が湾曲すると、ティルトロータ
ー組立体17a及び17bにより生成された横方向荷重
が隔離され且つ吸収され、これにより横方向荷重が翼1
5a及び15bへ移されることを防ぐ。かくして、翼1
5a及び15bは、振動荷重に対し応答する追加的な支
持構造を必要としない。このことは、重量及び費用に於
いて非常に大きな節約となる。
【0021】ここで図3を参照して、ストライカアーム
35の前面が示されている。図示されているように、ポ
スト部材37双び脚部材39は、軸線45周りに角度α
をなしている。角度αは、制限されない。しかしなが
ら、115°以上の角度であると本発明の高さの低い特
徴に悪影響を与えることとなろう。ポスト部分37は、
先端部分49の最下点から軸線45まで測って鉛直方向
高さhを有し、フォーク53の端から軸線45まで測定
してある長さ1を有する。本発明の高さが低いという特
徴により、高さhは、長さ1よりも大きさに於いて小さ
い。気付かれるべきことであるが、コーナー部分41が
同心となっている軸線45と先端部分49が同心となっ
ている軸線51とは平行でなくともよい。概して、軸線5
1がティルトローター組立体17a及び17bの柱の中
心線に平行に作られるのが好ましい。理解されるべきこ
とであるが、或るティルトローター航空機について、軸
線45及び51は、ストライカアーム35の機能に大幅
な影響を与えることなく平行となっていてよい。
【0022】脚部分39は、下方表面91から上方表面
93まで測って或る選択された鉛直方向高さ若しくは厚
みtを有する。厚みtに基づいて、脚部分39は、或る選
択された鉛直方向断面若しくは厚みプロファイルを有す
る。好ましくは、ストライカーアーム35は、固い材料
で構成され、脚部分39の曲げ剛性は、厚みt、厚みプ
ロファイルに従って選択的に変更される。好ましくは、
脚部分39の幅wと長さ1は、リテーナビン81又はス
ロット90(図2B参照)の変更の必要がないよう一定
に保たれる。例えば、ストライカアーム35は、チタニ
ウムで製造され、約7.0インチ(18cm)の長さ1
と、約2.5インチ(6.4cm)の高さhと、コーナー
部分41の近傍にて約0.66インチ(1.68cm)
からフォーク53の近傍にて約0.38インチ(0.9
7cm)まで変化する厚みtを有している場合、脚部分
39の曲げ剛性の範囲は、約50000psi(3.4×
108N/m2)から約150000psi(10.2×1
8N/m2)である。
【0023】脚部分39の幅w及び長さ1が一定である
ことが好ましいので、脚部分39の曲げ剛性は、脚部分
39の厚みtを変更することにより選択的に決定するこ
とができる。言い換えれば、ストライカアーム35は、
脚部分39の厚みのプロファイルを変更することによっ
て或る選択された曲げ剛性に調整することができる。明
らかになることであるが、脚部分39の曲げ剛性は、厚
みtが増大するとともに増大する。かくして、同様の材
料について、脚部分39の曲げ剛性は、ある可変の厚み
tを有する厚みプロファイルについてのものよりも、或
る可変の厚みt1を有する厚みプロファイルについての
ものの方が大きく、又、脚部分39の鉛直方向曲げ剛性
は、或る可変の厚みtを有する厚みのプロファイルにつ
いてのものよりも或る可変の厚みt2を有する厚みのプ
ロファイルについてのほうが小さいこととなる。ポスト
部分37の先端部分49が炭化タングステンの如き非常
に硬い材料で被覆され、V字ブロック115(図5参
照)の表面に抗して磨り減らないようになっていること
が好ましい。先端部分49とV字ブロック115の間の
界面については、以下により詳細に説明される。
【0024】図4を参照して、図2Bの組立てられたス
トライカー組立体31が、プロップーローターギアボッ
クス組立体101へ接続されるよう示されている。プロ
ップーローターギアボックス組立体101は、ティルト
ローター組立体17a及び17bの各々に於いて配置さ
れる(図1A及び1B参照)。プロップ−ローター−ギ
アボックス組立体101は、ローターハブ19a及び1
9bを駆動する。プロップ−ローター−ギア組立体10
1の各々は、好ましくは、スタッド103を接続部分1
04土に配置されるよう含むことによりストライカー組
立体31へ接続されるよう構成されている。スタッド1
03は、べ一ス部材33の装着手段36に整合されそれ
に取り外し可能に受容される。シア(勢断)ボス105
がべ一ス部材33へ接続され、ストライカー組立体31
とプロップーローターギア組立体101との問に作用す
る勢断力に対する追加的な支持を提供する。スクリム1
07、好ましくはエポキシスクリムがべ一ス部材33へ
接合され、磨耗保護を提供する。好ましくは金属性材料
から構成される固いシム109がべ一ス部材33のスク
リム107とプロップ−ローターギア組立体101の結
合部分104との問に配置され、調節可能性を提供す
る。ストライカー組立体31はプロップ−ローターギア
ボックス組立体101へ接続されるものとして示され記
載されているが、ティルトローター組立体17a及び1
7bのその他の構成要素に接続されても良いことは、理
解されるべきである。
【0025】図5を参照すると、本発明による高さの低
い調整可能なダウンズトップ組立体のクレードル組立体
111の展開図が示されている。クレードル組立体11
1は、取り付け部分113双びヨー拘束部分若しくはV
ブロック115とを含む。取り付け部分113は、好ま
しくはアルミニウムの如き固い金属性材料から構成され
る。Vブロック115は、取り付け部分113のトラフ
部分117内に把持される。Vブロック115は、留
具、好ましくはボルト119によって取り付け部分11
3へ調節可能に接続される。トラフ部分1ユ7は、好ま
しくは、シム121a及び121bに並べられる。シム
121a及び121bは、好ましくはアルミニウム板状シ
ムであり、各々、Vブロック115の位置の鉛直及び横
方向の調節を可能にする。スペーサ板123がトラフ部
分117の前方内面125上に配置される。スペーサ板
123は、ティルトローター組立体17a及び17Bが
前方向にV−ブロック115に対してロータースラスト
カを与えるので前方内側面125に於いて必要である。
スペーサ板123は、好ましくは、摩減を防ぐエポキシ
被覆を含む。スペーサ板123は、ボルト著しくはリベ
ットの如き慣用の固定手段127によってトラフ部分1
17へ接続される。
【0026】V−ブロック115は、チタニウムの如き
固い金属性材料で構成される。V−ブロック115は、
飛行機モードヘの転換中において先端部分49が各々の
ティルトローター組立体17a及び17bと共に下方に回
転するとポスト部分37の先端部分49を取り外し可能
に受容するよう構成された丸められたV字形状の溝状イ
ンターフェイス部分129を有する。ストライカーイン
ターフェイス部分129は、概ね長手方向のトラフ13
0cを形成するよう収敏する傾斜された表面130a及び
130bを含む。トラフ130cは、図2Bに於いて示さ
れている横方向荷重若しくはヨー荷重に対し概ね横切る
方向にある。ストライカーインターフェイス部分129
が先端部分49から振動荷重を受けやすくなっているの
で、ストライカーインターフェイス部分129は、摩滅
に抗するよう非常に固い表面を有していることが望まし
い。かくして、好ましくは、V−ブロック115は、固
い金属性材料で構成され、少なくともストライカーイン
ターフェイス部分129は、炭化タングステンの如き非
常に固い材料で被覆される。V−ブロック115が取り
付け部分に対して摩滅しないことを確実にするために、
好ましくは、V−ブロック115は、エポキシ等の接着
材料により、シム121a及び121bに接触する全て
の表面において被覆される。取り付け部分113は、装
着開口131を含む。
【0027】ここで図6を参照すると、クレードル組立
体111が翼15bへ接続されていることが示されてい
る。クレードル組立体111の取り付け部分113は、
少なくとも一つの翼ケタ及び少なくとも一つの翼リブヘ
接続されるよう構成されている。クレードル組立体11
1は、翼15bの内部へ侵入しない。好ましくは、取り
付け部分113は、前方翼ケタ135と外側翼リブ13
7へ、装着開口131を介してボルト著しくはリベット
の如き慣用の固定手段133により接続される。示され
ているように、トラフ部分117が外側翼リブ137を
越えて片持ち支持される態様にて外側へ延在し、本発明
の高さの低い構成が維持されることを確実する。取り付
け部分113は、クレードル組立体11の翼15bへの
取付が、転換アクチュエータスピンドル143(図7参
照)の通る開口139の如き翼15bのその他の構成要
素の邪魔にならないようになされるよう構成されてい
る。クレードル組立体111は、前方翼ケタ135へ接
続されるものとして示され説明されているが、翼15a
及び15bのその他の構成要素に接続されてもよいこと
は、理解されるべきである。
【0028】ここで図7を参照して、図2A−図6の構
成要素が組立てられた態様にて示されている。慣用の液
圧式転換アクチュエーター141が飛行機モードとヘリ
コプターモードとの問におけるティルトローター組立体
17a及び17bの転換のために用いられる。転換アク
チュエーター141は、パイロン145上に力をかける
ことによりティルトローター組立体17a及び17bを
動作する際にスピンドル143の周りにて枢動する。テ
ィルトローター組立体17a及び17bは、翼15a及び
15bの後方部分149を通るスピンドル147周りに
枢動する。明らかなことであるが、クレードル組立体1
11は、プロップ−ローターギア組立体101の接続部
分104に接続することができ、ストライカ組立体31
は、本発明の機能性、調節可能性、高さが低いという構
成に影響を与えることなく翼15a及び15bへ接続する
ことができる。
【0029】作動に於いて、ティルトローター組立体1
7a及び17bは、ヘリコプターモード(図1B参照)か
ら飛行機モード(図1A参照)へ下方に回転される。好
ましくは、先端部分49は、ティルトローター航空機1
1が飛行機モードにある場合に或る選択された予荷重に
てV字ブロック115へ押しつけられる。ストライカー
組立体31が、接続部分104を介してプロップーロー
ターギア組立体101へ接続されているので、ティルト
ローター組立体17a及び17bが飛行機モ一ドに達す
ると、ストライカアーム35のポスト部分37の先端部
分49がV−ブロック115に接触させられる。この態
様において、選択された予荷重は、クレードル組立体1
11から翼15aへ移される。選択された荷重が維持さ
れている限り、ティルトローター航空機11は、飛行機
モードに於いて安定に維持されている。選択された予荷
重が維持されなくなると、ティルトローター航空機は、
振動荷重により不安定となる。本発明は、翼15a及び
15bとティルトローター組立体17a及び17bの問に
鉛直方向の予荷重を作用する手段と、翼15a及び15b
とティルトローター組立体17a及び17bの間の静的及
び動的横方向飛行荷重を隔離し吸収する手段を提供す
る。望ましくは、ティルトローター組立体17a及び1
7bが転換アクチュエーター141(図7参照)からの
選択された下方への予荷重を受容し、航空機の飛行エン
ベロープの全部に亙って先端部分49がV−ブロック1
15に接触した状態のままとなる。選択された予荷重が
維持されている限り、先端部分49はV−ブロック11
5に対して移動することなく、ヨー荷重若しくは横方向
荷重が効果的に制限される。本発明の好ましい実施態様
に於いて、V−ブロック115は、先端部分49に係留
又は錠止されない。係留又は錠上機構が、ある状況若し
くは据え付けに於いて望ましい場合があることは、理解
されるべきである。示されているように、クレードル組
立体111は、前方翼ケタ135双び外側翼リブ137
の周りを取り巻く。これにより、クレードル組立体11
1は高さを低いままに維持することができる。
【0030】以上から本発明が非常に大きな利点を提供
すると言うことが明らかであるべきである。短い概ね鉛
直のポスト部分と、厚みを単に変更することによって選
択的に調整可能な長い概ね水平の脚部分とを有するL字
形11大のストライカ組立体を提供することにより、本
発明は、高さを低いままに維持しながら翼に侵入するこ
となく振動荷重を吸収若しくは減衰することができる。
本発明は幾つかの限定された形態について示されている
が、これらの形体は限定を意味するものではなく本発明
の概念から逸脱することなく種々の変更および修正が可
能である。
【図面の簡単な説明】
【図1A】飛行機モードのティルトローター航空機の斜
視図。
【図1B】ヘリコプターモードのティルトローター航空
機の斜視図。
【図2A】本発明による高さの低い調整可能なティルト
ローターダウンストップ組立体のストライカー組立体の
展開斜視図。
【図2B】図2Aのストライカー組立体の組み立てられ
た斜視図。
【図2C】図2Aのストライカー組立体のジョイントA
の断面図。
【図3】図2A及び図2Bのストライカー組立体のスト
ライカアームの前面図。
【図4】プロップーローターギアボックス組立体へ図2
A及び図2Bのストライカー組立体を取り付けることを
例示する展開斜視図。
【図5】本発明による高さの低い調整可能なティルトロ
ーターダウンストップ組立体のクレードル組立体の展開
斜視図。
【図6】外側翼リブと前方翼けたとに図5のクレードル
組立体を取り付けることを例示する斜視図。
【図7】図2A及び図2Bのストライカー組立体と図5
双び図6のクレードル組立体とを含む本発明による組み
立てられた高さの低い調整可能なティルトローターダウ
ンストップ組立体の斜視図。
【符号の説明】
11…ティルトローター航空機 13…機体 15a、15b…翼 17a、17b…ティルトローター組立体 18a、18b…フェアリング 19a、19b…プロップーローター 31…ストライカ組立体 35…ストライカアーム 33…べ一ス部材 36…装着手段 37…ポスト部分 39…脚部分 41…コーナー部分 49…先端部分 53…フォーク 67…ボルト 81…リテーナーピン 83a、83b…平坦な窪んだ部分 90…スロット 101…プロップ−ロータギアボックス組立体 103…スタッド 104…接続部分 111…クレードル組立体 113…取り付け部分 115…Vブロック 117…トラフ部分 123…スペーサ板 129…ストライカーインターフェイス部分 135…前方翼ケタ 137…外側翼リブ 141…転換アクチュエーター 143…転換アクチュエータースピンドル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ブレット アール ツィンマーマン アメリカ合衆国 76054 テキサス州 ハ ースト リージェンシー ドライヴ 740

Claims (32)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】改良されたティルトローター航空機であっ
    て、 機体と、 前記機体へ接続された少なくとも一つの翼部材と、 前記少なくとも一つの翼部材によって担持された少なく
    とも一つのティルトローター組立体と、 横方向荷重を隔離するためのダウンストップ組立体にし
    て、 枢動可能なストライカ組立体と、 前記枢動可能なストライカ組立体を取り外し可能に受容
    するよう構成されたクレードル組立体と、 を含むダウンストップ組立体と、 を含むティルトローター航空機。
  2. 【請求項2】請求項1による改良されたティルトロータ
    ー航空機であって、前記ダウンストップ組立体が、前記
    枢動可能なストライカ組立体の曲げ剛性を選択的に変更
    することにより調整することができるティルトローター
    航空機。
  3. 【請求項3】請求項1による改良されたティルトロータ
    ー航空機であって、前記枢動可能なストライカ組立体が
    前記少なくとも一つのティルトローター組立体へ接続さ
    れ、前記クレードル組立体が前記少なくとも一つの翼部
    材へ接続されているティルトローター航空機。
  4. 【請求項4】請求項1による改良されたティルトロータ
    ー航空機であって、前記荷重が静的及び動的荷重である
    ティルトローター航空機。
  5. 【請求項5】請求項1による改良されたティルトロータ
    ー航空機であって、前記枢動可能なストライカ組立体
    が、 前記少なくとも一つのティルトローター組立体へ接続さ
    れるよう構成されたベース部材と、 脚部分とポスト部分とを有する角度を付けられたストラ
    イカアームにして、前記脚部分が前記ポスト部分よりも
    長く、前記ベース部材へ枢動するよう接続されている角
    度の付けられたストライカアームとを含み、 前記クレードル組立体が、 前記少なくとも一つの翼部材へ接続されるよう構成され
    た取り付け部分と、前記ポスト部分を取り外し可能に受
    容するための前記取り付け部分へ接続された概ねV字形
    状の部材と、 を含んでいるティルトローター航空機。
  6. 【請求項6】請求項5による改良されたティルトロータ
    ー航空機であって、前記横方向荷重が前記脚部分により
    隔離されるティルトローター航空機。
  7. 【請求項7】請求項6による改良されたティルトロータ
    ー航空機であって、前記脚部分が前記ベース部材へ摺動
    可能に接続された二股に分かれた端を末端に有している
    ティルトローター航空機。
  8. 【請求項8】請求項2による改良されたティルトロータ
    ー航空機であって、前記ダウンストップ組立体が、前記
    脚部分の曲げ剛性を選択的に変更することによって調整
    できるようになっているティルトローター航空機。
  9. 【請求項9】請求項8による改良されたティルトロータ
    ー航空機であって、前記曲げ剛性が曲げの生ずる面内に
    於ける前記脚部分の厚さを変更することによって選択的
    に変更されるティルトローター航空機。
  10. 【請求項10】請求項5による改良されたティルトロー
    ター航空機であって、前記ポスト部分が約2.5インチ
    (6.4cm)以下の高さであり、これにより前記ダウ
    ンストップ組立体を高さの低いダウンストップ組立体と
    するティルトローター航空機。
  11. 【請求項11】請求項1による改良されたティルトロー
    ター航空機であって、前記枢動可能なストライカ組立体
    が前記少なくとも一つの翼部材へ接続され、前記クレー
    ドル組立体が、前記少なくとも一つのティルトローター
    組立体へ接続されているティルトローター航空機。
  12. 【請求項12】請求項1による改良されたティルトロー
    ター航空機であって、前記枢動可能なストライカ組立体
    が、 前記少なくとも一つの翼部材へ接続されるよう構成され
    たベース部材と、 脚部分とポスト部分とを有する角度の付けられたストラ
    イカアームにして、前記脚部分が前記ポスト部分よりも
    長く、前記ベース部材へ枢動するよう接続された角度の
    付けられたストライカアームと、 を含み、 前記クレードル組立体が、 前記少なくとも一つのティルトローター組立体へ接続さ
    れるよう構成された取り付け部分と、 前記取り付け部分へ接続され前記ポスト部分を取り外し
    可能に受容するための概ねV字形状の部材とを含んでい
    るティルトローター航空機。
  13. 【請求項13】少なくとも一つの翼部材と、該少なくと
    も一つの翼部材へ枢動するよう接続された少なくとも一
    つのティルトローター組立体とを有するティルトロータ
    ー航空機に於いて用いられる高さの低い調整可能なダウ
    ンストップ組立体であって、枢動可能なストライカ組立
    体と、 前記枢動可能なストライカ組立体へ取り外し可能に受容
    されるよう構成されたクレードル組立体と、 を含むダウンストップ組立体。
  14. 【請求項14】請求項13による高さの低い調整可能な
    ダウンストップ組立体であって、前記高さの低い調整可
    能なダウンストップ組立体が、前記枢動可能なストライ
    カ組立体の曲げ剛性を選択的に変更することにより調整
    されるようになっているダウンストップ組立体。
  15. 【請求項15】請求項13による高さの低い調整可能な
    ダウンストップ組立体であって、前記枢動可能なストラ
    イカ組立体が前記少なくとも一つのティルトローター組
    立体へ接続され、前記クレードル組立体が前記少なくと
    も一つの翼部材へ接続されているダウンストップ組立
    体。
  16. 【請求項16】請求項13による高さの低い調整可能な
    ダウンストップ組立体であって、前記枢動可能なストラ
    イカ組立体が前記少なくとも一つの翼部材へ接続され、
    前記クレードル組立体が前記少なくとも一つのティルト
    ローター組立体へ接続されているダウンストップ組立
    体。
  17. 【請求項17】請求項13による高さの低い調整可能な
    ダウンストップ組立体であって、前記荷重が静的及び動
    的荷重であるダウンストップ組立体。
  18. 【請求項18】請求項13による高さの低い調整可能な
    ダウンストップ組立体であって、前記枢動可能なストラ
    イカ組立体が、 前記少なくとも一つのティルトローター組立体へ接続さ
    れるよう構成されたべ一ス部材と、 脚部分とポスト部分とを有する角度を付けられたストラ
    イカアームにして、前記脚部分が前記ポスト部分よりも
    長く、前記べ一ス部材へ枢動するよう接続されている角
    度の付けられたストライカアームとを含み、 前記クレードル組立体が、 前記少なくとも一つの翼部材へ接続されるよう構成され
    た取り付け部分と、 前記ポスト部分を取り外し可能に受容するための前記取
    り付け部分へ接続された概ねV字形状の部材と、を含ん
    でいるダウンストップ組立体。
  19. 【請求項19】請求項13による高さの低い調整可能な
    ダウンストップ組立体であって、前記枢動可能なストラ
    イカ組立体が、 前記少なくとも一つの翼部材へ接続されるよう構成され
    たべ一ス部材と、 脚部分とポスト部分とを有する角度の付けられたストラ
    イカアームにして、前記脚部分が前記ポスト部分よりも
    長く、前記べ一ス部材へ枢動するよう接続された角度の
    付けられたストライカアームと、 を含み、 前記クレードル組立体が、 前記少なくとも一つのティルトローター組立体へ接続さ
    れるよう構成された取り付け部分と、 前記取り付け部分へ接続され前記ポスト部分を取り外し
    可能に受容するための概ねV字形状の部材とを含んでい
    るダウンストップ組立体。
  20. 【請求項20】請求項18による高さの低い調整可能な
    ダウンストップ組立体であって、前記横方向荷重が前記
    脚部分により隔離され、これにより、前記横方向荷重が
    前記少なくとも一つの翼部材へ伝わらないようになって
    いるダウンストップ組立体。
  21. 【請求項21】請求項20による高さの低い調整可能な
    ダウンストップ組立体であって、前記脚部分が前記べ一
    ス部材へ摺動可能に接続された分岐された端を末端に有
    している。
  22. 【請求項22】請求項14による高さの低い調整可能な
    ダウンストップ組立体であって、前記脚部分の曲げ剛性
    を選択的に変更することによって調整できるようになっ
    ているダウンストップ組立体。
  23. 【請求項23】請求項22による高さの低い調整可能な
    ダウンストップ組立体であって、前記曲げ剛性が曲げの
    生ずる面内に於ける前記脚部分の厚さを変更することに
    よって選択的に変更されるダウンストップ組立体。
  24. 【請求項24】請求項18による高さの低い調整可能な
    ダウンストップ組立体であって、前記ポスト部分が約
    2.5インチ(6.4cm)以下の高さであり、これに
    より前記ダウンストップ組立体を高さが低くなっている
    ダウンストップ組立体。
  25. 【請求項25】請求項18による高さの低い調整可能な
    ダウンストップ組立体であって、前記脚部分が少なくと
    も約7.0インチ(18cm)の長さであるダウンスト
    ップ組立体。
  26. 【請求項26】請求項18による高さの低い調整可能な
    ダウンストップ組立体であって、前記ストライカアーム
    がチタニウムで構成され、前記脚部分が、少なくとも約
    50000ポンド/インチ(3.4×108N/m2)の
    曲げ剛性を有しているよう構成されているダウンストッ
    プ組立体。
  27. 【請求項27】請求項18による高さの低い調整可能な
    ダウンストップ組立体であって、前記ストライカアーム
    がチタニウムで構成され、前記脚部分が、約50000
    ポンド/インチ(3.4×108N/m2)から約150
    000ポンド/インチ(10.2×108N/m2)まで
    の範囲の曲げ剛性を有しているよう構成されているダウ
    ンストップ組立体。
  28. 【請求項28】請求項18による高さの低い調整可能な
    ダウンストップ組立体であって、前記ストライカアーム
    がチタニウムで構成され、前記脚部分が、約15000
    0ポンド/インチ(10.2×108N/m2)までの曲
    げ剛性を有しているよう構成されているダウンストップ
    組立体。
  29. 【請求項29】機体と、前記機体へ接続された少なくと
    も一つの翼部材と、前記少なくとも一つの翼部材へ接続
    された少なくとも一つのティルトローター組立体とを含
    むティルトローター航空機に於いて振動を隔離する方法
    であって、 枢動可能なストライカ組立体を提供する過程と、 前記少なくとも一つのティルトローター組立体へ前記枢
    動可能なストライカ組立体を接続する過程と、 前記枢動可能なストライカ組立体を取り外し可能に受容
    するためのクレードル組立体を提供する過程と、 前記少なくとも一つの翼部材へ前記クレードル組立体を
    接続する過程と、 前記枢動可能なストライカ組立体を前記クレードル組立
    体に取り外し可能に接触する過程と、 前記枢動可能なストライカ組立体により前記振動を隔離
    する過程と、を含む方法。
  30. 【請求項30】請求項29によるティルトローター航空
    機に於ける振動を隔離する方法であって、 前記枢動可能なストライカ組立体を提供する過程が、更
    に、 前記少なくとも一つのティルトローター組立体へ接続す
    るよう構成されたベース部材を提供する過程と、 ポスト部分と、該ポスト部分よりも長い脚部分とを有す
    る角度の付けられたストライカアームを提供する過程
    と、 前記ベース部材へ角度の付けられたストライカアームを
    枢動するよう接続する過程と、 を含み、 前記枢動可能なストライカ組立体を取り外し可能に受容
    するためのクレードル部材を提供する前記過程が、 更に、前記少なくとも一つの翼部材へ接続するよう構成
    された取り付け部分を提供する過程と、 概ねV字形状の部材を提供する過程と、 前記概ねV字形状の部材を前記取り付け部分へ接続する
    過程とを含み、 前記枢動可能なストライカ組立体をクレードル組立体に
    取り外し可能に接触する過程が、前記ポスト部分を前記
    V字形状の部材へ取り外し可能に接触することによって
    達成されるようになっている方法。
  31. 【請求項31】機体と、前記機体へ接続された少なくと
    も一つの翼部材と、前記少なくとも一つの翼部材へ接続
    された少なくとも一つのティルトローター組立体とを含
    むティルトローター航空機に於いて振動を隔離する方法
    であって、 枢動可能なストライカ組立体を提供する過程と、 前記少なくとも一つの翼部材へ前記枢動可能なストライ
    カ組立体を接続する過程と、 前記枢動可能なストライカ組立体を取り外し可能に受容
    するためのクレードル組立体を提供する過程と、 前記少なくとも一つのティルトローター組立体へ前記ク
    レードル組立体を接続する過程と、 前記枢動可能なストライカ組立体を前記クレードル組立
    体に取り外し可能に接触する過程と、 前記枢動可能なストライカ組立体により前記振動を隔離
    する過程と、を含む方法。
  32. 【請求項32】請求項31によるティルトローター航空
    機に於ける振動を隔離する方法であって、 前記枢動可能なストライカ組立体を提供する過程が、更
    に、 前記少なくとも一つの翼部材へ接続するよう構成された
    べ一ス部材を提供する過程と、 ポスト部分と、該ポスト部分よりも長い脚部分とを有す
    る角度の付けられたストライカアームを提供する過程
    と、 前記べ一ス部材へ角度の付けられたストライカアームを
    枢動するよう接続する過程と、 を含み、 前記枢動可能なストライカ組立体を取り外し可能に受容
    するためのクレードル部材を提供する前記過程が、更
    に、前記少なくとも一つのティルトローター組立体へ接
    続するよう構成された取り付け部分を提供する過程と、 概ねV字形状の部材を提供する過程と、 前記概ねV字形状の部材を前記取り付け部分へ接続する
    過程とを含み、 前記枢動可能なストライカ組立体をクレードル組立体に
    取り外し可能に接触する過程が、前記ポスト部分を前記
    V字形状の部材へ取り外し可能に接触することによって
    達成されるようになっている方法。
JP2000238214A 1999-08-12 2000-08-07 ティルトローターダウンストップ組立体 Pending JP2001080587A (ja)

Applications Claiming Priority (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US14894499P 1999-08-12 1999-08-12
US09/408,337 US6328256B1 (en) 1999-09-29 1999-09-29 Low-height tunable tilt rotor downstop
US09/408337 1999-09-29
US60/148944 1999-09-29

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001080587A true JP2001080587A (ja) 2001-03-27

Family

ID=26846328

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000238214A Pending JP2001080587A (ja) 1999-08-12 2000-08-07 ティルトローターダウンストップ組立体

Country Status (7)

Country Link
JP (1) JP2001080587A (ja)
KR (1) KR20010049953A (ja)
CA (1) CA2314835A1 (ja)
DE (1) DE10037539B4 (ja)
FR (1) FR2797430B1 (ja)
GB (1) GB2353018B (ja)
IT (1) IT1318726B1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012030780A (ja) * 2010-05-27 2012-02-16 Agustawestland Spa ヘリコプター駆動ユニット用の非回転式ユニバーサルジョイント

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB0116219D0 (en) 2001-07-03 2002-03-06 Bae Systems Plc An aircraft
US9174731B2 (en) 2013-08-14 2015-11-03 Bell Helicopter Textron Inc. Fixed engine and rotating proprotor arrangement for a tiltrotor aircraft
US9834303B2 (en) * 2013-08-14 2017-12-05 Bell Helicopter Textron Inc. Method and apparatus of connecting a fixed drive system to a rotating drive system for a tiltrotor aircraft

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2403353A (en) * 1943-12-11 1946-07-02 Ernest James Auxiliary propeller for airplanes
US5054716A (en) * 1989-10-16 1991-10-08 Bell Helicopter Textron Inc. Drive system for tiltrotor aircraft
US5642982A (en) * 1995-12-11 1997-07-01 Sikorsky Aircraft Corporation Retraction/extension mechanism for variable diameter rotors
FR2747098B1 (fr) * 1996-04-03 1998-06-12 Eurocopter France Dispositif de suspension d'une boite de transmission d'un aeronef a voilure tournante

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012030780A (ja) * 2010-05-27 2012-02-16 Agustawestland Spa ヘリコプター駆動ユニット用の非回転式ユニバーサルジョイント
KR101813088B1 (ko) * 2010-05-27 2017-12-28 아구스타 웨스트랜드 에스. 피. 에이. 헬리콥터 구동 장치용 비회전식 유니버설 조인트

Also Published As

Publication number Publication date
DE10037539A1 (de) 2001-04-05
KR20010049953A (ko) 2001-06-15
IT1318726B1 (it) 2003-09-10
ITMI20001822A1 (it) 2002-02-04
DE10037539B4 (de) 2008-06-26
FR2797430A1 (fr) 2001-02-16
GB2353018B (en) 2003-05-14
GB2353018A (en) 2001-02-14
CA2314835A1 (en) 2001-02-12
ITMI20001822A0 (it) 2000-08-04
FR2797430B1 (fr) 2005-01-21
GB0018823D0 (en) 2000-09-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6328256B1 (en) Low-height tunable tilt rotor downstop
US4821980A (en) Vibration isolating engine mount
US10472057B2 (en) Rotor assembly with high lock-number blades
US9975630B2 (en) Rotor system of a rotary wing aircraft
EP2848524B1 (en) Rotor blade and structural system for coupling the rotor blade in a rotor hub
US4547127A (en) Wing mounting for a rotary wing aircraft
KR100423070B1 (ko) 틸트 로터 다운스톱에서의 예비 부하 감지 방법 및 예비 부하 감지 장치와 그러한 장치를 구비하는 틸트 로터 항공기
JPS6249239B2 (ja)
US4178130A (en) Helicopter rotor having lead-lag damper operable with pitch and flap decoupling
JP2001080587A (ja) ティルトローターダウンストップ組立体
JP4112870B2 (ja) 航空機用定速トランスミッションロータ
JPS63284097A (ja) ヘリコプター用ロータの可撓ビーム装置
US4681511A (en) Low vibration helicopter rotor
US11027834B2 (en) Inboard centrifugal force bearing attachment
EP4091937A1 (en) Rotor system
EP3345829B1 (en) Rotor assembly with high lock-number blades
US10870484B2 (en) Adjustment of track and balance of a multi-blade rotor
CN114537656A (zh) 用于旋翼飞行器的旋翼组件
US10960970B2 (en) Inboard beam with pin system for anti-rotation and centrifugal force retention
EP3216695B1 (en) Rotor assembly with high lock-number blades
US2284717A (en) Aircraft sustaining rotor
GB2059897A (en) Helicopter rotor blade-to-hub connections
US11433996B2 (en) Lightweight low drag rotor pitch beam
US11753156B2 (en) Main rotor blade using integral metallic center block strap assembly
US4245956A (en) Compensating linkage for main rotor control