JP2001077860A - パケットサービスの処理のための方法及び通信システム - Google Patents

パケットサービスの処理のための方法及び通信システム

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JP2001077860A
JP2001077860A JP2000222999A JP2000222999A JP2001077860A JP 2001077860 A JP2001077860 A JP 2001077860A JP 2000222999 A JP2000222999 A JP 2000222999A JP 2000222999 A JP2000222999 A JP 2000222999A JP 2001077860 A JP2001077860 A JP 2001077860A
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Wolfgang Hahn
ハーン ヴォルフガング
Frank Mademann
マーデマン フランク
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 パケットサービスの処理の際に移動体通信装
置のパケットデータ伝送に対する十分に高い達成率を可
能にすること。 【解決手段】 アクセス通信ネットワークの無線インタ
ーフェースを介した移動体通信装置との伝送のやりとり
のために、前記問合せに対して、宛先装置識別のための
パケットデータアドレスが返信されるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、データがパケット
ベース型コア通信ネットワークの少なくとも1部を介し
てパケットデータとして伝送され、複数のパケットデー
タが、無線インターフェースを備えたアクセス通信ネッ
トワークを介して少なくとも1つの移動体通信装置と無
線伝送でやりとりされ、移動体通信装置に対する移動体
局ローミングナンバを要求する問合せが開始される、パ
ケットサービスの処理のための方法及び通信システムに
関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、データをパケットサービスによ
るパケットデータとして、回線接続型通信ネットワーク
内だけでもしくは無線インターフェースを備えた通信ネ
ットワーク内だけで通信装置との伝送のやりとりを行う
ことは公知である。パケットサービスの処理のためのア
ーキテクチャは、無線インターフェースを備えたアクセ
ス通信ネットワークで実行することを基礎としており、
これは加入者によって使用される移動体通信機器を操作
し、データの双方向のワイヤレス伝送が可能である。さ
らにアクセス通信ネットワークの、パケットベース型コ
ア通信ネットワーク(例えばインターネット)へのアク
セスが必要とされ、このパケットベース型コア通信ネッ
トワークは、少なくとも部分的にデータをパケットデー
タとして伝送し、所定のパケットデータプロトコル(例
えばインターネットプロトコル)をサポートしている。
【0003】このようなアーキテクチャによるパケット
サービス処理の場合の問題は、移動体加入者や移動体通
信装置に対しても、パケットデータプロトコル(有利に
はインターネットプロトコル(IP))を介したパケット
データ伝送のシグナリングが可能にならなければならな
いことである。その際には移動機能も考慮されなければ
ならず、つまり移動体通信装置の目下の滞在場所への接
続のルーティングが、例えば加入者呼出しナンバ(移動
加入者ISDNナンバ)などを介して可能にならなけれ
ばならない。加入者ないしは通信装置の移動性に関し
て、移動体局ローミングナンバを要求する問合せ(イン
タロゲーション)を開始することも一般に公知である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、パケ
ットサービスの処理の際に移動体通信装置のパケットデ
ータ伝送に対する十分に高い達成率が保証されるような
方法及び通信システムを提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題は本発明によ
り、アクセス通信ネットワークの無線インターフェース
を介した移動体通信装置との伝送のやりとりのために、
前記問合せに対して、宛先装置識別のためのパケットデ
ータアドレスが返信されるようにして解決される。また
上記課題は本発明により、通信システムがさらに付加的
に、アクセス通信ネットワークの無線インターフェース
を介した移動体通信装置とのパケットデータの転送のや
りとりのための宛先装置の識別のために、パケットデー
タアドレス返信のための中央加入者データベースを有し
ているように構成されて解決される。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の別の有利な実施例は従属
請求項に記載されている。
【0007】本発明の上記構成によれば、問合せのプロ
セスにおいて、宛先装置(これは有利には移動体通信装
置の1つに使用されているネットワークノードか又は移
動体通信装置のパケットデータサービスのサポートの有
無に依存して移動体通信装置自体)の識別のためのパケ
ットデータアドレス(IPアドレス)の返信がパケット
データの転送に組込まれる。それにより、有利には、回
線交換網の機能がパケットベース型ネットワークの機能
に対してマッピングでき、その逆も可能となる。その際
には移動性の機能も、すなわちパケットデータ伝送に対
する移動体通信装置の達成率も、パケットデータプロト
コル(有利にはIPプロトコル)を介したパケットデー
タ伝送のシグナリングも相互に統合される。
【0008】有利には、回線交換型通信ネットワークか
ら到来する接続に対し、アクセス中継装置により、問合
せを開始し、パケットデータアドレスを移動体局ローミ
ングナンバと一緒に受信し、制御ノードに対する接続プ
ロトコルの構築に使用する。
【0009】さらにそれに対して代替的に有利には、パ
ケットネットワークから到来する接続に対してアクセス
監視装置が、仮想アクセス中継装置に対する問合せにの
ための相応の機能分だけ拡張される。この問合せは、そ
の後この仮想アクセス中継装置によって開始可能とな
り、パケットデータアドレスが移動体局ローミングナン
バと共に受信される。
【0010】有利には、回線交換型通信ネットワークか
ら到来するそのつどの接続のもとで、アクセス中継装置
と制御ノードによって、加入者呼出しナンバのパケット
データアドレスへのそれぞれ1つのマッピングが実施さ
れその逆も実施される。
【0011】本発明の別の有利な実施例によれば、制御
ノードにより、移動体通信装置に対してパケットベース
の接続を構築するのかまたは回線交換接続(Bearer)を
構築するのかが決定される。その際この決定には、有利
には、移動体通信装置の能力とネットワーク優先度が関
与する。
【0012】
【実施例】次に本発明を図面に基づき以下の明細書で詳
細に説明する。
【0013】本発明によるパケットサービスの処理のた
めの通信システムのアーキテクチャは、図1にから明ら
かである。すなわちそこには、加入者によって使用され
る移動体通信装置MS(例えば移動局)と、この移動局
に使用される無線インターフェース(エアーインターフ
ェース)を備えたアクセス通信ネットワーク(ANW)
(これは例えば公知のTDMA−、CDMA−,FDM
Aアクセス方式もしくはそこから導出され任意に組合わ
されたアクセス方式によって作動される)が移動体通信
システム専用の要素として示されている。それらには、
パケットサービス専用の通信システムの要素、すなわち
パケットベース型コア通信ネットワークIPCNW(“I
nternet Protocol Core Network”)、有利には、IP
(“InternetProtocol”)ベースのパケットデータネット
ワークがパケットデータの転送のために接続されてい
る。このコア通信ネットワークIPCNWは、1つ又は
複数の外部通信ネットワーク、例えばパケットベース型
インターネットINT、ISDNネットのような回線交
換型ネットワーク及び/又は一般電話回線網及び/又はさ
らなる移動体無線ネットワークに接続されている。これ
らの外部ネットワークの加入者は、例えばインターネッ
ト・端末やその他の回線接続端末などのパケットデータ
の送受信のための通信装置IPTを有している。
【0014】コア通信ネットワークIPCNWとアクセ
ス通信ネットワークとの間のインターフェースには、制
御ノードEN(エッジノード)が配設されており、これ
によってパケットデータが制御され、アクセス通信ネッ
トワークANWの無線インターフェースを介した移動体
通信装置MSとのデータ伝送のやりとりに組み入れられ
る。その内容に関するパケットデータの検査も可能であ
り、そのため伝送されたパケットデータの種別の情報に
よって(特に例えばオーディオデータ及び/又はビデオ
データの形態のマルチメディアデータが存在する場合
に)、制御ノードにより、所定のサービスの制御と実施
が容易となる。移動体通信装置MSに使用される通信ネ
ットワークIPCNWのネットワークノードENはネッ
トワークANWへのコネクションを有し、パケットデー
タ(例えばマルチメディアデータ)の転送のためのシグ
ナリングに有利にはアクティブに働きかける。すなわち
このシグナリングは、通信装置MSまで透過的には転送
されない。コア通信ネットワークIPCNWから外部の
通信ネットワークINT,ISDNへのネット移行側で
は1つ又は複数のアクセス装置GW、例えばアクセス中
継装置、アクセス監視装置、パケットデータアクセス装
置などが存在し、これらは接続されている外部ネットワ
ークの種類に応じてそれぞれ1つのインターフェースを
準備する。
【0015】図2によるブロック回路図には、本発明に
よるパケットサービスの処理に用いられる装置間での、
破線で示されているシグナリングと、非破線で示されて
いるパケットデータの転送が通信装置及びネットワーク
装置の種別に依存して示されている。これらは以下の通
りである。
【0016】−移動体通信装置MSに対する無線インタ
ーフェースを備えたアクセス通信ネットワークANW。
この場合移動無線専用機能に対するシグナリングプロト
コルRANAP(“Radio Access Network Application
Part”)とマルチメディアデータ伝送のためのマルチメ
ディアプロトコルMMC(“Multi Media Control”)が
パケットデータをサポートする。パケットデータの転送
は、種々の接続を介して行われる。これらの接続は、一
方ではGTP(“General Packet Radio SystemTunnel
Protocol”)によるパケットベースか、IP(“Internet
Protocol”)又はAAL(“ATM Adaptation Layer No.
5”)によるパケットベースであってもよく、他方では、
AAL2(“ATM Adaptation layer No.2”)か又はPC
M30(“Pulse Code Modulation”)あるいはGSM
(“Global System for Mobile Communication”)に準拠
した回線交換によるものであってもよい。
【0017】−移動体加入者ないし移動無線網に応じた
移動体通信装置のデータの記録及び記憶のための加入者
データベースVLR(“Visitor Location Register”)
を備えた制御ノードEN。図示されてはいないが、シグ
ナリング経路における制御機能実施のためのアクセス制
御装置(“Media Gateway Controller”)や、接続経路に
おけるパケットデータの転送のためのマルチメディアア
クセス装置(“Media Gateway”)などがある。アクセス
制御装置は、受信したパケットデータの中のマルチメデ
ィアデータの存在を検出し、アクセス通信ネットワーク
ANWの無線リソースに応じて、無線インタフェースを
介した有利なマルチメディアデータの伝送を割当てる。
さらに搬送チャネルの構築と解除を、パケットデータの
伝送に必要な無線リソースに応じて制御する。データー
ベースDBは、加入者呼出しナンバE164のパケット
データアドレスIPAD(“IP Address”)への相互マッ
ピングに配慮し、アーキテクチャへのデータ転送に対す
る宛先装置としてのネットワークノードENの識別に用
いられる。
【0018】−中央加入者データベースHLR(“Home
Location Register”)、これは移動無線専用のプロトコ
ルMAP(“Mobile Application part”)を介して制御
ノードENに結びつける。この中央加入者データベース
HLRは、ノード(“LocationUpdate”)への加入者の
予約の際又は問合せ(インタロゲーション)が到来して
いる間に、ネットワークノードENによってそのパケッ
トデータアドレスIPADに関する情報を提供する。前
記問合せに対する応答としてパケットデータアドレスI
PADが有利にはさらなる接続形成に対する移動体局ロ
ーミングナンバMSRNと共に送出される。
【0019】−インターネットINTから到来し、端末
IPTによって発起される各接続に対するインタフェー
ス装置としてのアクセス監視装置GK(“Gatekeepe
r”)、これは、パケットデータ−シグナリングを要求
し、例えば認証、許可、課金などのAAA機能の実施を
含む。この場合このアクセス監視装置GKは、純粋なイ
ンターネットプロトコルのマルチメディアデータ伝送の
ためのH.323−シグナリングプロトコルをサポート
している。パケットベースの接続に対しても問合せを実
施可能にするために、このアクセス監視装置は相応の機
能分だけ、仮想アクセス中継装置VIGMSCとして拡
張される。
【0020】−パケットデータ−アクセス装置GGSN
(ゲートウェイGPRSサービスノード)、これはコア
通信ネットワークIPCNWからインターネットINT
(インターネット端末からなる通信装置IPTも含む)
へのアクセス、あるいは、インターネットINTからコ
ア通信ネットワークIPCNWへのアクセスを可能にす
る。この場合GTPシグナリングプロトコル(GPRS
トンネルプロトコル)がGPRS(“General Packet Ra
dio System”)によるパケットデータの伝送をサポート
している。トンネルを介してパケットデータ伝送が行わ
れ、その際他のトンネルへの切換はも可能であり、それ
によって新たな伝送経路が通信ネットによって形成され
る。
【0021】−通信ネットワークISDN、PLMNの
1つから到来する接続または音声データがパケットベー
スでコア通信ネットワークIPCNWないし切換装置R
OUを介して転送されるネットワークのためのアクセス
装置VoIPGW(Voice overIP Gateway)。
【0022】−アクセス中継装置GMSC、これは回線
交換網の1つから到来し端末装置Tによって開始され
る、パケットベース型コア通信ネットワークIPCNW
ないし切換装置ROUに対する接続のためのアクセスを
可能にする。その際加入者呼出しナンバE164のパケ
ットデータアドレスIPADへのマッピングやその逆の
マッピングが制御ノードENと同じように実施される。
このアクセス中継装置GMSCは、パケットデータ−シ
グナリングのためのH.323プロトコルや接続経路の
パケットトランスポートプロトコルをサポートする。
【0023】−パケットデータ、特にネットワークノー
ドENのマルチメディア−アクセス装置への/からのマ
ルチメディアデータの転送のためのルータもしくは中継
装置の形態の1つまたは複数の切換装置ROU。
【0024】以下の明細書では、様々なケース構成にお
ける装置の相互的作用を説明する。
【0025】1.コア−通信ネットワークIPCNW
は、IPベースであり、移動通信装置MSは、回線交換
を介してコネクション型通信ネットワークANWの無線
インターフェースに接続される。
【0026】1.1 回線交換型固定ネットわーkISD
Nからのアクセス 通信装置MSはパケットデータアドレスIPADに基づ
くのでなく、加入者呼出しナンバMSISDNにのみ基
づいている。それによりISDNネットからアクセス中
継装置GMSCまでがルーティングされる。この場合加
入者データベースHLRが、移動体局ローミングナンバ
MSRNに従って問合せされる(HLRインタロゲーシ
ョン)。これは制御ノードENのパケットデータアドレ
スIPADを返信し、有利にはそれと一緒に移動体局ロ
ーミングナンバも返信する。この移動体局ローミングナ
ンバによって、提携外(訪問先)の移動無線網PLMN
でのルーティングが可能となり、場合によってはそこの
通信装置MSの利用ができる。パケットデータアドレス
IPADは、アクセス中継装置GMSCと制御ノードE
Nの間の接続プロトコルH.323(“Call Contro
l”)の構築に対して用いられる。具体的な接続の基準
は、H.323準拠のシグナリングプロトコルによって
なされ、この場合加入者呼出しナンバMSISDE又は
移動体局ローミングナンバMSRNのサポートも可能で
ある。
【0027】制御ノードENは、移動通信装置MSの能
力とネットワーク優先度に基づいて、通信装置MSに対
する搬送体チャネル(ベアラ)の種類、すなわちパケッ
ト型か回線型かの決定を下さなければならない。この決
定において回線交換によるサービスのみしかサポートさ
れていない呼出し移動体局の能力を包含させるために、
制御ノードENへのMMCシグナリングには相応のパラ
メータが受入れられる。
【0028】その反対に制御ノードENからの戻りにパ
ケット型搬送体チャネルの選択がシグナリングされても
よい。その際問合せ時点において既に通信装置MSがパ
ケットサービスしかサポートしていない、つまり回線交
換では無線インターフェースに接続できないことが判明
している場合には、移動体局ローミングナンバMSRN
ではなくパケットデータアドレスのみが伝送される。
【0029】接続形成の経過においては(“Mobile Ori
ginated Call”)被呼ナンバE164と所属のパケット
データアドレスIPADの間の“マッピング”を実施す
るデータベースDBが利用可能である。このデータベー
スDBは、その静的な特性のためにノード内部におかれ
ていてもよい。この方法は、代替的に前述したアクセス
中継装置GMSC内でも適用可能である。その場合に
は、移動体局ローミングナンバMSRNのもとで固有の
ネットワークからデータベースアクセスを介して相応の
宛先パケットデータアドレスがともめられる。
【0030】1.2 インターネットINTからのアクセ
ス IP端末は、アクセス監視装置GKから、呼出すべき移
動通信装置MSのパケットデータアドレスIPADを加
入者呼出しナンバMSISDEと共に要求する。このア
クセス監視装置GKは、前記1.1に相応する問合せの
機能のみを実行し、さらに宛先装置識別のためのパケッ
トデータアドレスIPAD並びに有利には移動体局ロー
ミングナンバMSRNを加入者データベースHLRから
受信する。それによりアクセス監視装置GKは、仮想ア
クセス中継装置VIGMSCの目的を充足する。
【0031】IPベースではない移動無線網PLMNに
対する移動体局ローミングナンバMSRNの場合では、
仮想の中継装置GMSCが当該ネットワークの相応する
アクセス装置VoIPGWに対する接続をルーティング
し、ヴォイスオーバーIPによって回線交換形態の音声
に変換される。同じように仮想中継装置GMSCは、呼
出し転送(コールフォワーディング)やINサービスの
インターワーキングなどのような回線交換技法による機
能も実行する。インターネットINTからの被呼加入者
が認証されないで課金され得る場合には(例えば仮想ア
クセス中継装置VIGMSCにおけるAAA機能の統合
によって可能)、呼出し加入者が接続の課金に対する責
任を負わなければならない。これに対して仮想アクセス
中継装置VIGMSCでは先払いサービス(プリペイド
サービス)が実行可能である。
【0032】2. 移動体通信装置MSはIPベースで
あり、さらにIPベースのパケットサービスもサポート
する。
【0033】2.1 パケット網INTからのアクセス このケースでは、移動体通信装置MSが固有のパケット
データアドレスIPADを有し、それを用いて移動体通
信装置自体が宛先装置として識別可能であり、基本的に
はパケット網へのアクセス装置において達成可能であ
る。このアクセス装置は、例えばGGSNアクセス装置
やインターネットINTの“ホームエージェント”であ
ってもよい。接続形成のための仮想アクセス中継装置V
IGMSCによる着呼接続のルーティングは、前記1.
2に相応して行われる。この場合IP端末IPTからの
シグナリング情報は、仮想アクセス中継装置VIGMS
Cを介して制御ノードENまで伝送される。
【0034】構築されるべきデータ流に対しては、津新
装置MSのパケットデータアドレスIPADが利用さ
れ、制御ノードENのは利用されない。通信装置MSの
静的パケットデータアドレスIPADは、このケースで
は既に加入者データベースによって供給される。動的な
パケットデータアドレスIPADは、制御ノードENに
よって提供される。この場合は既に通信装置MSがアク
ティブである場合には既知となり、あるいはアクセス装
置GGSNを介して接続を開始するパケット網INTに
対する接続形成によって求められる。それにより、相応
のアクセス装置GGSN又は“ホームエージェント”に
対する接続のルーティングがなされる。2つのネットワ
ーク装置は、制御ノードによって統合されてもよい。通
信装置MSが一方のネットワークにおいて可動である場
合には(IPベースではない)、移動体局ローミングナ
ンバMSRNを用いてアクセス装置(ゲートウェイ)に
よるルーティングが可能である。
【0035】2.2 回線交換型固定ネットワークからの
アクセス 既に前述の1.1の例で説明したように、回線交換型固
定ネットワークからは、パケットサービスをサポートす
る移動体通信装置MSが呼出し可能である。その場合に
は、前述した1.1と2.1のケースの組合わせが生じ
る。接続は、アクセス中継装置GMSCを介して構築さ
れ、但しデータ流はアクセス装置GGSNを介してルー
ティングされる。IPベースの接続では一般に移動体通
信装置MSは、無線リソースの使用に対して課金される
ので(但し固定ネットワークでは発呼者)、二重課金に
対して事前に対策が講じられる。これに対しては制御ノ
ードENにおいて、前述の1.1にて説明したパラメー
タが利用され得る。これは回線中継された移動体通信装
置の呼出しを特徴付ける。
【図面の簡単な説明】
【図1】パケットサービスの処理のための通信システム
の基本的なアーキテクチャを表わしたブロック回路図で
ある。
【図2】通信装置とネットワーク装置の種別に依存した
パケットデータのシグナリングと転送の様子を示した図
である。
【符号の説明】
ANW アクセス通信ネットワーク IPCNW コア通信ネットワーク EN 制御ノード GW ゲートウェイ MS 移動体

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パケットサービスの処理のための方法で
    あって、 データがパケットベース型のコア通信ネットワーク(I
    PCNW)の少なくとも1部を介してパケットデータと
    して伝送され、 複数のパケットデータが、無線インターフェースを備え
    たアクセス通信ネットワークを介して少なくとも1つの
    移動体通信装置(MS)と無線伝送でやりとりされ、 移動体通信装置(MS)に対する移動体局ローミングナ
    ンバ(MSRN)を要求する問合せが開始される形式の
    ものにおいて、 アクセス通信ネットワーク(ANW)の無線インターフ
    ェースを介した移動体通信装置(MS)との伝送のやり
    とりのために、前記問合せに対して、宛先装置(EN,
    MS)識別のためのパケットデータアドレス(IPA
    D)が返信されることを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】 移動体通信装置(MS)がパケットサー
    ビスをサポートしていない場合に、パケットデータアド
    レス(IPAD)により、移動体通信装置(MS)を使
    用する制御ノード(EN)を識別する、請求項1記載の
    方法。
  3. 【請求項3】 パケットデータアドレス(IPAD)を
    介して識別された制御ノード(EN)により、パケット
    データの転送が制御され、アクセス通信ネットワーク
    (ANW)の無線インターフェースを介した移動体通信
    装置とのデータ転送のやりとりに組入れられる、請求項
    2記載の方法。
  4. 【請求項4】 回線交換型通信ネットワーク(ISD
    N)から到来する接続に対し、アクセス中継装置(GM
    SC)により、問合せを開始し、パケットデータアドレ
    ス(IPAD)を移動体局ローミングナンバ(MSR
    N)と一緒に受信し、制御ノード(EN)に対する接続
    プロトコルの構築に使用する、請求項2または3記載の
    方法。
  5. 【請求項5】 アクセス中継装置(GMSC)と制御ノ
    ード(EN)により、加入者呼出しナンバ(E164)
    のパケットデータアドレス(IPAD)へのそれぞれ1
    つのマッピングを実施し、その逆も実施する、請求項4
    記載の方法。
  6. 【請求項6】 制御ノード(EN)により、移動体通信
    装置(MS)に対してパケットベースの接続を構築する
    のかまたは回線交換接続を構築するのかが決定される、
    請求項2から5いずれか1項記載の方法。
  7. 【請求項7】 移動体通信装置(MS)がパケットサー
    ビスをサポートしている場合に、パケットデータアドレ
    ス(IPAD)により、通信装置(MS)自体を宛先装
    置として識別する、請求項1記載の方法。
  8. 【請求項8】 パケットデータ網(INT)から到来す
    る接続に対し、仮想のアクセス中継装置(GMSC)の
    機能を充たすアクセス監視装置(GK)により問合せを
    開始し、パケットデータアドレス(IPAD)を移動体
    局ローミングナンバ(MSRN)と共に受信する、請求
    項7記載の方法。
  9. 【請求項9】 パケットデータ網(INT)から到来す
    る接続に対し、仮想アクセス中継装置(VIGMSC)
    の機能を充たすアクセス監視装置(GK)により問合せ
    を開始し、パケットデータアドレス(IPAD)のみを
    移動体局ローミングナンバ(MSRN)の箇所にて受信
    する、請求項7記載の方法。
  10. 【請求項10】 前記問合せを、移動体通信装置(M
    S)の使用する制御ノード(EN)と接続されている中
    央加入者データベース(ホームロケーションレジスタ:
    HLR)に向ける、請求項1から9いずれか1項記載の
    方法。
  11. 【請求項11】 前記加入者データベース(HLR)の
    情報を、制御ノード(EN)により、移動体通信装置
    (MS)の制御ノード(EN)への予約の際か、又はパ
    ケットデータアドレス(IPAD)に関する問合せの時
    に流す、請求項10記載の方法。
  12. 【請求項12】 パケットサービスの処理のための通信
    システムであって、パケットデータとしてデータを少な
    くとも部分的に転送するパケットベース型のコア通信ネ
    ットワーク(IPCNW)と、 少なくとも1つの移動体通信装置(MS)とのパケット
    データのワイヤレス伝送のやりとりのための無線インタ
    ーフェースを備えたアクセス通信ネットワーク(AN
    W)と、 移動体通信装置(MSRN)に対して移動体局ローミン
    グナンバを要求する問合せを開始するためのネットワー
    ク装置(GMSC,VIGMSC)とを有している形式
    のものにおいて、 前記通信システムがさらに付加的に、アクセス通信ネッ
    トワーク(ANW)の無線インターフェースを介した移
    動体通信装置(MS)とのパケットデータの転送のやり
    とりのための宛先装置(EN,MS)の識別のために、
    パケットデータアドレス(IPAD)返信のための中央
    加入者データベース(HLR)を有していることを特徴
    とする通信システム。
  13. 【請求項13】 パケットサービスをサポートしていな
    い移動体通信装置(MS)を有し、さらに移動体通信装
    置(MS)が使用している制御ノード(EN)を宛先装
    置として識別するためのパケットデータアドレス(IP
    AD)を有している、請求項12記載の通信システム。
  14. 【請求項14】 パケットサービスをサポートしている
    移動体通信装置(MS)を有し、さらに移動体通信装置
    (MS)を宛先装置として識別するためのパケットデー
    タアドレス(IPAD)を有している、請求項12記載
    の通信システム。
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