JP2001077853A - マルチメディア伝送システム - Google Patents

マルチメディア伝送システム

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JP2001077853A
JP2001077853A JP25074899A JP25074899A JP2001077853A JP 2001077853 A JP2001077853 A JP 2001077853A JP 25074899 A JP25074899 A JP 25074899A JP 25074899 A JP25074899 A JP 25074899A JP 2001077853 A JP2001077853 A JP 2001077853A
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JP25074899A
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Takayuki Taniguchi
隆行 谷口
Michiko Noguchi
美智子 野口
Hirokazu Tanaka
宏和 田中
Takashi Obara
隆 小原
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】マルチメデイアサービスをリアルタイムに実現
する。 【解決手段】このマルチメディア伝送システムは、地上
などに配置された送信装置1と、自動車、航空機、船舶
などに配置された受信装置2とから構成されたものであ
って、送信装置1はマルチメディアデータ作成部11、
データ蓄積部12、データフォーマット変換部13、送
信部14、アンテナ15などを有している。データフォ
ーマット変換部13はデータの送信順序を変えるもので
ある。受信装置2はアンテナ20、受信部21、データ
蓄積部22、データフォーマット変換部23、マルチメ
ディアデータ再生部24などを有している。マルチメデ
ィアデータ再生部24は受信された順にデータを再生す
るものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば地上の基地
局と、自動車、航空機、船舶などの移動局との間で音
声、映像、文字、データなどのさまざまな情報の通信を
行うマルチメディア伝送システムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、例えば航空機業界などにおいて
は、利用者の獲得競争から、さまざまなサービスが実現
されている。サービスの一つとして、映画の上映サービ
ス、ニュースの放映サービスなどがある。
【0003】航空機の特定の座席、例えばファーストク
ラスなどと呼ばれる比較的サービス性の高い座席には、
各座席に液晶モニタなどが設置されており、この液晶モ
ニタを見ながら所定の操作を行うことにより、個々の利
用者が所望の情報を得ることができる。
【0004】現在のサービスの提供形態として、例えば
映画などは予め機内に持ち込んだ記録メディア、例えば
ビデオテープなどを用いて提供している。この場合、機
内に持ち込んだビデオテープの種類でサービス内容が限
定されてしまい、各座席の個々の利用者の希望を満たす
ことはできない。
【0005】また、ニュースなどにおいて、リアルタイ
ム性が要求されるメディアであるため、ビデオテープで
持ち込んだとしても、それが利用されない可能性があ
る。
【0006】そこで、無線通信にてこれらのマルチメデ
イアサービスを実現しようとすると、多くのチャネル
数、つまり広い無線通信帯域が必要になる。
【0007】しかしながら、無線通信帯域の利用は通信
事業規定などによってある程度制限されており、この場
合、伝送速度を落として伝送容量を確保する必要があ
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】このように、伝送路容
量が少ない場合、つまり低ビットレートで情報を伝送す
るとなると、受信側で、情報を再生するために最低限必
要な、ある一定量のデータが蓄積されるのに時間がかか
り、特に映画などの情報量の大きな動画情報の場合、情
報を圧縮して伝送したとしても再生に数10分も要する
こともありえるため、利用者の要求を十分に満たすこと
ができないという問題があった。
【0009】本発明はこのような課題を解決するために
なされたもので、マルチメデイアサービスをリアルタイ
ムに実現することのできるマルチメディア伝送システム
を提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、請求項1記載の発明のマルチメディア伝送シス
テムは、送信装置と受信装置とが無線伝送路を通じて無
線通信するマルチメディア伝送システムにおいて、前記
送信装置が、異なる種別のデータを作成するデータ作成
部と、前記データ作成部により作成された各データを優
先順に送信順序を変えるようデータのフォーマット変換
を行うフォーマット変換部と、前記フォーマット変換部
によりフォーマット変換されたデータを無線送信する送
信部とを備え、前記受信装置が、前記送信部から無線送
信されたデータを受信する受信部と、前記受信部により
受信された各データについて所望の順序で再生するため
のフォーマット変換を行うフォーマット変換部と、前記
フォーマット変換部によりフォーマット変換された順に
データを再生する再生部とを具備したことを特徴として
いる。マルチメディア伝送システム。
【0011】請求項2記載のマルチメディア伝送システ
ムは、請求項1記載のマルチメディア伝送システムにお
いて、前記データ作成部は、前記各データのうち、前記
無線伝送路の容量と送信すべきデータの情報量とに基づ
いて、優先度の低いものを間引き処理することを特徴と
している。
【0012】請求項3記載のマルチメディア伝送システ
ムは、送信装置と受信装置とが無線通信するマルチメデ
ィア伝送システムにおいて、前記送信装置が、映像情報
を符号化する映像情報符号化部と、音声情報を符号化す
る音声情報符号化部と、データを符号化するデータ符号
化部と、前記各符号化部により符号化された各符号化デ
ータを多重化する多重化部と、前記多重化部により多重
化されたデータを優先順に送信順序を変えるようデータ
のフォーマット変換を行うフォーマット変換部と、前記
フォーマット変換部によりフォーマット変換されたデー
タを無線送信する送信部とを備え、前記受信装置が、前
記送信部から無線送信されたデータを受信する受信部
と、前記受信部により受信されたデータについて所望の
順序で再生するためのフォーマット変換を行うフォーマ
ット変換部と、前記フォーマット変換部によりフォーマ
ット変換されたデータを映像、音声、文字の各情報に分
離する分離部と、前記分離部により分離された映像情報
を復号する映像情報復号部と、前記分離部により分離さ
れた音声情報を復号する音声情報復号部と、前記分離部
により分離されたデータを復号するデータ復号部とを具
備したことを特徴としている。。
【0013】請求項4記載のマルチメディア伝送システ
ムは請求項3記載のマルチメディア伝送システムにおい
て、前記多重化部は、前記各符号化部により符号化され
た各符号化データのうち、チャネル容量と送信すべき映
像情報、音声情報、データの情報量とに基づいて、優先
度の低い情報を間引き処理することを特徴としている。
本発明では、各種の異なるデータ(メディア情報)を
同時に伝送可能ではあるが伝送路容量の少ないシステム
において、フォーマット変換部で各データを優先順に送
信順序を変えた上で送信部が送信することにより、受信
側で受信されたデータの中で所望のデータを先に再生で
きる。
【0014】例えば複数の小画面からなるマルチ画面に
表示する概略データをのみを先に送信し、利用者によっ
ていずれか一つの小画面が選択されて初めてその詳細デ
ータを表示するようにすることにより、概略データはデ
ータ量も小さくほぼリアルタイムに表示可能であるた
め、利用者の操作感を損なうこともなくなる。
【0015】また、送信データのセットに含まれる各種
データのうち、不要なデータを間引き処理することによ
って、それ用の帯域をその他の情報、例えば動画や音声
情報などに割り当てることができ、伝送路を有効に利用
し、所望のデータのみを送信先にリアルタイムに無線送
信することができる。なお動画、音声情報のいずれかが
必要ない場合も同様である。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して詳細に説明する。
【0017】図1は本発明に係る一つの実施形態のマル
チメディア伝送システムの構成を示す図である。
【0018】同図に示すように、このマルチメディア伝
送システムは、地上などに配置された送信装置1(基地
局)と、自動車、航空機、船舶などに配置された受信装
置2(移動局)とから構成されている。
【0019】送信装置1はマルチメディアデータ作成部
11、データ蓄積部12、データフォーマット変換部1
3、送信部14、アンテナ15などを有している。マル
チメディアデータ作成部11は映像符号化部16、音声
符号化部17、データ符号化部18、多重化部(MU
X)19などを有している。映像符号化部16はカメラ
などから取り込まれた映像情報を圧縮符号化し、多重化
部(MUX)19に送出する。音声符号化部17は映像
情報と同じタイミングでマイクから取り込まれた音声情
報を圧縮符号化し、多重化部(MUX)19に送出す
る。データ符号化部18は上記映像情報や音声情報と同
じタイミングで入力されたデータを符号化し、ほぼ同じ
タイミングで多重化部(MUX)19に入力する。多重
化部(MUX)19は、同時刻に各符号化部から入力さ
れた複数のデータを時分割多重して1つのデータ列に束
ねてデータ蓄積部12に出力する。データフォーマット
変換部13はデータ蓄積部12に蓄積されたデータを所
望の順序に並び変えて送信部14に出力する。送信部1
4は入力されたデータをアンテナ15から無線送信す
る。 受信装置2はアンテナ20、受信部21、データ
蓄積部22、データフォーマット変換部23、マルチメ
ディアデータ再生部24などを有している。マルチメデ
ィアデータ再生部24は分離部25、映像復号部26、
音声復号部27、データ復号部28などを有している。
【0020】このマルチメディア伝送システムは、多重
化部(MUX)19の出力データビットレートに比べ
て、伝送路のチャネル容量が小さい、ディジタル通信あ
るいはディジタル放送などを前提としている。
【0021】以下、このマルチメディア伝送システムに
おける各装置の動作を説明する。
【0022】このマルチメディア伝送システムの場合、
送信側において、カメラから取り込まれた映像は送信装
置1の映像符号化部16に入力されて圧縮符号化され、
多重化部(MUX)19に送出される。またカメラで取
り込まれた映像と同じタイミングでマイクで取り込まれ
た音声は音声符号化部17で圧縮符号化されて、多重化
部(MUX)19に送出される。さらに、同じタイミン
グでデータ符号化部18に入力されたデータは、ほぼ同
じタイミングで多重化部(MUX)19に出力される。
【0023】多重化部(MUX)19では、同時刻に各
符号化部16〜18から入力された複数のデータを時分
割多重して、図2に示すように、テキストデータ、音声
(概略データ、詳細データ)、映像(概略データ、詳細
データ)という順で連続する1つのデータ列、つまりM
UX出力データに束ねてデータ蓄積部12へ出力する。
映像の2つのデータは解像度の低い映像データとこれ
を補足する精細な映像データである。また音声の2つデ
ータは音質が若干劣る低音質データとこれを補足する詳
細音声デ一タである。テキストデータは1つであり、こ
れら合計5つのデータ列が連続したデータ構造となる。
なおアプリケーションによって映像1、音声1、テキス
ト1の場合や、映像1、音声1のみでデータ符号化部1
8のデータがない場合などもあり、この場合、各符号化
部からの出力チャネル数が異なる。また、1つの符号化
部から2つ以上のデータが出力される場合、多重化部
(MUX)19への入力前に予め時間多重して1チャネ
ルのデータとしておく場合もある。例えば解像度の低い
映像データ(小画面データ)とこれを補足する詳細な映
像データ(全画面データ)とを2つのチャネルに分けて
多重化部(MUX)19に入力する代わりに、これら2
つのデータを映像符号化部16で予め多重化して多重化
部(MUX)19に入力する。多重化部(MUX)19
では他の符号化部17,18からのデータと多重化のみ
行う。
【0024】伝送路のチャネル容量が十分に大きけれ
ば、図2のビット列のままデータを伝送することができ
るが、チャネル容量の小さい伝送路では、カメラやマイ
クで取り込んだマルチメディアデータをリアルタイムで
伝送することはできない。この場合、速度変換のみを行
い、出力データの順番を変更しないで伝送する場合も考
えられるが、リアルタイム伝送ができないチャネル容量
が小さい伝送路の場合は、受信側が求めるデータから順
に送信する方が効率的である。
【0025】そこで、この実施形態では、データ送信時
に、データ蓄積部12に蓄積されているデータを、デー
タフォーマット変換部13が読み出して所望の順序に並
び変えてフォーマット変換を行った後、送信部14に出
力する。
【0026】このデータフォーマット変換部13により
伝送の順序が変えられたデータ列の一例を図3に示す。
【0027】図3に示すように、このデータ列は、各映
像にそれぞれ付属していたテキストデータをまとめて先
頭に配置して、その後に各映像にそれぞれ付属していた
音声の概略データをまとめ、その後に各音声の詳細デー
タをまとめ、その後に各映像の概略データをまとめ、最
後に各映像の詳細データをまとめたもの、つまりデータ
量の小さい順に並べ変えたものである。
【0028】このデータフォーマットの場合、例えば3
0分のテレビ番組を伝送するという場合、30分に相当
するマルチメディア情報のうち、情報量が少ないテキス
トデータや音声データを先に30分相当分をすべて送出
し、これらが終了した後、映像データを送出する。
【0029】映像データについては、まず解像度の低い
映像データ(マルチ画面に表示する小画面データ)を3
0分相当分送出し、データ送出が終わり、受信側におい
て表示画面上の小画面データのいずれかが指定された場
合に、表示画面全体に表示する詳細(精細)な映像デー
タを送出する。なお音声データも同様にする。
【0030】送信部14では、入力されたデータに対し
て所定の変調や受信装置2との間のチャネルの確保を行
い、送信データを生成し、それをアンテナ15から送信
し、受信装置2へ伝送する。
【0031】一方、受信装置2側では、アンテナ20よ
りテキストデータ、音声データという順でデータが受信
されると、受信部21はそれらのデータを一旦、データ
蓄積部22に蓄積する。
【0032】ここで、マルチメディアデータ再生部24
からデータフォーマット変換部23に再生要求がある
と、データフォーマット変換部23は全てのデータの受
信を完了していなくても、既に受信している分のデータ
(テキストデータ、音声データ)から順次、再生が可能
である。
【0033】データフォーマット変換部23の処理は、
送信装置1のデータフォーマット変換部13とは逆の手
順である。
【0034】データ蓄積部22には、図3のようなデー
タフォーマットでデータが蓄積されているので、データ
フォーマット変換部23はデータ蓄積部22に貯えられ
ていたデータを、ほぼ同時刻に再生されるテキスト、音
声、画像のデータを束ねて、DMUX25に入力できる
形式にフォーマット変換し、分離部(DMUX)25へ
出力する。
【0035】これにより、フォーマット変換されたDM
UX25への入力データは、図2のようなフォーマット
となる。
【0036】但し、この場合、音声データ、テキストデ
ータを優先的に送信させている以上、映像データが未受
信の場合は映像データは空となっている。
【0037】したがって、この場合、映像データはまだ
受信中であり、映像そのものの復号(再生)はできない
ものの、テキスト、つまり文字や、音声の再生(文字や
音だけの通信/放送サービス)を行うことができる。ま
た、詳細の映像データはまだ到達していないが、粗い画
像データは再生可能であるという場合には、とりあえず
映像を粗い画像で、音声・テキストデータと共に再生す
ることもできる。
【0038】具体的なビットレートの例としては、ここ
では、40.5kbpsのマルチメデイアデータ(映像概略
データ24kbps、映像詳細データ8kbps、音声概略デー
タ6kbps、音声詳細データ2kbps、テキストデータ0.
5kbps)を8kbpsの伝送路で伝送する場合を考える。通
常であれば、30分相当のデータを伝送するのに約15
0分を要することになる。
【0039】すなわち、図2のデータフォーマットで送
信すると、送信を始めて150分位経過してからでなけ
れば受信側での再生が開始できないが、このマルチメデ
ィア伝送システムを用いることにより、音声だけはほぼ
リアルタイムに伝送し再生することが可能となる。
【0040】このように送受信間のチャネル容量がマル
チメディアデータのビットレートよりも小さい場合に、
音声やテキストの通信だけはほぼリアルタイムに行うこ
とができる。本来は音声、映像、テキストなど、複数の
メディアデータで構成されるデータから、データの種別
に応じて送信順序を変える(見直す)ことにより、タイ
ムラグが小さい情報の伝達が可能となる。
【0041】このようにこの第1実施形態のマルチメデ
ィア伝送システムによれば、限られたチャネル容量の中
で送信装置1と受信装置2との間で通信を行うようなシ
ステムにおいて、通信相手である受信装置2に対して、
テキスト、音声、画像などが予めセットされたデータの
うち、所望の情報を優先的に伝えたい場合、データフォ
ーマット変換部13がデータの順序を変えて送信するの
で、画像と音声というテレビのニュース形態ではサービ
スできないものの音声のみあるいは文字放送のみとして
はリアルタイムに伝送することのできるサービスを実現
できる。
【0042】なお上記実施形態では、送信装置1側の構
成として、マルチメディアデータをマイクやカメラなど
で取り込み、そのまま伝送する形態として記述したが、
図4に示すように、磁気テープやDVDなどの蓄積メデ
ィア50に予め保存しておいたマルチメディアデータを
データフォーマット変換部13に入力し送信する構成も
可能である。
【0043】また、上記実施形態では、受信装置2を、
図5に示すように、蓄積メディア61を備えたマルチメ
ディア再生装置60としても兼用することを考慮して、
データ蓄積部22と各復号部26〜28との間にデータ
フォーマット変換部23と分離部(DMUX)25とを
配置したが、これらデータフォーマット変換部23と分
離部(DMUX)25とを統合し、DMUX機能をも包
含したフォーマット変換部としてもよい。
【0044】次に、図6〜図8を参照して本発明に係る
第2の実施形態のマルチメディア伝送システムについて
説明する。図6は本発明の第2の実施形態のマルチメデ
ィア伝送システムのシステム構成を示す図であり、この
図6は送受信部のチャネルを以下のように利用した一例
を示すものである。
【0045】図6に示すように、この第2の実施形態の
マルチメディア伝送システムは基地局70と移動局80
とから構成されている。基地局70は符号化及びデータ
作成・階層化部71、標識付加部72、データフォーマ
ット・多重化・間引き部73、蓄積部74、電話75
a,75b、送受信部76、制御装置77などを有して
いる。符号化及びデータ作成・階層化部71は画像・音
声・データなどの信号を符号化及びデータ作成・階層化
する。なおこの符号化及びデータ作成・階層化部71は
誤り訂正付加機能を含むものである。標識付加部72は
作成されたデータのヘッダに標識を付加する。標識は画
像・音声・データなどが別々に送られても受信側でこれ
らがセットであることを識別するための指標となるもの
である。データフォーマット・多重化・間引き部73は
画像・音声・データなどの各符号化データの配列順序を
決定し、その順にデータを並び変えあるいは間引き処理
を行い、多重化して蓄積部74に蓄積する。送受信部7
6は蓄積部74に蓄積されたデータや電話75a,75
bからの音声信号などをパケットの形態にして各チャネ
ルCH1〜CH6で呼を確立して送信すると共に、移動
局80からの要求パケットなどを受信する。制御装置7
7は呼を確立する上でのチャネル制御およびデータフォ
ーマット・多重化・間引き部73に対する制御を行う。
制御装置77はパケットを送信する際にチャネルCH7
を利用して移動局の制御装置90と呼を確立し、互いの
間のパケット通信を制御する。
【0046】移動局80は送受信部81、電話82a,
82b、ルータ83、蓄積部84,86、データアンフ
ォーマット・逆多重・識別・選別部85、信号セットリ
ンク・標識追加部87、再生部88、検索システム8
9、制御装置90、チャネル切り替え制御装置91など
を有している。送受信部81は基地局70からのデータ
を複数のチャネルCH1〜CH6で受信して蓄積部84
に蓄積する。ルータ83はホストに接続され、パソコン
型通信などをサポートする。データアンフォーマット・
逆多重・識別・選別部85は蓄積部84に蓄積されたデ
ータを基地局70のデータフォーマット・多重化・間引
き部73と逆の処理で信号を標識付きのパケットに分解
し、その標識から各パケットのデータを選別して蓄積部
86に蓄積する。信号セットリンク・標識追加部87は
選別されたパケットをセットごとに関係付けてその時点
でどのデータが利用可能かを示す新たな標識をパケット
に付加する。再生部88は信号セットリンク・標識追加
部87からのパケットを復号化して元の信号を再生す
る。検索システム89は再生部88によって復号化され
た中の必要な情報のみを検索する。制御装置90は制御
装置77と所定のチャネルCH7にて呼を確立して通信
し、送受信部81に対してデータを受信するチャネルを
指示する。チャネル切り替え制御装置91はユーザ利用
状況・リクエストなどを受けて、蓄積部84とデータア
ンフォーマット・逆多重・識別・選別部85とを制御し
て送受信部81の各チャネルCH1〜CH3からのデー
タを蓄積およびデータのアンフォーマット処理などを実
行させる。
【0047】まず、複数の周波数帯域を利用する場合に
ついて説明する。 ○ch1:放送と蓄積の融合形態の信号受信に使用(ニ
ュース、情報,デ一タベース)全員利用可能 ○ch3〜5:TCP/IP等の多対多通信の回線であ
って、例えば20人〜ほぼ全員が利用することができ
る。但し、使用内容による。
【0048】○ch2、6:電話などの1対1通信(端
末通信) 状況によって、周波数の利用の割合を変えることができ
る(例えばch2〜6など)この第2実施形態では、そ
れぞれの信号を基地局(地上局など)の送受信部の各チ
ャネルを使って移動局(飛行機など)と送受信を行うこ
とにより、第1から第3までの3つのサービスを提供す
ることができる。第1のサービスとしては放送と蓄積の
融合形態サービスである。第2のサービスとしてはTC
P/IPやその他のプロトコルを用いたネットワークを
利用可能とするサービスである。第3のサービスとして
は電話などの端末通信サ一ビスである。
【0049】以下、各サービスについて詳細に説明す
る。 1.放送と蓄積の融合形態のサービスについて、画像・
音・データなどの信号は符号化及びデータ作成・階層化
部71で処理され、標識付加部72とデータフォーマッ
ト・多重化・間引き部73とによって処理された後、蓄
積部74に蓄積され、送受信部76に送られる。
【0050】符号化及びデータ作成・階層化部71で
は、画像や音の取り込みおよび符号化と、重要度・情報
量に応じた階層化と、データの作成または受信、整形な
どの各種の処理、階層化を行う。また、この符号化及び
データ作成・階層化部71では、送信するデータの重要
度に応じて、階層化された誤り訂正符号がデータに付加
される。なお、ここで言う画像や音の階層化とは、例え
ば一つの信号を複数の符号化器で別々に処理することに
よって、信号路の太さ(通信帯域の伝送路容量)に応じ
て複数の符号セットから使用する符号を選べるようにす
る場合の各符号をいう場合もある。また、例えば粗い情
報を最重要、さらに精細な情報を次に重要な情報とする
場合や、音声が存在する部分のみを最重要、背景雑音の
部分を次に重要な情報とするなど、情報量によって行う
場合もある。なお、数分間の信号のうち、一部を最重要
なものとして他と区別するというように情報の質によっ
て行う場合も含まれる。また、データの階層化は、例え
ばタイトル、アブストラクト、詳細情報などのように区
分して階層化したり、時間や部位などの重要度によって
信号を複数に分けて行う。
【0051】誤り訂正符号の階層化とは、例えば最低限
必要な符号と、さらに加えれば、より誤りが少なくなる
符号などに分けることを言う。
【0052】このようにして符号化及びデータ作成・階
層化部71で処理された信号(符号化データ)は、標識
付加部72に送られる。
【0053】標識付加部72では、上記画像・音・デー
タなどの各符号化データを受け取ると、各データが別々
に送信されてもそれらが一つのセットであることを判別
するための標識がデータのヘッダに付加される。
【0054】ここで示した標識は各データがセットであ
ることを判別するための標識であったが、この他、符号
化方法や、各種の階層化の結果、その他、情報の作成
国、ジャンル、信号のセットの構成内容(音声 (階層1
〜3)、画像(静止画と動画、符号1〜3、符号1につ
いては階層1〜2、他は1階層)、データ(タイトルと
アプストラクトのみ)、誤り訂正方法(画像2階層、音
2階層、データ1階層まで) など)、信号セットの作成
日時、各階層情報の絶対優先度、出展、作成媒体などの
情報でもよい。
【0055】標識付加部72によって標識が付加された
データは、データフォーマット・多重化・間引き部73
に渡されて、データフォーマット・多重化・間引き部7
3によって各階層ごとにパケットとして扱われる。
【0056】データフォーマット・多重化・間引き部7
3は、これらのパケットを絶対優先度や、トラフィック
の状態、移動局80からの制御信号などに応じて優先度
を定め時系列信号に配列する。このとき、優先度の低い
パケットを間引くこともあり得る。
【0057】ここで、一つのデータを複数のパケットに
別け、各々優先度を設定するデータの構成方法について
説明する。例えば送信側、つまり基地局70側で優先順
位を判断し送信する場合、基地局70で判断する優先順
位として、音声データよりも文字データを優先したとす
ると、例えばデータが文字1+文字1誤り訂正a+文字
誤り訂正b+音1+音1誤り訂正a+音1誤り訂正b+
静止画1+静止画1誤り訂正a+静止画1誤り訂正b+
動画1+動画1誤り訂正などとという順であった場合
に、文字2>音1などという順に優先すると、図7に示
すように、データ100として、文字1+文字宇1誤り
訂正a+音1+音1誤り訂正a+文字2+文字3+文字
2誤り訂正a+音2+音2誤り訂正a+音1誤り訂正b
+音3+文字3誤り訂正a音4+音4誤り訂正a+文字
3誤り訂正a+静止画1+静止画1誤り訂正a+静止画
誤り訂正b+音4誤り訂正bなどという順のフレーム伝
送時系列を生成し、この優先順位でデータを移動局80
へ送る。
【0058】一つのデータについて、ずっと後になって
から移動局80に付加情報が届くことが想定されるが、
その情報が移動局80側で同じ物と正しく認識されるよ
うに、データに標識が付加されている。
【0059】映像と音声と文字の組み合わせからなるデ
ータのセットに、情報の作成国、ジャンル、符号化方式
種類、データのクラス(誤り保護最大、文字のみ、音声
のみなど階層をあらわす)などを表す標識を付け、移動
局80の復号化器側、つまりデータアンフォーマット・
逆多重・識別・選別部85で得られたデータの選別、受
信クラスの決定や、符号化方式を選択して元のデータを
再生する。
【0060】再生の際に、検索システム89に結合する
ことによってこれらを利用者が検索利用することができ
る。また、データ取得側でどの階層まで複合可能かの情
報を付加することもでき、それを利用者が検索できる。
また、利用者が視聴時に作成媒体などの補足情報を取得
できる。
【0061】標識の例としては、図8に示すように、作
成国(日本、米国、仏、インドネシア、...)、作成
媒体(民放TV.NHK、○×新聞、...)、符号化
方式(複合機の制限)、データ構成(文字、音声、静止
画、動画、誤り対策情報など)、ジャンル1(ニュー
ス、ドラマ、音楽、映画、情報)、ジャンル2(政治経
済、事故、//クラシック、ロック、ワールドミュージ
ック、/邦画、洋画、/イべント、映画、音楽、スポッ
ト、食事、/)、現在再生可能なクラス(文字、音、静
止画、動画、高精細、ノイズ対策レベルなどのうち選択
可能な項目を表示。その中から組み合わせ利用可能、現
在利用できないモードの利用できるまでの推定時間)←
受信装置で付加する情報、出展、作成日時、各パケット
の優先度、その他(関連データ(記事)、記事番号、階
層化情報、各階層情報の絶対的優先度)などとすればよ
い。
【0062】このサービスを実現するにあたり送受信部
76のチャネル数を複数にする場合には、チャネル数や
利用方法に応じて分のデータフォーマット時系列を作成
するが、それらの作成方法は上記絶対優先度やトラフィ
ック、制御信号などに応じてきめる。例えばメインのチ
ャネルでは文字と音と最低限の誤り訂正、別のチャネル
で次のレベルの誤り訂正と画像としたり、別の例として
は、優先度の高い信号セットをメインのチャネルでおく
り、優先度の低い信号セットはすべて別のチャネルで送
るなどが考えられる。
【0063】データフォーマット・多重化・間引き部7
3で配列する順番が決まると、その情報も標識としてパ
ケットに付加する。
【0064】データフォーマット・多重化・間引き部7
3で配列された信号は、蓄積部74に蓄積され、送受信
部76から送信される。
【0065】送受信部76には、複数のチャネルが存在
し、各チャネルは一方向通信(基地局→複数の移動局)
も、双方向通信(時分割、周波数分割、符号分割など)
も行うことができ、通信中の移動局の特定、通信路確保
も可能で電話などの端末間通信の通信路やTCP/IP
などのプロトコル仕様の回線路としても使用できる。放
送と蓄積の融合形態サービスでは、基本的には、基地局
70(例:地上の放送局など)からの同じ電波を基地局
70に登録されたすべての移動局80(例:飛行機な
ど)が受けて、受信側である飛行機においてデータを選
別および復号化する。ニュース数を増やす、誤り訂正を
増やす、文字だけにするなどのリクエストや受信側で放
送と蓄積融合データの利用が多い、電波状態が悪く、誤
りが多い、早く詳しい情報もほしいという利用者が多い
場合などには、飛行機側から制御信号(要求)を送り、
別の周波数を割り当ててデータを送るよう要望する。
【0066】移動局80側の要望により、移動局80と
基地局70との間に周波数帯域が確保される(呼確立)
か、他の移動局80でも同様の要望があれば、全移動局
80でその周波数帯域を使って受信する(放送形態)、
(ch1+ch2で送受信)。
【0067】基地局70の送受信部76から送信された
信号は移動局80の送受信部81で受信され、蓄積部8
4で蓄積され、逆多重・データアンフォーマット・識別
・選別部85で処理され、蓄積部86を介して標識ごと
信号セットリンク・標識追加部87で処理され、再生部
88で復号化され利用される。移動局80の送受信部8
1は基地局70の送受信部76と同様の機能を有してい
る。
【0068】データアンフォーマット・逆多重・識別・
選別部85は基地局70のデータフォーマット・多重化
・間引き部73で行ったのと逆の処理を行って、信号を
標識付きのパケットに分解し、パケットについた標識を
識別して必要のあるものかどうかを判断し選別する。利
用者からの要望が多い場合や、重要なニュースなどがあ
った場合などは受信側の選別方法を変更することができ
る。(日本、米国のみを選別→アフリカも加えるな
ど)。各パケットは音・画像・データ・誤り訂正符号の
各階層の一つである。
【0069】パケットは信号セットのリンク化・標識追
加部87で信号セットごとに関係付けられ、セットごと
に現在どの種類の信号が利用可能か(データと音のみ、
階層はどこまでかなど)、それ以外の信号がいつ利用可
能になるかを標識とトラフィックから推定して標識に付
加する。この情報は時々刻々と更新される。
【0070】例えば次々に送られてくる信号からデータ
のセットであるものをどうしを結合し、標識とデータに
反映してデータを蓄積する。
【0071】例えば図9に示すように、今のデータがデ
ータ1+文字+音、データ2+文字+静止画であった場
合、1時間後にはデータ1+文字+音+静止画+誤り訂
正、データ2+文字+静止画、データ2+文字+音+静
止画となることもある。
【0072】これらのパケットは再生部88で復号化さ
れて利用できるようになる。またこのとき検索システム
89を利用することによって、必要な情報のみ取り出す
こともできる。
【0073】2.TCP/IPやその他のプロトコルを
用いたインターネットなどを利用できるサービスの例に
ついて説明する。
【0074】基地局70外あるいは基地局70内のネッ
トワーク型あるいはパソコン通信型の通信路またはマル
チメディア通信型の通信路が基地局70の送受信部76
に接続され、送受信部76の一部のチャネルを利用し
て、移動局80の送受信部81と通信路を確保すると、
移動局80はルータ83などを介してホストに接続さ
れ、通常のパソコン通信、インターネットの利用や、映
像・音声などのリアルタイム伝送とデータなど再送要求
が可能な伝送の同時通信の利用ができる。これにより、
チャネル数よりも多くの利用者が同時に地上とのデータ
のやりとりを行うことができる。また、TV電話利用を
しながらデータも送受信することもできる。
【0075】以下に、このサービスとして3種の利用形
態をあげ、それぞれでチャネルをひとつ使った例を示
す。
【0076】例えばチャネルch3〜5などを使用した
場合、ch3は電子メールのみのやり取りに使用(緊急
やりとり利用者用)し、ch4はインターネットに使用
(ホスト1)telnet.ftp し、ch5はインターネットに
使用 (ホスト2)mpeg4双方向通信用、telnet.ftp
に利用する場合が考えられる。
【0077】この例では、ch4の利用者は、飛行機内
のホスト1に接統することによって自動的に地上のプロ
バイダーに接続できる。プロバイダーとしては、例えば
telnet、Netscapeなどが利用できる。
【0078】また、ch5の利用者はホスト2に接続す
ることによって、mpeg4リアルタイム音声画像通信
+テキストデータやりとり(再送あり)ができる(QO
S保証あり)ch2〜ch4の帯域は利用に応じて全て
を電子メール形態に利用するなど、割合を変えることが
できる。
【0079】3.電話などを用いた端末通信サービスに
ついて説明する。
【0080】基地局70に電話回線など端末対端末型の
通信路が接続され、地上と移動局80の間で通常の電話
の他、端末を利用したデータ伝送や、mpeg4リアル
タイム音声画像通信+テキストデータやりとり(再送あ
り)ができる。また(QOS保証あり)の利用もでき
る。
【0081】以上でサービスの形態を説明したが、これ
らのサービスを送受信するチャネルはサービスの切り替
えが可能である。
【0082】以下、これらの切り替えの例について説明
する。移動局80では、3つのサービス形態の利用状況
(電話よりもメールの利用の方が多いとか、放送蓄積融
合形態のみを使っているなど)や、利用者からのリクエ
ストなどを受け、チャネルをどのサービスに利用する
か、基地局70にリクエストする。
【0083】基地局70では、トラフィックの状況と、
他の移動局80の要望も併せて考慮し、図10のように
チャネルの分配を決定する。
【0084】同図に示すように、例えば例1では、CH
1を放送蓄積、全移動局受信などに利用し、CH2を電
話などに利用し、CH3をパソコン通信(ppp回線)
などに利用し、CH4をインターネット(TCP/IP
回線)などに利用し、CH5をQSO通信(画像音リア
ル,データ再送あり)などに利用し、CH6を電話に利
用し、CH7を制御信号の送受信に利用する。
【0085】このようにチャネルの分配例では、CH1
〜CH7を、さまざまな用途に利用することができる。
【0086】このようにこの第2実施形態のマルチメデ
ィア伝送システムによれば、限られたチャネルCH1〜
CH7の中で基地局70と移動局80間で通信を行うよ
うなシステムにおいて、複数の通信サービスに対してそ
れぞれチャネルを割り当てて、これらのチャネルを切り
替えて通信することによって、さまざまな形態でサービ
スを提供することができる。
【0087】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、各
種の異なるデータを同時に伝送可能ではあるが、伝送路
容量の少ないシステムにおいて、フォーマット変換部で
各データを優先順に送信順序を変えた上で送信すること
により、受信側で受信されたデータの中で所望のデータ
を先に再生でき、ほぼリアルタイムに情報の再生が可能
になる。
【0088】また、送信データのセットに含まれる各種
データのうち、例えばテキストなどの文字情報および静
止画などを必要としない場合は、これらを間引き処理す
ることによって、それ用の帯域をその他の情報、例えば
動画や音声情報などに割り当てることができ、伝送路を
有効に利用して送信先にデータをリアルタイムに無線送
信することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第1実施形態のマルチメディア伝
送システムの構成を示す図である。
【図2】この第1実施形態のマルチメディア伝送システ
ムにおいて、複数のデータを時分割多重したデータ列を
示す図である。
【図3】この第1実施形態のマルチメディア伝送システ
ムにおいて、データのフォーマット変換を行い伝送の順
序を変えたデータ列を示す図である。
【図4】この第1実施形態の変形例の送信装置の構成を
示す図である。
【図5】この第1実施形態の変形例の受信装置の構成を
示す図である。
【図6】本発明に係る第2実施形態のマルチメディア伝
送システムのシステム構成を示す図である。
【図7】この第2実施形態のマルチメディア伝送システ
ムにおいて、文字2>音1という順に優先した場合のフ
レーム伝送時系列を示す図である。
【図8】この第2実施形態のマルチメディア伝送システ
ムにおいて、標識の例を示す図である。
【図9】この第2実施形態のマルチメディア伝送システ
ムにおいて、今のデータと1時間後のデータとを示す図
である。
【図10】この第2実施形態のマルチメディア伝送シス
テムにおいて、各チャネルを分配したテーブル例を示す
図である。
【符号の説明】
1…送信装置、2…受信装置、11…マルチメディアデ
ータ作成部、12…データ蓄積部、13,23…データ
フォーマット変換部、14…送信部、15,20…アン
テナ、16…映像符号化部、17…音声符号化部、18
…データ符号化部、19…多重化部(MUX)、21…
受信部、22…データ蓄積部、24…マルチメディアデ
ータ再生部、25…分離部(DMUX)、26…映像復
号部、27…音声復号部、28…データ復号部、60…
マルチメディア再生装置、70…基地局、71…符号化
及びデータ作成・階層化部、72…標識付加部、73…
データフォーマット・多重化・間引き部、74…蓄積
部、75a,75b,82a,82b…電話、76,8
1…送受信部、77,90…制御装置、74,84,8
6…蓄積部、80…移動局、85…データアンフォーマ
ット・逆多重・識別・選別部、87…信号セットリンク
・標識追加部、88…再生部、89…検索システム。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04L 12/18 H04L 11/18 5K067 H04N 7/08 H04N 7/08 Z 5K072 7/081 7/13 Z 9A001 7/24 (72)発明者 田中 宏和 神奈川県川崎市幸区柳町70番地 株式会社 東芝柳町工場内 (72)発明者 小原 隆 神奈川県川崎市幸区柳町70番地 株式会社 東芝柳町工場内 Fターム(参考) 5C059 LB05 LB07 MA00 PP01 PP04 RA04 RB04 RC32 RF04 SS06 SS08 SS30 TA06 TA07 TC18 TD13 5C063 AA20 AB03 AB07 CA11 CA16 CA23 CA40 5K028 AA01 AA11 BB04 CC02 DD07 EE07 KK03 KK12 KK32 5K030 GA03 GA19 HA02 HB01 HB02 HC01 HC14 JA01 JL01 JT02 JT03 JT04 JT05 JT10 LB06 LD02 LE01 LE06 MA01 5K033 AA01 AA04 BA02 BA15 CB02 CC01 DA05 DB17 DB19 5K067 AA11 AA12 AA14 AA34 BB03 BB06 BB07 CC08 CC14 DD52 DD53 DD54 EE22 5K072 AA12 AA15 AA23 BB02 BB03 BB04 BB12 BB13 BB14 BB15 BB25 CC03 DD16 DD17 FF27 GG12 GG13 GG32 GG42 GG44 9A001 CC05 KK60

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送信装置と受信装置とが無線伝送路を通
    じて無線通信するマルチメディア伝送システムにおい
    て、 前記送信装置が、 異なる種別のデータを作成するデータ作成部と、 前記データ作成部により作成された各データを優先順に
    送信順序を変えるようデータのフォーマット変換を行う
    フォーマット変換部と、 前記フォーマット変換部によりフォーマット変換された
    データを無線送信する送信部とを備え、 前記受信装置が、 前記送信部から無線送信されたデータを受信する受信部
    と、 前記受信部により受信された各データについて所望の順
    序で再生するためのフォーマット変換を行うフォーマッ
    ト変換部と、 前記フォーマット変換部によりフォーマット変換された
    順にデータを再生する再生部とを具備したことを特徴と
    するマルチメディア伝送システム。
  2. 【請求項2】 前記データ作成部は、 前記各データのうち、前記無線伝送路の容量と送信すべ
    きデータの情報量とに基づいて、優先度の低いものを間
    引き処理することを特徴とする請求項1記載のマルチメ
    ディア伝送システム。
  3. 【請求項3】 送信装置と受信装置とが無線通信するマ
    ルチメディア伝送システムにおいて、 前記送信装置が、 映像情報を符号化する映像情報符号化部と、 音声情報を符号化する音声情報符号化部と、 データを符号化するデータ符号化部と、 前記各符号化部により符号化された各符号化データを多
    重化する多重化部と、 前記多重化部により多重化されたデータを優先順に送信
    順序を変えるようデータのフォーマット変換を行うフォ
    ーマット変換部と、 前記フォーマット変換部によりフォーマット変換された
    データを無線送信する送信部とを備え、 前記受信装置が、 前記送信部から無線送信されたデータを受信する受信部
    と、 前記受信部により受信されたデータについて所望の順序
    で再生するためのフォーマット変換を行うフォーマット
    変換部と、 前記フォーマット変換部によりフォーマット変換された
    データを映像、音声、文字の各情報に分離する分離部
    と、 前記分離部により分離された映像情報を復号する映像情
    報復号部と、 前記分離部により分離された音声情報を復号する音声情
    報復号部と、 前記分離部により分離されたデータを復号するデータ復
    号部とを具備したことを特徴とするマルチメディア伝送
    システム。
  4. 【請求項4】 前記多重化部は、 前記各符号化部により符号化された各符号化データのう
    ち、チャネル容量と送信すべき映像情報、音声情報、デ
    ータの情報量とに基づいて、優先度の低い情報を間引き
    処理することを特徴とする請求項3記載のマルチメディ
    ア伝送システム。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010200351A (ja) * 2002-03-29 2010-09-09 Hitachi Ltd 映像音声信号送受信方法
WO2010134145A1 (ja) * 2009-05-18 2010-11-25 パナソニック株式会社 データ通信装置、ホームネットワークシステム、データ通信方法、プログラム、及び集積回路
JP2013066202A (ja) * 2003-06-12 2013-04-11 Qualcomm Inc エラーを起こしやすいシステムにおいて帯域幅とQoSを管理するための移動局−中心方法

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