JP2001075928A - ソフトウェア品質評価システム及びそのプログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

ソフトウェア品質評価システム及びそのプログラムを記録した記録媒体

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JP2001075928A
JP2001075928A JP24739399A JP24739399A JP2001075928A JP 2001075928 A JP2001075928 A JP 2001075928A JP 24739399 A JP24739399 A JP 24739399A JP 24739399 A JP24739399 A JP 24739399A JP 2001075928 A JP2001075928 A JP 2001075928A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 利用者及びサービス提供者の間で評価対象の
ソフトウェア又は評価プログラムの実体をやり取りする
ことなく、ネットワークを介してソフトウエア品質評価
を行うシステム及びそのプログラムを記録した記録媒体
を提供する。 【解決手段】 クライアントは、評価対象のソフトウェ
アの品質に関連したパラメータを測定し測定データを導
き出すソフトウェア品質測定手段と、サーバへ該測定デ
ータをアップロードしサーバからソフトウェア品質評価
データをダウンロードするデータ送受信手段と、該評価
データを表示制御する評価結果表示制御手段とを有して
おり、サーバは、クライアントからアップロードされた
測定データを解析し解析データを導き出すソフトウェア
測定データ解析手段と、該解析データを評価し評価デー
タを導き出すソフトウェア品質評価手段とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ソフトウェア品質
評価のためのシステム及びそのプログラムを記録した記
録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のソフトウェア品質評価システム
は、ソフトウェア品質評価プログラムが中心となり構成
されており、このソフトウェア品質評価プログラムに、
評価対象のソースコードからなるソフトウェア(以下
「ソフトウェア」と称する)を入力することによってソ
フトウェア品質評価データ(以下「評価データ」と称す
る)を得るものである。従って、このシステムを使用す
るコンピュータ内には、実行される評価プログラムが少
なくとも記録されているか、又は入力される必要があ
る。
【0003】ソフトウェア品質評価システムの利用者
が、利用者のコンピュータ内でソフトウェアの品質評価
を行う場合は、該コンピュータにソフトウェア品質評価
プログラムをインストールしなければならない。そのた
めに、利用者は、ソフトウェア品質評価システムのサー
ビス提供者(以下「サービス提供者」と称する)から、
記録媒体に格納されたソフトウェア品質評価プログラム
を少なくとも購入するか又は該ソフトウェア品質評価プ
ログラムを直接ネットワークを介してダウンロードする
必要がある。
【0004】一方、ソフトウェア品質評価サービスを利
用する場合、サービス提供者のコンピュータ上で利用者
のソフトウェアの品質評価を行う必要があり、サービス
提供者のコンピュータに利用者のソフトウェアの実体そ
のものを一時的に記録するか直接入力しなければならな
い。このために、利用者は、サービス提供者に、記録媒
体に格納された利用者のソフトウェアを送付しインスト
ールしてもらうか、又はサービス提供者のコンピュータ
にネットワークを介して直接アップロードする必要があ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような利
用方法では、利用者とサービス提供者との双方において
不安となる問題がある。
【0006】一般に、利用者は、自由に評価作業を進め
る際に、品質評価毎にサービス提供者のコンピュータに
ソフトウェアをアップロードやインストールすることな
く、自らのコンピュータにソフトウェア品質評価プログ
ラムをインストールした作業環境を保持したいと考え
る。特に、利用者は、開発中のソフトウェアを直接サー
ビス提供者のサーバ(コンピュータ)上に置くことは、
著作権上の問題やソフトウェア内容の秘密保持の立場か
らも避けたいと考える。しかしながら、ソフトウェア品
質評価システムの一括購入は、その使用頻度や使用機能
を考えると必ずしも経済的でない場合が多い。
【0007】一方、サービス提供者は、ソフトウェア品
質評価プログラムをバージョンアップする為にも、常に
経済的且つ迅速に内容更新することができるよう、自ら
のサーバ上でソフトウェア品質評価サービスの提供をし
たいと考える。即ち、ソフトウェア品質評価システムの
利用希望者への販売後のプログラム内容更新は、利用状
況がサービス提供者には解らないにも関らず個々に対応
する必要があり、利用者数に比例した膨大なコストを必
要とする。更に、サービス提供者は、利用者のサービス
提供者へのソフトウェアの直接送付の場合と同様に、ソ
フトウェア品質評価プログラムの実体そのものや、又は
実行モジュールを頒布することは、そのプログラムの著
作権上の問題や不正コピーの問題など、又は技術内容秘
匿からもできれば避けたいと考える。
【0008】従って、サービス提供者及び利用者双方に
とって、ソフトウェア品質評価システムを直接販売又は
購入等するよりも、利用者がソフトウェア品質評価サー
ビスを利用する毎に、サービス提供者が利用料金を徴収
するほうがお互いに経済的で利益が高いとも考える。し
かしながら、利用者にとって、転送時の内容秘匿の問題
と、サービス提供者に対するソースコードからなるソフ
トウェアの秘密保持の保証の問題がある。また、サービ
ス提供者にとっても、利用者のソフトウェアの実体が常
にサーバ上にアップロードされることは、そのソフトウ
ェア規模が大きい場合には、それらの管理のコスト、処
理コストやソフトウェアの転送の際の通信費の問題もあ
る。
【0009】更に、前述した利用者のソフトウェアやサ
ービス提供者のソフトウェア品質評価プログラムの内容
秘匿や不正コピーの問題は、利用者及びサービス提供者
の間でソフトウェアの実体又はソフトウェア品質評価プ
ログラムの実行モジュールが全てやりとりされるために
生ずる問題である。
【0010】そこで、本発明は、利用者及びサービス提
供者の間の前述したような問題を解決すべきソフトウェ
ア品質評価システム及びそのプログラムを記録した記録
媒体を提供することを目的とする。
【0011】従って、本発明は、利用者及びサービス提
供者の間で、利用者のソフトウェアの実体及びサービス
提供者のソフトウェア品質評価機能プログラムの実体又
は実行モジュールがやりとりされることなく、サービス
提供者がネットワークを介してソフトウェア品質評価サ
ービスを利用者に提供できるものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明のソフトウェア品
質評価システムは、クライアントは、評価対象のソフト
ウェアの品質に関連したパラメータを測定し測定データ
を導き出すソフトウェア品質測定手段と、サーバへ該測
定データをアップロードしサーバからソフトウェア品質
評価データをダウンロードするデータ送受信手段と、該
評価データを表示制御する評価結果表示制御手段とを有
しており、サーバは、クライアントからアップロードさ
れた測定データを解析し解析データを導き出すソフトウ
ェア測定データ解析手段と、該解析データを評価し評価
データを導き出すソフトウェア品質評価手段とを有する
ものである。
【0013】これにより、ソフトウェア品質評価過程を
測定機能と、解析機能と、評価機能とに分割し、クライ
アントとサーバ間で配分することにより、利用者及びサ
ービス提供者の間で、利用者のソフトウェアの実体及び
サービス提供者のソフトウェア品質評価機能プログラム
の実体又は実行モジュールがやりとりされることはな
く、それぞれのソフトウェア及びソフトウェア品質評価
機能プログラムの秘匿性が完全に確保される。
【0014】利用者は、クライアントにソフトウェア品
質測定手段としてのソフトウェア品質測定機能プログラ
ムと、評価結果表示制御手段としての評価結果表示プロ
グラムと、データ送受信手段としての送受信インタフェ
ースプログラムとを少なくともインストールするだけ
で、ネットワークを介してソフトウェア品質評価システ
ム全体を操作し、利用することが可能となる。
【0015】一方、サービス提供者は、ソフトウェア品
質評価プログラムのバージョンアップなどによる機能改
善作業が個々の利用者を意識することなく、容易且つ経
済的に行える。更に、上記の如くネットワークを介して
測定機能と、解析機能と、評価機能の明確な機能分割を
行い、少なくとも評価機能をサーバのみに搭載させるこ
とにより、第三者に対するソフトウェア品質評価システ
ムの秘密保持や不法コピーの防止も簡単に実現できる。
プログラム管理も容易になり、また、利用者の評価対象
のソフトウェア管理も不要であることから、システムコ
ストや通信コストも大幅に減らすことができる。また、
ネットワークを介することで、利用者が選択し利用した
提供サービスの利用料金を効率良く簡単に徴収できる。
【0016】また、本発明の他の実施形態によれば、サ
ーバは、評価対象のソフトウェアの種類や使用環境(例
えば、プログラム言語や使用するコンパイラなどの種類
やそのバーション)に対応した様々なソフトウェア品質
測定手段や利用者の要求にあった評価結果表示制御手段
や機能拡張されたバーションなどの各種プログラムを提
供する必要があるが、これら複数のプログラムをプログ
ラム部品として記録したプログラム部品記録手段を有し
ており、ネットワークを介したデータ送受信手段によ
り、プログラム部品記録手段から読み出されたプログラ
ム部品をダウンロードしてリンク処理することが簡単に
行え、利用者の要求にあったソフトウェア品質評価サー
ビスを経済的且つ利便的に提供でき非常に好ましい。
【0017】一方、個々の利用者では、通常必要とする
品質評価内容は数種類に限られており、利用者の開発環
境や使用環境に合ったソフトウェア品質評価プログラム
を利用できればよい。従って、自らが必要とするソフト
ウェア品質測定手段やソフトウェア評価結果表示制御手
段のプログラム部品がネットワークを介して選択でき、
それらを簡単にダウンロードしリンクできることは非常
な利点である。即ち、ネットワークを介して必要なソフ
トウェア品質評価サービスを利用することができ、而も
利用者のコンピュータにおけるメモリサイズの節約や実
行処理時間の削減などサービス実施環境もよくなる利点
がある。
【0018】更に、ソフトウェア品質評価過程の測定機
能と、解析機能と、評価機能のネットワークを介した効
果的な機能分割によって、通常の利用環境では、ネット
ワーク上で品質評価を行う為のソフトウェア品質測定デ
ータ(以下、「測定データ」と称する。)とその評価デ
ータとしか基本的に通信されないので、その通信量も少
なく、而も第三者がそれらの内容を解読し利用すること
は困難であり、その秘匿性も高い。また、サーバ及びク
ライアントのデータ送受信手段に、暗号化機能を有する
ことも好ましく、簡単に実現できる。暗号機能によるこ
れらのデータ保護により、特に評価データや統計処理デ
ータ、更にはシステム利用状況などの情報の秘匿性も大
きく改善されることから、同様なクライアント機能を有
する他の利用者も含めシステム利用の際の秘匿に対する
信頼性をより一層高くすることができる。
【0019】更に、本発明の他の実施形態によれば、サ
ーバは、利用者毎のソフトウェアの測定データや評価デ
ータを記録管理する品質測定評価結果記録手段と、利用
者毎の該測定データや該評価データを統計処理し統計処
理データを導き出す統計処理解析手段とを有しているこ
とから、クライアントに、統計処理データをダウンロー
ドできる。これにより、利用者は、履歴のある測定デー
タや評価データを統計的評価を行ない、ソフトウェア開
発工程管理、保守運用管理や再利用管理に反映すること
もできる。また、インターネットを介した場合などのよ
うに、データ送受に不備が発生しても、品質測定浄化記
録手段14を具備していることから、クライアントは簡
単に必要なデータを再要求できる。
【0020】一方、サービス提供者は、多数の利用者の
これら測定データや評価データの収集と統計処理結果な
どからソフトウェア品質測定手段、ソフトウェア測定デ
ータ解析手段やソフトウェア品質評価手段の改善などを
利用者のソースコードからなるソフトウェアに直接関る
こと無く、より一層効果的に図ることができる。また、
利用者のシステム利用形態や利用状況の把握と問題点な
ども簡単に把握でき、提供サービスの改善に迅速に反映
できる。
【0021】また、本発明のソフトウェア品質評価シス
テムによれば、クライアントは、評価対象のソフトウェ
アの品質に関連したパラメータを測定し測定データを導
き出すソフトウェア品質測定手段と、該測定データを解
析し解析データを導き出すソフトウェア測定データ解析
手段と、サーバへ該解析データをアップロードしサーバ
からソフトウェア品質評価データをダウンロードするデ
ータ送受信手段と、該評価データを表示制御する評価結
果表示制御手段とを有しており、サーバは、解析データ
に基づいてソフトウェア品質を評価し評価データを導き
出すソフトウェア品質評価手段を有するものである。
【0022】本発明の他の実施形態によれば、クライア
ントは、ソフトウェア品質測定手段からの測定データを
解析し解析データを導き出すソフトウェア測定データ解
析手段を更に有しており、データ送受信手段がサーバへ
該解析データを測定データと共にアップロードするよう
に構成されており、サーバは、ソフトウェア測定データ
解析手段が、アップロードされた解析データ及び測定デ
ータを用いて、解析データを導き出すように構成されて
いる。
【0023】本発明の他の実施形態によれば、クライア
ントは、ソフトウェア品質測定手段からの測定データを
解析し解析データを導き出すソフトウェア測定データ解
析手段を更に有しており、データ送受信手段がサーバへ
該解析データを測定データと共にアップロードするよう
に構成されており、サーバは、ソフトウェア測定データ
解析手段を介して得られる解析データと、アップロード
された解析データとをソフトウェア品質評価手段に入力
し、評価データを導き出すように構成されている。
【0024】本発明の他の実施形態によれば、ソフトウ
ェア品質測定手段は、ソフトウェア字句解析の後で更に
ソフトウェア構文解析を行うことにより測定データを導
き出し、ソフトウェア測定データ解析手段は、ソフトウ
ェア品質意味解析から解析データを導き出す。
【0025】本発明の他の実施形態によれば、ソフトウ
ェア品質測定手段は、ソフトウェア字句解析により測定
データを導き出し、ソフトウェア測定データ解析手段
は、ソフトウェア構文解析の後で更にソフトウェア品質
意味解析を行うことにより解析データを導き出す。
【0026】本発明の他の実施形態によれば、ソフトウ
ェア測定データ解析手段は、更にソフトウェア構文意味
解析によりディバック解析データを導き出し、ソフトウ
ェア品質評価手段は、ディバッグ解析データに基づいて
ディバッグ状態をもソフトウェア品質として評価する。
【0027】本発明の他の実施形態によれば、サーバ
は、評価対象のソフトウェアの種類に対応したソフトウ
ェア品質測定手段用の複数のプログラム部品を記録した
プログラム部品記憶管理手段を有しており、クライアン
トは、プログラム部品記録手段から、必要なプログラム
部品をサーバ及びクライアントのデータ送受信手段を介
してダウンロードする。
【0028】本発明の他の実施形態によれば、サーバ
は、利用者毎に評価データを記録管理する記録管理手段
を有しており、要求に応じて評価データを読み出し、そ
のまま又は処理した後、クライアントへダウンロードす
る。
【0029】本発明の他の実施形態によれば、サーバ及
びクライアントのデータ送受信手段が、暗号復号化手段
を有する。
【0030】本発明のソフトウェア品質評価のプログラ
ムを記録した記録媒体は、評価対象のソフトウェアの品
質パラメータを測定し測定データを導き出し、該測定デ
ータをサーバへアップロードし、サーバからダウンロー
ドされる評価データを取得し、該評価データを表示制御
するプログラムを記録したクライアント用記録媒体と、
クライアントからアップロードされた該測定データから
解析データを取得し、該解析データに基づいてソフトウ
ェア品質を評価し該評価データを導き出し、該評価デー
タをクライアントにダウンロードするプログラムを記録
したサーバ用記録媒体である。
【0031】本発明のソフトウェア品質評価のプログラ
ムを記録した記録媒体は、評価対象のソフトウェアの品
質パラメータを測定し測定データを導き出し、該測定デ
ータを解析し解析データを導き出し、サーバへアップロ
ードし、該サーバからダウンロードされた評価データを
受信し、該評価データを表示制御するプログラムを記録
したクライアント用記録媒体と、クライアントからアッ
プロードされた解析データからソフトウェア品質を評価
し評価データを導き出し、該評価データをクライアント
にダウンロードするプログラムを記録したサーバ用記録
媒体である。
【0032】本発明のソフトウェア品質評価のプログラ
ムを記録した記録媒体は、評価対象のソフトウェアの品
質パラメータを測定し測定データを導き出し、該測定デ
ータを解析し解析データを導き出し、該測定データ及び
該解析データをサーバへアップロードし、サーバからダ
ウンロードされた評価データを受信し、該評価データを
表示制御するプログラムを記録したクライアント用記録
媒体と、クライアントからアップロードされた該解析デ
ータと該測定データから解析データを導き出し、ソフト
ウェア品質を評価し評価データを導き出し、該評価デー
タをサーバにダウンロードするプログラムを記録したサ
ーバ用記録媒体である。
【0033】本発明のソフトウェア品質評価のプログラ
ムを記録した記録媒体は、評価対象のソフトウェアの品
質パラメータを測定し測定データを導き出し、該測定デ
ータを解析し解析データを導き出し、該測定データ及び
該解析データをサーバへアップロードし、サーバからダ
ウンロードされる評価データを受信し、該評価データを
表示制御するプログラムを記録したクライアント用記録
媒体と、クライアントからアップロードされた該測定デ
ータから得られた解析データと、アップロードされた該
解析データとを用いてソフトウェア品質を評価し評価デ
ータを導き出し、該評価データをサーバにダウンロード
するプログラムを記録したサーバ用記録媒体である。
【0034】本発明の他の実施形態によれば、サーバ用
記録媒体は、更に、評価対象のソフトウェアの種類に対
応したソフトウェア品質測定機能プログラム部品を少な
くとも記録管理し、該プログラム部品をダウンロードす
るプログラムを記録しており、クライアント用記録媒体
は、更に、プログラム部品を取得することを特徴とする
プログラムを記録している。
【0035】本発明の他の実施形態によれば、サーバ用
記録媒体は、利用者毎に評価データを記録管理し、該評
価データを読み出し処理し、得られた処理データをダウ
ンロードするプログラムを記録しており、クライアント
用記録媒体は、処理データを取得し、該処理データを表
示制御するプログラムを記録している。
【0036】本発明の他の実施形態によれば、サーバ用
記録媒体とクライアント用記録媒体とは、それぞれ、サ
ーバ及びクライアントの間でデータ送受信手段を介して
送受される該データを暗号復号化するプログラムを記録
している。
【0037】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて、本発明の第
1の実施形態を詳細に説明する。
【0038】図1は、本発明の第1の実施形態における
ソフトウェア品質評価システムの構成図である。その構
成は、サービス提供者が管理するサーバ1と、利用者の
使用するクライアント2とを有する。
【0039】サーバ1は、ソフトウェア測定データ解析
手段11と、プログラム部品記録手段12と、ソフトウ
ェア品質評価手段13と、品質測定評価結果記録手段1
4と、データ送受信手段15と、統計処理手段16と、
サーバシステム制御管理手段17とを有する。
【0040】ソフトウェア測定データ解析手段11は、
利用者毎の測定データを解析し解析データを導き出すも
のである。プログラム部品記録手段12は、クライアン
ト2における評価対象のソフトウェアの種類やソフトウ
ェア使用環境、システム操作環境・評価結果表示環境に
関する複数のプログラム部品を記録したものである。ソ
フトウェア品質評価手段13は、解析データを元にソフ
トウェア品質を評価し評価データを導き出すものであ
る。品質測定評価結果記録手段14は、利用者毎に評価
データ又は更に測定データを記録したものである。統計
処理手段16は、評価データを統計処理し統計処理デー
タを導き出すものである。データ送受信手段15は、ク
ライアント2からアップロードされたシステム環境情報
と、利用環境要求情報と測定データとを取得し、クライ
アント2へ評価データと統計処理データと利用環境情報
と必要となるプログラム部品とをダウンロードするため
のものである。サーバシステム制御管理手段17は、サ
ーバシステムを動作させる為にこれら手段を制御管理す
るものである。
【0041】クライアント2は、ソフトウェア品質測定
手段21と、データ送受信手段22と、評価結果表示制
御手段23と、表示手段24、クライアントシステム制
御管理手段25とを有する。
【0042】ソフトウェア品質測定手段21は、評価対
象のソフトウェアの品質測定用パラメータを測定し測定
データを導き出すものである。データ送受信手段22
は、サーバ1へクライアントのシステム環境情報と、利
用環境要求情報と測定データとをアップロードし、サー
バ1からダウンロードされる評価データと、統計処理デ
ータと利用環境情報と必要なプログラム部品とを取得す
るためのものである。評価結果表示制御手段23は、評
価結果や統計処理結果を利用者に対して示すために、評
価データや統計処理データやシステム環境情報や利用環
境情報を表示手段24に表示するためのものである。サ
ーバシステム制御管理手段25は、クライアントシステ
ムを動作させる為にこれら手段を制御管理するものであ
る。尚、サーバ1についても、表示手段やこれを制御す
る表示制御手段は当然必要であるが、本発明に直接関係
がない為にその構成や説明は省略する。
【0043】以下これらの動作について、詳細に説明す
る。
【0044】クライアント2について、外部の記録手段
33から入力された又は既に記録された評価対象のソフ
トウェアをソフトウェア品質測定手段21を介してソフ
トウェア字句解析及びソフトウェア構文解析することに
よって品質測定用パラメータとしてのシンボルテーブル
及びパーザツリー情報を測定し、これらを測定データと
して、データ送受信手段22を介して、サーバ1へアッ
プロードする。
【0045】クライアント2からアップロードされた測
定データをデータ送受信手段15を介して取得し、ソフ
トウェア測定データ解析手段11へ入力し、測定データ
としてのシンボルテーブル及びパーザツリー情報からソ
フトウェア品質評価を行う為の意味解析(ソフトウェア
メトリクス意味解析)を行う。例えば、オブジェクト指
向ソフトウェアの品質評価に関する意味解析としては、
クラス、メソッド、属性、メッセージなどの識別とそれ
らの名前、クラス間の継承関係及び部品関係、メソッド
と属性との関係、クラス間メッセージ送受信関係などに
関する情報を解析データとして得る。これらの解析デー
タをソフトウェア品質評価手段13を介して利用者が要
求しているソフトウェア品質評価項目に従って評価し
て、例えば、クラス数、クラス当りのクラス継承数、ク
ラス当りのメッセージ数、メソッド数や属性数、メッセ
ージ当りのアクセス属性数、擬集度欠落度、メッセージ
当りの分岐数、サイクロマティック数、メッセージ当り
のオペレータやオペランド数などを評価データとして得
る。その後、測定データと評価データとを利用者毎に品
質測定評価結果記録手段14に格納すると共に、データ
送受信手段15を介して、評価データをクライアント2
へダウンロードする。
【0046】サーバ1からダウンロードされてきた評価
データをクライアント2のデータ送受信手段22を介し
て得ると、ソフトウェア評価結果表示制御手段23を介
して表示手段24上に表示する。
【0047】また、利用者から評価データに対する統計
処理や、過去の履歴に基づく評価データの比較などが要
求された場合には、統計処理手段16を介して統計処理
データとして得た後、評価データと同様にデータ送受信
手段15を介してダウンロードし、ソフトウェア評価結
果表示制御手段を介して表示手段24上に表示する。統
計処理手段16は、例えば、品質測定評価結果記録手段
14から評価データを読み出し、最大、最小や分散など
の分布解析やそれらの統計処理、過去の評価結果との比
較などを施すものである。
【0048】このような構成を提供することで、利用者
の評価対象のソフトウェアと共に、提供者のソフトウェ
ア品質評価手段13としてのソフトウェア品質評価機能
プログラムやこれに直接関連したプログラム部品をサー
バ1及びクライアント2の間でやり取りする必要がな
く、利用者及びサービス提供者とも高い秘匿性を実現で
き、而もネットワークを介して通信されるデータも少な
くすることができる。また、サーバ1のソフトウェア測
定データ解析手段11について、測定データを解析した
結果、ソフトウェアの測定や解析に関して問題が発生し
ている場合に、これを速やかに検出する手段を設けるこ
ともでき、文法規約など言語仕様との整合性の問題に対
して対応したソフトウェア品質測定手段やソフトウェア
測定データ解析手段又は更にソフトウェア品質評価手段
の改修や機能拡張を行うことができる。而もソフトウェ
ア品質測定手段やソフトウェア測定データ解析手段やソ
フトウェア品質評価手段のプログラム実行モジュールの
新たなバーションをソフトウェア部品として格納し、必
要に応じて用いても良い。従って、システムの非常に高
い保守性を簡単に実現することができる。
【0049】上述の如くソフトウェア品質評価にけるサ
ーバとクライアントの動作について詳細に説明したが、
この他に、利用者がソフトウェア品質評価システムの利
用の際に実行されるシステム設定処理がある。システム
設定処理としては、システム環境設定と利用環境設定と
がある。
【0050】システム環境設定として、クライアント2
からシステム環境情報をサーバ1へアップロードし、例
えば、利用者ID、現在のクライアントシステム制御管理
プログラムバーション、ソフトウェア品質測定機能プロ
グラムバーション、ソフトウェア評価結果表示制御プロ
グラムバーションなどの確認登録処理などを行ない、必
要に応じてシステム環境に関連したプログラムをプログ
ラム部品記録手段12から検索抽出して、使用許可情報
と利用環境情報と共にクライアント2にダウンロードす
る。
【0051】ここで、利用環境情報としては、品質評価
可能なソフトウェア言語、コンパイラ、それらのバーシ
ョン、準備されているソフトウェア品質評価項目や統計
処理項目などと、それら関連プログラムのバージョンな
どの利用可能な情報を意味する。その後、利用環境設定
の為に、具体的に品質評価を行う為の利用環境要求情報
を同様にアップロードし、サーバ1では、例えば、使用
ソフトウェア言語、コンパイラ、評価項目、統計処理項
目などを確認し、ソフトウェア品質測定手段21やソフ
トウェア評価結果表示制御手段23に関連した必要なソ
フトウェア部品をプログラム部品記録手段12から検索
抽出して、データ送受信手段15を介してクライアント
2へダウンロードし、サーバ1の評価システム設定を行
う。また、ダウンロードされたプログラム部品をリンク
してクライアント2のソフトウェア品質評価に必要なク
ライアントシステム設定も行う。システムとして準備し
ているソフトウェア品質評価項目の中から利用者が新た
に評価項目又は統計処理項目を要求した際には、その都
度ソフトウェア部品をダウンロードする。
【0052】上記のように、サーバ1及びクライアント
2間で、ネットワークを介して、利用者のソフトウェア
の実体でなく測定データを転送し、また、サービス提供
者のソフトウェア品質評価手段13やソフトェア測定デ
ータ解析手段11をサーバ1にのみ搭載し、而も評価デ
ータ又は更に統計処理データを転送することにより、高
度なソフトウェア品質評価サービスを実現し提供すると
ともに、お互いの重要なソフトウェアやプログラムの情
報に対して秘匿性を確保できる。また、利用者の要求機
能にあったプログラムをそれぞれ設定し、ソフトウェア
品質評価を実行することができる。更に、サービス提供
者が新たな評価項目を提供する場合も、必要なプログラ
ム部品を準備し、プログラム部品記録手段12に格納
し、必要に応じて利用者にダウンロードして拡張機能を
提供することもできる。
【0053】図2は、本発明の第1の実施形態における
ソフトウェア品質評価システムを構成するプログラムを
記録した記録媒体における、ソフトウェア品質評価を実
施する為に少なくとも必要となる処理のフローチャート
である。これらのプログラムは、クライアント用プログ
ラムと、サーバ用プログラムとに分かれている。クライ
アント用プログラムは、サーバ1からネットワークを介
してクライアント2へダウンロードされるか又は、配布
されたCDなどの記録媒体32を介して、クライアント2
のシステムに格納される。
【0054】クライアント用プログラムは、品質評価が
開始されると、入力された評価対象のソフトウェアに対
してソフトウェア品質測定41を行う。次に、測定デー
タをサーバ1に対してアップロード42する。その後、
サーバ1からダウンロードされた評価データを取得43
する。最後に、評価データをもとに評価結果を表示44
する。この時、利用者が評価結果の保存を要求すれば、
測定評価データ保存要求をクライアント2からアップロ
ード45する。保存は、測定データと評価データ両方、
又は更に統計処理データも含めてもよいし、評価データ
だけでも良い。
【0055】一方、サーバ用プログラムは、クライアン
ト2からアップロードされた測定データを取得51す
る。次に、その測定データの解析を行ない、解析データ
を得た52後、解析データを元にソフトウェア品質評価
53し、評価データを得る。その後、評価データをクラ
イアント2へダウンロード54する。
【0056】更に、クライアント2から測定評価データ
保存要求がアップロードされると、これを取得55し、
少なくとも評価データを保存56する。
【0057】ここで、図2に示す関連プログラムの他
に、前述の各種測定機能や評価結果表示機能を持った各
種プログラムやこれらのバーションに対応したプログラ
ム部品を持ったプログラム部品記憶管理プログラムと読
み出したプログラム部品をダウンロードするプログラム
をサーバ用プログラムに付加し、記録媒体に格納し用い
てもよい。
【0058】また、ソフトウェアの評価結果などや表示
データを格納する為の評価結果記録管理プログラムをク
ライアント用プログラムに付加し、記録媒体に格納し使
用してもよい。
【0059】更に、サーバ1について、利用者毎のソフ
トウェア品質評価結果を記録するプログラムと、ソフト
ウェア品質評価結果を読み出し、以前の評価データとの
比較や、種々の評価データの統計処理を行い統計処理デ
ータを得る統計処理プログラムやそれらをダウンロード
するプログラムを、また、クライアント2について、こ
れらデータを取得し、表示制御するプログラムなどをそ
れぞれサーバ用プログラム、クライアント用プログラム
に付加し、それぞれの記録媒体に記録し使用してもよ
い。
【0060】図3は、前述のソフトウェア品質評価を実
行する前のシステム設定処理に関するフローチャートで
ある。例えば、クライアント2に、クライアントシステ
ム制御管理手段25、ソフトウェア品質測定手段21、
データ送受信手段22、及び評価結果表示制御手段23
は、既にCDなどの記録媒体32又はネットワークを介し
てインストールされているとする。クライアント2にお
ける利用者ID、ソフトウェア品質測定機能プログラムバ
ーション、ソフトウェア評価結果表示制御プログラムバ
ーションなどインストール状態を示すシステム環境情報
をサーバ1へアップロード61する。サーバ1では、ア
ップロードされたこれら情報を取得71し、これを元に
利用者の確認72と、クライアント2のプログラムのバ
ーションの確認72を行ない、必要ならば新しいバーシ
ョンのプログラム部品をシステム環境設定プログラムと
して使用許可情報及び利用環境情報と合わせてダウンロ
ード73する。
【0061】次に、クライアント2では、例えば、使用
ソフトウェア言語、コンパイラなどの評価要求条件や、
ソフトウェア品質評価項目又は更に統計処理項目などの
選択情報や、プログラムの新バージョンの利用の有無な
どを利用環境要求情報として、サーバ1へアップロード
63する。サーバ1では、利用環境要求情報を取得74
し、ソフトウェア品質測定機能及び評価結果表示制御機
能の確認とソフトウェア品質測定機能プログラム又は評
価結果表示制御プログラムに関する必要なプログラム部
品の選択75を行ない、それらプログラム部品を利用環
境設定プログラムとしてダウンロード76する。その
後、これら情報を元に必要な関連プログラムをリンクし
評価システムに設定77する。
【0062】一方、クライアント2についても、ダウン
ロードされたソフトウェア品質測定機能プログラム及び
評価結果表示制御プログラムに関連した利用環境設定プ
ログラムを取得64し、それらプログラム部品をリンク
しクライアントシステムの設定65を行う。
【0063】ここで、上記の如くダウンロードされるプ
ログラムは、ソフトウェア部品としてソフトウェア部品
記録手段12に予め格納されているものを読み出しダウ
ンロードする。
【0064】図4は、本発明の第2の実施形態における
ソフトウェア品質評価システムの1構成例である。その
構成は、サービス提供者が管理するサーバ1と、利用者
の使用するクライアント2とを有する。
【0065】サーバ1は、ソフトウェア品質評価手段1
3と、品質測定評価結果記録手段14と、プログラム部
品記録手段12と、データ送受信手段18と、統計処理
手段16と、サーバシステム制御管理手段17とを有す
る。
【0066】データ送受信手段18は、クライアント2
からアップロードされた、第1の実施形態と同様のシス
テム環境情報と利用環境要求情報と、測定データ及び解
析データとを取得し、クライアント2へ評価データと、
統計処理データと、利用環境情報と、システム環境設定
プログラムと利用環境設定プログラムに関連したプログ
ラム部品とをダウンロードするためのものである。ソフ
トウェア品質評価手段13は、解析データを元にソフト
ウェア品質を評価し評価データを導き出すものである。
品質測定評価結果記録手段14は、利用者毎に評価デー
タ又は更に測定データを記録するものである。統計処理
手段16は、必要に応じて品質測定評価結果記録手段1
4に記録された評価データを元にそれらを統計処理し、
統計処理データを導き出す為のものである。プログラム
部品記録手段12は、クライアント2におけるソフトウ
ェア品質評価システムの操作・表示環境などのシステム
環境やシステム利用環境に関する複数のプログラム部品
を記録したものである。サーバシステム制御管理手段1
7は、サーバシステムを動作させる為にこれら手段を制
御管理するものである。
【0067】クライアント2は、ソフトウェア品質測定
手段21と、ソフトウェア測定データ解析手段26と、
データ送受信手段27と、評価結果表示制御手段23
と、クライアントシステム制御管理手段25とを有す
る。
【0068】ソフトウェア品質測定手段21は、第1の
実施形態と同様の評価対象のソフトウェアの品質測定用
パラメータを測定し測定データを導き出すものである。
ソフトウェア測定データ解析手段26は、第1の実施形
態におけるソフトウェア測定データ解析手段11と同様
に測定データを解析し解析データを導き出すものであ
る。データ送受信手段22は、サーバ1へシステム環境
情報と利用環境要求情報と測定データ及び解析データと
をアップロードし、サーバ1からダウンロードされる利
用環境情報と評価データとプログラム部品とを取得する
ためのものである。評価結果表示制御手段23は、評価
結果や統計処理結果を利用者に対して示すために、評価
データや統計処理データを表示手段24に表示するもの
である。サーバシステム制御管理手段25は、クライア
ントシステムを動作させる為にこれら手段を制御管理す
るものである。
【0069】以下これらの動作について、詳細に説明す
る。
【0070】クライアント2について、外部の記録手段
33から入力された又は既に記録された評価対象のソフ
トウェアをソフトウェア品質測定手段21を介して字句
/構文解析することによって品質測定用パラメータとし
てのシンボルテーブル及びパーザツリー情報を測定し、
これらを測定データとしてソフトウェア測定データ解析
手段26へ入力し、シンボルテーブル及びパーザツリー
情報を元にソフトウェア品質評価を行う為の意味解析を
行う。例えば、オブジェクト指向ソフトウェアの品質評
価に関する意味解析としては、クラス、メソッド、属
性、メッセージなどの識別とそれらの名前、クラス間の
継承関係及び部品関係、メソッドと属性との関係、クラ
ス間メッセージ送受信関係などに関する情報を解析デー
タとして得る。その後、測定データと解析データとをデ
ータ送受信手段27を介して、サーバ1へアップロード
する。ここで、測定データは、必ずしもアップロードし
なくても良い。
【0071】サーバ1では、クライアント2からアップ
ロードされた測定データ及び解析データをデータ送受信
手段18を介して取得する。更に、解析データをソフト
ウェア品質評価手段13を介して利用者が選択した評価
項目に従って評価して、例えば、クラス数、クラス当り
のクラス継承数、クラス当りのメッセージ数、メソッド
数や属性数などを評価データとして得る。その後、測定
データと評価データとを利用者毎に品質測定評価結果記
録手段14に格納すると共に、評価データをデータ送受
信手段18を介してクライアント2へダウンロードす
る。また、利用者から評価データに対する統計処理が要
求されている場合には、必要に応じて品質測定評価結果
記録手段14から評価データを読み出し、統計処理手段
16を介して、例えば、最大、最小や分散などの分布解
析やそれらの統計処理、過去の評価結果などとの比較な
どを施し、統計処理データとして得た後、評価データと
同様にデータ送受信手段18を介してクライアント2へ
ダウンロードする。ここで、基本的な統計処理を常に行
ない、評価データと合わせて、統計処理データとしてダ
ウンロードしてもよい。
【0072】一方、クライアント2について、サーバ1
からダウンロードされてきた評価データや統計処理デー
タをデータ送受信手段27を介して取得すると、ソフト
ウェア評価結果表示制御手段23を介して表示手段24
上に表示する。例えば、クラス当りの属性数、クラス当
りのメソッド数、クラス当りの送受メッセージ数、メッ
セージ当りのアクセス属性数、メッセージ当りの分岐
数、メッセージ当りのオペレータ、オペランド数やこれ
らの統計処理データの分布状況などを評価結果として表
示する。
【0073】このような構成により、多数の利用者のク
ライアントがサーバ1を利用しようとした際に、各クラ
イアント2で測定データを解析し、解析データをアップ
ロードすることから、サーバ1で測定データを解析する
必要がなくサーバ1の処理能力を軽減できる。特に、ク
ライアント数が非常に多い場合には、有効である。ま
た、サーバ1では、測定データと解析データが得られる
ことから、利用者のソフトウェア上にバグ等の検出や、
これらデータを収集する機能を付加し分析することによ
る測定機能や解析機能、更には評価機能の改修や拡張を
行うこともできる。
【0074】クライアント2内のソフトウェア測定デー
タ解析手段26は、基本的に実行モジュールであること
から、部分的に解読できる場合もあるが、サーバ1のソ
フトウェア品質評価手段13が、明かとならないかぎり
特に大きな問題とはならず、本実施形態の利点を打ち消
すものではない。
【0075】尚、これら秘匿に関する問題を完全に解決
するには、後述の図5のフローチャートについて説明す
るように、ソフトウェア測定データ解析手段11又は2
6の機能を処理順序に影響しないようソフトウェア測定
データ前解析手段とソフトウェア測定データ後解析手段
とに分割して、クライアント2にソフトウェア測定デー
タ前解析手段を、ソフトウェア測定データ後解析手段を
サーバ1にそれぞれ搭載すればよい。
【0076】上述の如くソフトウェア品質評価における
サーバとクライアントの実行動作について詳細に説明し
たが、この他に、第1の実施形態と同様に利用者がソフ
トウェア品質評価システムの利用の際に、サーバ1、ク
ライアント2のシステム設定を行う必要があるが、図4
のソフトウェア測定データ解析手段26及びソフトウェ
ア測定データ前解析手段に関するバーションなどの情報
を新たにシステム環境情報や利用環境情報として取り扱
うこと以外は同様である。従って、これらの説明はここ
では省略する。
【0077】図5は、本発明の第2の実施形態における
ソフトウェア品質評価システムを構成するプログラムを
記録した記録媒体における、ソフトウェア品質評価を実
施するに少なくとも必要となる処理のフローチャートで
ある。これらのプログラムは、第1の実施形態と同様に
クライアント用プログラムと、サーバ用プログラムとに
分かれている。クライアント用プログラムは、サーバ1
からネットワークを介してクライアント2へダウンロー
ドされるか又は、配布されたCDなどの記録媒体32を介
して、クライアント2のシステムに格納される。
【0078】クライアント用プログラムは、入力された
評価対象のソフトウェアに対してソフトウェア品質測定
41を行う。次に、測定データをもとに解析し、解析デ
ータを得46、測定データと解析データとをサーバ1に
対してアップロード47する。その後、サーバ1からダ
ウンロードされた評価データを取得43する。その後、
評価データを評価結果として表示手段表示44する。評
価データを保存する必要がある場合には、サーバ1に評
価結果保存要求をアップロード45する。
【0079】一方、サーバ用プログラムは、クライアン
ト2からアップロードされた測定データと解析データと
を取得57する。次に、その解析データを元にソフトウ
ェア品質評価を行ない、評価データを得53る。その
後、評価データをクライアント2へダウンロード54す
る。その後、クライアント2からアップロードされた評
価結果保存要求を取得55した場合には、評価データ又
は更に測定データをソフトウェア品質測定評価データと
して保存56する。
【0080】尚、前述した第1の実施形態と同様に、利
用者毎のソフトウェア品質評価結果の保存と、以前の評
価データとの比較や、種々の評価対称のソフトウェア間
での評価データの統計処理などを行う為に、ソフトウェ
ア品質測定評価データ管理プログラム及び統計処理プロ
グラムをサーバ用プログラムに付加し、記録媒体に格納
し用いても良い。また、前述の各種測定機能や評価結果
表示機能を持った各種プログラムやこれらのバーション
に対応したプログラム部品を持ったプログラム部品管理
プログラムをサーバ用プログラムに付加し、記録媒体に
格納し用いてもよい。更に、ソフトウェアの評価結果な
どや表示データを格納する為の評価結果管理プログラム
をクライアント用プログラムに付加し、記録媒体に格納
して使用してもよい。
【0081】尚、図5に全ての測定データ解析手段をク
ライアント2に搭載した場合について説明したが、ソフ
トウェア測定データ解析手段26の実行モジュールは、
秘匿性は高く、ソフトウェア品質評価手段13がサーバ
1だけに搭載されており公開されなければ解読は困難で
はある。しかしながら、部分的な解読の可能性を完全に
は否定できない。従って、特に秘匿性を非常に高くする
為に、この解析処理機能を2つに分け、即ち、前半の処
理機能をもったソフトウェア測定データ前解析手段と後
半の処理機能をもったソフトウェア測定データ後解析手
段とに分け、ソフトウェア測定データ前解析手段をクラ
イアント2側のソフトウェア測定データ解析手段26の
代わりに、また、ソフトウェア測定データ後解析手段を
サーバ1のデータ受信手段18とソフトウェア品質評価
手段13の間に搭載してもよい。これにより、ソフトウ
ェア測定データ解析手段の秘匿性は非常に高くなり、ソ
フトウェア測定データ前解析手段の解読は一層困難とな
ると共に、コピーしてもその影響はない。
【0082】この場合のフローチャートを図6に示す。
図6のクライアント2のソフトウェア品質測定41にお
ける測定データとしてのソフトウェア字句解析とソフト
ウェア構文解析によって得られたシンボルテーブル及び
パーザツリーを用いて、、ソフトウェア品質意味解析
(ソフトウェア品質を評価する為の意味解析)の一部前
半の処理としてソフトウェア測定データ前解析48を行
ない、前解析データを得る。例えば、クラス、メソッ
ド、属性、メッセージなどの識別とそれらの名前だけを
解析する。測定データと前解析データをサーバ1にアッ
プロード49する。サーバ1では、アップロードされた
測定データ及び前解析データを取得58すると、測定デ
ータと前解析データとを用いてソフトウェア測定データ
後解析59を行ない、ソフトウェアの後半の意味解析に
よって後解析データを得る。例えば、クラス間の継承関
係及び部品関係、メソッドと属性との関係、クラス間メ
ッセージ送受信関係などに関する情報を後半の意味解析
として行なう。これら解析データを合わせて、最終的な
解析データを得る。この後、これら解析データをもとに
品質評価53し評価データを得る。これをクライアント
2へダウンロード54し、クライアント2で取得43し
た後、評価データをもとに評価結果を表示44する。ま
た、これら評価結果の保存の要求があれば、評価結果保
存要求をサーバ1にアップロード45し、サーバ1につ
いてこの情報を取得55し、測定データと評価データと
を保存56する。ここで、前解析データに対して後解析
を施すように解析機能を分割してもよい。また、測定デ
ータからそれぞれ独立に前解析データと後解析データが
求められるよう解析機能を分割しても良い。
【0083】尚、図2と同様に、図5及び図6に示す関
連プログラムの他に、前述の各種測定機能や評価結果表
示機能を持った各種プログラムやこれらのバーションに
対応したプログラム部品を持ったプログラム部品記憶管
理プログラムと読み出したプログラム部品をダウンロー
ドするプログラムをサーバ用プログラムに付加し、記録
媒体に格納し用いてもよい。
【0084】また、ソフトウェアの評価結果などや表示
データを格納する為の評価結果記録管理プログラムをク
ライアント用プログラムに付加し、記録媒体に格納し使
用してもよい。更に、サーバ1について、利用者毎のソ
フトウェア品質評価結果を記録するプログラムと、ソフ
トウェア品質評価結果を読み出し、以前の評価データと
の比較や、種々の評価データの統計処理を行い統計処理
データを得る統計処理プログラムやそれらをダウンロー
ドするプログラムを、また、クライアント2について、
これらデータを取得し、表示制御するプログラムなどを
それぞれサーバ用プログラム、クライアント用プログラ
ムに付加し、それぞれの記録媒体に記録し使用してもよ
い。
【0085】上記の第1及び第2の実施形態について、
ソフトウェア品質測定手段21として、ソフトウェア字
句解析及びソフトウェア構文解析を行って、測定データ
を得る例について説明したが、特別な解読プログラムを
用いれば評価対象のソフトウェアの情報が若干漏れる
が、ソフトウェア字句解析だけをソフトウェア品質測定
手段21として用いてクライアントのタスクを大幅に削
減しても良い。ソフトウェア内容が余り重要でない場合
には非常に有効である。尚、この場合には、ソフトウェ
ア測定データ解析手段11及び26にソフトウェア品質
意味解析の他にソフトウェア構文解析機能を付加するこ
とになる。
【0086】また、ソフトウェア品質測定手段21とし
て、ソフトウェア字句解析及びソフトウェア構文解析に
よって、シンボルテーブルの生成を行ない、これとソフ
トウェア構文解析のアクションデータを測定データと
し、パーザツリーの生成をソフトウェア測定データ解析
手段に組み込んでも良い。
【0087】上記の実施形態では、ソフトウェア品質に
関連したソフトウェア品質意味解析(ソフトウェアメト
リクス意味解析)を前提に説明したが、ソフトウェアの
文法仕様に対するバグの検出の為のソフトウェア構文意
味解析も行い、バグの発生状況とその理由をソフトウェ
ア品質評価に付加した評価データを生成してもよい。又
は、バグの検出の為のソフトウェア構文意味解析を行な
い、バグの発生状況とその理由だけを評価データとした
ソフトウェアバグ検出のサービスをネットワークを介し
て提供してもよい。
【0088】上記の第1及び第2の実施形態について、
前述したネットワークは、インターネット、イントラネ
ット、LAN、WAN、有線、無線などネットワークの種類を
特定するものではない。
【0089】前述した本発明のソフトウェア品質評価シ
ステム及びそのプログラムを記録した記録媒体の種々の
実施形態は、本発明の技術的概念及び見地の範囲の種々
の変更、修正及び省略が、当業者によれば容易に行うこ
とができる。従って、前述の説明はあくまで1例であ
り、何ら制約しようとするものではない。本発明は、特
許請求の範囲及びその均等物として限定されるものにの
み制約される。
【0090】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
よれば、ソフトウェア品質を評価する過程を測定と評価
の機能に分離し、サーバ(サービス提供者)とクライア
ント(利用者)間で効果的に配分し、測定データと評価
データとをネットワークを介してアップロード及びダウ
ンロードすることにより、利用者及びサービス提供者の
間で利用者の評価対象のソフトウェア及びサービス提供
者の品質評価プログラムの実体のやり取りがなく、ソフ
トウェア品質測定評価を行なうことができる。従って、
双方のソフトウェア及び品質評価プログラムの内容の秘
匿性がお互いに確保される。特に、利用者のソフトウェ
アに対する秘密保持の信頼性を高く保つことができる。
更に、サービス提供者のソフトウェア品質評価手段は、
常にサーバ側に搭載されていることから、第三者による
ソフトウェア品質評価機能プログラムの不法コピーやプ
ログラム内容が漏れることを簡単に防ぐことができ、イ
ンターネットのような秘匿性の確保が困難なネットワー
クを用いた場合にも非常に有効である。
【0091】利用者は、利用者のコンピュータ(クライ
アント)にソフトウェア品質評価システムに関連したプ
ログラムを全て搭載することなく、測定及び表示関連の
プログラムのみをクライアントに搭載し、必要な評価項
目に対してネットワークを介して評価を実施することが
でき、クライアントのタスク量、メモリサイズの節約も
図れる。而も、複雑なプログラムインストール作業やバ
ーションアップへの対応の為の煩雑な作業も殆ど行うこ
となく、また、バーションに関する情報や問題点を気に
することなく常に最新のサービス機能を必要に応じて利
用できる。
【0092】一方、サービス提供者は、ネットワークを
介してソフトウェア品質評価サービスを提供することに
より、プログラム管理も容易となり、また、利用者のシ
ステムへの要求レベル、利用状況や利用環境などの情報
収集や、測定データ、評価データや品質評価結果などの
分析も実施でき、ソフトウェア品質測定機能プログラム
やソフトウェア品質評価機能プログラムのバージョンア
ップなどによる機能改善作業と保守作業が個々の利用者
を意識することなく、容易且つ経済的に行える。この結
果、廉価な料金の元で高機能で経済的、且つ利便性に優
れたソフトウェア品質評価サービスを提供できる。
【0093】また、サーバ及びクライアントのデータ送
受信手段に、暗号化機能を付加したデータ保護により、
特に評価データや統計処理データの秘匿性、又は更にシ
ステム利用状況などの情報の秘匿性も簡単に改善され、
同様なクライアント機能を有する他の利用者に対しても
一層の秘匿に関する信頼性を飛躍的に高くすることがで
きる。
【0094】更に、利用者は、開発終了後のソフトウェ
アの品質評価のみならず、ソフトウェア開発過程におけ
るソフトウェア品質の評価やそれまでの履歴を考慮した
評価により、ソフトウェアの複雑度の正確な把握や複雑
な箇所の確定などができ、重要なテスト箇所を考慮した
テスト工程管理や開発スケジュール管理など、更にはソ
フトウェアの保守性や再利用性の向上にも評価結果を効
果的に反映させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態におけるソフトウェア
品質評価システムの構成図である。
【図2】本発明の第1の実施形態におけるソフトウェア
品質評価システムのプログラムを記録した記録媒体にお
ける、測定評価プログラムのフローチャートである。
【図3】本発明の第1の実施形態におけるソフトウェア
品質評価システムのシステム初期設定のプログラムを記
録した記録媒体における、システム初期設定プログラム
のフローチャートである。
【図4】本発明の第2の実施形態におけるソフトウェア
品質評価システムの構成図である。
【図5】本発明の第2の実施形態におけるソフトウェア
品質評価システムのプログラムを記録した記録媒体にお
ける、測定評価プログラムのフローチャートである。
【図6】本発明のソフトウェア品質評価システムのプロ
グラムを記録した記録媒体における、測定評価プログラ
ムのフローチャートである。
【符号の説明】
1 サーバシステム 11 ソフトウェア測定データ解析手段 12 プログラム部品記録手段 13 ソフトウェア品質評価手段 14 品質測定評価結果記録手段 15 データ送受信手段 16 統計処理手段 17 サーバシステム制御管理手段 18 データ送受信手段 2 クライアントシステム 21 ソフトウェア品質測定手段 22 データ送受信手段 23 ソフトウェア評価結果表示制御手段 24 表示手段 25 クライアントシステム制御管理手段 26 ソフトウェア測定データ解析手段 27 データ送受信手段 31 サーバ用プログラム記録媒体 32 クライアント用プログラム記録媒体 33 評価対象ソフトウェア記録媒体 41 ソフトウェア品質測定 42 測定データのアップロード 43 評価データの取得 44 評価結果の表示 45 測定評価データ保存要求のアップロード 46 ソフトウェア品質測定データ解析 47 測定データ/解析データのアップロード 48 ソフトウェア品質測定データ前解析 49 測定データ/前解析データのアップロード 51 測定データの取得 52 ソフトウェア品質測定データ解析 53 ソフトウェア品質評価 54 評価データのダウンロード 55 測定評価データ保存要求の取得 56 ソフトウェア品質測定評価データの保存 57 測定データ/解析データの取得 58 測定データ/前解析データの取得 59 ソフトウェア測定データ後解析 61 システム環境情報のアップロード 62 使用許可情報、利用環境情報、システム環境設定
プログラムの取得 63 利用環境要求情報のアップロード 64 利用環境設定プログラムの取得 65 クライアントシステムの設定 71 システム環境情報の取得 72 利用者、システム環境の確認 73 使用許可情報、利用環境情報、システム環境設定
プログラムの取得 74 利用環境要求情報の取得 75 利用環境の確認と選択 76 利用環境設定プログラムのダウンロード 77 評価システムの設定

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サーバと、該サーバにネットワークを介
    して接続されたクライアントとを有しており、 前記クライアントは、評価対象のソフトウェアの品質に
    関連したパラメータを測定し測定データを導き出すソフ
    トウェア品質測定手段と、前記サーバへ該測定データを
    アップロードし前記サーバからソフトウェア品質評価デ
    ータをダウンロードするデータ送受信手段と、該評価デ
    ータを表示制御する評価結果表示制御手段とを有してお
    り、 前記サーバは、前記クライアントからアップロードされ
    た前記測定データを解析し解析データを導き出すソフト
    ウェア測定データ解析手段と、該解析データを評価し評
    価データを導き出すソフトウェア品質評価手段とを有す
    ることを特徴とするソフトウェア品質評価システム。
  2. 【請求項2】 サーバと、該サーバにネットワークを介
    して接続されたクライアントとを有しており、 前記クライアントは、評価対象のソフトウェアの品質に
    関連したパラメータを測定し測定データを導き出すソフ
    トウェア品質測定手段と、該測定データを解析し解析デ
    ータを導き出すソフトウェア測定データ解析手段と、前
    記サーバへ該解析データをアップロードし前記サーバか
    らソフトウェア品質評価データをダウンロードするデー
    タ送受信手段と、該評価データを表示制御する評価結果
    表示制御手段とを有しており、 前記サーバは、前記解析データに基づいてソフトウェア
    品質を評価し評価データを導き出すソフトウェア品質評
    価手段を有することを特徴とするソフトウェア品質評価
    システム。
  3. 【請求項3】 前記クライアントは、前記ソフトウェア
    品質測定手段からの前記測定データを解析し解析データ
    を導き出すソフトウェア測定データ解析手段を更に有し
    ており、前記データ送受信手段が前記サーバへ該解析デ
    ータを前記測定データと共にアップロードするように構
    成されており、 前記サーバは、前記ソフトウェア測定データ解析手段
    が、アップロードされた前記解析データ及び前記測定デ
    ータを用いて、解析データを導き出すように構成されて
    いることを特徴とする請求項1に記載のソフトウェア品
    質評価システム。
  4. 【請求項4】 前記クライアントは、前記ソフトウェア
    品質測定手段からの前記測定データを解析し解析データ
    を導き出すソフトウェア測定データ解析手段を更に有し
    ており、前記データ送受信手段が前記サーバへ該解析デ
    ータを前記測定データと共にアップロードするように構
    成されており、 前記サーバは、前記ソフトウェア測定データ解析手段を
    介して得られる解析データと、アップロードされた前記
    解析データとを前記ソフトウェア品質評価手段に入力
    し、評価データを導き出すように構成されていることを
    特徴とする請求項1に記載のソフトウェア品質評価シス
    テム。
  5. 【請求項5】 前記ソフトウェア品質測定手段は、ソフ
    トウェア字句解析の後で更にソフトウェア構文解析を行
    うことにより測定データを導き出し、 前記ソフトウェア測定データ解析手段は、ソフトウェア
    品質意味解析から解析データを導き出すことを特徴とす
    る請求項1から4のいずれか1項に記載のソフトウェア
    品質評価システム。
  6. 【請求項6】 前記ソフトウェア品質測定手段は、ソフ
    トウェア字句解析により測定データを導き出し、 前記ソフトウェア測定データ解析手段は、ソフトウェア
    構文解析の後で更にソフトウェア品質意味解析を行うこ
    とにより解析データを導き出すことを特徴とする請求項
    1から4のいずれか1項に記載のソフトウェア品質評価
    システム。
  7. 【請求項7】 前記ソフトウェア測定データ解析手段
    は、更にソフトウェア構文意味解析によりディバック解
    析データを導き出し、 前記ソフトウェア品質評価手段は、前記ディバッグ解析
    データに基づいてディバッグ状態をもソフトウェア品質
    として評価することを特徴とする請求項5又は6に記載
    のソフトウェア品質評価システム。
  8. 【請求項8】 前記サーバは、評価対象のソフトウェア
    の種類に対応した前記ソフトウェア品質測定手段用の複
    数のプログラム部品を記録したプログラム部品記憶管理
    手段を有しており、 前記クライアントは、前記プログラム部品記録手段か
    ら、必要なプログラム部品を前記サーバ及びクライアン
    トのデータ送受信手段を介してダウンロードすることを
    特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載のソフ
    トウェア評価システム。
  9. 【請求項9】 前記サーバは、利用者毎に前記評価デー
    タを記録管理する記録管理手段を有しており、要求に応
    じて前記評価データを読み出し、そのまま又は処理した
    後、前記クライアントへダウンロードすることを特徴と
    する請求項1から8のいずれか1項に記載のソフトウェ
    ア品質評価システム。
  10. 【請求項10】 前記サーバ及びクライアントのデータ
    送受信手段が、暗号復号化手段を有することを特徴とす
    る請求項1から9のいずれか1項に記載のソフトウェア
    評価システム。
  11. 【請求項11】 評価対象のソフトウェアの品質パラメ
    ータを測定し測定データを導き出し、該測定データをサ
    ーバへアップロードし、前記サーバからダウンロードさ
    れる評価データを取得し、該評価データを表示制御する
    ことを特徴とするプログラムを記録したクライアント用
    記録媒体と、 前記クライアントからアップロードされた該測定データ
    から解析データを取得し、該解析データに基づいてソフ
    トウェア品質を評価し該評価データを導き出し、該評価
    データを前記クライアントにダウンロードすることを特
    徴とするプログラムを記録したサーバ用記録媒体。
  12. 【請求項12】 評価対象のソフトウェアの品質パラメ
    ータを測定し測定データを導き出し、該測定データを解
    析し解析データを導き出し、サーバへアップロードし、
    該サーバからダウンロードされた評価データを受信し、
    該評価データを表示制御することを特徴とするプログラ
    ムを記録したクライアント用記録媒体と、 前記クライアントからアップロードされた解析データか
    らソフトウェア品質を評価し評価データを導き出し、該
    評価データを前記クライアントにダウンロードすること
    を特徴とするプログラムを記録したサーバ用記録媒体。
  13. 【請求項13】 評価対象のソフトウェアの品質パラメ
    ータを測定し測定データを導き出し、該測定データを解
    析し解析データを導き出し、該測定データ及び該解析デ
    ータをサーバへアップロードし、前記サーバからダウン
    ロードされた評価データを受信し、該評価データを表示
    制御することを特徴とするプログラムを記録したクライ
    アント用記録媒体と、 前記クライアントからアップロードされた該解析データ
    と該測定データから解析データを導き出し、ソフトウェ
    ア品質を評価し評価データを導き出し、該評価データを
    前記サーバにダウンロードすることを特徴とするプログ
    ラムを記録したサーバ用記録媒体。
  14. 【請求項14】 評価対象のソフトウェアの品質パラメ
    ータを測定し測定データを導き出し、該測定データを解
    析し解析データを導き出し、該測定データ及び該解析デ
    ータをサーバへアップロードし、前記サーバからダウン
    ロードされる評価データを受信し、該評価データを表示
    制御することを特徴とするプログラムを記録したクライ
    アント用記録媒体と、 前記クライアントからアップロードされた該測定データ
    から得られた解析データと、アップロードされた該解析
    データとを用いてソフトウェア品質を評価し評価データ
    を導き出し、該評価データを前記サーバにダウンロード
    することを特徴とするプログラムを記録したサーバ用記
    録媒体。
  15. 【請求項15】 前記サーバ用記録媒体は、更に、評価
    対象のソフトウェアの種類に対応したソフトウェア品質
    測定機能プログラム部品を少なくとも記録管理し、該プ
    ログラム部品をダウンロードすることを特徴とするプロ
    グラムを記録しており、 前記クライアント用記録媒体は、更に、前記プログラム
    部品を取得することを特徴とするプログラムを記録して
    いる請求項11から14のいずれか1項に記載のそれぞ
    れの記録媒体。
  16. 【請求項16】 前記サーバ用記録媒体は、利用者毎に
    前記評価データを記録管理し、該評価データを読み出し
    処理し、得られた処理データをダウンロードすることを
    特徴とするプログラムを記録しており、 前記クライアント用記録媒体は、前記処理データを取得
    し、該処理データを表示制御することを特徴とするプロ
    グラムを記録している請求項11から15のいずれか1
    項に記載のそれぞれの記録媒体。
  17. 【請求項17】 前記サーバ用記録媒体と、前記クライ
    アント用記録媒体とは、それぞれ、前記サーバ及び前記
    クライアントの間でデータ送受信手段を介して送受され
    る該データを暗号復号化することを特徴とするプログラ
    ムを記録した請求項11から16のいずれか1項に記載
    のそれぞれの記録媒体。
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