JP2001075088A - 液晶表示装置及びそれの製造方法 - Google Patents

液晶表示装置及びそれの製造方法

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JP2001075088A
JP2001075088A JP24882799A JP24882799A JP2001075088A JP 2001075088 A JP2001075088 A JP 2001075088A JP 24882799 A JP24882799 A JP 24882799A JP 24882799 A JP24882799 A JP 24882799A JP 2001075088 A JP2001075088 A JP 2001075088A
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crystal display
insulator
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Seiji Kamei
誠司 亀井
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 反射電極層材を厚く積層することなく、反射
電極層の表面に凹部を生じさせず、さらに反射光を効率
よく集光することを課題とする。 【解決手段】 液晶162に電圧をかけ、入射光を反射
させる反射電極層112を備えた液晶表示装置におい
て、反射電極層112の形状を段形状にする。また、同
一形状の複数の第1の絶縁物111を互いに他の第1の
絶縁物111から等距離に形成する工程と、複数の第1
の絶縁物111上の各々に第1の絶縁物111より小さ
い同一形状の複数の第2の絶縁物110を互いに他の第
2の絶縁物110から等距離に形成する工程と、第2の
絶縁物110を形成した後にその上に反射電極層112
を形成する工程とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、段形状の反射電極
層を備える液晶表示装置及びそれの製造方法に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、製造される液晶表示装置は、スト
ッパーとなる画素分離領域の周辺では平坦とすることが
できるが、スルーホール周辺では反射電極層の積層状態
により平坦化することができない場合がある。以下、従
来の液晶表示装置の製造工程について図面を用いて説明
する。
【0003】図4(a)〜図4(d)は、従来の液晶表
示装置の製造工程図である。図4(a)〜図4(d)に
おいて、50は半導体基板、51は絶縁層、52は金属
電極、53は第1層間絶縁層、54はSOG層、55は
第2層間絶縁層、56は遮光層、57は画素電極分離領
域、58は凹部、59は容量層、60はスルーホール、
61は反射電極層、62は反射電極層の表面の凹部であ
る。
【0004】つづいて、従来の液晶表示装置の製造工程
について説明する。まず、図4(a)に示すように、半
導体基板50上にSiN層等を堆積させ、パターニング
でSiN層の一部を除去し、熱酸化法等で選択絶縁層を
形成する。
【0005】つぎに、ゲート酸化層を熱酸化法等で形成
し、LP−CVD法等で、Poly−Si等を堆積さ
せ、不純物を導入し、Poly−Siの抵抗を下げ、フ
ォトリソグラフィ工程でパターニング、エッチング処理
を施し、ゲート電極を形成する。
【0006】その後、たとえば自己整合方式によって、
高濃度不純物をイオン注入法でウェル領域内に導入し、
熱処理を加え、ソース領域、ドレイン領域を形成する。
つぎにCVD法等でBPSG層等の絶縁層51を堆積さ
せ、熱処理によりリフローさせる。
【0007】つぎに、フォトリソグラフィ工程のパター
ニング処理、エッチング処理でコンタクト孔を形成し、
PVD法で金属層を堆積させ、再度パターニング処理、
エッチング処理にて金属電極層52を形成する。
【0008】その後、各種CVD法等で第1層間絶縁層
53を堆積させ、回転塗布法でSOG層54を塗布し、
熱処理を加えた後、各種CVD法等で第2層間絶縁層5
5を堆積させる。つぎに、遮光層56となる金属をPV
D法にて堆積、パターニングし、各種CVD法で絶縁層
を厚く堆積させ、パターニング処理、エッチング処理に
て画素電極分離領域57を形成する(図4(b))。
【0009】さらに、この画素電極分離領域57と形成
する際、ドライエッチング処理を行うが、このドライエ
ッチング処理時に、オーバエッチを100%行うので第
2層間絶縁層55上に凹部58が形成される。
【0010】そして、その上に容量層59を各種CVD
法にて堆積させ、再びフォトリソグラフィ工程でパター
ニング処理、エッチング処理を行い、スルーホール60
を形成する(図4(c))。その後、PVD法にて反射
電極層61を形成するための金属層を堆積させ、その
後、たとえばCMP研磨を行い、反射電極層61の表面
を平坦化する(図4(d))。
【0011】こうして、製造した液晶表示装置の画素電
極には、凹部62が生じる場合がある。これは、スルー
ホール60内に反射電極層材の一部が入り込むことによ
り、反射電極層材の表面に段差が生じることによるもの
である。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかし、反射電極層の
表面に凹部が生じると、入射光はいろいろな角度で反射
するため、散乱光の原因となる。したがって、反射光を
集光しようとしても、散乱により効率よく集光すること
ができず、高効率で反射光を利用することが困難とな
る。また、散乱した反射光が混じると、混色が生じる。
さらに、凹部の深さにより反射光の散乱する度合いが異
なり、各画素によって明るさのバラツキが生じる。
【0013】そのため、反射電極層を形成する際、凹部
を生じさせないようにするには、反射電極層材を厚く積
層することが考えられる。しかし、反射電極層材を厚く
積層すると、積層時間分だけ画素電極の製造時間が増
え、しかも、反射電極層材を厚く積層すると、CMPに
より研磨しなければならない反射電極層材が増え、その
分、研磨時間が長くなり、画素電極の製造時間の増加に
拍車を掛けることになる。
【0014】一方、反射光に散乱が生じても、反射光を
有効に利用するには、反射光のスポット径を大きくする
ことが考えられるが、スポット径を大きくすると、画素
電極も大きくする必要がある。画素電極が大きくなる
と、液晶表示装置に用いる半導体装置も大型化を強いら
れ、生産性の低下、歩留りの低下の原因になりかねな
い。
【0015】また、反射電極層を平らにしても、反射光
を効率よく集光することができるわけではない。これ
は、反射光を集光する複数の集光レンズ毎の固有の特性
によるものである。すなわち、個々の集光レンズによ
り、集光特性が異なるため、反射電極層を平らにして
も、各集光レンズにより集光された光のスポット径にば
らつきが生じる。
【0016】そこで、本発明は、反射電極層材を厚く積
層することなく、反射電極層の表面に凹部を生じさせ
ず、さらに反射光を効率よく集光することを課題とす
る。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は、液晶に電圧をかけ、入射光を反射させる
反射電極層を備えた液晶表示装置において、前記反射電
極層の形状を段形状にする。
【0018】また、本発明の液晶表示装置の製造方法
は、半導体装置上に同一形状の複数の第1の絶縁物を互
いに他の第1の絶縁物から等距離に形成する工程と、前
記複数の第1の絶縁物上の各々に該第1の絶縁物より小
さい同一形状の複数の第2の絶縁物を互いに他の第2の
絶縁物から等距離に形成する工程と、前記第2の絶縁物
を形成した後にその上に反射電極層を形成する工程とを
備える。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
実施形態について説明する。
【0020】(第1の実施形態)図1(a)〜図1
(h)は、本発明の第1の実施形態における液晶表示装
置の反射電極層の製造工程図である。図1(a)〜図1
(h)において、1は半導体基板、2は図示しないゲー
ト電極に接続する金属配線電極、3は金属配線電極2と
段差部9により段形状に形成される反射電極層11の複
数段のうち最下段との間の層間絶縁層、4は金属配線電
極2の上部に形成される埋込み金属配線、5は第1の絶
縁物からなる絶縁層、6は第2の絶縁物からなる絶縁
層、7は反射電極層11を透過した光が半導体装置側へ
進入するのを防止するための遮光層、8は液晶を駆動さ
せるための信号電荷を蓄積させるための容量層、10は
反射電極層11を形成する前の金属層である。なお、1
〜4により半導体装置を形成する。
【0021】つづいて、図1を用いて本実施形態の製造
工程について説明する。本実施形態では、半導体基板1
には、通常用いられる方法で図示しないMOSトランジ
スタを形成しており、ここでは金属配線の形成工程以降
を説明する。まず、半導体基板1には、不純物濃度が1
×1014cm-3〜1×1015cm-3の基板を用い、ゲー
ト長が0.8〜1.2μmのMOSトランジスタが形成
されている。半導体基板1上に、金属配線電極2を形成
する(図1(a))。
【0022】そして、たとえばP−CVD法により、層
間絶縁層3を堆積する(図1(b))。本実施形態で
は、P−CVD法でP−SiO層をたとえば4000Å
の厚さで堆積させる。なお、P−SiN、P−SiO
N、P−TEOS法により層間絶縁層3を堆積してもよ
い。
【0023】引き続き、フォトリソグラフィ工程によっ
て、パターニング処理、エッチング処理を行い、層間絶
縁層3上に図示しないスルーホールを形成し、そこに埋
込み金属配線4を形成する(図1(c))。
【0024】つぎに、層間絶縁層3上に、絶縁層5を形
成し、絶縁層5の上部に絶縁層6の領域を形成する(図
1(d))。本実施形態では、絶縁層5、6共に、たと
えば8000Åの厚さで堆積させている。実際には、8
000±200Å程度の厚さが好ましく、この厚さは、
図示しない集光レンズの集光ばらつきを考慮して設定す
るものである。勿論、絶縁層5、6は、P−SiON
や、P−TEOS層との組み合わせでも構わない。ま
た、絶縁層5と絶縁層6との大きさは、これらの上部の
面積比が2:1〜3:1であることが望ましい。
【0025】つぎに、PVD法にて遮光層7を堆積す
る。引き続き、フォトリソグラフィ工程でパターニング
処理、エッチング処理を行い、遮光層7のうち埋込み金
属配線4の周囲に開口部を形成する(図1(e))。
【0026】つぎに、P−CVD法にて遮光層7上に容
量層8をたとえば2500Åの厚さで堆積する。具体的
には、図7と同様に、容量層8を堆積した後に、パター
ニング処理、エッチング処理を行い、容量層7のうち埋
込み金属配線4の周囲に開口部を形成する。この様にし
て絶縁層5、6により段差部9を形成する(図1
(f))。
【0027】段差部9を構成する絶縁層5、6の種類
は、誘電率の低いものを用いることが重要であり、P−
SiOやP−SiON等が望ましく、微細化がさらに進
んだ場合はHSQ等の有機SiO化合物を用いてもよ
い。
【0028】つぎに、PVD法にて金属層10を堆積さ
せる。本実施形態では、PVD法にてPure−Al層
をたとえば10000Åの厚さで堆積している。堆積条
件は、コリメーションスパッタ法を用い、Ar流量がた
とえば35sccm、パワーがたとえば18kw、真空
度がたとえば3mTorr、ヒーター温度をたとえば1
20℃に設定し、たとえば80秒間処理している。
【0029】この条件で堆積すると、段差部9の側壁に
は金属層10が薄く堆積され、段差部9の底部には厚く
堆積される。段差部9の各側壁と各底部とに堆積される
金属層10の層厚は、それぞれの段差部9で一定である
ことが重要で、好適にはこの比が1:5〜1:2の範囲
であり、その中でも比は1:4の時に最もよい効果が得
られる(図1(g))。
【0030】つぎに、CMP法にて画素電極領域が露出
してから、さらにたとえば1500〜2000Å研磨す
る。CMP条件として、研磨クロスは、たとえばナップ
長450μm、開口径30〜40μmのものを用い、ウ
ェハ回転数が50rpm、テーブル回転数が31回転、
裏面荷重が70gf/cm、スラリー流量が75ml/
minで、12000Å研磨している。
【0031】上記条件によりCMPを行うことにより、
金属層10の表面及び段差部9の底部に堆積した金属層
10が鏡面研磨され、段差形状を持つ反射電極層11が
形成される(図1(h))。この時、反射電極層11は
段差部9の形状を忠実に反映しており、段差頂点部分の
曲面もほぼ直角に近いものとなっている。
【0032】その後、たとえば透明電極を持つ対向基板
を反射電極層11の上部に形成して、対向基板と反射電
極層11との間にたとえばVA液晶を注入すると、液晶
表示装置が完成する。なお、VA液晶以外にもTN液晶
やポリマーネットワーク液晶を用いてもよい。
【0033】(第2の実施形態)図2(a)〜図2
(i)は、第2の実施形態の製造工程図である。図2
(a)〜図2(i)において、12は反射電極層であ
り、図1と同様の部材には、図1と同一の符号を付して
いる。また、図2(a)〜図2(d)は、図1(a)〜
図1(d)と同様の製造工程を示している。
【0034】つづいて、本実施形態の製造工程について
説明する。まず、図1(a)〜図1(e)と同様に、図
2(a)〜図2(e)に示す工程で半導体装置を製造す
る。つぎに、P−CVD法にて容量層8を堆積する。本
実施形態では、P−SiN層をたとえば2500Åの厚
さで堆積しているが、容量層8として用いられる誘電率
の高い絶縁層であれば同様の効果を持つ。引き続きフォ
トリソグラフィ工程にてパターニング処理、エッチング
処理を施し、容量層8の全体を覆う様に開口部を形成す
る(図2(f))。
【0035】つぎに、P−CVD法にてもう一度絶縁層
6を堆積させ、フォトリソグラフィ工程にてパターニン
グ処理、エッチング処理を行い、絶縁層6の上部に絶縁
層12の領域を形成すると同時に段差部9も形成され
る。
【0036】本実施形態では、P−CVD法にてP−S
iO層を絶縁層12として5000Åの厚さで堆積させ
ている。勿論、絶縁層12は、P−SiONや、P−T
EOS層との組み合わせでも構わない(図2(g))。
【0037】また、本実施形態では絶縁層による段差を
3段で構成しているが、この段差は反射パネルの構成の
より多数段構成してもよく、それに応じて下層に形成す
る容量層も各段差に応じて形成するため、容量値も増加
させることが可能になる。
【0038】この様にして、実施形態1と同様に、絶縁
層による段差部9が形成される。その後、さらに実施形
態1と同様に、金属層10を堆積させる。そして、CM
P法により、金属層10を研磨することにより除去し
て、反射電極層11を作成する。なお、CMPは、実施
形態1と同様の条件で行う。
【0039】(第3の実施形態)図3は、本実施形態の
液晶表示装置の断面図である。図3において、101は
半導体基板、102は図示しないゲート電極と金属配線
電極103とを絶縁するBPSG層、104は複数層か
らなる金属電極と反射電極層とを絶縁する第1層間絶縁
層、105は第1層間絶縁層104の段差を軽減するた
めの無機SOG層、106は金属電極と反射電極層とを
絶縁するための最上部にあたる第2層間絶縁層である。
【0040】また、107は反射電極層の透過光が半導
体装置側へ進入するのを遮光する遮光層、108は液晶
を駆動させるために電荷を蓄積する容量層、109は金
属電極と反射電極層とを電気的に接続するためのスルー
ホール、110は第1の段差を形成する絶縁層、111
は第2の段差を形成する絶縁層、112は絶縁層11
0、111及び画素電極分離領域により形成される段差
部、113は隣接する画素回路を分離するための絶縁物
より形成される画素電極分離領域、114は入射光を反
射させる反射電極層である。
【0041】さらに、151は半導体基板101と抵抗
率を異にしたPウェル、152は半導体基板と導電性及
び抵抗率が異なるNウェル、153は隣接する半導体素
子を分離する選択絶縁層、154はデート電極と半導体
基板101とを絶縁するゲート酸化層、155はMOS
トランジスタのゲート電極である。
【0042】また、156はNMOSトランジスタを駆
動する際の電界集中を緩和するNLD、157はNMO
Sトランジスタのソース領域及びドレイン領域(NS
D)、158はPMOSトランジスタを駆動する際の電
界集中を緩和するPLD、159はPMOSトランジス
タのソース領域及びドレイン領域(PSD)、160は
液晶の保持及び入射光の屈折率を制御する対向基板、1
61は半導体基板101との間に電界を加え液晶を駆動
させる透明電極、162は入射光を集光するマイクロレ
ンズ、163は液晶である。
【0043】始めに、半導体基板101に、MOSトラ
ンジスタを形成する場合について説明する。まず、半導
体基板101には、不純物濃度が1×1014cm-3〜1
×1015cm-3の基板を用いる。半導体基板101は、
たとえば熱酸化法によって酸化して、半導体基板101
上に図示しない熱酸化層(パッド酸化層)を形成する。
【0044】そして、その上にたとえばLP−CVD法
によって、図示しないSiN層を堆積する。なお、本実
施形態では、熱酸化層をたとえば150Åの厚さ、Si
N層をたとえば500Åの厚さとしている。
【0045】つぎに、フォトリソグラフィ工程のパター
ニング処理、エッチング処理によって、SiN層の一部
を除去して、イオン注入法にてP(リン)を注入する。
そして、半導体基板101に熱処理を加えることによっ
て、Nウェル152を形成する。
【0046】本実施形態では、イオン注入により形成さ
れる不純物領域の濃度が、たとえば1×1016〜1×1
18cm-3になるように、Pを1.2×1013cm-2
入し、熱処理をたとえば1000℃で、60分間、N2
/O2 雰囲気で施す。この時、同時に図示しない酸化層
もたとえば2500Åの厚さでNウェル152上にのみ
形成している。
【0047】さらに、本実施形態では、SiN層を全面
除去した後に、B(ホウ素)をイオン注入して、その
後、半導体基板101に熱処理を加え、異なった導伝性
を持つPウェル領域151を形成する。このため、不純
物濃度はNウェル152と同じ程度に形成されている。
【0048】つぎに、たとえばLP−CVD法によっ
て、図示しないSiN層を再度半導体基板101上に堆
積させ、フォトリソグラフィ工程によりパターニングを
行う。そして、SiN層の一部を除去して、熱酸化法に
よって図示しない熱酸化層を形成する。本実施形態では
再度堆積するSiN層の層厚をたとえば2000Å、熱
酸化層の層厚をたとえば5500Åとしている。つづい
て、SiN層を全て除去して選択絶縁層153を形成す
る。
【0049】その後、たとえば熱酸化法によって図示し
ないバッファ酸化層を半導体基板101に形成し、しき
い値調整用の不純物をイオン注入法で導入する。本実施
形態では、バッファ酸化層の層厚をたとえば300Åと
し、不純物はBF2 を2.5×1012cm-2、40Ke
Vの条件でバッファ酸化層下に注入している。その後、
バッファ酸化層をHF溶液で除去し、ゲート酸化層15
4を形成する。ゲート酸化層154は、熱酸化法により
形成し、層厚はたとえば400Åとしている。
【0050】つぎに、たとえばLP−CVD法によっ
て、図示しない多結晶Siをゲート酸化層154上に堆
積して、その全面に不純物を注入する。そして、これに
熱処理を加えた後、たとえばパターニング法により、ゲ
ート電極155を形成する。
【0051】本実施形態では、多結晶Si層をたとえば
2000Åの厚さで堆積させた後、引き続きたとえばL
P−CVD法にてW(タングステン)をたとえば250
0Åの厚さで堆積させ、P(リン)をたとえば8×10
15cm-2、70KeVで注入し、900℃、30分、N
2 雰囲気で熱処理した後にパターニング、エッチング
し、ゲート電極155を形成している。
【0052】つぎに、各々のウェル領域151、152
にレジストパターニング法によって、ゲート電極155
の周辺のレジストを開口し、イオン注入法にて不純物を
注入する。本実施形態では、P型ウェル領域151にP
(リン)をたとえば1×10 13cm-2、75KeVの条
件で注入している。ここで、ゲート電極155には他に
Coといった高融点金属と多結晶Siとの組み合わせ構
造をとることもできる。
【0053】さらに、不純物は各々のウェル領域と反対
の導伝性を持つものを注入している。本実施形態では、
Pウェル領域151に対し、P(リン)が熱処理後に1
×1017cm-3〜8×1017cm-3の表面濃度を持つよ
うに形成している。この領域は、電界緩和層であるNL
D156となり、MOSトランジスタの耐圧を向上させ
るものである。
【0054】また、Nウェル領域152に対してはB
(ホウ素)をイオン注入し、表面濃度が1×1016cm
-3〜1×1017cm-3になる様に熱処理を加え、PLD
158を形成している。その後、たとえばCVD法でゲ
ート電極155上に、図示しない酸化層をたとえば30
00Åの厚さで形成し、さらにエッチバック処理によっ
て、ゲート電極155の両脇に図示しない絶縁層を形成
している。そして、さらにたとえば100Åの厚さでの
図示しない熱酸化層を形成している。
【0055】つぎに、レジストパターニング法にてゲー
ト電極155の周辺のレジストを開口し、Pウェル15
1にN型不純物を導入し、レジストを除去した後に再度
パターニングを行い、今度はNウェル152上のゲート
電極155周辺のレジストを開口し、Nウェル152内
にP型の不純物を導入する。
【0056】本実施形態においては、N型不純物はAs
(砒素)をたとえば4×1015cm -2、95KeVの条
件で注入し、P型不純物はBF2 をたとえば2.5×1
15cm-2、40KeVの条件で注入している。
【0057】レジストを除去した後、熱処理をN2 雰囲
気で900℃、20分加え、不純物を拡散させることに
より、Pウェル151及びNウェル152にソース領域
157及びドレイン領域159を形成する。本実施形態
では、ソース領域157、ドレイン領域159はレジス
トパターニングによりオフセットをもたせている。オフ
セット量は、たとえば0.5〜2.0μmが好適であ
る。
【0058】つぎに、たとえばCVD法によって、その
上にBPSG層102を堆積する。本実施形態では、常
圧TEOSCVD法により、NSG層とBPSG層10
2とを組み合わせて、たとえば7500Åの厚さで堆積
しているが、他のCVD法による絶縁層や複数の絶縁層
を組み合わせて堆積させてもよい。
【0059】つづいて、N2 雰囲気でたとえば900
℃、15分の熱処理を加え、BPSG層102をリフロ
ーする。他に、図示しない各種CVD層を厚く堆積さ
せ、CMPによる平坦化処理を行ってもよい。
【0060】つぎに、フォトリソグラフィ工程にてパタ
ーニング処理、エッチング処理を行い、ソース領域、ド
レイン領域上にコンタクト孔を開口させ、レジスト除去
後、PVD法により、配線、電極用の金属層を堆積させ
る。本実施形態では、Ti層とTiN層とからなるバリ
アメタル層を堆積させる。そして、熱処理を加えた後、
Al−Si層とTiN層とを連続成層しているが、Al
−Si−Cu、Al−Cu、Al−Cu−Ti等の材料
からなる層を形成してもよい。
【0061】つぎに、フォトリソグラフィ工程によっ
て、金属配線電極103を形成する。本実施形態では、
配線間隔をたとえば0.8μmで形成しているが、0.
3〜5μmでもよい。そして、たとえばP−CVD法に
より、第1の層間絶縁層104を堆積する。本実施形態
では、第1の層間絶縁層104としてP−SiO層をた
とえば4000Åの層厚で堆積させる。なお、P−Si
N、P−SiON、P−TEOS法により絶縁層を堆積
してもよい。
【0062】つぎに、たとえば回転塗布法にて無機SO
G層を塗布する。本実施形態ではたとえば2200Åの
厚さの無機SOG層を塗布して形成している。その後、
たとえば400℃、30分の熱処理を加え、続けてP−
CVD法にて第2の層間絶縁層106を堆積させる。本
実施形態では、P−CVD法にてP−SiO層を、たと
えば12000Å堆積させているが、P−SiN、P−
SiON及び複数の絶縁層の組み合わせやP−TEOS
法により絶縁層を堆積してもよい。
【0063】本実施形態では、さらに平坦化の手段とし
てCMP処理を施している。以上の手法で金属配線電極
と反射電極層とを絶縁するための層間絶縁層を形成す
る。引き続き、フォトリソグラフィ工程によって、パタ
ーニング処理、エッチング処理を行い、金属配線電極と
反射電極層とを絶縁するための層間絶縁層上にスルーホ
ール109を形成する。
【0064】つぎに、PVD法にて図示しない金属層を
全面に堆積する。本実施形態では、Ti層/TiN層を
たとえばPVD法により連続堆積しており、層厚はたと
えばTi層を300Åの厚さ、TiN層を700Åの厚
さとしている。引き続き、本実施形態では、スルーホー
ル109を埋め込むために、たとえば8000Åの厚さ
のW層をCVD法にて堆積している。その後、表面のW
層及びTi層/TiN層をエッチバック処理し、埋込み
金属配線4を形成している。
【0065】エッチバック処理の条件としては、ガス種
としてとSF6 を225sccm、Arを75sccm
の混合ガスを用い、圧力が400mTorr、プラズマ
生成用電力を400Wで180秒間処理している。
【0066】つぎに、PVD法にて絶縁物を堆積させ、
フォトリソグラフィ工程によって、パターニング処理、
ドライエッチ処理を行い、絶縁層110による領域を形
成する。引き続き、PVD法による絶縁物を堆積させ、
フォトリソグラフィ工程にてパターニング処理、ドライ
エッチ処理を行い、絶縁層110の上部に絶縁層111
を形成する。
【0067】本実施形態では、P−CVD法にてP−S
iO層を絶縁層110、111共に、たとえば8000
Åの厚さで堆積させている。実際には、8000±20
0Å程度の厚さが好ましく、この厚さは、マイクロレン
ズの集光ばらつきを考慮して設定するものである。勿
論、絶縁層110、111は、P−SiONや、P−T
EOS層との組み合わせでも構わない。また、絶縁層1
10と絶縁層111との大きさは、これらの上部の面積
比が2:1〜3:1であることが望ましい。
【0068】つぎに、PVD法にて遮光層7を堆積す
る。本実施形態では、Ti層をたとえば3000Åの厚
さで堆積しているが、TiN層や、Ti層とTiN層等
の複合堆積層の遮光性の高い金属を用いてもよい。引き
続き、フォトリソグラフィ工程でパターニング処理、エ
ッチング処理を行い、埋込み金属配線の周囲に開口部を
形成する。
【0069】つぎに、P−CVD法にて容量層108を
堆積する。本実施形態では、P−SiN層をたとえば2
500Åの厚さで堆積しているが、容量層108として
用いられる誘電率の高い絶縁層であれば同様の効果を持
つ。引き続き、フォトリソグラフィ工程にてパターニン
グ処理、エッチング処理を施し、容量層108の全体を
覆う様に開口部を形成する。
【0070】つぎに、P−CVD法により、再度絶縁層
を堆積させ、フォトリソグラフィ工程にてパターニング
処理、エッチング処理を行い、絶縁層による段差部11
2及び画素電極分離領域113が形成される。なお、絶
縁層は8000Åの厚さとしている。また、段差は、3
段設けているが反射パネルの構成より多数段設けてもよ
く、それに応じて下層に形成する容量層108も各段差
に応じて形成するため、容量値も増加させることが可能
になる。
【0071】段差部112の絶縁層の種類は、誘電率の
低いものを用いることが重要であり、P−SiOやP−
SiON等が望ましく、微細化がさらに進んだ場合はH
SQ等の有機SiO化合物を用いてもよい。
【0072】つぎに、PVD法にて図示しない金属層を
堆積させる。本実施形態では、PVD法にてPure−
Al層をたとえば10000Åの厚さで堆積している。
堆積条件は、コリメーションスパッタ法を用い、Ar流
量がたとえば35sccm、パワーがたとえば18k
w、真空度がたとえば3mTorr、ヒーター温度をた
とえば120℃に設定し、たとえば80秒間処理してい
る。
【0073】この条件で堆積すると、段差部112の側
壁には金属層が薄く堆積され、段差部112の底部には
厚く堆積される。段差部112の各側壁と各底部とに堆
積される金属層の層厚は、それぞれの段差部112で一
定であることが重要で、その比は1:4であるが、好適
にはこの比が1:5〜1:2の範囲であり、その中でも
比は1:4の時に最もよい効果が得られる。
【0074】つぎに、CMP法にて画素電極分離領域が
露出してからさらに1500〜2000Å研磨する。C
MP条件として、研磨クロスは、たとえばナップ長45
0μm、開口径30〜40μmのものを用い、ウェハ回
転数が50rpm、テーブル回転数が31回転、裏面荷
重が70gf/cm、スラリー流量が75ml/min
で、12000Å研磨している。
【0075】上記条件によりCMPを行うことにより、
金属層の表面及び段差部112の底部に堆積した金属層
が鏡面研磨され、段差形状を持つ反射電極層114が形
成される。この時、反射電極層114は段差部112の
形状を忠実に反映しており、段差頂点部分の曲面もほぼ
直角に近いものとなっている。その後、透明電極161
を持つ対向基板160を反射電極層114の上部に形成
する。
【0076】本実施形態では、対向基板160の内部
に、マイクロレンズ162を形成している。マイクロレ
ンズ162は、たとえば樹脂により構成されており、入
射光や反射光の光路をR、B、Gの3色を決定するよう
に、反射電極層114と高精度に位置決めされている。
また、マイクロレンズ162の材質には、光の屈折率が
小さく入射光や反射光の吸収による損失が非常に小さい
ものが用いられれば特に限定されるものではない。
【0077】その後、たとえば透明電極を持つ対向基板
を反射電極層112の上部に形成して、対向基板と反射
電極層112との間に、液晶163として、たとえばV
A液晶を注入すると、液晶表示装置が完成する。なお、
VA液晶以外にもTN液晶やポリマーネットワーク液晶
を用いてもよい。
【0078】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の液晶表示
装置は、半導体装置の表面に備える反射電極層を段形状
にしている。そのため、集光レンズの集光ばらつきによ
る焦点距離を補正することができる。また、反射電極層
自体が段差形状を持つため、反射電極層の表面積が大き
くなり、明度、コントラストが向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態の液晶表示装置の製造
工程図である。
【図2】第2の実施形態の液晶表示装置の製造工程図で
ある。
【図3】第3の実施形態の液晶表示装置の断面図であ
る。
【図4】従来の液晶表示装置の製造工程図である。
【符号の説明】
1 半導体基板 2 金属配線電極 3 層間絶縁層 4 埋込み金属配線 5 絶縁層 6 絶縁層 7 遮光層 8 容量層 9 段差部 10 金属層 11 反射電極層 12 絶縁層 50 半導体基板 51 絶縁層 52 金属電極層 53 第1層間絶縁層 54 SOG層 55 第2層間絶縁層 56 遮光層 57 画素電極分離領域 58 凹部 59 容量層 60 スルーホール 61 反射電極層 62 反射電極層表面の凹部 101 半導体基板 102 BPSG層 103 金属配線電極 104 第1層間絶縁層 105 無機SOG層 106 第2層間絶縁層 107 遮光層 108 容量層 109 スルーホール 110 絶縁層 111 絶縁層 112 反射電極層 113 画素電極分離領域 151 Pウェル 152 Nウェル 153 選択絶縁層 154 ゲート酸化層 155 ゲート電極 156 NLD 157 NSD 158 PLD 159 PSD 160 対向基板 161 透明電極層 162 液晶
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H091 FA14Y FA26Y FD03 GA02 GA07 GA13 LA16 LA17 2H092 HA05 JA46 JB05 JB07 JB56 KA04 KB25 5C094 AA10 BA43 CA19 DA15 EA06 FA04 GB01 JA08 5G435 AA03 BB12 CC09 FF03 GG01

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液晶に電圧をかけ、入射光を反射させる
    反射電極層を備えた液晶表示装置において、 前記反射電極層の形状を段形状にすることを特徴とする
    液晶表示装置。
  2. 【請求項2】 前記反射電極層は、 少なくとも互いに等距離に形成した同一形状の複数の第
    1の絶縁物と、 前記複数の第1の絶縁物の各々の上に互いに等距離に形
    成した該第1の絶縁物より小さい同一形状の複数の第2
    の絶縁物とにより段形状とすることを特徴とする請求項
    1に記載の液晶表示装置。
  3. 【請求項3】 前記複数の第2の絶縁物の各々の上に互
    いに等距離に形成した該第2の絶縁物より小さい同一形
    状の複数の第3の絶縁物を備えることを特徴とする請求
    項2に記載の液晶表示装置。
  4. 【請求項4】 前記第2の絶縁物の大きさは、前記第1
    の絶縁物に比して、表面の面積が1/2〜1/3である
    ことを特徴とする請求項2又は3に記載の液晶表示装
    置。
  5. 【請求項5】 前記第1の絶縁物の厚さ及び前記第2の
    絶縁物の厚さは、 前記反射電極層からの反射光を集光する集光レンズの集
    光ばらつきに基づいて設定することを特徴とする請求項
    2に記載の液晶表示装置。
  6. 【請求項6】 前記第1の絶縁物の厚さ及び前記第2の
    絶縁物の厚さは、 各々7800〜8200オングストロームであることを
    特徴とする請求項5に記載の液晶表示装置。
  7. 【請求項7】 前記反射電極層は、前記第1及び第2の
    絶縁物の上部と側部とで厚みを異ならせることを特徴と
    する請求項2に記載の液晶表示装置。
  8. 【請求項8】 前記上部と前記側部とに形成される前記
    反射電極層の厚みは、 2:1〜5:1の割合とすることを特徴とする請求項7
    に記載の液晶表示装置。
  9. 【請求項9】 前記第1の絶縁物と前記第2の絶縁物と
    は同一物質であることを特徴とする請求項2に記載の液
    晶表示装置。
  10. 【請求項10】 同一形状の複数の第1の絶縁物を互い
    に他の第1の絶縁物から等距離に形成する工程と、 前記複数の第1の絶縁物上の各々に該第1の絶縁物より
    小さい同一形状の複数の第2の絶縁物を互いに他の第2
    の絶縁物から等距離に形成する工程と、 前記第2の絶縁物を形成した後にその上に反射電極層を
    形成する工程とを備えることを特徴とする液晶表示装置
    の製造方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009069246A (ja) * 2007-09-11 2009-04-02 Seiko Epson Corp 電気光学装置、及びこれを備えた電子機器

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