JP2001074432A - 画像撮像装置 - Google Patents

画像撮像装置

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JP2001074432A
JP2001074432A JP25488399A JP25488399A JP2001074432A JP 2001074432 A JP2001074432 A JP 2001074432A JP 25488399 A JP25488399 A JP 25488399A JP 25488399 A JP25488399 A JP 25488399A JP 2001074432 A JP2001074432 A JP 2001074432A
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JP25488399A
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Yutaka Egawa
豊 江川
Tsutomu Abe
勉 安部
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 所望物体に背景の色と同じ部分が存在する場
合や、背景が変化する場合でも、少ない手作業で、負荷
の軽い計算処理により正確に物体領域を抽出することが
可能であり、所望物体に関する奥行き情報を得ることが
可能な画像撮像装置を提供する。 【解決手段】 光源2はカメラ6の撮像によって得られ
る画像上の物体領域の周囲に影領域が形成されるように
物体4に光を照射する。カメラ6によって物体3を背景
4とともに撮像する。画像処理部7の影領域検出部は、
カメラ6によって撮像された画像から影領域を検出す
る。画像処理部7の物体領域抽出部は、影領域検出部に
よって検出された影領域に基づいてカメラ6によって撮
像された画像から物体領域を抽出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、所望物体を背景と
ともに撮像する画像撮像装置に関し、特に、所望物体に
背景の色と同じ部分が存在する場合や、背景が変化する
場合でも、少ない手作業で、負荷の軽い計算処理により
正確に物体領域を抽出することが可能な画像撮像装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】物体と背景を含む画像から物体領域のみ
を抽出する方法には、従来より以下のものが知られてい
る。
【0003】第1の方法としては、補助ツールを用いて
手動で行うものがあり、具体的には、人がマウス等を用
いて、所望物体を背景とともに撮像して得られた画像中
の背景部分を選択し、その背景部分を消して物体領域の
画像を得る方法である。
【0004】第2の方法としては、クロマキー技術を用
いたものがあり、具体的には、単一色の背景板を用い
て、所望物体を背景とともに撮像して得られた画像から
背景板の色をキーとして領域分割し、物体領城を抽出す
る方法である。
【0005】第3の方法としては、単純差分を用いたも
のがあり、具体的には、所望物体を背景とともに撮像し
て得られた画像と、背景だけを撮像して得られた背景画
像との間で差分処理を行って差分を求め、その差分の絶
対値が閾値以上の領域を物体領域として抽出する方法で
ある。
【0006】第4の方法としては、奥行き測定装置によ
って測定された奥行き情報を用いたものがあり、具体的
には、所望物体を背景とともに撮像して得られた画像か
ら対応する奥行き情報が閾値以下の領域を物体領域とし
て抽出する方法である。
【0007】しかし、第lの方法では、人手によるた
め、多大な労力を要するという問題がある。
【0008】第2の方法では、同一色の背景板という特
殊な環境を用意する必要があるという問題がある。ま
た、背景板の汚れや付着物により正確に物体領域を抽出
できなくなる問題もある。また、所望物体に背景の色と
同じ部分が存在する場合には、その部分を物体領域とし
て抽出できないという問題もある。
【0009】第3の方法では、所望物体に背景の色と同
じ部分が存在する場合には、その部分を物体領域として
抽出できないという問題がある。また、2つの撮像間に
日照等の環境変化が起こっても抽出できなくなる問題も
ある。また、背景に映った所望物体の影も抽出してしま
う問題もある。
【0010】第4の方法では、所望物体と背景との境界
付近では奥行きの差が大きく必ずしも正確な奥行き情報
が得られないため、背景画像の一部分が誤って抽出され
るという問題がある。また、距離計算処理の負荷が大き
く計算に時間がかかるという問題がある。また、奥行き
測定装置が大型で高価となるという問題もある。
【0011】また、第2〜第4の方法では、閾値を予め
定めておく必要があるが、画像をAD変換するA/D変
換器の変換特性や照明の特性を考慮して、適切な閾値を
定めることは、極めて難しいという問題がある。特にA
/D変換器の変換特性や照明の特性が変動する場合に
は、改めて閾値を定め直す必要がある。
【0012】そこで、上記問題の改善を図った従来の画
像撮像装置として、例えば、特開平11−96361号
公報に示されるものがある。この装置は、対象物体を背
景とともに撮像するとともに、背景のみを撮像するカメ
ラと、物体画像を複数の領域に分割する領域分割部と、
領域単位で物体画像と背景画像との差分を求める差分処
理部と、領域単位で差分の絶対値の平均値を算出する平
均算出部と、差分の絶対値の平均値が閾値以上の領域を
物体部分として検出する閾値処理部と、物体画像から閾
値処理部で検出した物体部分を抽出する物体部分抽出部
とを有する。これにより、対象物体に背景と同じ色が存
在しても、撮像で得られた画像から物体部分を抽出でき
る。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の画像撮
像装置によれば、領域単位で差分の絶対値の平均値を求
めなければならないため、計算処理の負荷が大きく、計
算に時間がかかるという問題がある。また、物体および
背景の画像と背景のみの画像との間で差分処理を行って
いるため、背景が動く度に背景のみの画像を撮像しなけ
ればならず、手間を要するという問題がある。
【0014】従って、本発明の目的は、所望物体に背景
の色と同じ部分が存在する場合や、背景が変化する場合
でも、少ない手作業で、負荷の軽い計算処理により正確
に物体領域を抽出することが可能な画像撮像装置を提供
することにある。
【0015】また、本発明の他の目的は、所望物体に関
する奥行き情報を得ることが可能な画像撮像装置を提供
することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するため、物体と背景を照射して前記背景上に前記物
体の周囲の影を形成する光照射手段と、前記光照射手段
によって照射された前記物体と前記背景を撮像して画像
を得る撮像手段と、前記画像を記憶する記憶手段と、前
記記憶手段が記憶する前記画像から前記影に対応する影
領域を検出する検出手段と、前記影領域に基づいて前記
記憶手段が記憶する前記画像から前記物体に対応する物
体領域を抽出する抽出手段とを備えたことを特徴とする
画像撮像装置を提供する。
【0017】上記構成によれば、撮像手段の撮像によっ
て得られた画像上には物体領域を囲むように影領域が形
成されるので、影領域の内側の領域を物体領域として抽
出することが可能となる。
【0018】本発明は、上記他の目的を達成するため、
物体と背景を照射して前記背景上に前記物体の周囲の影
を形成する光照射手段と、前記光照射手段によって照射
された前記物体と前記背景を撮像して画像を得る撮像手
段と、前記画像を記憶する記憶手段と、前記記憶手段が
記憶する前記画像から前記影に対応する影領域を検出す
る検出手段と、前記影領域に基づいて前記物体に関する
奥行き方向の距離を演算する演算手段とを備えたことを
特徴とする画像撮像装置を提供する。
【0019】上記構成によれば、物体と背景の奥行き方
向の位置に応じて画像上の影領域の幅および位置が異な
ってくるので、影領域の幅等に基づいて物体に関する奥
行き方向の距離を演算することが可能となる。
【0020】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の第1の実施の形
態に係る画像撮像装置を示す。この装置1は、光を発生
する光源2と、光源2からの光を背景3の前に配置され
た物体4側に反射させるビームスプリッター5と、物体
4を背景3とともにビームスプリッター5を介して撮像
するカラーCCDカメラ6と、カラーCCDカメラ6の
撮像によって得られたカラー画像から物体画像を抽出す
る処理を行う画像処理部7と、画像処理部7の処理結果
を可視表示するカラー液晶ディスプレイ、カラープリン
タ等の図示しない表示部とを有する。なお、6aは、カ
メラ6の光軸を示す。
【0021】図2は、この装置1の光学系を示す。但
し、同図においては、ビームスプリッター5を省略し、
カラーCCDカメラ6の光路上に光源2を配置してい
る。光源2とカメラ6は、光学的に同軸上に配置され、
かつ、物体4までの距離差を有している。本実施の形態
では、光源2をカメラ6の焦点60より物体4側に配置
している。従って、背景3には、同図に示すように、物
体4の影が映ることになり、カメラ6の結像面61に
は、物体4の像(物体領域80)、および背景3の像
(背景領域82)とともに、背景3に映った物体4の影
の像(影領域81)も結像する。
【0022】図3は、光源2,焦点60,影領域81等
の幾何学的位置関係を示す。この影領域81の幅は、同
図に示すように変数を設定すると、式(1)に示すよう
に、カメラ6の焦点60と光源2の距離差、物体4と背
景3の距離差、光軸6aから物体4のエッジ部4aまで
の距離の関数となる。
【数1】 ここで、△Xは影領域81の幅、z1は光源2から物体
4までの距離、z2は光源2から背景3までの距離、f
はカメラ6の焦点距離、Bはカメラ6の焦点60と光源
2の距離差、Xは光軸6aから影領域81までの距離で
ある。影領域81を検出するためには、カメラ6のCC
Dの画素サイズは、結像面61に結像する影領域81の
幅より小さい必要がある。
【0023】図4は、この装置1の制御系を示す。画像
処理部7は、カメラ6から転送されたカラー画像を記憶
する画像メモリ70と、画像メモリ70に記憶されたカ
ラー画像から影領域81を検出する影領域検出部71
と、影領域検出部71によって検出された影領域81を
領域分割画像として記憶する影領域メモリ72と、影領
域メモリ72が記憶する領域分割画像の影領域81を基
に画像メモリ70が記憶するカラー画像から物体領域8
0を抽出する物体領域抽出部73と、物体領域抽出部7
3によって抽出された物体領域80のカラー画像を出力
する出力部74とを備える。
【0024】次に、本装置1の動作を参照して説明す
る。
【0025】図5は、抽出対象の物体4の一例を示し、
図6は、図5に示す物体4を撮像した画像の例を示す。
図5に示すような物体4を背景3の前に配置し、光源2
から光をビームスプリッター5を介して物体4側に照射
し、CCDカメラ6がビームスプリッター5を介して物
体4を背景3とともに撮像すると、カメラ6の結像面6
1には、図6に示すように、物体領域80の輪郭を囲む
形で影領域81が映る。カメラ6は、その撮像したカラ
ー画像を画像処理部7に出力する。画像処理部7は、出
力されたカラー画像を画像メモリ70に記憶する。
【0026】図7および図8は、影領域検出部71によ
る影領域81の検出動作を説明するための図であり、図
7は、濃淡画像の例を示し、図8は、領域分割画像の例
を示す。
【0027】影領域検出部71は、画像メモリ70に記
憶されたカラー画像を図7に示すような濃淡画像に多値
化し、この濃淡画像を予め設定してある閾値を用いて影
領域81と、それ以外の領域80,82からなる図8に
示すような2値の領域分割画像に分割し、例えば、影領
域81は「0」、それ以外の領域80,82は「1」と
して影領域メモリ72に記憶する。なお。図8のハッチ
ングを施した領域が影領域81として認識されている領
域である。
【0028】図9は、物体領域抽出部73による物体領
域80の抽出動作を説明するための図であり、抽出した
カラーの物体画像の例を示す。
【0029】物体領域抽出部73は、この実施の形態で
は、物体4が光軸6a上に配置されているので、光軸6
aすなわち画像の中央部を囲む影領域81の内側の領域
を物体領域80とし、図9に示すように、その物体領域
80に対応する画像部分(物体画像)を画像メモリ70
から抽出する。
【0030】出力部74は、物体領域抽出部73によっ
て抽出されたカラーの物体画像を出力する。表示部は、
出力部74から出力された物体画像をカラー液晶ディス
プレイあるいはカラープリンタによって可視表示する。
【0031】上述した第1の実施の形態によれば、所定
の位置に光源2とCCDカメラ6を配置するだけの簡単
な構成なので、特殊な撮像環境が不要となる。また、撮
像して得られた画像の影領域81の内側を物体領域80
として抽出しているので、所望物体に背景の色と同じ部
分が存在する場合や、背景が変化する場合でも、少ない
手作業で、負荷の軽い計算処理により正確に物体領域を
抽出することが可能となる。
【0032】図10は、本発明の第2の実施の形態に係
る画像撮像装置を示す。この第3の実施の形態は、第1
の実施の形態において、予め所望の背景画像を記憶する
背景画像メモリ75と、画像合成部76を付加したもの
である。
【0033】撮像された画像から物体領域80を抽出す
る動作までは第1の実施の形態と同様であり、その後
は、画像合成部76は、物体領域抽出部73によって抽
出された物体領域のカラー画像と、予め背景画像メモリ
75に蓄えられている背景画像とを合成する。その合成
画像は、出力部74によって出力され、可視表示され
る。
【0034】この第2の実施の形態によれば、所望の物
体画像と予め用意しておいた背景画像との合成画像を得
ることができる。
【0035】図11は、本発明の第3の実施の形態に係
る画像撮像装置を示す。この第2の実施の形態は、第1
の実施の形態において、距離算出部77を付加したもの
である。この距離算出部77は、上記式(1)を変形し
た式(2)に基づいて、画像上の影領域81の位置Xお
よび幅ΔX、カメラ6の焦点距離f、光源2とカメラ6
の焦点60の距離差B、および光源2から物体4までの
距離Z1から物体4のエッジ部4aにおける背景3との
距離差(Z2−Z1)を算出するものである。
【数2】 撮像された画像から物体領域80を抽出する動作までは
第1の実施の形態と同様であり、その後は、距離算出部
77によって物体4のエッジ部4aにおける背景3との
距離差が算出される。抽出された物体領域80のカラー
画像、および距離算出部77の算出結果は、出力部74
によって出力され、それぞれ可視表示される。
【0036】この第3の実施の形態によれば、第1の実
施の形態と同様にカラーの物体画像を出力できるととも
に、影領域81に基づいて物体4のエッジ部4aと背景
3との間の奥行き方向の距離差を算出して出力部74い
るので、少ない手作業で、負荷の軽い計算処理により所
望物体の奥行き情報を得ることが可能となる。
【0037】図12は、本発明の第4実施の形態に係る
画像撮像装置を示す。この第5実施の形態は、第1の光
源2Aと第2の光源2Bとをカメラ6の光軸6aとは異
なる位置に配置し、背景3に物体4の影を写すようにし
たものである。これにより、カメラ6の結像面61に
は、影の像(影領域81)が結像され、この影領域81
と物体領域80とが識別し得る閾値を用いることによっ
て、第1の実施の形態と同様に画像から物体領域を抽出
することができる。
【0038】次に、本発明の第5の実施の形態に係る画
像撮像装置を説明する。この第5の実施の形態は、第1
の実施の形態において、光源をカメラ6の焦点60より
物体4側から遠ざかる方向にも配置したものである。こ
の場合は、焦点60より前方にある光源2と焦点60よ
り後方にある光源をそれぞれ別々に点灯させて撮像した
2つの画像からそれぞれ領域分割画像を形成し、これら
の領域分割画像に基づいて物体領域を抽出してもよく、
両方の光源を同時に点灯させて得られた画像から領域分
割画像を形成し、この影領域分割画像に基づいて物体領
域を抽出してもよい。このように、焦点60の後方にも
光源を配置することにより、物体が光軸6a上にある場
合や、物体が光軸6aからずれた位置にある場合でも、
物体領域を抽出することができ、また、光軸6a上に開
口を有する物体が配置されている場合でも、開口を除く
物体領域を抽出することができる。
【0039】なお、本発明は、上記実施の形態に限定さ
れず、色々に変形実施が可能である。例えば、上記実施
の形態では、1つの物体について抽出を行う例を示した
が、複数の所望物体が離れて配置されている場合や、重
なって配置されている場合でも、影領域で囲まれている
領域を抽出することにより、複数の所望物体の物体領域
を別々に抽出可能である。例えば、前側に小さな物体、
その後側に大きい物体が光軸6a上に位置されている場
合は、領域分割画像上には画像の中央部を囲むように二
重の影領域が形成されるため、画像の中央部を囲み、か
つ、最も中央部に近い影領域の内側の領域を抽出するこ
とにより小さい方の物体の物体領域を抽出できたことに
なり、外側の影領域の内側の領域を抽出することによ
り、大きい方の物体の物体領域を抽出できたことにな
る。また、上記実施の形態では、物体領域を抽出した
が、背景領域を抽出してもよい。また、背景が黒色の場
合は、背景も影領域とみなし、その影領域で囲まれる領
域を抽出することにより、所望の物体領域の抽出が可能
である。
【0040】
【本発明の効果】以上説明した通り、本発明の画像撮像
装置によれば、撮像して得られた画像のうち影領域で囲
まれた内側の領域を物体領域として抽出しているので、
所望物体に背景の色と同じ部分が存在する場合や、背景
が変化する場合でも、少ない手作業で、負荷の軽い計算
処理により正確に物体領域を抽出することが可能とな
る。
【0041】また、物体の背景の奥行き方向の位置に応
じて変化する影領域に基づいて演算しているので、所望
物体に関する奥行き情報を得ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る画像撮像装置
の構成図
【図2】第1の実施の形態の光学系を示す図
【図3】第1の実施の形態の幾何学的位置関係を示す図
【図4】第1の実施の形態の制御系を示すブロック図
【図5】第1の実施の形態における抽出対象の物体の一
例を示す斜視図
【図6】図5に示す物体を撮像した画像の例を示す図
【図7】第1の実施の形態における濃淡画像の例を示す
【図8】第1の実施の形態における領域分割画像の例を
示す図
【図9】第1の実施の形態における物体画像の例を示す
【図10】本発明の第2の実施の形態に係る画像撮像装
置の制御系を示すブロック図
【図11】本発明の第3の実施の形態に係る画像撮像装
置の制御系を示すブロック図
【図12】本発明の第4の実施の形態に係る画像撮像装
置の構成図
【符号の説明】
1 画像撮像装置 2 光源 2A 第1の光源 2B 第2の光源 3 背景 4 物体 4a エッジ部 5 ビームスプリッター 6 カラーCCDカメラ 6a 光軸 7 画像処理部 60 焦点 61 結像面 70 画像メモリ 71 影領域検出部 72 影領域メモリ 73 物体領域抽出部 74 出力部 75 背景画像メモリ 76 画像合成部 77 距離算出部 80 物体領域 81 影領域 82 背景領域
フロントページの続き Fターム(参考) 2F065 AA04 AA06 AA12 AA54 BB05 DD03 FF24 GG01 JJ03 JJ26 LL46 QQ06 QQ21 QQ24 QQ32 SS02 SS13 5B057 BA08 BA15 CH11 DA08 DB03 DC02 5L096 AA09 CA03 CA17 EA35 FA46 FA66 LA05

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】物体と背景を照射して前記背景上に前記物
    体の周囲の影を形成する光照射手段と、 前記光照射手段によって照射された前記物体と前記背景
    を撮像して画像を得る撮像手段と、 前記画像を記憶する記憶手段と、 前記記憶手段が記憶する前記画像から前記影に対応する
    影領域を検出する検出手段と、 前記影領域に基づいて前記記憶手段が記憶する前記画像
    から前記物体に対応する物体領域を抽出する抽出手段と
    を備えたことを特徴とする画像撮像装置。
  2. 【請求項2】前記光照射手段は、前記撮像手段と光学的
    に同軸上に配置され、前記光を発生する光源を備えた構
    成の請求項1記載の画像撮像装置。
  3. 【請求項3】前記光源は、前記撮像手段の焦点より前記
    物体側に配置された構成の請求項2記載の画像撮像装
    置。
  4. 【請求項4】前記光源は、前記撮像手段の焦点より前記
    物体側に配置された第1の光源と、前記撮像手段の焦点
    より前記物体から遠ざかる側に配置された第2の光源と
    を備えた構成の請求項2記載の画像撮像装置。
  5. 【請求項5】前記光照射手段は、前記撮像手段の光軸と
    は異なる位置に配置され、前記光を発生する複数の光源
    を備えた構成の請求項1記載の画像撮像装置。
  6. 【請求項6】前記抽出手段は、前記検出手段によって検
    出された前記影領域によって囲まれた内側の領域を前記
    物体領域として抽出する構成の請求項1記載の画像撮像
    装置。
  7. 【請求項7】前記抽出手段は、前記検出手段によって検
    出された前記影領域が複数存在する場合に複数の前記影
    領城のうち前記画像の中央部を囲み、かつ、前記中央部
    に最も近い前記影領域に囲まれた内側の領域を前記物体
    領域として抽出する構成の請求項1記載の画像撮像装
    置。
  8. 【請求項8】前記検出手段は、前記画像の輝度値と予め
    設定された閾値との比較に基づいて前記影領域を検出す
    る構成の請求項1記載の画像撮像装置。
  9. 【請求項9】前記光照射手段は、赤外光を前記物体に照
    射する赤外光源を備え、 前記撮像手段は、前記物体および前記背景で反射した前
    記赤外光のみを透過させるフィルタを備え、前記フィル
    タを透過した前記赤外光によって撮像する構成の請求項
    1記載の画像撮像装置
  10. 【請求項10】前記光照射手段は、前記光を発生する光
    源と、前記撮像手段の光軸上に配置され、前記光源から
    の前記光を前記物体側に反射させるとともに、前記物体
    側からの光を前記撮像手段に導くビームスプリッターと
    を備えた構成の請求項1記載の画像撮像装置。
  11. 【請求項11】物体と背景を照射して前記背景上に前記
    物体の周囲の影を形成する光照射手段と、 前記光照射手段によって照射された前記物体と前記背景
    を撮像して画像を得る撮像手段と、 前記画像を記憶する第1の記憶手段と、 前記第1の記憶手段が記憶する前記画像から前記影に対
    応する影領域を検出する検出手段と、 前記影領域に基づいて前記第1の記憶手段が記憶する前
    記画像から前記物体に対応する物体領域を抽出する抽出
    手段と、 前記抽出手段によって抽出された前記物体領域の画像を
    記憶する第2の記憶手段と、 背景の画像を予め記憶する第3の記憶手段と、 前記第2の記憶手段が記憶する前記物体領域の画像と、
    前記第3の記憶手段が記憶する前記背景の画像とを合成
    する画像合成手段とを備えたことを特徴とする画像撮像
    装置。
  12. 【請求項12】物体と背景を照射して前記背景上に前記
    物体の周囲の影を形成する光照射手段と、 前記光照射手段によって照射された前記物体と前記背景
    を撮像して画像を得る撮像手段と、 前記画像を記憶する記憶手段と、 前記記憶手段が記憶する前記画像から前記影に対応する
    影領域を検出する検出手段と、 前記影領域に基づいて前記記憶手段が記憶する前記画像
    から前記物体に対応する物体領域を抽出する抽出手段
    と、 前記影領域に基づいて前記物体に関する奥行き方向の距
    離を演算する演算手段とを備えたことを特徴とする画像
    撮像装置。
  13. 【請求項13】前記演算手段は、前記画像における前記
    影領域の位置および幅、および前記光源と前記撮像手段
    の幾何学的位置に基づいて、前記物体のエッジ部と前記
    背景との間の奥行き方向の距離差を演算する構成の請求
    項12記載の画像撮像装置。
  14. 【請求項14】物体と背景を照射して前記背景上に前記
    物体の周囲の影を形成する光照射手段と、 前記光照射手段によって照射された前記物体と前記背景
    を撮像して画像を得る撮像手段と、 前記画像を記憶する記憶手段と、 前記記憶手段が記憶する前記画像から前記影に対応する
    影領域を検出する検出手段と、 前記影領域に基づいて前記物体に関する奥行き方向の距
    離を演算する演算手段とを備えたことを特徴とする画像
    撮像装置。
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