JP2001074293A - 空気調和装置及び空気調和システム - Google Patents
空気調和装置及び空気調和システムInfo
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Abstract
行えるようにして、ユーザの快適性向上や健康維持に寄
与できるようにする。 【解決手段】 人の発汗量を検出する発汗センサ(5) を
用い、検出した発汗量に応じて、冷房運転と運転停止、
あるいは冷房運転と除湿運転を切り換える。
Description
空気調和システムに関し、特に、在室者の発汗状態に応
じた運転制御に係るものである。
一般に個々のユーザが自分の好みや体調に応じて室内温
度などの設定値を定め、この設定値を目標値として吹出
し温度や風量を調節するようにして行われている。つま
り、従来の空気調和装置では、温熱環境要素である室内
温度を運転制御の基準として用いている。
は、状況によって変化するものであり、例えば人が睡眠
する夜間と起きている日中とでは異なるのは勿論、同じ
日中であっても、例えば夏期の暑い日に帰宅した直後と
数時間を経た後とでは異なるものである。
入床時の室内温度を相対的に低くし、睡眠後は室内温度
を相対的に高くするのが好ましいことが分かっている
が、この場合にはユーザが設定値を調節することはでき
ないので、予め定められた運転制御プログラムに基づい
て運転中の設定値を変化させるようにすることが行われ
ている。
して運転中に設定値を変化させたところで、その運転制
御は、人体の生理的な変化に対応するものとはならな
い。空気調和装置は、本来、ユーザの快適性を高め、健
康状態を維持するのに寄与すべきものであるが、単に温
熱環境要素を調節するだけでは必ずしも最適の運転状態
とはならないことが多く、人体の生理的な変化に対応す
るのは困難である。
ものであり、その目的とするところは、人体の生理的な
変化に対応できる空調運転を行えるようにして、ユーザ
の快適性向上や健康維持に寄与できるようにすることで
ある。
検出し、その発汗量に応じて、冷房運転と運転停止、あ
るいは冷房運転と除湿運転を切り換えるようにしたもの
である。
は、冷房運転が可能に構成された空気調和装置であっ
て、人の発汗状態を検出する発汗センサ(5,40,70,70b)
と、発汗センサ(5,40,70,70b) により検出した発汗状態
が所定状態を越えていると冷房運転を行う一方、所定状
態に達していないと運転を停止する制御手段(12)とを備
えていることとしたものである。
転と除湿運転とが可能に構成された空気調和装置であっ
て、人の発汗状態を検出する発汗センサ(5,40,70,70b)
と、発汗センサ(5,40,70,70b) により検出した発汗状態
が所定状態を越えていると冷房運転を行う一方、所定状
態に達していないと除湿運転を行う制御手段(12)とを備
えていることとしたものである。
転と除湿運転とが可能に構成された空気調和装置であっ
て、人の発汗状態を検出する発汗センサ(5,40,70,70b)
と、発汗センサ(5,40,70,70b) により検出した発汗状態
が第1の所定状態を越えていると冷房運転を行う一方、
第1の所定状態とそれよりも小さな第2の所定状態の間
で除湿運転を行い、第2の所定状態に達していないと運
転を停止する制御手段(12)とを備えていることとしたも
のである。
和装置(2) と、除湿装置(4) と、該空気調和装置(2) 及
び除湿装置(4) の運転を制御する制御手段(12)とを備え
た空気調和システムであって、人の発汗状態を検出する
発汗センサ(5,40,70,70b)を備え、上記制御手段(12)
は、発汗センサ(5,40,70,70b)により検出した発汗状態
が所定状態を越えていると空気調和装置(2) を運転して
除湿装置(4) を停止し、所定状態に達していないと空気
調和装置(2) を停止して除湿装置(4) を運転するように
構成されていることとしたものである。
和装置(2) と、除湿装置(4) と、該空気調和装置(2) 及
び除湿装置(4) の運転を制御する制御手段(12)とを備え
た空気調和システムであって、人の発汗状態を検出する
発汗センサ(5,40,70,70b)を備え、上記制御手段(12)
は、発汗センサ(5,40,70,70b)により検出した発汗状態
が第1の所定状態を越えていると空気調和装置(2) を運
転して除湿装置(4) を停止し、第1の所定状態とそれよ
りも小さな第2の所定状態の間で空気調和装置(2) を停
止して除湿装置(4) を運転し、第2の所定状態に達して
いないと空気調和装置(2) 及び除湿装置(4) を停止する
ように構成されていることとしたものである。
とも冷房運転が可能に構成された空気調和装置(2)と、
人の発汗状態を検出する発汗センサ(5,40,70,70b)と、
該発汗センサ(5,40,70,70b)により検出した発汗状態が
所定状態を越えていると該空気調和装置(2)に冷房運転
を実行させる一方、所定状態に達していないと該冷房運
転を停止させる制御手段(12)とを備えていることとした
ものである。
とも冷房運転と除湿運転とが可能に構成された空気調和
装置(2)と、人の発汗状態を検出する発汗センサ(5,40,7
0,70b)と、該発汗センサ(5,40,70,70b)により検出した
発汗状態が所定状態を越えていると該空気調和装置(2)
に冷房運転を実行させる一方、所定状態に達していない
と該空気調和装置(2)に除湿運転を実行させる制御手段
(12)とを備えていることとしたものである。
とも冷房運転と除湿運転とが可能に構成された空気調和
装置(2)と、人の発汗状態を検出する発汗センサ(5,40,7
0,70b)と、該発汗センサ(5,40,70,70b)により検出した
発汗状態が第1の所定状態を越えていると該空気調和装
置(2)に冷房運転を実行させ、該発汗状態が第1の所定
状態とそれよりも小さな第2の所定状態との間にあると
該空気調和装置(2)に除湿運転を実行させ、該発汗状態
が第2の所定状態に達していないと該空気調和装置(2)
の運転を停止させる制御手段(12)とを備えていることと
したものである。
4〜第8のいずれか一つの解決手段において、発汗セン
サ(40,70,70b)は、人体(25)に照射された光のうち該人
体(25)に反射された反射光(L2)を受ける受光手段(45,7
7)と、該受光手段(45,77)に入力された光(L2)のスペク
トルに基づいて発汗状態を検出する検出手段(47,73)と
を備えていることとしたものである。
第9の解決手段において、発汗センサ(40,70,70b)は、
人体(25)からの反射光(L2)のうち水分に吸収されやすい
所定波長域の光のみを透過させて受光手段(45,77)に供
給する透過フィルタ(44,75)を備えていることとしたも
のである。
第9または第10のいずれか一つの解決手段において、
発汗センサ(40,70,70b)は、人体(25)に対して少なくと
も赤外光を照射する照射手段(41,71)を備えていること
としたものである。
第11の解決手段において、発汗センサ(40)は、照射手
段(41)から照射する光(L1)のうち水分に吸収されやすい
所定波長域の光のみを透過させる透過フィルタ(44)を備
えていることとしたものである。
第4〜第8のいずれか一つの解決手段において、発汗セ
ンサ(70)は、人体(25)に照射されて反射された反射光(L
2)のうち水分に吸収されやすい所定波長域の光(L21)の
みを受光する第1受光部(77a)と、該反射光(L2)のうち
水分に吸収されにくい所定波長域の光(L22)を受光する
第2受光部(77b)とを有する受光手段(72)と、該第1受
光部(77a)に入力された第1入力(Iaq)と該第2受光部(7
7b)に入力された第2入力(Iref)との比率(P)に基づいて
発汗状態を検出する検出手段(73)とを備えていることと
したものである。
第4〜第8のいずれか一つの解決手段において、発汗セ
ンサ(70b)は、人体(25)に照射された光のうち該人体(2
5)に反射された反射光(L2)を受ける受光手段(77)と、水
分に吸収されやすい所定波長域の光のみを透過させる第
1透過フィルタ(75)と、水分に吸収されにくい所定波長
域の光を透過させる第2透過フィルタ(76)と、人体(25)
からの反射光を該第1透過フィルタ(75)及び該第2透過
フィルタ(76)に交互に透過させて該受光手段(77)に供給
するフィルタ切替手段(79)と、該第1透過フィルタ(75)
を透過して該受光手段(77)に入力された第1入力(Iaq)
と、該第2透過フィルタ(76)を透過して該受光手段(77)
に入力された第2入力(Iref)との比率(P)に基づいて発
汗状態を検出する検出手段(73)とを備えていることとし
たものである。
第9の解決手段において、人体(25)の位置を検知する人
検知センサ(35)と、受光手段(45)が該人体(25)に対向す
るように該受光手段(45)の位置を調節する位置調節手段
(36)とを備えていることとしたものである。
第13の解決手段において、第2受光部(77b)の第2入
力(Iref)が最大になるように受光手段(72)の位置を調節
する位置調節手段(36)を備えていることとしたものであ
る。
第14の解決手段において、第2透過フィルタ(76)を透
過して受光手段(77)に入力された第2入力(Iref)が最大
になるように受光手段(77)の位置を調節する位置調節手
段(36)を備えていることとしたものである。
第11の解決手段において、照射手段は、室内を照射す
る照明機器(3,6)によって構成されていることとしたも
のである。
第18の解決手段において、照射手段は、就寝時に照明
機器(3,6)からの照射光に含まれる可視光線を遮断する
フィルタ(48)を備えていることとしたものである。
第9〜第19のいずれか一つの解決手段において、水分
に吸収されやすい所定波長域は、1μm〜2μmの波長
域に設定されていることとしたものである。
0,70b) により人の発汗状態を検出し、その発汗状態が
所定状態を越えていると冷房運転が行われる一方、発汗
状態が所定状態に達していないと冷房運転が停止する。
つまり、人が暑いと感じているときに室内が冷房され、
暑いと感じていないときは運転が停止する。
発汗センサ(5,40,70,70b) により人の発汗状態を検出
し、その発汗状態が所定状態を越えていると冷房運転が
行われる一方、発汗状態が所定状態に達していないと除
湿運転が行われる。つまり、人が暑いと感じているとき
に室内が冷房され、暑いと感じていないときは室内が除
湿される。
では、発汗センサ(5,40,70,70b) により人の発汗状態を
検出し、その発汗状態が第1の所定状態を越えていると
冷房運転を行う。一方、発汗状態が第1の所定状態とそ
れよりも小さな第2の所定状態の間では除湿運転を行
い、第2の所定状態に達していないと冷房と除湿のいず
れの運転も停止する。つまり、汗の量が多ければ室内を
冷房するが、汗の量がそれよりも少ないと除湿に切り換
え、さらに汗の量が少なくなると運転を停止する。
7)が人体(25)からの反射光(L2)を受け、検出手段(47,7
3)によって当該反射光(L2)のスペクトルが調べられる。
そして、反射光(L2)の波長分布が、水分に吸収されやす
い波長の光が水分に吸収されにくい波長の光に比べて相
対的に少ない場合には、発汗があったものと判断され、
発汗状態が検出される。
の反射光(L2)は透過フィルタ(44,75)を通り、その中の
水分に吸収されにくい波長の光は取り除かれる。従っ
て、受光手段(45,77)に供給される光は、水分に吸収さ
れやすい波長の光のみとなり、検出精度が向上する。
0,70,70b)が照射手段(41,71)を備えており、当該照射手
段(41,71)によって人体(25)に光を照射し、その反射光
(L2)を受光手段(45,77)によって受光することになる。
からの照射光(L1)は透過フィルタ(44)を通り、その中の
水分に吸収されにくい波長の光は取り除かれる。従っ
て、人体(25)に照射される光は水分に吸収されやすい波
長の光のみとなり、不要な光の照射がなくなる。
の反射光(L2)のうち、水分に吸収されやすい波長の光(L
21)は、発汗検出用の光(検出光)として第1受光部(77
a)に入力され、水分に吸収されにくい波長の光(L22)
は、人体(25)の位置や姿勢の変動を認識するための参照
光として第2受光部(77b)に入力される。そして、検出
手段(73)は、上記検出光(L21)の入力(第1入力(Iaq))
と、参照光(L22)の入力(第2入力(Iref))との比率(P)
を演算し、当該比率(P)に基づいて発汗状態を検出す
る。ここで、人体(25)の位置や姿勢が変動すると、反射
光(L2)全体の入力が変動するため検出光(L21)自体の入
力(Iaq)も変動することになるが、それに応じて参照光
(L22)の入力(Iref)も変動するので、上記比率(P)は変化
しない。そのため、上記比率(P)は、発汗の有無のみに
よって変化することになる。
ルタ(75)と第2透過フィルタ(76)とを交互に切り替える
ことにより、反射光(L2)に含まれる水分に吸収されやす
い波長の光(L21)と水分に吸収されにくい波長の光(L22)
とが受光手段(77)に適宜入力され、水分に吸収されやす
い波長の光(L21)の入力(Iaq)と、水分に吸収されにくい
波長の光(L22)の入力(Iref)との比率(P)に基づいて、前
記第10及び第22の解決手段と同様に、発汗状態が検
出される。
(35)が人の存在位置を検知し、位置調節手段(36)によっ
て受光手段(45)が人(25)に対向するように位置づけられ
る。
置調節手段(36)によって、参照光(L22)の入力(Iref)が
最大になるように受光手段(72)の位置が調節される。
内を照射する照明機器(3,6)によって構成され、当該照
明機器(3,6)から人体(25)に対して照射光(L1)が照射さ
れる。
明機器(3,6)が室内の光源として利用される一方、就寝
時には、フィルタ(48)によって照明機器(3,6)の照射光
(L1)に含まれる可視光線が遮断され、就寝者の安眠を妨
げない赤外光のみが照射される。
れやすい所定波長域として1〜2μmの波長域が設定さ
れているので、発汗を検出するために特に好適な波長の
光が有効に利用されることになる。なお、水分に吸収さ
れやすい波長域として更に範囲を絞った波長域、例えば
1.45μmまたは1.94μmの近傍の波長域の光を
利用するようにしてもよい。このような波長域として、
1.3μm〜1.6μmの波長域を用いてもよく、1.
79μm〜2.09μmの波長域を用いてもよい。
理的な変化に対応した運転が可能となり、ユーザの快適
性を高め、健康状態を維持するのに寄与できる。また、
発汗状態に応じて冷房運転と停止とを切り換えるように
したことで、室内の冷やしすぎを防止でき、省エネ性を
高めることもできる。
によれば、発汗状態に応じて冷房運転と除湿運転とを切
り換えるようにしているので、例えば梅雨の時期などの
ようにあまり暑くなくて湿度が高いときに、人の生理状
態に応じた快適な運転を行うことができる。
によれば、冷房運転、除湿運転、及び運転停止を発汗状
態に応じて切り換えるようにしているので、より細やか
な運転制御を行うことが可能となる。
光における水分を吸収しやすい波長の光の有無を検出す
ることによって発汗状態を検出するので、人体にセンサ
を装着する必要のないいわゆる非接触の発汗検出が可能
となる。従って、発汗センサの装着によるユーザの違和
感(装着違和感)をなくすことができる。
によって、水分に吸収されやすい波長の光のみが受光手
段に入力されるので、発汗検出にとって不要な光を除去
することができ、検出精度を高めることができる。
って人体に対して照射光を照射するので、検出容易な反
射光を安定して得ることができ、発汗検出の精度が向上
する。
によって、照射手段からの照射光は水分に吸収されやす
い波長の光のみとなるので、発汗検出の精度が向上す
る。
れやすい光の入力と水分に吸収されにくい光の入力との
比率に基づいて発汗検出を行うこととしたので、人体の
位置や姿勢の変動に影響されずに発汗状態を検出するこ
とができる。
ルタと第2透過フィルタとを交互に切り替えることによ
り、反射光に含まれる水分に吸収されやすい波長の光と
水分に吸収されにくい波長の光とを、受光手段に交互に
入力することとしたので、人体の位置や姿勢の変動に影
響されずに発汗状態を検出する際に、受光手段の個数を
低減することができる。
に人に対向するように位置づけることとしたので、人の
姿勢変動や位置変動が大きい場合であっても、安定した
発汗検出を実現することができる。
照光の入力が最大になるように受光手段の位置を調節す
ることとしたので、受光手段を常に反射光を入力しやす
い位置に設定することができ、発汗検出の精度を向上さ
せることができる。
る照明機器を照射手段として利用することとしたので、
照射手段を別個に設ける必要がなくなり、装置の構成の
簡易化及び低コスト化を図ることができる。
フィルタによって照明機器からの照射光に含まれる可視
光線を遮断し、就寝者には安眠を妨げない赤外光のみを
照射することとしたので、ユーザの快適性を損なうこと
なく、照明機器の有効利用を図ることができる。
れやすい波長の光として1μm〜2μmの波長域の光を
利用することとしたので、発汗検出の精度が向上する。
面に基づいて詳細に説明する。
内を示す斜視図であり、(1) はコントローラ、(2) は少
なくとも冷房運転の可能な空気調和装置(室内機)、
(3) は照明装置、(4) はテレビやラジオ等のオーディオ
機器、(5) は人の発汗状態を検出する発汗センサであ
る。図示するように、本実施形態1では、1台のコント
ローラ(1) で、空気調和装置(2) 、照明装置(3) 、オー
ディオ機器(4) を操作できるようになっている。つま
り、コントローラ(1) は、空気調和装置(2) の制御手段
であると同時に、照明装置(3) やオーディオ機器(4) の
制御手段としても使用できる。なお、図では、ユーザが
発汗センサ(5) を就寝時に装着している状態を示してい
る。
するためのセンサであり、人体の生理量を検出する生理
量センサの一種である。図2に示すように、発汗センサ
(5)は、感湿部(51)、CPU(54)、送信部(55)及び電源
部(57)を備えている。感湿部(51)は、人体近傍の湿度を
検出するとともに当該検出湿度を電圧信号に変換してC
PU(54)に送信する部分であり、複数の通気孔(31)が形
成された筐体(52)の内部に湿度センサ(53)が配設されて
構成されている。送信部(55)は、感湿部(51)の検出情報
をコントローラ(1) に送信する部分であり、検出情報を
無線で送信するためのアンテナ(56)を備えている。CP
U(54)は、感湿部(51)及び送信部(55)を制御する制御部
であり、感湿部(51)からの検出情報を適宜補正等して、
送信部(55)に送信するものである。電源部(57)は、感湿
部(51)、CPU(54)及び送信部(55)を駆動するための電
力供給部であり、電源としていわゆるボタン型の電池(5
8)が設けられている。
5)及び電源部(57)は、それぞれ別体となっており、互い
に信号線(59)によって接続されている。これにより、発
汗センサ(5) は、全体として容易にたわみやすくなって
おり、柔軟性が向上している。また、これらセンサ本体
(50)、すなわち感湿部(51)、CPU(54)、送信部(55)、
電源部(57)、及び信号線(59)は、人体への直接接触によ
る不快感を防止するために、柔軟材料としてのシリコン
ゴム(60)によって覆われている。
状の磁石(61)が貼り付けられている。図3及び図4に示
すように、発汗センサ(5) を装着する際には、磁石(61)
が被服(21)に接触するようにして被服(21)の内部に発汗
センサ(5) を設け、被服(21)の外側から薄板状の磁石(6
2)を被服(21)内部の磁石(61)に貼り合わせる。つまり、
磁石(61)と磁石(62)とによって被服(21)を挟み込む。こ
れにより、発汗センサ(5) は脱落することなく常に人体
近傍に位置づけられることになる。なお、正確かつ安定
して湿度を検出するために、発汗センサ(5) は胸部に設
けることが好ましい。また、磁石(61,62) の一方は磁性
材にしてもよい。
受信部(11)と、制御部(制御手段)(12)と、送信部(13)
とを備えている。受信部(11)は、発汗センサ(5) からの
無線信号を受信する。制御部は、受信部(11)からの信号
を受けて種々の演算を行い、その演算結果に基づく空調
制御信号や、コントローラ(1) に設けられている不図示
の操作ボタン等による制御信号を送信部(13)に発信す
る。送信部(13)は、制御部(12)からの制御信号を受けて
各機器(2),(3),(4) に信号を無線で送信する。本実施形
態では、赤外線信号によりリモートコントロールが可能
な既存の機器をそのまま利用できるように、送信部(13)
は、各機器に応じた赤外線信号を送信するように構成さ
れている。なお、操作する機器に応じて、赤外線以外の
無線信号を送信するようにしてもよい。
したフローチャートを参照して説明する。
(5) により、時間と共に変化する発汗量を検出する。図
7(a)には、この検出結果を表しており、横軸を時
間、縦軸を感湿部(51)の出力電圧としている。出力電圧
は発汗量に対応しており、発汗量が多いときほど電圧が
高くなっている。
信号に基づいて、コントローラ(1)で発汗量が多いかど
うかを判別する。つまり、図2のグラフにおいて、例え
ば2Vの電圧をしきい値とし、出力電圧が2Vよりも高
いか低いかを判別する。
も高いことから発汗量が所定量よりも多いと判断される
と、ステップST3に進み、コントローラ(1) からの制御
信号により空気調和装置(2) の冷房運転を開始する。つ
まり、発汗量が多ければユーザが暑いと感じていると判
断できるので、強制的に冷房運転を行って室内温度を下
げるようにしている。
圧がしきい値よりも低いことから発汗量が所定量よりも
少ないと判断されると、ステップST4に進み、空気調和
装置(2) の運転を停止する。つまり、発汗量が少なけれ
ばユーザは暑いと感じていないと判断して、冷房運転を
停止するようにしている。
換えた結果を図7(b)のタイムチャートに示してい
る。図7(b)において、運転ONの状態は図7(a)
で感湿部(51)の出力電圧がしきい値よりも高い時に対応
し、運転OFFの状態は図7(a)で感湿部(51)の出力
電圧がしきい値よりも低いときに対応している。
うと、次にステップST1に戻って再度発汗量を検出し、
ステップST2以降の動作を繰り返す。このため、空気調
和装置(2) の運転と停止が自動的に切り換えられ、常に
室内がユーザにとって快適な状態に保持される。
る発汗センサを用いて発汗状態を判定し、その発汗状態
に応じて空気調和装置(2) の運転と停止を切り換えるよ
うにしている。したがって、人体の生理的な変化に対応
した空調制御を行うことが可能となり、ユーザの快適性
を高めると共に、冷やしすぎを防止してユーザの健康維
持を図ることが可能となる。また、空気調和装置(2) を
必要以上に運転することがなくなるので、省エネ性を高
めることもできる。
転と除湿運転とが可能な空気調和装置(2) において、ユ
ーザの発汗量に応じて冷房運転と除湿運転とを切り換え
るようにした例である。
るので、本実施形態2では運転制御についてのみ説明す
る。
チャートを示している。ステップST11及びステップST12
では、実施形態1のステップST1及びステップST2と同
様に発汗量を検出し、その発汗量が所定量よりも多いか
少ないかを判別している。
が多い場合はステップST13に進んで冷房運転を行う一
方、発汗量が少ない場合はステップST14に進んでドライ
(除湿)運転を行う。
の快適感向上のためには温度を低下させるだけでなく、
湿度を下げる必要もある。冷房運転時には除湿効果もあ
るために湿度を低下させる効果が期待できるが、逆に発
汗量が少ない状態で単に空調機の運転を停止すると、部
屋の湿度は上昇する。この場合、湿気の拡散速度は空気
の伝熱速度に比べてはるかに速く、温度以上に湿度は速
く上昇する。このため、冷房運転を単に停止すると湿度
がすぐに上昇し、人は皮膚のべとつきから不快感を感じ
る。したがって、発汗量が少ない場合であっても、除湿
運転を行い、人が不快感を感じないようにしている。
変化に対応した空調制御を行うことからユーザの快適性
を高められるうえに、冷やしすぎの防止によるユーザの
健康維持をより確かにすることが可能となる。
めにしきい値を1つだけ用いた例であるが、2つのしき
い値を用いるようにしてもよい。つまり、第1のしきい
値を上述と同様に冷房運転と除湿運転を切り換える基準
にすると共に、発汗が殆ど見られないような状態に対応
した第2のしきい値を設定し、この第2しきい値による
判別で除湿と停止を切り換えるようにしてもよい。
状態になって初めて運転を停止することになるので、運
転を停止してもすぐに肌がべとつくことはないうえに、
停止に伴って汗をかき始めても除湿運転を再開して発汗
が収まれば冷房運転には移行しないので、冷やしすぎの
おそれをより少なくすることが可能となる。
和装置と除湿装置とを室内に別々に設置した空気調和シ
ステムにおいて、空気調和装置の運転と停止並びに除湿
装置の運転と停止を人の発汗量に応じて切り換えるよう
にしたものである。
(2) を冷房運転の可能な空気調和装置(室内機)、(4)
をオーディオ装置でなく除湿装置とし、これらの運転を
発汗状態に応じて切り換えるようにしたものと考えると
よい。
トを図9に示している。ステップST21及びステップST22
では、発汗量の検出と、その発汗量が多いか少ないかの
判別を上記各実施形態と同様にして行っている。そし
て、発汗量が多い場合は、ステップST23で空調機(2) の
運転を開始し、ステップST24で除湿機(4) の運転を停止
した後、ステップST21に戻る。つまり、この場合にはユ
ーザが暑いと感じているので、空気調和装置(2) で室温
を下げると共に冷房運転による除湿効果も得られるよう
にしている。
量が少ないと判断すると、ステップST25において空調機
(2) の冷房運転を停止し、ステップST26において除湿機
(4)の運転を開始する。これは、実施形態2において除
湿運転を行うのと同じ理由による。
変化に対応した空調制御を行うことからユーザの快適性
を高めると共に、冷やしすぎを防止してユーザの健康維
持を図ることができる。
値を用いて、ユーザが汗を殆どかいていない状況では空
調機(2) と除湿機(4) の両方を停止するように制御して
もよい。そうすれば、省エネ性を高められると同時に、
冷やしすぎのおそれをより少なくすることが可能とな
る。
発汗センサ(5)に代えて、非接触式の発汗センサ(40)を
用いたものである。
汗センサ(40)は、水分に吸収される割合の高い波長域
(例えば1μm〜2μm)の赤外線を含んだ照射光(L1)
を人体(25)に照射する発光部(41)と、照射光(L1)のうち
人体(25)に反射された反射光(L2)を受ける受光部(42)
と、検出部(47)とを備えており、反射光(L2)のスペクト
ルに基づいて発汗状態を検出するものである。受光部(4
2)は、反射光(L2)を集光する集光レンズ(43)と、水分に
吸収されやすい所定波長域の光のみを透過させる透過フ
ィルタ(44)と、透過フィルタ(44)を透過した光を受光す
る受光素子(45)とを備えている。
する。図11は、光の波長と水分の吸光度との関係を示
している。図11より明らかなように、光の波長域に
は、水分に吸収されやすい波長域(以下、吸収波長域と
いう)と、水分に吸収されにくい波長域(以下、非吸収
波長域という)とが存在する。例えば、吸光度が0.3
以上となる波長域を吸収波長域とし、吸光度が0.3よ
りも小さくなる波長域を非吸収波長域とすると、光は約
1.39μm〜1.51μm及び約1.85μm〜2.
03μmの2つの吸収波長域を有することになる。つま
り、光は1.45μm近傍の吸収波長域と、1.94μ
m近傍の吸収波長域とを有することになる。そこで、こ
のような吸収波長域の光を含んだ照射光(L1)を人体(25)
に照射し、その反射光(L2)の波長分布を調べると、発汗
が生じていない場合には反射光(L2)の中に吸収波長域の
光も通常通り含まれることになるが、発汗が生じている
場合には、吸収波長域の光は汗に吸収されるので、反射
光(L2)の中に含まれる吸収波長域の光は減少することに
なる。従って、分光分析によって反射光(L2)の波長分布
を検知し、吸収波長域の受光量に基づいて人体(25)の発
汗状態を検出することができる。なお、非吸収波長域の
光としては、1μmよりも短い波長や2μmよりも長い
波長の光を利用することも勿論可能であるが、熱輻射の
影響を避けるためには8μmよりも短い波長の光が好ま
しく、非吸収波長域も1〜2μmの波長域の中で設定す
るようにしてもよい。つまり、吸収波長域及び非吸収波
長域の双方を1〜2μmの波長域の中から設定するよう
にしてもよい。
明する。まず、発光部(41)から就寝中の人(25)に対し
て、連続的または間欠的に照射光(L1)が照射される。発
汗が生じている場合には、この照射光(L1)に含まれる光
のうち吸収波長域の光は吸収される一方、非吸収波長域
の光は反射され、反射光(L2)となって受光部(42)に入力
される。一方、発汗が生じていない場合には、吸収波長
域の光も非吸収波長域の光とともに反射光(L2)となって
受光部(42)に入力される。受光部(42)においては、反射
光(L2)は集光レンズ(43)によって集光され、透過フィル
タ(44)によって非吸収波長域の光が取り除かれてから、
受光素子(45)に供給される。そして、検出部(47)は、受
光素子(45)に入力された光の波長分布を検出し、吸収波
長域の光が通常通り含まれている場合には発汗が生じて
いない旨の非発汗信号を送信し、逆に、吸収波長域の光
が含まれていない場合または少ない場合には、発汗が生
じている旨の発汗信号を送信する。
ザの体に直接接触することなく発汗を検出する非接触式
の発汗センサ(40)を用いることとしたので、ユーザの装
着違和感がなくなり、快適性が更に向上する。
成してもよい(図1参照)。
る前に、反射光(L2)に含まれる非吸収波長域の光を透過
フィルタ(44)で取り除き、吸収波長域の光のみを集光す
るようにしてもよい。
らの照射光(L1)を人体に照射する前に透過フィルタ(44)
に通すようにしてもよい。つまり、照射光(L1)に含まれ
る非吸収波長域の光を透過フィルタ(44)によって取り除
き、吸収波長域の光のみを照射するようにしてもよい。
器が吸収波長域を含む光を照射する光源、例えば白熱灯
(3)や電気スタンド(6)等である場合には、発汗センサ(4
0)の発光部(41)を省略することも可能である。つまり、
既設の光源(3,6)を発汗センサ(40)の発光部としてその
まま利用するようにしてもよい。
0)の発光部(41)を、赤外光とともに可視光をも照射する
電気スタンドによって形成し、図16に示すように、就
寝時には可視光を遮断するフィルタ(48)によって照射光
から可視光成分を取り除くようにしてもよい。これによ
り、就寝時には赤外光のみが照射されることになり、ユ
ーザに快適な睡眠環境を提供することができる。
ではなく、寝返り等の体動により変動を伴うものであ
る。従って、反射光(L2)の強度には若干の変動が生じ
る。そのため、発汗の検出精度を高めるためには、体動
に伴う反射光(L2)の変動に対応した検出方法が望まれ
る。実施形態5は、非吸収波長域の光を人の姿勢や位置
を参照するための参照信号として利用することにより、
就寝者の姿勢変動及び位置変動に高度に対応するように
したものである。
汗センサ(70)は、吸収波長域及び非吸収波長域の双方の
光を含んだ照射光(L1)を照射する発光部(71)と、反射光
(L2)を受ける主受光部(72a)及び参照用受光部(72b)から
なる受光部(72)と、検出部(73)とを備えている。
2)と同様、集光レンズ(74a)、吸収波長域の光のみを透
過させる検出光透過フィルタ(75)、及び受光素子(77a)
を備えている。一方、参照用受光部(72b)は、集光レン
ズ(74b)、非吸収波長域の光のみを透過させる参照光透
過フィルタ(76)、及び受光素子(77b)を備えている。
受光部(72b)の双方に接続され、それらの受光素子(77
a),(77b)からの信号を受け、以下のような発汗検出を行
うように構成されている。
発汗検出原理を説明する。発光部(71)から人体(25)に対
して照射光(L1)が照射されると、その照射光(L1)の一部
が反射光(L2)となって主受光部(72a)及び参照用受光部
(72b)に入力される。主受光部(72a)に入力された反射光
(L2)に含まれる吸収波長域の光、つまり検出光(L21)
は、検出光透過フィルタ(75)を透過し、受光素子(77a)
に入力される。一方、参照用受光部(72b)に入力された
反射光(L2)に含まれる非吸収波長域の光、つまり参照光
(L22)は、参照光透過フィルタ(76)を透過し、受光素子
(77b)に入力される。
と、発汗の有無に関わりなく、その変動に応じて検出光
(L21)の照度Iaq及び参照光(L22)の照度Irefは共に変
化する。しかし、発汗状態に変化がなければ、これら検
出光(L21)及び参照光(L22)の照度の比P=Iaq/Iref
は一定である。つまり、検出光(L21)と参照光(L22)の照
度の比Pは、人体(25)の姿勢や位置の変動に影響されな
いパラメータである。そこで、本発汗センサ(70)は、発
汗の有無によってのみ変化するパラメータとして、検出
光(L21)と参照光(L22)との照度の比P=Iaq/Irefに
基づいて発汗状態を検出することとしている。具体的に
は、本発汗センサ(70)では、上記照度比Pが所定値以下
であれば発汗があると判断し、上記照度比Pが所定値よ
りも大きければ発汗はないと判断する。
姿勢変動や位置変動があっても発汗状態を安定して検出
することができるので、発汗検出の高精度化を図ること
ができる。
に示すように、吸収波長域の光のみを透過させる検出光
透過フィルタ(75)と、非吸収波長域の光のみを透過させ
る参照光透過フィルタ(76)とを交互に切り替え、上記照
度比Pに基づいて発汗検出を行うようにしてもよい。こ
の発汗センサ(70b)は、集光レンズ(74)と受光素子(77)
との間にフィルタ切替部(79)を備えている。フィルタ切
替部(79)は、回転軸(78)を備えた回転円板に検出光透過
フィルタ(75)と参照光透過フィルタ(76)とが設けられて
構成されている。本変形例では、検出光透過フィルタ(7
5)によって選択透過された吸収波長域の光を受光する受
光素子と、参照光透過フィルタ(75)によって選択透過さ
れた非吸収波長域の光を受光する受光素子とを別々に設
ける必要がなく、受光素子(77)は一つで足りるので、装
置のコストを安価にすることができる。
の発光部(41)の照射方向及び受光部(42)の受光方向を、
人(25)の存在位置の方向に常に合わせるようにしたもの
である。
汗センサ(40)は人の存在位置を検知する人検知センサ(3
5)とともに筐体(39)に収容されている。筐体(39)の底部
には駆動軸(38)が固定されており、駆動軸(38)にはモー
タ(37)が接続されている。なお、モータ(37)は支持台(3
4)に収容されている。これにより、筐体(39)はモータ(3
7)の駆動により回動自在になっている。制御部(36)は、
人検知センサ(35)の信号に基づき、発汗センサ(40)の発
光部(41)及び受光部(42)が人(25)に対向するように、モ
ータ(37)を駆動して筐体(39)の向きを調節するように構
成されている。なお、人検知センサ(35)としては、赤外
線センサ等を好適に用いることができる。例えば波長が
8μm〜15μmの赤外光を利用することとすれば、発
汗検出用の赤外光との干渉を避けることができ、特に好
適である。
2に示すように、人(25)が右側に移動すると筐体(39)は
右側を向くように回動し、人(25)が左側に移動すると筐
体(39)は左側を向くように回動する。従って、人(25)の
位置変動が大きい場合であっても、発汗状態を安定的且
つ高精度に検出することができる。
形態であったが、実施形態4の発汗センサ(40)に代え
て、実施形態5の発汗センサ(70),(70b)を用いてもよい
ことは勿論である。
態5の発汗センサ(70),(70b)の参照光(L22)を人検知の
ための信号として利用するようにしてもよい。つまり、
上記実施形態において、人検知センサ(35)を削除すると
ともに発汗センサ(40)を実施形態5の発汗センサ(70)ま
たは(70b)に代え、参照光(L22)の入力Irefが最大とな
るように筐体(39)の向きを調節するようにしてもよい。
例えば、人体(25)を検索するために筐体(39)を一回転さ
せ、参照光(L22)の入力Irefが最大となった向きに筐体
(39)を方向付けてもよい。また、筐体(39)を広範囲に回
動させ、その範囲内で上記入力Irefが最大となった向
きに筐体(39)を方向付けるようにしてもよい。
態について、以下のような構成としてもよい。
ンサ(5) で検出した信号をコントローラ(1) の制御部(1
2)に送信し、このコントローラ(1) で空気調和装置(2)
の運転を制御するようにしているが、制御部(12)は空気
調和装置(2) に内蔵してもよい。また、上記実施形態の
コントローラ(1) は、空気調和装置(2) に加えて照明器
具(3) やオーディオ機器(4) を操作できるものとして説
明したが、空気調和装置(2) 専用のリモコンで代用して
もよい。
した室内を示す概略斜視図である。
る。
ある。
ある。
すフローチャートである。
を示すグラフ、(b)図は冷房運転のONとOFFの切
換結果を示すタイムチャートである。
すフローチャートである。
を示すフローチャートである。
る。
る。
図である。
構成図である。
ある。
ある。
構成図である。
る。
るための模式図である。
図である。
る。
るための模式図である。
Claims (20)
- 【請求項1】 冷房運転が可能に構成された空気調和装
置であって、 人の発汗状態を検出する発汗センサ(5,40,70,70b) と、
発汗センサ(5,40,70,70b) により検出した発汗状態が所
定状態を越えていると冷房運転を行う一方、所定状態に
達していないと運転を停止する制御手段(12)とを備えて
いる空気調和装置。 - 【請求項2】 冷房運転と除湿運転とが可能に構成され
た空気調和装置であって、 人の発汗状態を検出する発汗センサ(5,40,70,70b) と、
発汗センサ(5,40,70,70b) により検出した発汗状態が所
定状態を越えていると冷房運転を行う一方、所定状態に
達していないと除湿運転を行う制御手段(12)とを備えて
いる空気調和装置。 - 【請求項3】 冷房運転と除湿運転とが可能に構成され
た空気調和装置であって、 人の発汗状態を検出する発汗センサ(5,40,70,70b)と、
発汗センサ(5,40,70,70b) により検出した発汗状態が第
1の所定状態を越えていると冷房運転を行う一方、第1
の所定状態とそれよりも小さな第2の所定状態の間で除
湿運転を行い、第2の所定状態に達していないと運転を
停止する制御手段(12)とを備えている空気調和装置。 - 【請求項4】 空気調和装置(2) と、除湿装置(4) と、
該空気調和装置(2)及び除湿装置(4) の運転を制御する
制御手段(12)とを備えた空気調和システムであって、 人の発汗状態を検出する発汗センサ(5,40,70,70b)を備
え、 上記制御手段(12)は、発汗センサ(5,40,70,70b)により
検出した発汗状態が所定状態を越えていると空気調和装
置(2) を運転して除湿装置(4) を停止し、所定状態に達
していないと空気調和装置(2) を停止して除湿装置(4)
を運転するように構成されている空気調和システム。 - 【請求項5】 空気調和装置(2) と、除湿装置(4) と、
該空気調和装置(2)及び除湿装置(4) の運転を制御する
制御手段(12)とを備えた空気調和システムであって、 人の発汗状態を検出する発汗センサ(5,40,70,70b)を備
え、 上記制御手段(12)は、発汗センサ(5,40,70,70b)により
検出した発汗状態が第1の所定状態を越えていると空気
調和装置(2) を運転して除湿装置(4) を停止し、第1の
所定状態とそれよりも小さな第2の所定状態の間で空気
調和装置(2) を停止して除湿装置(4) を運転し、第2の
所定状態に達していないと空気調和装置(2) 及び除湿装
置(4) を停止するように構成されている空気調和システ
ム。 - 【請求項6】 少なくとも冷房運転が可能に構成された
空気調和装置(2)と、 人の発汗状態を検出する発汗センサ(5,40,70,70b)と、 該発汗センサ(5,40,70,70b)により検出した発汗状態が
所定状態を越えていると該空気調和装置(2)に冷房運転
を実行させる一方、所定状態に達していないと該冷房運
転を停止させる制御手段(12)とを備えている空気調和シ
ステム。 - 【請求項7】 少なくとも冷房運転と除湿運転とが可能
に構成された空気調和装置(2)と、 人の発汗状態を検出する発汗センサ(5,40,70,70b)と、 該発汗センサ(5,40,70,70b)により検出した発汗状態が
所定状態を越えていると該空気調和装置(2)に冷房運転
を実行させる一方、所定状態に達していないと該空気調
和装置(2)に除湿運転を実行させる制御手段(12)とを備
えている空気調和システム。 - 【請求項8】 少なくとも冷房運転と除湿運転とが可能
に構成された空気調和装置(2)と、 人の発汗状態を検出する発汗センサ(5,40,70,70b)と、 該発汗センサ(5,40,70,70b)により検出した発汗状態が
第1の所定状態を越えていると該空気調和装置(2)に冷
房運転を実行させ、該発汗状態が第1の所定状態とそれ
よりも小さな第2の所定状態との間にあると該空気調和
装置(2)に除湿運転を実行させ、該発汗状態が第2の所
定状態に達していないと該空気調和装置(2)の運転を停
止させる制御手段(12)とを備えている空気調和システ
ム。 - 【請求項9】 請求項4〜8のいずれか一つに記載の空
気調和システムであって、 発汗センサ(40,70,70b)は、人体(25)に照射された光の
うち該人体(25)に反射された反射光(L2)を受ける受光手
段(45,77)と、該受光手段(45,77)に入力された光(L2)の
スペクトルに基づいて発汗状態を検出する検出手段(47,
73)とを備えている空気調和システム。 - 【請求項10】 請求項9に記載の空気調和システムで
あって、 発汗センサ(40,70,70b)は、人体(25)からの反射光(L2)
のうち水分に吸収されやすい所定波長域の光のみを透過
させて受光手段(45,77)に供給する透過フィルタ(44,75)
を備えている空気調和システム。 - 【請求項11】 請求項9または10のいずれか一つに
記載の空気調和システムであって、 発汗センサ(40,70,70b)は、人体(25)に対して少なくと
も赤外光を照射する照射手段(41,71)を備えている空気
調和システム。 - 【請求項12】 請求項11に記載の空気調和システム
であって、 発汗センサ(40)は、照射手段(41)から照射する光(L1)の
うち水分に吸収されやすい所定波長域の光のみを透過さ
せる透過フィルタ(44)を備えている空気調和システム。 - 【請求項13】 請求項4〜8のいずれか一つに記載の
空気調和システムであって、 発汗センサ(70)は、 人体(25)に照射されて反射された反射光(L2)のうち水分
に吸収されやすい所定波長域の光(L21)のみを受光する
第1受光部(77a)と、該反射光(L2)のうち水分に吸収さ
れにくい所定波長域の光(L22)を受光する第2受光部(77
b)とを有する受光手段(72)と、 該第1受光部(77a)に入力された第1入力(Iaq)と該第2
受光部(77b)に入力された第2入力(Iref)との比率(P)に
基づいて発汗状態を検出する検出手段(73)とを備えてい
る空気調和システム。 - 【請求項14】 請求項4〜8のいずれか一つに記載の
空気調和システムであって、 発汗センサ(70b)は、 人体(25)に照射された光のうち該人体(25)に反射された
反射光(L2)を受ける受光手段(77)と、 水分に吸収されやすい所定波長域の光のみを透過させる
第1透過フィルタ(75)と、 水分に吸収されにくい所定波長域の光を透過させる第2
透過フィルタ(76)と、 人体(25)からの反射光を該第1透過フィルタ(75)及び該
第2透過フィルタ(76)に交互に透過させて該受光手段(7
7)に供給するフィルタ切替手段(79)と、 該第1透過フィルタ(75)を透過して該受光手段(77)に入
力された第1入力(Iaq)と、該第2透過フィルタ(76)を
透過して該受光手段(77)に入力された第2入力(Iref)と
の比率(P)に基づいて発汗状態を検出する検出手段(73)
とを備えている空気調和システム。 - 【請求項15】 請求項9に記載の空気調和システムで
あって、 人体(25)の位置を検知する人検知センサ(35)と、 受光手段(45)が該人体(25)に対向するように該受光手段
(45)の位置を調節する位置調節手段(36)とを備えている
空気調和システム。 - 【請求項16】 請求項13に記載の空気調和システム
であって、 第2受光部(77b)の第2入力(Iref)が最大になるように
受光手段(72)の位置を調節する位置調節手段(36)を備え
ている空気調和システム。 - 【請求項17】 請求項14に記載の空気調和システム
であって、 第2透過フィルタ(76)を透過して受光手段(77)に入力さ
れた第2入力(Iref)が最大になるように受光手段(77)の
位置を調節する位置調節手段(36)を備えている空気調和
システム。 - 【請求項18】 請求項11に記載の空気調和システム
であって、照射手段は、室内を照射する照明機器(3,6)
によって構成されている空気調和システム。 - 【請求項19】 請求項18に記載の空気調和システム
であって、 照射手段は、就寝時に照明機器(3,6)からの照射光に含
まれる可視光線を遮断するフィルタ(48)を備えている空
気調和システム。 - 【請求項20】 請求項9〜19のいずれか一つに記載
の空気調和システムであって、 水分に吸収されやすい所定波長域は、1μm〜2μmの
波長域に設定されている空気調和システム。
Priority Applications (1)
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JP37247099A JP4379994B2 (ja) | 1999-07-06 | 1999-12-28 | 空気調和システム |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2011220612A (ja) * | 2010-04-09 | 2011-11-04 | Mitsubishi Electric Corp | 空気調和機 |
-
1999
- 1999-12-28 JP JP37247099A patent/JP4379994B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2011220612A (ja) * | 2010-04-09 | 2011-11-04 | Mitsubishi Electric Corp | 空気調和機 |
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