JP2001073313A - コンクリート仕上げトロエル及びその操縦方法 - Google Patents

コンクリート仕上げトロエル及びその操縦方法

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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 比較的単純、軽量、廉価なパワー操縦システ
ムに協働する自走仕上げトロエル及びその操縦方法を得
る。 【解決手段】 電子アクチュエータを用いて操縦する。
このアクチュエータは電子ジョイステックのようなコン
トローラ85によって間接的に制御し、付勢されたとき
少なくともロータアセンブリ30の被動軸を傾斜せし
め、所望の操縦を実行せしめる。各ロータアセンブリに
関連するアクチュエータ装置のアクチュエータを、アセ
ンブリのギヤボックスに直接接続された比較的単純な操
縦リンケージによって上記ロータアセンブリに接続す
る。2個のロータアセンブリを有する乗用トロエルの代
表的な例では、2個のアクチュエータ及び2軸枢支操縦
リンケージによって、ロータアセンブリの1つのため左
右及び前後操縦制御を実行せしめる。一方1つのアクチ
ュエータ及びこれに関連する単純枢支操縦リンケージに
よって他のロータアセンブリのため前後操縦制御を実行
せしめる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はコンクリート仕上げ
トロエル及びその操縦方法、特に、コンクリート面を仕
上るための回転ブレードを有する1つ以上のロータアセ
ンブリを用いたコンクリート仕上げトロエル及びその操
縦方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】種々の装置がウエットコンクリートを平
滑にするために用いられている。これらの装置は、幾つ
かの大きなハンドガイド式装置や比較的大型の2または
3ローラ装置を含む自走仕上げトロエル(trowel)、ハ
ンドガイド式仕上げトロエル及び単純なハンドトロエル
をも含む。自走仕上げトロエル、特に、乗用仕上げトロ
エルによれば手押式仕上げトロエルに比べより高速に且
つ効率的にコンクリートの広い部分を仕上げることがで
きる。本発明は自走仕上げトロエルに関し、以下乗用仕
上げトロエルについての例を説明する。
【0003】代表的な乗用コンクリート仕上げトロエル
はデッキを含むフレームを有する。デッキの下には少な
くとも2または3個のロータアセンブリが取り付けられ
ている。各ロータアセンブリは、デッキから下方に延び
る被動軸と、この被動軸の下端から半径方向外方に延
び、仕上げるべき面によって支持される複数のトロエル
ブレードとを有する。ロータアセンブリの被動軸はフレ
ーム上に設けられ、対応するロータアセンブリのギヤボ
ックスによって被動軸にリンクされた1つまたはそれ以
上の内蔵エンジンによって駆動される。仕上げトロエル
と運転者の重量が回転ブレードを介してコンクリートに
摩擦的に伝達され、コンクリート面が平滑とされる。ブ
レードのピッチを変えるため、プラットフォーム上の運
転者が接近できる機械的レバーとリンケージシステムを
操作して個々のブレードを傾斜すれば、仕上げられるべ
き面に上記重量によって加えられる力が変るようにな
る。ブレードのピッチを変えればトロエルの仕上げ特性
が変るようになる。例えば、理想的な仕上げ操作におい
ては、始めに高トルクで約30rpm程度の低速でブレード
を操作する“浮動”状態とする。次いで、コンクリート
を15分〜30分間養生せしめ、次いで速度とブレードピッ
チを次第に増加し、最大速度、好ましくは約150〜200rp
mで仕上げまたは“バーニング”とする。
【0004】操縦の目的で乗用トロエルのブレードをピ
ッチ制御と無関係に傾斜できる。ロータアセンブリの被
動軸を傾斜することによって、回転ブレードによってコ
ンクリート面に加えられる力が被動軸の傾斜方向と直角
方向にトロエルを進めるように作用する。即ち、ロータ
アセンブリの被動軸を左右及び前後に傾斜すればトロエ
ルは夫々前後及び左右に進むようになる。乗用トロエル
が2個のロータアセンブリを有する例では双方のロータ
アセンブリの被動軸を前後に傾斜する必要があるが、1
つのロータアセンブリの被動軸は左右に傾斜できるよう
にする必要がある。
【0005】最も普通な操縦アセンブリは機械的に操作
される。これらのアセンブリは通常夫々運転者の左右の
手が接近できる運転者のシートに隣接した位置に設けた
2つの操縦制御レバーを有する。これらのレバーは関連
するロータアセンブリの枢支ギヤボックスに好ましい機
械的リンケージアセンブリを介して機械的に結合され
る。ギヤボックスを左右及び前後に夫々傾斜するためレ
バーを前後及び左右に傾斜することによってトロエルを
操縦する。この型の操縦アセンブリは米国特許第4,046,
484号及び第5,108,220号明細書に示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記特許に示された型
の機械的操作操縦制御アセンブリは、運転者によって大
きな物理的な力を加える必要があるためその操作が困難
である。代表的な操縦制御レバーには前後及び左右方向
への操縦のため20〜40ポンドの力を加える必要がある。
多くの運転者は休みなしに数時間連続してこのような力
を加えた場合には操作不可能となる。また、人間工学的
に左右に力を加えることは前後に力を加えることに比べ
より疲労が大きい。
【0007】パワーアセンブリを有する従来のコンクリ
ート仕上げ装置の機械的操作操縦制御アセンブリを改良
することが提案されている。例えば、米国カリフォルニ
ア州カーソンのホワイトマン インダストリーズ イン
コーポレーテッドは商標名“HTS−Series”で流体的操
縦乗用トロエルを製造している。この装置は、エンジン
によって駆動される流体ポンプによって流体的に駆動さ
れる。流体ポンプは加圧流体をロータアセンブリの流体
モータと、ロータアセンブリの被動軸を傾斜するための
流体操縦シリンダに供給する。操縦アセンブリは、運転
者シートに隣接したプラットフォームに設けられたジョ
イステックによって制御される。これらのジョイステッ
クは従来の機械的レバーよりその操作がより容易であ
る。従って、従来の機械的操縦装置の運転者より疲れが
少ない。
【0008】機械的操縦装置に比べ流体的操縦コンクリ
ート仕上げトロエルは幾つかの点で優れているが幾つか
の欠点を有する。例えば、流体ポンプ,流体モータ,操
縦シリンダ,関連する流体装置は極めて重い。従って、
装置重量を広い面積に分配するためブレードピッチを最
小としても、いわゆる“浮動”仕上げ操作を始めに行な
う前により長いコンクリートセット時間が必要となる。
この遅れは、コンクリート仕上げ時間を失わせるため仕
上げ操作を防げるようになる。更に、流体静力学的操縦
装置によって要求される複雑な流体システムは油漏れす
る傾向がある。新しいコンクリートに対する油漏れは好
ましくない。更にまた、流体静力学的操縦装置は、比較
的大きな且つ高価な流体モータ、弁等を必要とするため
手動操縦装置に比べより高価となる。
【0009】従って、機械的操縦装置と流体静力学的操
縦装置に比べ比較的に軽く、廉価で、自動的に操作でき
る操縦制御アセンブリを有する自走仕上げトロエルが必
要とされている。
【0010】本発明の第1の主目的は、比較的単純,軽
量,廉価なパワー操縦システムに協働する自走仕上げト
ロエルを得るにある。
【0011】本発明の他の目的は、上記第1の主目的に
合致し、少なくとも運転者の疲れが減少する自走コンク
リート仕上げトロエルを得るにある。
【0012】本発明の他の目的は、上記第1の主目的に
合致し、その操作のため高圧流体を必要とせず、従って
流体漏れの問題が無いコンクリート仕上げトロエルを得
るにある。
【0013】本発明の第2の主目的は、運転者によって
加えられる力が少なくて良く、従って、疲れが無い自走
コンクリート仕上げトロエルの操縦方法を得るにある。
【0014】本発明の他の目的は、上記第2の目的に合
致し、重く、複雑な漏れのある流体システムを用いない
方法を得るにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明の上記第1の主目
的は、機械的レバーシステムまたは流体システムを用い
ず、ボールねじアクチュエータのような電子アクチュエ
ータを用いたコンクリート仕上げ装置を操縦することに
よって達成できる。このアクチュエータは電子ジョイス
テックのようなコントローラによって間接的に制御し、
付勢されたとき少なくともロータアセンブリの被動軸を
傾斜せしめ、所望の操縦を実行せしめる。
【0016】好ましくは、各ロータアセンブリに関連す
るアクチュエータ装置のアクチュエータを、アセンブリ
のギヤボックスに直接接続された比較的単純な操縦リン
ケージによって上記ロータアセンブリに接続する。2個
のロータアセンブリを有する乗用トロエルの代表的な例
では、2個のアクチュエータ及び2軸枢支操縦リンケー
ジによって、ロータアセンブリの1つのため左右及び前
後操縦制御を実行せしめる。一方1つのアクチュエータ
及びこれに関連する単軸枢支操縦リンケージによって他
のロータアセンブリのため前後操縦制御を実行せしめ
る。
【0017】コントローラは、運転者の物理的運動を電
子操縦指令信号に変換する。例えば、アクチュエータに
電子的に結合される1つまたはそれ以上のジョイステッ
ク、好ましくは比例制御ジョイステックを上記コントロ
ーラに有せしめ、アクチュエータが付勢されたとき、帰
還回路がジョイステックの位置をアクチュエータの位置
と比較し、アクチュエータの位置がジョイステック位置
によって定められた指令位置に合致する迄アクチュエー
タの付勢を継続せしめる。ジョイステックが釈放された
ときアクチュエータは自動的にその中心位置に戻るよう
にする。ジョイステックと対応するアクチュエータ間の
帰還回路の特性により、仕上げるべき面上のトロエルの
移動速度をジョイステックの運動の大きさに正比例せし
め、トロエルをジョイステックの移動方向に移動せしめ
る。運転者によって加える力が極めて僅かであるため、
運転者の運転中の疲れを従来の機械的操縦トロエルに比
べ大幅に減少できる。
【0018】本発明の他の目的及び利益は以下図面と共
に示す実施例によって詳細に説明するが、本発明はこれ
らに限定されるべきではない。本発明は、本発明の精神
を逸脱することなく種々増減変更できることは勿論であ
る。
【0019】
【発明の実施の形態】
【0020】(1.レジュメ)
【0021】本発明においては、運転者を疲れさす操作
力を必要とせずにロータアセンブリの軸を傾斜すること
によってトロエルを操縦できる改良されたパワー操縦シ
ステムを有する自走コンクリート仕上げトロエルを構成
せしめる。上記操縦制御システムは、各ロータアセンブ
リに結合され、運転者によって操作されるコントローラ
によって制御されるボールねじアクチュエータ等の少な
くとも1つの電気的アクチュエータを含む。好ましくは
上記コントローラには、少なくとも1つ、好ましくは2
つのジョイステックを有せしめ、ジョイステックを運転
者により操作し、ジョイステックの移動量に比例した速
度で、ジョイステックの移動方向にトロエルを移動せし
めるようにする。少なくとも1つのロータアセンブリの
ギヤボックスを2つの軸の周りに回動することによって
トロエルを操縦する代表的な例ではギヤボックスを回動
するため互いに分離したアクチュエータを用いる。この
トロエルは操作が容易で,軽量であり,高圧流体漏れの
危険が少ない。
【0022】(2.概要)
【0023】本発明はロータアセンブリを傾斜すること
によって操縦される任意のパワーコンクリート仕上げト
ロエルに適用可能である。例えば、本発明は2つの互い
に反対方向に回転するロータアセンブリを有する乗用仕
上げトロエルに関して説明するが、これに限定されるも
のではない。
【0024】図1〜図6に示すように、本発明の好まし
い一実施例における乗用コンクリート仕上げトロエル2
0は、剛性金属フレーム22と、このフレーム22上の
上方デッキ24と、このデッキ24上に設けた運転者プ
ラットフォームまたはペデスタル26と、上記デッキ2
4から下方に延び、仕上げるべき面上に仕上げトロエル
20を支持するための左右のロータアセンブリ28及び
30とを主として有する。ロータアセンブリ28及び3
0は仕上げ操作を行なうため夫々半時計方向及び時計方
向に回転する。従来既知のリングガード32をトロエル
20の外周に配置し、デッキ24から仕上げるべき面近
くに延ばす。ペデスタル26をデッキ24の中心部後方
に位置せしめ、運転者のシート34を支持せしめる。ペ
デスタル26とシート34はヒンジ(図示せず)を介し
て枢支し、エンジン72のような下方に位置する構成部
品に近づき得るようにする。図1に示すようにペデスタ
ル26の右側に燃料タンク36を配置し、左側に防水剤
タンク38を配置し、後述する操縦システム76のアク
チュエータ86の1つをその下側に配置する。
【0025】図2と図5に示すように、リフトケージア
センブリ40をペデスタル26とシート34の下側でデ
ッキ24の上面に設ける。このリフトケージアセンブリ
40は、前方及び後方の水平管42と44と、この両端
部に夫々位置され、上記水平管42と44をデッキ24
から上方に離間せしめるための垂直支持管46とを含む
複数の鋼管により構成する。上記水平管42と44は、
フック等を受容する中心持ち上げ位置を特定するための
D−形切り欠き50を形成した板48によって互いに連
結する。切り欠き50はトロエル20全体を持ち上げ得
る所望の位置に形成し、その結果輸送のためのこの種の
型の装置を持ち上げるために通常用いられるハーネスま
たは4点型アタッチメントを不要とする。
【0026】図3〜図5に示すように、各ロータアセン
ブリ28または30には、ギヤボックス52と、このギ
ヤボック52から下方に延びる被動軸54と、半径方向
支持アーム58を介して被動軸54によって支持せしめ
た、コンクリート面によって支持されるよう被動軸54
の下端から半径方向外方に延びる円周方向に互いに離間
された複数のブレード56とを有せしめる。各ギヤボッ
クス52は、後述する理由でデッキ24に対して傾斜で
きるようデッキ24の下側に設ける。
【0027】各ロータアセンブリ28と30のブレード
56のピッチは、図1〜図4に示すブレードピッチ調節
アセンブリ60によって個々に調節せしめる。各ブレー
ドピッチ調節アセンブリ60は、垂直ポスト62と、こ
の垂直ポスト62の頂部に設けたクランク64とを有
し、ブレード56のピッチを変えるため運転者によって
上記クランク64を回動せしめる。代表的な構成では、
スラストカラー66をヨーク68に協働せしめ、被動軸
54の軸に対し直角に延びる軸の周りでブレード56を
回動する位置にスラストカラー66をヨーク68によっ
て押圧せしめる。引張ケーブル70をクランク64から
ポスト62を通してヨーク68に延ばす。クランク64
を回してヨーク68の傾斜角度を調節し、スラストカラ
ー66を上下せしめればトロエルブレードのピッチを調
節することができる。この型のブレードピッチ調節アセ
ンブリを有するパワーコンクリート仕上げトロエルは米
国特許第2,887,934号明細書に示されている。
【0028】ロータアセンブリ28と30及び仕上げト
ロエル20の他の構成部分は運転者シート34の下側に
設けたガソリンエンジン72によって駆動せしめる。エ
ンジン72のサイズはトロエル20のサイズ及びエンジ
ンによって駆動されるロータアセンブリの数によって変
える。48インチの2つのロータアセンブリの場合には約
25馬力のエンジンを用いる。ロータアセンブリ28と3
0は、図15〜図17に示す独特のトルク伝達システム
74を介してエンジン72に連結し、独特の操縦システ
ム76を介して操縦の目的で傾斜せしめる。操縦システ
ム76とトルク伝達システム74を以下説明する。
【0029】(3.操縦システム)
【0030】この型の代表的な乗用コンクリート仕上げ
トロエルにおいては、ロータアセンブリ28と30の一
部または全部を傾斜し、ブレード56の回転により水平
力を作りトロエルを前進せしめるようにしている。操縦
方向はロータアセンブリの傾斜方向と直角となる。即
ち、ロータアセンブリを左右及び前後に傾斜すれば、ト
ロエル20は前後及び左右に夫々動くようになる。操縦
のために望まれる最も迅速な傾斜手段は、ギヤボックス
52を含むロータアセンブリ28と30を全体として傾
斜せしめることである。ギヤボックス52全体を傾斜せ
しめる好ましい実施例の内容は同様にして操縦制御のた
めロータアセンブリ28と30の他の構成部分をも傾斜
せしめるシステムに適用できる。
【0031】即ち、各ロータアセンブリ28と30の内
側ブレード上の圧力が増加するようにギヤボックス52
を横方向に傾斜すれば、トロエルが前進されるようにな
り、各ロータアセンブリ28と30の外側ブレード上の
圧力が増加するようにギヤボックス52を横方向に傾斜
すればトロエル20が後進するようになる。左右方向操
縦のためには1つのみのギヤボックス、例えば右側ロー
タアセンブリ28のギヤボックス52を傾斜することが
望まれ、ギヤボックス52を前方へ傾斜してロータアセ
ンブリ28の前方ブレード上の圧力を増加すればトロエ
ル20が右方に操縦される。同様にして、ギヤボックス
52を後方へ傾斜してロータアセンブリ28の後方ブレ
ード上の圧力を増加すればトロエル20が左側に操縦さ
れる。
【0032】操縦システム76は、コントローラ85に
よって制御された左右の操縦アセンブリ80と82を用
いて左右のロータアセンブリ28と30のギヤボックス
52を傾斜せしめる。図5〜図9に示すように操縦アセ
ンブリ80には、第1のアクチュエータ装置と、これを
ロータアセンブリ28のギヤボックス52に結合する第
1の操縦リンケージ88とを設ける。同様にして図10
〜図12に示すように操縦アセンブリ82には、第2の
アクチュエータ装置と、これをロータアセンブリ30の
ギヤボックス52に結合する第2の操縦リンケージ92
とを設ける。第1のアクチュエータ装置には前/後アク
チュエータ84と、左/右アクチュエータ86とを有せ
しめ、一方、第2のアクチュエータ装置には前/後アク
チュエータ90のみを設ける。コントローラ85は好ま
しくはアクチュエータ84,86,90に結合し、特定
方向におけるコントローラ85の操縦によりトロエル2
0が同一方向に、好ましくはコントローラの移動速度に
比例した速度で移動できるようにする。
【0033】アクチュエータ84,86,90はコンク
リート仕上げトロエル20のデッキ24を通して垂直に
延ばし、図2〜図5に示すように例えばデッキ24及び
またはリフトケージアセンブリ40に対するアタッチメ
ントによってフレーム22に直接または間接に取り付け
る。各アクチュエータは、電気的に操作される部材と
し、コントローラ85からの電気的操縦指令信号によっ
て選択的に付勢し、関連する操縦リンケージ88または
92を傾斜せしめる。アクチュエータ84,86,90
は好ましくは、コントローラ85によって指令された位
置とアクチュエータの実際の位置を比較する内部帰還ポ
テンショメータを有する型のものとする。これらの位置
が合致したとき、アクチュエータの動作を停止し、その
位置に保持せしめる。好ましいアクチュエータには、例
えばワーナー エレクトリック オブ サウス ベロッ
ト ILから得られるボールねじアクチュエータを有せ
しめる。これらのアクチュエータは双方向、多目的、低
コスト、帰還制御のものとする。各アクチュエータ8
4,86または90は1)デッキ24上に延び、デッキ
またはトロエル20の他の固定部材に固定される固定ベ
ース94と、2)電動機96と、3)直線変位可能なロ
ッド98とを有する。ロッド98は、正確な位置決めと
大負荷を移動可能なボールねじ駆動手段によって駆動す
る。例えば、この型のアクチュエータは毎秒49インチ迄
のサドル速度と900ポンド迄の駆動軸負荷を処理でき
る。好ましいアクチュエータは略500ポンドの力を有す
る。操縦リンケージ88と92をより複雑なレバーアセ
ンブリに代えた場合にはより軽負荷用のアクチュエータ
を用い得る。然しながら、本発明においてはボールねじ
アクチュエータ以外の他の電動アクチュエータを用いて
も良い。
【0034】左右の操縦リンケージ88と92を以下説
明する。
【0035】図3,図5〜図9に示すように操縦リンケ
ージ88は、操縦ブラケット100と、2軸枢支のため
デッキ24上に操縦ブラケット100を取り付ける枢支
支持アセンブリとを含む。この枢支支持アセンブリは、
第1,第2の各対のピローブロック軸受102,110
と、クロス管104とを有する。第1の対のピローブロ
ック軸受102はデッキ24の底にボルト付けする。ク
ロス管104は、1)ピローブロック軸受102内に挿
入される長手方向両端部106と、2)第2の対のピロ
ーブロック軸受110に隣接される横方向両端部108
とを有する。操縦ブラケット100にはトロエル20の
長手方向に延びる、フレーム112と、このフレーム1
12から横方向に延びる一対の取付板114とを有せし
める。操縦ブラケット100とギヤボックス52は、第
2の一対のピローブロックの軸受110に対し、ピロー
ブロック110内の孔と、取付板114の孔とを通りギ
ヤボックス52の頂部のねじ孔に螺合されるボルト11
6によって固定せしめる。この構成により操縦ブラケッ
ト100(従って、ギヤボックス52)が1)クロス管
104の横方向の軸の周りに回動しギヤボックスが前後
に傾斜して右/左操縦がなされ、2)クロス管の長手方
向の軸の周りに回動してギヤボックスを左右に傾斜せし
め、従って前/後操縦制御がなされるようにする。この
実施例においては、フレーム112の対向端が図3に示
すようにブレードピッチ調節ポスト62のための取付板
122を構成し、ブレードピッチ調節アセンブリ60が
ギヤボックス52と共に移動し、従って操縦制御操作が
ブレードピッチに影響しないようになる。ギヤボックス
をクロス管の横方向軸の周りに回動せしめるため、前/
後アクチュエータ84を枢支ピン128を介して枢支レ
バー126のクレビス124に連結せしめる。レバー1
26を第2の対のピローブロック軸受110と、クロス
管104の横方向端部108を通して延ばし、抑止リン
グ130によって保持する。
【0036】図2,図4,図5,図10〜図12に示す
ように、操縦アセンブリ82に対して操縦アセンブリ8
0は、前/後操縦操作のため左右に回動することを除い
て同一構造とする。即ち、アクチュエータ86に沿う操
縦リンケージ92の長手方向端のクレビスを省略する。
更に、第2の対の軸受110を単純な支え150に代え
ることができる。操縦リンケージ92は操縦リンケージ
88と同一とし、操縦ブラケット140と枢支支持アセ
ンブリとを有せしめる。枢支支持アセンブリには、1)
ピローブロック軸受142と、2)クロス管144の長
手方向端部146と横方向端部148とを有せしめる。
操縦ブラケット140にはフレーム152と、このフレ
ーム152から横方向に延びる一対の取付板154とを
有せしめ、この取付板154はボルト156によって支
え150とギヤボックス156に連結せしめる。関連す
るブレードピッチ調節アセンブリ60のポスト62をフ
レーム152の一端に設けた取付板162上に取り付け
る。前/後アクチュエータ90を枢支ピン168を介し
て枢支レバー166のクレビス164に連結せしめる。
この枢支レバー166を支え150と、クロス管144
の横方向端部148を通して延ばし、支え150にスプ
リングピン172によって固定し、この結果、ギヤボッ
クス52とフレーム22がクロス管144の長手方向の
軸の周りに左右に回動できるが、横方向軸の周りに前後
には回動できないようにする。
【0037】コントローラは物理的な操作量を電子操縦
指令信号に変化する。図13に示すように、好ましいコ
ントローラ85を、プログラムされたCPU180を介
してアクチュエータに電子的に接続された2軸比例制御
ジョイステックにより構成し、操縦指令信号を作りこれ
をアクチュエータ84,86,90に送るようにする。
アクチュエータ84,86,90からの帰還信号をCP
U180に戻し、アクチュエータ動作をジョイステック
動作に関連せしめる。この結果、アクチュエータ84,
86または90をジョイステック動作の大きさに比例し
て指令された方向に移動せしめる。従ってトロエル20
はジョイステックの移動量に比例した速度でジョイステ
ックの移動方向に移動する。例えば、コンクリート仕上
げトロエル20を前進せしめるときは、ジョイステック
を前後軸の周りに前方に回動すれば、CPU180が前
/後アクチュエータ84と90の出力ロッドをジョイス
テックの動作に比例して制御し、ギヤボックス52を互
いに左右方向に回動し、トロエル20がジョイステック
の動作に比例した速度で前方または後方に移動されるよ
うにする。同様にしてジョイステックを第2軸の周りで
左右に傾斜せしめれば、操縦指令信号が発生し、この信
号がCPU180によって処理され、左右アクチュエー
タ86上の帰還ポテンショメータに協働してアクチュエ
ータ86の出力ロッドを伸縮し、関連するギヤボックス
52をジョイステックの移動量に比例する量だけ前後に
傾斜し、その結果、仕上げトロエルがジョイステックの
移動量に比例した速度で左右に移動されるようにする。
ジョイステックを釈放すれば、内部バイアススプリング
(図示せず)によって中心または中立位置に戻され、各
アクチュエータ84,86,90が同じく中立位置に復
帰されるようにする。
【0038】図13に示すように、ジョイステックには
固定ベース182と、この固定ベース182に傾動自在
に取り付けたグリップ184とを有せしめる。ロッカー
スイッチ186をグリップ184上に設け、前/後アク
チュエータ84と90を同時に且つ反対方向に付勢する
ためロッカースイッチ186を押したとき、その変位方
向に応じてトロエル20が時計方向または半時計方向に
回転されるようにする。好ましくは、ロッカースイッチ
186を右方に傾斜したときトロエル20が時計方向に
回転し、左方に傾斜したとき反時計方向に回転されるよ
うにする。
【0039】他の実施例においては、図13に示す単一
の2軸ジョイステックの代りに図14に示すように2個
のジョイステック85Rと85Lを用い、一方のジョイ
ステック85Rを前/後及び左/右操縦制御のために好
ましい2軸ジョイステックとし、他方85Lを前/後操
縦制御のみ可能な前後にのみ傾動可能な単軸ジョイステ
ックとする。この実施例ではロッカースイッチを省略せ
しめる。ある運転者には、この実施例のものが各ロータ
アセンブリ制御のために従来用いられている機械的レバ
ーに類似している理由で好まれる。
【0040】上記パワー操縦システム76には、従来の
機械的に操作されるシステムや流体的に操作されるシス
テムにまさる幾つかの利益がある。例えば、本発明シス
テムによればジョイステックをその内部スプリング力に
まさる1〜2ポンド程度の僅かな力で操作でき、従っ
て、従来の機械的操作システムよりその操作がより容易
となる。また、ギヤボックス52にアクチュエータ8
4,86,90を結合するための機械的リンケージが従
来の機械的操作制御レバーの場合よりより単純である利
点がある。更に、流体的操縦システムと異なり、トロエ
ル20は軽量であり、また、高圧流体漏れの恐れがな
い。
【0041】(4.トルク伝達システム)
【0042】図15〜図18に示すように、トルク伝達
システム74によってエンジン72の出力軸200から
ギヤボックス52の被動軸202に対し駆動トルクを伝
達し、ロータアセンブリ28と30を回転せしめる。こ
のトルク伝達システム74には、1)トロエル20によ
って異なる仕上げ操作を行なうため変速比及びまたはブ
レードアセンブリ直径を変え得ること、2)エンジン出
力軸200に対するギヤボックス52の被動軸202の
傾斜を調節しながら複雑なユニバーサルジョイントを不
要ならしめ得ることが必要である。このため1)図16
に示す可変速トルクコンバータアセンブリ204と、
2)図17に示す可撓性駆動軸206とを夫々用いる。
【0043】トルクコンバータアセンブリ204には互
いにベルト212のようなトルク伝達素子によって結合
した可変速駆動及び被動クラッチ208と210を有せ
しめる。図16に示すように駆動クラッチ208のハブ
214はエンジン72の出力軸、またはエンジンの出力
軸に直接または間接に接続された他の出力軸の何れかで
あるエンジン出力軸200にキー止めする。同様にして
被動クラッチ210のハブ216をジャッキ軸218に
キー止めし、被動クラッチ210によってジャッキ軸2
18を回動せしめる。ジャッキ軸218をピローブロッ
ク軸受220によってフレーム22上に支持し、出力端
222を対応する左または右の可撓性駆動軸206に結
合する。
【0044】可撓性駆動軸206をジャッキ軸218
と、ギヤボックス52の被動軸202に接続する。図1
7に示すように各可撓性駆動軸206は、対応する軸受
220を通るカップリング226を介してジャッキ軸2
18に関連する出力端部222に固定する。各カップリ
ング226の入力端部は関連するジャッキ軸218の出
力端部222にキー止めし、各カップリング226の出
力端部は関連する可撓性駆動軸206の入力端部に取り
付けた接手224にボルト付けする。各可撓製駆動軸2
06の出力端部に取り付けた他の接手228をこれにボ
ルト付けした内側スプラインカップリング230によっ
て関連するギヤボックス被動軸202に結合する。この
スプラインカップリング230はギヤボックスが傾動す
る間可撓性駆動軸206とギヤボックス被動軸202間
の相対的軸方向移動を許容する。必要に応じて、可撓性
駆動軸206とジャッキ軸218間の軸方向移動を上記
相対的移動によって許容せしめる。
【0045】上述のように、ジャッキ軸218に相対的
に左右のギヤボックス52を傾斜せしめるため軸206
として可撓軸を用いれば複雑なユニバーサルジョイント
が不要となる。関連するギヤボックス52の被動軸を駆
動するために十分なねじり剛性を各軸206に有せしめ
ながら各軸206の長さの少なくとも一部、例えば端部
を湾曲できる材料で作る。ギヤボックス52は10°以
下、例えば4°程度、僅かに傾斜するのみであるから軸
206は大きく湾曲する必要はない。然しながら、可撓
軸を用いる多くの場合とは異なり、軸206は、トロエ
ル20の操作の間、即ちトルク伝達の間動的に繰り返し
湾曲することになる。草刈機や、駆動モータと被動軸間
に湾曲伝達路を形成する他の装置に多く用いられる巻線
状の可撓軸は、この目的に好適である。この実施例の軸
は長さ1フィート,直径1インチである。必要に応じて
ゴムや耐水,耐塵材料のスリーブ232を巻線状可撓軸
の周りにその保護のため嵌合せしめる。好ましい巻線状
可撓軸は例えばニューヨーク市、ビンガムトンのエリオ
ット マニファクチュアリング カンパニー から得ら
れる。
【0046】トルクコンバータアセンブリ204として
は、例えばコメットインダストリィから得られる可変速
型のものが好ましい。図16と図17に示すように、駆
動クラッチ208には上記ハブ214と可変幅シーブ2
40を有せしめる。このシーブ240にはハブ214に
固定した第1部分242とハブ214に摺動自在に設け
た第2部分244とを有せしめ、上記第2部分244を
第1部分242から軸方向に離接自在ならしめる。第2
部分244をスプリング(図示せず)によって第1部分
242から常時引き離し、複数の遠心力カム246の作
用によって第1部分242に向って軸方向に移動される
ようにする。第1及び第2部分242と244の軸方向
内側面は内側から外側に向って外方に傾斜せしめ、その
結果、シーブ240上のベルトと同一幅部分に対応する
実効直径が、第1,第2部分242と244間の軸方向
間隔に反比例して変るようにする。従って、エンジン出
力軸200速度が増加したとき遠心力カム246が第2
部分244を第1部分242に向って押し、シーブ24
0の実効軸方向の幅が減少する。従って、シーブ240
の実効直径は増加し、図16の矢印248に示すように
ベルトがシーブに沿って上方に移動する。
【0047】駆動クラッチ210にはその直径が駆動ク
ラッチ208のシーブ240の直径に反比例して変化す
る可変直径シーブ250を設ける。このシーブ250に
はハブ216に固定した第1部分252と、この第1部
分252に離接するよう軸方向に移動自在な、ハブ21
6に設けた第2部分254とを有せしめる。この第2部
分254はスプリング256によって第1部分252に
向って常時抑制せしめる。第1及び第2部分252と2
54の軸方向内側面は内側から外側に向って外方に傾斜
せしめ、その結果、シーブ250の実効直径が、第1,
第2部分252と254間の軸方向間隔に反比例して変
るようにする。従って、エンジンが加速され駆動クラッ
チ208のシーブ240に沿ってベルト212が外方に
移動したとき、増加した張力によってスプリング256
を圧縮し、第1,第2部分252と254間の軸方向間
隔が広がり、被動シーブ250の実効直径が減少される
ようにする。この結果、図16に示す矢印258の方向
にベルト212が内側に移動されるようにする。従っ
て、トルクコンバータアセンブリ204の実効速度比が
エンジン速度増加につれて次第に増加し、エンジン速度
減少につれて次第に減少するようになる。このため、ロ
ータアセンブリ28と30はエンジン速度によって大き
く変化する速度/トルク範囲で駆動されるようになる。
【0048】本発明によれば、同一のトロエルを用いて
後述のオーバーラップ及び非オーバーラップの両モード
で操作できる利点がある。即ち、図18,図18A,図
19,図19Aに示すように、トロエルブレード56
を、支持アーム58に沿って軸方向に離間した孔262
を通して延びブレード56のためのブラケット266に
設けたねじ孔264に螺合したボルト260によって関
連する支持アーム58に取り付ける。支持アーム58は
十分に長くし、且つ十分な数の孔262を設け、ブレー
ド56をアーム58の任意の点に固定でき、従って、ブ
レード56を1)図18及び図18Aに示すようにロー
タアセンブリ28と30のブレード56の外端が画く円
弧C1とC2が互いに重ならないようにし、または2)
図19及び図19Aに示すように円弧C1とC2が一部
重なるようにする。ブレード56を図18と図18Aに
示すようにオーバーラップしない配置としたとき、各ロ
ータアセンブリ28と30のブレード56の底に円形パ
ン(図示せず)を留め、トロエル20を浮動操作できる
ようにする。
【0049】仕上げトロエル20は任意の仕上げ操作に
用い得る。例えば、コンクリートを十分に仕上げるに際
し、新たに注入されたコンクリートを粗仕上げするため
の“浮動”操作を行なうためブレード56を支持アーム
58に取り付け、図18と図18Aに示すように各ブレ
ード56のセットが画く円弧C1とC2が重ならないよ
うにし、パン(図示せず)を各ロータアセンブリ28ま
たは30のブレード56に取り付け、トロエル20をエ
ンジン72と共に低速でコンクリート面上を移動せしめ
る。この場合、トルクコンバータアセンブリ204の駆
動及び被動クラッチ208と210のシーブ240と2
50は夫々最小及び最大直径またはそれに近い状態とな
り、最大速度変化が達成される。この結果、50rpm以
下、例えば30rpmの低回転速度で高トルクがブレードに
伝達される。他の例においては、図19と図19Aに示
すように支持アーム58に沿ってブレード56を上記円
弧C1とC2が互いに重なるように位置できる。
【0050】
【発明の効果】上記のように本発明によれば運転者はト
ロエル20を異なるエンジン速度と異なるブレードピッ
チでコンクリート面上を移動できる。トルクコンバータ
アセンブリ204の速度比はエンジン速度が増加したと
き増加し、ロータアセンブリ28と30を従来以上に高
速で駆動できる。仕上げトロエル20は、ブレードピッ
チが最大でブレード56が150rpm以上、好ましくは約20
0rpmの回転速度である。“バーニング操作”においても
使用できる。したがって、単一のコンクリート仕上げト
ロエル20は、極低速/高トルク浮動操作と極高速バー
ニング操作を含む全仕上げ操作のために使用でき、同一
ブレード56を互いに重なる及び重ならない仕上げ操作
のため用いることができる。従来の装置ではこのような
自由度は得られない。
【0051】ギヤボックス52は所望の操縦制御を達成
するため仕上げ操作の間殆んど連続して傾斜される。こ
の傾斜により可撓性軸206の曲げが繰り返される。こ
の軸206のメンテナンスは驚くほど容易であり、ユニ
バーサルジョイントに比べて寿命が極めて長く、ウエッ
トコンクリートによってダメージを受ける事がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の乗用コンクリート仕上げトロエルの一
実施例を示す斜視図である。
【図2】運転者用シートとこれに隣接する部分を削除し
て示す図1のトロエルの斜視図である。
【図3】図1に示すトロエルの左側面図である。
【図4】図1に示すトロエルの右側面図である。
【図5】図2に示すトロエルの背面図である。
【図6】左側のロータアセンブリの分解斜視図である。
【図7】図6に示すロータアセンブリの正面図である。
【図8】図6に示すロータアセンブリの右側面図であ
る。
【図9】図6に示すロータアセンブリの平面図である。
【図10】右側のロータアセンブリの分解斜視図であ
る。
【図11】図10に示すロータアセンブリの平面図であ
る。
【図12】図10に示すロータアセンブリの右側面図で
ある。
【図13】本発明の一実施例における操縦制御システム
のブロック線図である。
【図14】本発明の他の実施例における操縦制御システ
ムのブロック線図である。
【図15】トルク伝達システムの側面図である。
【図16】図15のシステムの一部の平面図である。
【図17】図15のシステムの分解斜視図である。
【図18】本発明のトロエルの非オーバーラップ状態に
おける底面図である。
【図18A】図18の一部の拡大図である。
【図19】本発明のトロエルのオバーラップ状態におけ
る底面図である。
【図19A】図19の一部の拡大図である。
【符号の説明】
20 乗用コンクリート仕上げトロエル 22 剛性金属フレーム 24 デッキ 26 ペデスタル 28 ロータアセンブリ 30 ロータアセンブリ 32 リングガード 34 シート 36 燃料タンク 38 防水剤タンク 40 リフトケージアセンブリ 42 水平管 44 水平管 46 垂直支持管 48 板 50 切り欠き 52 ギヤボックス 54 被動軸 56 ブレード 58 支持アーム 60 調節アセンブリ 62 垂直ポスト 64 クランク 66 スラストカラー 68 ヨーク 70 ケーブル 72 エンジン 74 トルク伝達システム 76 操縦システム 78 操縦システム 80 操縦アセンブリ 82 操縦アセンブリ 84 アクチュエータ 85 コントローラ 86 アクチュエータ 88 操縦リンケージ 90 アクチュエータ 92 操縦リンケージ 94 固定ベース 96 電動機 100 操縦ブラケット 102 ピローブロック軸受 104 クロス管 106 端部 108 端部 110 ピローブロック軸受 112 フレーム 114 取付板 116 ボルト 124 クレビス 126 レバー 128 枢支ピン 130 抑止リンク 140 操縦ブラケット 142 軸受 144 クロス管 146 端部 148 端部 150 支え 152 フレーム 154 取付板 156 ギヤボックス 162 取付板 164 クレビス 166 枢支レバー 168 枢支ピン 172 スプリングピン 180 CPU 182 固定ベース 184 グリップ 186 ロッカースイッチ 200 出力軸 202 被動軸 204 可変速トルクコンバータアセンブリ 206 可撓性駆動軸 208 可変速駆動クラッチ 210 被動クラッチ 212 ベルト 214 ハブ 216 ハブ 218 ジャッキ軸 220 軸受 222 出力端 224 接手 226 カップリング 228 接手 230 スプラインカップリング 232 スリーブ 240 可変幅シーブ 242 第1部分 244 第2部分 246 カム 248 矢印 250 可変直径シーブ 252 第1部分 254 第2部分 256 スプリング 258 矢印 260 ボルト 262 孔 264 孔 266 ブラケット
フロントページの続き (72)発明者 ハッサン カルバッシ アメリカ合衆国 ウィスコンシン州 53029ハートランド ハートリッジ ドラ イブ 421

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (A)フレームと、 (B)被動軸と、この被動軸から外方に延びるように設
    けられた、仕上げられるべき面によって支持され上記被
    動軸によって回転される複数のトロエルブレードとを有
    し、上記フレームに支持されるロータアセンブリと、 (C)上記フレームに相対的に移動したとき、上記ロー
    タアセンブリの少なくとも一部を上記フレームに相対的
    に傾斜せしめるため上記ロータアセンブリに結合した操
    縦リンケージと、 (D)上記操縦リンケージに結合され、上記フレームに
    相対的に上記ロータアセンブリの上記一部を傾斜せしめ
    るよう上記操縦リンケージを移動せしめるため選択的に
    付勢可能な電気的アクチュエータ装置と、及び (E)上記フレームに相対的に上記ロータアセンブリの
    上記一部を傾斜せしめるよう上記アクチュエータ装置を
    付勢するため選択的に操作される、上記アクチュエータ
    装置に電子的に接続された手動操縦コントローラとより
    成るコンクリート仕上げトロエル。
  2. 【請求項2】 上記ロータアセンブリが、被動軸を含む
    ギヤボックスを有し、上記操縦リンケージが、上記フレ
    ームに相対的に上記ギヤボックスを傾斜せしめるため上
    記ギヤボックスと上記アクチュエータ装置に結合した操
    縦ブラケットを更に有する請求項1記載のコンクリート
    仕上げトロエル。
  3. 【請求項3】 上記ギヤボックスが、上記仕上げトロエ
    ルを前後及び左右に操縦するため左右及び前後方向の双
    方に夫々傾斜可能であり、上記操縦ブラケットが入力部
    分を有する、上記ギヤボックスに固定された操縦フレー
    ムを有し、上記アクチュエータ装置が、1)上記操縦フ
    レームに結合され、上記コントローラによって付勢され
    たとき上記仕上げトロエルを左右に操縦するため上記ギ
    ヤボックスを前後に傾動せしめる左右アクチュエータ
    と、及び2)上記操縦フレームとコントローラに結合さ
    れ、付勢されたとき上記仕上げトロエルを前後に操縦す
    るため上記ギヤボックスを左右に傾動せしめる前後アク
    チュエータとを含む請求項2記載のコンクリート仕上げ
    トロエル。
  4. 【請求項4】 上記仕上げトロエルが乗用トロエルであ
    り、上記ロータアセンブリと上記操縦リンケージとが夫
    々第1ロータアセンブリと第1操縦リンケージであり、
    更に (A)上記第1ロータアセンブリから離間しており、上
    記フレーム上に支持された第2ギヤボックスと、第2被
    動軸と、上記第2被動軸と共に回転されるよう上記第2
    被動軸から外方に延びる、仕上げるべき面によって支持
    される複数のトロエルブレードとを含む第2ロータアセ
    ンブリと、 (B)(1)上記第2ギヤボックスに結合され、上記フ
    レームに相対的に移動したとき、上記フレームに相対的
    に上記第2ギヤボックスを傾斜する第2操縦ブラケット
    と、及び (2)上記第2操縦ブラケットに結合され、上記フレー
    ムに相対的に上記第2ギヤボックスを傾斜するよう上記
    第2操縦ブラケットを移動するため、選択的に付勢可能
    な第2電気的アクチュエータ装置とを含む第2操縦リン
    ケージとを有する、請求項2記載のコンクリート仕上げ
    トロエル。
  5. 【請求項5】 上記コントローラが、上記第2操縦リン
    ケージの上記第2アクチュエータ装置に電子的に結合さ
    れ、上記仕上げトロエルを操縦するため上記フレームに
    相対的に上記第2ギヤボックスを傾斜するよう上記第2
    アクチュエータ装置を付勢するため選択的に操作される
    請求項4記載のコンクリート仕上げトロエル。
  6. 【請求項6】 上記コントローラが、上記2つの操縦リ
    ンケージのアクチュエータ装置に結合された単一2軸ジ
    ョイステックを有する請求項5記載のコンクリート仕上
    げトロエル。
  7. 【請求項7】 上記コントローラが、1)上記第1アク
    チュエータ装置のみに電気的に結合された第1ジョイス
    テックと、及び2)上記第2アクチュエータ装置のみに
    電気的に結合された第2ジョイステックとを有する請求
    項5記載のコンクリート仕上げトロエル。
  8. 【請求項8】 上記コントローラが、左右及び前後の少
    なくとも一方に移動可能なジョイステックである請求項
    1記載のコンクリート仕上げトロエル。
  9. 【請求項9】 上記ジョイステックが、ジョイステック
    の変位に比例して上記操縦リンケージの少なくとも1部
    を移動するため上記アクチュエータ装置に制御信号を送
    る比例制御ジョイステックである請求項8記載のコンク
    リート仕上げトロエル。
  10. 【請求項10】 (A)フレームと、 (B)被動軸と、この被動軸から外方に延びるように設
    けられた、仕上げられるべき面によって支持され上記被
    動軸によって回転される複数のトロエルブレードとを有
    し、上記フレームに支持されるロータアセンブリと、 (C)電子操縦指令信号を作るため手動付勢可能なコン
    トローラと、 (D)上記コントローラから上記操縦指令信号を受け取
    り、この信号に応じて上記乗用トロエルを操縦するよう
    上記被動軸を傾斜するため操作される少なくとも1つの
    電気的アクチュエータとより成る乗用コンクリート仕上
    げトロエル。
  11. 【請求項11】 上記コントローラが少なくとも1つの
    ジョイステックを有する請求項10記載の乗用トロエ
    ル。
  12. 【請求項12】 上記ジョイステックが比例制御ジョイ
    ステックである請求項11記載の乗用トロエル。
  13. 【請求項13】 フレームと、このフレームに設けた運
    転者のプラットフォームと少なくとも1つのロータアセ
    ンブリとを有し、上記ロータアセンブリが、1)上記フ
    レームから下方に延びる被動軸と、及び2)上記被動軸
    から外方に延びるように設けられた、仕上られるべき面
    によって支持され上記被動軸によって回転される複数の
    トロエルブレードとを有する乗用仕上げトロエルの操縦
    方法であって、 (A)コントローラを付勢して所望の操縦指令を示す電
    子信号を作る工程と、 (B)上記コントローラからの上記信号を電気的アクチ
    ュエータ装置に送る工程と、 (C)上記受け取った信号に応じて上記アクチュエータ
    装置を付勢し、上記仕上げトロエルを操縦するよう上記
    被動軸を傾斜せしめる工程とより成る乗用コンクリート
    仕上げトロエルの操縦方法。
  14. 【請求項14】 上記付勢工程がジョイステックを少な
    くとも1つの軸の周りに移動することである請求項13
    記載のコンクリート仕上げトロエルの操縦方法。
  15. 【請求項15】 上記信号の大きさ及びアクチュエータ
    装置付勢と被動軸傾斜の大きさがジョイステックの動作
    の大きさに比例する請求項14記載の方法。
  16. 【請求項16】 前後及び左右の操縦を制御するため上
    記被動軸を互いに直交する第1,第2の軸の周りに傾斜
    可能であり、上記アクチュエータ装置が1)上記被動軸
    に結合され、左右の操縦を制御するため上記被動軸を上
    記第1軸の周りに傾斜せしめる左右アクチュエータと、
    及び2)上記コントローラに結合され、前後の操縦を制
    御するため上記被動軸を上記第2軸の周りに選択的に傾
    斜せしめる前後アクチュエータとを含み、上記付勢工程
    が、更に信号を上記左右アクチュエータに送る第1方法
    及び信号を上記前後アクチュエータに送る第2の方法に
    おいて上記コントローラを付勢する工程を含む請求項1
    3記載の方法。
  17. 【請求項17】 上記アクチュエータが2軸ジョイステ
    ックであり、上記第1方法における上記コントローラの
    付勢工程が上記ジョイステックを左右に移動することを
    含み、上記第2方法における上記コントローラの付勢工
    程が上記ジョイステックを前後に移動することを含む請
    求項16記載の方法。
  18. 【請求項18】 上記仕上げトロエルを回転するため上
    記ジョイステック上のロッカースイッチを付勢して上記
    アクチュエータ装置の2つのアクチュエータに同時に信
    号を送る工程を更に含む請求項17記載の方法。
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