JP2001070251A - 測色プローブ - Google Patents

測色プローブ

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JP2001070251A
JP2001070251A JP25084599A JP25084599A JP2001070251A JP 2001070251 A JP2001070251 A JP 2001070251A JP 25084599 A JP25084599 A JP 25084599A JP 25084599 A JP25084599 A JP 25084599A JP 2001070251 A JP2001070251 A JP 2001070251A
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light
colorimetric
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colorimetric probe
probe
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Haruhito Kazama
治仁 風間
Tsukasa Osanai
宰 小山内
Noriko Inoue
紀子 井上
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NIPPON SYSTEM KENKYUSHO KK
Kao Corp
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NIPPON SYSTEM KENKYUSHO KK
Kao Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 皮膚の内部散乱光を検出する測色プローブに
おいて、外乱光の影響と電気的ノイズを低減させて測定
精度を向上させ、また、測定の自由度を向上させる。 【解決手段】 皮膚Sに所定の波長領域の光を入射させ
る投光手段1、及び投光手段1から皮膚Sに入射した光
の内部散乱光を受光する受光手段2からなる測色プロー
ブ3Aに、内部散乱光の測色信号を測色プローブ3A外
の受信手段にコードレスで送信する送信手段、及び内部
電源7を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、皮膚の内部散乱光
を検出する測色プローブと、この測色プローブを用いた
測色装置に関する。
【0002】
【従来の技術】皮膚の光学的特性に影響を及ぼすくすみ
やくまは、血液の微小循環状態の低下やメラニン色素の
沈着によって生じる。皮膚の光学的特性に影響する色素
の測定方法としては、波長400〜500nm、波長5
00〜600nm、波長600〜800nmの領域にそ
れぞれ属する3つの波長領域の光を皮膚に入射させ、皮
膚表面から微小循環系までの領域の内部散乱光を検出
し、それぞれの波長領域における吸光度を求め、これに
基づいて皮膚中、主に真皮に存在する酸化型ヘモグロビ
ン(HbO2)、還元型ヘモグロビン(Hb)、メラニ
ン等の濃度を検出すること、及びそれによりメラニン等
の色素沈着によるくすみや血流の循環状態を反映した皮
膚の肌色度合いを評価する方法が知られている(特開平
10−127585号公報)。この方法では、内部散乱
光の検出に使用する測色プローブとして、図4に示した
ように、皮膚Sに密着して所定波長の光を入射させる投
光手段1と、投光手段1から皮膚Sに入射した光の内部
散乱光を受光する受光手段2とが一体に組み込まれたプ
ローブ3が使用されている。ここで、投光手段1として
は、例えば、4種の発光波長の発光ダイオード(LE
D)(B(470nm),G(565nm),R(660nm),IR(830nm) )
が使用され、これらは受光手段2の周囲に同心円状に配
される。受光手段2としてはフォトダイオード等が使用
される。
【0003】この測色プローブ3を用いて皮膚の光学的
測定を行う方法としては、まず、プローブ3の外筒8の
縁辺を皮膚Sに密着させ、投光手段1の皮膚への対向面
と受光手段2の皮膚への対向面とをそれぞれ皮膚Sに当
接させる。次いで、投光手段1から皮膚Sに所定の波長
領域の光を投光し、受光手段2によって、投光した光の
内部散乱光を受光する。
【0004】測色プローブ3は、アンプ4及びコンピュ
ータ5とケーブル6で接続しており、受光手段2で受光
した光の測色信号はアンプ4で増幅された後コンピュー
タ5に送られ、その信号に基づいてコンピュータ5で皮
膚Sに存在するメラニン等の色素濃度や肌色状態が評価
される。また、測色プローブ3はその電源をケーブル6
を用いて外部電源からとるようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図4に
示した従来の測色プローブ3によると、外筒8の縁辺を
皮膚Sに密着させていても、外乱光が測色プローブ3の
内部に入り込むので、外光の下では皮膚を正確に測色す
ることができない。
【0006】また、ケーブル6で測色プローブ3とコン
ピュータ5とがつながっているので、ケーブル6の届く
範囲でしか測色プローブ3を使用できないという制約が
あり、さらに、ケーブル6が電源電圧の変動を測色プロ
ーブ3に伝えるので、電気的ノイズを十分に低下させる
ことができないという問題もあった。
【0007】このような従来の問題に対し、本発明は、
皮膚の内部散乱光を検出する測色プローブにおいて、外
乱光の影響と電気的ノイズを低減させて測定精度を向上
させ、また、測定の自由度を向上させることを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、受光手段
で受光した内部散乱光の波長又は光量に関する信号を、
演算装置につながるプローブ外の受信手段にコードレス
で送信し、電源も内部電源とすることによりプローブを
コードレス化すると、電気的ノイズを低減させることが
でき、かつ測定の自由度も向上させられること、また、
プローブの外筒の縁辺の厚さを5〜15mmとすること
により外乱光を効果的に遮蔽できることを見出し本発明
を完成させた。
【0009】即ち、本発明は、皮膚に所定の波長領域の
光を入射させる投光手段及び投光手段から皮膚に入射し
た光の内部散乱光を受光する受光手段からなる測色プロ
ーブであって、受光手段で受光された光の波長又は光量
に関する測色信号を測色プローブ外の受信手段にコード
レスで送信する送信手段、及び内部電源を有することを
特徴とする測色プローブを提供し、特に、投光手段及び
受光手段を囲む外筒の、皮膚との接触端面側の縁辺の厚
さが5〜15mmである測色プローブを提供する。
【0010】また、かかる測色プローブと、測色プロー
ブから送信された測色信号に基づいて、皮膚中の色素濃
度又は皮膚の光学特性を算出する演算手段とからなる測
色装置を提供する。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面を参照しつ
つ、詳細に説明する。なお、各図中、同一符号は同一又
は同等の構成要素を表している。
【0012】図1は、本発明の一態様の測色プローブ3
Aの全体側面図(同図(a))、測色プローブ3Aの皮
膚Sへの接触端面の平面図(同図(b))及び測色プロ
ーブ3Aの皮膚Sへの接触部の断面図(同図(c))で
ある。図2は測色プローブ3Aの全体外観図である。図
2(b)に示すように、測色プローブ3Aは非測色時に
は受け器10に嵌め入れられるが、測色時には受け器1
0から外され、単独で使用される。図3は、測色プロー
ブ3Aを用いた本発明の測色装置のブロック図である。
【0013】図1に示したように、この測色プローブ3
Aは、皮膚Sに密着して所定波長領域の光を入射させる
投光手段1と、投光手段1から皮膚Sに入射した光の内
部散乱光を受光する受光手段2とからなっており、さら
に、受光手段1で受光した内部散乱光の波長又は光量に
関する測色信号を測色プローブ3A外の受け器10の受
信手段にコードレスで送信する送信手段、及び内部電源
を内蔵している。
【0014】送信手段としては、赤外線照射ランプ9か
ら赤外線信号を送信するものが使用され、測色プローブ
3Aの受け器10側との対向面に配されている。なお、
赤外線信号を受信する受信手段のセンサー11は、測色
プローブ3Aの非測定時の受け台となる受け器10(図
2(a)参照)に設けられている。
【0015】内部電源としてはリチウムイオン電池7が
使用されており、その充電端子7aが測色プローブ3A
の受け器10との対向面に配されている。充電端子7a
は、測色プローブ3Aを受け器10に置いた場合に、受
け器10に設けられている端子12と接続し、リチウム
イオン電池7が充電されるようになっている。
【0016】投光手段1としては、4種の発光波長のL
ED(Green(560nm), Orange(610nm),Red(660nm),I
R(830nm) )が設けられており、これらは受光手段2の
周囲に同心円状に配されている。各LEDの発光強度及
び発光タイミングの制御は、測色プローブ3A内のCP
Uによってなされ、4種の発光波長の光が所定の強度で
順次交互に皮膚Sの測色部位を照射するようにする。
【0017】受光手段2としては、フォトダイオードが
設けられている。フォトダイオードは、順次交互になさ
れる4種の発光波長の照射ごとに、受光した光の光量に
関する測色信号を測色プローブ3A内のメモリに送る。
メモリに蓄積された測色信号は、測色プローブ3Aを受
け器10に置いたときに、赤外線照射ランプ9からの発
光信号として、受け器10に設けられている受信手段
(センサー11)に送られる。受け器10は、該受け器
10が演算装置と接続されたときに、測色信号を演算装
置に出力する。
【0018】投光手段1及び受光手段2は外筒8で囲ま
れており、外筒8が測色時に皮膚Sと接触する端面の縁
辺の厚さtは、従来例の2〜6倍に相当する5〜15m
mとなっている。このため、測色時に外乱光が測色プロ
ーブ3A内に入ることを防止できる。この厚さtが薄す
ぎると外乱光を効果的に遮蔽することができず、反対に
厚さtが厚すぎると皮膚Sを圧迫し、血液流に影響を及
ぼすので好ましくない。
【0019】演算装置は、測色プローブ3Aの受け器1
0と随時接続することができ、受け器10から測色信号
を受信する端子、受信した測色信号に基づいて皮膚S中
の色素濃度又は皮膚Sの光学的特性を算出する演算手段
を有している。
【0020】演算手段には、ハード的にはパーソナルコ
ンピュータを使用することができる。演算手段では、例
えば、皮膚中の酸化型ヘモグロビン濃度CHbO2、還元型
ヘモグロビン濃度CHb、メラニン濃度CMを求める場
合、測色プローブ3Aからの測色信号から波長560nmで
の吸光度AG、波長660nmでの吸光度AR、波長830nmでの
吸光度AIRを算出し、これらの値を用いて特開平10−
127585号公報段落[0022]〜[0035]に
記載されているように各色素の濃度を算出する。
【0021】演算手段では、測色プローブ3Aからの測
色信号に基づいて、L*a*b*等の任意の表色系の値を
算出し、皮膚の色が表色系で表示されるようにしてもよ
い。この他、演算手段では測色信号に基づいて、種々の
光学的評価を行うことができる。
【0022】本発明の測色プローブ3Aを用いた測色装
置によって皮膚の光学的測定を行う方法としては、従来
例と同様に、プローブ3Aの外筒8の縁辺を皮膚Sに密
着させ、投光手段1の皮膚Sへの対向面と受光手段2の
皮膚Sへの対向面とをそれぞれ皮膚Sに当接させ、投光
手段1から皮膚Sに各波長領域の光を順次投光し、受光
手段2によって、投光した光の内部散乱光を受光する。
上述のようにこの測色プローブ3Aは、測色の動作をそ
れ単独で行うことができ、受け器10とはコードレスで
接続し、また電源として内部電源を使用し、外部から電
源をとるためのケーブルを使用しないので、従来の測色
プローブのように測定範囲がケーブルによって制約を受
けることがなく、電気的ノイズも著しく低下したものと
なる。
【0023】本発明の測色プローブは、上述の態様の他
に種々の態様をとることができる。例えば、受光手段2
としては、フォトダイオードに代えて、フォトトランジ
スター、CCD素子等のフォトディテクターを使用する
ことができる。
【0024】また、投光手段1としては、LEDに代え
て、スーパールミネッセントダイオード(SLD)等を
使用することができる。投光手段1から皮膚Sに入射さ
せる光の波長領域は、測定しようとする色素の光学的特
性等に応じて、400〜1500nmの任意の波長を使
用することができる。この場合、検出する波長に3種の
色素の寄与がある場合には、互いに異なる3つ以上の波
長領域の光を使用する。例えば、酸化型ヘモグロビン、
還元型ヘモグロビン及びメラニンの濃度を求める場合、
上述の発光波長のLEDに限らず、酸化型ヘモグロビン
と還元型ヘモグロビンの吸光係数の等しい波長を含む4
00〜500nmのB領域、酸化型ヘモグロビンと還元
型ヘモグロビンの感度が最大となる500〜600nm
のG領域、酸化型ヘモグロビンと還元型ヘモグロビンの
吸光係数の等しい波長を含む600〜800nmのR領
域、波長800〜1500nmのIR領域から3つ以上
の波長領域を適宜選択して使用することができる。
【0025】測色プローブをコードレスにして測色信号
を演算手段に送る手法としては、送信信号の指向性を高
め、受信手段での混信やノイズを低減させるため、赤外
線信号を使用することが好ましいが、これに限られな
い。
【0026】内部電源としては、繰り返し充電に対する
耐久性や充放電特性の点からリチウムイオンイオン電池
が好ましいが、この他、ニッカド電池等も使用すること
ができる。
【0027】
【実施例】実施例1及び比較例1 図1のコードレスタイプの測色プローブ3A(実施例
1)及び図4の有線タイプの測色プローブ3(比較例
1)をそれぞれ作製した。この場合、実施例1の測色プ
ローブ3Aでは、この測色プローブ3Aが皮膚Sへ接触
する端面における外筒8を内径11mm、外径25mm
とし、比較例1の有線タイプの測色プローブ3では、こ
の測色プローブ3が皮膚Sへ接触する端面における外筒
8を内径11mm、外径18mmとした。
【0028】いずれの測色プローブでも、投光手段1及
び受光手段2の皮膚Sへの対向面は、外筒8が皮膚Sへ
接触する端面から2mmくぼんだ位置とした。
【0029】評価 (1)外乱光の影響 黄白色の硝酸バリウムからなるセンサー校正用の薄黄色
の反射板を測色対象とした。測色点の斜め45度、高さ
25cmの位置からハロゲンランプで照射している状態
において、測定点に測色プローブを当て、LEDによる
赤色光(R)照射、赤色光(R)消灯、緑色光(G)照
射、緑色光(G)消灯、橙色光(Or)照射、橙色光
(Or)消灯、赤外光(IR)照射、赤外光(IR)消
灯を順次行い、受光手段での受光強度(mV)を求め
た。同様の測定を5回繰り返し行った。
【0030】なおこの測定において、LEDの消灯時に
おける受光強度は、電気的ノイズも含まれるが、主に、
外乱光が受光強度に及ぼす影響を示すものである。
【0031】結果を表1及び表2に示す。これらの表か
ら、実施例1の測色プローブでは、外筒8の厚みが厚く
なっているために外乱光が外筒8で遮光され、受光手段
2における受光強度から外乱光の影響が排除されている
ことがわかる。
【0032】
【表1】実施例1の測色プローブ 受光強度(mV) 測定回数 R照射 R消灯 G照射 G消灯 Or照射 Or消灯 IR照射 IR消灯 1 1768 0 3960 0 2358 0 1278 0 2 1757 0 3951 0 2354 0 1269 0 3 1762 0 3949 0 2357 0 1274 0 4 1761 0 3951 0 2348 0 1270 0 5 1764 0 3952 0 2357 0 1275 0
【0033】
【表2】比較例1の測色プローブ 受光強度(mV) 測定回数 R照射 R消灯 G照射 G消灯 Or照射 Or消灯 IR照射 IR消灯 1 2513 704 4095 655 3314 669 1971 669 2 2496 668 4095 707 3262 694 1968 694 3 2476 684 4095 693 3265 678 1957 678 4 2532 707 4095 680 3308 703 1921 701 5 2591 668 4095 706 3254 670 1920 695
【0034】(2)電気的ノイズ 測色対象物をハロゲンランプで照射することなく、暗室
で測色する以外は上述の(1)で外乱光の影響を調べる
場合と同様にして、受光強度を測定した。結果を表3及
び表4に示す。これらの表から、実施例1の測色プロー
ブでは、電気的ノイズが低減していることがわかる。
【0035】
【表3】実施例1の測色プローブ 受光強度(mV) 測定回数 R照射 R消灯 G照射 G消灯 Or照射 Or消灯 IR照射 IR消灯 1 1660 0 3781 0 2232 0 1172 0 2 1658 0 3779 0 2231 0 1172 0 3 1659 0 3783 0 2234 0 1172 0 4 1660 0 3781 0 2237 0 1172 0 5 1660 0 3782 0 2657 0 1173 0
【0036】
【表4】比較例1の測色プローブ 受光強度(mV) 測定回数 R照射 R消灯 G照射 G消灯 Or照射 Or消灯 IR照射 IR消灯 1 1857 21 4095 21 2672 17 1260 13 2 1855 23 4095 23 2664 19 1262 15 3 1853 19 4095 19 2660 13 1260 18 4 1852 22 4095 22 2659 14 1261 13 5 1859 25 4095 25 2657 15 1262 15
【0037】
【発明の効果】本発明の測色プローブによれば、皮膚、
特に真皮の内部散乱光を検出するにあたり、外乱光の影
響と電気的ノイズを低減させて測定精度を向上させ、ま
た、測定の自由度を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の測色プローブの全体側面図(同図
(a))、測色プローブの皮膚への接触端面の平面図
(同図(b))、及び測色プローブの皮膚への接触部の
断面図(同図(c))である。
【図2】 測色プローブの全体外観図である。
【図3】 本発明の測色装置のブロック図である。
【図4】 従来の測色プローブの全体外観図(同図
(a))、皮膚への接触端面の平面図(同図(b))、
及び測色時の断面図(同図(c))である。
【符号の説明】
1 投光手段 2 受光手段 3 従来の測色プローブ 3A 本発明の測色プローブ 7 リチウムイオン電池 8 外筒 9 赤外線照射ランプ 10 受け器 S 皮膚
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小山内 宰 東京都墨田区文花2−1−3 花王株式会 社研究所内 (72)発明者 井上 紀子 東京都墨田区文花2−1−3 花王株式会 社研究所内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 皮膚に所定の波長領域の光を入射させる
    投光手段及び投光手段から皮膚に入射した光の内部散乱
    光を受光する受光手段からなる測色プローブであって、
    受光手段で受光された光の波長又は光量に関する測色信
    号を測色プローブ外の受信手段にコードレスで送信する
    送信手段、及び内部電源を有することを特徴とする測色
    プローブ。
  2. 【請求項2】 投光手段及び受光手段を囲む外筒の、皮
    膚との接触端面側の縁辺の厚さが5〜15mmである請
    求項1記載の測色プローブ。
  3. 【請求項3】 投光手段が、発光波長領域の異なる3種
    以上の発光ダイオードからなる請求項1又は2記載の測
    色プローブ。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかに記載の測色プ
    ローブと、測色プローブから送信された測色信号に基づ
    いて、皮膚中の色素濃度又は皮膚の光学特性を算出する
    演算手段とからなる測色装置。
  5. 【請求項5】 演算手段が、酸化型ヘモグロビン、還元
    型ヘモグロビン又はメラニンの濃度を算出する請求項4
    記載の測色装置。
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