JP2001070130A

JP2001070130A - ハンガー

Info

Publication number: JP2001070130A
Application number: JP28715799A
Authority: JP
Inventors: Yoshikatsu Kawasaki; 慶勝川崎
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1999-09-01
Filing date: 1999-09-01
Publication date: 2001-03-21

Abstract

(57)【要約】【課題】一本のハンガーで一度にズボンが三本、その
際、同時にネクタイも吊すことができて、洋服ダンスを
広く使えるようにした便利ハンガーを提供する。【解決手段】ハンガーの本体（５）にズボン吊り（９
・１０）を三本設け、ズボン掛け（１０）にズボンを入
れて、押さえ棒（９）でズボンを押さえて、ずれ落ちる
のを防止し、また、ズボンを使用する時には、ズボンを
引っ張るとスムーズに抜けるように、ズボン掛け（１
０）が回り、便利よく使えるようにした。また、ネクタ
イ掛け（７）を設けたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】この発明は、一度に三本のズ
ボンとネクタイが、掛けられるようにした、ハンガーに
関するものである。

【０００２】

【従来の技術】従来より、一般的なハンガーを使用する
と、ズボンを一本しか掛けられなかった、その上ズボン
のずれ落ちるのを、防止するための装置がないハンガー
を使用した時には、ズボンがずれ落ちていた。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】これは次のような欠点
があった。（イ）従来よりの一般的なハンガーを使用した時は、一
本のハンガーに、一本のズボンしか掛けられなかった、
そのために洋服ダンスの中は狭くなっていた。（ロ）従来よりの一般的なハンガーから、ズボンを抜き
取るのに、ズボンのずれ落ちるのを防止するための棒
を、その都度、操作しなければならなかった。本発明は、以上の欠点を解決するためになされたもので
ある。

【０００４】

【課題を解決するための手段】洋服ダンスの中が、少し
でも広く使えるように、一本のハンガーに一度に三本の
ズボンが掛けられるように、三本のズボン掛け（１０）
を設け、さらにズボンが、ずれ落ちるのを防止するため
の、押さえ棒（９）を設けた。また、ハンガーからズボ
ンを抜き取る時に、ズボン掛け（１０）は回転して簡単
に抜き取れるように丸い棒（図３参照）を設けた。その
際にネクタイも同時に掛けられるように、ネクタイ掛け
（７）をも設ける。本発明は、以上の構成よりなるハン
ガーである。

【０００５】

【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明
する。（イ）洋服ダンスのハンガー掛けなどの棒に、ハンガー
本体（５）を掛ける時に、ハンガーの掛け金（１）の向
きを棒の向きに、合わせなくても、ハンガー本体（５）
を掛けられるように、掛け金（１）に連結用鎖（２）を
設ける。（ロ）ズボンを、ズボン掛け（１０）と押さえ棒（９）
との間に入れるために、押さえ棒（９）が針金（８）を
スライドして上下に動くようにした。（ハ）ズボン掛け（１０）と固定棒（１１）を丸い棒に
して、ズボン掛け（１０）が固定棒（１１）の縁に沿っ
てスムーズに回るようにし、さらに固定棒（１１）は針
金（８）を直角に曲げて固定し回らないようにした。
（図３を参照）（ニ）洋服ダンスの中に設けられているハンガー掛けな
どの、棒の高さに応じて、ハンガー本体（５）の長さを
調節できるように調節板（４）を設ける。（ホ）調節板（４）固定するための、蝶ねじ式の止め具
（３）をハンガー本体（５）に設ける。（ヘ）調節板（４）には止め金具用穴（６）を設ける。（ト）ズボンをズボン掛け（１０）に挿入する時に、自
由に曲がるように、連結用鎖（２）を設ける。（チ）ズボン掛け（１０）の長さを調整するために、針
金（８）の先端に長さ調整掛け金（１２）を設ける。（リ）一般のハンガーで、ズボン掛けにズボンを掛けた
時に、ズボンがずれ落ちることが見られる、それを防止
するためにズボン掛け（１０）の上に、針金（８）をス
ライドして、ズボンを押さえるように押さえ棒（９）を
設ける。（ヌ）ズボンをズボン掛け（１０）に掛けるときは、押
さえ棒（９）を上にずらし、ズボンを押さえ棒（９）と
ズボン掛け（１０）の間に入れる。（図５を参照）（ル）ズボンを、押さえ棒（９）とズボン掛け（１０）
の間に入れたら、押さえ棒（９）を下に押して押さえ
る。（図６を参照）（ヲ）調節板（４）の端には、ネクタイが掛けられるよ
うに、ネクタイ掛け（７）を設ける。本発明は、以上の構成よりなっている。本発明を使用す
るときは、別に特別な操作は必要でない、ただ、ズボン
をズボン掛け（１０）に挿入して、押さえ棒（９）をス
ライドして、ズボンを押さえればよい。また、ネクタイ
はネクタイ掛け（７）に掛けるだけでよい。

【０００６】

【発明の効果】本発明を使用することによって、一度に
三本のズボンが掛けられる、その際のズボンのずれ落ち
も解消される。ズボンを使用する時は、ズボンを引っ張
るとスムーズに抜き取れる。また、洋服ダンスも広く使
用でき、ズボンの収納数も、それだけに多くなる。その
際、ネクタイも同時に抜き取れる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の正面図

【図２】本発明の図（８・９）の部分の拡大図

【図３】本発明の図（９）の断面拡大図

【図４】本発明の側面図

【図５】本発明の図１の部分図のズボン掛けの使用図で
ズボンを掛ける前の図

【図６】本発明の図１の部分図のズボン掛けの使用図で
ズボンを掛けたときの図

【符号の説明】

１掛け金２連結用鎖３止め具４調節板５本体６止め具用穴７ネクタイ掛け８針金９押さえ棒１０ズボン掛け１１固定棒１２長さ調整掛け金

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】一度に三本ズボンとネクタイが掛けられ
る、ズボン掛け（１０）と、ネクタイ掛け（７）を設
け、ズボン掛け（１０）に、ズボンを容易に掛けたり、
はずしたりできると同時に、ずれ落ちを防止するため
に、針金（８）の中を上下に動くように、押さえ棒
（９）を設け、さらにネクタイ掛け（７）をも設けたこ
とを特徴としたハンガー。