JP2001069200A - 入力レベル調整回路及び音声通信端末装置 - Google Patents

入力レベル調整回路及び音声通信端末装置

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JP2001069200A
JP2001069200A JP24113499A JP24113499A JP2001069200A JP 2001069200 A JP2001069200 A JP 2001069200A JP 24113499 A JP24113499 A JP 24113499A JP 24113499 A JP24113499 A JP 24113499A JP 2001069200 A JP2001069200 A JP 2001069200A
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signal
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Masayuki Ishizaki
雅之 石崎
Ichiro Matsumoto
一郎 松本
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Hitachi Kokusai Electric Inc
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  • Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 通信端末での入力レベルを自動的に調整でき
る入力レベル調整回路及び音声通信端末装置を提供す
る。 【解決手段】 音声信号を入力するマイク1、マイク1
を介して入力された音声信号のレベルを増幅させる増幅
器2、増幅器2により増幅させた音声信号をディジタル
信号に変換するアナログディジタル変換器3、アナログ
ディジタル変換器3からの出力信号を符号化する音声符
号化器4、アナログディジタル変換器3からの出力が音
声信号であるか否かを判定すると共に信号レベルを検出
して音声有無情報と信号レベル情報を出力する音声検出
器7、増幅器2のゲイン調整を設定するためのスイッチ
5、スイッチ5によりゲイン調整が設定され、音声検出
器7からの音声有無情報が音声信号を示す場合に、当該
音声検出器7からの信号レベル情報に応じて上記増幅器
2のゲインを調整する制御器8を備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、有線通信および無
線通信で使用する入力レベル調整回路及びそれを搭載し
た音声通信端末装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、PHSや携帯電話の普及率が急激
に増してきており、いつでもどこでも誰とでも会話をで
きるようになってきたが、それに伴い使用するマナーの
問題がでてきている。電車バスなどの交通機関や人の集
まる場所等での使用は、呼出音が第三者に不快感を与え
る。また、その場にいない相手と話しているため声の大
きさに気遣うことを忘れがちになり、会話の片方だけ聞
こえてくる状態がまた第三者に不快感を与えてしまう。
【0003】呼出音の方は端末自体が振動する機能で回
避できてきている。また、会話の方は一般的にマナーモ
ードと呼ばれる外部スイッチを設け、スイッチをオンに
することで小声で話をした場合でも端末の入力レベルを
上げることで相手の音声出力レベルを確保している。
【0004】図9はこの種の従来の入力レベル調整回路
の構成を示すブロック図である。図9において、1は音
声信号を入力するマイク、2はマイク1を介して入力さ
れた音声信号を増幅する増幅器、3は増幅器2により増
幅されたアナログ音声信号をディジタル信号に変換する
アナログディジタル変換器(図面ではADCと表記す
る)、4はアナログディジタル変換器3から出力される
ディジタル音声信号を符号化する音声符号化器である。
また、5はスイッチ、6はスイッチ5の動作により増幅
器2のゲインを上げるように制御する制御器である。
【0005】次に動作について説明する。音声はマイク
1から取り込まれ、増幅器2により増幅され、アナログ
ディジタル変換器3にてディジタル信号に変換される。
ディジタル信号に変換された音声信号は、音声符号化器
4により定められたアルゴリズムにより符号化され、音
声通信端末システムに出力される。使用状況により音声
を下げて使用する状況になったとき、スイッチ5を押す
ことにより、制御器6が増幅器2のゲインをある定めら
れた量増すことで、会話の相手方に聞こえる出力音声の
レベルを上げる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来のレベル調整回路においては、スイッチ5を押す
ことで制御器6により増幅器2のゲインを増加させて会
話の相手方に聞こえる出力音声のレベルを上げることが
できるが、相手側端末での入力レベルが固定されている
ため、場合により相手側に受話音量の操作をさせてしま
うこともあり、また、ゲインを安易に上げると背景雑音
を増幅して伝送してしまうという、問題点があった。
【0007】本発明の目的は、上述した点に鑑みてなさ
れたもので、PHSや携帯電話等のさまざまな使用状況
に対応するため、ユーザーの音声のレベルに対して相手
に出力される出力音声を一定に保てるように通信端末で
の入力レベルを自動的に調整できる入力レベル調整回路
を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係る入力レベル
調整回路は、音声信号を入力するマイクと、上記マイク
を介して入力された音声信号のレベルを増幅させる増幅
器と、上記増幅器により増幅させた音声信号をディジタ
ル信号に変換するアナログディジタル変換器と、上記ア
ナログディジタル変換器からの出力信号を符号化する音
声符号化器と、上記アナログディジタル変換器からの出
力が音声信号であるか否かを判定すると共に信号レベル
を検出して音声有無情報と信号レベル情報を出力する音
声検出器と、上記増幅器のゲイン調整を設定するための
スイッチと、上記スイッチによりゲイン調整が設定さ
れ、上記音声検出器からの音声有無情報が音声信号を示
す場合に、当該音声検出器からの信号レベル情報に応じ
て上記増幅器のゲインを調整する制御器とを備えたもの
である。また、本発明に係る音声通信端末装置は、上記
の入力レベル調整回路を搭載しているものである。
【0009】なお、上記音声検出器は、上記アナログデ
ィジタル変換器によりディジタル化された音声信号を所
定サンプル数のフレーム単位で自己相関処理し自己相関
係数を出力する自己相関器と、上記自己相関器からの自
己相関係数に基づいて0次の自己相関係数値と当該サン
プル数内で0次を除く自己相関値から最大値を求め最大
係数値とを出力するピッチ検出器と、上記ピッチ検出器
からの0次の自己相関係数値を平均化して信号レベル情
報として出力する平均回路と、上記ピッチ検出器からの
0次の自己相関係数値に定数を乗算した値を有音・無音
判定のしきい値とし、当該しきい値と上記ピッチ検出器
からの最大計数値とを比較して、最大計数値がしきい値
以上のときは有音、最大計数値がしきい値未満のときは
無音として判定し音声有無情報を出力する有音・無音判
定器とを備えるように構成することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施の形態に係る
レベル調整回路の構成を示すブロック図である。図1に
おいて、図9に示す従来例と同一部分は同一符号を付し
てその説明は省略する。新たな符号として、7はアナロ
グディジタル変換器3からの出力が音声信号であるか否
かを判定すると共に信号レベルを検出して音声有無情報
と入力信号レベル情報を出力する音声検出器、8はスイ
ッチ5によりゲイン調整が設定され、上記音声検出器7
からの音声有無情報が音声信号を示す場合に、当該音声
検出器7からの入力信号レベル情報に応じて増幅器2の
ゲインを調整する制御器である。
【0011】次いで、上記構成に係る動作について説明
する。マイク1から入力された音声信号は、増幅器2で
増幅され、アナログディジタル変換器3でディジタル信
号へ変換され、音声符号化器4で符号化される。符号化
された音声信号は、図示されない音声通信端末システム
に出力される。
【0012】音声検出器7は、アナログディジタル変換
器3からのディジタル化した音声信号を入力して、マイ
ク1から入力され信号が音声か否かを判別すると共に、
入力信号のレベルを判断し、音声有無情報と入力信号レ
ベル情報とを出力する。また、スイッチ5は、マイク1
からの入力レベルにより増幅器2のゲインを自動調整さ
れる状態に設定するためのスイッチである。
【0013】制御器8は、スイッチ5により自動調整状
態に設定されているときに、上記音声検出器7から音声
信号であると判別された音声有無情報が入力された場合
に、当該音声検出器7からの入力信号レベル情報に応じ
て増幅器2のゲインを調整して入力信号の大きさが所定
レベルになるように適切な状態に制御する。このよう
に、増幅器2のゲイン調整に音声有無判定結果を用いる
ことにより、背景雑音のみを増幅させてしまう状態には
ならず、音声信号に対してのみ自動的に適切な調整が可
能になる。
【0014】ここで、上記音声検出器7の内部構成を図
2に示す。図2に示すように、上記音声検出器7として
は、アナログディジタル変換器3によりディジタル化さ
れた音声信号を所定サンプル数のフレーム単位で自己相
関処理し自己相関係数を出力する自己相関器71と、自
己相関器71からの自己相関係数に基づいて0次の自己
相関係数値と当該サンプル数内で0次を除く自己相関値
から最大値を求め最大係数値とを出力するピッチ検出器
72と、ピッチ検出器72からの0次の自己相関係数値
を平均化して信号レベル情報として出力する平均回路7
3と、ピッチ検出器72からの0次の自己相関係数値に
定数を乗算した値を有音・無音判定のしきい値とし、当
該しきい値とピッチ検出器72からの最大計数値とを比
較して、最大計数値がしきい値以上のときは有音、最大
計数値がしきい値未満のときは無音として判定し音声有
無情報を出力する有音・無音判定器74とを備えてい
る。
【0015】次いで、図2に示す音声検出器7の動作に
ついて説明する。自己相関器71は、アナログディジタ
ル変換器3によりディジタル化された音声信号を所定サ
ンプル数のフレーム単位で自己相関処理し自己相関係数
を出力する。その自己相関係数はピッチ検出器72に入
力され、ピッチ検出器72で0次を除くある特定次数間
で最大係数値の検出がなされる。ここで、最大係数値を
持つ次数値はピッチ周期であり、人間の音声(母音)の
特長である。検出後の0次の自己相関係数値と検出した
最大係数値は有音・無音判定器74に出力されると共
に、0次の自己相関係数値は平均回路73に出力され
る。
【0016】上記ピッチ検出器72からの0次の自己相
関値は、平均回路73で特定回数の平均がされる。入力
音声のレベルにより0次の自己相関値の値も変化するた
め、その平均された値を入力信号レベル情報として出力
することで、瞬時のレベル変化には左右されない安定し
た情報として扱うことができる。
【0017】この処理とは別に、0次の自己相関係数
は、有音・無音定器74である定められた定数と乗算さ
れ、乗算された値が有音・無音判定のしきい値とする。
有音・無音定器74は、そのしきい値と上記ピッチ検出
器72からの最大係数値とを比較し、しきい値以上のも
のを有音、しきい値未満のものを無音と判定し、ある特
定回の判定結果を基に有音・無音情報として出力する。
【0018】次に、図3に示す自己相関器71の各構成
要素について説明する。図3は上記自己相関器71の内
部構成を示すブロック図である。図3において、71a
はディジタル化された音声信号を複数サンプル格納する
メモリ、71bはメモリ71aと同様のメモリである
が、クロック生成回路71cのクロックよりサンプルデ
ータをシフトして出力する遅延回路、71cは遅延回路
71bのシフト動作タイミングクロックを生成するクロ
ック生成回路、71dはメモリ71aの出力と遅延回路
71bの出力とを乗算処理し合成回路71eに出力する
乗算器、71eは3−4の乗算器の出力を合成し出力す
る合成回路である。
【0019】次いで、図3に示す自己相関器71の動作
について説明する。人間の音声のピッチ検出は、一般
に、20msec、周期(50Hz)から2.5mse
c、周期(400Hz)の間で検出する。ここでは、一
例として、この範囲を検出するために、図1のアナログ
ディジタル変換器3のサンプリング周波数を8kHzと
した320サンプル(40msec)を1フレームとし
て処理を行うとする。このフレームで、20次(1/8
000Hz×20=2.5msec)から160次(1
/8000Hz×160=20msec)までの自己相
関をとれば、上記周期の検出範囲を満足する。
【0020】アナログディジタル変換器3からのディジ
タル化(8kHzでサンプリングされたデータ、以下サ
ンプルデータと称す)された音声信号の320サンプル
は、メモリ71aに及び遅延回路71bに格納される。
メモリ71aから出力される320のサンプルデータ
(BDl〜BD320)と、遅延回路71bの出力サン
プル信号(WD1〜WD320)をクロック生成回路7
1cで生成されるクロックのタイミングで1サンプルず
つシフトを行った出力とを、乗算器71dで1サンプル
シフト毎に乗算し、その乗算出力(GA1〜GA32
0)が合成回路71eに出力される。ここで、クロック
の周波数は、サンプリング周波数より十分早いものと
し、1サンプル時間内に求めた範囲である160サンプ
ルデータ分のシフトは完了する。乗算器71dの乗算出
力(GA1〜GA320)は、1サンプルシフト毎に合
成され、合成回路71eの合成出力として出力される。
【0021】ここで、出力される合成出力を自己相関係
数と呼び、シフト前の合成出力を0次の自己相関係数
値、1サンプルシフト(遅延)毎に、合成出力を2次、
3次、・・・、n−1次、n次の自己相関係数値と呼
ぶ。ここでは、一例として0次から160次までの自己
相関係数値を扱うものとする。
【0022】図4は図3の乗算器71dの入力状態を示
すものである。図示されるように、シフト0(遅延0)
からはじまり、1サンプルずつシフト(遅延)され乗算
される。また、図5は乗算結果(自己相関係数)を取り
出すタイミングを示す。図5に示すように、遅延回路7
1bのシフトタイミングに合わせて自己相関係数と取り
出していく。
【0023】次に、図6は上記ピッチ検出器72の内部
構成を示すブロック図である。図6において、72aは
メモリ72bの入力を切り替える切替スイッチ、72b
は自己相関係数値をストアするメモリ、72cはメモリ
72bからの出力を切り替える切替スイッチ、72dは
比較器、72eはメモリである。
【0024】次いで、図6に示すピッチ検出器72の動
作について説明する。人間の音声の有声音には、ピッチ
周期という同じ波形を繰り返す特長を持つ。この周期を
自己相関係数値のピーク(ある一定おきに高い値が現れ
る)の周期(間隔)により確認できる。このため、0次
の自己相関係数値と検出範囲で次に大きい値のピークと
の間隔がピッチ周期となる無声音や白色雑音の場合、同
じ波形が繰り返すような特長がみられないため、ピーク
値には周期をあらわすような傾向が現れない。
【0025】自己相関器71から入力される自己相関係
数値は、切替スイッチ72aによりメモリ72bへの入
力が切り替えられながら0次から順に160次まで格納
されていく。まず、0次の自己相関係数値はそのまま出
力される。20次から160次までの自己相関係数値は
切替スイッチ72cによりメモリ72bの出力を順次切
り替えることにより、比較器72dに入力される。
【0026】比較器72dでは、20次の自己相関係数
値をメモリ72eに格納して、次々に入力されてくるデ
ータとメモリ72e内に格納されたデータとの大小比較
を行い、大きい値の係数値をメモリ72eに格納してい
く。この動作を20次から160次まで繰り返すことに
より、この範囲で最も大きい値を最大係数値として出力
する。
【0027】次に、図7は上記平均回路73の内部構成
を示すブロック図である。図7において、73aはスイ
ッチ73aを介してピッチ検出器72から入力される0
次の自己相関系数値のメモリ73bへの入力を順次切り
替える切替スイッチ、73bは0次の自己相関系数値を
順次格納するメモリ、73cは格納数の平均化を行う平
均回路部である。
【0028】次いで、図7に示す平均回路73に係る動
作について説明する。ピッチ検出器72からの0次の自
己相関係数値は1データ入力されてくる度に切替スイッ
チ73aを介してメモリ73bに順次格納されていく。
格納されたデータは、平均回路部73cで格納数の平均
化が行われ、入力信号レベル情報として出力される。
【0029】ここでは、一例として、平均化数を10、
1データをS(t)とすれば、平均値Kavは、式
(1)に示すものとなる。
【0030】
【数1】
【0031】0次の自己相関係数値は、入力信号レベル
の大きさにより変化するため、この値にしきい値を与え
て比較した結果を、図1に示す制御器8は、入力信号レ
ベル情報として用い、入力信号のレベルを把握する。ま
た、平均を取ることで(ここでは10フレーム:40m
sec毎)細かい変動による影響を抑えることができ
る。
【0032】次に、図8は上記有音・無音判定器74の
内部構成を示すブロック図である。図8において、74
aは上記ピッチ検出器72から入力される0次の自己相
関係数値に所定の定数を乗算して有音判定のしきい値と
して出力する定数乗算器、74bは上記ピッチ検出器7
2から入力される自己相関係数の最大計数値と上記定数
乗算器74aからのしきい値とを比較する比較器、74
cは比較器74bの比較結果のメモリ74dへの入力を
順次切り替える切替スイッチ、74dは比較結果を順次
格納するメモリ、74eは比較結果の多数決判定を行い
音声有無情報を出力する判定器である。
【0033】次いで、図8に示す有音・無音判定器74
に係る動作について説明する。有音を確認するために、
得られた自己相関係数の最大ピーク値(最大計数値)
を、0次の自己相関計数値に所定の定数を乗算した値と
比較することで判別を行う。もし、有音であれば、最大
ピーク値もある程度高い値となって現れる。一例とし
て、定数を0.7とし、0次の自己相関係数を0f、最
大値が検出された次数の自己相関値をNfとすれば、有
音と無音は以下の式(2)により判別される。
【0034】 有音:Nf>0f×0.7 無音:Nf≦0f×0.7 (2)
【0035】ピッチ検出器72からの0次の自己相関計
数値は、定数乗算器74aにより所定の定数が乗算さ
れ、有音・無音判定のしきい値として比較器74bに出
力される。比較器74bは、定数乗算器74aからのし
きい値とピッチ検出器72からの最大計数値とを比較す
る。その比較結果は、切替スイッチ74cで比較結果が
出力される毎にメモリ74dへの入力が順次切り替えら
れてメモリ74dに格納される。比較結果は、メモリ7
4dのメモリ数分格納されると、判定器74eに出力さ
れ、判定器74eにより、比較結果の多数決判定が行わ
れ、音声有無情報として出力される。ここでは、一例と
して、7/10回有音と判定されれば、音声有無情報は
音声情報として出力される。
【0036】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、音声検
出器からの音声有無情報が音声信号を示す場合に、増幅
器のゲインを調整するようにしたので、音声通信端末で
の入力レベルをユーザーの音声のレベルに合わせて調整
でき、使用状況に合わせた会話の音声に自動対応するた
め、その効果は非常に大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るレベル調整回路の構
成を示すブロック図である。
【図2】図1の音声検出器7の内部構成を示すブロック
図である。
【図3】図2の自己相関器71の内部構成を示すブロッ
ク図である。
【図4】図3の乗算器71dの入力状態を示す説明図で
ある。
【図5】図3の乗算器71dの乗算結果(自己相関係
数)を取り出すタイミングを示す説明図である。
【図6】図2のピッチ検出器72の内部構成を示すブロ
ック図である。
【図7】図2の平均回路73の内部構成を示すブロック
図である。
【図8】図2の有音・無音判定器74の内部構成を示す
ブロック図である。
【図9】従来の入力レベル調整回路の構成を示すブロッ
ク図である。
【符号の説明】
1 マイク 2 増幅器 3 アナログディジタル変換器(ADC) 4 音声符号化器 5 スイッチ 7 音声検出器 8 制御器 71 自己相関器 72 ピッチ検出器 73 平均回路 74 有音・無音判定器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5J100 AA05 AA12 BA01 BB16 BC01 CA12 CA28 DA06 FA01 HA09 JA01 LA10 LA11 QA01 SA01 5K027 AA11 BB03 DD11 DD16 DD18 5K046 AA01 AA05 BA00 BB01 DD01 DD13 DD25 5K060 BB07 CC01 CC04 DD04 HH07 HH39 JJ23 LL01 PP05 5K067 AA21 AA23 BB04 EE02 FF02 FF34

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 音声信号を入力するマイクと、 上記マイクを介して入力された音声信号のレベルを増幅
    させる増幅器と、 上記増幅器により増幅させた音声信号をディジタル信号
    に変換するアナログディジタル変換器と、 上記アナログディジタル変換器からの出力信号を符号化
    する音声符号化器と、 上記アナログディジタル変換器からの出力が音声信号で
    あるか否かを判定すると共に信号レベルを検出して音声
    有無情報と信号レベル情報を出力する音声検出器と、 上記増幅器のゲイン調整を設定するためのスイッチと、 上記スイッチによりゲイン調整が設定され、上記音声検
    出器からの音声有無情報が音声信号を示す場合に、当該
    音声検出器からの信号レベル情報に応じて上記増幅器の
    ゲインを調整する制御器とを備えた入力レベル調整回
    路。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の入力レベル調整回路を
    搭載している音声通信端末装置。
JP24113499A 1999-08-27 1999-08-27 入力レベル調整回路及び音声通信端末装置 Withdrawn JP2001069200A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008543194A (ja) * 2005-06-02 2008-11-27 ソニー エリクソン モバイル コミュニケーションズ, エービー オーディオ信号ゲイン制御装置及び方法
US8209167B2 (en) 2007-09-21 2012-06-26 Kabushiki Kaisha Toshiba Mobile radio terminal, speech conversion method and program for the same

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