JP2001067602A - Mr素子信号増幅回路 - Google Patents

Mr素子信号増幅回路

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JP2001067602A
JP2001067602A JP24169499A JP24169499A JP2001067602A JP 2001067602 A JP2001067602 A JP 2001067602A JP 24169499 A JP24169499 A JP 24169499A JP 24169499 A JP24169499 A JP 24169499A JP 2001067602 A JP2001067602 A JP 2001067602A
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low
pass filter
resistance
element signal
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Takehiko Umeyama
竹彦 梅山
Toru Takeuchi
亨 竹内
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高周波数の入力信号に対しても変動の少ない
安定した信号が取り出せ、かつ十分低いカットオフ周波
数でノイズを除去することができるMR素子信号増幅回
路を得る。 【解決手段】 MR素子信号増幅回路のバイアス回路に
おいて、発生する寄生容量の影響を抑えることにより、
良好な高周波数特性を得た。また、IC内部に比較的小
さいサイズの抵抗素子、容量素子からなるローパスフィ
ルタを構成することによって、ノイズを除去した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、MR素子信号増
幅回路に関するもので、特に高周波特性に優れたMR素
子信号増幅回路に関するものである。またMR素子のバ
イアス電流を素早く切り替えることができ、かつMR素
子の保護を可能とするMR素子信号増幅回路に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】近年、HDD、FDD等の磁気記録媒体
のヘッド用素子としてMR(magnetoresis
tive)素子が広く用いられて来ている。MR素子を
用いたヘッドは従来の薄膜素子を用いたヘッドに比べて
再生出力が大きく、磁気記録媒体の面記録密度を大幅に
向上させることができる。ここで本願におけるMR素子
とは、外部磁界を加えると抵抗が変化する磁気抵抗(M
R)効果を示す素子全般を意味し、例えば、GMR(g
iant magnetoresistive)素子や
TMR(tunneling magnetoresi
stive)素子を含むものである。
【0003】図9は特開平11−7601号公報に示さ
れた、従来のリードアンプ回路入力段のMRバイアス電
流回路である。図9において、1はMR素子、2は差動
増幅回路、3はフィードバック回路、4a、4bはロー
パスフィルタ、5a、5bはMOSトランジスタ、6
a、6bは定電流回路、7a、7bは容量素子、8a、
8b、16、17は抵抗素子である。
【0004】次に従来技術の作用、動作を説明する。ま
ずMR素子1のバイアス電流Imrは以下のようにして
設定される。MR素子1の両端にはPMOSトランジス
タM2とNMOSトランジスタM8が配置されている。
定電流源6aから供給される定電流Ibは、ダイオード
接続されたNMOSトランジスタM4に流れる。NMO
SトランジスタM4とNMOSトランジスタM8はカレ
ントミラー回路を構成し、NMOSトランジスタM8に
は定電流Ibに依存したMRバイアス電流Imrが流れ
る。また、NMOSトランジスタM4はNMOSトラン
ジスタM6ともカレントミラー回路を構成し、NMOS
トランジスタM6に定電流Im6が流れる。定電流Im
6はダイオード接続されたPMOSトランジスタM1か
ら流れ、PMOSトランジスタM1には定電流Im6と
NPNトランジスタQ1のコレクタ電流Iq1の和Im
1=Im6+Iq1が流れる。PMOSトランジスタM
1とカレントミラー回路を構成するPMOSトランジス
タM2には、NMOSトランジスタM8に流れるMRバ
イアス電流Imrと同じ大きさの電流が流れる。
【0005】PMOSトランジスタM1とPMOSトラ
ンジスタM2のゲート端子が接続されたノードAには抵
抗8aと容量7aから構成されたローパスフィルタ4a
が配置され、ノードAのゲート電圧のノイズを除去し、
MRバイアス電流Imrの低ノイズ化を実現している。
電流源MOSトランジスタの入力インピーダンスはMO
Sトランジスタの性質上、充分大きいので、抵抗値を大
きくし容量値を小さくするローパスフィルタの組み合わ
せが可能になり、ローパスフィルタ構成用の容量を半導
体装置に内蔵できる。同様にノードBのゲート電圧も、
抵抗8bと容量7bで構成されるローパスフィルタ4b
によってノイズ成分を除去し、MRバイアス電流Imr
の低ノイズ化を実現している。
【0006】このように設定されたMR素子1のバイア
ス電流Imrは、ここでは表示されない磁気ディスクか
らの信号に応じてMR素子1の抵抗値が変動し、MR素
子1の両端の電位差が差動増幅回路2に入力される。差
動増幅回路2は直流的な差動出力電圧をゼロとし、交流
的な成分のみ増幅し後段の回路に出力される。
【0007】また、磁気ディスク装置の高密度化に伴
い、磁気信号を検出するMRヘッドと磁気ディスク間の
距離が非常に小さくなっており(1μm以下)、MRヘ
ッドと磁気ディスクとの接触は頻繁に起こり得る。MR
素子のDC電位がMRバイアス電流Imrの値とともに
変化するため、MR素子とGND電位との短絡時(MR
ヘッドとディスク等の記録媒体との接触時に起こる)
に、MR素子に過電流が流れ、MR素子を損傷してしま
う恐れがある。その対策として、次のようにしてMR素
子の中点電位をGND電位に保っている。
【0008】大きさの等しい二つの抵抗16と17によ
ってMR素子の中点電位に等しいノードCは、フィード
バック回路3を構成する差動増幅回路の一方の入力端子
に接続され、その差動増幅回路のもう一方の入力端子は
GND電位に接続されている。フィードバック回路3は
一対のNPNトランジスタQ1、Q2と電流源6bによ
って構成されており、Q1のコレクタ端子はノードD
に、Q2のコレクタ端子はVccラインに接続されてい
る。ノードCの電位がGND電位より高い時はQ1のコ
レクタ電流Iq1およびIm1が減少し、トランジスタ
M2を流れるMRバイアス電流が減少するためノードC
の電位は下がり、GND電位に保たれる。逆にノードC
の電位がGND電位より低い時はIq1、Im1が増加
し、MRバイアス電流が増加するためノードCの電位が
上がり、GND電位に保たれる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従来のMR素子信号増
幅回路は以上のように構成されており、MRバイアス電
流Imrを流すMOSトランジスタM2、M8のサイズ
は、MRバイアス電流Imrとして数mAの電流を流す
必要があるので、比較的大きくする必要があり、それに
伴って、MOSトランジスタM2、M8のドレイン端子
がMR素子の両端に接続されていることから、MOSト
ランジスタM2、M8のドレイン−ゲート間容量、ドレ
イン−基板間に寄生容量が生じてしまい、この寄生容量
のため、高域での周波数特性が悪くなるという、不都合
が生じていた。
【0010】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、バイアス回路に発生する寄生容
量の影響を抑えることにより、高周波数の入力信号に対
しても変動の少ない安定した信号を取り出すことがで
き、かつIC内部に比較的小さなサイズの抵抗素子、容
量素子からなるローパスフィルタを構成することによっ
て、充分低いカットオフ周波数でノイズを除去するMR
素子のバイアス電流回路の提供を目的とする。
【0011】また、同時にMRヘッドとディスク等の記
録媒体との接触時に起こる、MR素子とGND電位との
短絡時に、MR素子に過電流が流れ、それによりMR素
子を損傷してしまわないように、MR素子の中点電位を
常にGND電位に保っているように構成したものであ
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】この発明に係る差動増幅
回路は、MR素子の両端に発生する電圧を差動増幅回路
にて増幅し出力するMR素子信号増幅回路に、バイアス
電流を与えるためのバイアス回路において、MR素子の
両端はそれぞれ第一および第二の抵抗素子の一端に接続
され、その第一および第二の抵抗素子の他端はそれぞれ
MOSトランジスタのソース端子に接続されたものであ
る。
【0013】また、この発明に係る差動増幅回路は、M
R素子の両端に発生する電圧を差動増幅回路にて増幅し
出力するMR素子信号増幅回路に、バイアス電流を与え
るためのバイアス回路において、MR素子は複数で構成
され、さらに複数のMR素子のそれぞれの両端はそれぞ
れ複数の第一および第二の抵抗素子の一端に接続され、
さらに複数の第一および第二の抵抗素子の他端はそれぞ
れMOSトランジスタのソース端子に接続され、また複
数のMR素子のうちの一つを選択してMR素子信号を増
幅するための選択回路により構成されたものである。
【0014】また、この発明に係る差動増幅回路は、第
一のトランスコンダクタンスアンプと第一の容量によっ
て構成され、第一のトランスコンダクタンスアンプの電
流値の切替えによって時定数の切替えができるノイズ除
去用の第一のローパスフィルタをさらに備えたものであ
る。
【0015】また、この発明に係る差動増幅回路は、第
一のローパスフィルタの出力はMOSトランジスタのベ
ースに接続され、さらにMOSトランジスタのドレイン
端子は第一のローパスフィロタを構成する第一のトラン
スコンダクタンスアンプの非反転入力端子に接続されて
いるものである。
【0016】また、この発明に係る差動増幅回路は、M
R素子の両端に、直列に接続した大きさの等しい第三お
よび第四の抵抗素子を接続し、さらに第三および第四の
抵抗素子の接続点と第二のトランスコンダクタンスアン
プの反転入力端子が接続され、また第二のトランスコン
ダクタンスアンプの非反転入力端子は接地に接続され、
さらに第二のトランスコンダクタンスアンプと第二の容
量とで第二のローパスフィルタを構成するものである。
【0017】また、この発明に係る差動増幅回路は、バ
イアス回路および第一のローパスフィルタは少なくとも
同一IC内に構成されているものである。
【0018】また、この発明に係る差動増幅回路は、バ
イアス回路および第二のローパスフィルタは少なくとも
同一IC内に構成されているものである。
【0019】
【発明の実施の形態】実施の形態1.以下、この発明の
実施の形態1を図に基づいて説明する。図1において1
はMR素子、2は差動増幅回路、16、17は抵抗素子
で、これらは従来の構成を示す図9と同じものである。
さらに、9a、9bは差動増幅回路の一種であるトラン
スコンダクタンスアンプ、10a、10bは容量素子1
1a、11bとトランスコンダクタンスアンプ9a、9
bとにより構成されるローパスフィルター、12は定電
流回路、13a、13bはMOSトランジスタ、14、
15、18、19は抵抗素子である。
【0020】次にこの発明の実施の形態1について作
用、動作を説明する。まず定電流源12によって、高電
位の電源線Vccから接地電位であるGND電位に対し
て、抵抗14(抵抗値R1)、定電流源12の経路で電
流Ibが流される。次にトランスコンダクタンスアンプ
9aによって、ノードa1とa2が同電位に保たれるよ
うにNMOSトランジスタ13aのゲート電圧に帰還が
かけられており、抵抗15(抵抗値R2)にはImr
(=Ib*R1/R2)が流れる。ここでもしIbを切
り替えるとImrも上式に従って切り替わることにな
る。
【0021】ここでトランスコンダクタンスアンプ9a
は出力部をトランジスタのコレクタ端子からとっている
差動増幅回路の一種で、出力インピーダンスが大きく、
差動入力された電圧を電流に変換して出力する特性をも
っている。さらにこのトランスコンダクタンスアンプ9
aの出力端子に容量素子11aを接続するとローパスフ
ィルタ10aを構成することができる。
【0022】このトランスコンダクタンスアンプ9aは
例えば図2に示すような回路で構成することができ、図
2における定電流回路20に流れる電流Ioを切り替え
ることでカットオフ周波数の変化できるアクティブフィ
ルタになる。ここで図2において、21a、21b、2
2a、22b、23a、23b、24a、24bはそれ
ぞれトランジスタを示し、また25、26はそれぞれ抵
抗素子を示す。電流Ioを切り替える方法としては、図
3の回路に示すように、Ioとして電流を引っ張るカレ
ンミラー回路のトランジスタ29aのベース端子にMO
Sトランジスタ28を接続し、そのON/OFFによっ
て電流Ioを切り替えることができる。すなわち、図3
においてMOSトランジスタ28がONの時は電流Io
はI1+I2となり、またOFFの時は電流IoはI2
となる。
【0023】図1に戻って、抵抗18と抵抗19は、M
OSトランジスタ13aと13bのソース−ゲート間容
量、ソース−基板間容量がMR素子1の両端に寄生する
のを防ぎ、MR素子1のリード信号入力端子の入力容量
を小さくするとともに、高域の周波数特性を向上させる
ために取り付けられている。この回路構成により高域の
周波数特性が向上することを従来例の図9の構成と比較
して以下に説明する。
【0024】図4は図1において、MR素子1を信号源
として+側の信号入力部を示したものである。図4にお
いて、差動増幅回路2の入力部はnpnトランジスタの
ベース入力になっており、入力抵抗はRm1に対して大
きく無視する。またMOSトランジスタ13aのソース
端子にはソース−ゲート間容量Csgが寄生する。さら
に、ソース端子から見てゲート端子は1/gmの出力抵
抗を持っており、MOSトランジスタ13aのゲート端
子は交流的に接地されているため、MR素子1からの信
号入力端子の小信号等価回路は図5として表わせる。図
5より、信号入力端子の入力インピーダンスRin1は
次式(1)で表わせる。ここでR11は抵抗素子18の
抵抗値、Rm1は抵抗素子16および抵抗素子17の抵
抗値をそれぞれ示す。
【0025】
【数1】
【0026】次に、このgmの値を求める。CMOSト
ランジスタの飽和領域(五極間領域)でのドレイン電流
IDは、ゲート−ソース間電圧VGSとドレイン−ソー
ス間電圧VDSによって次式(2)で表わせる。
【0027】
【数2】
【0028】ここでVTHは、しきい値電圧で、βは次
式(3)で示される。
【0029】
【数3】
【0030】式(3)に、典型値としてμ=700cm
2/V・sec、Co=1.92×10-7[F/cm
2]を当てはめると次式(4)となる。
【0031】
【数4】
【0032】ここで、ID、W/Lの値を充分大きくと
ってやれば、1/gmは数十Ωの値になり、寄生容量C
sgの影響を小さくして、使用帯域内で周波数特性を少
なくすることができる。
【0033】次に、MR素子1は数十Ωの抵抗成分を持
つため、出力抵抗を考えて交流信号の等価回路を書くと
図6になる。ここでRmrはMR素子1の抵抗成分であ
る。図6より、MR素子1からの交流信号vmrに対し
て、入力される信号vin1は次式(5)になる。
【0034】
【数5】
【0035】ここで、vmrに対するvin1の周波数
特性を典型的な具体的数値(Imr=5mA、Rmr=
50Ω、Csg=5pF、抵抗素子18の抵抗値=20
0Ω、W=3000um、L=0.8um)を当てはめ
て計算すると表1のようであった。
【0036】
【表1】
【0037】このように|vin1|/|vmr|の値
は、1MHzの時の値に対して500MHzの時でも、
0.1%以下の変動に抑えられており、数MHz〜数百
MHzの使用帯域内での周波数特性はほとんど変化がな
いと言える。この特性は、−側についても同様で周波数
特性はほとんど変化はない。以上この発明のMR素子信
号増幅回路は周波数特性に優れていることを具体的数値
例により示したが、比較のため以下に従来例である図9
の構成における同様の周波数特性を示す。
【0038】図10は図9において、MR素子1を信号
源として+側の信号入力部を示したもので、この発明に
おける図4に相当するものである。図10において、差
動増幅回路2の入力部はnpnトランジスタのベース入
力になっており、入力抵抗はRm1に対して大きく無視
する。またドレイン端子からゲート端子を見た出力抵抗
もRm1に対して大きいので無視する。さらにMOSト
ランジスタM2のドレイン端子には、ゲート−ドレイン
間の寄生容量Cgdと、ドレイン−基板間の容量Cdb
が寄生する。MOSトランジスタM2のゲート端子は高
周波信号に対して交流的に接地され、また基板は高電圧
電源Vccにつながれており交流的に接地されているの
で、信号入力端子の小信号等価回路は図11として表わ
せる。なおここでCd=Cgd+Cdbである。
【0039】図11において、図10の回路の信号入力
端子の入力インピーダンスRin2は次式(6)とな
る。
【0040】
【数6】
【0041】式(6)におけるRm1は数kΩの抵抗
で、容量Cdの典型値は10〜20pFである。入力信
号の周波数が高くなって容量Cdのインピーダンスが小
さくなると(f=100MHzにおいて75〜150Ω
になる)式(6)の入力インピーダンスはCdの項が支
配的になる。
【0042】次に、MR素子1は数十Ωの抵抗成分を持
つため、出力抵抗を考えて交流信号の等価回路を書く
と、本願の構成にて説明したと同様に図6で表わすこと
ができる。図6より、MR素子1からの交流信号vmr
に対して、入力される信号vin1は前式(5)にな
る。ここで、vmrに対するvin1の周波数特性を典
型的な具体的数値(Imr=5mA、Rmr=50Ω、
Cdg=Cdb=5pF、Rm1=5kΩ)を当てはめ
て、さらに近似的にRm1>>Rmrにより、Rm1+
Rmr/2≒Rm1として計算すると表2のようであっ
た。
【0043】
【表2】
【0044】このように|vin1|/|vmr|の値
は、1MHzの時の値を1とすれば、100MHzで
1.2%、500MHzで20%小さくなり、高周波数
領域での入力信号が小さくなることがわかる。この特性
は、−側についても同様で、高周波数領域での入力信号
は小さくなる。以上説明したようにこの発明のMR素子
信号増幅回路は、従来のMR素子信号増幅回路に比べて
周波数特性に優れているということが言える。
【0045】なお、従来の回路である図9において、単
純にMR素子1の両側に抵抗素子を設けただけでは、高
周波数特性を改善することはできない。その理由はIm
rとして数mAの電流を流す必要があるため、あまり大
きな抵抗素子を入れることはできないため(せいぜい数
百Ω程度)、寄生容量の影響を完全になくすことができ
ないことによる。
【0046】図1に戻って、大きさの等しい2つの抵抗
素子16と17によってMR素子1の中点(ノードC)
電位に等しいノードb1は、トランスコンダクタンスア
ンプ9bによってGND電位に保たれている。すなわち
トランスコンダクタンスアンプ9bの出力電圧によっ
て、b1がGND電位に保たれるようにMOSトランジ
スタ13bのゲート電圧に帰還がかけられている。これ
によりMR素子1の中点電位をGND電位に保ち、MR
素子1とGND電位との短絡時にもMR素子1に過電流
が流れることはなく、MR素子1を保護している。
【0047】このようにMRバイアス電流Imrは、高
電位の電源線Vccから低電位の電源線Veeに対し
て、抵抗素子15、MOSトランジスタ13a、抵抗素
子18、MR素子1、抵抗素子19、MOSトランジス
タ13bの経路で流れる。MR素子1の抵抗変動による
MR素子1の両端間の電位差は差動増幅回路2に入力さ
れ、その交流成分が差動増幅回路2から出力される。
【0048】次に、容量素子11aとトランスコンダク
タンスアンプ9a、及び容量11bとトランスコンダク
タンスアンプ9bから構成される2つのローパスフィル
タ10a、10bは、MRバイアス電流Imrによるノ
イズを除去するように動作する。この時トランスコンダ
クタンスアンプ9a、9bおよび容量素子11a、11
bは比較的小さい面積で半導体集積回路上に実現するこ
とが可能で、ローパスフィルタ10a、10bとしてM
Rバイアス回路と共に同一のIC内に形成させることが
できる。
【0049】またローパスフィルタのカットオフ周波数
は前述のように図2の定電流源20に流す電流Ioの値
によって変えることができ、従って、MRバイアス電流
Imrを切りかえるとき、例えばリード時からライト時
の切替え時には、カットオフ周波数を高くして(Ioを
大きくして)素早いMRバイアス電流Imrの切り替え
を実現することができる。
【0050】以上説明してきたように、本実施の形態1
によれば、高周波数の入力信号に対しても変動の少ない
安定した信号を取り出すことができ、かつIC内部に比
較的小さなサイズのトランスコンダクタンスアンプ、容
量素子からなるローパスフィルタを構成することによっ
て、充分低いカットオフ周波数でノイズを除去するMR
素子のバイアス電流回路を得ることができる。
【0051】実施の形態2.以下、この発明の実施の形
態2を図7によって説明する。前述の実施の形態1にお
ける図1では、ノイズ除去のためのローパスフィルタ1
0aは、MR素子1に対して高電圧電源Vcc側に設置
され、また抵抗素子16、17の接続点であるノードC
を接地電位に保つためのローパスフィルタ10bは、低
電圧電源Vee側に設置されていたが、本実施の形態で
ある図7においては、ローパスフィルタ10aは、MR
素子1に対して低電圧電源Vee側に設置され、またロ
ーパスフィルタ10bは、高電圧電源Vcc側に設置さ
れている。
【0052】このような構成においても、実施の形態2
と同様に高周波数の入力信号に対しても変動の少ない安
定した信号を取り出すことができ、またIC内部に比較
的小さなサイズのトランスコンダクタンスアンプ、容量
素子からなるローパスフィルタを構成することによっ
て、充分低いカットオフ周波数でノイズを除去するMR
素子のバイアス電流回路を得ることができる。
【0053】実施の形態3.以下、この発明の実施の形
態3を図8によって説明する。図1ではMR素子1が1
個代表的に示されているが、実際のHDD等では、信号
増幅部(差動増幅回路2以降)を共通にして、バイアス
するMR素子を複数個のMR素子から一つ選択して使用
することが多い。MR素子は、その特性(抵抗、インダ
クタンス、寄生容量等)に応じてMRバイアス電流を変
える必要があり、選択する素子を切り替えるたびに素子
ごとにバイアス電流を設定する必要がある。また、磁気
ディスクへの信号書き込み状態、およびパワーセーブ
(省消費電流)状態から信号読み取りモードに切り替え
るために、MRバイアス電流をカットしている状態から
流し始める時、このようなバイアス電流を設定したり、
流し始める時間は読み取り動作の中断時間であり、この
時間を短縮するほどディスクドライブとしての高速アク
セスが実現できることになる。
【0054】図1の回路が1個のMR素子の信号増幅を
するための回路であったのに対し、図8の回路は複数個
のMR素子を取り扱うMR素子信号増幅回路を示す。こ
こで、1a、1bはMR素子、2は差動増幅回路、10
a、10bは容量素子11a、11bとトランスコンダ
クタンスアンプ9a、9bとにより構成されるローパス
フィルター、12a、12b、12cは定電流回路、1
3a、13bはMOSトランジスタ、14、15、16
a、16b、17a、17b、18a、18b、19
a、19bは抵抗素子である。またS11、S12、S
13、S14、S21、S22、S23、S24はスイ
ッチ、またQ11、Q12、Q21、Q22はNPNト
ランジスタをそれぞれ示す。
【0055】この図3の作用、動作は基本的には図1に
示すものと同じであるが、スイッチS11〜S14およ
びS21〜S24のオンオフにより、MR素子1aまた
はMR素子1bのいずれかを選択することができる。ち
なみに図8に示した状態はMR素子1bが選択された状
態を示したものである。
【0056】
【発明の効果】この発明は、以上説明したように構成さ
れているので、以下に示すような効果を奏する。この発
明のMR素子信号増幅回路においては、MR素子の両端
はそれぞれ第一および第二の抵抗素子の一端に接続さ
れ、第一および第二の抵抗素子の他端はそれぞれMOS
トランジスタのソース端子に接続されているため、高周
波数の入力信号に対しても変動の少ない安定した信号を
取り出すことができる。
【0057】また、この発明のMR素子信号増幅回路に
おいては、MR素子は複数で構成され、さらに複数のM
R素子のそれぞれの両端はそれぞれ複数の第一および第
二の抵抗素子の一端に接続され、さらに複数の第一およ
び第二の抵抗素子の他端はそれぞれMOSトランジスタ
のソース端子に接続され、また複数のMR素子のうちの
一つを選択してMR素子信号を増幅するための選択回路
により構成されているため、高周波数の入力信号に対し
ても変動の少ない安定した信号を複数のMR素子より取
り出すことができる。
【0058】また、この発明のMR素子信号増幅回路に
おいては、第一のトランスコンダクタンスアンプと第一
の容量によって構成され、前記第一のトランスコンダク
タンスアンプの電流値の切替えによって時定数の切替え
ができるノイズ除去用の第一のローパスフィルタをさら
に備えたことにより、充分低いカットオフ周波数でノイ
ズを除去するMR素子のバイアス電流回路を得ることが
できる。
【0059】また、この発明のMR素子信号増幅回路に
おいては、第一のローパスフィルタの出力はMOSトラ
ンジスタのベースに接続され、さらにMOSトランジス
タのドレイン端子は第一のローパスフィロタを構成する
第一のトランスコンダクタンスアンプの非反転入力端子
に接続されているため、充分低いカットオフ周波数でノ
イズを除去するMR素子のバイアス電流回路を得ること
ができる。
【0060】また、この発明のMR素子信号増幅回路に
おいては、MR素子の両端に、直列に接続した大きさの
等しい第三および第四の抵抗素子を接続し、さらに第三
および第四の抵抗素子の接続点と第二のトランスコンダ
クタンスアンプの反転入力端子が接続され、また第二の
トランスコンダクタンスアンプの非反転入力端子は接地
に接続され、さらに第二のトランスコンダクタンスアン
プと第二の容量とで第二のローパスフィルタを構成する
ことにより、MR素子とGND電位との短絡時において
も、MR素子を破損するおそれが少ない。
【0061】また、この発明のMR素子信号増幅回路に
おいては、バイアス回路および第一のローパスフィルタ
は少なくとも同一IC内に構成されているため、システ
ムを構成するときにコンパクトにすることができる。
【0062】また、この発明のMR素子信号増幅回路に
おいては、バイアス回路および前記第二のローパスフィ
ルタは少なくとも同一IC内に構成されているため、シ
ステムを構成するときにコンパクトにすることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1の差動増幅回路を示す
回路図。
【図2】 トランスコンダクタンスアンプの構成を示す
回路図。
【図3】 電流値を切替えるための構成を示す回路図。
【図4】 本発明の実施の形態1の差動増幅回路におけ
る+側の信号入力部を示す回路図。
【図5】 本発明の実施の形態1の差動増幅回路におけ
る+側の信号入力端子の小信号等価回路図。
【図6】 本発明の実施の形態1の差動増幅回路におけ
る+側の信号入力端子の小信号等価回路図において出力
抵抗を考慮した等価回路図。。
【図7】 本発明の実施の形態2の差動増幅回路を示す
回路図。
【図8】 本発明の実施の形態3の差動増幅回路を示す
回路図。
【図9】 従来の差動増幅回路を示す回路図。
【図10】 従来の差動増幅回路における+側の信号入
力部を示す回路図。
【図11】 従来の差動増幅回路における+側の信号入
力端子の小信号等価回路図。
【符号の説明】
1 MR素子、2 差動増幅回路、9 トランスコンダ
クタンスアンプ、10ローパスフィルタ、11 容量素
子、12 定電流回路、20 定電流回路、Ib 定電
流値、Imr バイアス電流値、a1 ノード、a2
ノード、b1ノード、C ノード、D ノード、Vcc
高電圧電源、Vee 低電圧電源、GND 接地、S
11〜S14 スイッチ、S21〜S24 スイッチ。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 MR素子の両端に発生する電圧を差動増
    幅回路にて増幅し出力するMR素子信号増幅回路に、バ
    イアス電流を与えるためのバイアス回路において、前記
    MR素子の両端はそれぞれ第一および第二の抵抗素子の
    一端に接続され、前記第一および第二の抵抗素子の他端
    はそれぞれMOSトランジスタのソース端子に接続され
    たことを特徴とするMR素子信号増幅回路。
  2. 【請求項2】 MR素子の両端に発生する電圧を差動増
    幅回路にて増幅し出力するMR素子信号増幅回路に、バ
    イアス電流を与えるためのバイアス回路において、前記
    MR素子は複数で構成され、さらに前記複数のMR素子
    のそれぞれの両端はそれぞれ複数の第一および第二の抵
    抗素子の一端に接続され、さらに前記複数の第一および
    第二の抵抗素子の他端はそれぞれMOSトランジスタの
    ソース端子に接続され、また前記複数のMR素子のうち
    の一つを選択してMR素子信号を増幅するための選択回
    路により構成されたことを特徴とするMR素子信号増幅
    回路。
  3. 【請求項3】 第一のトランスコンダクタンスアンプと
    第一の容量によって構成され、前記第一のトランスコン
    ダクタンスアンプの電流値の切替えによって時定数の切
    替えができるノイズ除去用の第一のローパスフィルタを
    さらに備えたことを特徴とする請求項1または請求項2
    のいずれかに記載のMR素子信号増幅回路。
  4. 【請求項4】 前記第一のローパスフィルタの出力は前
    記MOSトランジスタのゲートに接続され、さらに前記
    MOSトランジスタのドレイン端子は前記第一のローパ
    スフィロタを構成する前記第一のトランスコンダクタン
    スアンプの非反転入力端子に接続されていることを特徴
    とする請求項3記載のMR素子信号増幅回路。
  5. 【請求項5】 前記MR素子の両端に、直列に接続した
    大きさの等しい第三および第四の抵抗素子を接続し、さ
    らに前記第三および第四の抵抗素子の接続点と第二のト
    ランスコンダクタンスアンプの反転入力端子が接続さ
    れ、また前記第二のトランスコンダクタンスアンプの非
    反転入力端子は接地に接続され、さらに前記第二のトラ
    ンスコンダクタンスアンプと第二の容量とで第二のロー
    パスフィルタを構成することを特徴とする請求項1また
    は請求項2のいずれかに記載のMR素子信号増幅回路。
  6. 【請求項6】 前記バイアス回路および前記第一のロー
    パスフィルタは少なくとも同一IC内に構成されている
    ことを特徴とする請求項3または請求項4のいずれかに
    記載のMR素子信号増幅回路。
  7. 【請求項7】 前記バイアス回路および前記第二のロー
    パスフィルタは少なくとも同一IC内に構成されている
    ことを特徴とする請求項5に記載のMR素子信号増幅回
    路。
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