JP2001067411A - 電子決済システム - Google Patents

電子決済システム

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JP2001067411A
JP2001067411A JP24254399A JP24254399A JP2001067411A JP 2001067411 A JP2001067411 A JP 2001067411A JP 24254399 A JP24254399 A JP 24254399A JP 24254399 A JP24254399 A JP 24254399A JP 2001067411 A JP2001067411 A JP 2001067411A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡易な構成でセキュリティ性を保証しつつ、
確実に本人確認を行い、クレジットカード等を用いずに
電子決済を行う。 【解決手段】 アイリス認証局120に顧客のアイリス
データを予め登録しておく。顧客が決済をするとき、店
舗130のサーバ132は、採取した顧客のアイリスデ
ータをアイリス認証局120に送信し、顧客本人の認証
を依頼する。本人認証はアイリス認証局120によって
行われ、顧客が登録された者である旨の認定通知が行わ
れたときは、消費者サーバ140に備えられた電子金庫
160−1から商品の購入代金として電子マネーを引き
出し、店舗サーバ150の電子金庫160−2に購入代
金を転送する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、人間の目のアイリ
ス(虹彩)等のバイオメトリクス情報を利用して顧客本
人の認証を行い、電子マネーによる決済を行う電子決済
システムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、店舗にて購入した商品等の決済を
する場合、その決済手段として、現金だけでなく、クレ
ジット会社から発行されたクレジットカード、銀行から
発行されたデビットカード(debit card)、電子マネー
を充填したICカードなどが使われつつある。電子決済
システムは、このように通貨価値を電子情報に置き換え
た電子マネーを用いて売買取引を終了させるシステムで
あり、なかでも、クレジットカードやデビットカードが
広く使われている。
【0003】クレジットカードを用いて決済を行う場
合、レジ等にて、提示されたクレジットカードに基づい
て顧客のカード情報と買い物金額の情報を上位ホストコ
ンピュータに送信する。そして、上位ホストコンピュー
タにより承認を受け(Authorization)、カードの有効
性が確認される。さらに顧客がサインをして、このサイ
ンをカード裏のサインと比較することによりこのカード
が顧客本人のものかどうかを判断し、これにより決済処
理が行われる。
【0004】また、デビットカードを用いて決済を行う
場合には、顧客が暗証番号を入力し、この暗証番号に基
づいて顧客の本人確認を行い、確認できたときは顧客本
人の銀行口座から商品代金を引き落とすようにしてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
従来の電子決済システムでは、クレジットカード等の真
偽を正確に判断するのが困難な場合がある。また、サイ
ンも真偽の判別が難しく、暗証番号等も類推することに
より見破られてしまう場合があり、顧客本人を確認する
手段としては確実なものでもないし、不正を防止するこ
とが困難である。
【0006】近年、インターネットが発展し、サイバー
空間の店舗にて買い物を行えるようになったが、ハッカ
ーに情報を盗まれて、本人に成りすますケースもある。
このようなケースを防止するために、セキュリティ性を
高めるとそれだけシステムに高い機能のものが要求され
るようになり、運用上問題もある。
【0007】さらに、クレジットカード等を用いたので
は、顧客本人が買い物決済の際にカードを常時、所持す
る必要があり、不便である。従って、簡易な構成でセキ
ュリティ性を保証しつつ、確実に本人確認を行い、クレ
ジットカード等を用いずに電子決済を行えるようなシス
テムが望まれる。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は以上の点を解決
するため次の構成を採用する。 〈構成1〉請求項1の発明に係る電子決済システムは、
商品販売者とその顧客との間で、通信回線を介して商品
の購入代金の決済を電子マネーにより行う電子決済シス
テムにおいて、前記顧客のバイオメトリクス情報が予め
登録されたバイオメトリクス認証局と、前記顧客の商品
購入代金として電子マネーによる決済を依頼するための
決済依頼用端末と、商品販売者の電子マネーを販売者用
電子金庫に格納し、当該電子マネーを管理する販売者マ
ネー管理サーバと、顧客の電子マネーを顧客用電子金庫
に格納し、当該電子マネーを管理する顧客マネー管理サ
ーバと、を備えたシステムであって、前記決済依頼用端
末は、バイオメトリクス認証局に、顧客から商品購入時
に採取したバイオメトリクス情報を送信して顧客本人の
認証を依頼し、バイオメトリクス認証局から認定通知が
返信されたとき、顧客マネー管理サーバに、商品購入代
金として電子マネーの販売者マネー管理サーバへの送金
を依頼し、前記バイオメトリクス認証局は、決済依頼用
端末から、顧客本人の認証を依頼されたとき、受信した
バイオメトリクス情報と予め登録されたバイオメトリク
ス情報とに基づいて、顧客がバイオメトリクス認証局に
登録された者であるか否かの本人認証を行い、顧客がバ
イオメトリクス認証局に登録された者であることが確認
されたときは、その旨の認定通知を当該決済依頼用端末
に送信し、前記顧客マネー管理サーバは、決済依頼用端
末から、電子マネーの販売者マネー管理サーバへの送金
を依頼されたとき、顧客用電子金庫から電子マネーを引
き出して当該電子マネーを商品購入代金として販売者マ
ネー管理サーバに転送するように構成されたものであ
る。
【0009】〈構成2〉請求項2の発明に係る電子決済
システムでは、前記顧客のバイオメトリクス情報を採取
してバイオメトリクス認証局及び決済依頼用端末に送信
するバイオメトリクス情報取得装置を備えている。
【0010】〈構成3〉請求項3の発明に係る電子決済
システムでは、前記バイオメトリクス認証局が、少なく
とも登録された顧客のバイオメトリクス情報及び個人情
報を記憶するデータベースと、顧客がバイオメトリクス
認証局に登録された者であることが確認されたときは、
当該データベースから顧客の個人情報を抽出するデータ
抽出手段と、該データ抽出手段により顧客の個人情報が
抽出されたとき、顧客本人の個人情報を証明する旨の認
証証明書を作成し、抽出されたデータに当該認証証明書
を付与して通信電文を作成する通信電文作成手段と、該
通信電文を決済処理用端末に送信する送信手段と、を備
えている。
【0011】〈構成4〉請求項4の発明に係る電子決済
システムでは、前記決済依頼用端末がバイオメトリクス
認証局に顧客本人の認証を依頼するとき、バイオメトリ
クス認証局が認定通知を送信するとき、顧客マネー管理
サーバが、電子マネーを販売者マネー管理サーバに転送
するときは、それぞれ電子署名を付加した通信電文を送
信するように構成されている。
【0012】〈構成5〉請求項5の発明に係る電子決済
システムでは、前記販売者用電子金庫及び顧客用電子金
庫が、サブ金庫と、サブ金庫開錠鍵を用いて該サブ金庫
を開錠するとともに、サブ金庫内の開錠鍵を保管し、か
つ制御する鍵制御部が備えられたサブ金庫制御部とを有
し、さらに前記サブ金庫は、電子マネーを格納する基礎
ファイルの上に順次ファイルを階層化し、各ファイルに
特定の開錠鍵を付与し、前記サブ金庫制御部の鍵制御部
の制御により各ファイルとの開錠鍵が一致したときにの
み各ファイルが開錠されるように構成されている。
【0013】〈構成6〉請求項6の発明に係る電子決済
システムでは、前記決済依頼用端末が実際に商品を販売
する店舗に備えられたものである。
【0014】〈構成7〉請求項7の発明に係る電子決済
システムでは、通信回線を介して商品を販売するバーチ
ャルモールサーバを備える一方、前記決済依頼用端末
が、バーチャルモールサーバに商品の購入を依頼するた
めのパーソナルコンピュータである。
【0015】〈構成8〉請求項8の発明に係る電子決済
システムでは、電子マネーによる電子決済が行われたと
き、バーチャルモールサーバからの出荷指示に従って顧
客の出荷対象商品を配送する商品配送システムを備えて
いる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を具体
例を用いて説明する。 〈具体例1〉具体例1は、実際の店舗において、顧客独
自のバイオメトリック情報としてアイリス(虹彩)デー
タを用いることにより、クレジットカードを用いること
なく電子決済を行うようにしたものである。
【0017】図1は、具体例1の電子決済システムの構
成を示すブロック図である。アイリス登録システム11
0は、顧客のアイリスデータを予め登録するためのシス
テムであり、アイリスデータを登録するためのパソコン
(図示せず)を備えている。このアイリス登録システム
110には、アイリス認証装置101が接続されてい
る。
【0018】このアイリス認証装置101は、人間の目
を捕らえ、そのアイリス画像を採取してこのアイリス画
像からアイリスデータをきりだすバイオメトリクス情報
取得装置であり、人間のアイリス画像を採取するための
カメラ(図示せず)を備えている。
【0019】アイリス(虹彩)は眼球の角膜と水晶体と
の間にあり、中央に瞳孔を有する薄膜である。このアイ
リスは、瞳孔の開閉をコントロールして眼球内に入る光
の量を調節するものであり、幼年期に完成され、各人毎
によって異なるパターンを有している。このパターンは
右目と左目とでも相違するが、一生を通じてほとんど変
化することはない。従って、アイリスの情報は、まさに
本人しか保有できない有力なバイオメトリクス情報とな
る。
【0020】このアイリス認証装置101には、例えば
沖電気研究開発97年7月第175号Vo1.64「アイ
リス個人識別システム」に紹介されている技術の応用装
置を用いる。但し、このものに限られるものではなく、
さらに小型低価格化したものを使うこともできる。尚、
具体例1では、このアイリスデータのサイズを例えば2
56バイトとする。
【0021】店舗130は、顧客が実際に買い物をする
実体的な店舗であり、売上処理用システムとして、PO
S(Point of Sals Terminal)131と店舗内端末装置
類を制御して電子マネーによる決済を依頼するための決
済依頼用端末としてのサーバ132とが設置されてい
る。但し、店舗130はこのような構成に限られるもの
ではなく、店舗130の規模に応じて各種端末装置類を
設置してもよい。このPOS131には、このアイリス
認証装置101と同じ構成のアイリス認証装置102が
接続されている。
【0022】アイリス認証局120は、アイリス登録シ
ステム110から転送された顧客のアイリスデータを保
管し、顧客等から要求があったときに、このアイリスデ
ータに基づいて登録された顧客本人かどうかを認証して
結果を通知するバイオメトリクス認証局である。
【0023】図2はアイリス認証局120の構成を示す
ブロック図である。この図2に示すように、アイリス認
証局120には、PC(パソコン)121と、アイリス
登録システム110から転送されたデータを格納するた
めのデータベース(DB)122と、が備えられてい
る。尚、このアイリス認証局120は基本的には1つで
ある。
【0024】通信回線1には、このアイリス認証局12
0と、店舗130のサーバ132と、消費者サーバ14
0と、店舗サーバ150とが接続され、消費者サーバ1
40、店舗サーバ150は、通信回線2を介して消費者
銀行170及び店舗用銀行180に接続されている。
【0025】尚、通信手順には、カード会社の決済シス
テムのSET(Secure ElectronicTransaction)手順を
用いてもよいが、処理手順が複雑で、速やかには行えな
いので、インターネットを介して電子マネーの決済を行
えるような一般的な通信手順を用いる。
【0026】消費者サーバ140は、顧客の電子マネー
の入出金を行うための顧客マネー管理サーバであり、消
費者サーバ140には顧客用の電子金庫160−1が接
続されている。そして、消費者サーバ140は、買い物
を行う前に電子マネーを消費者銀行170の預金口座か
ら電子金庫160−1にローディングする処理を行うほ
か、店舗130等からの指示に従い、電子金庫160−
1内の消費者ワレットとしての基礎ファイル(後述)か
ら電子マネーを引き出す処理を行う。
【0027】店舗サーバ150は、売り上げた電子マネ
ーを蓄積するための販売者マネー管理サーバであり、店
舗サーバ150にも販売者用の電子金庫160−2が接
続されている。
【0028】図3は電子金庫160−1,160−2の
構成を示すブロック図である。サブ金庫165−1〜n
はサブ金庫制御部としての全体制御部161によって管
理されている。この全体制御部161は、制御部16
2、インタフェーサ163及び鍵制御部164を備える
ことによって構成されている。
【0029】制御部162は、サブ金庫165−1〜n
のうちのいずれかにアクセスする制御を行うものであ
り、サブ金庫165−1〜nにアクセスするためのサブ
金庫開錠用の鍵は、セキュリティ性を保持した状態で鍵
制御部164に保管されている。このサブ金庫165−
1〜nは、内部データの改ざん、変更が行えないよう
に、例えばICシリコンチップによって構成されてい
る。
【0030】図4はサブ金庫165−1〜nの構成を示
すブロック図である。インタフェース166は全体制御
部161のインタフェーサ163に接続され、このイン
タフェーサ163を介してのみデータの授受が可能にな
る。インタフェース166は一般のICカードと同様の
ものであり、例えばISO7816に規定されているも
のを使用する。
【0031】サブ金庫165−1〜nには、それぞれ専
用ファイル168−1〜mが設けられ、専用ファイル1
68−1〜mはマスタファイル167によって管理され
ている。マスタファイル167は、専用ファイル168
−1〜mを効率よくアクセスできるディレクトリのよう
な機能を果たす。各ファイルの鍵は、インタフェーサ1
63を通じ、鍵制御部164に格納されている鍵を用い
て各目的ファイルが開錠されるように構成されている。
専用ファイル168−1〜mはさらに前述した個別の基
礎ファイル169−1、169−2によって個性化さ
れ、この基礎ファイル169−1、169−2を個人の
ワレットとして、電子マネーが蓄積される。
【0032】消費者銀行170、店舗用銀行180は一
般の金融機関である。消費者銀行170は、顧客が自分
の決済のための口座を保持している銀行であり、店舗用
銀行180は店舗サーバ150から預け入れ依頼があっ
たときに店舗130の口座へ入金処理を行う。尚、消費
者サーバ140、店舗サーバ150は、それぞれ1つだ
け設けてもよいし、複数設けてもよい。
【0033】〈動作〉電子決済を行うには、顧客が買い
物をする前に、電子マネーを消費者銀行170から消費
者サーバ140に送金し、電子金庫160−1の基礎フ
ァイル169−1又は169−2にローディングしてお
く。また、顧客は、自分のアイリスデータをアイリス認
証局120に登録しておく。アイリスデータのアイリス
認証局120への登録は、アイリス登録システム110
によって行われる。
【0034】図5は、そのアイリス登録システム110
の動作を示すフローチャートである。ステップ(図中、
ステップを「S」と記す。)1では、アイリス認証装置
101のカメラを制御して人間の目を捕らえ、そのアイ
リス画像を採取し、イメージメモリに蓄積する。
【0035】ステップ2では、イメージメモリの画像デ
ータをデジタルデータに変換する。ステップ3では、ア
イリス認識処理を行う。これにより256バイトのアイ
リスデータが切り出され、このアイリスデータが個人用
データとして登録される。
【0036】ステップ4では、アイリス認証装置101
によって読みとられたアイリスデータを入力する。ま
た、アイリス登録システム110に備えられているパソ
コンを操作することによりアイリスデータの登録者の住
所、氏名、生年月日等の個人情報も入力される。ステッ
プ5では、登録したアイリスデータ等をアイリス認証局
120に転送する。転送されたデータは、アイリス認証
局120のデータベース122に格納される。
【0037】図6はそのデータベース122の説明図で
ある。データベース122には、顧客の氏名、住所、I
D、アイリスデータ、証明書に電子署名が付加された認
証コードが格納される。尚、アイリス認証局120への
データ転送手段としては、光ディスクのような持ち運び
可能な媒体を用いてもよいし、LANなどの通信回線を
用いてもよい。
【0038】アイリスデータの登録後、その顧客が店舗
130で買い物をしたとき、店舗130内にて電子マネ
ーによる決済が行われる。図7はその動作を示すフロー
チャートである。ステップ11では、店舗130に備え
られたPOS131が、商品の購入に伴って入力された
購入金額を集計し、この合計金額を表示する。
【0039】ステップ12では、アイリス認証装置10
2に備えられたカメラを用いて顧客のアイリス画像を採
取する。ステップ13では、POS131が画像をデジ
タルデータに変換し、アイリス画像を認識し、このアイ
リス画像から256ビットのアイリスデータを作成す
る。ステップ14では、サーバ132が、作成されたア
イリスデータを通信回線1を介してアイリス認証局12
0へ送信し、顧客の認証を要求する。
【0040】図8は店舗130のサーバ132とアイリ
ス認証局120との間で送受信される通信電文の説明図
である。この図8(A)に示すように、サーバ132か
らアイリス認証局120に送信される通信電文には、ア
イリスデータとともに、返信先としてサーバ132の返
信アドレスが記録される。
【0041】アイリス認証局120は、この通信電文を
認証要求として受信し、本人認証を行う。図9はアイリ
ス認証局120の動作を示すフローチャートである。ス
テップ21では、受信データのアイリスデータとデータ
ベース122に登録されたアイリスデータを用いて本人
かどうかの検証を行う。この検証には、例えば米国特許
第5,291,560号公報に開示されている技術を用
いる。
【0042】ステップ22では、アイリスデータが一致
するか否かを判定する。また、アイリスデータが一致し
たときは顧客が登録された本人であることが確認され、
ステップ23に進む。
【0043】ステップ23では、データベース122か
ら対応する顧客の個人ID氏名等を抽出し、これをもと
に証明書を作成する。尚、改ざん防止のため、証明書に
は、RSA等により暗号処理を行って作成された電子署
名が添付される。そして、図8(B)に示すように、通
信電文には、顧客の氏名、ID、証明書及び証明書に付
与された電子署名が記録される。このステップ23がデ
ータ抽出手段及び通信電文作成手段に相当する。
【0044】ステップ24では、通信電文の返信アドレ
スを用い、図8(B)に示す通信電文を、認定通知とし
て認証要求先である店舗130のサーバ132へ返信す
る。このステップ24が送信手段に相当する。
【0045】また、ステップ22において、アイリスデ
ータが一致しなかったときは、ステップ25に進み、店
舗130のサーバ132へ、本人を確認できなかった旨
の否認通知を返信する。店舗130のサーバ132で
は、この認定通知又は否認通知を受信して図7のステッ
プ15以降が実行される。
【0046】即ち、ステップ15では、返信された通知
が認定通知なのか否認通知なのかを判定する。否認通知
のときは、ステップ16に進み、その旨を通知する。そ
の結果、本人の認証を再実行するときは再度ステップ1
1〜14を実行する。また、ステップ15において、認
定通知を受信したときは、ステップ17に進む。
【0047】ステップ17では、決済に必要な通信電文
を作成し、この通信電文を決済要求として消費者サーバ
140に通知する。図10は消費者サーバ140に通知
するときの通信電文を示す説明図である。この図10に
示すように、通信電文には、店舗ID、顧客の個人I
D、店舗パスワード、顧客アイリスデータ、暗号化され
た引き落とし合計金額、インボイス(請求書)、アイリ
ス認証局120によって付与された証明書が記録され、
電子署名が付与される。この電子署名を付与することに
よりセキュリティ性が高められる。尚、暗号化には、秘
密鍵暗号方式、公開鍵暗号方式のうちのいずれを用いて
もよい。
【0048】消費者サーバ140は、この通信電文を受
信し、暗号化された合計引き落とし金額を復号化し、金
額を設定し、この復号化された合計引き落とし金額をイ
ンボイスの請求金額と比較チェックする。両者が一致し
たときは、消費者サーバ140により、この請求は間違
いなく顧客本人が商品を購入したことにより発生したも
のであることが確認される。
【0049】消費者サーバ140は、このような確認を
行ってから決済の処理を行う。図11はその消費者サー
バ140の動作を示すフローチャートである。ステップ
31では、アイリス認証局120に対してデータを送信
して店舗130の認証要求を行う。尚、店舗130の認
証を行うためには、顧客の場合と同様に予めアイリス認
証局120に店舗130のID、パスワードを登録して
おく。
【0050】図12は、消費者サーバ140とアイリス
認証局120との間で送受信される通信電文の説明図で
ある。図12(A)に示すように、通信電文には、返信
先としての消費者サーバ140の返信アドレス、店舗1
30のID、パスワード及び顧客のアイリスデータが記
録される。
【0051】アイリス認証局120は、この通信電文を
受信して顧客及び店舗130の認証を行う。図13は、
そのアイリス認証局120の動作を示すフローチャート
である。ステップ26では、通信電文に記録されている
ID、パスワードに基づいて店舗130の認証を行う。
【0052】その後、図9のフローチャートと同様にス
テップ21〜25を実行し、認証結果を、送信された通
信電文に記録されている返信アドレスに従って消費者サ
ーバ140に返信する。この通信電文には、店舗名、店
舗のID、証明書及び証明書に付与された電子署名が記
録される。顧客及び店舗130が認証されたとき、図1
1のステップ32に進む。
【0053】ステップ32では、受信電文の個人ID及
びアイリスデータに基づいて電子金庫160−1の個人
ワレットとして例えば基礎ファイルをアクセスする。図
14は、個人ID及びアイリスデータとワレットとの対
応関係を示す説明図である。この対応表には、個人I
D、アイリスデータ、占有ワレット、登録年月日、その
他のデータとして店舗130のインボイスが登録されて
いる。尚、ここでは、個人ID及びアイリスデータに基
づいて個人ワレットにアクセスするようにしているが、
これに限らず、認証時に付加された個人ID又はアイリ
スデータだけに基づいてアクセスしてもよい。
【0054】ステップ33では、指定のアイリスに対応
する基礎ファイルから電子マネーを引き出す。例えばサ
ブ金庫165−1の基礎ファイル169−1から電子マ
ネーを引き出すには、まず、鍵制御部164に格納され
ている鍵を取り出してマスタファイル167を開き、マ
スタファイル167のディレクトリを参照しつつ、鍵制
御部164に格納されている専用ファイル168−1用
の鍵を取り出し、専用ファイル168−1を開錠する。
同様にして基礎ファイル169−1を開錠したのち、基
礎ファイル169−1にアクセスする。
【0055】ステップ34では、引き出した電子マネー
を店舗サーバ150に転送する。このときの通信電文に
は、顧客アイリスデータを除くデータ、即ち、現金取引
における現金に相当する電子マネー、店舗ID、顧客の
個人ID、店舗パスワード、暗号化された引き落とし合
計金額、インボイス、アイリス認証局120によって付
与された証明書、電子署名が記録される。
【0056】尚、エレクトロニック・コマース(Electr
onic Commerce)の決済手段としての電子マネーシステ
ムには、オフライン決済を主体としたICカード型のも
のと、オンライン決済を主体としたネットワーク型のも
のとがあるが、このステップにおいて転送するときの電
子マネーは、そのいずれのシステムにも適用できる。
【0057】店舗サーバ150は、この電子マネーを受
け取って店舗サーバ150に備えられた電子金庫160
−2へ格納し、店舗130のサーバ132に引き落とし
が完了した旨のメッセージを通知する。ステップ18で
は、サーバ132がこのメッセージを受信して電子決済
が完了する。電子金庫160−2に格納された電子マネ
ーは、店舗サーバ150が店舗用銀行180に預け入れ
依頼をしたとき、この店舗用銀行180の口座に入金さ
れる。
【0058】〈具体例1の効果〉以上、説明したように
具体例1によれば、顧客のアイリスデータ及び店舗ID
等を予めアイリス認証局120に登録し、決済時に本人
確認、店舗確認をアイリス認証局120に依頼するよう
にしたので、以下のような効果を有する。
【0059】まず、クレジットカード等を用いることな
く、商品の支払い決済が可能になる。このため、顧客個
人がカードを常に携帯している必要がなくなる。また、
店舗130にて、商品等の購入時にすぐに決済ができる
ため、郵便振替や銀行振替のような、二度手間もなく、
利便性が向上する。
【0060】また、本人認証に、本人でしか保有できな
いアイリスデータを用いているので、確実に本人確認を
行うことができ、しかも簡易な構成でセキュリティ性も
保証され、詐欺、偽造等を防止することができる。そし
て、不正行為を行った者に対して、そのアイリスデータ
を登録しておけば、犯罪防止にも役立てることができ
る。
【0061】また、アイリス認証局120が顧客の個人
情報に対して証明書を作成し、さらに電子署名が付与さ
れて通信電文が作成されるので、個人情報の改竄を防止
することができ、信頼性が向上して店舗130側では安
心して商品を販売することができる。
【0062】また、電子金庫160−1,2をサブ金庫
165−1〜nに分割して基礎ファイル169−1,2
に電子マネーを保管するようにしたので、電子マネーを
分類して決済時、すぐに電子マネーを引き出すことがで
きる。
【0063】尚、具体例1では、バイオメトリクス情報
としてアイリスデータを用いたが、これに限られるもの
ではなく、サイン、網膜、声紋、顔貌、指紋、手形の情
報を用いることもできる。サイン、声紋、顔貌、指紋、
手形の情報を用いるときは、これらの情報を得ることの
できるバイオメトリクス情報取得装置を用いる。但し、
このアイリスデータでは、256バイト程度の比較的少
ないデータ量で本人認証を行うことができ、サインや指
紋、声紋等と比較して有利である。また、具体例1で
は、商品購入について説明したが、この具体例1は、サ
ービスの提供の決済にも適用できる。
【0064】〈具体例2〉具体例2は、商品購入用端
末、決済依頼用端末としてノート型パソコンを用い、こ
のパソコンにてアイリスデータを採取してバーチャルモ
ールショッピング(Vertual mall shopping System)を
行えるようにしたものである。このバーチャルモールシ
ョッピングシステムは、様々な店舗が参加してバーチャ
ルモールが開設されたシステムである。
【0065】図15は、具体例2の構成を示すブロック
図である。通信回線1には、顧客のパソコン210が接
続され、顧客がパソコン210から、通信回線1を介し
てバーチャルモールショッピングシステム220にアク
セスできるようになっている。
【0066】バーチャルモールサーバ221は、バーチ
ャルモールショッピングシステム220を構成するため
のサーバである。尚、このバーチャルモールサーバ22
1は、1つとは限らない。
【0067】パソコン210は、例えば家庭や事務所、
会社等において用いられるようなノート型パーソナルコ
ンピュータであり、具体例2における決済依頼用端末で
ある。図16は、このパソコン210の外観を示す斜視
図である。この図16に示すように、このパソコン21
0には、データ入力用のマウス211、接続線212が
接続され、この接続線212を介して通信回線1に接続
され、インターネットを通じて世界中の端末との間で通
信が可能となる。
【0068】このパソコン210には、アイリス認証装
置101と同様のアイリス認証装置103が内蔵され、
パソコン210のディスプレイ213の上部には、操作
者のアイリスを採取するためのカメラ214が取り付け
られている。
【0069】尚、具体例2では、バーチャルモールショ
ッピングシステム220を通して購入された商品を配送
するための商品配送システム230が備えられている。
図17は、具体例2の商品配送システム230の構成を
示すブロック図である。この図17に示すように、商品
配送システム230は、顧客データベース231と、サ
ーバ232と、PC233と、伝票プリンタ234と、
を備えて構成されている。
【0070】顧客データベース231には、バーチャル
モールショッピングシステム220の顧客情報として、
住所、氏名、電話番号等が登録される。サーバ232
は、顧客データベース231を管理するとともに、バー
チャルモールショッピングシステム220(バーチャル
モールサーバ221)からの出荷指示に従ってPC23
3に伝票の発行を指示するコンピュータである。
【0071】PC233は、サーバ232からの指示に
基づいて出荷対象商品の送り状を発行するためのパーソ
ナルコンピュータである。伝票プリンタ234は、PC
233からの指示に基づいて送り状を印刷するためのプ
リンタである。尚、具体例1と同一要素については同一
符号を付して説明を省略する。
【0072】〈動作〉顧客は、パソコン210を利用し
てバーチャルモールショッピングシステム220にアク
セスする。
【0073】図18は具体例2のパソコン210の動作
を示すフローチャートである。ステップ41では、通信
回線1を介してインターネット経由でバーチャルモール
サーバ221をアクセスする。
【0074】パソコン210のディスプレイ213に
は、ブラウザを通してバーチャルモールサーバ221内
のバーチャルモールショッピングシステム220が表示
され、顧客は、この表示を参照して欲しい商品があるか
どうかを確認する。欲しい商品があったとき、顧客はパ
ソコン210のキーボード又はマウス211を用いてそ
の商品を選択する。この情報は、通信回線1を介してバ
ーチャルモールサーバ221に送信され、その結果、バ
ーチャルモールサーバ221からクレジット又は電子マ
ネーによる支払いを選択させる指示が返信される。
【0075】ステップ42では、この指示に従って、デ
ィスプレイ213に支払い方法を表示し、支払い方法を
選択させる。支払い方法は、この表示に従って顧客によ
り選択される。顧客が電子マネーによる支払いを選択し
たときは、具体例1と同様の処理が行われる。
【0076】即ち、ディスプレイ213の上部に取り付
けられたカメラ214を制御して操作者のアイリスデー
タを採取し、このアイリスデータに基づいて本人認証が
行われ、本人であることが認証されたときは、消費者サ
ーバ140へ決済を要求し、消費者サーバ140による
電子決済が行われる。尚、具体例1と同一動作を示すス
テップは同一ステップ符号を付し、詳細な説明を省略す
る。
【0077】電子決済が行われたときは、商品配送シス
テム230によって出荷対象商品が顧客に配送される。
即ち、図17に示すように、バーチャルモールショッピ
ングシステム220から、出荷指示として顧客及び出荷
対象商品が商品配送システム230のサーバ232に送
信される。
【0078】サーバ232では、顧客データベース23
1から顧客の住所、氏名、電話番号等の顧客情報が取り
出され、これと出荷対象商品が出荷情報としてPC23
3に送信される。
【0079】PC233では、この出荷情報に基づいて
送り状データが作成され、PC233のディスプレイに
出荷対象商品名が表示され、作業員に視認される。送り
状データは伝票プリンタ234に転送され、この送り状
データに基づいて送り状235が印刷される。
【0080】一方、出荷対象商品は作業員、あるいは商
品を搬送する機械等により倉庫237から取り出され、
梱包される。伝票プリンタ234によって印刷された送
り状は、出荷対象商品を梱包した荷物236の表面に貼
付され、配送トラック238によりこの商品が発送され
る。
【0081】〈具体例2の効果〉以上、説明したように
具体例2によれば、パソコン210にアイリス認証装置
103を備え、パソコン210からバーチャルモールシ
ョッピングシステム220から商品等を購入するときに
本人の認証を行うようにしたので、クレジットカード等
を用いることなく、バーチャルモールショッピングシス
テム220を利用しての支払い決済が可能になり、顧客
がカードを所持することなくバーチャルモールショッピ
ングを行うことができる。
【0082】しかも具体例1と同様に、顧客本人に特有
のアイリスデータを用いて本人確認を行うので、簡易な
構成でセキュリティ性を確保することができる。また、
電子決済システムに商品配送システム230を備えるこ
とにより、商品の受注から商品配送までを電子的に一括
して行える。従って、セキュリティ性を保証しつつ、よ
り利便性の高いシステムを構築することができる。
【0083】また、顧客端末としてのパソコン210に
ノート型のものを用いたので、自宅に限らず、外出先か
らインターネットを通じて商品を購入したり、サービス
の提供を受けたりすることができ、商品やサービスの決
済を行うことができる。
【0084】尚、具体例2では、パソコン210として
ノート型パソコンを用いたが、これに限られるものでは
なく、例えば企業に設置するような消費者サーバにする
こともできる。この場合、その企業の日用品の購入支払
い手段として使用でき、企業も後で決済処理を行う必要
がなくなるため、効率が上がる。また、小型のBtoB
(Business to Business:企業同士の電子決済の形態)
のEコマース(電子商取引)としての運用が可能にな
る。
【0085】さらに、顧客端末として、コンビニエンス
ストアに設置されたキオスク端末、イベント会場に設置
されたチケット自動販売機を用いることもできる。この
ようにすれば、現金を所持しなくてもコンビニエンスス
トア、あるいはイベント会場でイベント用のチケットを
購入し、電子決済を行うことができる。このように本シ
ステムは、広く応用可能なものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】具体例1の構成を示すブロック図である。
【図2】具体例1のアイリス認証局の構成を示すブロッ
ク図である。
【図3】具体例1の電子金庫の構成を示すブロック図で
ある。
【図4】具体例1のサブ金庫の構成を示すブロック図で
ある。
【図5】具体例1のアイリス登録システムの動作を示す
フローチャートである。
【図6】具体例1のアイリス認証を行うためのデータベ
ースの説明図である。
【図7】具体例1の店舗のサーバの動作を示すフローチ
ャートである。
【図8】具体例1の店舗のサーバとアイリス認証局との
間で送受信される通信電文の説明図である。
【図9】具体例1の顧客の認証を行うときのアイリス認
証局の動作を示すフローチャートである。
【図10】具体例1の店舗から消費者サーバへ送信され
る通信電文の説明図である。
【図11】具体例1の消費者サーバの動作を示すフロー
チャートである。
【図12】具体例1の消費者サーバとアイリス認証局と
の間で送受信される通信電文の説明図である。
【図13】具体例1の店舗の認証を行うときのアイリス
認証局の動作を示すフローチャートである。
【図14】具体例1の個人ID、アイリスデータ及びワ
レットの対応関係を示す説明図である。
【図15】具体例2の構成を示すブロック図である。
【図16】具体例2のパソコンの外観を示す斜視図であ
る。
【図17】具体例2の商品配送システムの構成を示すブ
ロック図である。
【図18】具体例2の動作を示すフローチャートであ
る。
【符号の説明】
1 通信回線 101〜103 アイリス認証装置 110 アイリス登録システム 120 アイリス認証局 130 店舗 131 POS 132 サーバ(店舗用) 140 消費者サーバ 150 店舗サーバ 160−1,2 電子金庫 210 パソコン 221 バーチャルモールサーバ 230 商品配送システム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B043 AA01 AA04 AA09 BA04 CA09 FA02 GA01 GA18 5B049 AA05 BB11 BB33 BB46 CC05 CC39 EE05 EE10 EE23 FF02 FF03 FF04 GG01 GG04 GG07 GG10 5B055 BB10 CB09 EE02 EE03 EE17 EE21 EE27 FA05 FB03 HA04 HB02 HB03 HB04 HB06 JJ05 KK05 KK09 KK18 LL11 PA05

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 商品販売者とその顧客との間で、通信回
    線を介して商品の購入代金の決済を電子マネーにより行
    う電子決済システムにおいて、 前記顧客のバイオメトリクス情報が予め登録されたバイ
    オメトリクス認証局と、 前記顧客の商品購入代金として電子マネーによる決済を
    依頼するための決済依頼用端末と、 商品販売者の電子マネーを販売者用電子金庫に格納し、
    当該電子マネーを管理する販売者マネー管理サーバと、 顧客の電子マネーを顧客用電子金庫に格納し、当該電子
    マネーを管理する顧客マネー管理サーバと、を備えたシ
    ステムであって、 前記決済依頼用端末は、バイオメトリクス認証局に、顧
    客から商品購入時に採取したバイオメトリクス情報を送
    信して顧客本人の認証を依頼し、バイオメトリクス認証
    局から認定通知が返信されたとき、顧客マネー管理サー
    バに、商品購入代金として電子マネーの販売者マネー管
    理サーバへの送金を依頼し、 前記バイオメトリクス認証局は、決済依頼用端末から、
    顧客本人の認証を依頼されたとき、受信したバイオメト
    リクス情報と予め登録されたバイオメトリクス情報とに
    基づいて、顧客がバイオメトリクス認証局に登録された
    者であるか否かの本人認証を行い、顧客がバイオメトリ
    クス認証局に登録された者であることが確認されたとき
    は、その旨の認定通知を当該決済依頼用端末に送信し、 前記顧客マネー管理サーバは、決済依頼用端末から、電
    子マネーの販売者マネー管理サーバへの送金を依頼され
    たとき、顧客用電子金庫から電子マネーを引き出して当
    該電子マネーを商品購入代金として販売者マネー管理サ
    ーバに転送するように構成されたことを特徴とする電子
    決済システム。
  2. 【請求項2】 前記顧客のバイオメトリクス情報を採取
    してバイオメトリクス認証局及び決済依頼用端末に送信
    するバイオメトリクス情報取得装置を備えたことを特徴
    とする請求項1に記載の電子決済システム。
  3. 【請求項3】 前記バイオメトリクス認証局は、少なく
    とも登録された顧客のバイオメトリクス情報及び個人情
    報を記憶するデータベースと、 顧客がバイオメトリクス認証局に登録された者であるこ
    とが確認されたときは、当該データベースから顧客の個
    人情報を抽出するデータ抽出手段と、 該データ抽出手段により顧客の個人情報が抽出されたと
    き、顧客本人の個人情報を証明する旨の認証証明書を作
    成し、抽出されたデータに当該認証証明書を付与して通
    信電文を作成する通信電文作成手段と、 該通信電文を決済処理用端末に送信する送信手段と、を
    備えたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の
    電子決済システム。
  4. 【請求項4】 前記決済依頼用端末がバイオメトリクス
    認証局に顧客本人の認証を依頼するとき、バイオメトリ
    クス認証局が認定通知を送信するとき、顧客マネー管理
    サーバが、電子マネーを販売者マネー管理サーバに転送
    するときは、それぞれ電子署名を付加した通信電文を送
    信するように構成されたことを特徴とする請求項1〜請
    求項3のいずれか1つに記載の電子決済システム。
  5. 【請求項5】 前記販売者用電子金庫及び顧客用電子金
    庫は、サブ金庫と、サブ金庫開錠鍵を用いて該サブ金庫
    を開錠するとともに、サブ金庫内の開錠鍵を保管し、か
    つ制御する鍵制御部が備えられたサブ金庫制御部とを有
    し、 さらに前記サブ金庫は、電子マネーを格納する基礎ファ
    イルの上に順次ファイルを階層化し、各ファイルに特定
    の開錠鍵を付与し、前記サブ金庫制御部の鍵制御部の制
    御により各ファイルとの開錠鍵が一致したときにのみ各
    ファイルが開錠されるように構成されたことを特徴とす
    る請求項1〜請求項4のいずれか1つに記載の電子決済
    システム。
  6. 【請求項6】 前記決済依頼用端末は実際に商品を販売
    する店舗に備えられたものであることを特徴とする請求
    項1〜請求項5のいずれか1つに記載の電子決済システ
    ム。
  7. 【請求項7】 通信回線を介して商品を販売するバーチ
    ャルモールサーバを備える一方、前記決済依頼用端末
    は、バーチャルモールサーバに商品の購入を依頼するた
    めのパーソナルコンピュータであることを特徴とする請
    求項1〜請求項5のいずれか1つに記載の電子決済シス
    テム。
  8. 【請求項8】 電子マネーによる電子決済が行われたと
    き、バーチャルモールサーバからの出荷指示に従って顧
    客の出荷対象商品を配送する商品配送システムを備えた
    ことを特徴とする請求項7に記載の電子決済システム。
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