JP2001067201A - 画像処理システムおよび画像処理装置および画像処理システムの制御方法および画像処理装置の制御方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像処理システムの各装置および操作手段の
接続状況が適切でない場合に、画像処理システムへの電
力供給を自動的に遮断して、安全性を向上させること。 【解決手段】 エンジンコントローラ２００７がエンジ
ンユニット１００２にリーダユニット１００３が接続さ
れているかどうかを判定し、リーダコントローラ２０１
３がリーダユニット１００３に操作部ユニット１００１
が接続されているかどうかを判定し、エンジンコントロ
ーラ２００７がエンジンユニット１００２に操作部ユニ
ット１００１が接続されているかどうかを判定し、これ
ら判定結果に応じてエンジンコントローラ２００７が電
源ユニット２００８を制御する構成を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、画像処理装置と画
像処理装置に着脱可能なオプション装置とを有する画像
処理システムおよび画像処理装置および画像処理システ
ムの制御方法および画像処理装置の制御方法に関する。

【０００２】

【従来の技術】従来、プリンタやイメージリーダのよう
な単機能の画像処理装置を組み合わせて、プリント機
能，イメージ入力機能，コピー機能等の複合機能を有す
る画像処理装置（複合画像処理装置）が提案されてい
る。これらの複合画像処理装置には、出荷時から複合機
能を有するものと、ユーザが保有する単機能の画像処理
装置に拡張ユニットを取り付けて複合画像処理システム
（複合画像処理装置）とする場合がある。プリンタにイ
メージリーダユニットを取り付けコピー機能を持たせる
場合が、後者の例にあたる。

【０００３】このように単機能の画像処理装置を組み合
わせて複合機能を有する画像処理システムとした場合、
操作部ユニットをプリンタエンジンとイメージリーダと
の双方に取り付けるのは非効率である。そこで、操作部
ユニットを脱着可能とし、プリンタを単体で使用する時
にプリンタエンジンに接続されていた操作部ユニット
を、イメージリーダ側に接続し直すことにより、複合機
能を有する画像処理システムの操作部ユニットとして用
いる方法が提案されている。

【０００４】また、従来の複合画像処理装置に脱着可能
な操作部ユニットまたは操作用コンピュータは、独立し
た制御装置を内蔵し、電源投入時に操作部が接続されて
いる相手とのネゴシエーションを行うことにより、接続
相手がプリンタエンジンなのか、プリンタエンジンに接
続されたイメージリーダなのかを判定して、接続相手に
応じた操作サービスを与えるというものであった。

【０００５】

【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の複合画
像処理装置，画像処理システムに着脱可能な操作部ユニ
ットでは、たとえばユーザがプリンタエンジンだけの単
機能状態で使用する際に接続する操作部ユニットでも、
追加オプションであるイメージリーダに対する操作機能
を操作部ユニットが有していなければならず、操作部ユ
ニットの製造コスト等が高くなってしまっていた。

【０００６】また、追加オプションの提供時に、プリン
タエンジンだけの単機能状態で、今まで考慮していなか
った新機能の操作機能を追加しようとしても、操作部ユ
ニットも交換しない限り、操作機能の追加ができなかっ
た。

【０００７】このようなことは、操作部ユニットには操
作部ユニットをコントロールするためのコントローラを
搭載せず、単機能状態では、エンジンコントローラが操
作部ユニットを制御し、複合機能状態では、操作部ユニ
ットが接続されるオプションユニットのコントローラが
操作部ユニットを制御することにより解消している。

【０００８】しかしながら、操作部ユニットを着脱可能
に構成したことにより、単機能状態または複合機能状態
のいずれであっても、ユーザが操作部ユニットを接続し
ない状態で、あるいは操作部ユニットの接続部の緩み等
によりユーザが気づかないうちに外れてしまった状態で
電源を投入してしまう恐れがあり、その状態でプリント
等を実行した際にプリンタで異常が発生した場合にユー
ザに異常が発生したことを通知できないという問題があ
り、さらには、プリンタが異常のままで電源が供給され
た状態で長時間放置される可能性が高くなってしまうと
いう問題点があった。

【０００９】本発明は、上記の問題点を解決するために
なされたもので、本発明の第１の目的は、着脱可能な操
作手段を有する画像処理装置または画像処理システムに
おいて、操作手段が接続されていない、すなわち画像処
理システムにおいて不具合が発生した場合にユーザに警
告通知を行うための操作手段が接続されていないと判定
された場合に、画像処理システムまたは画像処理装置へ
の電源供給を自動的に遮断させることにより、画像処理
システムの安全性を向上することができる画像処理シス
テムおよび画像処理装置および画像処理システムの制御
方法および画像処理装置の制御方法を提供することであ
る。

【００１０】さらに、本発明の第２の目的は、着脱可能
な操作手段を有する画像処理装置または画像処理システ
ムにおいて、操作手段が接続されていない、すなわち画
像処理システムにおいて不具合が発生した場合にユーザ
に警告通知を行うための操作手段が接続されていないと
判定された場合に、ネットワークを介して接続される管
理者等特定の外部装置に画像処理システムの状態を通報
することにより、画像処理システムの状態を管理者等の
ユーザに確実かつすばやく通報できる画像処理システム
および画像処理装置および画像処理システムの制御方法
および画像処理装置の制御方法を提供することである。

【００１１】

【課題を解決するための手段】本発明に係る第１の発明
は、画像処理装置（画像を記録媒体に形成処理可能な図
３に示すエンジンユニット１００２）と、前記画像処理
装置に着脱可能なオプション装置（図３に示すリーダユ
ニット１００３）とを有する画像処理システムであっ
て、前記画像処理装置と操作手段（図３に示す操作部ユ
ニット１００１）とを通信可能に接続する第１接続手段
（図３に示す操作部インタフェース２００５）と、前記
オプション装置と操作手段とを通信可能に接続する第２
接続手段（図３に示す操作部インタフェース２０１５）
と、前記画像処理装置に前記オプション装置が接続され
ているかどうかを判定する第１判定手段（図３に示すエ
ンジンコントローラ２００７）と、前記画像処理装置に
前記操作手段が接続されているかどうかを判定する第２
判定手段（図３に示すエンジンコントローラ２００７）
と、前記オプション装置に前記操作手段が接続されてい
るかどうかを判定する第３判定手段（図３に示すリーダ
コントローラ２０１３）と、前記画像処理システムへの
電力供給を遮断可能な電源手段（図３に示す電源ユニッ
ト２００８）と、前記第１判定手段または前記第２判定
手段または前記第３判定手段の判定結果に応じて前記電
源手段を制御する制御手段（図３に示すエンジンコント
ローラ２００７）とを有するものである。

【００１２】本発明に係る第２の発明は、前記制御手段
は、前記第１判定手段で前記画像処理装置に前記オプシ
ョン装置が接続されていないと判定され、前記第２判定
手段で前記画像処理装置に操作手段が接続されていない
と判定された場合に、前記画像処理システムへの電力供
給を遮断すべく前記電源手段を制御するものである。

【００１３】本発明に係る第３の発明は、前記制御手段
は、前記第１判定手段で前記画像処理装置に前記オプシ
ョン装置が接続されていると判定され、前記第３判定手
段で前記オプション装置に前記操作手段が接続されてい
ないと判定された場合に、前記画像処理システムへの電
力供給を遮断すべく前記電源手段を制御するものであ
る。

【００１４】本発明に係る第４の発明は、前記第３判定
手段で前記オプション装置に操作手段が接続されていな
いと判定された場合に、前記オプション装置に前記操作
手段が接続されていないことを前記画像処理装置に通知
する通知手段（図３に示すリーダコントローラ２０１
３）を有するものである。

【００１５】本発明に係る第５の発明は、ネットワーク
（図１に示すネットワークケーブル１００４）を介して
通信可能に接続される外部装置（図示しないコンピュー
タ）とデータを送受信する通信手段（図３に示すネット
ワークコントローラ２０１１）を有し、前記制御手段
は、前記第１判定手段で前記画像処理装置に前記オプシ
ョン装置が接続されていないと判定され、前記第２判定
手段で前記画像処理装置に操作手段が接続されていない
と判定された場合に、特定の外部装置に前記画像処理シ
ステムの状態を前記通信手段により通報させ、前記画像
処理システムへの電力供給を遮断すべく前記電源手段を
制御するものである。

【００１６】本発明に係る第６の発明は、ネットワーク
（図１に示すネットワークケーブル１００４）を介して
通信可能に接続される外部装置（図示しないコンピュー
タ）とデータを送受信する通信手段（図３に示すネット
ワークコントローラ２０１１）を有し、前記制御手段
は、前記第１判定手段で前記画像処理装置に前記オプシ
ョン装置が接続されていると判定され、前記第３判定手
段で前記オプション装置に前記操作手段が接続されてい
ないと判定された場合に、特定の外部装置に前記画像処
理システムの状態を前記通信手段により通報させ、前記
画像処理システムへの電力供給を遮断すべく前記電源手
段を制御するものである。

【００１７】本発明に係る第７の発明は、前記制御手段
は、前記画像処理システムの一部への電力供給を遮断す
べく前記電源手段を制御するものである。

【００１８】本発明に係る第８の発明は、前記画像処理
システムの状態の通報先である外部装置のネットワーク
アドレスを入力するアドレス入力手段（図８に示す通報
先設定画面８０００）を有し、前記制御手段は、前記ア
ドレス入力手段で入力されたネットワークアドレスによ
り指定される外部装置に前記画像処理システムの状態を
前記通信手段により通報させるものである。

【００１９】本発明に係る第９の発明は、前記制御手段
は、前記オプション装置に操作手段が取りつけられてい
ないことを前記通信手段により送信させるものである。

【００２０】本発明に係る第１０の発明は、前記制御手
段は、前記画像処理システムの状態を前記通信手段によ
り電子メール（図１０に示される）で外部装置に送信さ
せるものである。

【００２１】本発明に係る第１１の発明は、前記アドレ
ス入力手段は、前記画像処理システムの管理者に対して
前記画像処理システムの状態を通報するためのネットワ
ークアドレスを入力するものである。

【００２２】本発明に係る第１２の発明は、前記アドレ
ス入力手段により入力されたネットワークアドレスを記
憶する記憶手段（図３に示す書き換え可能な不揮発性メ
モリ２００７ｄ）を有するものである。

【００２３】本発明に係る第１３の発明は、前記オプシ
ョン装置は、原稿画像を読み取る画像読み取り装置であ
る。

【００２４】本発明に係る第１４の発明は、前記画像処
理装置は、画像を記録媒体に形成処理する画像形成装置
である。

【００２５】本発明に係る第１５の発明は、オプション
装置（図３に示すリーダユニット１００３）を通信可能
に接続するオプション接続手段（図３に示すリーダイン
タフェース２０１０）を有する画像処理装置であって、
操作手段（図３に示す操作部ユニット１００１）を通信
可能に接続する第１接続手段（図３に示す操作部インタ
フェース２００５）と、前記オプション装置が前記オプ
ション接続手段に接続されているかどうかを判定する第
１判定手段（図３に示すエンジンコントローラ２００
７）と、前記操作手段が前記第１接続手段に接続されて
いるかどうかを判定する第２判定手段（図３に示すエン
ジンコントローラ２００７）と、前記操作手段が前記オ
プション装置に接続されているかどうかを判定する第３
判定手段（図３に示すエンジンコントローラ２００７）
と、前記画像処理装置または前記オプション装置への電
力供給を遮断可能な電源手段と、前記第１判定手段また
は前記第２判定手段または前記第３判定手段の判定結果
に応じて前記電源手段を制御する制御手段（図３に示す
エンジンコントローラ２００７）とを有するものであ
る。

【００２６】本発明に係る第１６の発明は、前記制御手
段は、前記第１判定手段で前記オプション接続手段に前
記オプション装置が接続されていないと判定され、前記
第２判定手段で前記第１判定手段に操作手段が接続され
ていないと判定された場合に、前記画像処理装置または
オプション装置への電力供給を遮断すべく前記電源手段
を制御するものである。

【００２７】本発明に係る第１７の発明は、前記制御手
段は、前記第１判定手段で前記オプション接続手段に前
記オプション装置が接続されていると判定され、前記第
３判定手段で前記オプション装置に前記操作手段が接続
されていないと判定された場合に、前記画像処理装置ま
たは前記オプション装置への電力供給を遮断すべく前記
電源手段を制御するものである。

【００２８】本発明に係る第１８の発明は、ネットワー
ク（図１に示すネットワークケーブル１００４）を介し
て通信可能に接続される外部装置（不図示のコンピュー
タ）とデータを送受信する通信手段（図３に示すネット
ワークコントローラ２０１１）を有し、前記制御手段
は、前記第１判定手段で前記オプション接続手段に前記
オプション装置が接続されていないと判定され、前記第
２判定手段で前記第１接続手段に操作手段が接続されて
いないと判定された場合に、特定の外部装置に前記画像
処理装置または前記オプション装置の状態を前記通信手
段により通報させ、前記画像処理装置または前記オプシ
ョン装置への電力供給を遮断すべく前記電源手段を制御
するものである。

【００２９】本発明に係る第１９の発明は、ネットワー
ク（図１に示すネットワークケーブル１００４）を介し
て通信可能に接続される外部装置（不図示のコンピュー
タ）とデータを送受信する通信手段（図３に示すネット
ワークコントローラ２０１１）を有し、前記制御手段
は、前記第１判定手段で前記オプション接続手段に前記
オプション装置が接続されていると判定され、前記第３
判定手段で前記オプション装置に前記操作手段が接続さ
れていないと判定された場合に、特定の外部装置に前記
画像処理装置または前記オプション装置の状態を前記通
信手段により通報させ、前記画像処理装置または前記オ
プション装置への電力供給を遮断すべく前記電源手段を
制御するものである。

【００３０】本発明に係る第２０の発明は、前記制御手
段は、前記画像処理装置または前記オプション装置の一
部への電力供給を遮断すべく前記電源手段を制御するも
のである。

【００３１】本発明に係る第２１の発明は、前記画像処
理装置または前記オプション装置の状態の通報先である
外部装置のネットワークアドレスを入力するアドレス入
力手段（図８に示す通報先設定画面８０００）を有し、
前記制御手段は、前記アドレス入力手段で入力されたネ
ットワークアドレスにより指定される外部装置に前記画
像処理装置または前記オプション装置の状態を前記通信
手段により通報させるものである。

【００３２】本発明に係る第２２の発明は、前記制御手
段は、前記オプション装置に操作手段が取りつけられて
いないことを前記通信手段により通信させるものであ
る。

【００３３】本発明に係る第２３の発明は、前記制御手
段は、前記画像処理装置または前記オプション装置の状
態を前記通信手段により電子メールで外部装置に送信さ
せるものである。

【００３４】本発明に係る第２４の発明は、前記アドレ
ス入力手段は、前記画像処理システムの管理者に対して
前記画像処理装置または前記オプション装置の状態を通
報するためのネットワークアドレスを入力するものであ
る。

【００３５】本発明に係る第２５の発明は、前記アドレ
ス入力手段により入力されたネットワークアドレスを記
憶する記憶手段（図３に示す書き換え可能な不揮発性メ
モリ２００７ｄ）を有するものである。

【００３６】本発明に係る第２６の発明は、画像処理装
置（図３に示すエンジンユニット１００２）と、前記画
像処理装置に着脱可能なオプション装置（図３に示すリ
ーダユニット１００３）とを有する画像処理システムの
制御方法であって、前記画像処理装置に前記オプション
装置が接続されているかどうかを判定する第１判定工程
（図５に示すフローチャートのステップＳ５００１）
と、前記画像処理装置に前記操作手段が接続されている
かどうかを判定する第２判定工程（図５に示すフローチ
ャートのステップＳ５００２）と、前記オプション装置
に前記操作手段が接続されているかどうかを判定する第
３判定工程（図５に示すフローチャートのステップＳ４
００１）と、前記第１判定工程または前記第２判定工程
または前記第３判定工程の判定結果に応じて前記画像処
理システムへの電源供給を遮断させる遮断工程とを有す
るものである。

【００３７】本発明に係る第２７の発明は、前記第１判
定工程または前記第２判定工程または前記第３判定工程
の判定結果に応じてネットワーク（図１に示すネットワ
ークケーブル１００４）を介して通信可能に接続される
特定の外部装置（図示しないコンピュータ）に前記画像
処理システムの状態を通報させる通報工程（図９に示す
フローチャートのステップＳ９００３）を有するもので
ある。

【００３８】本発明に係る第２８の発明は、オプション
装置（図３に示すリーダユニット１００３）を通信可能
に接続するオプション接続手段（図３に示すリーダイン
タフェース２０１０）と、操作手段（図３に示す操作部
ユニット１００１）を通信可能に接続する第１接続手段
（図３に示す操作部インタフェース２００５）とを有す
る画像処理装置（図３に示すエンジンユニット１００
２）の制御方法であって、前記オプション装置が前記オ
プション接続手段に接続されているかどうかを判定する
第１判定工程（図５に示すフローチャートのステップＳ
５００１）と、前記操作手段が前記第１接続手段に接続
されているかどうかを判定する第２判定工程（図５に示
すフローチャートのステップＳ５００２）と、前記操作
手段が前記オプション装置に接続されているかどうかを
判定する第３判定工程（図５に示すフローチャートのス
テップＳ５００４）と、前記第１判定工程または前記第
２判定工程または前記第３判定工程の判定結果に応じて
前記画像処理装置または前記オプション装置への電力供
給を遮断する遮断工程（図５に示すフローチャートのス
テップ５００３）とを有するものである。

【００３９】本発明に係る第２９の発明は、前記第１判
定工程または前記第２判定工程または前記第３判定工程
の判定結果に応じてネットワークを介して通信可能に接
続される特定の外部装置に前記画像処理装置または前記
オプション装置の状態を通報させる通報工程（図９に示
すフローチャートのステップＳ９００４）を有するもの
である。

【００４０】

【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
実施形態について説明する。

【００４１】〔第１実施形態〕図１は、本実施形態を示
す画像処理システムの概略構成を説明する図である。な
お、図１の（ａ）は、プリンタ単体で使用される形態の
画像処理システムを、図１の（ｂ）はプリンタにオプシ
ョンユニットの一例としてイメージリーダを追加して複
写機形態（複合画像処理装置）とした画像処理システム
を示している。

【００４２】図１において、１００１は操作部ユニット
で、エンジンユニット（プリンタエンジン、プリンタユ
ニット）１００２，リーダユニット（イメージリーダ）
１００３に着脱可能であり、液晶タッチパネル２００
４，ハードキー等を備え、画像処理システムに対する入
力操作，液晶タッチパネル２００４における使用者への
メッセージの表示を行うことができる。エンジンユニッ
ト１００２は、イメージデータを記録紙等にプリントす
ることができる。リーダユニット１００３は、カラー原
稿を読み込んでカラーイメージデータを得ることができ
る。

【００４３】図１の（ａ）に示したように、本実施形態
を示す画像処理システムがプリンタ形態である場合、操
作部ユニット１００１は、エンジンユニット１００２に
接続される。また、図１の（ｂ）に示したように複写機
形態である場合、操作部ユニット１００１は、リーダユ
ニット１００３に接続される。

【００４４】１００４はネットワークケーブルで、ネッ
トワークケーブル１００４を通して図示しないホストコ
ンピュータから転送されたイメージデータをエンジンユ
ニット１００２からプリント出力することができる。

【００４５】以下、図２，図３等を参照して、本実施形
態を示す画像処理システムの制御構成を説明する。

【００４６】図２は、本実施形態を示す画像処理システ
ムの制御構成を説明するブロック図であり、図１の
（ａ）に示したように、画像処理システムがプリンタ形
態である場合の制御ブロック図である。なお、図１と同
一のものには同一の符号を付してある。

【００４７】図２において、２００３はハードキーコン
トローラで、操作部ユニット１００１内の図示しないハ
ードキーのコントローラであり、どのハードキーが押さ
れたかを判定して操作部インタフェース２００５に判定
結果を送る。またハードキーコントローラ２００３は操
作部ユニット１００１の図示しないＬＥＤの点灯，消
灯，点滅の制御も行っており、操作部インタフェース２
００５を経由して受信したＬＥＤ制御信号に従って、操
作部ユニット１００１のＬＥＤを点灯，消灯，点滅させ
る。

【００４８】液晶（ＬＣＤ）タッチパネル２００４は、
液晶表示部とその上に設置されるタッチパネル等から構
成され、液晶タッチパネル２００４上でユーザにより押
された位置の情報は、操作部インタフェース２００５を
通して、エンジンユニット１００２内のＬＣＤコントロ
ーラ２００６が判定する。また、液晶タッチパネル２０
０４への表示は、エンジンユニット１００２内のＬＣＤ
コントローラ２００６から操作部インタフェース２００
５を経由して信号が液晶タッチパネル２００４に届くこ
とによって実施される。

【００４９】操作部インタフェース２００５は、操作部
ユニット１００１とエンジンユニット１００２とを各種
信号を送受可能に連結している。ＬＣＤコントローラ２
００６は、前述したように液晶タッチパネル２００４を
制御する。２００７はエンジンコントローラであり、Ｃ
ＰＵ２００７ａ，ＲＡＭ２００７ｂ，ＲＯＭ２００７
ｃ，ＨＤＤ，フラッシュメモリ，ＥＥＰＲＯＭ等の書き
換え可能な不揮発性メモリ２００７ｄ等を備え、ＲＯＭ
２００７ｃまたは不揮発性メモリ２００７ｄに格納され
る制御プログラムをＣＰＵ２００７ａが実行することに
より、プリンタエンジン全体の制御を行うとともに、Ｌ
ＣＤコントローラ２００６を駆動して液晶タッチパネル
２００４を制御する。

【００５０】操作部ユニット１００１の液晶タッチパネ
ル２００４に表示されるメッセージ等は、エンジンコン
トローラ２００７が内蔵するＲＯＭ，不揮発性メモリ２
００７ｄ等に格納されており、必要に応じてＬＣＤコン
トローラ２００６に送られる。

【００５１】２００８は電源ユニットで、本実施形態を
示す画像処理システムの各部（エンジンユニット１００
２内の各部および操作部ユニット１００１内の各部）に
電力を供給している。２００９は信号線で、エンジンコ
ントローラ２００７から電源ユニット２００８へ繁がる
ものであり、エンジンコントローラ２００７からの信号
により、電源ユニット２００８は各部への電力供給を停
止して、本実施形態を示す画像処理システムの動作を停
止させることが可能である。

【００５２】２０１０はリーダインタフェースであり、
リーダユニットとエンジンユニット１００２とを接続す
るインタフェースである。リーダインタフェース２０１
０については、後述する図３において詳述する。２０１
１はネットワークコントローラであり、本実施形態を示
す画像処理システム外のコンピュータネットワークとエ
ンジンコントローラ２００７とを仲介し、ネットワーク
へのメッセージの転送や、ネットワークからのコマンド
の受信を行うなど、ネットワークに接続されるコンピュ
ータ，サーバ，周辺機器等と各種データを送受信するこ
とができる。

【００５３】２０１６は印刷部で、ネットワークコント
ローラ２０１１を介してネットワークに接続されるコン
ピュータからのデータに応じたイメージデータ，リーダ
インタフェース２０１０を介して送られるリーダユニッ
トからのイメージデータ等を記録紙等の記録媒体に印刷
することができる。

【００５４】図３は、本実施形態を示す画像処理システ
ムの制御構成を説明するブロック図であり、図１の
（ｂ）に示したように、画像処理システムが複写機形態
である場合の制御ブロック図である。なお、図１，図２
と同一のものには同一の符号を付してある。以下、構成
および動作について説明する。

【００５５】図３において、図２と同一のものについて
は説明を省略する。１００３はリーダユニットであり、
リーダインタフェース２０１０を通してエンジンユニッ
ト１００２と接続されることで図３に示す画像処理シス
テムは複写機機能を提供できる。

【００５６】操作部ユニット１００１は、リーダユニッ
ト１００３増設時に、エンジンユニット１００２から取
り外されて、リーダユニット１００３に操作部インタフ
ェース２０１５と通じて接続される。２０１３はリーダ
コントローラであり、ＣＰＵ２０１３ａ，ＲＡＭ２０１
３ｂ，ＲＯＭ２０１３ｃ，ＨＤＤ，フラッシュメモリ，
ＥＥＰＲＯＭ等の書き換え可能な不揮発性メモリ２０１
３ｄ等を備え、ＲＯＭ２０１３ｃまたは不揮発性メモリ
２０１３ｄに格納される制御プログラムをＣＰＵ２０１
３ａが実行することにより、リーダユニット１００３全
体を制御するとともに、リーダインタフェース２０１０
を通して、エンジンコントローラ２００７と連携し、複
写機機能を提供する。

【００５７】またリーダコントローラ２０１３は、図２
で説明したエンジンコントローラ２００７と同様に、Ｌ
ＣＤコントローラ２０１４と操作部インタフェース２０
１５を通して、操作部ユニット１００１を制御する。図
３においては、操作部ユニット１００１の液晶タッチパ
ネル２００４に表示されるメッセージ等は、リーダコン
トローラ２０１３内のＲＯＭ２０１３ｃ，不揮発性メモ
リ２０１３ｄ等に記憶されているものを用いている。

【００５８】ＬＣＤコントローラ２０１４は、ＬＣＤコ
ントローラ２００６と同じものだが、搭載されている場
所がリーダユニット１００３内になっている。操作部イ
ンタフェース２０１５は、操作部インタフェース２００
５と同じものだが、操作部ユニット１００１と接続する
相手がリーダユニット１００３になっている。また、電
源ユニット２００８は、リーダユニット１００３と、リ
ーダユニット１００３を経由して図２と同様に操作部ユ
ニット１００１に電力を供給出来る。

【００５９】図２，図３に示した構成を有することによ
り、本実施形態を示す画像処理システムは、プリンタ形
態から複写機形態に拡張する場合に、操作部ユニット１
００１を流用して使いつつ、プリンタ形態時には、エン
ジンコントローラ２００７内のＲＯＭ２００７ｃ，ＨＤ
Ｄ等の書き換え可能な不揮発性メモリ２００７ｄ等に格
納されるプログラムをＣＰＵ２００７ａが実行すること
により、操作部ユニット１００１を制御し、複写機形態
時には、リーダコントローラ２０１３内のＲＯＭ２０１
３ｃ，ＨＤＤ等の書き換え可能な不揮発性メモリ２０１
３ｄ等に格納されるプログラムをＣＰＵ２１０３ａが実
行することにより操作部ユニット１００１を制御するこ
とによって、低コストで機能追加が容易な脱着可能操作
部ユニットを有する画像処理装置，画像処理システムを
提供することが可能となる。

【００６０】つぎに、本実施形態を示す画像処理システ
ムにおける、操作部ユニット１００１の接続監視と画像
処理システムの自動停止について説明する。

【００６１】以下、図４のフローチャートを参照して、
図３に示したリーダコントローラ２０１３における操作
部ユニット１００１の監視フローチャートを説明する。

【００６２】図４は、本実施形態を示す画像処理システ
ムにおける第１のデータ処理手順の一例を説明するフロ
ーチャートであり、図３に示したＲＯＭ２０１３ｃ，不
揮発性メモリ２０１３ｄ等に格納される制御プログラム
に基づきＣＰＵ２０１３ａで電源投入時および電源投入
後一定時間間隔で実行される処理手順に対応する。な
お、Ｓ４００１〜Ｓ４００２は各ステップを示す。

【００６３】まず、リーダユニット１００３の操作部イ
ンタフェース２０１５およびＬＣＤコントローラ２０１
４を通して、操作部ユニット１００１がリーダコントロ
ーラ２０１３に接続されているか否かを判断し（Ｓ４０
０１）、操作部ユニット１００１がリーダコントローラ
２０１３に接続されている場合、たとえば操作部ユニッ
ト１００１がリーダコントローラ２０１３からの信号に
よる問いかけに応答する場合には、リターンしてこのフ
ローチャートから抜ける。

【００６４】一方、ステップＳ４００１で操作部ユニッ
ト１００１がリーダコントローラ２０１３に接続されて
いない場合、たとえば操作部ユニット１００３に対する
リーダコントローラ２０１３からの信号による問いかけ
に応答がない場合には、リーダコントローラ２０１３
（ＣＰＵ２１０３ａ）は、リーダインタフェース２０１
０を通してエンジンコントローラ２００７へ、操作部ユ
ニット未接続情報を送信し、リターンする。

【００６５】以下、図５のフローチャートを参照して、
図２に示したエンジンコントローラ２００７における操
作部ユニット１００１の監視フローチャートを説明す
る。

【００６６】図５は、本実施形態を示す画像処理システ
ムにおける第２のデータ処理手順の一例を説明するフロ
ーチャートであり、図２，図３に示したＲＯＭ２００７
ｃ，不揮発性メモリ２００７ｄ等に格納される制御プロ
グラムに基づきＣＰＵ２００７ａで電源投入時および電
源投入後一定時間間隔で実行される処理手順に対応す
る。なお、Ｓ５００１〜Ｓ５００４は各ステップを示
す。

【００６７】まず、リーダインタフェース２０１０を通
してリーダユニット１００３がエンジンコントローラ２
０１３に接続されているか否かを判断し（Ｓ５００
１）、リーダユニット１００３が接続されていないと判
断した場合、たとえばリーダコントローラ２０１３に対
するエンジンコントローラ２００７からの信号による問
いかけに応答がない場合は、ステップＳ５００２に進
み、リーダユニット１００３が接続されていると判断し
た場合、たとえばエンジンコントローラ２００７からの
信号による問いかけに対しリーダコントローラ２０１３
が応答する場合は、ステップＳ５００４へ進む。

【００６８】ステップＳ５００２において、エンジンユ
ニット１００２の操作部インタフェース２００５および
ＬＣＤコントローラ２００６を通して、操作部ユニット
１００１がエンジンコントローラ２００７に接続されて
いるか否かを判断し、操作部ユニット１００１が接続さ
れていると判断した場合、たとえば操作部ユニット１０
０１がエンジンコントローラ２００７からの信号による
問いかけに応答する場合には、リターンして、フローチ
ャートから抜ける。

【００６９】一方、ステップＳ５００２において、操作
部ユニット１００１が接続されていないと判断した場
合、たとえば操作部ユニット１００１がエンジンコント
ローラ２００７からの信号による問いかけに応答しない
場合には、エンジンコントローラ２００７は信号線２０
０９を通して、電源ユニット２００８に停止信号を送
り、電源ユニット２００８の図示しないリレーを切って
操作部ユニット１００１，エンジンユニット１００２，
リーダユニット１００３に対する電源供給を停止させ、
本実施形態の画像処理システムを停止させる（Ｓ５００
３）。

【００７０】一方、ステップＳ５００１においてリーダ
ユニット１００３が接続されていると判断された場合
は、リーダユニット１００３のリーダコントローラ２０
１３からリーダインタフェース２０１０を通して、図４
のフローチャートで説明した操作部ユニット未接続情報
が、エンジンコントローラ２００７に送られたか否かを
判定する（Ｓ５００４）。リーダコントローラ２０１３
から操作部ユニット未接続情報が送信された場合には、
ステップＳ５００３に進み、エンジンコントローラ２０
０７は信号線２００９を通して、電源ユニット２００８
に停止信号を送り、電源ユニット２００８の図示しない
リレーを切って電源供給を停止させ、画像処理システム
を停止させる。一方、操作部ユニット未接続情報が送信
されていないと判断した場合は、リターンして、フロー
チャートを抜ける。

【００７１】このように本実施形態を示す画像処理シス
テムによれば、低コストで機能追加が容易な脱着可能操
作部ユニットを有する画像処理システムおよび画像処理
装置を提供することが可能となり、また、脱着可能な操
作部ユニットが画像処理システムに未接続になった場合
に、ユーザに警告表示を行う操作部ユニットを失った画
像処理システムに対する電源供給を自動的に遮断して、
画像処理システムを停止させることが可能となる。

【００７２】以上説明したように、本発明によれば、低
コストで機能追加が容易な脱着可能な操作部ユニットを
有する画像処理システム，画像処理装置を提供すること
が可能となり、画像処理システムのオプション追加方法
の改善が行える。

【００７３】〔第２実施形態〕上記第１実施形態では、
画像処理システムが複写機形態の場合にリーダユニット
１００３に操作部ユニット１００１が接続されていない
とき、プリンタ形態の場合にプリンタユニット１００２
に操作部ユニット１００１が接続されていないときに、
画像処理システムの電源供給を遮断する場合について説
明したが、電源供給を遮断する前に、ネットワークに接
続されるコンピュータに対し、画像処理システムの現
状、たとえば操作部ユニットが取りつけられていないこ
とを報知するように構成してもよい。以下、その実施形
態について説明する。

【００７４】なお、本実施形態を示す画像処理システム
は、上述した第１実施形態を示す画像処理システムと同
様に図１〜図３に示した構成および制御構成を備えてい
るので、詳細な説明は省略する。

【００７５】以下、図６〜図８を参照して、本実施形態
を示す画像処理システムにおけるネットワークを用いた
操作部ユニット未接続自動通報の設定方法について説明
する。

【００７６】図６は、図２，図３に示した操作部ユニッ
ト１００１の液晶タッチパネル２００４上に表示される
基本操作画面の一例を説明する図である。

【００７７】図６において、６０００は基本操作画面で
ある。６００１はユーザモードキーで、このキーが表示
されている部分を押すことにより、液晶タッチパネル２
００４に図７に示すユーザモード設定画面７０００が表
示される。

【００７８】なお、プリンタ形態時には、この画面デー
タ送信と画面制御はエンジンコントローラ２００７のＣ
ＰＵ２００７ａがＲＯＭ２００７ｂ，不揮発性メモリ２
００７ｄに格納されるプログラムに基づいて実行し、複
写機形態時には、リーダコントローラ２０１３のＣＰＵ
２０１３ａがＲＯＭ２０１３ｂ，不揮発性メモリ２０１
３ｄに格納されるプログラムに基づいて実行する。

【００７９】図７は、図２，図３に示した操作部ユニッ
ト１００１の液晶タッチパネル２００４上に表示される
ユーザモード設定画面の一例を説明する図である。

【００８０】図７において、７００１はユーザモード選
択タッチキーで、図に示すような各ユーザモードに対す
る設定入力等を行う場合に対応するキーを選択する。７
００２，７００３はスクロールボタンであり、これを押
すことにより、現在表示されているユーザモード選択タ
ッチキー以外の選択タッチキーを画面に呼び出すことが
可能である。７００４は通報先設定モード選択タッチキ
ーで、通報先を設定する場合に選択するキーであり、ユ
ーザモード選択タッチキー７００１の１つである。

【００８１】７００５はＯＫキーで、選択したユーザモ
ード選択タッチキーを確定するためのものであり、７０
０６は取り消しキーで、ユーザモード選択タッチキーの
選択を取消して、１つ前の画面に戻るためものである。
通報先設定モード選択タッチキー７００４を押して、通
報先設定モードを選択した状態で、ＯＫキー７００５を
押すことにより、図８に示す通報先設定画面８０００を
呼び出すことができる。

【００８２】図８は、図２，図３に示した操作部ユニッ
ト１００１の液晶タッチパネル２００４上に表示される
通報先設定画面８０００の一例を説明する図である。

【００８３】図８において、８００１はユーザボタン、
８００２は管理者ボタン、８００３はサービスステーシ
ョンボタンであり、各々、これから設定する通報先アド
レスが、一般ユーザ向けか、本実施形態を示す画像処理
システムの管理者向けか、サービスステーション向けか
を選択するために用いる。欄８００４と欄８００５に
は、ユーザボタン８００１，管理者ボタン８００２，サ
ービスステーションボタン８００３で選択された通報先
が表示される。

【００８４】８００６はＩＤ番号入力欄で、複数のユー
ザや複数の管理者を判別するためのＩＤ番号を入力する
ことが可能である。８００７はメールアドレス入力欄
で、通報先のメールアドレスが入力される。入力には、
図８には図示していない操作部ユニット１００１のハー
ドキーをアルファベットキーとして用いる。８００８は
ＯＫキーで、現在入力した通報先アドレス，ＩＤ番号を
有効とする場合に押す。８００９は取消キーであり現在
入力している通報先アドレス，ＩＤ番号を取消す場合に
押す。

【００８５】８０１０はＯＫキーで、通報先設定画面８
０００で行った設定を有効にして、１つ前の画面に戻る
ときに押す。８０１１は取消キーで、通報先設定画面８
０００で行った設定を無効にして、１つ前の画面に戻る
ときに押す。管理者ボタン８００２を選択した状態で、
ＩＤ番号入力欄８００６に管理者のＩＤ番号を入力し、
メールアドレス入力欄８００７に管理者のアドレスを入
力し、ＯＫキー８００８を押し、さらにＯＫキー８０１
０を入力すると、管理者のアドレスが確定され、エンジ
ンコントローラ２００７内の不揮発性メモリ２００７ｄ
に格納される。

【００８６】また、複写機形態時である場合、すなわち
リーダユニット１００３に操作部ユニット１００１が接
続されている場合も、入力された管理者のＩＤ番号，メ
ールアドレスはリーダコントローラ２０１３からエンジ
ンコントローラ２００７へ転送され、エンジンコントロ
ーラ２０１３内の不揮発性メモリ２００７ｄに蓄積され
る。

【００８７】以下、本実施形態を示す画像処理システム
の処理手順について説明する。

【００８８】なお、本実施形態を示す画像処理システム
におけるリーダユニット１００３内の操作部監視フロー
チャートは、第１実施形態と同様に図４に示したものと
なるので、詳細な説明は省略する。

【００８９】以下、図９のフローチャートを参照して、
エンジンコントローラ２００７の操作部監視ネットワー
ク通報フローチャートを説明する。

【００９０】図９は、本実施形態を示す画像処理システ
ムにおける第３のデータ処理手順の一例を説明するフロ
ーチャートであり、図２に示したエンジンコントローラ
２００７のＲＯＭ２００７ｃ，不揮発性メモリ２００７
ｄに格納される制御プログラムに基づいてＣＰＵ２００
７ａにより電源投入時および電源投入後一定時間間隔で
実行される。なお、Ｓ９００１〜Ｓ９００５は各ステッ
プを示す。

【００９１】まず、リーダインタフェース２０１０を通
してリーダユニット１００３がエンジンコントローラ２
００７に接続されているか否かを判断し（Ｓ９００
１）、リーダユニット１００３が接続されていない場
合、たとえばリーダコントローラ２０１３に対するエン
ジンコントローラ２００７からの信号による問いかけに
応答がない場合は、ステップＳ９００２に進み、リーダ
コントローラ２０１３が応答する場合は、ステップＳ９
００５へ進む。

【００９２】ステップＳ９００２では、エンジンユニッ
ト１００２の操作部インタフェース２００５およびＬＣ
Ｄコントローラ２００６を通して、操作部ユニット１０
０１がエンジンコントローラ２００７に接続されている
か否かを判断し、操作部ユニット１００１が接続されて
いると判断した場合、たとえば操作部ユニット１００１
がエンジンコントローラ２００７からの信号による問い
かけに応答する場合には、リターンして、このフローチ
ャートから抜ける。

【００９３】一方、ステップＳ９００２において、操作
部ユニット１００１が接続されていない場合、たとえば
操作部ユニット１００１に対するエンジンコントローラ
２００７からの信号による問いかけに応答がない場合に
は、エンジンコントローラ２００７はネットワークコン
トローラ２０１１を駆動し、図８で示した通報先設定画
面８０００で入力され、不揮発性メモリ２００７ｄに格
納された管理者の通報先アドレスに、後述する図１０に
示すように、電子メール（Ｅメール）として操作部ユニ
ット未接続の警告メッセージを通報する（Ｓ９００
３）。

【００９４】ステップＳ９００３で管理者宛てに警告メ
ールを送信した後に、エンジンコントローラ２００７は
信号線２００９を通して、電源ユニット２００８に停止
信号を送り、上記第１実施形態と同様に電源ユニット２
００８の不図示のリレーを切って電源供給を停止させ、
画像処理システムを停止させる。

【００９５】一方、ステップＳ９００１において、リー
ダユニット１００３が接続されていると判断された場合
は、リーダユニット１００３のリーダコントローラ２０
１３から、リーダインタフェース２０１０を通して、図
４のフローチャートで説明した操作部ユニット未接続情
報が、エンジンコントローラ２００７に送られたか否か
を判定し（Ｓ９００５）、操作部ユニット未接続情報が
送信された場合には、ステップＳ９００３に進み、管理
者宛てに警告メールを送信した後に、エンジンコントロ
ーラ２００７は信号線２００９を通して電源ユニット２
００８に停止信号を送り、電源ユニット２００８の不図
示のリレーを切って電源供給を停止させ（Ｓ９００
４）、上記第１実施形態と同様に画像処理システムを停
止させる。一方、操作部ユニット未接続情報を受信しな
かった場合には、リターンして、このフローチャートを
抜ける。

【００９６】図１０は、通報先に送付される警告メッセ
ージを含むＥメールの一例を説明する図である。

【００９７】図１０において、１０００１は管理者の通
報先アドレス（メールアドレス）で、図８に示した通報
先設定画面８０００のメールアドレス入力欄８００７に
入力したアドレスである。１０００２は本実施形態を示
す画像処理システム自体のネットワークアドレスであ
る。警告メッセージの本文は、ネットワークコントロー
ラ２０１１内の図示しない不揮発性メモリに記憶されて
おり、通報先アドレス１０００１および画像処理システ
ム自体のネットワークアドレス１０００２と組合わせ、
メールメッセージとして、ネットワークコントローラ２
０１１から管理者宛てに送信される。なお、ステップＳ
９００３で送信するメールの重要度を高く設定してもよ
い。

【００９８】このように、上記各実施形態で示したエン
ジンユニットにオプションユニット（リーダユニット１
００３）を追加拡張できる画像処理システムは、分離可
能な操作部ユニット１００１と、エンジンユニット１０
０２のエンジンコントローラ２００７と接続されている
操作部インタフェース２００５と、オプションユニット
の制御部（リーダコントローラ２０１３）と接続されて
いる操作部インタフェース２０１５とを有し、ＲＯＭ２
００７ｃ，不揮発性メモリ２００７ｄ等に格納される制
御プログラムを実行するＣＰＵ２００７ａにより、オプ
ションユニットがエンジンユニット１００２に接続され
ているか否かを判定し、プリンタエンジン１００２に操
作部ユニット１００１が接続されているか否かを判定す
る。また、ＲＯＭ２０１３ｃ，不揮発性メモリ２０１３
ｄ等に格納されている制御プログラムを実行するＣＰＵ
２０１３ａにより、オプションユニットに操作部ユニッ
ト１００１が接続されているか否かを判定し、オプショ
ンユニットに操作部ユニット１００１が未接続な場合
に、エンジンユニットに対してオプションユニットが操
作部未接続であることを通知する。

【００９９】また、ＣＰＵ２００７ａは上述した判定に
応じて電源遮断信号を電源ユニット２００８に送出して
操作部ユニット１００１，エンジンユニット１００２，
オプションユニットに対する電力供給をＯＦＦすること
が出来る。

【０１００】また、事前に通報先設定画面８０００にて
画像処理システムの管理者に対して画像処理システムの
状態を通報するためのネットワークアドレスを入力し、
該入力された管理者のネットワークアドレスを不揮発性
メモリ２００７ｄに記憶させることもできる。

【０１０１】このとき、エンジンユニット１００２にオ
プションユニットが接続されていない場合に、エンジン
ユニット１００２に操作部ユニット１００１が接続され
ていないと判断した場合は、ネットワークコントローラ
２０１１によりネットワークを経由して、記憶された管
理者のネットワークアドレス宛てにメッセージを送信し
て通報を行い、通報後、電源ユニット２００８に信号を
送って電源ユニットからの電力供給をカットする。

【０１０２】また、エンジンユニット１００２にオプシ
ョンユニットが接続されている場合に、オプションユニ
ットからエンジンユニット１００２にオプションユニッ
トが操作部ユニット未接続の情報を送信して来たときに
は、ネットワークコントローラ２０１１により記憶され
た管理者のネットワークアドレス宛てにメッセージを送
信して通報を行い、通報後、電源ユニット２００８に信
号を送って電源ユニット２００８からの電力供給をカッ
トする。

【０１０３】このように、低コストで機能追加が容易な
脱着可能操作部ユニットを有する画像処理システムを提
供することが可能となり、また、脱着可能な操作部ユニ
ットが未接続になった場合に、画像処理システムの管理
者に、操作部ユニットが未接続になったことを通報する
メッセージを自動的に転送し、しかる後に自動的に電源
の供給を切って、画像処理システムを停止させることが
可能となる。

【０１０４】なお、上記各実施形態において、図５に示
したフローチャートのステップＳ５００２でＮＯ，ステ
ップＳ５００４でＹＥＳの場合に、または、図９に示し
たステップＳ９００２でＮＯ，ステップＳ９００５でＹ
ＥＳの場合に、エンジンコントローラ２００７のＲＡＭ
２００７ｂ等に格納される、電源を遮断する前に書き換
え可能な不揮発性メモリ２００７ｄに格納すべきデータ
（設定データ，イメージデータ等）を不揮発性メモリ２
００７ｄに格納させ、ステップＳ５００３またはステッ
プＳ９００３に進むように構成してもよい。

【０１０５】また、ステップＳ５００３，ステップＳ９
００４において、操作部ユニット１００１，エンジンユ
ニット１００２およびリーダユニット１００３の各部す
べてに対する電源供給を遮断するように構成してもよい
し、エンジンコントローラ２００７および／またはネッ
トワークコントローラ２０１１以外のすべてに対して電
源供給を遮断するように構成してもよいし、プリンタ形
態時において印刷部２０１６に対する電源供給を遮断す
るように構成してもよいし、複写機形態時において印刷
部２０１６および読み取り部２０１７に対する電源供給
を遮断するように構成してもよい。

【０１０６】さらに、プリンタ形態時において印刷部２
０１６および操作部ユニット１００１内の各部（ＬＣＤ
（液晶タッチパネル）２００４，ハードキーコントロー
ラ２００３等）に対する電源供給を遮断するように構成
してもよいし、複写機形態時において印刷部２０１６，
読み取り部２０１７および操作部ユニット１００１内の
各部（ＬＣＤ２００４，ハードキーコントローラ２００
３等）に対する電源供給を遮断するように構成してもよ
い。

【０１０７】また、さらに上記各実施形態を組合せて実
施するように構成してもよい。

【０１０８】さらに、本発明または上記各実施形態で示
した技術を種々の画像処理装置、例えば電子写真装置，
デジタル複写機，モノクロ複写機，カラー複写機，レー
ザプリンタ，カラーレーザプリンタ，インクジェットプ
リンタ，熱転写プリンタ，ファクシミリ装置，コピー機
能および／またはプリント機能および／またはファクシ
ミリ機能等を備える複合複写機等、および種々の画像処
理装置を制御する制御装置，情報処理装置，データ処理
装置，コンピュータ，サーバ等に対し適用するように構
成してもよい。

【０１０９】また、オプション装置は、リーダユニット
等の画像読み取り装置である場合を説明しているが、フ
ァクシミリユニット（電話回線等の公衆回線を介して他
のファクシミリ装置と画像情報等の送受信を行うユニッ
トであり、リーダユニットで読み取った画像情報を他の
ファクシミリ装置に送信でき、さらに他のファクシミリ
装置からの画像情報を受信でき、該受信した画像情報は
エンジンユニットにて記録媒体に形成する）やソータ装
置あるいは印刷部に給紙する記録媒体を単数または複数
種類格納可能なオプション給紙装置等でもよい。

【０１１０】また、上記各実施形態では、画像処理装置
にオプション装置としてリーダユニットを１つ取り付け
られている場合について説明しているが、画像処理装置
に複数のオプション装置を取りつけられるように構成し
てもよい。

【０１１１】また、本発明または上記各実施形態で示し
た技術は、複数の機器から構成されるシステム、例えば
情報処理システム，印刷システム，画像処理システム，
画像形成システム，制御システム，印刷制御システム，
画像処理制御システム，画像形成制御システム等に適用
しても、１つの機器からなる装置，例えば情報処理装
置，印刷装置，画像処理装置，画像形成装置，制御装
置，印刷制御装置，画像処理制御装置，画像形成制御装
置等に適用してもよい。

【０１１２】以下、図１１に示すメモリマップを参照し
て本発明に係る画像処理システムで読み出し可能なデー
タ処理プログラムの構成について説明する。

【０１１３】図１１は、本発明に係る画像処理システム
で読み出し可能な各種データ処理プログラムを格納する
記憶媒体のメモリマップを説明する図である。

【０１１４】なお、特に図示しないが、記憶媒体に記憶
されるプログラム群を管理する情報、例えばバージョン
情報，作成者等も記憶され、かつ、プログラム読み出し
側のＯＳ等に依存する情報、例えばプログラムを識別表
示するアイコン等も記憶される場合もある。

【０１１５】さらに、各種プログラムに従属するデータ
も上記ディレクトリに管理されている。また、各種プロ
グラムをコンピュータにインストールするためのプログ
ラムや、インストールするプログラムが圧縮されている
場合に、解凍するプログラム等も記憶される場合もあ
る。

【０１１６】本実施形態における図４，図５，図９に示
す機能が外部からインストールされるプログラムによっ
て、ホストコンピュータにより遂行されていてもよい。
そして、その場合、ＣＤ−ＲＯＭやフラッシュメモリや
ＦＤ等の記憶媒体により、あるいはネットワークを介し
て外部の記憶媒体から、プログラムを含む情報群が出力
装置に供給される場合でも本発明は適用されるものであ
る。

【０１１７】以上のように、前述した実施形態の機能を
実現するソフトウエアのプログラムコードを記録した記
憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステ
ムあるいは装置のコンピュータ（またはＣＰＵやＭＰ
Ｕ）が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し
実行することによっても、本発明の目的が達成されるこ
とは言うまでもない。

【０１１８】この場合、記憶媒体から読み出されたプロ
グラムコード自体が本発明の新規な機能を実現すること
になり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本
発明を構成することになる。

【０１１９】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピー（登録商標）ディス
ク，ハードディスク，光ディスク，光磁気ディスク，Ｃ
Ｄ−ＲＯＭ，ＣＤ−Ｒ，磁気テープ，不揮発性のメモリ
カード，ＲＯＭ，ＥＥＰＲＯＭ等を用いることができ
る。

【０１２０】また、コンピュータが読み出したプログラ
ムコードを実行することにより、前述した実施形態の機
能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指
示に基づき、コンピュータ上で稼働しているＯＳ（オペ
レーティングシステム）等が実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれることは言うまでもない。

【０１２１】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指
示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに
備わるＣＰＵ等が実際の処理の一部または全部を行い、
その処理によって前述した実施形態の機能が実現される
場合も含まれることは言うまでもない。

【０１２２】

【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る第１
の発明によれば、画像処理装置と、前記画像処理装置に
着脱可能なオプション装置とを有する画像処理システム
であって、前記画像処理装置と操作手段とを通信可能に
接続する第１接続手段と、前記オプション装置と操作手
段とを通信可能に接続する第２接続手段と、前記画像処
理装置に前記オプション装置が接続されているかどうか
を判定する第１判定手段と、前記画像処理装置に前記操
作手段が接続されているかどうかを判定する第２判定手
段と、前記オプション装置に前記操作手段が接続されて
いるかどうかを判定する第３判定手段と、前記画像処理
システムへの電力供給を遮断可能な電源手段と、前記第
１判定手段または前記第２判定手段または前記第３判定
手段の判定結果に応じて前記電源手段を制御する制御手
段とを有するので、画像処理システムの各装置および操
作手段の接続状況が適切でない場合に、画像処理システ
ムへの電力供給を遮断して、安全性を向上することがで
きる。

【０１２３】第２の発明によれば、前記制御手段は、前
記第１判定手段で前記画像処理装置に前記オプション装
置が接続されていないと判定され、前記第２判定手段で
前記画像処理装置に操作手段が接続されていないと判定
された場合に、前記画像処理システムへの電力供給を遮
断すべく前記電源手段を制御するので、画像処理装置に
不具合が発生してもユーザに警告を表示できない場合
は、供給する電力を遮断して、安全性を向上できる。

【０１２４】第３の発明によれば、前記制御手段は、前
記第１判定手段で前記画像処理装置に前記オプション装
置が接続されていると判定され、前記第３判定手段で前
記オプション装置に前記操作手段が接続されていないと
判定された場合に、前記画像処理システムへの電力供給
を遮断すべく前記電源手段を制御するので、画像処理シ
ステムに不具合が発生してもユーザに警告を表示できな
い場合は、供給する電力を遮断して、安全性を向上でき
る。

【０１２５】第４の発明によれば、前記第３判定手段で
前記オプション装置に操作手段が接続されていないと判
定された場合に、前記オプション装置に前記操作手段が
接続されていないことを前記画像処理装置に通知する通
知手段を有するので、オプション装置側に操作手段が取
りつけられていないことを画像処理装置側に伝達でき
る。

【０１２６】第５の発明によれば、ネットワークを介し
て通信可能に接続される外部装置とデータを送受信する
通信手段を有し、前記制御手段は、前記第１判定手段で
前記画像処理装置に前記オプション装置が接続されてい
ないと判定され、前記第２判定手段で前記画像処理装置
に操作手段が接続されていないと判定された場合に、特
定の外部装置に前記画像処理システムの状態を前記通信
手段により通報させ、前記画像処理システムへの電力供
給を遮断すべく前記電源手段を制御するので、画像処理
システムの状態を特定の外部装置のユーザに確実かつす
ばやく通報でき、さらに画像処理システムへの電源供給
を遮断して安全性を向上できる。

【０１２７】第６の発明によれば、ネットワークを介し
て通信可能に接続される外部装置とデータを送受信する
通信手段を有し、前記制御手段は、前記第１判定手段で
前記画像処理装置に前記オプション装置が接続されてい
ると判定され、前記第３判定手段で前記オプション装置
に前記操作手段が接続されていないと判定された場合
に、特定の外部装置に前記画像処理システムの状態を前
記通信手段により通報させ、前記画像処理システムへの
電力供給を遮断すべく前記電源手段を制御するので、画
像処理システムの状態を特定の外部装置のユーザに確実
かつすばやく通報でき、さらに画像処理システムへの電
源供給を遮断して安全性を向上できる。

【０１２８】第７の発明によれば、前記制御手段は、前
記画像処理システムの一部への電力供給を遮断すべく前
記電源手段を制御するので、不具合が発生したときに安
全性が確保されにくい部分への電力供給を遮断でき、安
全性を向上できる。

【０１２９】第８の発明によれば、前記画像処理システ
ムの状態の通報先である外部装置のネットワークアドレ
スを入力するアドレス入力手段を有し、前記制御手段
は、前記アドレス入力手段で入力されたネットワークア
ドレスにより指定される外部装置に前記画像処理システ
ムの状態を前記通信手段により通報させるので、画像処
理システムの状態をネットワークアドレスで指定される
外部装置のユーザに確実かつすばやく通報できる。

【０１３０】第９の発明によれば、前記制御手段は、前
記オプション装置に操作手段が取りつけられていないこ
とを前記通信手段により送信させるので、操作手段が適
切な位置に取り付けられていないことをユーザへ確実に
通報できる。

【０１３１】第１０の発明によれば、前記制御手段は、
前記画像処理システムの状態を前記通信手段により電子
メールで外部装置に送信させるので、電子メールで画像
処理装置の状態を通報できる。

【０１３２】第１１の発明によれば、前記アドレス入力
手段は、前記画像処理システムの管理者に対して前記画
像処理システムの状態を通報するためのネットワークア
ドレスを入力するので、画像処理システムの状態を管理
者に確実にかつすばやく通報できる。

【０１３３】第１２の発明によれば、前記アドレス入力
手段により入力されたネットワークアドレスを記憶する
記憶手段を有するので、予め入力され記憶されているネ
ットワークアドレスで指定される外部装置のユーザに確
実かつすばやく通報できる。

【０１３４】第１３の発明によれば、前記オプション装
置は、原稿画像を読み取る画像読み取り装置であるの
で、オプション装置として画像読み取り装置を追加でき
る。

【０１３５】第１４の発明によれば、前記画像処理装置
は、画像を記録媒体に形成処理する画像形成装置である
ので、画像形成装置にオプション装置を追加できる。

【０１３６】第１５の発明によれば、オプション装置を
通信可能に接続するオプション接続手段を有する画像処
理装置であって、操作手段を通信可能に接続する第１接
続手段と、前記オプション装置が前記オプション接続手
段に接続されているかどうかを判定する第１判定手段
と、前記操作手段が前記第１接続手段に接続されている
かどうかを判定する第２判定手段と、前記操作手段が前
記オプション装置に接続されているかどうかを判定する
第３判定手段と、前記画像処理装置または前記オプショ
ン装置への電力供給を遮断可能な電源手段と、前記第１
判定手段または前記第２判定手段または前記第３判定手
段の判定結果に応じて前記電源手段を制御する制御手段
とを有するので、画像処理装置，オプション装置および
操作手段の接続状況が適切でない場合に、画像処理装置
またはオプション装置への電力供給を遮断して、安全性
を向上することができる。

【０１３７】第１６の発明によれば、前記制御手段は、
前記第１判定手段で前記オプション接続手段に前記オプ
ション装置が接続されていないと判定され、前記第２判
定手段で前記第１判定手段に操作手段が接続されていな
いと判定された場合に、前記画像処理装置またはオプシ
ョン装置への電力供給を遮断すべく前記電源手段を制御
するので、画像処理装置に不具合が発生してもユーザに
警告を表示できない場合は、供給する電力を遮断して、
安全性を向上できる。

【０１３８】第１７の発明によれば、前記制御手段は、
前記第１判定手段で前記オプション接続手段に前記オプ
ション装置が接続されていると判定され、前記第３判定
手段で前記オプション装置に前記操作手段が接続されて
いないと判定された場合に、前記画像処理装置または前
記オプション装置への電力供給を遮断すべく前記電源手
段を制御するので、画像処理装置またはオプション装置
に不具合が発生してもユーザに警告を表示できない場合
は、供給する電力を遮断して、安全性を向上できる。

【０１３９】第１８の発明によれば、ネットワークを介
して通信可能に接続される外部装置とデータを送受信す
る通信手段を有し、前記制御手段は、前記第１判定手段
で前記オプション接続手段に前記オプション装置が接続
されていないと判定され、前記第２判定手段で前記第１
接続手段に操作手段が接続されていないと判定された場
合に、特定の外部装置に前記画像処理装置または前記オ
プション装置の状態を前記通信手段により通報させ、前
記画像処理装置または前記オプション装置への電力供給
を遮断すべく前記電源手段を制御するので、画像処理装
置またはオプション装置の状態を特定の外部装置のユー
ザに確実かつすばやく通報でき、さらに画像処理装置ま
たはオプション装置への電源供給を遮断して安全性を向
上できる。

【０１４０】第１９の発明によれば、ネットワークを介
して通信可能に接続される外部装置とデータを送受信す
る通信手段を有し、前記制御手段は、前記第１判定手段
で前記オプション接続手段に前記オプション装置が接続
されていると判定され、前記第３判定手段で前記オプシ
ョン装置に前記操作手段が接続されていないと判定され
た場合に、特定の外部装置に前記画像処理装置または前
記オプション装置の状態を前記通信手段により通報さ
せ、前記画像処理装置または前記オプション装置への電
力供給を遮断すべく前記電源手段を制御するので、画像
処理装置またはオプション装置の状態を特定の外部装置
のユーザに確実かつすばやく通報でき、さらに画像処理
装置またはオプション装置への電源供給を遮断して安全
性を向上できる。

【０１４１】第２０の発明によれば、前記制御手段は、
前記画像処理装置または前記オプション装置の一部への
電力供給を遮断すべく前記電源手段を制御するので、不
具合が発生したときに安全性が確保されにくい部分への
電力供給を遮断でき、安全性を向上できる。

【０１４２】第２１の発明によれば、前記画像処理装置
または前記オプション装置の状態の通報先である外部装
置のネットワークアドレスを入力するアドレス入力手段
を有し、前記制御手段は、前記アドレス入力手段で入力
されたネットワークアドレスにより指定される外部装置
に前記画像処理装置または前記オプション装置の状態を
前記通信手段により通報させるので、画像処理システム
の状態をネットワークアドレスで指定される外部装置の
ユーザに確実かつすばやく通報できる。

【０１４３】第２２の発明によれば、前記制御手段は、
前記オプション装置に操作手段が取りつけられていない
ことを前記通信手段により通信させるので、操作手段が
適切な位置に取り付けられていないことをユーザへ確実
に通報できる。

【０１４４】第２３の発明によれば、前記制御手段は、
前記画像処理装置または前記オプション装置の状態を前
記通信手段により電子メールで外部装置に送信させるの
で、電子メールで画像処理装置の状態を通報できる。

【０１４５】第２４の発明によれば、前記アドレス入力
手段は、前記画像処理システムの管理者に対して前記画
像処理装置または前記オプション装置の状態を通報する
ためのネットワークアドレスを入力するので、画像処理
装置の状態を管理者に確実にかつすばやく通報できる。

【０１４６】第２５の発明によれば、前記アドレス入力
手段により入力されたネットワークアドレスを記憶する
記憶手段を有するので、予め入力され記憶されているネ
ットワークアドレスで指定される外部装置のユーザに確
実かつすばやく通報できる。

【０１４７】第２６の発明によれば、画像処理装置と、
前記画像処理装置に着脱可能なオプション装置とを有す
る画像処理システムの制御方法であって、前記画像処理
装置に前記オプション装置が接続されているかどうかを
判定する第１判定工程と、前記画像処理装置に前記操作
手段が接続されているかどうかを判定する第２判定工程
と、前記オプション装置に前記操作手段が接続されてい
るかどうかを判定する第３判定工程と、前記第１判定工
程または前記第２判定工程または前記第３判定工程の判
定結果に応じて前記画像処理システムへの電源供給を遮
断させる遮断工程とを有するので、画像処理システムの
各装置および操作手段の接続状況が適切でない場合に、
画像処理システムへの電力供給を遮断して、安全性を向
上することができる。

【０１４８】第２７の発明によれば、前記第１判定工程
または前記第２判定工程または前記第３判定工程の判定
結果に応じてネットワークを介して通信可能に接続され
る特定の外部装置に前記画像処理システムの状態を通報
させる通報工程を有するので、画像処理システムの各装
置および操作手段の接続状況が適切でないことを特定の
外部装置のユーザに確実かつすばやく通報することがで
きる。

【０１４９】第２８の発明によれば、オプション装置を
通信可能に接続するオプション接続手段と、操作手段を
通信可能に接続する第１接続手段とを有する画像処理装
置の制御方法であって、前記オプション装置が前記オプ
ション接続手段に接続されているかどうかを判定する第
１判定工程と、前記操作手段が前記第１接続手段に接続
されているかどうかを判定する第２判定工程と、前記操
作手段が前記オプション装置に接続されているかどうか
を判定する第３判定工程と、前記第１判定工程または前
記第２判定工程または前記第３判定工程の判定結果に応
じて前記画像処理装置または前記オプション装置への電
力供給を遮断する遮断工程とを有するので、画像処理装
置，オプション装置および操作手段の接続状況が適切で
ない場合に、画像処理装置またはオプション装置への電
力供給を遮断して、安全性を向上することができる。

【０１５０】第２９の発明によれば、前記第１判定工程
または前記第２判定工程または前記第３判定工程の判定
結果に応じてネットワークを介して通信可能に接続され
る特定の外部装置に前記画像処理装置または前記オプシ
ョン装置の状態を通報させる通報工程を有するので、画
像処理装置，オプション装置および操作手段の接続状況
が適切でないことを特定の外部装置のユーザに確実かつ
すばやく通報することができる。

【０１５１】したがって、画像処理システムにおいて不
具合が発生した場合にユーザに警告を行う操作手段がな
いと判定された場合に、画像処理システムまたは画像処
理装置への電源供給を自動的に遮断させることができ、
さらに電力供給の遮断前にネットワークを介して接続さ
れる特定の外部装置に画像処理システムの状態を通報す
ることにより、画像処理システムの状態をユーザに確実
かつすばやく通報できる等の効果を奏する。

【図面の簡単な説明】

【図１】本実施形態を示す画像処理システムの概略構成
を説明する図である。

【図２】本実施形態を示す画像処理システムの制御構成
を説明するブロック図である。

【図３】本実施形態を示す画像処理システムの制御構成
を説明するブロック図である。

【図４】本実施形態を示す画像処理システムにおける第
１のデータ処理手順の一例を説明するフローチャートで
ある。

【図５】本実施形態を示す画像処理システムにおける第
２のデータ処理手順の一例を説明するフローチャートで
ある。

【図６】図２，図３に示した操作部ユニットの液晶タッ
チパネル上に表示される基本操作画面の一例を説明する
図である。

【図７】図２，図３に示した操作部ユニットの液晶タッ
チパネル上に表示されるユーザモード設定画面の一例を
説明する図である。

【図８】図２，図３に示した操作部ユニットの液晶タッ
チパネル上に表示される通報先設定画面の一例を説明す
る図である。

【図９】本実施形態を示す画像処理システムにおける第
３のデータ処理手順の一例を説明するフローチャートで
ある。

【図１０】通報先に送付される警告メッセージを含むＥ
メールの一例を説明する図である。

【図１１】本発明に係る画像処理システムで読み出し可
能な各種データ処理プログラムを格納する記憶媒体のメ
モリマップを説明する図である。

【符号の説明】

１００１ 操作部ユニット １００２ エンジンユニット １００３ リーダユニット ２００３ ハードキーコントローラ ２００４ 液晶タッチパネル ２００５ 操作部インタフェース ２００６ ＬＣＤコントローラ ２００７ エンジンコントローラ ２００８ 電源ユニット ２００９ 信号線 ２０１０ リーダインタフェース ２０１１ ネットワークコントローラ ２０１３ リーダコントローラ ２０１４ ＬＣＤコントローラ ２０１５ 操作部インタフェース ２０１６ 印刷部 ２０１７ 読み取り部

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.⁷ 識別記号 ＦＩ テーマコート゛(参考） Ｇ０３Ｇ 21/00 ３９６ Ｇ０３Ｇ 21/00 ５００ ５００ Ｈ０４Ｎ 1/00 Ｃ Ｈ０４Ｎ 1/00 Ｇ０６Ｆ 13/00 ３５１Ｇ // Ｇ０６Ｆ 13/00 ３５１ Ｂ４１Ｊ 29/00 Ｂ Ｆターム(参考） 2C061 AP04 AP07 CE05 CE07 CF14 HK08 HN02 HN15 HV01 HV32 HV45 2H027 DA27 EE07 EE08 EE10 EJ03 EJ04 EJ05 EJ13 EJ15 EK03 EK06 FA21 GA05 GA08 GA20 GA23 GA28 GA47 GA54 GA56 GA59 GA60 GB05 ZA01 5B021 AA01 AA05 BB10 MM04 NN16 PP04 5B089 GA26 GB02 HA01 JA31 JB17 KA04 KC27 KC59 LA03 MD02 5C062 AA05 AB20 AB22 AB40 AB49 AC58 AE16

Claims (29)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 画像処理装置と、前記画像処理装置に着
   脱可能なオプション装置とを有する画像処理システムで
   あって、 前記画像処理装置と操作手段とを通信可能に接続する第
   １接続手段と、 前記オプション装置と操作手段とを通信可能に接続する
   第２接続手段と、 前記画像処理装置に前記オプション装置が接続されてい
   るかどうかを判定する第１判定手段と、 前記画像処理装置に前記操作手段が接続されているかど
   うかを判定する第２判定手段と、 前記オプション装置に前記操作手段が接続されているか
   どうかを判定する第３判定手段と、 前記画像処理システムへの電力供給を遮断可能な電源手
   段と、 前記第１判定手段または前記第２判定手段または前記第
   ３判定手段の判定結果に応じて前記電源手段を制御する
   制御手段と、を有することを特徴とする画像処理システ
   ム。
2. 【請求項２】 前記制御手段は、前記第１判定手段で前
   記画像処理装置に前記オプション装置が接続されていな
   いと判定され、前記第２判定手段で前記画像処理装置に
   操作手段が接続されていないと判定された場合に、前記
   画像処理システムへの電力供給を遮断すべく前記電源手
   段を制御することを特徴とする請求項１記載の画像処理
   システム。
3. 【請求項３】 前記制御手段は、前記第１判定手段で前
   記画像処理装置に前記オプション装置が接続されている
   と判定され、前記第３判定手段で前記オプション装置に
   前記操作手段が接続されていないと判定された場合に、
   前記画像処理システムへの電力供給を遮断すべく前記電
   源手段を制御することを特徴とする請求項１記載の画像
   処理システム。
4. 【請求項４】 前記第３判定手段で前記オプション装置
   に操作手段が接続されていないと判定された場合に、前
   記オプション装置に前記操作手段が接続されていないこ
   とを前記画像処理装置に通知する通知手段を有すること
   を特徴とする請求項１〜３のいずれかに記載の画像処理
   システム。
5. 【請求項５】 ネットワークを介して通信可能に接続さ
   れる外部装置とデータを送受信する通信手段を有し、 前記制御手段は、前記第１判定手段で前記画像処理装置
   に前記オプション装置が接続されていないと判定され、
   前記第２判定手段で前記画像処理装置に操作手段が接続
   されていないと判定された場合に、特定の外部装置に前
   記画像処理システムの状態を前記通信手段により通報さ
   せ、前記画像処理システムへの電力供給を遮断すべく前
   記電源手段を制御することを特徴とする請求項１記載の
   画像処理システム。
6. 【請求項６】 ネットワークを介して通信可能に接続さ
   れる外部装置とデータを送受信する通信手段を有し、 前記制御手段は、前記第１判定手段で前記画像処理装置
   に前記オプション装置が接続されていると判定され、前
   記第３判定手段で前記オプション装置に前記操作手段が
   接続されていないと判定された場合に、特定の外部装置
   に前記画像処理システムの状態を前記通信手段により通
   報させ、前記画像処理システムへの電力供給を遮断すべ
   く前記電源手段を制御することを特徴とする請求項１記
   載の画像処理システム。
7. 【請求項７】 前記制御手段は、前記画像処理システム
   の一部への電力供給を遮断すべく前記電源手段を制御す
   ることを特徴とする請求項２，３，５または６記載の画
   像処理システム。
8. 【請求項８】 前記画像処理システムの状態の通報先で
   ある外部装置のネットワークアドレスを入力するアドレ
   ス入力手段を有し、 前記制御手段は、前記アドレス入力手段で入力されたネ
   ットワークアドレスにより指定される外部装置に前記画
   像処理システムの状態を前記通信手段により通報させる
   ことを特徴とする請求項５または６記載の画像処理シス
   テム。
9. 【請求項９】 前記制御手段は、前記オプション装置に
   操作手段が取りつけられていないことを前記通信手段に
   より送信させることを特徴とする請求項５、６または８
   記載の画像処理システム。
10. 【請求項１０】 前記制御手段は、前記画像処理システ
    ムの状態を前記通信手段により電子メールで外部装置に
    送信させることを特徴とする請求項８記載の画像処理シ
    ステム。
11. 【請求項１１】 前記アドレス入力手段は、前記画像処
    理システムの管理者に対して前記画像処理システムの状
    態を通報するためのネットワークアドレスを入力するこ
    とを特徴とする請求項８記載の画像処理システム。
12. 【請求項１２】 前記アドレス入力手段により入力され
    たネットワークアドレスを記憶する記憶手段を有するこ
    とを特徴とする請求項８記載の画像処理システム。
13. 【請求項１３】 前記オプション装置は、原稿画像を読
    み取る画像読み取り装置であることを特徴とする請求項
    １〜１２のいずれかに記載の画像処理システム。
14. 【請求項１４】 前記画像処理装置は、画像を記録媒体
    に形成処理する画像形成装置であることを特徴とする請
    求項１〜１３のいずれかに記載の画像処理システム。
15. 【請求項１５】 オプション装置を通信可能に接続する
    オプション接続手段を有する画像処理装置であって、 操作手段を通信可能に接続する第１接続手段と、 前記オプション装置が前記オプション接続手段に接続さ
    れているかどうかを判定する第１判定手段と、 前記操作手段が前記第１接続手段に接続されているかど
    うかを判定する第２判定手段と、 前記操作手段が前記オプション装置に接続されているか
    どうかを判定する第３判定手段と、 前記画像処理装置または前記オプション装置への電力供
    給を遮断可能な電源手段と、 前記第１判定手段または前記第２判定手段または前記第
    ３判定手段の判定結果に応じて前記電源手段を制御する
    制御手段と、を有することを特徴とする画像処理装置。
16. 【請求項１６】 前記制御手段は、前記第１判定手段で
    前記オプション接続手段に前記オプション装置が接続さ
    れていないと判定され、前記第２判定手段で前記第１判
    定手段に操作手段が接続されていないと判定された場合
    に、前記画像処理装置またはオプション装置への電力供
    給を遮断すべく前記電源手段を制御することを特徴とす
    る請求項１５記載の画像処理装置。
17. 【請求項１７】 前記制御手段は、前記第１判定手段で
    前記オプション接続手段に前記オプション装置が接続さ
    れていると判定され、前記第３判定手段で前記オプショ
    ン装置に前記操作手段が接続されていないと判定された
    場合に、前記画像処理装置または前記オプション装置へ
    の電力供給を遮断すべく前記電源手段を制御することを
    特徴とする請求項１５記載の画像処理装置。
18. 【請求項１８】 ネットワークを介して通信可能に接続
    される外部装置とデータを送受信する通信手段を有し、 前記制御手段は、前記第１判定手段で前記オプション接
    続手段に前記オプション装置が接続されていないと判定
    され、前記第２判定手段で前記第１接続手段に操作手段
    が接続されていないと判定された場合に、特定の外部装
    置に前記画像処理装置または前記オプション装置の状態
    を前記通信手段により通報させ、前記画像処理装置また
    は前記オプション装置への電力供給を遮断すべく前記電
    源手段を制御することを特徴とする請求項１５記載の画
    像処理装置。
19. 【請求項１９】 ネットワークを介して通信可能に接続
    される外部装置とデータを送受信する通信手段を有し、 前記制御手段は、前記第１判定手段で前記オプション接
    続手段に前記オプション装置が接続されていると判定さ
    れ、前記第３判定手段で前記オプション装置に前記操作
    手段が接続されていないと判定された場合に、特定の外
    部装置に前記画像処理装置または前記オプション装置の
    状態を前記通信手段により通報させ、前記画像処理装置
    または前記オプション装置への電力供給を遮断すべく前
    記電源手段を制御することを特徴とする請求項１５記載
    の画像処理装置。
20. 【請求項２０】 前記制御手段は、前記画像処理装置ま
    たは前記オプション装置の一部への電力供給を遮断すべ
    く前記電源手段を制御することを特徴とする請求項１６
    〜１９のいずれかに記載の画像処理装置。
21. 【請求項２１】 前記画像処理装置または前記オプショ
    ン装置の状態の通報先である外部装置のネットワークア
    ドレスを入力するアドレス入力手段を有し、 前記制御手段は、前記アドレス入力手段で入力されたネ
    ットワークアドレスにより指定される外部装置に前記画
    像処理装置または前記オプション装置の状態を前記通信
    手段により通報させることを特徴とする請求項１８また
    は１９記載の画像処理装置。
22. 【請求項２２】 前記制御手段は、前記オプション装置
    に操作手段が取りつけられていないことを前記通信手段
    により通信させることを特徴とする請求項１８，１９ま
    たは２１記載の画像処理装置。
23. 【請求項２３】 前記制御手段は、前記画像処理装置ま
    たは前記オプション装置の状態を前記通信手段により電
    子メールで外部装置に送信させることを特徴とする請求
    項２１記載の画像処理装置。
24. 【請求項２４】 前記アドレス入力手段は、前記画像処
    理システムの管理者に対して前記画像処理装置または前
    記オプション装置の状態を通報するためのネットワーク
    アドレスを入力することを特徴とする請求項２１記載の
    画像処理装置。
25. 【請求項２５】 前記アドレス入力手段により入力され
    たネットワークアドレスを記憶する記憶手段を有するこ
    とを特徴とする請求項２１記載の画像処理装置。
26. 【請求項２６】 画像処理装置と、前記画像処理装置に
    着脱可能なオプション装置とを有する画像処理システム
    の制御方法であって、 前記画像処理装置に前記オプション装置が接続されてい
    るかどうかを判定する第１判定工程と、 前記画像処理装置に前記操作手段が接続されているかど
    うかを判定する第２判定工程と、 前記オプション装置に前記操作手段が接続されているか
    どうかを判定する第３判定工程と、 前記第１判定工程または前記第２判定工程または前記第
    ３判定工程の判定結果に応じて前記画像処理システムへ
    の電源供給を遮断させる遮断工程と、を有することを特
    徴とする画像処理システムの制御方法。
27. 【請求項２７】 前記第１判定工程または前記第２判定
    工程または前記第３判定工程の判定結果に応じてネット
    ワークを介して通信可能に接続される特定の外部装置に
    前記画像処理システムの状態を通報させる通報工程を有
    することを特徴とする請求項２６記載の画像処理システ
    ムの制御方法。
28. 【請求項２８】 オプション装置を通信可能に接続する
    オプション接続手段と、操作手段を通信可能に接続する
    第１接続手段とを有する画像処理装置の制御方法であっ
    て、 前記オプション装置が前記オプション接続手段に接続さ
    れているかどうかを判定する第１判定工程と、 前記操作手段が前記第１接続手段に接続されているかど
    うかを判定する第２判定工程と、 前記操作手段が前記オプション装置に接続されているか
    どうかを判定する第３判定工程と、 前記第１判定工程または前記第２判定工程または前記第
    ３判定工程の判定結果に応じて前記画像処理装置または
    前記オプション装置への電力供給を遮断する遮断工程
    と、を有することを特徴とする画像処理装置の制御方
    法。
29. 【請求項２９】 前記第１判定工程または前記第２判定
    工程または前記第３判定工程の判定結果に応じてネット
    ワークを介して通信可能に接続される特定の外部装置に
    前記画像処理装置または前記オプション装置の状態を通
    報させる通報工程を有することを特徴とする請求項２８
    記載の画像処理装置の制御方法。