JP2001066936A - 画像形成方法、画像形成装置及びトナー - Google Patents

画像形成方法、画像形成装置及びトナー

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JP2001066936A
JP2001066936A JP24309799A JP24309799A JP2001066936A JP 2001066936 A JP2001066936 A JP 2001066936A JP 24309799 A JP24309799 A JP 24309799A JP 24309799 A JP24309799 A JP 24309799A JP 2001066936 A JP2001066936 A JP 2001066936A
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Japan
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toner
molecular weight
image forming
heating roller
fixing device
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JP24309799A
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English (en)
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Kenji Yamane
健二 山根
Hajime Tadokoro
肇 田所
Hiroyuki Kozuru
浩之 小鶴
Sayuri Kushi
さゆり 櫛
Hiroshi Yamazaki
弘 山崎
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 省エネに対応した定着装置に使用した時に、
オフセット現象に起因する画像不良を発生させない画像
形成方法、画像形成装置及びトナーを提供する。 【解決手段】 加熱ローラー10はアルミニウム、鉄及
び銅より選択された金属あるいは合金で形成された内径
が10〜50mm、厚さが0.1〜2mmである芯金1
1の表面にフッ素系樹脂を被覆し、固定配置された加熱
部材13を内包し、加圧ローラー20は、アスカーC硬
度が35〜75であるシリコーンゴムを1〜30mmの
厚みで芯金21の表面に被覆してなり、加圧ローラー
と、加熱ローラーとが4〜35kgfの総荷重で当接し
ている。トナーは結着樹脂と離型剤と着色剤とを含有
し、該離型剤が数平均分子量(Mn)で1,500〜1
0,000、重量平均分子量(Mw)と数平均分子量
(Mn)の比(Mw/Mn)が1.1〜5.0の低分子
量ポリオレフィンである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電子写真複写機やプ
リンター等の技術分野に有用な画像形成方法、画像形成
装置及び、該装置に適用されるトナーに関する。
【0002】
【従来の技術】熱ロール定着方式における近年の省エネ
ルギー対策として、定着のエネルギーを低減する試みが
種々なされている。ここに、定着のエネルギーを低減す
る方策として、加熱ローラー自体が保持する熱量(熱容
量)を低減することにより、蓄熱までの時間を短縮する
とともに、熱の伝達効率を向上する試みが種々提案され
ている。具体的には、加熱ローラーの芯金を薄肉化する
ことが、熱量を多大に必要とすることがなく、低熱容量
の方策として好ましいものとして使用されている。薄肉
の芯金を有する加熱ローラーを使用した場合、その低い
熱容量のために、紙の通過に伴うローラー表面の温度低
下が顕著である。このため、加熱部材からの加熱を継続
して行うことにより、通紙により奪われた熱を補給し
て、ローラー表面を一定の温度に維持する必要がある。
【0003】しかしながら、加熱部材からの加熱を継続
して行うと、通紙方向に対して幅狭の紙を通過させる場
合に、ローラー表面のうち、幅狭の紙が接触しない端部
領域の温度が過大となる。そして、この状態で幅広の紙
を通過させると、過熱状態の前記端部領域において高温
側のオフセット現象が発生しやすくなり、画像汚れが発
生する問題を引き起こしやすい。
【0004】しかし、単に高温側のオフセットを抑制す
るために、樹脂の分子量を拡大する方策を行った場合に
は、薄肉の加熱ローラーを使用した定着装置では、加熱
ローラー自体の低い熱容量の影響で、トナーを十分に溶
融することができなくなり、結果として紙等の画像形成
支持体に対する接着性が低下してしまう。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は以上のような
事情に基いてなされたものであって、本発明の目的は、
薄肉の芯金を有する加熱ローラーを備え、省エネルギー
の要請に応じた定着装置に使用したときに、オフセット
現象に起因する画像不良を発生させることのない画像形
成方法、画像形成装置及び該方法、該装置に適用される
トナーを提供することにある。
【0006】本発明の他の目的は、薄肉の芯金を有する
加熱ローラーと、加圧ローラーとの間を通過させる紙
を、幅狭のものから幅広のものに換えたときに、当該幅
広の紙の端部にオフセット現象に起因する画像不良を発
生させることのない画像形成方法、画像形成装置及び該
方法、該装置に適用されるトナーを提供することにあ
る。
【0007】本発明の他の目的は、定着可能温度域が広
く、温度変化に起因する定着性の変動が小さく、広い温
度範囲において良好な定着性を発揮することができる画
像形成方法、画像形成装置及び該方法、該装置に適用さ
れるトナーを提供することにある。
【0008】本発明の他の目的は、省エネルギーの要請
に応じた定着工程を含み、しかも、オフセット現象に起
因する画像不良を発生させることのない画像形成方法、
画像形成装置及び該方法、該装置に適用されるトナーを
提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は薄肉の芯金を有
する加熱ローラーを備えた定着装置に対して高温側のオ
フセットを抑制するための機能と画像形成支持体に対す
る接着性を向上するための機能を併せ持ったトナーを使
用することで前記の相反する課題を解決できることを見
出し、本発明を完成するに至ったものである。即ち、下
記構成の何れかをとることにより本発明の目的が達成さ
れることを見いだした。
【0010】1.感光体上に形成された静電潜像をトナ
ーを含む現像剤で現像し、該感光体上に形成されたトナ
ー像を画像形成支持体に転写し、転写されたトナー像を
定着装置により定着する工程を含む画像形成方法におい
て、前記定着装置は、加熱ローラーと、この加熱ローラ
ーに当接する加圧ローラーとを備え、該加熱ローラー
は、アルミニウム、鉄および銅より選択された金属ある
いは合金で形成された内径が10〜50mm、厚さが
0.1〜2mmである芯金の表面にフッ素系樹脂を被覆
し、固定配置された加熱部材を内包してなり、該加圧ロ
ーラーは、アスカーC硬度が35〜75であるシリコー
ンゴムを1〜30mmの厚みで芯金の表面に被覆してな
り、該加圧ローラーと、該加熱ローラーとが4〜35k
gfの総荷重で当接して構成され、前記トナーが少なく
とも結着樹脂と離型剤と着色剤とを含有するトナーであ
り、該離型剤が数平均分子量(Mn)で1,500〜1
0,000、重量平均分子量(Mw)と数平均分子量
(Mn)の比(Mw/Mn)が1.1〜5.0の低分子
量ポリオレフィンであることを特徴とする画像形成方
法。
【0011】2.感光体上に形成された静電潜像をトナ
ーを含む現像剤で現像し、該感光体上に形成されたトナ
ー像を画像形成支持体に転写し、転写されたトナー像を
定着装置により定着する手段を含む画像形成装置におい
て、前記定着装置は、加熱ローラーと、この加熱ローラ
ーに当接する加圧ローラーとを備え、該加熱ローラー
は、アルミニウム、鉄および銅より選択された金属ある
いは合金で形成された内径が10〜50mm、厚さが
0.1〜2mmである芯金の表面にフッ素系樹脂を被覆
し、固定配置された加熱部材を内包してなり、該加圧ロ
ーラーは、アスカーC硬度が35〜75であるシリコー
ンゴムを1〜30mmの厚みで芯金の表面に被覆してな
り、該加圧ローラーと、該加熱ローラーとが4〜35k
gfの総荷重で当接して構成され、前記トナーが少なく
とも結着樹脂と離型剤と着色剤とを含有するトナーであ
り、該離型剤が数平均分子量(Mn)で1,500〜1
0,000、重量平均分子量(Mw)と数平均分子量
(Mn)の比(Mw/Mn)が1.1〜5.0の低分子
量ポリオレフィンであることを特徴とする画像形成装
置。
【0012】3.感光体上に形成された静電潜像をトナ
ーを含む現像剤で現像し、該感光体上に形成されたトナ
ー像を画像形成支持体に転写し、転写されたトナー像を
定着装置により定着する工程を含む画像形成方法に使用
されるトナーにおいて、前記定着装置は、加熱ローラー
と、この加熱ローラーに当接する加圧ローラーとを備
え、該加熱ローラーは、アルミニウム、鉄および銅より
選択された金属あるいは合金で形成された内径が10〜
50mm、厚さが0.1〜2mmである芯金の表面にフ
ッ素系樹脂を被覆し、固定配置された加熱部材を内包し
てなり、該加圧ローラーは、アスカーC硬度が35〜7
5であるシリコーンゴムを1〜30mmの厚みで芯金の
表面に被覆してなり、該加圧ローラーと、該加熱ローラ
ーとが4〜35kgfの総荷重で当接して構成され、前
記トナーが少なくとも結着樹脂と離型剤と着色剤とを含
有するトナーであり、該離型剤が数平均分子量(Mn)
で1,500〜10,000、重量平均分子量(Mw)
と数平均分子量(Mn)の比(Mw/Mn)が1.1〜
5.0の低分子量ポリオレフィンであることを特徴とす
るトナー。
【0013】以下、本発明について詳細に説明する。
【0014】〈定着装置〉本発明は、特定の定着装置に
よる定着工程を含む画像形成方法(本発明の画像形成方
法)及び特定の定着装置による定着手段を含む画像形成
装置(本発明の画像形成装置)に使用される。
【0015】図1は、本発明において使用する定着装置
の一例を示す断面図であり、図1に示す定着装置は、加
熱ローラー10と、これに当接する加圧ローラー20と
を備えている。図1において、Tは転写紙上に形成され
たトナー像である。
【0016】加熱ローラー10は、芯金11の表面にフ
ッ素系樹脂からなる被覆層12が形成されてなり、線状
ヒーターよりなる加熱部材13を内包している。
【0017】芯金11は、アルミニウム、鉄および銅よ
り選択された金属あるいはそれらの合金から構成され、
その内径は10〜50mmとされる。
【0018】芯金11の肉厚は0.1〜2mmとされ、
省エネルギーの要請(薄肉化)と、強度(構成材料に依
存)とのバランスを考慮して決定される。例えば、0.
57mmの鉄よりなる芯金と同等の強度を、アルミニウ
ムよりなる芯金で担保するためには、その肉厚を0.8
mmとする必要がある。
【0019】被覆層12を構成するフッ素系樹脂として
はPTFE(ポリテトラフルオロエチレン)およびPF
A(テトラフルオロエチレン−パーフルオロアルキルビ
ニルエーテル共重合体)などを例示することができる。
【0020】被覆層12の厚みは50〜1000μmと
される。
【0021】加熱部材13としては、ハロゲンヒーター
を好適に使用することができる。
【0022】なお、加熱部材は1本のみでなく、図2に
示すように、複数の加熱部材を内包させて、通過する紙
のサイズ(幅)に応じて配熱領域を変更できるような構
成としてもよい。図2に示す加熱ローラー15には、ロ
ーラー表面の中央領域を加熱するためのハロゲンヒータ
ー16Aと、ローラー表面の端部領域を加熱するための
ハロゲンヒーター16B、ハロゲンヒーター16Cとが
配設されている。
【0023】図2に示すような加熱ローラー15によれ
ば、幅狭の紙を通過させる場合には、ハロゲンヒーター
16Aにのみ通電し、幅広の紙を通過させる場合には、
更にゲンヒーター16Bおよびハロゲンヒーター16C
にも通電させればよい。
【0024】加圧ローラー20は、芯金21の表面にシ
リコーンゴムからなる被覆層22が形成されてなる。
【0025】芯金21は、アルミニウム、鉄などの金属
またはそれらの合金から構成されている。
【0026】被覆層22の厚みは1〜30mmとされ
る。
【0027】被覆層22を構成するシリコーンゴムのア
スカーC硬度は35〜75、好ましくは40〜50とさ
れ、シリコーンスポンジゴムであってもよい。
【0028】加熱ローラー10と加圧ローラー20との
当接荷重(総荷重)としては、通常4〜35kgfとさ
れ、好ましくは5〜30kgf、さらに好ましくは5〜
25kgfとされる。この当接荷重は、加熱ローラー1
0の強度(芯金11の肉厚)を考慮して規定され、例え
ば0.3mmの鉄よりなる芯金を有する加熱ローラーに
あっては、25kgf以下とすることが好ましい。
【0029】耐オフセット性および定着性の観点から、
ニップ幅としては4〜8mmであることが好ましく、当
該ニップの面圧は0.6〜1.5kgf/cm2である
ことが好ましい。
【0030】図1に示したような定着装置による定着条
件の一例を示せば、定着温度(加熱ローラー10の表面
温度)が150〜210℃とされ、定着線速が80〜6
40mm/secとされる。
【0031】本発明において使用する定着装置には、必
要に応じて定着部のクリーニング機構を付与してもよ
い。この場合には、シリコーンオイルを定着部の上ロー
ラーに供給する方式として、シリコーンオイルを含浸し
たパッド、ローラー、ウェッブ等で供給し、クリーニン
グする方法が使用できる。
【0032】シリコーンオイルとしては耐熱性の高いも
のが使用され、ポリジメチルシリコーン、ポリフェニル
メチルシリコーン、ポリジフェニルシリコーン等が使用
される。粘度の低いものは使用時に流出量が大きくなる
ことから、20℃における粘度が1,000〜100,
000cpのものが好適に使用される。
【0033】特に、本発明はシリコーンオイルを一定量
使用する方式で顕著に効果が発揮される。その理由とし
ては、シリコーンオイルは絶縁性であることから、その
オイルが表面に存在している加熱ローラーは、加圧ロー
ラーとの回転による摩擦により摩擦帯電での電荷蓄積が
より多くなり、結果としてハジキが発生しやすくなる
が、本発明によりこれが有効に防止されるからである。
シリコーンオイルの塗布量は、0.1〜10μg/cm
2が好ましい。
【0034】また、ローラー表面の端部領域が過熱され
ることを抑制するために、定着装置には、当該端部領域
の冷却ファンなどが設けられていてもよい。
【0035】本発明の画像形成方法、画像形成装置に用
いるトナーとしては、前記した紙等の画像形成支持体に
対する接着性の向上と高温オフセットの抑制の観点から
トナーの構造を検討した結果、少なくとも着色剤と結着
樹脂を含有するトナー中に低熱容量の定着装置を用いた
場合でも、瞬間的に溶融することのできる離型剤を含有
させることにより、前記の相反する2つの課題を克服で
きることを見出し、本発明を完成するに至ったものであ
る。
【0036】前記の低熱容量の定着装置を用いた場合で
も、瞬間的に溶融することのできる離型剤とは数平均分
子量(Mn)で1,500〜10,000、重量平均分
子量(Mw)と数平均分子量(Mn)の比(Mw/M
n)が1.1〜5.0の特徴を有する低分子量ポリオレ
フィンである。
【0037】前記低分子量ポリオレフィンとしてはプロ
ピレン単独重合体が最も好ましいが、瞬間的な溶融特性
を損なわない限り、エチレン、1−ブテン等の炭素数2
〜25程度のオレフィンとの共重合体であっても差し支
えない。
【0038】前記低分子量ポリオレフィンの分子量及び
分子量分布を調整する方法としては種々の公知の方法が
利用できるが最も好ましい方法としては熱減成による高
ポリプロピレンの低分子化、或いは遷移金属化合物と有
機金属化合物から形成される固体触媒を用いて水素の存
在下にプロピレンを重合することにより直接ポリプロピ
レンワックスを製造する方法が挙げられる。
【0039】前記熱減成は、例えば、特開平2−413
05号公報、特開平2−274703号公報等に記載さ
れているような高分子量ポリプロピレンを、熱の伝わり
方が均一である管状反応器等を用い、200〜450℃
で0.5〜10時間で通過させることによりポリプロピ
レンの低分子量化を行うことができる。
【0040】一方固体触媒を用いた重合方法の場合は固
体触媒としてメタロセン/アルミノキサン/微粒子状担
体から形成される固体触媒を使用し、水素の存在下にプ
ロピレンを重合することにより直接ポリプロピレンワッ
クスを製造する方法が好ましく採用される。
【0041】本発明に於けるポリプロピレン数平均分子
量の測定方法は、高温GPCを用いた数平均分子量を用
いる。具体的には、溶媒として0.1%のアイオノール
を添加したo−ジクロロベンゼンを使用し、135℃の
温度条件で流出させ示差屈折率検出器により検出し、分
子量を普遍校正法によるポリプロピレン絶対分子量換算
で求めた数平均分子量である。
【0042】ポリプロピレンの分子量分布の測定方法
は、GPC−150C(WATERS社製)を用い、カ
ラムとしてSHODEX HT−806を使用、溶媒と
して0.1%のアイオノールを添加したo−ジクロロベ
ンゼン、温度=135℃、流速=1ml/minにより
測定した。
【0043】ここで低分子のポリオレフィンの分子量分
布(Mw/M)が1.1未満では現実的に調整するには
コスト高になる。一方、分子量分布が5.0を越える
と、高分子量成分が必然的に増加し、加熱ローラーから
の熱量を多く必要とする成分が増加するために、オフセ
ットを効果的に抑制することができない。
【0044】又、数平均分子量(Mn)が1,500未
満では溶融状態の粘度が低くなりすぎるため、オフセッ
ト防止効果が逆に低下するとともに、ポリオレフィン自
体の硬度が低下するために外添剤の埋没が起こりやすい
点、さらには感光体などへのフィルミングの発生が起こ
りやすい問題などがある。一方、10,000より大き
い分子量では、溶融状態の粘度が高くなる点や溶融温度
が高くなる問題があり、オフセット防止機能が低下する
問題がある。
【0045】本発明の着色粒子(トナー)は結着樹脂と
着色剤及び前述した特性を有するポリオレフィンの離型
剤を有し、その他に必要に応じてその他の添加剤とを含
有する事ができる。その平均粒径は体積平均粒径で通
常、1〜30μm、好ましくは5〜20μmである。着
色粒子(トナー)を構成する結着樹脂としては特に限定
されず、従来公知の種々の樹脂が用いられる。例えば、
スチレン系樹脂、アクリル系樹脂、スチレン/アクリル
系樹脂、ポリエステル樹脂等が挙げられる。着色粒子
(トナー)を構成する着色剤としては特に限定されず、
従来公知の種々の材料が使用される。例えばカーボンブ
ラック、ニグロシン染料、アニリンブルー、カルコイル
ブルー、クロムイエロー、ウルトラマリンブルー、デュ
ポンオイルレッド、キノリンイエロー、メチレンブルー
クロライド、フタロシアニンブルー、マラカイトグリー
ンオクサレート、ローズベンガル等が挙げられる。その
他の添加剤としては例えばサリチル酸誘導体、アゾ系金
属錯体等の荷電制御剤、カルナウバワックス等の定着性
改良剤等が挙げられる。また、磁性トナーを得る場合に
は着色粒子に添加剤として磁性体粒子が含有される。磁
性体粒子としては平均一次粒子径が0.1〜2.0μm
のフェライト、マグネタイト等の粒子が用いられる。磁
性体粒子の添加量は着色粒子中の20〜70重量%であ
る。
【0046】また、流動性付与の観点から、無機微粒子
を着色粒子に添加してもよい。無機微粒子としてはシリ
カ、チタニア、アルミナ等の無機酸化物粒子が好まし
く、さらに、これら無機微粒子はシランカップリング剤
やチタンカップリング剤等によって疎水化処理されてい
ることが好ましい。
【0047】以下、順次本発明に用いられるトナー及び
現像剤について詳細に説明する。
【0048】本発明のトナーに使用される結着樹脂とし
ては、下記の結着樹脂の使用が可能である。
【0049】例えば、ポリスチレン、ポリ−p−クロル
スチレン、ポリビニルトルエンなどのスチレンおよびそ
の置換体の単重合体;スチレン−p−クロルスチレン共
重合体、スチレン−ビニルトルエン共重合体、スチレン
−ビニルナフタリン共重合体、スチレン−アクリル酸エ
ステル共重合体、スチレン−メタクリル酸エステル共重
合体、スチレン−α−クロルメタクリル酸メチル共重合
体、スチレン−アクリロニトリル共重合体、スチレン−
ビニルメチルエーテル共重合体、スチレン−ビニルエチ
ルエーテル共重合体、スチレン−ビニルメチルケトン共
重合体、スチレン−ブタジエン共重合体、スチレン−イ
ソプレン共重合体、スチレン−アクリロニトリル−イン
デン共重合体などのスチレン系共重合体;ポリ塩化ビニ
ル、フェノール樹脂、天然変性フェノール樹脂、天然樹
脂変性マレイン酸樹脂、アクリル樹脂、メタクリル樹
脂、ポリ酢酸ビニール、シリコーン樹脂、ポリエステル
樹脂、ポリウレタン、ポリアミド樹脂、フラン樹脂、エ
ポキシ樹脂、キシレン樹脂、ポリビニルブチラール、テ
ルペン樹脂、クマロンインデン樹脂、石油系樹脂などが
使用できる。好ましい結着物質としては、スチレン系共
重合体もしくはポリエステル樹脂がある。
【0050】スチレン系共重合体のスチレンモノマーと
してはスチレン、o−メチルスチレン、m−メチルスチ
レン、p−メチルスチレン、α−メチルスチレン、p−
クロロスチレン、3,4−ジクロロスチレン、p−フェ
ニルスチレン、p−エチルスチレン、2,4−ジメチル
スチレン、p−t−ブチルスチレン、p−n−ヘキシル
スチレン、p−n−オクチルスチレン、p−n−ノニル
スチレン、p−n−デシルスチレン、p−n−ドデシル
スチレンの様なスチレンあるいはスチレン誘導体が挙げ
られる。
【0051】スチレン系共重合体のスチレンモノマーに
対するコモノマーとしては、例えばアクリル酸、アクリ
ル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸ブチル、ア
クリル酸ドデシル、アクリル酸オクチル、アクリル酸−
2−エチルヘキシル、アクリル酸フェニル、メタクリル
酸、メタクリル酸メチル、メタクリル酸エチル、メタク
リル酸ブチル、メタクリル酸オクチル、アクリロニトリ
ル、メタクリルニトリル、アクリルアミドなどのような
二重結合を有するモノカルボン酸もしくはその置換体;
例えば、マレイン酸、マレイン酸ブチル、マレイン酸メ
チル、マレイン酸ジメチルなどのような二重結合を有す
るジカルボン酸およびその置換体;例えば塩化ビニル、
酢酸ビニル、安息香酸ビニルなどのようなビニルエステ
ル類;例えばエチレン、プロピレン、ブチレンなどのよ
うなエチレン系オレフィン類;例えばビニルメチルケト
ン、ビニルヘキシルケトンなどのようなビニルケトン
類;例えばビニルメチルエーテル、ビニルエチルエーテ
ル、ビニルイソブチルエーテルなどのようなビニルエー
テル類等のビニル単量体が単独もしくは2つ以上用いら
れる。
【0052】スチレン−アクリル系樹脂で含カルボン酸
重合体を得るためにはアクリル酸、メタクリル酸、α−
エチルアクリル酸、フマル酸、マレイン酸、イタコン
酸、ケイ皮酸、マレイン酸モノブチルエステル、マレイ
ン酸モノオクチルエステル、ケイ皮酸無水物、アルケニ
ルコハク酸メチルハーフエステル等のモノマー成分を用
いると良い。
【0053】スチレン系重合体またはスチレン系共重合
体は架橋されていてもよくまた混合樹脂でもかまわな
い。
【0054】スチレン−アクリル系樹脂(ビニル系樹
脂)の架橋剤としてはジビニルベンゼン、エチレングリ
コールジアクリレート、ジエチレングリコールジアクリ
レート、トリエチレングリコールジアクリレート、エチ
レングリコールジメタクリレート、ジエチレングリコー
ルジメタクリレート、トリエチレングリコールジメタク
リレート等が挙げられる。
【0055】架橋剤の使用量は必要とする架橋度によっ
て適宜使用量を調整して使用される。一般的にはビニル
系単量体に対して0.1〜5重量%使用される。
【0056】本発明に用いられるポリエステル樹脂の組
成は以下のものが挙げられる。
【0057】2価のアルコール成分としては、エチレン
グリコール、プロピレングリコール、1,3−ブタンジ
オール、1,4−ブタンジオール、2,3−ブタンジオ
ール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコー
ル、1,5−ペンタンジオール、1,6−ヘキサンジオ
ール、ネオペンチルグリコール、2−エチル−1,3−
ヘキサンジオール、水素化ビスフェノールA、ポリエチ
レンオキシ基、ポリプロピレンオキシ基等のポリアルキ
レンオキシ基変性ビスフェノール及びその誘導体、ポリ
エチレンオキシ基、ポリプロピレンオキシ基等のポリア
ルキレンオキシ基変性ビスフェノールA及びその誘導体
等が挙げられる。
【0058】2価の酸成分としては、例えばフタル酸、
テレフタル酸、イソフタル酸、無水フタル酸などのベン
ゼンジカルボン酸類又はその無水物、低級アルキルエス
テル;こはく酸、アジピン酸、セバシン酸、アゼライン
酸などのアルキルジカルボン酸類又はその無水物、低級
アルキルエステル;n−ドデセニルコハク酸、n−ドデ
シルコハク酸などのアルケニルコハク酸類もしくはアル
キルコハク酸類、又はその無水物、低級アルキルエステ
ル;フマル酸、マレイン酸、シトラコン酸、イタコン酸
などの不飽和ジカルボン酸類又はその無水物、低級アル
キルエステル;等のジカルボン酸類及びその誘導体が挙
げられる。
【0059】また、架橋成分としても働く3価以上のア
ルコール成分と3価以上の酸成分を併用することが好ま
しい。
【0060】3価以上の多価アルコール成分としては、
例えばソルビトール、1,2,3,6−ヘキサンテトロ
ール、1,4−ソルビタン、ペンタエリスリトール、ジ
ペンタエリスリトール、トリペンタエリスリトール、
1,2,4−ブタントリオール、1,2,5−ペンタン
トリオール、グリセロール、2−メチルプロパントリオ
ール、2−メチル−1,2,4−ブタントリオール、ト
リメチロールエタン、トリメチロールプロパン、1,
3,5−トリヒドロキシベンゼン等が挙げられる。
【0061】また、本発明における3価以上の多価カル
ボン酸成分としては、例えばトリメリット酸、ピロメリ
ット酸、1,2,4−ベンゼントリカルボン酸、1,
2,5−ベンゼントリカルボン酸、2,5,7−ナフタ
レントリカルボン酸、1,2,4−ナフタレントリカル
ボン酸、1,2,4−ブタントリカルボン酸、1,2,
5−ヘキサントリカルボン酸、1,3−ジカルボキシル
−2−メチル−2−メチレンカルボキシプロパン、テト
ラ(メチレンカルボキシル)メタン、1,2,7,8−
オクタンテトラカルボン酸、エンポール三量体酸、及び
これらの無水物、低級アルキルエステル、テトラカルボ
ン酸を有する化合物、及びこれらの無水物、低級アルキ
ルエステル等の多価カルボン酸類及びその誘導体が挙げ
られる。
【0062】本発明に用いられるアルコール成分として
は40〜60mol%、好ましくは45〜55mol
%、酸成分としては40〜60mol%、好ましくは4
5〜55mol%であることが好ましい。
【0063】また3価以上の多価の成分は、全成分中の
1〜60mol%であることも好ましい。
【0064】〈着色剤〉本発明のトナーを構成する着色
剤としては無機顔料、有機顔料を挙げることができる。
【0065】無機顔料としては、従来公知のものを用い
ることができる。具体的な無機顔料を以下に例示する。
【0066】黒色の顔料としては、例えば、ファーネス
ブラック、チャンネルブラック、アセチレンブラック、
サーマルブラック、ランプブラック等のカーボンブラッ
ク、更にマグネタイト、フェライト等の磁性粉も用いら
れる。
【0067】これらの無機顔料は所望に応じて単独また
は複数を選択併用する事が可能である。また顔料の添加
量は重合体に対して2〜20重量%であり、好ましくは
3〜15重量%が選択される。
【0068】磁性トナーとして使用する際には、前述の
マグネタイトを添加することができる。この場合には所
定の磁気特性を付与する観点から、トナー中に20〜6
0重量%添加することが好ましい。
【0069】有機顔料としても従来公知のものを用いる
ことができる。具体的な有機顔料を以下に例示する。
【0070】マゼンタまたはレッド用の顔料としては、
C.I.ピグメントレッド2、C.I.ピグメントレッ
ド3、C.I.ピグメントレッド5、C.I.ピグメン
トレッド6、C.I.ピグメントレッド7、C.I.ピ
グメントレッド15、C.I.ピグメントレッド16、
C.I.ピグメントレッド48:1、C.I.ピグメン
トレッド53:1、C.I.ピグメントレッド57:
1、C.I.ピグメントレッド122、C.I.ピグメ
ントレッド123、C.I.ピグメントレッド139、
C.I.ピグメントレッド144、C.I.ピグメント
レッド149、C.I.ピグメントレッド166、C.
I.ピグメントレッド177、C.I.ピグメントレッ
ド178、C.I.ピグメントレッド222等が挙げら
れる。
【0071】オレンジまたはイエロー用の顔料として
は、C.I.ピグメントオレンジ31、C.I.ピグメ
ントオレンジ43、C.I.ピグメントイエロー12、
C.I.ピグメントイエロー13、C.I.ピグメント
イエロー14、C.I.ピグメントイエロー15、C.
I.ピグメントイエロー17、C.I.ピグメントイエ
ロー93、C.I.ピグメントイエロー94、C.I.
ピグメントイエロー138等が挙げられる。
【0072】グリーンまたはシアン用の顔料としては、
C.I.ピグメントブルー15、C.I.ピグメントブ
ルー15:2、C.I.ピグメントブルー15:3、
C.I.ピグメントブルー16、C.I.ピグメントブ
ルー60、C.I.ピグメントグリーン7等が挙げられ
る。
【0073】これらの有機顔料は所望に応じて単独また
は複数を選択併用する事が可能である。また顔料の添加
量は重合体に対して2〜20重量%であり、好ましくは
3〜15重量%が選択される。
【0074】着色剤は表面改質して使用することもでき
る。その表面改質剤としては、従来公知のものを使用す
ることができ、具体的にはシランカップリング剤、チタ
ンカップリング剤、アルミニウムカップリング剤等が好
ましく用いることができる。
【0075】〈離型剤〉本発明のトナーには、前述した
特定の低分子オレフィン離型剤を含有することが必要で
あるが、定着性の改良およびオフセット性の向上などの
目的で、低分子オレフィン以外の離型剤を使用すること
ができる。これらの離型剤としては、種々の公知のもの
を使用することができる。具体的には、カルナウバワッ
クスやライスワックス等の天然ワックス、脂肪酸ビスア
ミドなどのアミド系ワックスなどをあげることができ
る。これらは本発明の低分子オレフィン離型剤と共に混
合、混練されてトナー中に内包されて使用される。
【0076】〈荷電制御剤〉本発明のトナーには、荷電
特性の向上などの目的で、いわゆる荷電制御剤を添加し
て使用することができる。これらの荷電制御剤も同様に
種々の公知のものを使用することができる。具体的に
は、ニグロシン系染料、ナフテン酸または高級脂肪酸の
金属塩、アルコキシル化アミン、第4級アンモニウム塩
化合物、アゾ系金属錯体、サリチル酸金属塩あるいはそ
の金属錯体等が挙げられる。
【0077】これら荷電制御剤も、本発明のトナー結着
樹脂と混合、混練されてトナー中に均一分散した状態で
使用することが好ましい。
【0078】〈外添剤〉本発明のトナーには、流動性、
帯電性の改良およびクリーニング性の向上などの目的
で、いわゆる外添剤を添加して使用することができる。
これら外添剤としては特に限定されるものでは無く、種
々の無機微粒子、有機微粒子及び滑剤を使用することが
できる。
【0079】無機微粒子としては、従来公知のものを使
用することができる。具体的には、シリカ、チタン、ア
ルミナ微粒子等が好ましく用いることができる。これら
無機微粒子としては疎水性のものが好ましい。具体的に
は、シリカ微粒子として、例えば日本アエロジル社製の
市販品R−805、R−976、R−974、R−97
2、R−812、R−809、ヘキスト社製のHVK−
2150、H−200、キャボット社製の市販品TS−
720、TS−530、TS−610、H−5、MS−
5等が挙げられる。
【0080】チタン微粒子としては、例えば、日本アエ
ロジル社製の市販品T−805、T−604、テイカ社
製の市販品MT−100S、MT−100B、MT−5
00BS、MT−600、MT−600SS、JA−
1、富士チタン社製の市販品TA−300SI、TA−
500、TAF−130、TAF−510、TAF−5
10T、出光興産社製の市販品IT−S、IT−OA、
IT−OB、IT−OC等が挙げられる。
【0081】アルミナ微粒子としては、例えば、日本ア
エロジル社製の市販品RFY−C、C−604、石原産
業社製の市販品TTO−55等が挙げられる。
【0082】また、有機微粒子としては数平均一次粒子
径が10〜2000nm程度の球形の有機微粒子を使用
することができる。このものとしては、スチレンやメチ
ルメタクリレートなどの単独重合体やこれらの共重合体
を使用することができる。
【0083】滑剤には、例えばステアリン酸の亜鉛、ア
ルミニウム、銅、マグネシウム、カルシウム等の塩、オ
レイン酸の亜鉛、マンガン、鉄、銅、マグネシウム等の
塩、パルミチン酸の亜鉛、銅、マグネシウム、カルシウ
ム等の塩、リノール酸の亜鉛、カルシウム等の塩、リシ
ノール酸の亜鉛、カルシウムなどの塩等の高級脂肪酸の
金属塩が挙げられる。
【0084】これら外添剤の添加量は、トナーに対して
0.1〜5重量%程度が好ましい。
【0085】〈トナーの製造工程〉結着樹脂成分、着色
剤、離型剤、および必要に応じて磁性体、荷電制御剤を
ドライブレンド後、エクストルーダ、ニーダ、練りロー
ル機、密閉式混合機等でトナー中の各組成物が均一にな
るように溶融混練する。冷却後ジェットミル、ターボミ
ル等で微粉砕し、分級後所定の粒径とした着色粒子を流
動性付与剤、および必要であればクリーニング助剤とド
ライブレンドし本発明のトナーを得る。
【0086】〔外添剤の添加工程〕この工程は、乾燥処
理されたトナー粒子に外添剤を添加する工程である。
【0087】外添剤を添加するために使用される装置と
しては、タービュラーミキサー、ヘンシェルミキサー、
ナウターミキサー、V型混合機などの種々の公知の混合
装置を挙げることができる。
【0088】〈トナーの粒径〉本発明のトナーの体積平
均粒径は1〜15μmであることが好ましく、更に好ま
しくは4〜9μmとされる。
【0089】ここで、トナーの体積平均粒径は、コール
ターカウンターTA−II、コルターマルチサイザーを用
いて測定された値である。コールターカウンターTA−
IIおよびコールターマルチサイザーではアパーチャー径
=100μmのアパーチャーを用いて2.0〜40μm
の範囲における粒径分布を用いて測定された体積平均粒
径を示す。
【0090】〈現像剤〉本発明のトナーは、一成分現像
剤でも二成分現像剤でもよいが、好ましくは二成分現像
剤である。
【0091】一成分現像剤として用いる場合は、非磁性
一成分現像剤として前記トナーをそのまま用いる方法も
あるが、通常はトナー粒子中に0.1〜5μm程度の磁
性粒子を含有させ磁性一成分現像剤として用いる。その
含有方法としては、着色剤と同様に結着樹脂と混合、混
練させるのが普通である。
【0092】又、キャリアと混合して二成分現像剤とし
て用いることができる。この場合は、キャリアの磁性粒
子として、鉄、フェライト、マグネタイト等の金属、そ
れらの金属とアルミニウム、鉛等の金属との合金等の従
来から公知の材料を用いる。特にフェライト粒子が好ま
しい。上記磁性粒子は、その体積平均粒径としては15
〜100μm、より好ましくは25〜60μmのものが
よい。
【0093】キャリアの体積平均粒径の測定は、代表的
には湿式分散機を備えたレーザ回折式粒度分布測定装置
「ヘロス(HELOS)」(シンパテック(SYMPA
TEC)社製)により測定することができる。
【0094】キャリアは、磁性粒子が更に樹脂により被
覆されているもの、あるいは樹脂中に磁性粒子を分散さ
せたいわゆる樹脂分散型キャリアが好ましい。コーティ
ング用の樹脂組成としては、特に限定は無いが、例え
ば、オレフィン系樹脂、スチレン系樹脂、スチレン/ア
クリル系樹脂、シリコーン系樹脂、エステル系樹脂或い
はフッ素含有重合体系樹脂等が用いられる。また、樹脂
分散型キャリアを構成するための樹脂としては、特に限
定されず公知のものを使用することができ、例えば、ス
チレンアクリル樹脂、ポリエステル樹脂、フッ素系樹
脂、フェノール樹脂等を使用することができる。
【0095】図3は本発明の画像形成装置の1例として
の電子写真画像形成装置の断面図である。
【0096】図3に於いて50は像担持体である感光体
ドラム(感光体)で、有機感光層をドラム上に塗布し、
その上に本発明の樹脂層を塗設した感光体で、接地され
て時計方向に駆動回転される。52はスコロトロンの帯
電器で、感光体ドラム50周面に対し一様な帯電をコロ
ナ放電によって与えられる。この帯電器52による帯電
に先だって、前画像形成での感光体の履歴をなくすため
に発光ダイオード等を用いた露光部51による露光を行
って感光体周面の除電をしてもよい。
【0097】感光体への一様帯電ののち像露光器53に
より画像信号に基づいた像露光が行われる。この図の像
露光器53は図示しないレーザーダイオードを露光光源
とする。回転するポリゴンミラー531、fθレンズ等
を経て反射ミラー542により光路を曲げられた光によ
り感光体ドラム上の走査がなされ、静電潜像が形成され
る。
【0098】その静電潜像は次いで現像器54で現像さ
れる。感光体ドラム50周縁にはトナーとキャリアとか
ら成る現像剤を内蔵した現像器54が設けられていて、
マグネットを内蔵し現像剤を保持して回転する現像スリ
ーブ541によって現像が行われる。現像剤は、例えば
前述のフェライトをコアとしてそのまわりに絶縁性樹脂
をコーティングしたキャリアと、前述のスチレンアクリ
ル系樹脂を主材料としてカーボンブラック等の着色剤と
荷電制御剤と本発明の低分子量ポリオレフィンからなる
着色粒子に、シリカ、酸化チタン等を外添したトナーと
からなるもので、現像剤は層形成手段によって現像スリ
ーブ541上に100〜600μmの層厚に規制されて
現像域へと搬送され、現像が行われる。この時通常は感
光体ドラム50と現像スリーブ541の間に直流バイア
ス、必要に応じて交流バイアス電圧をかけて現像が行わ
れる。また、現像剤は感光体に対して接触あるいは非接
触の状態で現像される。
【0099】記録紙Pは画像形成後、転写のタイミング
の整った時点で給紙ローラー57の回転作動により転写
域へと給紙される。
【0100】転写域においては転写のタイミングに同期
して感光体ドラム50の周面に転写ローラー(転写器)
58が圧接され、給紙された記録紙Pを挟着して転写さ
れる。
【0101】次いで記録紙Pは転写ローラーとほぼ同時
に圧接状態とされた分離ブラシ(分離器)59によって
除電がなされ、感光体ドラム50の周面により分離して
定着装置60に搬送され、熱ローラー601と圧着ロー
ラー602の加熱、加圧によってトナーを溶着したのち
排紙ローラー61を介して装置外部に排出される。なお
前記の転写ローラー58及び分離ブラシ59は記録紙P
の通過後感光体ドラム50の周面より退避離間して次な
るトナー像の形成に備える。
【0102】一方記録紙Pを分離した後の感光体ドラム
50は、クリーニング器62のブレード621の圧接に
より残留トナーを除去・清掃し、再び露光部51による
除電と帯電器52による帯電を受けて次なる画像形成の
プロセスに入る。
【0103】尚、70は感光体、帯電器、転写器・分離
器及びクリーニング器が一体化されている着脱可能なプ
ロセスカートリッジである。
【0104】電子写真画像形成装置としては、上述の感
光体と、現像器、クリーニング器等の構成要素をプロセ
スカートリッジとして一体に結合して構成し、このユニ
ットを装置本体に対して着脱自在に構成しても良い。
又、帯電器、像露光器、現像器、転写又は分離器、及び
クリーニング器の少なくとも1つを感光体とともに一体
に支持してプロセスカートリッジを形成し、装置本体に
着脱自在の単一ユニットとし、装置本体のレールなどの
案内手段を用いて着脱自在の構成としても良い。
【0105】プロセスカートリッジには、一般には以下
に示す一体型カートリッジ及び分離型カートリッジがあ
る。一体型カートリッジとは、帯電器、像露光器、現像
器、転写又は分離器、及びクリーニング器の少なくとも
1つを感光体とともに一体に構成し、装置本体に着脱可
能な構成であり、分離型カートリッジとは感光体とは別
体に構成されている帯電器、像露光器、現像器、転写又
は分離器、及びクリーニング器であるが、装置本体に着
脱可能な構成であり、装置本体に組み込まれた時には感
光体と一体化される。本発明におけるプロセスカートリ
ッジは上記双方のタイプのカートリッジを含む。
【0106】像露光は、電子写真画像形成装置を複写機
やプリンターとして使用する場合には、原稿からの反射
光や透過光を感光体に照射すること、或いはセンサーで
原稿を読み取り信号化し、この信号に従ってレーザービ
ームの走査、LEDアレイの駆動、又は液晶シャッター
アレイの駆動を行い感光体に光を照射することなどによ
り行われる。
【0107】尚、ファクシミリのプリンターとして使用
する場合には、像露光器53は受信データをプリントす
るための露光を行うことになる。
【0108】本発明の電子写真感光体は、複写機、レー
ザープリンター、LEDプリンター、液晶シャッター式
プリンター等の電子写真装置一般に適用し得るものであ
るが、更には電子写真技術を応用したディスプレイ、記
録、軽印刷、製版、ファクシミリ等の装置にも広く適用
し得るものである。
【0109】
【実施例】以下、実施例を挙げて本発明を詳細に説明す
るが、本発明の態様はこれに限定されない。なお、文中
「部」とは「重量部」を表す。
【0110】着色粒子製造例 スチレンアクリル樹脂100部に対して下記表1に示す
低分子量ポリプロピレンを4部とカーボンブラック10
部を加え、予備混合した後、溶融混練、粉砕、分級して
体積平均粒径が7.5μmの着色粒子1〜9を得た。
【0111】
【表1】
【0112】この着色粒子1〜9の各々に疎水性シリカ
(疎水化度=65、数平均一次粒子径=12nm)を
1.0重量%添加してトナーを得た。これらを「トナー
1」〜「トナー9」とする。
【0113】トナー1〜9の各々と、シリコーン樹脂を
被覆した体積平均粒径60μmのフェライトキャリアと
を混合してトナー濃度が6%の現像剤を調製した。これ
らをトナーに対応して、「現像剤1」〜「現像剤9」と
する。
【0114】〈実施例1〜17および比較例1〜6〉 〔実写テスト〕現像剤1〜9の各々を使用し、下記表2
に示す定着装置を備えたコニカ社製デジタル複写機Ko
nica7060を用いた実写テストを実施することに
より、耐オフセット性(定着オフセット発生の有無)を
評価した。結果を下記表3に示す。なお、現像条件は下
記に示すとおりである。
【0115】(現像条件) ・感光体;積層型有機感光体 ・DCバイアス ;−500V ・Dsd(感光体と現像スリーブ間距離);600μm ・現像剤層規制 ;磁性H−Cut方式 ・現像剤層厚 ;700μm ・現像スリーブ径;40mm 定着装置は、圧接方式の加熱定着装置を採用した。定着
装置の構成および定着条件は下記のとおりである。
【0116】(定着装置1)テトラフルオロエチレン−
パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体(PF
A)で表面を被覆した直径30mmφで全幅が310m
mの、ヒーターを中央部に内蔵した円柱状の厚み2mm
のアルミ合金を上ローラーとして有し、テトラフルオロ
エチレン−パーフルオロアルキルエーテル共重合体(P
FA)で表面を被覆したスポンジ状シリコーンゴム(ア
スカーC硬度=48:厚み8mm)で構成された直径4
0mmφの下ローラーを有している。ニップ圧は1.1
kg/cm2(総荷重=19.8kgf)でニップ幅は
5.8mmとした。
【0117】この定着装置を使用して、印字の線速を2
50mm/secに設定した。なお、定着装置のクリー
ニング機構としてポリジフェニルシリコーン(20℃の
粘度が10,000cpのもの)を含浸したパット方式
を使用した。定着の温度は上ロールの表面温度で制御
し、175℃の設定温度とした。なお、シリコーンオイ
ルの塗布量は、0.5μg/cm2とした。これを「定
着装置1」とする。また、定着装置1の端部温度の上昇
を抑制するための機構として、加熱ローラーの両端部を
冷却するためのファンを機械内部に設置した。
【0118】(定着装置2〜8)下記表2に従い、加熱
ローラーの芯金厚み、芯金材質、加圧ローラーの弾性層
の厚み、硬度(アスカーC硬度)、ニップ圧(総荷重)
およびニップ幅の少なくとも1つの条件が定着装置1と
異なる定着装置2〜8を用意した。
【0119】
【表2】
【0120】〔評価方法〕 (1)定着オフセット発生の有無:定着オフセットの評
価は前記コニカ社製デジタル複写機Konica706
0を用い、搬送方向に対して直交する方向に5mm幅の
ベタ黒帯状画像を有するA4画像を縦送りで10000
枚搬送定着した後に、搬送方向に対して垂直に20mm
幅のハーフトーン画像を有するA4画像を横送りで10
000枚連続して搬送し、いったん休止する。一晩機械
を停止した後に、再度機械を立ち上げ、最初の一枚目に
発生する定着オフセット現象による画像汚れの有無及び
パッドの汚れの状態を目視評価した。評価基準は下記で
ある。結果を下記表3に示す。
【0121】・評価ランク ランクA:画像上に汚れの発生無く、パッドも殆ど汚れ
が無い ランクB:画像上に汚れは発生していないが、パッドに
汚れが蓄積している ランクC:画像上に極軽微な汚れが発生(実用上問題無
し) ランクD:画像上に軽微な汚れが発生(実用上若干問題
有り) ランクE:画像上に汚れがあり、実用に適さない
【0122】
【表3】
【0123】表3からも明らかなように、本発明のトナ
ーと定着装置の組み合わせに於いては定着オフセットの
発生がほとんど生じていないが、比較例のトナーと定着
装置の組み合わせでは、実用上問題となるオフセットが
発生している。
【0124】
【発明の効果】本発明の特定のトナーと特定の定着装置
を組み合わせた画像形成方法及び画像形成装置によれ
ば、省エネルギーの要請に応じた定着装置を用いても、
オフセット現象に起因する画像不良を発生させることが
ない。
【0125】また、本発明の特定のトナーと特定の定着
装置を組み合わせた画像形成方法及び画像形成装置によ
れば、薄肉の芯金を有する加熱ローラーと加圧ローラー
との間を通過させる紙を、幅狭のものから幅広のものに
換えたときに、当該幅広の紙の端部にオフセット現象に
起因する画像不良を発生させることがない。
【0126】本発明の特定のトナーと特定の定着装置を
組み合わせた画像形成方法及び画像形成装置によれば、
温度変化に起因する定着性の変動が小さく、広い温度範
囲において良好な定着性を発揮することができる。
【0127】本発明のトナーは、省エネルギーの要請に
応じた特定の定着工程に適用しても、オフセット現象に
起因する画像不良を発生させることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明において使用する定着装置の一例を示す
断面図である。
【図2】本発明において使用する定着装置を構成する加
熱ローラーの配熱パターンの一例を示す説明図である。
【図3】本発明の画像形成装置の1例としての電子写真
画像形成装置の断面図。
【符号の説明】
10 加熱ローラー 11 芯金 12 被覆層 13 加熱部材 15 加熱ローラー 16A ハロゲンヒーター 16B ハロゲンヒーター 16C ハロゲンヒーター 20 加圧ローラー 21 芯金 22 被覆層 50 感光体ドラム(又は感光体) 51 発光ダイオード等を用いた露光部 52 帯電器 53 像露光器 54 現像器 57 給紙ローラー 58 転写ローラー(転写器) 59 分離ブラシ(分離器) 60 定着装置 61 排紙ローラー 62 クリーニング器 70 プロセスカートリッジ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 櫛 さゆり 東京都八王子市石川町2970番地コニカ株式 会社内 (72)発明者 山崎 弘 東京都八王子市石川町2970番地コニカ株式 会社内 Fターム(参考) 2H005 AA06 CA13 EA06 FB02 2H033 AA09 BB05 BB13 BB18 BB21 BB29 BB30 BB34 3J103 AA02 AA14 AA24 AA51 BA03 BA17 FA01 FA14 FA18 FA20 GA02 GA57 GA58 GA66 GA74 HA04 HA05 HA32 HA36 HA37 HA43 HA54

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 感光体上に形成された静電潜像をトナー
    を含む現像剤で現像し、該感光体上に形成されたトナー
    像を画像形成支持体に転写し、転写されたトナー像を定
    着装置により定着する工程を含む画像形成方法におい
    て、 前記定着装置は、加熱ローラーと、この加熱ローラーに
    当接する加圧ローラーとを備え、該加熱ローラーは、ア
    ルミニウム、鉄および銅より選択された金属あるいは合
    金で形成された内径が10〜50mm、厚さが0.1〜
    2mmである芯金の表面にフッ素系樹脂を被覆し、固定
    配置された加熱部材を内包してなり、該加圧ローラー
    は、アスカーC硬度が35〜75であるシリコーンゴム
    を1〜30mmの厚みで芯金の表面に被覆してなり、該
    加圧ローラーと、該加熱ローラーとが4〜35kgfの
    総荷重で当接して構成され、 前記トナーが少なくとも結着樹脂と離型剤と着色剤とを
    含有するトナーであり、該離型剤が数平均分子量(M
    n)で1,500〜10,000、重量平均分子量(M
    w)と数平均分子量(Mn)の比(Mw/Mn)が1.
    1〜5.0の低分子量ポリオレフィンであることを特徴
    とする画像形成方法。
  2. 【請求項2】 感光体上に形成された静電潜像をトナー
    を含む現像剤で現像し、該感光体上に形成されたトナー
    像を画像形成支持体に転写し、転写されたトナー像を定
    着装置により定着する手段を含む画像形成装置におい
    て、 前記定着装置は、加熱ローラーと、この加熱ローラーに
    当接する加圧ローラーとを備え、該加熱ローラーは、ア
    ルミニウム、鉄および銅より選択された金属あるいは合
    金で形成された内径が10〜50mm、厚さが0.1〜
    2mmである芯金の表面にフッ素系樹脂を被覆し、固定
    配置された加熱部材を内包してなり、該加圧ローラー
    は、アスカーC硬度が35〜75であるシリコーンゴム
    を1〜30mmの厚みで芯金の表面に被覆してなり、該
    加圧ローラーと、該加熱ローラーとが4〜35kgfの
    総荷重で当接して構成され、 前記トナーが少なくとも結着樹脂と離型剤と着色剤とを
    含有するトナーであり、該離型剤が数平均分子量(M
    n)で1,500〜10,000、重量平均分子量(M
    w)と数平均分子量(Mn)の比(Mw/Mn)が1.
    1〜5.0の低分子量ポリオレフィンであることを特徴
    とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】 感光体上に形成された静電潜像をトナー
    を含む現像剤で現像し、該感光体上に形成されたトナー
    像を画像形成支持体に転写し、転写されたトナー像を定
    着装置により定着する工程を含む画像形成方法に使用さ
    れるトナーにおいて、 前記定着装置は、加熱ローラーと、この加熱ローラーに
    当接する加圧ローラーとを備え、該加熱ローラーは、ア
    ルミニウム、鉄および銅より選択された金属あるいは合
    金で形成された内径が10〜50mm、厚さが0.1〜
    2mmである芯金の表面にフッ素系樹脂を被覆し、固定
    配置された加熱部材を内包してなり、該加圧ローラー
    は、アスカーC硬度が35〜75であるシリコーンゴム
    を1〜30mmの厚みで芯金の表面に被覆してなり、該
    加圧ローラーと、該加熱ローラーとが4〜35kgfの
    総荷重で当接して構成され、 前記トナーが少なくとも結着樹脂と離型剤と着色剤とを
    含有するトナーであり、該離型剤が数平均分子量(M
    n)で1,500〜10,000、重量平均分子量(M
    w)と数平均分子量(Mn)の比(Mw/Mn)が1.
    1〜5.0の低分子量ポリオレフィンであることを特徴
    とするトナー。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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