JP2001062479A - 係止具、接触濾材および接触濾材の製造方法 - Google Patents

係止具、接触濾材および接触濾材の製造方法

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JP2001062479A
JP2001062479A JP24050299A JP24050299A JP2001062479A JP 2001062479 A JP2001062479 A JP 2001062479A JP 24050299 A JP24050299 A JP 24050299A JP 24050299 A JP24050299 A JP 24050299A JP 2001062479 A JP2001062479 A JP 2001062479A
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Toshihiro Hayashi
俊弘 林
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
    • Y02W10/00Technologies for wastewater treatment
    • Y02W10/10Biological treatment of water, waste water, or sewage

Abstract

(57)【要約】 【課題】 繊維糸条、糸条束あるいはストランドのよう
な紐状体を索条に取付けるに適した係止具およびこの係
止具を用いた接触濾材とその製造方法を提供する。 【解決手段】 周縁には物品を取付け、中心部にはテー
パー雌ネジを形成した物品の保持体(70)と、該保持体の
前記テーパー雌ネジに螺合する係止ねじ(80)とからな
り、係止ねじ(80)の導入用スリットに索条Rを挿入した
状態で保持体(70)に係止ねじ(80)を螺合係止することに
より、索条Rを係止ねじ(80)のスリット内に挟持するご
とくして前記保持体(70)を索条Rに係止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、係止具、係止具を
有する接触濾材および接触濾材の製造方法に係り、詳し
くは、索条に比較的軽量の物品を取付けるに適した係止
具、係止具に取付けられた繊維、糸条からなり、排水処
理に使用される接触濾材およびその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】生活排水、下水あるいは産業排水は、従
来から各種微生物の分解機能を用いた生物処理により処
理されており、活性汚泥法に代表される浮遊微生物法あ
るいは各種接触濾材表面に形成される生物膜で処理する
生物膜法、その他の微生物分解法が広く用いられてい
る。このうち生物膜法は汚泥の処理が比較的容易という
こともあり中、小規模の排水処理に広く用いられてお
り、接触濾材も各種提案されている。
【0003】この接触濾材に関しては、近時、繊維糸条
中でも生体親和性が高く微生物を高密度に保持できる炭
素繊維の接触濾材が注目されている。しかし、炭素繊維
は高強力、高弾性率を有するものの捩れ、曲げあるいは
結節強度が低く、炭素繊維を接触濾材として用いる場合
の取付方法はいささか困難を要するものであり、また繊
維状の接触濾材を開繊するごとく拡開してその有効表面
積を広げた接触濾材の取付方法の工夫も必要とされてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
課題に応えるものであって、繊維糸条、糸条束あるいは
ストランドのような紐状体を索条に取付けるに適した係
止具およびこの係止具を用いた接触濾材とその製造方法
を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明第1の係止具は、
両鍔付き筒状本体と、筒状本体の両鍔で筒状本体に着脱
自在に嵌着する弾性を有する割リングとからなり、筒状
本体に物品を保持させるとともに筒状本体と割リングの
間に可撓性の索条を挿入して筒状本体と割リングを組立
てて索条に係止することにより、前記物品を索条に着脱
自在に保持せしめたことを特徴とする。これにより、安
価、簡易な器具で容易に物品を索条に取付けることがで
きる。
【0006】また、割リングの両端部に索条が嵌入する
溝を形成したものにあってはより堅固に索条に係止で
き、筒状本体に軸方向の貫通孔を設けるとともに筒状本
体外周面から該貫通孔に連通する注入孔を形成し、前記
貫通孔に挿入した紐状体を、注入孔から注入した接着剤
により前記筒状本体に固定するようになしたものにあっ
ては紐状体を簡易に索条に取付け、固定することができ
る。さらに、割リングあるいは筒状本体を硬質合成樹脂
で成形したものにあっては、取扱いが容易で大量生産に
適し安価になるという効果も付随する。
【0007】本発明第1の接触濾材は、前記第1の係止
具の筒状本体の貫通孔に所定の長さを有する多数の単糸
からなる糸条束を貫挿し、糸条束をその中央部で固定し
て筒状本体の両側に糸条束を垂下せしめたことを特徴と
する。糸条束が炭素繊維であるものは微生物付着量が多
くまた活性も高くなり、炭素繊維の単糸が水溶性のサイ
ジング剤で集束されたものにあっては処理水中で自然に
開繊され、有効面積を大きく取ることができる。
【0008】本発明の第1の垂下式接触濾材において
は、前記第1の接触濾材を単位接触濾材として、単位接
触濾材を所定数間隔を持って索条に係止したので簡易に
密度高く接触濾材を取付けることができる。
【0009】本発明の垂下式接触濾材の製造法において
は、糸条を所定の長さに折りたたみ所定の単糸数の糸条
束を形成し、該糸条束を前記係止具の筒状本体の貫通孔
に貫挿し、前記注入孔から接着剤を注入して糸条束を前
記筒状本体に固定して形成した単位接触濾材を索条に所
定数係止することを特徴とするので効率よく容易に垂下
式接触濾材を製造できる。また、単位接触濾材を索条に
固定したのち糸条束の両端部を切断して単糸に開繊する
ものにあっては接触濾材の製造、運搬中に接触濾材が嵩
張ることなく製造が容易である。
【0010】本発明第2の係止具は、周縁には物品を取
付け、中心には雌ネジを形成した凹部を有する物品の保
持体と、該保持体の雌ネジに螺合する係止ねじとからな
り、前記保持体には、周縁から中心に至る索条導入用の
スリットを形成し、係止ねじには、中心から離れた位置
に終端を有する索条導入用のスリットを形成し、保持体
のスリットおよび係止ねじのスリットに索条を挿入した
状態で保持体に係止ねじを螺合係止することにより、索
条を保持体と係止ねじの間に挟持するごとくして保持体
を索条に係止することを特徴とする。これにより、簡易
な装置で容易に物品を索条に取付けることができる。
【0011】本発明第3の係止具においては、周縁には
物品を取付け、中心部にはテーパー孔を形成した物品の
保持体と、保持体の前記テーパー孔に嵌着する係止体と
からなり、係止体は弾性を有し、且つ、外周面から中心
部に至る索条導入用のスリットが形成され、スリットに
索条を挿入した状態で保持体に係止体を押込むことによ
り、索条を係止体のスリット内に挟持するごとくして保
持体を索条に係止することを特徴とする。このものにあ
っても、他の係止具と同様に簡易な装置で容易に物品を
索条に取付けることができる。
【0012】さらに、本発明第4の係止具は、周縁には
物品を取付け、中心部にはテーパー雌ネジを形成した物
品の保持体と、該保持体の前記テーパー雌ネジに螺合す
る係止ねじとからなり、該係止ねじは、弾性を有し、前
記テーパー雌ネジに螺合するテーパー雄ネジが形成さ
れ、中心を通る分割スリットで分割されたねじ部と、該
ねじ部を保持する保持部とからなり、また、係止ねじに
は、前記分割スリットに交差する方向で外周面から中心
部に至る索条導入用の導入スリットが形成され、該スリ
ットに索条を挿入した状態で前記保持体に前記係止ねじ
を螺合係止することにより、索条を該係止ねじのスリッ
ト内に挟持するごとくして前記保持体を索条に係止する
ことを特徴とする。このものにあっても、他の係止具と
同様に簡易な装置で容易に物品を索条に取付けることが
できる。
【0013】本発明の他の接触濾材、および垂下式接触
濾材は、これらの各係止具を用いたものであり、前述の
接触濾材および垂下式接触濾材と同様の効果を奏する。
【0014】その他の特徴要件、効果については以下の
説明で述べる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図示した好ましい実施形態
に基づき本発明を詳細に説明する。
【0016】先ず、本発明第1の係止具、この係止具を
用いた接触濾材およびその製造方法について述べる。図
1は、本発明第1の係止具の1実施形態の筒状本体を示
す図面で、図1(a)は正面図、図1(b)はその側面図、図
2は、割リングを示す図で、同じく、図2(a)は正面
図、図2(b)はその側面図である。
【0017】図1において、10は筒状本体であり、両端
に形成された円板状の二つの鍔11と円断面の胴部12とか
らなる。13は、本体中心部軸方向に形成された貫通孔、
14は、胴部12の周面から貫通孔13に連通する注入孔であ
り、本実施形態においては胴部12を貫通し、周面に開口
させている。鍔11の両端面外周部は面取りされ、また、
貫通孔13の両端部内面も同じく面取りされている。
【0018】図2において、20は割リングであり、リン
グを中心角90°を切欠いた形状をし、その内径は筒状本
体10の胴部12の外径にほぼ等しく、また、その幅は、筒
状本体10の二つの鍔11の間隔に等しく、また鍔11の間に
嵌合するよう寸法公差を有し、図2(b)の左右方向に若
干変形して拡開し、また復元できる弾性を有する。この
割リング20は、図1(a)および図2(a)の状態で割リング
20を筒状本体胴部12にあてがい、強く押し込むことによ
り、割リング20が筒状本体10に嵌合、嵌着するようにな
す。21は割リングの両端部に形成した溝であり、該溝21
には後述の索条が嵌入する。
【0019】なお、割リング20に変形できる弾性を与え
るには各種(汎用あるいはエンジニアリング)硬質プラス
チックを用いるのが好適であり、また、製造に際して
は、切削加工あるいは射出成形法などの成形法を取るこ
とができ、大量生産のためには射出成形が好ましい。ま
た、割リング20の切欠き部の角度の大きさ、逆に言え
ば、割リング20の円周角A(図2(b)参照)については、実
施形態のものでは270°となした。一般的なプラスチッ
クでは270°前後が使用できるがこの角度Aは、割リング
20の材質、弾性率、硬さ、厚み、あるいは、後に述べる
物品などの重量と、割リング20の嵌着性、係止性(固定
の度合い)との兼ね合いで適宜実験的に定められるが、1
80°以上は当然必要となる。
【0020】次に本係止具の作用と本係止具を用いた接
触濾材、垂下式接触濾材およびその製造方法について説
明する。図3は、本発明の係止具を用いた接触濾材(単
位接触濾材)の製造プロセスの模式的説明図、図4は、
本発明の接触濾材(単位接触濾材)の模式的斜視図であ
る。図示の便宜上、各図において、各部材の相対的大き
さは変えて図示している。
【0021】先ず、最初に図3(a)に示すように接触濾
材となる炭素繊維糸条Y(多くの炭素繊維単糸をサイジン
グ剤で集束したもの)を折返して所定の長さ、所定の単
糸数の糸条束Sを形成する(図3(a)では、糸条Yの二つ折
りを3回繰返し8本の糸条束Sとなしたものを例示して
いる。なお、図では、単糸を表示することなく説明のた
め糸条を一本の線で表示している)。
【0022】次いで、この糸条束Sを、係止具の筒状本
体10の貫通孔13に貫挿し、本体10の両端に所定の長さの
糸条束Sが垂下するようにセットし(図3(b)参照)、次い
で、注入孔14から適宜の接着剤を注入する。この状態で
糸条束Sの両端を切断、トリミングし糸条束Sを単糸に開
繊すれば、単糸が拡開し、図4に示すような接触濾材を
製造できる。ここでは、このように係止具を持った一の
接触濾材を単位接触濾材という。
【0023】垂下式接触濾材を形成するには、次に、こ
の単位接触濾材を取付用の可撓性の索条に係止するが、
この際は、先ず係止具の筒状本体10の胴部12に索条Rを
巻き付ける如くなし、その上から割リング20をあてがい
強く押し込み、割リングを20を、索条Rを挟み込んだ状
態で筒状本体に嵌合、嵌着する(図3(c)参照)。このよ
うにして所定の間隔で所定数の単位接触濾材を索条Rに
係止する(複数の単位接触濾材を1の索条Rに係止し、槽
内に取付けるものを垂下式接触濾材という(図4参
照))。
【0024】このようにして索条Rに所定数の単位接触
濾材を係止したのち、各単位接触濾材の糸条束の両端を
切断、トリミングして、単糸に開繊して接触濾材を完成
する(図3(d)参照)。
【0025】次に、本発明第2の係止具について説明す
る。図5は、本発明第2の係止具の1実施形態の保持体
を示す図面で、図5(a)は側面図、図5(b)はその下面
図、図6は、係止ねじを示す図で、同じく、図6(a)は
側面図、図6(b)はその下面図である。
【0026】図5において、30は物品の保持体であり、
円板状の外形で、その中心には雌ネジ31aを形成した凹
部31を有し、周縁から中心に向かって索条導入用のスリ
ット32を有する。33は、保持体の周縁に形成された周溝
であり、係止すべき物品を取付けるためのものである。
図6において、40は、保持体30の凹部31の雌ねじに螺合
する雄ネジ40aを有する係止ねじであり、糸条導入用の
スリット41が周縁から中心に向かって形成され、雄ネジ
40aの下部、中央に形成された細長の抓み42に至る。
【0027】本係止具は、図11(a)の組立て側面図に示
すように、先ず、保持体30に、抓み42を持って係止ねじ
40を螺合(仮螺合)し、両者のスリット32、41の位置を合
わせた状態で索条Rをスリット32から中心に導き、同時
に係止ねじ40をさらに捩って(本螺合)固定すれば、索条
Rは、図11(a)に示すように、係止ねじの40と保持体30の
凹部31内面との間で屈曲して挟持されることになる。逆
に見れば、保持体30が索条Rに係止され、延いては、保
持体30に取付けた物品(図示せず)が索条Rに係止される
ことになる。この作業を繰り返すだけで、この係止具に
よれば、一の索条に多数の物品を同時に簡易な作業で取
りつけることができる。
【0028】本発明第3の係止具について説明する。図
7は、本発明第3の係止具の1実施形態の保持体を示す
図面で、図7(a)は側面図、図7(b)はその下面図であ
る。図8は、係止体を示す図で、同じく、図8(a)は側
面図、図8(b)はその下面図である。
【0029】図7において、50は物品の保持体であり、
円板状の外形で、その中心にはテーパー孔51を有し、周
縁から中心に向かって索条導入用のスリット52が形成さ
れる。53は、保持体の周縁に形成された周溝であり、係
止すべき物品を取付けるためのものである。図8におい
て、60は、保持体50のテーパー孔51に嵌着するテーパ面
60aを有する係止体であり、糸条導入用のスリット61が
周縁から中心に形成されている。係止体60は、弾性変形
可能な硬質あるいは軟質のプラスチックからなり、その
スリットは、図8(b)に見るように、周縁から中心に向
かって幅を減ずるように、逆にいえば周縁に向かって幅
が広がるような溝になされれている。62は係止体の下部
に形成された細長の抓みである。
【0030】この係止具の使用に際しては、図11(b)の
組立て側面図に示すように、先ず、保持体50に係止体60
を仮に嵌着し(仮組み)、両者のスリット52、61の位置を
合わせた状態で索条Rをスリット61の中心に導き、次い
で係止体60を回し、保持体のスリット52と係止体のスリ
ット61の位置を食違わせ、索条Rをスリット61内に保持
した状態で、係止体60を押込むと係止体60は、保持体50
のテーパー孔51に抑えこまれるので係止体60は縮み込
み、スリット61はその幅を減じて中の索条を挟持する。
逆に見れば、保持体50が索条Rに係止され、延いては、
保持体50に取付けた物品(図示せず)が索条Rに係止され
ることになる。この作業を繰り返すだけで、この係止具
によれば、一の索条に多数の物品を同時に簡易な作業で
取りつけることができる。
【0031】なお、この係止具においては、索条Rと係
止体のスリット61との摩擦力および押込んだ係止体60の
弾性反発力に基づく係止体60の外面とテーパー孔51との
間の摩擦力で係止体60を索条Rに固定していることにな
る。ところで、これらの摩擦力が物品の重量に比し小さ
い場合は、係止体のテーパー面に、弾性力で付勢され突
出、没入自在のストッパを設け、一方保持体のテーパー
孔の内面にこのストッパーが嵌着するストッパー受けを
形成すれば係止力を増すことができる。このストッパー
およびストッパー受けをそれぞれ50S,60Sとして示し
た。
【0032】さらに、本発明第4の係止具について説明
する。図9は、本発明第4の係止具の1実施形態の保持
体を示す図面で、図9(a)は側断面図、図9(b)はその下
面図である。図10は、係止ねじを示す図で、図10(a)は
正面図、図10(b)は下面図、図10(c)は側面図である。ま
た、図10(d)はねじ部の上面図である。
【0033】図9において、70は物品の保持体であり、
円板状の外形で、その中心にはテーパー雌ネジ71を有
し、周縁から中心に向かって索条導入用のスリット72が
形成される。73は、保持体の周縁に形成された周溝であ
り、係止すべき物品を取付けるためのものである。74は
テーパー雌ネジ71の端面に設けられた、後述の係止ねじ
80の受座であり、保持体70の端面より若干盛上げてい
る。
【0034】図10において、80は、保持体70のテーパー
雌ネジ71に螺合するテーパー雄ネジ81aを形成した係止
ねじである。係止ねじ80は、テーパー雄ネジ81aを形成
した弾性を有するねじ部81と、ねじ部81に連なりこれを
保持する保持部82とからなる。81bは、ねじ部81を2分
割する分割スリットであり、83は、分割スリット81bに
直交する方向に形成された索条導入用の導入スリット
で、外周縁から中心に向かい、ねじ部81および保持部82
を貫通して形成されている。係止ねじ80の少なくともね
じ部81は、弾性変形可能な硬質のプラスチックからな
り、弾性を有しているので、ねじ部81の周縁を押圧すれ
ば、各分割スリット81aあるいは導入スリット83が狭ま
る。また、保持部82は円板をその両側からカットした細
長の形状で係止ねじ80を前記保持体70にねじ込む際の抓
みでも有る。
【0035】この係止具の使用に際しては、前述の本発
明第3の係止具と同様、図11(b)の組立て側面図に示す
ように、先ず、保持体70に係止ねじ80を仮に螺合し、両
者の索条導入用のスリット72および83の位置を合わせた
状態で索条Rを導入スリット83の中心に導き、次いで、
索条Rを中心に保持した状態で係止ねじ80を回して行く
と係止ねじ80のテーパー雄ネジ81aは、保持体70のテー
パー雌ネジ71に螺合し押さえこまれるので、ねじ部81は
縮み込み、ねじ部の各スリット81b、83はその幅を減じ
て中の索条Rを挟持、固定する。逆に見れば、保持体70
が索条Rに係止され、延いては、保持体70に取付けた物
品(図示せず)が索条Rに係止されることになる。この作
業を繰り返すだけで、この係止具によれば、一の索条に
多数の物品を同時に簡易な作業で取りつけることができ
る。
【0036】なお、図9、図10の実施形態においては、
保持体70に索条導入スリットを形成したが場合によって
は索条を中心から通すことも出来るので必ずしもこのス
リットは必要でない。また、係止ねじの分割スリットと
して2分割したスリット81bを示したが分割スリットは
これに限らず中心に至り索条を保持できるものであれば
良く、放射状に複数のスリットを形成しても良く、ま
た、索条導入用のスリットを分割スリットと兼用しても
良い。ねじ部の弾性の度合い、強度あるいは製造の方法
によって適宜選択できる。さらに、係止ねじの保持部は
抓みを兼ねた細長のものとしたがこの形状は必要に応じ
任意の形を取ることが出来る。
【0037】次に、これら第2、第3および第4の係止
具を用いた接触濾材について説明する。
【0038】図12は、これらの係止具を用いた垂下式接
触濾材の模式化した斜視図である。図12において、S1
は、単糸を開繊した糸条束であり、所定の長さの糸条を
保持体30(50、70)の周溝33(53、73)内の円周方向に等分
配で、その一端を固着し、他端から開繊してさばいたも
のである。このような接触濾材はその一つのみを用いる
こともできるが、図4の垂下式接触濾材と同様複数の単
位接触濾材を一の索条Rに間隔を持って取付け、この垂
下式接触濾材を槽内に取付け用いることができる。この
ような垂下式接触濾材特に繊維接触濾材の構成に対して
は前記の各係止具が極めて好便に用いられる。
【0039】なお、糸条束S1の保持体への取付に際して
は、図13に示すように、取付用の幹糸条Y1に接触濾材と
なる、たとえば、炭素繊維糸条Y2を多数取付けた、縄暖
簾様の繊維織物を使用すれば、幹糸条Y1を保持体の周溝
に巻き付けるだけで糸条束を固定でき、接触濾材を容易
に製造することができる。
【0040】
【発明の効果】本発明第1の係止具は、両鍔付き筒状本
体と、筒状本体の両鍔で筒状本体に着脱自在に嵌着する
弾性を有する割リングとからなり、筒状本体に物品を保
持させるとともに筒状本体と割リングの間に可撓性の索
条を挿入して筒状本体と割リングを組立てて索条に係止
することにより、前記物品を索条に着脱自在に保持せし
めたので、安価、簡易な器具で容易に物品を索条に取付
けることができる。
【0041】本発明第1の接触濾材は、前記第1の係止
具の筒状本体の貫通孔に所定の長さを有する多数の単糸
からなる糸条束を貫挿し、糸条束をその中央部で固定し
て筒状本体の両側に糸条束を垂下せしめるので簡易な構
造で且つ製造が容易となる。
【0042】本発明第1の垂下式接触濾材においては、
前記第1の接触濾材を単位接触濾材として、単位接触濾
材を所定数間隔を持って索条に係止したので簡易に密度
高く接触濾材を取付けることができる。
【0043】本発明の第1の垂下式接触濾材の製造法に
おいては、糸条を所定の長さに折りたたみ所定の単糸数
の糸条束を形成し、該糸条束を前記係止具の筒状本体の
貫通孔に貫挿し、前記注入孔から接着剤を注入して糸条
束を前記筒状本体に固定して形成した単位接触濾材を索
条に所定数係止するので、効率よく容易に垂下式接触濾
材を製造できる。
【0044】本発明第2の係止具は、周縁には物品を取
付け、中心には雌ネジを形成した凹部を有する物品の保
持体と、該保持体の雌ネジに螺合する係止ねじとからな
り、前記保持体には、周縁から中心に至る索条導入用の
スリットを形成し、係止ねじには、中心から離れた位置
に終端を有する索条導入用のスリットを形成し、保持体
のスリットおよび係止ねじのスリットに索条を挿入した
状態で保持体に係止ねじを螺合係止することにより、索
条を保持体と係止ねじの間に挟持するごとくして保持体
を索条に係止するので、簡易な装置で容易に物品を索条
に取付けることができる。
【0045】さらに本発明第3の係止具においては、周
縁には物品を取付け、中心部にはテーパー孔を形成した
物品の保持体と、保持体の前記テーパー孔に嵌着する係
止体とからなり、係止体は弾性を有し、且つ、外周面か
ら中心部に至る索条導入用のスリットが形成され、スリ
ットに索条を挿入した状態で保持体に係止体を押込むこ
とにより、索条を係止体のスリット内に挟持するごとく
して保持体を索条に係止するので、簡易な装置で容易に
物品を索条に取付けることができる。
【0046】本発明第4の係止具は、周縁には物品を取
付け、中心部にはテーパー雌ネジを形成した物品の保持
体と、該保持体の前記テーパー雌ネジに螺合する係止ね
じとからなり、該係止ねじは、弾性を有し、前記テーパ
ー雌ネジに螺合するテーパー雄ネジが形成され、中心を
通る分割スリットで分割されたねじ部と、該ねじ部を保
持する保持部とからなり、また、係止ねじには、前記分
割スリットに交差する方向で外周面から中心部に至る索
条導入用の導入スリットが形成され、該スリットに索条
を挿入した状態で前記保持体に前記係止ねじを螺合係止
することにより、索条を該係止ねじのスリット内に挟持
するごとくして前記保持体を索条に係止するので、簡易
な装置で容易に物品を索条に取付けることができる。
【0047】本発明の第2、第3、第4の接触濾材およ
び垂下式接触濾材は、これら第2、第3、第4の係止具
を用いたものであり、前述の接触濾材および垂下式接触
濾材と同様の効果を奏する上に、単糸開繊の繊維接触濾
材が周方向に等分配され、排水の流れの中に対称形で設
置され、排水の均斉な処理が成されると言う効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の係止具の1実施形態の筒状本体を示す
図面で、図1(a)は正面図、図1(b)はその側面図であ
る。
【図2】本発明の係止具の1実施形態の割リングを示す
図で、図2(a)は正面図、図2(b)はその側面図である。
【図3】本発明の係止具を用いた接触濾材の1実施形態
の製造プロセスの模式的説明図である。
【図4】本発明の接触濾材(単位接触濾材)の1実施形態
の模式的斜視図である。
【図5】本発明第2の係止具の1実施形態の保持体を示
す図面で、図5(a)は側面図、図1(b)はその下面図であ
る。
【図6】本発明第2の係止具の1実施形態の係止ねじを
示す図で、図6(a)は側面図、図6(b)はその下面図であ
る。
【図7】本発明第3の係止具の1実施形態の保持体を示
す図面で、図7(a)は側面図、図7(b)はその下面図であ
る。
【図8】図8は、本発明第3の係止具の1実施形態の係
止体を示す図で、図8(a)は側面図、図8(b)はその下面
図である。
【図9】本発明第4の係止具の1実施形態の保持体を示
す図面で、図9(a)は側断面図、図9(b)はその下面図で
ある。
【図10】図10は、本発明第4の係止具の1実施形態の係
止ねじを示す図で、図10(a)は正面図、図10(b)はその下
面図、図10(c)は側面図である。図10(d)はねじ部の上面
図である。
【図11】図11(a)は本発明第2の係止具の1実施形態の
組立て側面図である。図11(b)は本発明第3、第4の係
止具の実施形態の簡略化した組立て側面図である。
【図12】本発明第2、第3、第4の接触濾材、垂下式接
触濾材の1実施形態の模式的斜視図である。
【図13】本発明第2、第3、第4の接触濾材、垂下式接
触濾材に用いる繊維構造の例の説明図である。
【符号の説明】
10 筒状本体 11 鍔 13 貫通孔 14 注入孔 20 割リング 21 溝 30 保持体 40 係止ねじ 50 保持体 60 係止体 70 保持体 80 係止ねじ Y 糸条 S 糸条束 R 索条

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】両鍔付き筒状本体と、該筒状本体の両鍔で
    筒状本体に着脱自在に嵌着する弾性を有する割リングと
    からなり、前記筒状本体に物品を保持させるとともに該
    筒状本体と前記割リングの間に可撓性の索条を挿入して
    筒状本体と割リングを組立てて索条に係止することによ
    り、前記物品を索条に着脱自在に保持せしめたことを特
    徴とする係止具。
  2. 【請求項2】前記割リングの両端部に索条が嵌入する溝
    を形成した請求項1に記載の係止具。
  3. 【請求項3】前記筒状本体に軸方向の貫通孔を設けると
    ともに筒状本体外周面から該貫通孔に連通する注入孔を
    形成し、前記貫通孔に挿入した紐状体を、前記注入孔か
    ら注入した接着剤により前記筒状本体に固定するように
    なした請求項1または2に記載の係止具。
  4. 【請求項4】前記割リングを硬質合成樹脂で成形した請
    求項1、2または3に記載の係止具。
  5. 【請求項5】前記筒状本体を硬質合成樹脂で成形した請
    求項1、2、3または4に記載の係止具。
  6. 【請求項6】請求項3、4または5に記載の係止具の筒
    状本体の貫通孔に所定の長さを有する多数の単糸からな
    る糸条束を貫挿し、該糸条束をその中央部で固定し、前
    記筒状本体の両側に糸条束を垂下せしめたことを特徴と
    する接触濾材。
  7. 【請求項7】前記糸条束が炭素繊維である請求項6に記
    載の接触濾材。
  8. 【請求項8】前記炭素繊維の単糸が水溶性のサイジング
    剤で集束された請求項7に記載の接触濾材。
  9. 【請求項9】請求項6、7または8に記載の接触濾材を
    単位接触濾材として、該単位接触濾材を所定数間隔を持
    って索条に係止したことを特徴とする垂下式接触濾材。
  10. 【請求項10】糸条を所定の長さに折りたたみ所定の単糸
    数の糸条束を形成し、該糸条束を、請求項3、4または
    5に記載の係止具の筒状本体の貫通孔に貫挿し、前記注
    入孔から接着剤を注入して糸条束を前記筒状本体に固定
    して形成した単位接触濾材を索条に所定数係止すること
    を特徴とする垂下式接触濾材の製造方法。
  11. 【請求項11】単位接触濾材を索条に固定した後前記糸条
    束の両端部を切断して単糸に開繊する請求項10に記載の
    垂下式接触濾材の製造方法。
  12. 【請求項12】周縁には物品を取付け、中心には雌ネジを
    形成した凹部を有する物品の保持体と、該保持体の前記
    雌ネジに螺合する係止ねじとからなり、前記保持体に
    は、周縁から中心に至る索条導入用のスリットを形成
    し、前記係止ねじには、中心から離れた位置に終端を有
    する索条導入用のスリットを形成し、前記保持体のスリ
    ットおよび前記係止ねじのスリットに索条を挿入した状
    態で前記保持体に前記係止ねじを螺合係止することによ
    り、索条を前記保持体と前記係止ねじの間に挟持するご
    とくして前記保持体を索条に係止することを特徴とする
    係止具。
  13. 【請求項13】前記係止ねじの自由端に回転用の抓みを形
    成した請求項12記載の係止具。
  14. 【請求項14】周縁には物品を取付け、中心部にはテーパ
    ー孔を形成した物品の保持体と、該保持体の前記テーパ
    ー孔に嵌着する係止体とからなり、該係止体は弾性を有
    し、且つ、外周面から中心部に至る索条導入用のスリッ
    トが形成され、該スリットに索条を挿入した状態で前記
    保持体に前記係止体を押込むことにより、索条を該係止
    体のスリット内に挟持するごとくして前記保持体を索条
    に係止することを特徴とする係止具。
  15. 【請求項15】前記保持体に、周縁から中心に至る索条導
    入用のスリットを形成した請求項14に記載の係止具。
  16. 【請求項16】前記係止体に出入り自在のストッパーを設
    け、前記保持体には該ストッパーが嵌合するストッパー
    受けを形成し、前記係止体を前記保持体に押込んだ際、
    前記ストッパーが前記ストッパー受けに嵌合するように
    した請求項14または15に記載の係止具。
  17. 【請求項17】周縁には物品を取付け、中心部にはテーパ
    ー雌ネジを形成した物品の保持体と、該保持体の前記テ
    ーパー雌ネジに螺合する係止ねじとからなり、該係止ね
    じは、弾性を有し、前記テーパー雌ネジに螺合するテー
    パー雄ネジが形成され、中心を通る分割スリットで分割
    されたねじ部と、該ねじ部を保持する保持部とからな
    り、また、係止ねじには、前記分割スリットに交差する
    方向で外周面から中心部に至る索条導入用の導入スリッ
    トが形成され、該スリットに索条を挿入した状態で前記
    保持体に前記係止ねじを螺合係止することにより、索条
    を該係止ねじのスリット内に挟持するごとくして前記保
    持体を索条に係止することを特徴とする係止具。
  18. 【請求項18】前記保持体に、周縁から中心に至る索条導
    入用のスリットを形成した請求項17に記載の係止具。
  19. 【請求項19】請求項12、13、14、15、16、17または18に
    記載の係止具の前記保持体の周縁に多数の単糸からなる
    所定の長さの糸条束を取付けたことを特徴とする接触濾
    材。
  20. 【請求項20】前記所定の長さの糸条束を一の幹糸条に間
    隔を持って取付け、該幹糸条を前記保持体の周縁に巻き
    付けた請求項19に記載の接触濾材。
  21. 【請求項21】前記糸条束が水溶性のサイジング剤で集束
    された炭素繊維である請求項19または20に記載の接触濾
    材。
  22. 【請求項22】請求項19、20または21に記載の接触濾材を
    一の索条に間隔を持って複数個取りつけたことを特徴と
    する垂下式接触濾材。
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