JP2001062225A - バグフィルタ装置 - Google Patents

バグフィルタ装置

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JP2001062225A JP23902599A JP23902599A JP2001062225A JP 2001062225 A JP2001062225 A JP 2001062225A JP 23902599 A JP23902599 A JP 23902599A JP 23902599 A JP23902599 A JP 23902599A JP 2001062225 A JP2001062225 A JP 2001062225A
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D46/00Filters or filtering processes specially modified for separating dispersed particles from gases or vapours
    • B01D46/02Particle separators, e.g. dust precipitators, having hollow filters made of flexible material
    • B01D46/06Particle separators, e.g. dust precipitators, having hollow filters made of flexible material with means keeping the working surfaces flat
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D2275/00Filter media structures for filters specially adapted for separating dispersed particles from gases or vapours
    • B01D2275/20Shape of filtering material
    • B01D2275/208Oval shape

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  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 リテーナを脱着する際に、短時間で容易に交
換作業ができる。 【解決手段】 2個のノブナット88を回して固定ロッ
ド89から離脱させ、固定部材8を図3(a)矢印Gの
通り反時計方向に回動させる。3個のロータリージョイ
ント74を支点として対応する空気吹出部材70を図3
(a)矢印Hの通り時計方向に回動させるだけで、エア
ーガイド6が解放される。こうすることで、エアーガイ
ド6は、拘束から解放され、図3(a)の矢印Jのよう
に上方(清浄エアー側空間S)に取り外しが可能になる
ため、濾布4とリテーナ5の脱着が簡単に行える。な
お、図3(b)の通り、矢印Kの通り、ロータリージョ
イント76を支点として空気吹出部材70を回動させて
も良い。矢印Hと矢印Kの回動方向は直交している。そ
して、前述した手順とは逆の手順で、リテーナ5を取り
付け、ノブナット87を適宜締める。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はバグフィルタ装置に
関し、詳しくは、リテーナの取付構造に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】特許第2634042号公報「バグフィ
ルタ装置」に示す発明において、その図5(a)に外部
脱着式のバッグフィルタ支持装置、図5(b)に内部脱
着式のバッグフィルタ支持装置が開示されている。
【0003】本発明者は、外部脱着式バッグフィルタ支
持装置について、図22(a),(b)に示す通り、セ
ルプレート903が集塵機ケース901aを清浄エアー
側空間Sと粉粒体を含んだ含塵エアー側空間Fに区画
し、取付用の通気孔902はセルプレート903の格子
状態位置に開口形成した改良型のリテーナ取付構造を提
案した。
【0004】このリテーナ取付構造は、図22(a),
(b)に示す通り、外部脱着式と呼ばれ、上方から筒形
状のリテーナ905をセルプレート903に脱着するも
のである。図22(a)では、下側領域は、リテーナ9
05が取り付けられていない状態(7個の通気孔90
2)、右上領域は、リテーナ905が取り付けられた状
態(6個のエアーガイド906)、左上領域は、エアー
ガイド906が装着される直前の状態(6個のリテーナ
905)をそれぞれ示す。また空気吹出部材910は逆
洗運転時に高圧エアーをバッグフィルタに噴射するもの
であり、コネクタナット914(ユニオン)は空気吹出
部材910の端部に取り付けられるものである。
【0005】リテーナ905の開口端部に外側から内側
に所要径の濾布904を巻き込み、濾布904の外周端
部をバンドで止め、小判形状で筒状のエアーガイド90
6を上から差し込んで固定する。取付ボルト907bは
通気孔902間にあるセルプレート903の裏に配置さ
れ、その先端ねじ込み部907aを上部に突設したもの
である。小判状のクランプ908は、中央部に通気孔が
形成され、この通気孔を先端ねじ込み部907aが貫通
し、これにノブナット909がねじ込まれて、クランプ
908とセルプレート903でリテーナ905とエアー
ガイド906を挟んで固定するものである。
【0006】ところが、上記従来技術ではリテーナ90
5の脱着作業が煩雑である。即ち、濾布904の交換や
メンテナンス等でリテーナ905を装着する場合、セル
プレート903に横4列、縦5列で合計20箇所の通気
孔902が設けられているため、濾布904をバンドで
被着させたリテーナ905を20箇所の通気孔902に
全て装着し、エアーガイド906を上からリテーナ90
5に差し込み、取付ボルト907bの先端ねじ込み部9
07aに回転自在に嵌め込まれているクランプ908を
約90度回して両端で二箇所のエアーガイド906の端
を同時に押え、先端ねじ込み部907aにノブナット9
09をねじ込んで固定しなければならず、こうした作業
を24箇所しなければならない。さらに、パイプレンチ
で、5本の空気吹出部材910をコネクタナット914
で配管に接続する。一方、リテーナ905を交換する場
合には、前記と逆の作業をしなければならない。これ
が、より大型の集塵機や複数の集塵機を備えた粉粒体機
器の場合、設置作業やメンテナンス(リテーナ905の
脱着作業等)に沢山の作業員と多くの作業時間を消費す
ることになり、機器の稼動率が低下してランニングコス
トが大きくなるおそれがある。また、製粉工場等の屋外
の出荷セクション等で用いるローダー機能付フィルタ装
置等の場合、悪環境化での作業を強いることになる。
【0007】また、クランプ908等の取付部がリテー
ナ905の中間にあるため、セルプレート903を分割
できず、1枚板とせざるを得ない。そのため、強度確保
の観点から、材質をステンレスや鉄とし、板厚を増やす
か、フラットバー、アングル等をセルプレート903に
溶接して補強する等の構造を取らざるを得ない。したが
って、セルプレート903ひいては装置全体の軽量化が
困難であった。
【0008】さらに、リテーナの脱着作業の他に、別
途、内部の清掃をしなければならず、しかも清掃作業、
特にセルプレートの裏側の清掃が困難であった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明の請求
項1ないし8記載の発明は、リテーナを脱着する際に、
短時間で容易に交換作業ができるようにしたバグフィル
タ装置の提供を目的としたものである。また、請求項6
記載の発明は、セルプレートの分割を可能とすることで
バグフィルタ装置の軽量化も目的としている。さらに、
請求項9記載の発明は、リテーナを脱着する際に、ケー
ス内部の清掃を容易とするバグフィルタ装置の提供を目
的としたものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題に鑑み、請求項
1記載の発明は、ケースの内部空間を清浄エアー側空間
と含塵エアー側空間にセルプレートで区画し、該セルプ
レートに複数の通気孔を所定方向に配列し、該通気孔に
濾布とリテーナと装着し、逆洗用エアーを案内するエア
ーガイドを取り付け、前記ケースの内壁に取り付けられ
たロータリージョイントと、該ロータリージョイントに
接続された、底面が平らで該底面で前記エアーガイドを
押え自在な逆洗用空気吹出部材とを有するエアーガイド
押え部材を設け、前記逆洗用空気吹出部材を前記セルプ
レートに固定部材で固定できるようにし、前記エアーガ
イドとリテーナと濾布とが前記清浄エアー側空間から脱
着される構造としたことを特徴とするバグフィルタ装置
である。これにより、エアーガイドを固定するため取付
構造を簡素化し、逆洗用空気吹出部材を取り付けたまま
でリテーナの脱着ができ、上記課題が達成できる。
【0011】請求項1において、バグフィルタ装置は、
ビンマウントフィルタ、レシーバフィルタ、サクション
フィルタ、手切込みフィルタ、サイロ上フィルタ、等に
適用され、その他、粉粒体ローダー装置、粉粒体受入装
置等、他の粉粒体機器と合体して機能が複合化したも
の、或は、バグフィルタ装置にテーブルフィーダ、スク
リューフィーダ、ロータリバルブ等をオプションで取り
付けたもの等にも適用できる。また、リテーナの形態は
特に限定されるものではないが、平面から見て横方向の
幅が前後方向の幅よりも長いもの、例えば長円形のもの
が例示できる。濾布も同様であるが封筒状のものが例示
できる。さらに、エアーガイドは、逆洗用空気吹出部材
からのエアーを案内するものである。固定部材は、ボル
ト・ナットによりセルプレートに固定できるもの等が例
示できる。例えば、ノブナット、アイナット、ノブボル
ト等を備えたものである。
【0012】請求項2記載の発明は、前記固定部材は、
ケースの内壁に対して回動可能とされた板材を備え、該
板材に第1の雄ねじ及び第2の雄ねじが備えられ、前記
第1の雄ねじが前記セルプレートの取付部材に固定され
るとともに前記第2の雄ねじで前記逆洗用空気吹出部材
を上から押さえることが可能であることを特徴とする請
求項1記載のバグフィルタ装置である。これにより請求
項1と同様の課題が達成できる上、固定部材をケースに
取り付けたままで脱着作業ができ、脱着作業効率が一層
向上する。
【0013】請求項3記載の発明は、前記ロータリージ
ョイントは、その回動軸が直交する2つのロータリージ
ョイントを備え、該2つのロータリージョイントを接続
する管が前記逆洗用空気吹出部材と直交する方向に配設
されたことを特徴とする請求項1又は2記載のバグフィ
ルタ装置である。これにより請求項1と同様の課題が達
成できる上、いずれのロータリージョイントでも逆洗用
空気吹出部材を回動できるので、脱着作業の幅が広が
り、一層の作業効率の向上が実現できる。
【0014】請求項4記載の発明は、前記逆洗用空気吹
出部材は、角材の内部に空洞が形成され、該空洞と連通
する噴射孔が前記底面に開口したものであることを特徴
とする請求項1ないし3いずれかに記載のバグフィルタ
装置である。これにより請求項1と同様の課題が達成で
きる上、逆洗用空気吹出部材に接続される電磁弁等を共
通化し、電磁弁等の数を低減できる。
【0015】請求項5記載の発明は、前記逆洗用空気吹
出部材と前記固定部材とは直交して配置されたことを特
徴とする請求項1ないし4いずれかに記載のバグフィル
タ装置である。これにより請求項1と同様の課題が達成
できる上、固定作業が確実に行える。
【0016】請求項6記載の発明は、前記セルプレート
を分割し、該分割されたセルプレートの周縁を前記清浄
エアー側空間に折り曲げ、該折り曲げられた部分を取付
部材で脱着自在に連結可能としたことを特徴とする請求
項1ないし3いずれかに記載のバグフィルタ装置であ
る。これにより、請求項1と同様の課題が達成される
上、強度を損なうことなくセルプレートの板厚を薄くし
て、バグフィルタ装置の軽量化を実現できる。
【0017】請求項7記載の発明は、前記セルプレート
を立設するとともに前記リテーナを横方向に配置し、前
記セルプレートの清浄エアー側空間と電磁弁と電磁弁コ
ントローラを含むヘッド部だけをケースから突出させた
ことを特徴とする請求項1ないし6いずれかに記載のバ
グフィルタ装置である。これにより請求項1と同様の課
題が達成できる上、粉粒体機器をカートリッジ式に差し
込むことで固定が可能であるし、粉体機器を既設のもの
或は内製化したものでも適用でき、さらに、外観が向上
する。
【0018】請求項8記載の発明は、ケースの内部空間
を清浄エアー側空間と含塵エアー側空間にセルプレート
で区画し、該セルプレートに複数の通気孔を所定方向に
配列し、該通気孔に濾布とリテーナと装着し、逆洗用エ
アーを案内するエアーガイドを取り付け、前記ケースの
内壁に取り付けられた取付部と、該取付部に脱着自在な
チューブに接続され、底面が平らで該底面で前記エアー
ガイドを押え自在な逆洗用空気吹出部材とを有するエア
ーガイド押え部材を設け、前記逆洗用空気吹出部材を前
記セルプレートに固定部材で固定できるようにし、前記
エアーガイドとリテーナと濾布とが前記清浄エアー側空
間から脱着される構造としたことを特徴とするバグフィ
ルタ装置である。これにより請求項1と同様な課題を達
成できる上、一層の小型化が可能である。
【0019】請求項9記載の発明は、ケースの内部空間
を清浄エアー側空間と含塵エアー側空間にセルプレート
で区画し、該セルプレートに複数の通気孔を所定方向に
配列し、該通気孔に濾布とリテーナと装着し、逆洗用エ
アーを案内するエアーガイドを取り付け、逆洗用空気吹
出部材と前記エアーガイドを押えるエアーガイド押え部
材とを設け、前記逆洗用空気吹出部材を前記セルプレー
トに固定部材で固定できるようにし、前記エアーガイド
とリテーナと濾布とが前記清浄エアー側空間から脱着さ
れる構造とし、さらに、清浄側空間を有するヘッド部
と、含塵エアー側空間を有する胴部とに分割し、前記ヘ
ッド部内に、セルプレートと、清浄エアー側空間から空
気を吸引し外部に排出するブロワと、前記逆洗用エアー
を供給する電磁弁ユニットと、を設け、前記胴部に開口
部を設け、前記ヘッド部が胴部にヒンジで結合され、前
記ヘッド部が回動することで前記開口部が露呈すること
を特徴とするバグフィルタ装置である。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態のバグ
フィルタ装置1を図面を参照して説明する。図1及び図
2に示す通り、バグフィルタ装置1は、ケース1aの内
部空間を清浄エアー側空間S(図10参照)と含塵エア
ー側空間F(図10参照)に区画し複数の通気孔2を有
するセルプレート3(バッグフィルタ支持板)と、濾布
4が被着されて通気孔2に清浄エアー側空間Sから挿通
されるリテーナ5(図9及び図10参照)と、濾布4が
被着されたリテーナ5に清浄エアー側空間Sから装着さ
れるエアーガイド6と、エアーガイド6を清浄エアー側
空間Sから押えるとともにエア吹出し機能を備えたエア
ーガイド押え部材7と、エアーガイド押え部材7をセル
プレート3に脱着する固定部材8と、を備えている。こ
のバグフィルタ装置1は横置、縦置いずれにも適用でき
る。ここで特徴的なことは、エアーガイド押え部材7を
回動可能させ、リテーナ5が清浄エアー側空間Sから脱
着される構造である。以下、詳細に説明する。
【0021】リテーナ5を図4〜図6を参照して説明す
る。リテーナ口縁部にある取付用リング50は、1本の
棒材を曲げ加工してその前後部を平行部50aに形成
し、その左右両側部を半弧部50bに曲成加工した略小
判形状のリング形態とし、平面から見て、リテーナ5の
前後の幅Mよりも左右の幅Nを広く形成している。取付
用リング50に固定された案内筒51は、その前後部を
平行面51aに形成し、その左右両側部を半弧状の円弧
面51bに曲成加工した略小判形状の筒形態としてい
る。連結杆52は上端を案内筒51に固定した長尺棒状
のものであって、平行面51a側の中央位置52aと左
右両側位置52b,52c、円弧面51b側の中央位置
52dに合計8本程度配設している。補強リング53
は、連結杆52の長手方向に間隔毎に配設固定し、取付
用リング50と同様に、1本の棒材を曲げ加工してその
前後部を平行部53aに形成し、その左右両側部を半弧
部53bに曲成加工した略小判形状のリング形態として
いる。キャップ54は連結杆52の下端部に装着固定さ
れたものであって、取付用リング50、案内筒51、補
強リング53等と同様に略小判形状の蓋形態としてい
る。これによって、リテーナ5は平面から見て全体を略
小判形状とした格子状骨枠体に構成している。
【0022】エアーガイド6は、図7(a),(b),
(c)に示す通り、プラスチック等で一体成形されたも
ので、平面から見て略小判状に形成された薄肉の筒60
と、側面から見て筒60中央部よりやや上部に周設され
たフランジ61と、フランジ61の上面と筒60の上部
側面とを接続する、三角形状の立設された複数のリブ6
2と、フランジ61の裏面に設けられ、リテーナ5の取
付用リング50が嵌合される凹み63とを備えている。
エアーガイド6は平面視でセルプレート3上に4行3列
に12個整列して装着されている。集塵運転の際、図1
1において、エアーガイド6をエアーが右から左へ、即
ち含塵エアー側空間Fから清浄エアー側空間Sへ、一
方、逆洗運転の際、エアーが左から右へ、即ち清浄エア
ー側空間Sから含塵エアー側空間Fへと流れる。
【0023】エアーガイド押え部材7は、図1及び図2
に示す通り、エアーガイド6の上部を一度に押えるとと
もに、エアーガイド6に逆洗用エアを供給するものであ
る。このエアーガイド押え部材7は、図8(a)〜
(d)に示す通り、断面が四角形の角鋼からなる横長の
管状の空気吹出部材70と、この空気吹出部材70の中
心部に長手方向に沿って形成された空洞71と、この空
洞71と連通し下方に開口する複数の小さな噴射孔72
と、空気吹出部材70の一端部に接続されるとともに空
洞71の開口部73と連通する第1のロータリージョイ
ント74(図1参照)と、前記空気吹出部材70の軸方
向と直交する方向に配置されると共に第1のロータリー
ジョイント74に一端部が接続する管75(図3参照)
と、この管75の他端部と接続する第2のロータリージ
ョイント76(図1参照)と、を備えたものである。こ
れにより2つのロータリージョイント74,76がヒン
ジとして機能し、これにより、空気吹出部材70でエア
ーガイド6の中央部(エアーガイド6の長手方向と空気
吹出部材70の長手方向は直交する)を押さえたり解放
したりできる。また、ロータリージョイント74,76
の回動軸線方向は互いに直交した方向であり、いずれの
方向にも回動できることから、空気吹出部材70の回動
作業が一層容易となる。したがって、2つのロータリー
ジョイント74,76の一方のみを取り付けたものでも
良い。また、空気吹出部材70は押え部材を兼用してい
るので、エアーガイド押え部材7自体が小型化する。第
2のロータリージョイント76の基端部はケース1aの
内壁1b(図1参照)に形成されたコネクタ1c(図1
参照)にねじ込まれている。
【0024】そして、空気吹出部材70は角鋼材であ
り、平らな底面でエアーガイド6の上面を抑えることが
できる。角鋼であれば、材質はアルミでも採用でき、削
りやすく、表面処理も容易であり、軽量にできる。空気
吹出部材70に代えて角パイプでも良いが、角パイプで
あると厚手の板を使用し溶接工程を使わなければなら
ず、材質も鉄かステンレスを利用しなければならない。
アルミでは難しい加工、例えば、ねじの加工が容易であ
る。なお、断面形状は角型に限らず、底面が平らである
限り、かまぼこ形等、上面が他の形態であっても良い。
【0025】固定部材8は、図1及び図2に示す通り、
エアーガイド押え部材7をセルプレート3に一度に固定
するものである。固定部材8は、全体がフレーム形状に
形成されたものであり、上壁1dに形成され所定間隔を
隔てられた一対の板状の基部81と、これら基部81に
回動可能にヒンジ82(ピン等で結合されたものが挙げ
られる)で連結された一対のアーム83と、該アーム8
3と直交してこれを連結する第1の連結板84と、第2
の連結板85とを備えている。第1の連結板84と第2
の連結板85は、空気吹出部材70と直交して配置さ
れ、それぞれ、下端にグラブスクリュー86を備えたス
リーアームノブ87が複数個取り付けられ、上面突出し
ている。また、第1の連結板84は第2の連結板85よ
りも両端部が長くされ、その両端には1対のノブナット
88が取り付けられ、その下端の雄ねじが、セルプレー
ト3から上方に突出する固定ロッド89の雌ねじにねじ
込みが可能となっている。本実施形態では、長尺のリテ
ーナ5は横方向に配置されることから、自重で先端部か
ら垂れようとしたり、第1の連結板84と第2の連結板
85が撓もうとするが、スリーアームノブ87で締める
ことで、かかる不都合を防止できる。
【0026】電磁弁ユニット9は、内壁1bで清浄エア
ー側空間Sと区画されたもので、一端部がコネクタ1c
に固定されロータリージョイント74,76等を介して
空気吹出部材70と連通し制御信号オンにより逆洗エア
ーを供給し、制御信号オフにより逆洗エアーを停止する
電磁弁90と、電磁弁90と電気端子(図示略)を介し
て接続する電磁弁コントローラ92と、電磁弁90の他
端部とエルボ93、管94を介して接続するエアタンク
95とから構成されている。ここでは逆洗エアーの噴射
態様はパルスジェット式である。
【0027】以上がリテーナ5、エアーガイド6等の取
付構造の説明であるが、その他の構造をバグフィルタ装
置1がサイロR上部の粉体供給口に取り付けられるレシ
ーバ13に組み込まれた例を挙げて図9ないし図11を
参照して説明する。レシーバ13は、清浄エアー側空間
Sからエアーを吸引して集塵を行う本体上部に固定され
た吸引用ファン15と、清浄エアー側空間Sの圧力を検
出することで差圧計として働くマノメータ16と、図示
せぬパイプラインを介して粉粒体がサイロRへと投入さ
れる3個の投入口17と、サイロRへの投入側空間Tと
含塵エアー側空間Fとを区画する隔壁18と、を備えて
いる。そして、レシーバ13の本体14から電磁弁ユニ
ット9や前述の取付構造を含めたヘッド部19だけが外
部に突出し、濾布4と、濾布4で覆われたリテーナ5は
本体14内部に収容されている。これにより本体14の
内製化が可能となる。なお、ここでは、電磁弁ユニット
9のカバーは取り外されている。
【0028】粉粒体用のバグフィルタ装置1の動作を説
明する。清浄エアー側空間Sの出口と連通した吸引用フ
ァン15によって、清浄エアーを吸引し、サイロRへの
粉粒体の投入に伴う空気抜きをする。集塵運転の際、含
塵エアー側空間Fから含塵エアーが清浄エアー側空間S
へエアーが吸引される。その粉塵の多くは濾布4に吸着
される。その際、濾布4の形状は、連結杆52に掛け渡
されて凹成した状態を呈する。一方、適宜、空気吹出部
材70から瞬間的に圧力のあるパルスジェット式の逆洗
エアーがリテーナ5に向かって噴射され、濾布4が瞬間
的に略楕円状に膨張することで、逆洗エアーが波動状、
脈動状に濾布4を伝播し、衝撃による振動により、捕集
した粉塵を濾布4から払い落とす逆洗運転を行い、集塵
効率の維持を図る。
【0029】また、リテーナ5の交換は次のように行わ
れる。2個のノブナット88を回して固定ロッド89か
ら離脱させ、固定部材8を図3(a)矢印Gの通り反時
計方向に概ね180度回動(反転)させる。3個のロー
タリージョイント74を支点として対応する空気吹出部
材70を図3(a)矢印Hの通り時計方向に概ね90度
回動させるだけで、エアーガイド6が解放される。こう
することで、エアーガイド6は、拘束から解放され、図
3(a)の矢印Jのように上方(清浄エアー側空間S)
に取り外しが可能になるため、濾布4とリテーナ5の脱
着が簡単に行える。なお、図3(b)の通り、矢印Kの
通り、ロータリージョイント76を支点として空気吹出
部材70を概ね90度回動させても良く、この場合、空
気吹出部材70はエアーガイド6の中央部上部から、隣
り合うエアーガイド6の間にあるセルプレート3の上部
空間に移動するので、濾布4とリテーナ5の交換が可能
となる。矢印Hと矢印Kの回動方向は直交している。そ
して、前述した手順とは逆の手順で、リテーナ5を取り
付け、ノブナット87を適宜締める。
【0030】したがって、バグフィルタ装置1によれ
ば、図22に示す従前の装置と比べ、5本の空気吹出部
材70をいちいち取り外す必要はなく、また、従前の装
置では、ノブナット909を24個も脱着する必要があ
るところ、これと比較してかなり少ない2箇所のノブナ
ット88をねじるだけで簡単に脱着交換ができる。これ
により、沢山の作業員と多くの作業時間を消費していた
濾布4等の設置やメンテナンス(交換作業等)が極めて
容易になり、機器の稼動率を向上させてランニングコス
トを小さく抑えることが可能になった。従来の概ね1/
3以下の時間で行える。また、製粉工場等の出荷セクシ
ョン等で実際にメンテナンスを実施する場合に、濾布4
等の交換作業が簡単で、夏の炎天下や冬の厳冬下等悪環
境化でも作業員に優しい人間工学的に優れた装置であ
る。また、フィルターヘッドも大変コンパクトになり、
レシーバの外部突出部がフィルターヘッドだけなので、
大変スマートな外観を呈する。また、カートリッジ式に
差込可能となっており、フィルターの本体ケースが不要
な低コストな設計である。
【0031】第2実施形態の、エアーガイドが2個の小
型のバグフィルタ装置201を図12ないし図14を参
照して説明する。リテーナの取付構造は前述と概ね同様
な構造であるので、主として異なる構成を説明する。本
実施形態では、エアーガイドが2個、ノブナットが1個
であるから、第1実施形態よりも幅も長さも短縮化でき
る。このバグフィルタ装置201は、サーバー(空気輸
送用粉体供給機)213に組み込まれたもので、サイロ
下等の既設機器へカートリッジ式に取り付けられるもの
である。エアーガイド206は、正面視でセルプレート
203上に2個所定方向に並んで配置されている。エア
ーガイド押え部材207の空気吹出部材2個のエアーガ
イド206の上部を一度に押えるとともに、エアーガイ
ド206に逆洗用エアを供給するものである。このエア
ーガイド押え部材207の空気吹出部材270は第一実
施形態の空気吹出部材70と若干異なる構造である。空
気吹出部材270の上部に2つのエルボ273、チュー
ブ274、内壁201bに固定された雌隔壁ストレート
部275が接続されている。エルボ273は下端に設け
た回動可能な中空ボルト部277で空気吹出部材270
へ固定される。この雌隔壁ストレート275にニップル
276を介して電磁弁付ダイアフラム弁290が接続さ
れている。空気吹出部材270の両側に2個の雌ねじ孔
271が形成され、そこにエルボ273が接続され、ま
た、空気吹出部材270の中央部に1個の雌ねじ孔27
2が形成され、そこに、下端部に雌ねじを備えたスリー
アームノブ287が1個取り付けられている。雌ねじ孔
272は下方に行くにしたがって断面積が小さくなって
いる。スリーアームノブ287の雌ねじが、セルプレー
ト203から上方に突出する固定ロッド289の雄ねじ
にねじ込まれる。
【0032】サーバー213は、清浄エアー側空間Sか
らエアーを吸引して集塵を行う、本体214の上部に固
定された吸引用ファン215と、清浄エアー側空間Sの
圧力を検出することで差圧計として働くマノメータ21
6と、図示せぬサイロ下の排出口を介して粉粒体がサイ
ロ(図示略)へと投入される投入口217と、投入側空
間Tと含塵エアー側空間Fとを区画する隔壁218とを
備えている。そして、サーバー213の本体214から
電磁弁ユニット209や前述の取付構造を含めたヘッド
部219だけが外部に突出し、濾布204と、濾布20
4で覆われたリテーナ205は本体214内部に収容さ
れている。これにより本体214の内製化が可能とな
る。バグフィルタ装置201は、角型のヘッド部219
を備え、セルプレート203に濾布204とリテーナ2
05とエアーガイド206とが外部式脱着可能に装着さ
れたものである。
【0033】ヘッド部219は、セルプレート203近
傍に逆洗エアーをオン・オフする電磁弁付ダイアフラム
弁290と、該電磁弁付ダイアフラム弁290等を制御
するシーケンスコントローラ292、ヘッド部219に
固定された吸引用ファン215、上部に開閉可能な点検
扉209a、マノメータ216等を備えたものである。
ヘッド部219は本体214にねじで取り付けられてい
る。
【0034】サーバー213は、さらに、下部にホッパ
220と、モータ221が取り付けられたロータリーバ
ルブ222と、ロータリーバルブ222の下側に接続さ
れた空気輸送用貫流アダプタ223とを備え、サイロ
(図示略)から供給された粉粒体を、ロータリーバルブ
222と空気輸送用貫流アダプタ223とで下流側に空
気輸送するものである。
【0035】バグフィルタ装置201のリテーナ205
の脱着方法について説明する。濾布204を交換する場
合は、中空ボルト部277をねじって雌ねじ孔271か
ら外し、雌隔壁ストレート部275からチューブ274
を抜き、スリーアームノブ287をねじり、固定ロッド
289から外し、濾布204を交換し、前述と逆の手順
で濾布204等を取り付ける。
【0036】なお、バグフィルタ装置201の第1実施
形態と同様な構造は、対応する部品番号に200番を付
加して200番台とし、単に図示するに止め、説明は援
用する。
【0037】第3実施形態の、エアーガイドが4個の小
型のバグフィルタ装置301を図15ないし図17を参
照して説明する。リテーナの取付構造は前述の第1実施
形態と概ね同様な構造である。本実施形態では、エアー
ガイドが4個、ノブナットが4個であるから、第1実施
形態よりも幅も長さも短縮化できる。このバグフィルタ
装置301は、第1実施形態のバグフィルタ装置1と同
様な構造は、対応する部品番号に300番を付加して3
00番台とし、単に図示するに止め、説明は援用する。
また、サーバー313に組み込まれたことは第2実施形
態と同様であり、説明は援用する。なお、ホッパ320
の側面にレベルスイッチ399が取付けられ、粉体の堆
積嵩を検出する。
【0038】さらに、エアーガイド406が6個で空気
吹出部材470が3本の第4実施形態のバグフィルタ4
01を図18(a)に、エアーガイド506が8個で空
気吹出部材570が4本の第5実施形態のバグフィルタ
501を図18(b)に、エアーガイド606が8個で
空気吹出部材670が2本の第6実施形態のバグフィル
タ601を図19(a)に示す。
【0039】以上のバグフィルタ装置1〜601では、
一台に対して一枚板のセルプレート3〜603を用いた
が、より大型のバグフィルタ装置では、セルプレートを
分割することもできる。即ち、図19(b)(c)に示
す通り、第7実施形態のバグフィルタ701は、セルプ
レート703を複数に分割し、フランジ730を設け、
セルプレート703a,703bを平面状に並べてフラ
ンジ730の孔731にボルト・ナット732で止める
だけで容易にセルプレート構成することができる。しか
も、フランジ730が補強材となるためセルプレート7
03の板厚は薄い物、例えばアルミ板を採用することが
可能になりバグフィルタ装置701の一層の軽量化が実
現できる。第7実施形態のバグフィルタ701はエアー
ガイド706が16個で空気吹出部材770が4本であ
る。
【0040】さらに第8実施形態のバグフィルタ装置8
01は、前述の課題の他、従来のバグフィルタ装置の胴
部内部、特にセルプレートの裏側等の清掃の困難性、吸
引用ファンの露出による騒音等の解消を背景としてなさ
れたものである。即ち、バグフィルタ801は、ケース
(胴部)801aとヘッド部811とがヒンジ812で
連結されたものでヘッド部811を回動させることでケ
ース(胴部)801aに形成された開口部820が外部
に露呈するようになっている。また、クランプ860の
解除でヘッド部811の回動開始が可能となり、クラン
プ860の緊締でヘッド部811がケース(胴部)80
1aに固定される。また、クランプ821で蓋822が
開放可能であり、濾布804、リテーナ805の交換や
電磁弁の点検等を可能とする。さらにヘッド部811は
ハウジング823の内部に吸引用ファン815、電磁弁
ユニット809を備えている。電磁弁ユニット809自
体は、前述の実施形態と同様な構造であるが、2つの電
磁弁890の間に吸引用ファン815が配置されたもの
である。なお、図21(b)の点線部分は比較例であ
り、ヘッド部が胴部にフランジで結合されたものであ
り、本実施形態は該比較例を改善したものである。
【0041】バグフィルタ装置801の動作を説明す
る。集塵の動作は前述実施形態と同様であるが、濾布交
換と内部清掃は次のように行われる。即ち、クランプ8
21の解除で蓋822を開放させ、濾布804、リテー
ナ805を抜き取り、クランプ821を締め、図21
(b)の通り、クランプ860を解除しヘッド部811
を回動させ、セル孔803aを備えた貫設孔セルプレー
ト803の裏側を清掃し、開口部820を介してケース
(胴部)801aを清掃し、内部点検を行う。清掃・内
部点検が終了したら、クランプ821の解除で蓋822
を開放させ、濾布804、リテーナ805を装着し、ク
ランプ821を締め、クランプ860を締める。なお、
図21(b)中、点線で示すヘッド部811は閉じた状
態を示し、1点鎖線で示すヘッド部811は開いた状態
を示す。
【0042】以上の第8実施形態によれば、(1)吸引
用ファン815の露出による騒音、振動、汚れを防止で
きるとともに複雑な構造の吸引用ファン815が隠され
美観が向上する、(2)胴部内部、特にセルプレート8
03裏側に付着した粉体の清掃が簡単である、特に、食
品、薬品、化学品関係の粉体の腐敗を防止でき、メリッ
トが大きい、(3)胴部の開口部が点検口を兼用できる
ことから、点検口を不要にできる、特に、小型のバグフ
ィルタ装置では、点検口を設けるスペースを見出すこと
が困難なときにメリットがある、(4)リテーナ805
の交換の際に清掃ができ一石ニ鳥である、(5)ヘッド
部811だけを製造販売できるという効果がある。
【0043】なお、第4ないし第8実施形態のバグフィ
ルタ装置401〜801のリテーナ取付構造は前述の第
1実施形態と概ね同様な構造であるから、バグフィルタ
装置1と同様な構造は、対応する部品番号を400〜8
00番台とし、単に図示するに止め、説明は援用する。
【0044】なお、本発明は、上述の実施の形態又は実
施形態に限定されるものではなく、本発明の技術的思想
を逸脱しない範囲に於て、改変等を加えることが出来る
ものであり、それらの改変、均等物等も本発明の技術的
範囲に含まれることとなる。
【0045】
【発明の効果】請求項1ないし請求項8に記載の発明に
よれば、リテーナ等の設置作業や交換作業が極めて容易
になり、機器の稼動率を向上させてランニングコストを
小さく抑えることが可能である。また、請求項6記載の
発明によれば、バグフィルタ装置を軽量化できる。さら
に、請求項9記載の発明によれば、バグフィルタ装置の
内部の清掃を容易とし、美観を向上させ、防音、防汚効
果も生じる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明の第1実施形態のバグフィルタ
装置内部の取付構造を表した一部破断正面図、(b)は
同部分破断底面図である。
【図2】(a),(b)は同取付構造を表した平面図で
あり、(a)はスリーアームノブを緩めた状態、(b)
はスリーアームノブを締めた状態を示す。
【図3】(a)はエアーガイド押え部材の動作を示す平
面図、(b)はエアーガイド押え部材の他の動作を示す
平面図である。
【図4】同バグフィルタ装置のリテーナの平面図であ
る。
【図5】同リテーナの正面図である。
【図6】同リテーナの側面図である。
【図7】(a)はエアーガイドの平面図、(b)は同正
面図、(c)は同側面図である。
【図8】(a)は空気吹出部材の中央縦断面図、(b)
は同平面図、(c)は同底面図、(d)は同左側面図で
ある。
【図9】第1実施形態のバグフィルタ装置が適用された
レシーバの正面図である。
【図10】第1実施形態のバグフィルタ装置が適用され
たレシーバの右側面図である。
【図11】第1実施形態のバグフィルタ装置が適用され
たレシーバの平面図である。
【図12】(a)は第2実施形態のバグフィルタ装置が
適用されたレシーバの正面図、(b)は同平面図、
(c)は同右側面図である。
【図13】(a)は第2実施形態のバグフィルタ装置の
取付構造を示す正面図、(b)はA−A断面図、(c)
はB−B断面図である。
【図14】(a)は第2実施形態の電磁弁の詳細図、
(b)はエアーガイド押え部材と固定部材の断面詳細図
である。
【図15】(a)は第3実施形態のバグフィルタ装置が
適用されたサーバーの平面図、(b)は同正面図であ
る。
【図16】(a)は第3実施形態のバグフィルタ装置が
適用されたサーバーの左側面図、(b)は同右側面図で
ある。
【図17】(a)は第3実施形態のバグフィルタ装置の
取付構造を示す正面図である。
【図18】(a)は第4実施形態のバグフィルタ装置の
取付構造を示す正面図、(b)は第5実施形態のバグフ
ィルタ装置の取付構造を示す正面図である。
【図19】(a)は第6実施形態のバグフィルタ装置の
取付構造を示す正面図、(b)は第7実施形態のバグフ
ィルタ装置の取付構造を示す正面図、(c)はセルプレ
ート結合状態を示す部分断面図である。
【図20】(a)は第8実施形態のバグフィルタ装置の
取付構造を示す正面図、(b)は同平面図である。
【図21】(a)は第8実施形態のバグフィルタ装置の
ヘッド部の動きを示す正面図、(b)は同バグフィルタ
装置の胴部を示す正面図である。
【図22】(a),(b)は、従来技術のバグフィルタ
装置の内部構造と取付構造を示す平面及び断面正面から
の説明図である。
【符号の説明】 1…バグフィルタ装置、1a…ハウジング、1b…内
壁、1c…コネクタ、1d…上壁、S…清浄エア−側空
間、F…含塵エア−側空間、2…通孔、3…セルプレー
ト、4…濾布、5…リテーナ、6…エアーガイド、7…
エアーガイド押え部材、70…ノズル、71…空洞、7
2…噴射孔、73…開口部、74…第1のロータリージ
ョイント、75…管、76…第2のロータリージョイン
ト、8…固定部材、81…基部、82…ピン、83…ア
ーム、84…第1の連結板、85…第2の連結板、86
…グラブスクリュー、87…スリーアームノブ、88…
ノブナット、89…固定ロッド、9…電磁弁ユニット、
90…電磁弁、91…電気端子、92…電磁弁コントロ
ーラ、93…エルボ、94…管、95…エアタンク、R
…サイロ、10…逆洗用のノズル、13…レシーバ、1
4…本体、15…ファン、16…マノメータ、17…投
入口、T…投入側空間、18…隔壁、19…ヘッド部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山本 昇 愛知県半田市中午町178番地 ツカサ工業 株式会社内 Fターム(参考) 4D058 JA04 KA08 KA25 KB05 KC32 KC81 LA05 MA15 MA17 MA18 MA25 PA04 SA20 UA18 UA25

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ケースの内部空間を清浄エアー側空間と含
    塵エアー側空間にセルプレートで区画し、 該セルプレートに複数の通気孔を所定方向に配列し、 該通気孔に濾布とリテーナと装着し、逆洗用エアーを案
    内するエアーガイドを取り付け、 前記ケースに取り付けられたロータリージョイントと、
    該ロータリージョイントに接続された、底面が平らで該
    底面で前記エアーガイドを押え自在な逆洗用空気吹出部
    材とを有するエアーガイド押え部材を設け、 前記逆洗用空気吹出部材を前記セルプレートに固定部材
    で固定できるようにし、 前記エアーガイドとリテーナと濾布とが前記清浄エアー
    側空間から脱着される構造としたことを特徴とするバグ
    フィルタ装置。
  2. 【請求項2】 前記固定部材は、ケースの内壁に対して
    回動可能とされた板材を備え、該板材に第1の雄ねじ及
    び第2の雄ねじが備えられ、前記第1の雄ねじが前記セ
    ルプレートの取付部材に固定されるとともに前記第2の
    雄ねじで前記逆洗用空気吹出部材を上から押さえること
    が可能であることを特徴とする請求項1記載のバグフィ
    ルタ装置。
  3. 【請求項3】 前記ロータリージョイントは、その回動
    軸が直交する2つのロータリージョイントを備え、該2
    つのロータリージョイントを接続する管が前記逆洗用空
    気吹出部材と直交する方向に配設されたことを特徴とす
    る請求項1又は2記載のバグフィルタ装置。
  4. 【請求項4】 前記逆洗用空気吹出部材は、角材の内部
    に空洞が形成され、該空洞と連通する噴射孔が前記底面
    に開口したものであることを特徴とする請求項1ないし
    3いずれかに記載のバグフィルタ装置。
  5. 【請求項5】 前記逆洗用空気吹出部材と前記固定部材
    とは直交して配置されたことを特徴とする請求項1ない
    し4いずれかに記載のバグフィルタ装置。
  6. 【請求項6】 前記セルプレートを分割し、該分割され
    たセルプレートの周縁を前記清浄エアー側空間に折り曲
    げ、該折り曲げられた部分を取付部材で脱着自在に連結
    可能としたことを特徴とする請求項1ないし3いずれか
    に記載のバグフィルタ装置。
  7. 【請求項7】 前記セルプレートを立設するとともに前
    記リテーナを横方向に配置し、前記セルプレートの清浄
    エアー側空間と電磁弁と電磁弁コントローラを含むヘッ
    ド部だけをケースから突出させたことを特徴とする請求
    項1ないし6いずれかに記載のバグフィルタ装置。
  8. 【請求項8】ケースの内部空間を清浄エアー側空間と含
    塵エアー側空間にセルプレートで区画し、 該セルプレートに複数の通気孔を所定方向に配列し、 該通気孔に濾布とリテーナと装着し、逆洗用エアーを案
    内するエアーガイドを取り付け、 前記ケースの内壁に取り付けられた取付部と、該取付部
    に脱着自在なチューブに接続され、底面が平らで該底面
    で前記エアーガイドを押え自在な逆洗用空気吹出部材と
    を有するエアーガイド押え部材を設け、 前記逆洗用空気吹出部材を前記セルプレートに固定部材
    で固定できるようにし、 前記エアーガイドとリテーナと濾布とが前記清浄エアー
    側空間から脱着される構造としたことを特徴とするバグ
    フィルタ装置。
  9. 【請求項9】ケースの内部空間を清浄エアー側空間と含
    塵エアー側空間にセルプレートで区画し、 該セルプレートに複数の通気孔を所定方向に配列し、 該通気孔に濾布とリテーナと装着し、逆洗用エアーを案
    内するエアーガイドを取り付け、 逆洗用空気吹出部材と前記エアーガイドを押えるエアー
    ガイド押え部材とを設け、 前記逆洗用空気吹出部材を前記セルプレートに固定部材
    で固定できるようにし、 前記エアーガイドとリテーナと濾布とが前記清浄エアー
    側空間から脱着される構造とし、 さらに、清浄側空間を有するヘッド部と、含塵エアー側
    空間を有する胴部とに分割し、前記ヘッド部内に、セル
    プレートと、清浄エアー側空間から空気を吸引し外部に
    排出するブロワと、前記逆洗用エアーを供給する電磁弁
    ユニットと、を設け、前記胴部に開口部を設け、前記ヘ
    ッド部が胴部にヒンジで結合され、前記ヘッド部が回動
    することで前記開口部が露呈することを特徴とするバグ
    フィルタ装置。
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