JP2001062206A - 汚泥掻寄せ機 - Google Patents

汚泥掻寄せ機

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JP2001062206A
JP2001062206A JP24544999A JP24544999A JP2001062206A JP 2001062206 A JP2001062206 A JP 2001062206A JP 24544999 A JP24544999 A JP 24544999A JP 24544999 A JP24544999 A JP 24544999A JP 2001062206 A JP2001062206 A JP 2001062206A
Authority
JP
Japan
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drive shaft
shaft
chain
sludge scraper
sludge
Prior art date
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Pending
Application number
JP24544999A
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English (en)
Inventor
Mutsuo Nakajima
睦雄 中島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ebara Corp
Original Assignee
Ebara Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 駆動軸としてプラスチック製のものを使用し
ても、環境上問題となったり、強度的に低下してしまう
ことがないようにした汚泥掻寄せ機を提供する。 【解決手段】 駆動軸と、該駆動軸の回転に伴って走行
する一対のチェーンと、該チェーンに等間隔で取付けら
れ該チェーンの走行に伴って沈殿池内を循環する汚泥掻
寄せ板とを備えた汚泥掻寄せ機において、駆動軸4は、
中空角柱状に構成されて、沈殿池の壁面に一端を固定し
て沈殿池の内方に突出する固定軸22と該固定軸22に
摺動自在に嵌合したスリーブ24を介して回転自在に支
承されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、汚泥掻寄せ機に係
り、特に下水処理における沈殿池等の液面上に浮遊して
いるスカム及び、池底に沈殿している汚泥を掻寄せて該
沈殿池から除去するのに使用される汚泥掻寄せ機に関す
る。
【0002】
【従来の技術】下水処理における沈殿池などにおいて
は、チェーン等の走行に伴って循環する汚泥掻寄せ板
(フライト)を備えた汚泥掻寄せ機を設置して、池底側
をフライトが走行する時に池底に溜った汚泥を掻寄せ、
水面側をフライトが走行する時に水面上に浮遊するスカ
ムを掻寄せることが広く行われている。
【0003】この種の汚泥掻寄せ機は、回転自在に支承
した駆動軸に駆動スプロケットホィールとチェーン用ス
プロケットホィールを該駆動軸と一体に回転するように
取付け、駆動スプロケットホィールの回転を駆動軸に伝
達し、駆動軸の回転をチェーン用スプロケットホィール
からチェーンに伝達してチェーンを走行させることで、
フライトを循環させるようにしている。
【0004】従来、駆動軸に各種スプロケットホィール
を該駆動軸と一体に回転するように取付けるため、駆動
軸のスプロケットホィールとの嵌合部に穴を空け、この
穴の内部にピンを差し込んだり、キー部材を嵌合させる
ことが広く行われていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】汚泥掻寄せ機にあって
は、耐食性及び軽量化を図る立場からプラスチック化の
要請が高まっている。この要請に応えるため、駆動軸と
して、例えば十分な強度を有するガラス繊維強化プラス
チック(FRP)製のものを使用して、従来の技術のよ
うに、駆動軸に穴を空けると、この穴が繊維を切断して
しまい、このため、ガラス繊維が飛散して環境を汚染す
ることがあるばかりでなく、強度的に著しく弱くなって
しまうといった問題があった。
【0006】本発明は上記事情に鑑みて為されたもの
で、駆動軸としてプラスチック製のものを使用しても、
環境上問題となったり、強度的に低下してしまうことが
ないようにした汚泥掻寄せ機を提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の汚泥掻寄せ機
は、駆動軸と、該駆動軸の回転に伴って走行する一対の
チェーンと、該チェーンに等間隔で取付けられ該チェー
ンの走行に伴って沈殿池内を循環する汚泥掻寄せ板とを
備えた汚泥掻寄せ機において、前記駆動軸は、中空角柱
状に形成されて、前記沈殿池の壁面に一端を固定して沈
殿池の内方に突出する固定軸と該固定軸に摺動自在に嵌
合したスリーブを介して回転自在に支承されていること
を特徴とする。
【0008】これにより、スプロケットホィールの中心
に駆動軸の外形に沿った角穴を設け、この角穴の内部に
駆動軸を嵌着することで、駆動軸にスプロケットホィー
ルを該駆動軸と一体に回転するように取付けることがで
きる。
【0009】また、前記駆動軸は、ガラス繊維強化プラ
スチックで構成されていることを特徴とする。これによ
り、駆動軸に穴を空ける必要がないので、ガラス繊維が
飛散したり、駆動軸が強度的に弱くなってしまうことは
ない。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は、本発明の実施の形態の、
いわゆる4軸タイプの汚泥掻寄せ機1を長方形状の沈殿
池2に設置した例を示すもので、この汚泥掻寄せ機1
は、駆動モータ3の回転に伴って回転する駆動軸4と3
本の従動軸5,6,7との間に掛け渡した一対のチェー
ン8と、このチェーン8に所定のピッチで取付けた長尺
平板状の汚泥掻寄せ板(フライト)9とを備えている。
【0011】前記駆動軸4には、駆動モータ3との間に
掛け渡した駆動チェーン10と噛合う駆動スプロケット
ホィール11と、前記チェーン8と噛合うチェーン用ス
プロケットホィール12とが該駆動軸4と一体に回転す
るように取付けられて、沈殿池2の壁面に回転自在に支
承されている。一方、池上部側に位置する従動軸5に
は、前記チェーン8に噛合うチェーン用スプロケットホ
ィール13が該従動軸5と一体に回転するように取付け
られて、沈殿池2の壁面に回転自在に支承されている。
【0012】これにより、駆動モータ3の駆動に伴う駆
動スプロケットホィール11の回転を駆動軸4に伝達
し、駆動軸4の回転をチェーン用スプロケットホィール
12からチェーン8に伝達してチェーン8を走行させ、
このチェーン8の走行に伴ってフライト9が沈殿池2の
内部を循環し、池底側をフライト9が走行する時に池底
に溜った汚泥を掻寄せ、水面側をフライト9が走行する
時に水面上に浮遊するスカムを掻寄せるように構成され
ている。
【0013】図2乃至図4は、前記駆動軸4及びその両
端の支持構造を示すもので、図2乃至図4に示すよう
に、駆動軸4は、例えば十分な強度を有するガラス繊維
強化プラスチック(FRP)製の角パイプで構成され
て、中空角柱状に形成されている。そして、この駆動軸
4の両端部に対峙する沈殿池2の壁面には、台座20が
アンカーボルト21を介して固定され、この台座20
に、例えばプラスチック製の固定軸22の基部22aが
ボルト23を介して固定されて、円柱状の軸部22bが
沈殿池2の内方に突出するようになっている。
【0014】前記固定軸22の軸部22bには、この軸
部22bの外形の形状に沿った円形の内形を有する、例
えばMCナイロン製のスリーブ24が摺動自在に嵌合され
ている。そして、このスリーブ24は、その外形が前記
駆動軸4の内形の形状に沿った角形に形成されて、駆動
軸4の内部に嵌着されている。これにより、駆動軸4
は、スリーブ24と一体になって固定軸22の軸部22
bの周りを回るようになっている。
【0015】前記チェーン用スプロケットホィール12
の中心には、図4に示すように、前記駆動軸4の外形に
沿った角穴12aが設けられ、この角穴12aの内部に
駆動軸4が嵌着されている。駆動スプロケットホィール
11の中心にも、これと同じ形状の角穴11aが設けら
れ、この角穴11aの内部に駆動軸4が嵌着されてい
る。これにより、駆動軸4に穴等の加工を施すことな
く、駆動軸4、駆動スプロケットホィール11及びチェ
ーン用スプロケットホィール12が一体となって回転す
るようになっている。
【0016】このように、駆動軸4に穴等の加工を施す
必要をなくすことで、駆動軸4をガラス繊維強化プラス
チックで構成しても、繊維を切断してしまうことをなく
して、ガラス繊維が飛散して環境を汚染したり、強度的
に著しく弱くなってしまうことを防止することができ
る。しかも、駆動軸4は、スリーブ24と一体となって
固定軸22の軸部22bの周りを回転し、この回転が阻
害されてしまうことはない。
【0017】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明によれ
ば、スプロケットホィールの中心に駆動軸の外形に沿っ
た角穴を設け、この角穴の内部に駆動軸を嵌着すること
で、駆動軸にスプロケットホィールを該駆動軸と一体に
回転するように取付けることができる。また、駆動軸を
中空角柱状とすることにより、スプロケットホイールに
回転を伝達するにあたり、キーやピン部材を用いないで
よい。このため、駆動軸をガラス繊維強化プラスチック
で構成しても、駆動軸に穴を空ける必要がなくガラス繊
維が飛散したり、駆動軸が強度的に弱くなってしまうこ
とはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の汚泥掻寄せ機を沈
殿装置に設置した状態を示す全体側面図である。
【図2】図1の駆動軸を拡大して示す拡大正面図であ
る。
【図3】図2のA−A線断面図である。
【図4】図2のB−B線断面図である。
【符号の説明】
1 汚泥掻寄せ機 2 沈殿池 3 駆動モータ 4 駆動軸 5,6,7 従動軸 8 チェーン 9 汚泥掻寄せ板(フライト) 11 駆動スプロケットホィール 11a 角穴 12 チェーン用スプロケットホィール 12a 角穴 20 台座 22 固定軸 22a 基部 22b 軸部 24 スリーブ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動軸と、該駆動軸の回転に伴って走行
    する一対のチェーンと、該チェーンに所定のピッチで取
    付けられ該チェーンの走行に伴って沈殿池内を循環する
    汚泥掻寄せ板とを備えた汚泥掻寄せ機において、 前記駆動軸は、中空角柱状に形成されて、前記沈殿池の
    壁面に一端を固定して沈殿池の内方に突出する固定軸と
    該固定軸に摺動自在に嵌合したスリーブを介して回転自
    在に支承されていることを特徴とする汚泥掻寄せ機。
  2. 【請求項2】 前記駆動軸は、ガラス繊維強化プラスチ
    ックで構成されていることを特徴とする請求項1記載の
    汚泥掻寄せ機。
JP24544999A 1999-08-31 1999-08-31 汚泥掻寄せ機 Pending JP2001062206A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100829429B1 (ko) 2007-03-14 2008-05-15 주식회사성우 수처리장의 슬러지 수집기용 체인 구동장치
JP2012232261A (ja) * 2011-05-02 2012-11-29 Hitachi Plant Technologies Ltd 汚泥掻寄機
CN107281789A (zh) * 2017-07-26 2017-10-24 德清水方环保科技有限公司 一种污水处理用新型刮泥机

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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20061107

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Effective date: 20070306