JP2001061085A - レンズ操作装置、レンズ装置および書き込み装置 - Google Patents

レンズ操作装置、レンズ装置および書き込み装置

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JP2001061085A
JP2001061085A JP11234391A JP23439199A JP2001061085A JP 2001061085 A JP2001061085 A JP 2001061085A JP 11234391 A JP11234391 A JP 11234391A JP 23439199 A JP23439199 A JP 23439199A JP 2001061085 A JP2001061085 A JP 2001061085A
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lens
main body
operating device
writing
side control
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Fumiaki Jitsuhara
史明 実原
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 レンズ操作装置を分解して、CPU等を交換
しなければ、レンズ操作装置内の制御プログラム等を変
更することができない。 【解決手段】 レンズ装置本体と通信可能に接続される
レンズ操作装置1であって、少なくともレンズ装置本体
に備えられたレンズ側制御手段に情報を送信してこのレ
ンズ側制御手段にレンズ装置本体における可動光学素子
の駆動を行わせる操作装置側制御手段2と、この操作装
置側制御手段が用いる制御プログラムおよび制御データ
のうち少なくとも一方を記憶する記憶手段2aとを有す
るレンズ操作装置において、このレンズ操作装置に操作
装置側制御手段との通信により記憶手段の記憶内容を変
更できる書き込み装置16が接続されたか否かを検出
し、書き込み装置が接続されたことを検出したときに操
作装置側制御手段を記憶手段の内容の書き換えが可能な
状態に設定する状態設定手段3,4を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レンズ装置本体に
備えられた可動光学素子を駆動させるための情報をこの
レンズ装置本体に対して送信するレンズ操作装置、およ
びこのレンズ操作装置に記憶された制御プログラム等を
書き換えるのに用いられる書き込み装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】レンズ操作装置は、レンズ装置本体に備
えられたレンズ側CPUに対し、可動光学素子を駆動さ
せるための情報を送信したり、レンズ操作装置における
各種動作を制御したりするための操作装置側CPUを備
えている。この操作装置側CPUは、上記情報の生成や
上記各種動作の制御に用いる制御プログラムや制御デー
タを記憶するROM等の記憶手段を内蔵している。な
お、従来のレンズ操作装置では、一度記憶手段に記憶さ
れた内容を後から書き換えることはできない。
【0003】図9には、従来のデマンド本体(レンズ操
作装置)とテレビレンズ(レンズ装置本体)とを接続し
た状態を示している。この図において、201はデマン
ド本体である。このデマンド本体201は、図10に示
すように、このデマンド本体201に対して回転操作可
能に取り付けられる操作ノブ224とともにデマンド2
11を構成する。
【0004】207はテレビレンズ本体である。208
は、テレビレンズ201内のCPU(レンズ側CPU)
である。209はテレビレンズ201内の信号ラインで
ある。
【0005】また、206はデマンドケーブルであり、
このデマンドケーブル206の一端はデマンド本体20
1に設けられたコネクタ205に、他端はテレビレンズ
本体207に設けられたコネクタ210にそれぞれ接続
されている。各コネクタ205,210およびデマンド
ケーブル206の全てのピン又は信号ラインには、デマ
ンド本体201とテレビレンズ207間での通信ないし
電気的接続のための機能がアサインされている。
【0006】222はデマンド本体201内のCPU
(デマンド側CPU)であり、一度だけ制御プログラム
や制御データを書き込めるROM222a(図示せず)
を内蔵している。このデマンド側CPU222は、シリ
アル受信信号ラインS2,シリアル送信信号ラインS3
およびデマンドケーブル206を介して、テレビレンズ
207(レンズ側CPU208)とシリアル通信を行
い、例えば、レンズ側CPU208からの情報要求に応
答して、テレビレンズ207内の可動光学素子(フォー
カスレンズ、ズームレンズ、絞り装置等)を制御する情
報を生成し、レンズ側CPU208に送信する。レンズ
側CPU208は、デマンド側CPU222から受信し
た情報に基づいて可動光学素子を駆動する。
【0007】なお、S1はデマンド本体201にテレビ
レンズ207から電源供給を受けるための電源ラインで
ある。
【0008】ところで、デマンド側CPU222は、操
作ノブ224の操作に応じた情報を、ROM222aに
記憶された制御プログラムや制御データを用いて演算等
により生成してレンズ側CPU208に送信するが、例
えば、操作ノブ224の操作量に対する可動光学素子の
動作量や動作敏感度を操作者の好み等に合わせて補正す
るために、制御プログラムや制御データを変更する必要
が生ずる場合がある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
デマンドでは、一度だけ制御プログラムや制御データを
書き込むことができるROM222aを記憶手段として
用いているため、制御プログラムや制御データの書き換
えを行うことはできない。
【0010】したがって、制御プログラムや制御データ
を変更する必要が生じた場合には、図10に示すよう
に、まず、デマンド本体201から操作ノブ224を取
り外してデマンド211を分解し、デマンド本体201
内からデマンド側CPU222が実装された基板225
を取り外す。次に、新たな制御プログラム等が書き込ま
れているCPU226を基板225に付け替えるか、基
板225ごと新たな制御プログラム等が書き込まれてい
るCPU226が実装された基板に交換する。そして、
CPU又は基板を交換した後に、再びデマンド211を
組み立てるという作業を行う必要がある。
【0011】なお、CPU又は基板交換後のデマンド2
11を用いて動作を確認した際に、更に不具合が発生す
ると、上記と同様の手順で分解、交換および組立てを行
うこととなる。
【0012】このように、従来のデマンドでは、制御プ
ログラム等の変更を行うためには、デマンドの分解およ
び組立てという煩わしい作業が必要になるだけでなく、
これら作業上のミスを招く可能性がある。特に、CPU
や基板の交換作業には、専用工具やある程度の熟練を要
し、サービス員が出先等で容易にこれを行うことが困難
である。さらに、交換された基板は再利用することが難
しく、捨てる部品が発生して無駄なコストがかさむとい
う問題がある。
【0013】そこで、本発明は、レンズ操作装置内の制
御プログラムや制御データを、いちいちレンズ操作装置
を分解することなく、また捨てる部品を発生させず、か
つ容易に変更できるようにすることを目的としている。
また、本発明は、このようなレンズ操作装置における制
御データ等の変更に適した書き込み装置を提供すること
を目的としている。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに 本願第1の発明では、レンズ装置本体と通信可能
に接続されるレンズ操作装置であって、少なくともレン
ズ装置本体に備えられたレンズ側制御手段に情報を送信
してこのレンズ側制御手段にレンズ装置本体における可
動光学素子の駆動を行わせる操作装置側制御手段と、こ
の操作装置側制御手段が用いる制御プログラムおよび制
御データのうち少なくとも一方を記憶する記憶手段とを
有するレンズ操作装置において、このレンズ操作装置に
操作装置側制御手段との通信により記憶手段の記憶内容
を変更できる書き込み装置が接続されたか否かを検出
し、書き込み装置が接続されたことを検出したときに操
作装置側制御手段を記憶手段の内容の書き換えが可能な
状態に設定する状態設定手段を設けている。
【0015】これにより、レンズ操作装置を分解したり
組立直したりすることなく、またCPUや基板の交換を
行うことなく、レンズ操作装置における制御プログラム
等の変更(書き換え)を容易に行うことが可能となる。
しかも、書き込み装置が接続されると、状態設定手段に
よって自動的に操作装置側制御手段が記憶手段の内容の
書き換えが可能な状態に設定されるので、制御プログラ
ム等の迅速な変更作業が可能となる。
【0016】さらに、状態設定手段を、書き込み装置が
接続されたことを検出したときに、記憶手段の記憶内容
を消去させる動作を行うものとすれば、書き込み装置を
操作して変更前の制御プログラム等を消去する作業が不
要となり、より迅速かつ容易に制御プログラム等の変更
を行うことが可能となる。
【0017】なお、レンズ操作装置と書き込み装置と
を、レンズ操作装置におけるレンズ装置本体との電気的
接続に用いられる端子とは別の端子を用いて通信等させ
るようにしてもよいが、レンズ操作装置におけるレンズ
装置本体との電気的接続に用いられる端子を用いて通信
等させるようにすれば、レンズ操作装置に設ける端子数
あるいはコネクタ数の増加を抑えることができ(つま
り、既存の端子やコネクタを使用することができ)、レ
ンズ操作装置の大型化やコスト増加を抑えることが可能
となる。
【0018】そして、本願第2の発明のように、上記第
1の発明に係るレンズ操作装置とレンズ装置本体とから
レンズ装置を構成すれば、レンズ操作装置の操作に対す
る可動光学素子の動き等を容易に変更可能なレンズ装置
を実現することができる。
【0019】また、本願第3の発明では、少なくともレ
ンズ装置本体に備えられたレンズ側制御手段に情報を送
信してこのレンズ側制御手段にレンズ装置本体における
可動光学素子の駆動を行わせる操作装置側制御手段と、
この操作装置側制御手段が用いる制御プログラムおよび
制御データのうち少なくとも一方を記憶する記憶手段と
を有するレンズ操作装置に通信可能に接続され、操作装
置側制御手段との通信により記憶手段の記憶内容を変更
できる書き込み装置において、この書き込み装置を、書
き込み装置本体と、この書き込み装置本体をレンズ操作
装置に接続させる中間接続手段とを有する構成とした上
で、中間接続手段に、レンズ操作装置に動作電源を供給
する電源手段を設けている。
【0020】これにより、書き込み装置を中間接続手段
を介してレンズ操作装置に接続することで、レンズ操作
装置に動作電源を供給することができるため、レンズ操
作装置における制御プログラム等の変更を容易かつ迅速
に行うことが可能となる。
【0021】
【発明の実施の形態】(第1実施形態)図1および図2
には、本発明の第1実施形態であるレンズ操作装置を、
レンズ装置本体に接続した状態を示している。これらの
図において、1は、図2に示すフォーカスデマンド1
1、ズームデマンド12あるいは不図示の絞り操作装置
の本体部分を構成するレンズ操作装置本体(以下、デマ
ンド本体という)である。このデマンド本体1には、操
作者によって操作される操作ノブ11a,12aが取り
付けられている。
【0022】また、図1に示すように、デマンド本体1
には、フラシュメモリ(記憶手段)2aが内蔵されたデ
マンド側CPU(操作装置側制御手段)2が備えられて
いる。また、このデマンド本体1には、信号ラインS1
〜S9につながる端子ピンを含むデマンド側コネクタ5
が設けられている。
【0023】一方、7はテレビレンズ本体(レンズ装置
本体)であり、図示しないフォーカスレンズ、ズームレ
ンズ、絞り装置といった可動光学素子を有している。こ
のテレビレンズ本体7には、上記可動光学素子を駆動す
るレンズ側CPU(レンズ側制御手段)8が備えられて
いる。また、このテレビレンズ本体7には、信号ライン
S11〜S15につながる端子ピンを含むレンズ側コネ
クタ10が設けられている。
【0024】6はデマンド側コネクタ5とレンズ側コネ
クタ10とに接続され、デマンド本体1とテレビレンズ
本体7との通信ないし電気的接続を中継するデマンドケ
ーブルである。このデマンドケーブル6は、デマンド本
体1側の信号ラインS1〜S9につながる全ての端子ピ
ンとテレビレンズ本体7側の全ての信号ラインS11〜
S15につながる全ての端子ピンとが相対応して接続さ
れるようにピンアサインされている。
【0025】ここで、デマンド本体1に設けられた信号
ラインS1は、外部(テレビレンズ本体7との接続時に
はテレビレンズ本体7)からデマンド本体1内の各動作
部(デマンド側CPU2や後述する接続機器検出回路3
や表示部1a等)の動作電源の供給を受ける電源ライン
である。また、信号ラインS2,S3はそれぞれ、レン
ズ側CPU8とのシリアル通信を行うためのシリアル受
信信号ライン,シリアル送信信号ラインである。
【0026】デマンド側CPU2は、これらシリアル受
信信号ラインS2,シリアル送信信号ラインS3および
デマンドケーブル6を介して、テレビレンズ7(レンズ
側CPU8)とシリアル通信を行い、例えば、レンズ側
CPU8からの情報要求に応答して、テレビレンズ本体
7内の可動光学素子を制御する情報をレンズ側CPU8
に送信する。
【0027】この情報は、デマンド側CPU2が、操作
ノブ11a,12aの操作量や操作速度に基づき、フラ
ッシュメモリ2aに記憶された制御プログラムや制御デ
ータを用いて演算等により生成する。
【0028】そして、レンズ側CPU8は、デマンド側
CPU2から受信した情報に基づいて可動光学素子を駆
動する。
【0029】なお、フラッシュメモリ2aに記憶される
制御プログラムや制御データとしては、例えば、操作ノ
ブ11a,12aの操作量とレンズの駆動量との比率
(操作ノブを何回転させるとレンズが駆動範囲の一端か
ら他端まで移動するか)を決定するものや、操作ノブ1
1a,12aの操作敏感度(操作ノブを最低何度回転さ
せるとデマンド側CPU2に操作信号を入力することが
できるか)を決定するものがある。また、ズーム情報、
フォーカス情報、各種警告およびテレビレンズ本体7の
コントロールの主導権がデマンドにあるか否か等を表示
する表示部1aの表示色や表示言語を決定するものもあ
る。
【0030】また、信号ラインS4,S5,S6はそれ
ぞれ、デマンド側CPU2内のフラッシュメモリ2aに
記憶された制御プログラムや制御データを書き換えるた
めに、後述する書き込み装置とシリアル通信するための
シリアル送信信号ライン,シリアル受信信号ライン、転
送クロックラインである。
【0031】さらに、S7は書き込み装置から供給され
る消去信号RESTをデマンド側CPU2の記憶消去ポ
ートに入力させるための消去信号入力ラインであり、書
き込み装置が接続されていない状態では、5Vに接続さ
れたプルアップ状態となってHIとなっている。
【0032】S8は書き込み装置から供給される書き込
み電圧(書き込み状態設定信号)Vppをデマンド側C
PU2のモード設定ポート(状態設定ポート)に入力さ
せるための書き込み電圧ラインである。これら消去信号
入力ラインS7および書き込み電圧ラインS8は、動作
モード切り換えスイッチ4によりオン/オフ切り換えが
なされる。また、S9は接続機器検出回路3につながる
接続検出ラインである。
【0033】接続機器検出回路3は、本実施形態では、
接続検出ラインS9が5V(所定電圧)になっているこ
とを検出すると、このデマンド本体1に書き込み装置が
接続されたものとして動作モード切り換えスイッチ4を
オンさせる。また、接続検出ラインS9が0V(グラン
ドレベル)になっていることを検出すると、このデマン
ド本体1にテレビレンズ本体7が接続されたものとして
動作モード切り換えスイッチ4をオフさせる。なお、接
続機器検出回路3および動作モード切り換えスイッチ4
により請求の範囲にいう状態設定手段が構成される。
【0034】一方、テレビレンズ本体7に設けられた信
号ラインS11はデマンド本体1に動作電源を供給する
ための電源供給ラインであり、S12,S13はそれぞ
れ、デマンド本体1(デマンド側CPU2)とシリアル
通信するためのシリアル送信信号ライン、シリアル受信
信号ラインである。また、複数の信号ラインS14は、
デマンド本体1との電気的接続を行うため、それぞれア
サインされた端子ピンにつながるレンズ内信号ラインで
ある。さらに、信号ラインS15は、テレビレンズ本体
7のグランドにつながるグランドラインである。
【0035】図3および図4には、上述したデマンド本
体1に書き込み装置が接続された状態を示している。こ
れらの図において、16は書き込み装置本体である。こ
の書き込み装置本体16には、書き込み装置側CPU1
7と、信号ラインS20〜S25と、これら信号ライン
につながる端子ピンを含む書き込み装置側コネクタ19
とが設けられている。
【0036】書き込み装置本体16の信号ラインS20
は、後述する電圧変換回路15からデマンド本体1の動
作電源を変換して作られた電源監視信号の供給を受ける
ための電源監視ラインである。書き込み装置本体16で
は、この電源監視ラインS20に供給された電源監視信
号が所定レベル以上の場合にデマンド本体1との通信を
行う。
【0037】信号ラインS21,S22,S23はそれ
ぞれ、デマンド本体1(デマンド側CPU2)とシリア
ル通信するためのシリアル送信信号ライン、シリアル受
信信号ラインおよび転送クロックラインである。また、
信号ラインS24は、デマンド本体1の消去信号入力ラ
インS7に書き込み装置側CPU17が出力した消去信
号を供給するための消去信号出力ラインであり、信号ラ
インS25は、デマンド本体1の書き込み電圧ラインS
8に書き込み電圧Vppを印加するための書き込み電圧
供給ラインである。
【0038】14は書き込み装置側コネクタ19とデマ
ンド本体1に設けられたデマンド側コネクタ5とに接続
され、書き込み装置本体16とデマンド本体1との通信
ないし電気的接続を中継する中間ケーブル(中間接続手
段)である。この中間ケーブル14内の各信号ライン
は、デマンド本体1のシリアル受信信号ラインS2およ
びシリアル送信信号ラインS3をOPENとし、電源ラ
インS1を後述する安定化電源13に接続し、その他の
信号ラインS4〜S9を書き込み装置本体16の信号ラ
インS21〜S25に相対応させて接続するようにアサ
インされている。
【0039】安定化電源13は、中間ケーブル14に接
続されており、本実施形態では、12Vの電源電圧を発
生する。この12Vの電源電圧はデマンド本体1の電源
ラインS1にそのままデマンド本体1の動作電源として
供給される一方、中間ケーブル14に設けられた電圧変
換回路15に供給される。電圧変換回路15は、上記電
源電圧を5Vに変換し、書き込み装置本体16の電圧監
視ラインS20に供給するとともに、デマンド本体1の
接続検出ラインS9に供給する。
【0040】18はホストコンピュータであり、RS2
32C通信ラインS26により書き込み装置本体16に
接続されている。書き込み装置本体16(書き込み装置
側CPU17)は、ホストコンピュータ18から送信さ
れる制御信号に応じて、消去信号をデマンド側CPU2
に入力し、フラッシュメモリ2aに記憶された制御プロ
グラムや制御データを消去した後、同じくホストコンピ
ュータ18から送信される制御プログラムや制御データ
をフラッシュメモリ2aに書き込む。なお、本実施形態
では、ホストコンピュータ18により書き込み装置本体
16を制御してデマンド本体1にアクセスする場合につ
いて説明しているが、ホストコンピュータ18を設けず
に直接書き込み装置本体16がデマンド本体1にアクセ
スする構成を採ってもよい。
【0041】次に、デマンド本体1の動作について図5
のフローチャートを用いて説明する。図1に示すよう
に、デマンド本体1がデマンドケーブル6を介してテレ
ビレンズ本体7に接続されると、テレビレンズ本体7の
電源供給ラインS11からデマンド本体1の電源ライン
S1にデマンド動作電源が供給される。またこのとき、
デマンド本体1の接続検出ラインS9はテレビレンズ本
体7のグランドラインS15に接続されて0Vに設定さ
れるため、接続機器検出回路3は動作モード切り換えス
イッチ4をオフにして書き込み電圧ラインS8および消
去信号入力ラインS7を遮断する。
【0042】この段階で、デマンド側CPU2は、モー
ド設定ポートに書き込み電圧Vppが入力されているか
否か(モード設定ポートがHIかLOWか)を判断する
(ステップ51)。ここでは、デマンド側CPU2のモ
ード設定ポートはLOWに設定されているため、デマン
ド側CPU2は、フラッシュメモリ2aに記憶されてい
る制御プログラム等の書き換えが不能で、テレビレンズ
本体7との通信が可能な通常動作モードになる(ステッ
プ52)。
【0043】この通常動作モードでは、デマンド側CP
U2は、テレビレンズ本体7(レンズ側CPU8)にデ
マンドによる可動光学素子のコントロールを行うことを
示すコマンドを送信し(ステップ53)、このコマンド
を受けたレンズ側CPU8から可動光学素子のコントロ
ールのための情報の送信要求コマンド等、予め設定され
たコマンドを受信すると(ステップ54)、既にフラッ
シュメモリ2aに記憶されている制御プログラムや制御
データを用いて上記情報を生成してこれをレンズ側CP
U8にシリアル通信したり、上記制御プログラムや制御
データを用いて表示部1aの表示制御を行ったりする
(ステップ55)。
【0044】なお、このとき、デマンド本体1における
書き込み装置本体16とのシリアル通信を行うためのシ
リアル送信信号ラインS4、シリアル受信信号ラインS
5および転送クロックラインS6は機能していない状態
になるが、デマンドケーブル6を介して常にテレビレン
ズ本体7内の信号ラインS14と接続されているため、
信号ラインの衝突でデマンド本体1やテレビレンズ本体
7が誤動作しないように、信号の入出力方向を合わせて
整合性をとっている。
【0045】一方、図3に示すように、デマンド本体1
に中間ケーブル14を介して書き込み装置本体16が接
続されると、安定化電源13からの12V電源電圧(デ
マンド動作電源)がデマンド本体1の電源ラインS1に
供給される。このとき、デマンド本体1の接続検出ライ
ンS9は、中間ケーブル14を介して書き込み装置本体
16の書き込み電圧供給ラインS25に接続されて5V
に設定されるため、接続機器検出回路3は動作モード切
り換えスイッチ4をオンにして書き込み電圧ラインS8
および消去信号入力ラインS7を開通させる。
【0046】この段階で、デマンド側CPU2は、モー
ド設定ポートに書き込み電圧Vppが入力されているか
否か(モード設定ポートがHIかLOWか)を判断する
(ステップ51)。ここでは、デマンド側CPU2のモ
ード設定ポートはHIに設定されているため、デマンド
側CPU2は、フラッシュメモリ2aに制御プログラム
や制御データを新たに書き込むことができるプログラム
書き込みモードになる(ステップ56)。
【0047】続いて、デマンド側CPU2は、消去ポー
トに消去信号RESTが入力されているか否か(消去ポ
ートがHIかLOWか)を判断する(ステップ57)。
書き込み装置が接続されていない状態では、消去ポート
は5Vに接続されプルアップ状態の記憶消去ラインS7
によってHIとなっているが、書き込み装置が接続され
て書き込み装置本体16から消去信号RESTが入力さ
れると、デマンド側CPU2の消去ポートはLOWに設
定されるため、デマンド側CPU2は、フラッシュメモ
リ2aに既に記憶されている制御プログラムや制御デー
タを消去する(ステップ58)。
【0048】さらに、デマンド側CPU2は、書き込み
装置側CPU17から制御プログラムや制御データの送
信があるか否かを確認し(ステップ59)、送信があっ
たときはその制御プログラム等をフラッシュメモリ2a
に書き込む(ステップ60)。そして、書き込み装置側
CPU17から制御プログラム等の送信終了を示すEN
D信号を受信すると(ステップ61)、デマンド側CP
U2は通常動作モードに復帰する(ステップ62)。
【0049】以上説明したように、本実施形態によれ
ば、デマンド本体1と書き込み装置本体16との通信に
より、デマンド側CPU2内のフラッシュメモリ2aに
記憶された制御プログラムや制御データを書き換えるこ
とができるので、デマンド11,12を分解したり組立
て直したりすることなく、またデマンド側CPU2やこ
れを搭載した基板の交換を行うことなく、デマンド1
1,12における制御プログラム等の変更を容易に行う
ことができる。
【0050】しかも、書き込み装置が接続されると、接
続機器検出回路3および動作モード切り換えスイッチ4
の動作によって自動的にデマンド側CPU2がフラッシ
ュメモリ2aの記憶内容の書き換えが可能なモードに設
定され、さらに既に記憶されていた制御プログラム等が
消去されるので、制御プログラム等の迅速な変更作業が
可能となる。
【0051】さらに、本実施形態では、デマンド本体1
に設けられたコネクタ5内の端子ピン(つまり、テレビ
レンズ本体7との電気的接続に用いられる端子ピン)の
一部を用いて、書き込み装置本体16の接続を検出した
り、書き込み装置本体16との通信を行ったり、書き込
み電圧Vppや消去信号RESTの供給を受けたりする
ようにしているので、既存のコネクタ5および既存の端
子ピンを使用することができる。したがって、デマンド
11,12の大型化やコスト増加を抑えることができ
る。
【0052】また、本実施形態では、書き込み装置を、
書き込み装置本体16と、この書き込み装置本体16を
デマンド本体1に接続する中間ケーブル14とを有する
構成とし、中間ケーブル14にデマンド本体11に動作
電源を供給する安定化電源13を設けているので、書き
込み装置本体16を中間ケーブル14を介してデマンド
本体11に接続することで、デマンド本体11に動作電
源を供給することができ、デマンド本体11における制
御プログラムや制御データを容易かつ迅速に書き換える
ことができる。
【0053】(第2実施形態)図6には、本発明の第2
実施形態であるレンズ操作装置(デマンド本体1)に書
き込み装置本体16を接続した状態を示している。な
お、本実施形態において第1実施形態と共通する構成要
素には第1実施形態と同符号を付す。
【0054】第1実施形態では、書き込み装置本体16
の電源監視ラインS20に、中間ケーブル14に設けら
れた電圧変換回路15から電源監視信号を供給する場合
について説明したが、本実施形態では、中間ケーブル2
1に接続された安定化電源13からデマンド本体1の電
源ラインS1に供給された動作電源を、このデマンド本
体1内に設けられた電圧変換回路27によって5Vに変
換し、再び中間ケーブル21を介して書き込み装置本体
16の電源監視ラインS20に供給する構成としてい
る。
【0055】ここで、電圧変換回路27としては、デマ
ンド本体1内の既存の回路を利用する。また、20は電
圧変換回路27からの電源監視信号の出力をオン/オフ
する電源監視スイッチである。なお、電圧変換回路27
および電源監視スイッチ20により請求の範囲にいう監
視信号供給手段が構成される。
【0056】デマンド本体1に中間ケーブル21を介し
て書き込み装置本体16を接続すると、第1実施形態と
同様に、接続機器検出回路3がこれを検出して動作モー
ド切換スイッチ4をオンにする。これにより、デマンド
側CPU2は、第1実施形態にて説明したフローチャー
トに従って動作し、プログラム書き込みモードになって
フラッシュメモリ2aに記憶されている制御プログラム
等の書き換えを行う。
【0057】この際、書き込み装置本体16の接続を検
出した接続機器検出回路3は、電源監視スイッチ20を
オンし、電圧変換回路27から中間ケーブル21を介し
て書き込み装置本体16の電源監視ラインS20に電源
監視信号を供給させる。これにより、書き込み装置本体
16は、フラッシュメモリ2aに書き込まれる制御プロ
グラム等をデマンド本体1に送信する。
【0058】このように、本実施形態では、デマンド本
体1内に設けた電圧変換回路27によって電源監視信号
を書き込み装置本体16に供給するようにしているの
で、書き込み装置本体16はデマンド本体1が接続され
ることにより電源監視信号を受け取り、デマンド本体1
との接続を認識できるため、無用な送信を回避すること
ができる。また、本実施形態のように、デマンド本体1
内の既存の電圧変換回路を用いる場合には、これを利用
することにより、中間ケーブルの構成を簡略化すること
ができる。
【0059】(第3実施形態)図7には、本発明の第3
実施形態であるレンズ操作装置(デマンド本体1′)に
書き込み装置本体16を接続した状態を示している。な
お、本実施形態において第1実施形態と共通する構成要
素には第1実施形態と同符号を付す。
【0060】第1実施形態では、デマンド本体1に既存
のデマンド側コネクタ5を使用して制御プログラム等の
書き換えを行う場合について説明したが、本実施形態で
は、デマンド本体1′に制御プログラム等を書き換える
ための専用のコネクタ(および端子ピン)を設けてい
る。
【0061】28はテレビレンズ接続用のコネクタ5と
は別に設けられた、書き込み装置接続専用のコネクタで
ある。また、29はコネクタ28と書き込み装置本体1
6のコネクタ19とに接続され、デマンド本体1の信号
ラインS4〜S8と書き込み装置本体16の信号ライン
S20〜S25とを接続する中間ケーブルである。
【0062】また、第1実施形態では、デマンド側CP
U2とは別に設けられた接続機器検出回路3によって書
き込み装置本体16やテレビレンズ本体7との接続を検
出し、動作モード切換スイッチ4をオン/オフすること
によってデマンド側CPU2のモード設定を行うように
した場合について説明したが、本実施形態では、デマン
ド側CPU2′がこれらと同等の機能をプログラムによ
って行う。
【0063】以下、本実施形態のデマンド側CPU2の
動作について、図8のフローチャートを用いて説明す
る。
【0064】まずデマンド側CPU2′は、モード設定
ポートにグランドレベルの電圧が入力されているか否か
(モード設定ポートがLOWか否か)を判断する(ステ
ップ101)。
【0065】モード設定ポートがLOWに設定されてい
るときは、デマンド本体1′にテレビレンズ本体7が接
続されているものとして、デマンド側CPU2′は、フ
ラッシュメモリ2aに記憶されている制御プログラム等
の書き換えが不能で、テレビレンズ本体7との通信が可
能な通常動作モードになる(ステップ102)。
【0066】この通常動作モードでは、デマンド側CP
U2′は、テレビレンズ本体7(レンズ側CPU8)に
デマンドによる可動光学素子のコントロールを行うこと
を示すコマンドを送信し(ステップ103)、このコマ
ンドを受けたレンズ側CPU8から可動光学素子のコン
トロールのための情報の送信要求コマンド等、予め設定
されたコマンドを受信すると(ステップ104)、既に
フラッシュメモリ2aに記憶されている制御プログラム
や制御データを用いて上記情報を生成してこれをレンズ
側CPU8にシリアル通信したり、上記制御プログラム
や制御データを用いて表示部1aの表示制御を行ったり
する(ステップ105)。
【0067】一方、ステップ101で、モード設定ポー
トにグランドレベルの電圧が入力されていないと判断し
たときは、モード設定ポートに書き込み電圧Vppが入
力されているか否か(モード設定ポートがHIか否か)
を判断する(ステップ106)。
【0068】モード設定ポートがHIに設定されている
ときは、デマンド本体1′に書き込み装置本体16が接
続されているものとして、デマンド側CPU2′は、フ
ラッシュメモリ2aに制御プログラムや制御データを新
たに書き込むことができるプログラム書き込みモードに
なる(ステップ107)。
【0069】続いて、デマンド側CPU2′は、消去ポ
ートに消去信号RESTが入力されているか否か(消去
ポートがHIかLOWか)を判断する(ステップ10
8)。書き込み装置が接続されていない状態では、消去
ポートは5Vに接続されプルアップ状態の記憶消去ライ
ンS7によってHIとなっているが、書き込み装置が接
続されて書き込み装置本体16から消去信号RESTが
入力されると、デマンド側CPU2の消去ポートはLO
Wに設定されるため、デマンド側CPU2′は、フラッ
シュメモリ2aに既に記憶されている制御プログラムや
制御データを消去する(ステップ109)。
【0070】さらに、デマンド側CPU2′は、書き込
み装置側CPU17から制御プログラムや制御データの
送信があるか否かを確認し(ステップ110)、送信が
あったときはその制御プログラム等をフラッシュメモリ
2aに書き込む(ステップ111)。そして、書き込み
装置側CPU17から制御プログラム等の送信終了を示
すEND信号を受信すると(ステップ112)、デマン
ド側CPU2′は通常動作モードに復帰する(ステップ
113)。
【0071】以上説明したように、本実施形態によれ
ば、第1実施形態と同様に、デマンド本体1′と書き込
み装置本体16との通信により、デマンド側CPU2′
内のフラッシュメモリ2aに記憶された制御プログラム
や制御データを書き換えることができるので、デマンド
11,12を分解したり組立て直したりすることなく、
またデマンド側CPU2′やこれを搭載した基板の交換
を行うことなく、デマンドにおける制御プログラム等の
変更を容易に行うことができる。しかも、書き込み装置
が接続されると、自動的にデマンド側CPU2′がフラ
ッシュメモリ2aの記憶内容の書き換えが可能なモード
に設定され、さらに既に記憶されていた制御プログラム
等が消去されるので、制御プログラム等の迅速な変更作
業が可能となる。
【0072】なお、上記各実施形態では、デマンド側C
PUにフラッシュメモリ2aが内蔵されている場合の制
御プログラム等の書き換えについて説明したが、本発明
は、デマンド側CPUの外部に設けられ、デマンド側C
PUによって制御プログラム等の書き換え制御を行うこ
とができる記憶手段を有する場合にも適用することがで
きる。
【0073】また、上記各実施形態では、フォーカスデ
マンドやズームデマンドについて説明したが、本発明は
これらデマンド以外のレンズ操作装置(例えば、絞り装
置の操作装置)にも適用することができる。
【0074】
【発明の効果】以上説明したように、本願第1の発明に
よれば、レンズ操作装置と書き込み装置との通信によ
り、レンズ操作装置の記憶手段に記憶された制御プログ
ラムや制御データを書き換えることができるので、レン
ズ操作装置を分解したり組立て直したりすることなく、
またCPUや基板の交換を行うことなく、レンズ操作装
置における制御プログラム等の変更(書き換え)を容易
に行うことができる。しかも、書き込み装置が接続され
ると、状態設定手段によって自動的に操作装置側制御手
段が記憶手段の内容の書き換えが可能な状態に設定され
るので、制御プログラム等の変更作業を迅速に行うこと
ができる。
【0075】さらに、状態設定手段を、書き込み装置が
接続されたことを検出したときに、記憶手段の記憶内容
を消去させる動作を行わせるものとすれば、書き込み装
置を操作して変更前の制御プログラム等を消去する作業
が不要となり、より迅速かつ容易に制御プログラム等の
変更を行うことができる。
【0076】なお、レンズ操作装置におけるレンズ装置
本体との電気的接続に用いられる端子を用いて通信等さ
せるようにすれば、レンズ操作装置に設ける端子数ある
いはコネクタ数の増加を抑えることができ(つまり既存
の端子やコネクタを使用することができ)、レンズ装置
装置の大型化やコスト増加を抑えることができる。
【0077】そして、本願第2の発明によれば、上記第
1の発明に係るレンズ操作装置とレンズ装置本体とから
レンズ装置を構成しているので、レンズ操作装置の操作
に対する可動光学素子の動き等を容易に変更可能なレン
ズ装置を実現することができる。
【0078】また、本願第3の発明によれば、書き込み
装置本体をレンズ操作装置に接続させる中間接続手段
に、レンズ操作装置に動作電源を供給する電源手段を設
けているので、書き込み装置を中間接続手段を介してレ
ンズ操作装置に接続することで、レンズ操作装置に動作
電源を供給することができ、レンズ操作装置における制
御プログラム等の変更を容易かつ迅速に行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態であるレンズ操作装置と
テレビレンズとの接続回路図。
【図2】上記レンズ操作装置とテレビレンズとの接続外
観図。
【図3】上記レンズ操作装置と書き込み装置との接続回
路図。
【図4】上記レンズ操作装置と書き込み装置との接続外
観図。
【図5】上記レンズ操作装置の動作フローチャート。
【図6】本発明の第2実施形態であるレンズ操作装置と
書き込み装置との接続回路図。
【図7】本発明の第3実施形態であるレンズ操作装置と
書き込み装置との接続回路図。
【図8】上記第3実施形態におけるレンズ操作装置の動
作フローチャート。
【図9】従来のレンズ操作装置とテレビレンズとの接続
回路図。
【図10】従来のレンズ操作装置におけるCPU又はこ
れを搭載した基板の交換作業の説明図。
【符号の説明】
1,1′…デマンド本体 2…デマンド側CPU 2a…フラッシュメモリ 3…接続機器検出回路 4…動作モード切換スイッチ 5…デマンド側コネクタ 6…デマンドケーブル 7…テレビレンズ本体 8…レンズ側CPU 10…レンズ側コネクタ 11…フォーカスデマンド 12…ズームデマンド 13…安定化電源 14,21,29…中間ケーブル 15…電圧変換回路 16…書き込み装置本体 17…書き込み装置側CPU 18…ホストコンピュータ 19…書き込み装置側コネクタ 28…書き込み装置接続専用コネクタ S1…電源ライン S2…テレビレンズとのシリアル受信信号ライン S3…シリアル送信信号ライン S4…書き込み装置とのシリアル送信信号ライン S5…書き込み装置とのシリアル受信信号ライン S6…転送クロックライン S7…消去信号入力ライン S8…書き込み電圧ライン S9…接続検出ライン S20…電圧監視ライン S21…デマンドとのシリアル受信信号ライン S22…デマンドとのシリアル送信信号ライン S23…転送クロックライン S24…消去信号出力ライン S25…書き込み電圧供給ライン S26…RS232C通信ライン

Claims (27)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レンズ装置本体と通信可能に接続される
    レンズ操作装置であって、少なくとも前記レンズ装置本
    体に備えられたレンズ側制御手段に情報を送信してこの
    レンズ側制御手段に前記レンズ装置本体における可動光
    学素子の駆動を行わせる操作装置側制御手段と、この操
    作装置側制御手段が用いる制御プログラムおよび制御デ
    ータのうち少なくとも一方を記憶する記憶手段とを有す
    るレンズ操作装置において、 このレンズ操作装置に、前記操作装置側制御手段との通
    信により前記記憶手段の記憶内容を変更できる書き込み
    装置が接続されたか否かを検出し、前記書き込み装置が
    接続されたことを検出したときに前記操作装置側制御手
    段を前記記憶手段の内容の書き換えが可能な状態に設定
    する状態設定手段を有することを特徴とするレンズ操作
    装置。
  2. 【請求項2】 前記操作装置側制御手段は、この操作装
    置側制御手段に設けられた状態設定ポートが所定信号レ
    ベルに設定されることにより前記記憶手段の内容の書き
    換えが可能な状態に設定されるようになっており、 前記状態設定手段は、このレンズ操作装置に前記書き込
    み装置が接続されたことを検出したときに、前記書き込
    み装置から入力されて前記状態設定ポートを前記所定信
    号レベルに設定するための書き込み状態設定信号を前記
    状態設定ポートに供給する動作を行うことを特徴とする
    請求項1に記載のレンズ操作装置。
  3. 【請求項3】 前記状態設定手段は、このレンズ操作装
    置に前記書き込み装置が接続されたことを検出したとき
    に、前記操作装置側制御手段を前記記憶手段の内容の書
    き換えが可能な状態に設定するとともに、前記操作装置
    側制御手段に前記記憶手段の記憶内容を消去させること
    を特徴とする請求項1又は2に記載のレンズ操作装置。
  4. 【請求項4】 前記操作装置側制御手段は、この操作装
    置側制御手段に設けられた状態設定ポートが所定信号レ
    ベルに設定されることにより前記記憶手段の内容の書き
    換えが可能な状態に設定されるようになっており、 前記状態設定手段は、このレンズ操作装置に前記書き込
    み装置が接続されたことを検出したときに、前記書き込
    み装置から入力されて前記状態設定ポートを前記所定信
    号レベルに設定するための書き込み状態設定信号を前記
    状態設定ポートに供給する動作を行うとともに、前記書
    き込み装置から供給されて前記記憶手段の記憶内容を消
    去させるための消去信号を前記操作装置側制御手段に供
    給する動作を行うことを特徴とする請求項3に記載のレ
    ンズ操作装置。
  5. 【請求項5】 前記状態設定手段は、このレンズ操作装
    置に設けられた接続検出用端子に入力される電圧が所定
    電圧であることを検出して、このレンズ操作装置に前記
    書き込み装置が接続されたことを検出することを特徴と
    する請求項1から4のいずれかに記載のレンズ操作装
    置。
  6. 【請求項6】 前記状態設定手段は、このレンズ操作装
    置が前記レンズ装置本体に接続されたか否かの検出も可
    能であり、前記レンズ装置本体に接続されたことを検出
    したときに、前記操作装置側制御手段を前記レンズ側制
    御手段との通信が可能な状態に設定することを特徴とす
    る請求項1から5のいずれかに記載のレンズ操作装置。
  7. 【請求項7】 前記操作装置側制御手段は、この操作装
    置側制御手段に設けられた状態設定ポートが所定信号レ
    ベルに設定されることにより前記記憶手段の記憶内容の
    書き換えが可能な状態に設定されるようになっており、 前記状態設定手段は、このレンズ操作装置が前記レンズ
    装置本体に接続されたことを検出したときに、前記状態
    設定ポートを前記所定信号レベルとは異なる信号レベル
    に設定する動作を行うことを特徴とする請求項6に記載
    のレンズ操作装置。
  8. 【請求項8】 前記状態設定手段は、このレンズ操作装
    置に設けられた接続検出用端子に入力される電圧が所定
    電圧であることを検出することによりこのレンズ操作装
    置に前記書き込み装置が接続されたことを検出し、前記
    接続検出用端子に入力される電圧が前記所定電圧と異な
    る電圧であることを検出することにより、このレンズ操
    作装置に前記レンズ装置本体が接続されたことを検出す
    ることを特徴とする請求項6又は7に記載のレンズ操作
    装置。
  9. 【請求項9】 前記記憶手段がフラッシュメモリである
    ことを特徴とする請求項1から8のいずれかに記載のレ
    ンズ操作装置。
  10. 【請求項10】 前記操作装置側制御手段は、前記レン
    ズ装置本体とシリアル通信を行うことを特徴とする請求
    項1から9のいずれかに記載のレンズ操作装置。
  11. 【請求項11】 前記操作装置側制御手段は、前記書き
    込み装置とシリアル通信を行うことを特徴とする請求項
    1から10のいずれかに記載のレンズ操作装置。
  12. 【請求項12】 前記操作装置側制御手段は、前記レン
    ズ装置本体に電気的に接続される端子を用いて前記書き
    込み装置との電気的接続を行うことを特徴とする請求項
    1から11のいずれかに記載のレンズ操作装置。
  13. 【請求項13】 前記レンズ装置本体との電気的接続に
    用いるコネクタに、前記書き込み装置を電気的に接続可
    能としたことを特徴とする請求項12に記載のレンズ操
    作装置。
  14. 【請求項14】 前記レンズ装置本体と電気的に接続さ
    れる端子とは別に、前記書き込み装置に電気的に接続さ
    れる端子を設けたことを特徴とする請求項1から11の
    いずれかに記載のレンズ操作装置。
  15. 【請求項15】 前記レンズ装置本体との電気的接続に
    用いるコネクタとは別に、前記書き込み装置との接続的
    接続に用いるコネクタを設けたことを特徴とする請求項
    14に記載のレンズ操作装置。
  16. 【請求項16】 前記書き込み装置が、 書き込み装置本体と、 この書き込み装置本体に動作電源を供給する電源手段を
    備えるとともに前記書き込み装置本体をレンズ操作装置
    に接続する中間接続手段とを有して構成されており、 前記電源手段から前記中間接続手段を介して動作電源の
    供給を受けることを特徴とする請求項1から15のいず
    れかに記載のレンズ操作装置。
  17. 【請求項17】 前記電源手段から供給される動作電源
    を用いて、この動作電源を監視するための監視信号を生
    成し、この監視信号を前記中間接続手段を介して前記書
    き込み装置本体に供給する監視信号供給手段を有するこ
    とを特徴とする請求項16に記載のレンズ操作装置。
  18. 【請求項18】 前記状態設定手段は、このレンズ操作
    装置に前記書き込み装置が接続されたことを検出したと
    きに、前記監視信号供給手段を、前記書き込み装置に対
    して前記監視信号を出力可能な状態に設定することを特
    徴とする請求項17に記載のレンズ操作装置。
  19. 【請求項19】 前記書き込み装置が、 書き込み装置本体と、 この書き込み装置本体に動作電源を供給する電源手段を
    備えるとともに前記書き込み装置本体をレンズ操作装置
    に接続する中間接続手段とを有して構成されており、 前記状態設定手段は、前記電源手段から前記中間接続手
    段を介して前記所定電圧の信号を受けることにより、こ
    のレンズ操作装置に前記書き込み装置が接続されたこと
    を検出することを特徴とする請求項5又は8に記載のレ
    ンズ操作装置。
  20. 【請求項20】 前記レンズ装置本体におけるフォーカ
    スレンズを移動させるために操作される操作部材を有し
    ており、 前記操作装置側制御手段は、前記操作部材の操作に応じ
    て前記フォーカスレンズの駆動を行わせるための情報を
    生成し、この情報を前記レンズ側制御手段に送信するこ
    とを特徴とする請求項1から19のいずれかに記載のレ
    ンズ操作装置。
  21. 【請求項21】 前記レンズ装置本体におけるズームレ
    ンズを移動させるために操作される操作部材を有してお
    り、 前記操作装置側制御手段は、前記操作部材の操作に応じ
    て前記ズームレンズの駆動を行わせるための情報を生成
    し、この情報を前記レンズ側制御手段に送信することを
    特徴とする請求項1から19のいずれかに記載のレンズ
    操作装置。
  22. 【請求項22】 請求項1から21のいずれかに記載の
    レンズ操作装置と、このレンズ操作装置が接続されるレ
    ンズ装置本体とから構成されることを特徴とするレンズ
    装置。
  23. 【請求項23】 少なくともレンズ装置本体に備えられ
    たレンズ側制御手段に情報を送信してこのレンズ側制御
    手段に前記レンズ装置本体における可動光学素子の駆動
    を行わせる操作装置側制御手段と、この操作装置側制御
    手段が用いる制御プログラムおよび制御データのうち少
    なくとも一方を記憶する記憶手段とを有するレンズ操作
    装置に通信可能に接続され、前記操作装置側制御手段と
    の通信により前記記憶手段の記憶内容を変更できる書き
    込み装置において、 書き込み装置本体と、この書き込み装置本体を前記レン
    ズ操作装置に接続させる中間接続手段とを有して構成さ
    れ、 前記中間接続手段は、前記レンズ操作装置に動作電源を
    供給する電源手段を備えていることを特徴とする書き込
    み装置。
  24. 【請求項24】 前記中間接続手段は、前記電源手段か
    ら供給される電源を用いて電源監視信号を作り、この電
    源監視信号を前記書き込み装置本体に供給する監視信号
    供給手段を有することを特徴とする請求項23に記載の
    書き込み装置。
  25. 【請求項25】 前記中間接続手段は、前記電源手段か
    ら前記レンズ操作装置に動作電源を送るとともに、前記
    レンズ操作装置にて前記動作電源を用いて作られた電源
    監視信号を前記書き込み装置本体に供給することを特徴
    とする請求項23に記載の書き込み装置。
  26. 【請求項26】 前記電源手段は、この書き込み装置が
    接続されたことを前記レンズ操作装置に検出させるため
    の信号を、前記レンズ操作装置に供給することを特徴と
    する請求項23から25のいずれかに記載の書き込み装
    置。
  27. 【請求項27】 前記書き込み装置本体がホストコンピ
    ュータに接続されていることを特徴とする請求項23か
    ら26のいずれかに記載の書き込み装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7768573B2 (en) 2003-03-27 2010-08-03 Canon Kabushiki Kaisha Optical apparatus and image-taking apparatus

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