JP2001061069A - デジタル画像のカラーバランス調整方法及び装置 - Google Patents

デジタル画像のカラーバランス調整方法及び装置

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JP2001061069A
JP2001061069A JP11234099A JP23409999A JP2001061069A JP 2001061069 A JP2001061069 A JP 2001061069A JP 11234099 A JP11234099 A JP 11234099A JP 23409999 A JP23409999 A JP 23409999A JP 2001061069 A JP2001061069 A JP 2001061069A
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Hiroyoshi Narita
裕喜 成田
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I4 CORP
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 照明の光源等に起因するカラーバランスの偏
りを調整する。 【解決手段】 画素抽出装置12は、画像データ記憶装
置11に記憶された画像データの画素の中から高レベル
の輝度を有するものを抽出する。パラメータ決定装置1
3は、抽出された画素それぞれのRGBレベルを合計し
てRGBレベル合計値を算出し、RGBレベル合計値そ
れぞれの比率をRGB比率として算出し、RGB比率に
基づいてテーブルまたは数式を利用することによりRG
Bパラメータを決定する。RGBパラメータは、パラメ
ータ適用装置14により画像データに適用され、カラー
バランスの調整された画像データを得ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はデジタル画像のカラ
ーバランス調整方法及び装置に関し、特にデジタルカメ
ラやイメージスキャナ等によりデジタル化されたデジタ
ル画像データの撮像条件の相違等を原因とする実像との
カラーバランスの差異を容易かつ短時間に修正するため
に、デジタルカメラやイメージスキャナ等の撮像装置、
パーソナルコンピュータ、DPEショップのデジタルオ
ートプリンタ等に適用されるカラーバランス調整方法及
び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】デジタルカメラやイメージスキャナ等の
電子デバイスによってデジタル化された画像は、撮影時
の照明の光源や撮像素子の特性等の撮像条件により、見
た目が自然と感じられるカラーバランスを実現できない
場合がある。例えばタングステン灯光下では赤が強調さ
れ、蛍光灯下では緑色っぽく撮像される。このような場
合、デジタルカメラにより直接撮影されて得られ、ある
いは印画紙に焼き付けた写真をイメージスキャナにより
読み取ってデジタル化したデジタル画像データに適当な
補償や処理を加えてカラーバランスを調整することが行
なわれている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】カラーバランスの調整
を行なう場合には、通常RGB−CMYや色温度など、
色やデジタル画像についての高度な知識を必要とする。
またそれらの知識があったとしても、適切なカラーバラ
ンスに調節するためには多数のパラメータを操作し、実
際の画像を確認しながら、時間と手間のかかる専門的な
作業を行なわなければならなかった。適切ではないカラ
ーバランスの画像を手動で自然なカラーバランスに調整
する場合、例えば電灯光下で撮影された画像は全体に赤
みを帯びているため、R(赤)を少し弱めてB(青)を
少し強め、ディスプレイやプリンタに出力して全体の色
調を確認するという操作を、目的とする適切なカラーバ
ランスが取れるまで繰り返し行なう必要があった。この
際、操作によっては高輝度域が調整範囲を超えてしまっ
たり(白飛び)、低輝度域が塗りつぶされて、画像の有
する情報量が減り、画像劣化の原因になるおそれがあっ
た。また、従来も自動調整方法が存在したが、1つのデ
ジタル画像データ全体の画素についてRGBのレベルそ
れぞれの平均をとり、RGBのレベルを平均化する方法
が採用されていた。このような従来の自動調整方法によ
ると、例えば青い海や緑の山々など、撮影されている対
象物自体が特定の色に偏ったものである場合には、正し
い調整を実行することは不可能だった。
【0004】よって本発明の目的は、高度な知識を必要
とすることなく短時間で自動的に、また撮影された対象
物の色の偏りに拘らず、デジタル画像のカラーバランス
を適切に調整することのできるデジタル画像のカラーバ
ランス調整方法及び装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、1つのデジタル画像データを構成する複数
の画素それぞれについて、予め設定されたしきい値以上
の輝度を有する画素を抽出する画素抽出過程と、抽出さ
れた画素の数及び/またはRレベル、Gレベル及びBレ
ベルからなるRGBレベルに基づいて、Rパラメータ、
Gパラメータ及びBパラメータの値を決定するパラメー
タ決定過程と、前記Rパラメータ、Gパラメータ及びB
パラメータを前記デジタル画像データを構成する全ての
画素のRGBレベルそれぞれに適用するパラメータ適用
過程とを含んでデジタル画像のカラーバランス調整方法
を構成した。
【0006】発明者は、カラーバランスの偏った画像に
は、光量が飽和している部分の周辺部に強く偏りが現れ
るという傾向があることを見出した。図8はカラーバラ
ンスがR(赤)に偏った画像の典型的なヒストグラムで
あり、RGBレベルの強い部分に偏りが強く現れてい
る。そこで発明者は、画像の中の高輝度域のみを取り出
すために、最初に、1つのデジタル画像データを構成す
る複数の画素から、予め設定されたしきい値以上の輝度
を有する画素を抽出するようにした。このような画素抽
出過程に続いて、抽出された画素の数及び/またはRG
Bレベルに基づいてRパラメータ、Gパラメータ及びB
パラメータの値を決定し、Rパラメータ、Gパラメータ
及びBパラメータをデジタル画像データを構成する全て
の画素のRGBレベルそれぞれに適用することにより、
低輝度域に現れる対象物自体の色の偏りに影響を受ける
ことなく、カラーバランスを自動的に、適切に調整する
ことができる。
【0007】このようなカラーバランス調整方法による
と、全部の画素ではなく、輝度の高い画素のみを抽出す
ることにより、撮像の対象物の色の偏りではなく、照明
等によるカラーバランスの偏りをより適確に反映したデ
ータを得ることができ、これに基づいて各パラメータを
決定し、元のデジタル画像データに適用することによ
り、カラーバランスが補正された自然な感じの画像を得
ることができる。
【0008】画素抽出過程においてしきい値と比較され
る輝度は、各画素ごとのRGBレベルの合成として表わ
される輝度でもよく(例えばY=0.299R+0.5
87G+0.114Bの式から得られる輝度Y)、また
各画素ごとのRGBレベルのうち少なくともいずれか1
つを輝度とし、これがしきい値以上である画素を抽出す
るようにしてもよい。輝度を黒から白まで256レベル
のデジタル値で表わした場合、しきい値は190〜19
4の間が好ましく、192が望ましい。
【0009】次に、パラメータ決定過程において、抽出
された画素の数及び/またはRGBレベルに基づいて、
RGBレベルの強いものを弱め、強いものを強調して平
均化するようにRパラメータ、Gパラメータ及びBパラ
メータの値を決定する。一つの方法は、画素抽出過程に
おいて抽出された全ての画素のRGBレベルそれぞれの
合計であるRレベル合計値、Gレベル合計値及びBレベ
ル合計値を算出する合計値算出過程を含んでいる。また
他の方法はRGBレベルそれぞれに関して抽出された画
素の数を計数し、R合計画素数、G合計画素数及びB合
計画素数を得る合計画素数算出過程を含んでいる。合計
値も合計画素数もカラーバランスの偏りをよく反映して
おり、いずれかまたは両方を利用してパラメータが決定
される。例えば、比率産出過程においてRレベル合計
値、Gレベル合計値及びBレベル合計値のうち、または
R合計画素数、G合計画素数及びB合計画素数のうちの
1つを基準としてそれぞれの比率であるR比率、G比率
及びB比率を計算する。さらにパラメータ選択過程にお
いてR比率、G比率及びB比率に対応するパラメータの
値を、比率−パラメータ参照テーブルを参照して、前記
Rパラメータ、Gパラメータ及びBパラメータの値をそ
れぞれ選択することによりパラメータを決定する。この
比率−パラメータ参照テーブルは、パラメータを適用し
た画像がより自然に感じられるように、経験的に得られ
たものである。または、パラメータ算出過程においてR
比率、G比率及びB比率の逆数であるR逆数、G逆数及
びB逆数をそれぞれ算出し、算出したR逆数、G逆数及
びB逆数を所定の数式に代入することよりRパラメー
タ、Gパラメータ及びBパラメータの値をそれぞれ算出
することによりパラメータを決定する。数式は、例えば
下記の数式(1)である。 Pr=a+Vr・b Pg=a+Vg・b ・・・(1) Pb=a+Vb・b ここで Pr、Pg、Pb:Rパラメータ、Gパラメータ、Bパ
ラメータ Vr、Vg、Vb:R逆数、G逆数、B逆数 a:定数、但し0<a<=1.0 b:定数、但し0<b<1.0 例えばaは0.995〜1.0、bは0.005前後が
好ましい。
【0010】なお上記パラメータ選択過程においてはテ
ーブルは少なくとも1つであって、複数用意されていて
もよく、同様にパラメータ算出過程においては数式は2
つ以上あってもよい。いずれのテーブルあるいは数式が
使用されるかは、例えばR比率、G比率及びB比率の間
の差に応じて妥当なものが選択され、ある範囲では1つ
のテーブルが使用され、他の範囲では他のテーブルが使
用される。同様に、ある範囲では1つの数式が使用さ
れ、他の範囲では他の数式が使用される。さらにパラメ
ータ選択過程とパラメータ算出過程が二者択一で選択さ
れてもよく、ある範囲ではテーブルが使用され、他の範
囲では数式が使用されるように構成することもできる。
【0011】また本発明は、複数の画素から構成される
デジタル画像データを記憶した画像データ記憶手段と、
前記画像データ記憶手段に記憶されたデジタル画像デー
タの複数の各画素ごとの輝度と、予め設定されたしきい
値とを比較し、前記しきい値以上の輝度を有する画素を
抽出する画素抽出手段と、前記画素抽出手段により抽出
された画素に対応する画素の数及び/またはRGBレベ
ルに基づいて、Rパラメータ、Gパラメータ及びBパラ
メータの値を決定するパラメータ決定手段と、前記パラ
メータ決定手段から出力された前記Rパラメータ、Gパ
ラメータ及びBパラメータを、前記画像データ記憶手段
から出力された前記デジタル画像データを構成する全て
の画素のRGBレベルそれぞれに適用し、調整されたデ
ジタル画像データを出力するパラメータ適用手段とを備
えてデジタル画像のカラーバランス調整装置を構成し
た。
【0012】前記画素抽出手段は、前記各画素ごとの輝
度を所定のデジタル値に変換して、デジタル輝度レベル
を得る輝度変換部と、前記各画素ごとのデジタル輝度レ
ベルを画素座標−輝度レベルのテーブルとして記憶する
輝度レベル記憶部と、前記輝度レベル記憶部に記憶され
た各輝度レベルと、デジタル値である前記しきい値とを
比較し、前記しきい値以上の輝度レベルを有する各画素
に「1」の値を与え、それ以外の各画素に「0」の値を
与える対象画素抽出部と、前記対象画素抽出部により与
えられた各画素ごとの「1」または「0」の値を画素座
標−「1」または「0」のテーブルとして記憶する対象
画素記憶部とからなり、前記パラメータ決定手段は、前
記対象画素記憶部に記憶されたテーブルを参照して、前
記デジタル画像データ記憶手段に記憶された前記デジタ
ル画像データから、「1」を与えられた画素のRGBレ
ベルを取り出して合計し、R合計レベル、G合計レベル
及びB合計レベルを算出し、前記R合計レベル、G合計
レベル及びB合計レベルのうちの最小値を1としてR比
率、G比率及びB比率を算出し、前記R比率、G比率及
びB比率に基づいてRパラメータ、Gパラメータ及びB
パラメータを決定するように構成することができる。
【0013】また前記画素抽出手段は、前記デジタル画
像データを構成する各画素ごとのRGBレベルそれぞれ
を前記しきい値と比較して、RGBレベルのうちいずれ
かのレベルが前記しきい値以上である画素の数をカウン
トするRGB輝度演算部と、RGBそれぞれについて、
前記RGB輝度演算部によりカウントされた画素の数を
保存する画素数保存部とを含み、前記パラメータ決定手
段は、前記画素数保存部に保存された各画素の数のうち
最少の数を1としてR比率、G比率及びB比率を算出
し、前記R比率、G比率及びB比率に基づいてRパラメ
ータ、Gパラメータ及びBパラメータを決定するように
構成することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下図示の実施の形態について説
明する。
【0015】(第1の実施の形態)図1は、本発明に係
るデジタル画像のカラーバランス調整方法の第1の実施
の形態を実行する装置の主要な構成を示す機能ブロック
図である。このカラーバランス調整装置は、各ブロック
をモジュールやルーチンやファイルとするIC上に構成
でき、また主要部分をソフトウエアとして構成すること
もできる。この装置はデジタルカメラやイメージスキャ
ナ等の入力装置に内蔵され、画像データを加工するため
にパーソナルコンピュータに適用され、またオートプリ
ンタ等の出力装置に内蔵される。
【0016】図1において、画像データ記憶装置11
は、複数の画素から構成されるデジタル画像データを記
憶している。デジタル画像データは、特に対象物を撮像
して得られたものであって、カラーバランス調整が必要
なものである。典型的には、デジタルカメラにより撮像
され、イメージスキャナによりデジタル化されて取り込
まれた画像データであり、さまざまな方式により圧縮さ
れていたとしても、画像データ記憶装置11には、カラ
ーバランス調整を施すために各画素をxy座標で表わす
形式に展開されて記憶されている。画像データ記憶装置
11は、通常はRAM、ROM、ICカード、フロッピ
ー(登録商標)ディスク、ハードディスク、CD−RO
M、DVD等の補助記憶装置、あるいはインターネット
等を通じてコンピュータ同士を接続した場合の他のコン
ピュータなどである。
【0017】画素抽出装置12は、画像データ記憶装置
11に記憶されたデジタル画像データの複数の各画素ご
との輝度と、予め設定されたしきい値とを比較し、しき
い値以上の輝度を有する画素を抽出する。画素は例えば
24ビットのRGBデータであり、RGBの各色8ビッ
トずつのRGBレベルからなる。画素ごとの輝度はRG
Bレベルの合成で、例えば輝度Y=0.299R+0.
587G+0.114Bで得られる。すべての画素につ
いて必ず比較を行なわなければならないことはなく、サ
ンプルとして十分な数の画素が選択されれば足りる。複
数の画素は、例えば無作為に抽出され、あるいは規則的
に、例えば10個置きに選ばれる。
【0018】画素抽出装置12は、輝度変換部121
と、輝度レベル記憶部122と、対象画素抽出部123
と、対象画素記憶部124とからなる。輝度変換部12
1は、画像データ記憶装置11に記憶されたデジタル画
像データの複数の各画素ごとの輝度を所定のデジタル値
に変換して、デジタル輝度レベルを得る。輝度変換部1
21により変換された各画素ごとのデジタル輝度レベル
は、輝度レベル記憶部122に画素座標−輝度レベルの
テーブルとして記憶される。対象画素抽出部123は、
輝度レベル記憶部122に記憶された各輝度レベルと、
デジタル値であるしきい値とを比較する。しきい値は好
ましくは190〜194であり、望ましくは192であ
るが、デジタルカメラのCCD素子の特性等の相違など
に応じて、カラーバランスの偏りをよく反映するように
適当に定められる。本実施の形態において、しきい値を
設けて高輝度の画素のみを抽出するようにしたのは、図
8のヒストグラムに示すように、照明の光源等を原因と
するカラーバランスの偏りは光量が飽和している部分の
周辺部に強く現れるという発見に基づく。これにより、
輝度の低い部分に表れる撮影対象物自体の色の偏りに影
響されることなく、高輝度の画素に強く表れる補償すべ
きカラーバランスの偏りのみを抽出することができる。
【0019】対象画素抽出部123は、しきい値以上の
輝度レベルを有する各画素に「1」の値を与え、それ以
外の各画素に「0」の値を与え、各画素ごとの「1」ま
たは「0」の値は、対象画素記憶部124に画素座標−
「1」または「0」のテーブルとして記憶される。
【0020】パラメータ決定装置13は、画素抽出装置
12により抽出された画素に対応する画素のRGBレベ
ルに基づいて、Rパラメータ、Gパラメータ及びBパラ
メータの値を決定する。各パラメータの値はRGBレベ
ルの偏りを補正するように決定され、すなわちRGBレ
ベルを平均化するために、RGBレベルのうち強いもの
を弱め、及び/または弱いものを強調するように決定さ
れる。
【0021】パラメータ決定装置13のパラメータ演算
部131は、対象画素記憶部124に記憶されたテーブ
ルを参照して、画像データ記憶手段11に記憶されたデ
ジタル画像データから「1」を与えられた画素を選択
し、その輝度をRGBレベルそれぞれに分解した上で、
RGBごとに合計し、R合計レベル、G合計レベル及び
B合計レベルを算出し、RGB合計レベル記憶部132
にそれぞれ記憶させる。次にR合計レベル、G合計レベ
ル及びB合計レベルのうちの最大値を1としてR比率、
G比率及びB比率を算出する。例えばR合計レベルが
1,000、G合計レベルが2,000、B合計レベル
が10,000と仮定すると、R比率が0.1、G比率
が0.2、B比率が1となる。
【0022】次に、パラメータ演算部131は算出した
R比率、G比率及びB比率に基づいてRパラメータ、G
パラメータ及びBパラメータを決定する。RGB比参照
テーブル133には比率とパラメータの値とがテーブル
の形式で記憶されている。このテーブルは、カラーバラ
ンスの偏った画像データに適用することにより自然な感
じに見えるように、経験的に得られたパラメータからな
る。また、パラメータ演算部131はR比率、G比率及
びB比率の逆数であるR逆数、G逆数及びB逆数を算出
し、所定の数式に代入する。上記の例であれば、R逆数
は10、G逆数は5、B逆数は1となる。所定の数式を
使用して決定されたRパラメータ、Gパラメータ及びB
パラメータはRGBパラメータ記憶部134に記憶され
る。
【0023】数式は、 Pr=a+Vr・b Pg=a+Vg・b ・・・(1) Pb=a+Vb・b ここで Pr、Pg、Pb:Rパラメータ、Gパラメータ、Bパ
ラメータ Vr、Vg、Vb:R逆数、G逆数、B逆数 a:定数、但し0<a<=1.0 b:定数、但し0<b<1.0 本装置において、aは0.995、bは0.005に設
定されており、 Pr=0.995+10・0.005=1.045 Pg=0.995+ 5・0.005=1.020 Pb=0.995+ 1・0.005=1.000 のようにパラメータが計算される。
【0024】パラメータ適用装置14は、RGBパラメ
ータ記憶部134から出力されたRパラメータ、Gパラ
メータ及びBパラメータを、画像データ記憶装置11か
ら出力されたデジタル画像データを構成する全ての画素
のRGBレベルそれぞれに適用(乗算)し、例えば上記
の例においては相対的にRが強調され、Bが弱められて
カラーバランスが調整されたデジタル画像データを調整
画像データ記憶装置14に出力して記憶させる。調整さ
れたデジタル画像データは調整画像データ記憶装置14
に一旦貯蔵されてから他の記憶装置や出力装置に転送さ
れる。
【0025】図2は、図1の装置に適用された本発明に
係るデジタル画像のカラーバランス調整方法の第1の実
施の形態の処理の流れを示すフローチャートである。
【0026】図2において、まず画素抽出過程によりデ
ジタル画像データにはデジタル画像データを構成する複
数の画素それぞれについて、予め設定されたしきい値以
上の輝度を有する画素を抽出する処理が施される(ステ
ップS1)。次にパラメータ決定過程において、抽出し
た画素の数及び/またはRGBレベルに基づいて、Rパ
ラメータ、Gパラメータ及びBパラメータの値を決定す
る(ステップS2)。最後に、パラメータ適用過程にお
いて、各パラメータをデジタル画像データを構成する全
ての画素のRGBレベルそれぞれに適用する(ステップ
S3)。
【0027】図3は画素抽出処理を示すフローチャート
である。まず画像データ記憶装置11からデジタル画像
データの各画素が順に読み出され(ステップS11)、
輝度変換部121が各画素の輝度を256レベルのデジ
タル値に変換する(ステップS12)。デジタル化され
た輝度レベルは輝度レベル記憶部122に記憶される
(ステップS13)。次に各画素の輝度レベルは対象画
素抽出部123において例えば192のしきい値と比較
され(ステップS14)、しきい値よりも高い輝度を持
つ画素には「1」、それ以外の画素には「0」が与えら
れる。この「1」「0」はテーブルの形で画素の座標に
対応して対象画素記憶部124に記憶される(ステップ
215)。
【0028】図4はパラメータ決定処理を示すフローチ
ャートである。まずパラメータ決定装置13のパラメー
タ演算部131が、対象画素記憶部124に記憶された
テーブルを参照して、画像データ記憶手段11に記憶さ
れたデジタル画像データから「1」を与えられた画素を
読み出す(ステップS21)。次に各画素のRGBレベ
ルを読み出し(ステップS22)、RGBごとに合計し
てR合計レベル、G合計レベル及びB合計レベルを算出
し(ステップS23)、RGB合計レベル記憶部132
にそれぞれ記憶させる(ステップS24)。次に、R合
計レベル、G合計レベル及びB合計レベルのうちの最小
値を1としてR比率、G比率及びB比率を算出する(ス
テップS25)。次にR比率、G比率及びB比率の間の
差が一定値cを超えているか否かを判断する(ステップ
S26)。もしも超えていればRGB比参照テーブル1
33に記憶されたテーブルを使用してパラメータを選択
する(ステップS28)。超えていなければR比率、G
比率及びB比率の逆数であるR逆数、G逆数及びB逆数
を算出し、上述の数式に代入することにより、パラメー
タを算出する(ステップS27)。テーブルもしくは数
式のいずれかを使用して決定されたRパラメータ、Gパ
ラメータ及びBパラメータはRGBパラメータ記憶部1
34に記憶される(ステップS29)。
【0029】RGBパラメータ記憶部134に記憶され
たRパラメータ、Gパラメータ及びBパラメータは、上
述のようにパラメータ適用装置14により読み出され、
画像データ記憶装置11から読み出されたデジタル画像
データに適用される(ステップS3)。具体的には各画
素ごとのRGBレベルにパラメータを乗算し、カラーバ
ランスの偏りを平均化して調整した調整デジタル画像デ
ータが生成され、調整画像データ記憶装置15に記憶さ
れる。以上のようにして、自然な感じにカラーバランス
調整されたデジタル画像データを自動的に得ることがで
きる。
【0030】(第2の実施の形態)図5は、本発明に係
るデジタル画像のカラーバランス調整方法の第2の実施
の形態を実現するための装置の主要な構成を示すブロッ
ク図である。図1に示した装置と同様の機能を有する部
材には、同じ符号を付して示す。
【0031】図5において、画素抽出装置22はRGB
カウント部221と高レベルRGB数記憶部222とか
らなる。RGBカウント部221は画像データ記憶装置
11から読み出した複数の画素それぞれをRGBレベル
に分解し、RGBレベルそれぞれを輝度と置いて、それ
ぞれについてしきい値以上のレベルを有する画素を抽出
する。ここではRGBはそれぞれ256レベルであり、
いずれかがしきい値192を超える高いレベルを有する
画素を抽出し、RGBそれぞれについて抽出された画素
数をカウントし、RGB合計画素数を得る。それぞれの
合計画素数は高レベルRGB数記憶部222に記憶され
る。
【0032】パラメータ決定装置23はパラメータ演算
部231とRGB比参照テーブル232とRGBパラメ
ータ記憶部233とからなる。パラメータ演算部231
はRGB合計画素数それぞれに対応するRGB比率を算
出し、RGB比率に対応するパラメータをRGB比参照
テーブル232から読み出してRGBパラメータ記憶部
233に記憶させる。RGBパラメータはパラメータ適
用装置14により読み出され、画像データ記憶装置11
から読み出されたデジタル画像データに適用されて調整
デジタル画像データが生成される。
【0033】図6、7は、それぞれ第2の実施の形態の
画素抽出処理とパラメータ決定処理の流れを示すフロー
チャートである。画素抽出処理は、まず画素の読み出し
を行ない(ステップS41)、RGBレベルそれぞれに
分解し(ステップS42)、しきい値と比較し(ステッ
プS43)、それぞれについてしきい値を超える画素数
をカウントし(ステップS44)、RGB合計画素数を
得る。RGB合計画素数は高レベルRGB数記憶部22
2に記憶される(ステップS45)。パラメータ決定処
理はRGB合計画素数を比率に換算し(ステップS5
1)、RGB比率に対応するパラメータをRGB比参照
テーブル232から読出し(ステップS52)、RGB
パラメータをRGBパラメータ記憶部233に記憶させ
る(ステップS53)。
【0034】以上本発明の実施の形態について説明した
が、本発明は上記実施の形態に限定されるものではな
く、本発明の要旨の範囲内において適宜変形実施可能で
あることは言うまでもない。
【0035】
【発明の効果】以上のように本発明に係るデジタル画像
のカラーバランス調整方法及び装置によると、高度な知
識を必要とすることなく短時間で自動的に、また撮影さ
れた対象物の色の偏りに拘らず、デジタル画像のカラー
バランスを適切に調整することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明に係るデジタル画像のカラーバ
ランス調整方法の第1の実施の形態を実現する装置の主
要な構成を示すブロック図である。
【図2】図2は、本発明に係るデジタル画像のカラーバ
ランス調整方法の第1の実施の形態の処理の流れを示す
フローチャートである。
【図3】図3は、図2の画素抽出処理の流れを示すフロ
ーチャートである。
【図4】図4は、図2のパラメータ決定処理の流れを示
すフローチャートである。
【図5】図5は、本発明に係るデジタル画像のカラーバ
ランス調整方法の第2の実施の形態を実現する装置の主
要な構成を示すブロック図である。
【図6】図6は、図2の画素抽出処理の流れを示すフロ
ーチャートである。
【図7】図7は、図2のパラメータ決定処理の流れを示
すフローチャートである。
【図8】図8は、カラーバランスの偏った画像のヒスト
グラムであり、x軸はRGBレベル、y軸は画素数を表
わす。
【符号の説明】
11 画像データ記憶装置 12 画素抽出装置 121 輝度変換部 122 輝度レベル記憶部 123 対象画素抽出部 124 対象画素記憶部 13 パラメータ決定装置 131 パラメータ演算部 132 RGB合計レベル記憶部 133 RGB比参照テーブル 134 RGBパラメータ記憶部 14 パラメータ適用装置 15 調整画像データ記憶装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 9/73 H04N 1/40 D 5C082 9/79 9/79 G Fターム(参考) 5B057 AA11 BA30 CA01 CA16 CB01 CB16 CE16 CH01 CH07 CH11 DB06 5C055 AA00 BA06 BA08 EA05 GA00 HA14 5C066 AA01 AA03 AA05 AA11 BA13 CA13 CA17 DD06 EA03 EA15 EC01 FA09 GA01 GA33 GB01 HA01 KA12 KD04 KD06 KE03 KE07 KE16 KM01 KP05 5C077 LL04 LL17 LL18 MM03 MP08 PP32 PP37 PP43 PP48 PP61 PQ08 PQ12 PQ20 PQ22 PQ23 RR13 RR16 SS02 TT02 5C079 HB01 JA02 JA23 LA23 LA31 LC11 MA01 MA04 MA11 NA11 NA18 NA27 PA03 5C082 AA27 BA34 BA39 BB53 CA12 CA85 CB01 CB03 DA26 DA73 MM10

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1つのデジタル画像データを構成する複
    数の画素それぞれについて、予め設定されたしきい値以
    上の輝度を有する画素を抽出する画素抽出過程と、 抽出された画素の数及び/またはRレベル、Gレベル及
    びBレベルからなるRGBレベルに基づいて、Rパラメ
    ータ、Gパラメータ及びBパラメータの値を決定するパ
    ラメータ決定過程と、 前記Rパラメータ、Gパラメータ及びBパラメータを前
    記デジタル画像データを構成する全ての画素のRGBレ
    ベルにそれぞれ適用するパラメータ適用過程とを含むデ
    ジタル画像のカラーバランス調整方法。
  2. 【請求項2】 前記画素抽出過程において、前記輝度は
    各画素ごとのRGBレベルのうちの少なくとも1つに基
    づいて算出される請求項1に記載のデジタル画像のカラ
    ーバランス調整方法。
  3. 【請求項3】 前記画素抽出過程において、前記輝度は
    各画素ごとのRGBレベルで表わされ、前記RGBレベ
    ルのうち少なくともいずれか1つが前記しきい値以上で
    ある画素を抽出する請求項1に記載のデジタル画像のカ
    ラーバランス調整方法。
  4. 【請求項4】 前記画素抽出過程において、前記輝度は
    黒から白まで256レベルのデジタル値で表わされ、前
    記しきい値は190〜194の間である請求項1乃至3
    のいずれかに記載のデジタル画像のカラーバランス調整
    方法。
  5. 【請求項5】 前記しきい値は192である請求項4に
    記載のデジタル画像のカラーバランス調整方法。
  6. 【請求項6】 前記パラメータ決定過程は、前記画素抽
    出過程において抽出された全ての画素のRGBレベルそ
    れぞれの合計であるRレベル合計値、Gレベル合計値及
    びBレベル合計値を算出する合計値算出過程を含む請求
    項1乃至5のいずれかに記載のデジタル画像のカラーバ
    ランス調整方法。
  7. 【請求項7】 前記パラメータ決定過程は、前記RGB
    レベルそれぞれに関して抽出された画素の数を計数し、
    R合計画素数、G合計画素数及びB合計画素数を得る合
    計画素数算出過程を含む請求項3に記載のデジタル画像
    のカラーバランス調整方法。
  8. 【請求項8】 前記パラメータ決定過程は、前記Rレベ
    ル合計値、Gレベル合計値及びBレベル合計値のうち、
    または前記R合計画素数、G合計画素数及びB合計画素
    数のうちの1つを基準としてそれぞれの比率であるR比
    率、G比率及びB比率を計算する比率算出過程を含む請
    求項6または7に記載のデジタル画像のカラーバランス
    調整方法。
  9. 【請求項9】 前記パラメータ決定過程は、前記R比
    率、G比率及びB比率に対応するパラメータの値を、比
    率−パラメータ参照テーブルを参照して、前記Rパラメ
    ータ、Gパラメータ及びBパラメータの値をそれぞれ選
    択するパラメータ選択過程を含む請求項8に記載のデジ
    タル画像のカラーバランス調整方法。
  10. 【請求項10】 前記パラメータ決定過程は、前記R比
    率、G比率及びB比率の逆数であるR逆数、G逆数及び
    B逆数をそれぞれ算出し、算出したR逆数、G逆数及び
    B逆数を所定の数式に代入することより前記Rパラメー
    タ、Gパラメータ及びBパラメータの値をそれぞれ算出
    するパラメータ算出過程を含む請求項6または7に記載
    のデジタル画像のカラーバランス調整方法。
  11. 【請求項11】 前記数式は、下記の数式(1)である
    請求項10に記載のデジタル画像のカラーバランス調整
    方法。 Pr=a+Vr・b Pg=a+Vg・b ・・・(1) Pb=a+Vb・b ここで Pr、Pg、Pb:Rパラメータ、Gパラメータ、Bパ
    ラメータ Vr、Vg、Vb:R逆数、G逆数、B逆数 a:定数、但し0<a<=1.0 b:定数、但し0<b<1.0
  12. 【請求項12】 前記パラメータ決定過程は、 前記R比率、G比率及びB比率に対応するパラメータの
    値を、比率−パラメータ参照テーブルを参照して、前記
    Rパラメータ、Gパラメータ及びBパラメータの値をそ
    れぞれ選択するパラメータ選択過程と、前記R比率、G
    比率及びB比率の逆数であるR逆数、G逆数及びB逆数
    をそれぞれ算出し、算出したR逆数、G逆数及びB逆数
    を所定の数式に代入することより前記Rパラメータ、G
    パラメータ及びBパラメータの値をそれぞれ算出するパ
    ラメータ算出過程とのいずれかを、前記R比率、G比率
    及びB比率の間の差に応じて選択して実行する請求項6
    または7に記載のデジタル画像のカラーバランス調整方
    法。
  13. 【請求項13】 複数の画素から構成されるデジタル画
    像データを記憶した画像データ記憶手段と、 前記画像データ記憶手段に記憶されたデジタル画像デー
    タの複数の各画素ごとの輝度と、予め設定されたしきい
    値とを比較し、前記しきい値以上の輝度を有する画素を
    抽出する画素抽出手段と、 前記画素抽出手段により抽出された画素の数及び/また
    はRレベル、Gレベル及びBレベルからなるRGBレベ
    ルに基づいて、Rパラメータ、Gパラメータ及びBパラ
    メータの値を決定するパラメータ決定手段と、 前記パラメータ決定手段から出力された前記Rパラメー
    タ、Gパラメータ及びBパラメータを、前記画像データ
    記憶手段から出力された前記デジタル画像データを構成
    する全ての画素のRGBレベルそれぞれに適用し、調整
    されたデジタル画像データを出力するパラメータ適用手
    段とを備えたことを特徴とするデジタル画像のカラーバ
    ランス調整装置。
  14. 【請求項14】 前記画素抽出手段は、前記各画素ごと
    の輝度を所定のデジタル値に変換して、デジタル輝度レ
    ベルを得る輝度変換部と、 前記各画素ごとのデジタル輝度レベルを画素座標−輝度
    レベルのテーブルとして記憶する輝度レベル記憶部と、 前記輝度レベル記憶部に記憶された各輝度レベルと、デ
    ジタル値である前記しきい値とを比較し、前記しきい値
    以上の輝度レベルを有する各画素に「1」の値を与え、
    それ以外の各画素に「0」の値を与える対象画素抽出部
    と、 前記対象画素抽出部により与えられた各画素ごとの
    「1」または「0」の値を画素座標−「1」または
    「0」のテーブルとして記憶する対象画素記憶部とから
    なり、 前記パラメータ決定手段は、前記対象画素記憶部に記憶
    されたテーブルを参照して、前記デジタル画像データ記
    憶手段に記憶された前記デジタル画像データから「1」
    を与えられた画素のRGBレベルを取り出して合計し、
    R合計レベル、G合計レベル及びB合計レベルを算出
    し、前記R合計レベル、G合計レベル及びB合計レベル
    のうちの最小値を1としてR比率、G比率及びB比率を
    算出し、前記R比率、G比率及びB比率に基づいてRパ
    ラメータ、Gパラメータ及びBパラメータを決定する請
    求項13に記載のデジタル画像のカラーバランス調整装
    置。
  15. 【請求項15】 前記画素抽出手段は、前記デジタル画
    像データを構成する各画素ごとのRGBレベルそれぞれ
    を前記しきい値と比較して、RGBレベルのうちいずれ
    かのレベルが前記しきい値以上である画素の数をカウン
    トするRGB輝度演算部と、 RGBそれぞれについて、前記RGB輝度演算部により
    カウントされた画素の数を保存する画素数保存部とを含
    み、 前記パラメータ決定手段は、前記画素数保存部に保存さ
    れた各画素の数のうち最少の数を1としてR比率、G比
    率及びB比率を算出し、前記R比率、G比率及びB比率
    に基づいてRパラメータ、Gパラメータ及びBパラメー
    タを決定する請求項13に記載のデジタル画像のカラー
    バランス調整装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008061031A (ja) * 2006-08-31 2008-03-13 Noritsu Koki Co Ltd 画像処理装置
TWI603077B (zh) * 2013-02-22 2017-10-21 Ueno Seiki Co Ltd Map matching device, comparison method and comparison program
CN117975898A (zh) * 2024-01-25 2024-05-03 深圳市富尼数字科技有限公司 一种液晶显示屏控制方法及系统

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