JP2001056732A - 文書作成装置、文書作成方法、およびその方法をコンピュータに実行させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

文書作成装置、文書作成方法、およびその方法をコンピュータに実行させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体

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JP2001056732A
JP2001056732A JP23127899A JP23127899A JP2001056732A JP 2001056732 A JP2001056732 A JP 2001056732A JP 23127899 A JP23127899 A JP 23127899A JP 23127899 A JP23127899 A JP 23127899A JP 2001056732 A JP2001056732 A JP 2001056732A
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line feed
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character
unit
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JP23127899A
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Kiyomi Nishitani
清美 西谷
Kazutomo Yokoyama
千朝 横山
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JustSystems Corp
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JustSystems Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 操作者が直感的かつ簡易な操作によって意図
する処理を実行すること。 【解決手段】 文字列を記憶する記憶部200と、文字
列を画面に表示する表示部201と、表示部201の画
面上の位置を指定する指定部202と、文字列に含まれ
る文字もしくは改行の削除、または改行の置換を指示す
る指示部203と、指定部202により指定された位置
よりも行頭寄りの画面領域に改行が存在するかどうかを
判定する判定部204と、改行が存在しないと判定され
たときは指定部202により指定された位置に存在する
文字または改行を削除する削除部205と、改行が存在
すると判定されたときは当該改行を、算出部207によ
り算出された個数の空白で置換する置換部206と、を
備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、仮名や漢字、英数
字、記号、空白等からなる文字列を記憶し、表示し、か
つ編集する文書作成装置、文書作成方法、およびその方
法をコンピュータに実行させるプログラムを記録したコ
ンピュータ読み取り可能な記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に普及しているワードプロセッサ、
あるいはワードプロセッサとしての機能を有するパーソ
ナルコンピュータ等の文書作成装置は、電圧の高さや磁
気の向きによって0と1との二つの値を区別することが
可能な記憶装置、たとえばメモリやフロッピーディス
ク、ハードディスク等と、記憶装置に記憶された内容を
画面表示するCRTディスプレイ等の表示装置とを備え
ている。
【0003】そして、仮名や漢字、英数字、記号、空白
等が混在する一連の文字列を、個々の文字に対応するビ
ットパターン、たとえば、一般にアスキーコードと呼ば
れている8ビットの文字コードや、シフトJIS漢字コ
ードと呼ばれている16ビットの文字コードによって表
現するビットパターンの列として記憶装置に格納すると
ともに、当該文字列を表示装置により表示する機能を有
している。
【0004】さらに、上記文書作成装置は、記憶装置に
格納された内容を変更する機能を有している。この変更
は、操作者が表示装置に表示されている内容を目視しな
がらおこなうのが一般的である。
【0005】たとえば、「abcdef」という文字列
から文字「c」を削除する場合、操作者はディスプレイ
に表示された文字列「abcdef」の中の、文字
「c」にカーソルをあわせてから、文字の削除を指示す
るための所定のキー(「Delキー」「Deleteキ
ー」等、キーの呼称はキーボードの種類により異なる
が、このような機能を有するキーを以下では総称して
「削除キー」と呼ぶことにする)を押下する。
【0006】文書作成装置は、表示装置上でカーソル位
置に表示されている文字(すなわち「c」)に対応する
文字コードが記憶装置内のどこに格納されているかを求
め、得られたアドレスのデータを消去して、その直後の
アドレスに格納されている「d」「e」「f」のそれぞ
れの文字コードを順に前送りする。
【0007】ところで、記憶装置に記憶される文字列
は、当該文字列を構成する文字のほかに、当該文字列を
表示したり印字したりする際の体裁に関するデータを含
んでいてもよい。その代表的なものは、それが挿入され
ている位置で強制的に改行をおこなう旨を指示する改行
コードである。
【0008】横書きを前提とすると、通常表示装置は画
面の左端から右端に向かって水平方向に文字を並べてゆ
き、右側に新たな文字を表示するだけの十分な画面領域
がなくなったときは、当該文字を表示済みの文字列のす
ぐ下の、画面左端の位置に表示して(すなわち改行をお
こなって)、以後は上記と同様、後続文字を順に右方向
に並べてゆく。
【0009】ただし、文字列に改行コードが含まれてい
るときは、当該改行の直後の文字を表示するのに十分な
領域がまだ行末方向に残っていたとしても、強制的に改
行をおこなう。
【0010】具体例により説明する。図17は、文字列
を格納した記憶装置の内部の状態、図18は、図17の
文字列を表示した表示装置の画面の状態の一例を示す説
明図である。図17において、文字「e」を表す文字コ
ード「1000001010000101」と、文字
「f」を表す文字コード「1000001010000
110」との間には改行コードは挿入されていないが、
文字「e」の右横に文字「f」を表示するだけの十分な
画面領域がないために、図18においては文字「f」は
文字「e」の次行に送られている。
【0011】これに対し、図17において、文字「g」
を表す文字コード「100000101000011
1」と文字「h」を表す文字コード「10000010
10001000」との間には改行コード「00001
10100001010」が挿入されているため、文字
「g」の右横に文字「h」を表示できるだけの十分な画
面領域があるにもかかわらず、図18においては文字
「h」は文字「g」の次行に送られている。
【0012】ここで、図18の画面には、2種類の空白
が表示されている。すなわち、記憶装置内にその空白を
表す文字コードが格納されていることにともなって、表
示装置上にも表示された空白(図18において、文字
「i」と「j」との間、あるいは文字「j」と「k」と
の間に存在する空白)と、記憶装置内に改行コードが格
納されていることにともなって、言い換えれば、改行コ
ードによる強制的な改行にともなって、表示装置上に表
示された空白(図18において、文字「g」と「h」と
の間に存在する空白)とである。以下では両者を区別す
るために、前者を「空白文字」、後者を「改行にともな
う空白」と呼ぶこととする。
【0013】空白文字と改行にともなう空白とを画面上
で区別するには、その空白の左側(すなわち当該空白が
存在する行の行頭方向)の位置で、強制的な改行がおこ
なわれているかどうかを調べる必要がある。行頭方向に
改行が存在しなければ、当該空白は空白文字であり、存
在すれば改行にともなう空白である。
【0014】通常、強制的な改行がおこなわれた位置に
はその事実を示すなんらかの記号(図18においては、
下矢印を矩形で囲んだ記号)が表示されているため、上
記のようにして空白文字と改行にともなう空白とを区別
することができる。
【0015】ただし、表示装置やその表示モードによっ
ては、改行を示す記号が表示されないこともある。たと
えば、このような記号は印刷時には印字されないので、
印刷される紙面のイメージを表示する機能を有した表示
装置では、表示画面は図19のようになる。
【0016】図19に示すように、上記の空白文字と改
行にともなう空白とを区別するには、当該空白の右側
(すなわち、当該空白が存在する行の行末方向)の位置
になんらかの文字が存在するかどうかを調べなければな
らない。文字「j」と「k」との間の空白のように、行
末方向に文字が存在すれば、当該空白は空白文字であ
る。
【0017】もっとも、逆に、文字が存在しなければ当
該空白は改行にともなう空白であるとは限らない。たと
えば、図19に示すように、文字「g」と「h」との間
の空白は改行にともなう空白、文字「i」と「j」との
間の空白は空白文字であるが、画面上でこれらを識別す
ることは不可能である。
【0018】ところで、多くのワードプロセッサやワー
ドプロセッサ機能を備えたパーソナルコンピュータで
は、キーボードカーソル(キーボードの矢印キーにより
移動させるカーソル)やマウスカーソル(マウスにより
移動させるカーソル)は、空白文字の上はもちろん改行
にともなう空白の上にも位置させることができるように
なっている。
【0019】そこでたとえば、図19に示す表示画面に
おいて、文字「i」と「j」との間の空白(これは空白
文字である)の上にカーソルを位置させて削除キーを一
回押下すると、記憶装置に格納された、当該空白に対応
する文字コード「1000000101000000」
が一つ削除される結果、表示画面は図20に示すように
なる。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術においては、図19の画面において文字「g」と
「h」との間の空白の上にカーソルを位置させて同様の
操作をおこなっても、画面の表示状態はまったく変化し
ない。これは、カーソルにより指定されたのが改行にと
もなう空白であって、記憶装置にはそれに対応する文字
コードは格納されておらず、そもそも存在しないデータ
が削除されることもないためである。
【0021】このように上記従来技術においては、画面
上では識別困難、あるいは識別不可能なそれぞれの空白
に対して同様の操作をおこなっても、得られる処理結果
が異なるため、操作者とくに子供や、大人であってもワ
ードプロセッサ等の操作に熟練していない初心者等を当
惑・困惑させてしまうことがあるという問題点があっ
た。
【0022】本発明は上述した従来技術による問題点を
解決するため、操作者が直感的かつ簡易な操作によって
意図する処理を実行することが可能な文書作成装置、文
書作成方法、およびその方法をコンピュータに実行させ
るプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記
録媒体を提供することを目的とする。
【0023】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決し、
目的を達成するため、請求項1の発明にかかる文書作成
装置は、仮名、漢字、英数字、記号、空白等の文字およ
び改行からなる文字列を記憶する記憶手段と、前記記憶
手段により記憶された文字列を画面に表示する表示手段
と、前記表示手段の表示画面上の位置を指定する指定手
段と、前記記憶手段により記憶された文字列に含まれる
文字もしくは改行の削除、または改行の置換を指示する
指示手段と、前記指定手段により指定された位置を含む
行の開始位置から前記指定手段により指定された位置の
直前までの画面領域に改行が存在するかどうかを判定す
る判定手段と、前記判定手段により、前記指定手段によ
り指定された位置を含む行の開始位置から前記指定手段
により指定された位置の直前までの画面領域に改行が存
在しないと判定されたときは、前記記憶手段により記憶
された文字列に含まれる、前記指定手段により指定され
た位置に存在する文字または改行を削除する削除手段
と、前記判定手段により、前記指定手段により指定され
た位置を含む行の開始位置から前記指定手段により指定
された位置の直前までの画面領域に改行が存在すると判
定されたときは、前記記憶手段により記憶された文字列
に含まれる当該改行を一つまたは複数の空白で置換する
置換手段と、を備えたことを特徴とする。
【0024】この請求項1に記載の発明によれば、本来
ならば任意に削除することはできない、改行にともなっ
て生じた行末までの空白を、空白文字と同様に削除する
ことができる。
【0025】また、請求項2に記載の発明にかかる文書
作成装置は、請求項1に記載の発明において、さらに、
前記指定手段により指定された位置を含む行に存在する
改行の直後の位置から当該行の終了位置までの画面領域
に表示することが可能な空白の個数を算出する算出手段
を備え、前記置換手段が、前記記憶手段により記憶され
た文字列に含まれる当該改行を前記算出手段により算出
された個数の空白で置換することを特徴とする。
【0026】この請求項2に記載の発明によれば、本来
ならば任意に削除することはできない、改行にともなっ
て生じた行末までの空白が、あたかも当初から空白文字
であって空白文字と同様に一文字分削除されたかのよう
な表示結果を得ることができる。
【0027】また、請求項3に記載の発明にかかる文書
作成装置は、請求項1に記載の発明において、さらに、
前記指定手段により指定された位置を含む行に存在する
改行の開始位置から前記指定手段により指定された位置
までの画面領域に表示することが可能な空白の個数を算
出する算出手段を備え、前記置換手段が、前記記憶手段
により記憶された文字列に含まれる当該改行を前記算出
手段により算出された個数の空白で置換することを特徴
とする。
【0028】この請求項3に記載の発明によれば、改行
と当該改行にともなう空白によって分断された文字列の
間隔を、簡易な操作で縮小することができる。
【0029】また、請求項4に記載の発明にかかる文書
作成装置は、請求項1に記載の発明において、さらに、
前記指定手段により指定された位置を含む行に存在する
改行の開始位置から前記指定手段により指定された位置
までの画面領域に表示することが可能な空白の個数を算
出する算出手段を備え、前記置換手段が、前記記憶手段
により記憶された文字列に含まれる当該改行を前記算出
手段により算出された個数に所定の個数を加算した個数
の空白で置換することを特徴とする。
【0030】この請求項4に記載の発明によれば、改行
と当該改行にともなう空白によって分断された文字列の
間隔を、誤操作による文字列の削除を回避しながら簡易
な操作で縮小することができる。
【0031】また、請求項5に記載の発明にかかる文書
作成装置は、請求項1〜4のいずれかに記載の発明にお
いて、前記指示手段が、前記指定手段により同一の位置
が指定された状態で同一のキーが所定回数以上押下され
たことをもって、前記記憶手段により記憶された文字列
に含まれる改行の置換を指示することを特徴とする。
【0032】この請求項5に記載の発明によれば、所定
のキーが所定回数以上押下されるまで改行の置換の実行
を待機させることができる。
【0033】また、請求項6に記載の発明にかかる文書
作成装置は、請求項1〜4のいずれかに記載の発明にお
いて、前記指示手段が、前記指定手段により同一の位置
が指定された状態で同一のキーが所定時間以下の間隔で
押下されたことをもって、前記記憶手段により記憶され
た文字列に含まれる改行の置換を指示することを特徴と
する。
【0034】この請求項6に記載の発明によれば、所定
のキーが所定時間以下の間隔で押下されるまで改行の置
換の実行を待機させることができる。
【0035】また、請求項7に記載の発明にかかる文書
作成方法は、仮名、漢字、英数字、記号、空白等の文字
および改行からなる文字列を表示画面に表示する表示工
程と、前記表示画面上の位置を指定する指定工程と、前
記文字列に含まれる文字もしくは改行の削除、または改
行の置換を指示する指示工程と、前記指定工程により指
定された位置を含む行の開始位置から前記指定工程によ
り指定された位置の直前までの画面領域に改行が存在す
るかどうかを判定する判定工程と、前記判定工程によ
り、前記指定工程により指定された位置を含む行の開始
位置から前記指定工程により指定された位置の直前まで
の画面領域に改行が存在しないと判定されたときは、前
記文字列に含まれる、前記指定工程により指定された位
置に存在する文字または改行を削除する削除工程と、前
記判定工程により、前記指定工程により指定された位置
を含む行の開始位置から前記指定工程により指定された
位置の直前までの画面領域に改行が存在すると判定され
たときは、前記文字列に含まれる当該改行を一つまたは
複数の空白で置換する置換工程と、を含んだことを特徴
とする。
【0036】この請求項7に記載の発明によれば、本来
ならば任意に削除することはできない、改行にともなっ
て生じた行末までの空白を、空白文字と同様に削除する
ことができる。
【0037】また、請求項8に記載の発明にかかる文書
作成方法は、請求項7に記載の発明において、さらに、
前記指定工程により指定された位置を含む行に存在する
改行の直後の位置から当該行の終了位置までの画面領域
に表示することが可能な空白の個数を算出する算出工程
を含み、前記置換工程が、前記文字列に含まれる当該改
行を前記算出工程により算出された個数の空白で置換す
ることを特徴とする。
【0038】この請求項8に記載の発明によれば、本来
ならば任意に削除することはできない、改行にともなっ
て生じた行末までの空白が、あたかも当初から空白文字
であって空白文字と同様に一文字分削除されたかのよう
な表示結果を得ることができる。
【0039】また、請求項9に記載の発明にかかる文書
作成方法は、請求項7に記載の発明において、さらに、
前記指定工程により指定された位置を含む行に存在する
改行の開始位置から前記指定工程により指定された位置
までの画面領域に表示することが可能な空白の個数を算
出する算出工程を含み、前記置換工程が、前記文字列に
含まれる当該改行を前記算出工程により算出された個数
の空白で置換することを特徴とする。
【0040】この請求項9に記載の発明によれば、改行
と当該改行にともなう空白によって分断された文字列の
間隔を、簡易な操作で縮小することができる。
【0041】また、請求項10に記載の発明にかかる文
書作成方法は、請求項7に記載の発明において、さら
に、前記指定工程により指定された位置を含む行に存在
する改行の開始位置から前記指定工程により指定された
位置までの画面領域に表示することが可能な空白の個数
を算出する算出工程を含み、前記置換工程が、前記文字
列に含まれる当該改行を前記算出工程により算出された
個数に所定の個数を加算した個数の空白で置換すること
を特徴とする。
【0042】この請求項10に記載の発明によれば、改
行と当該改行にともなう空白によって分断された文字列
の間隔を、誤操作による文字列の削除を回避しながら簡
易な操作で縮小することができる。
【0043】また、請求項11に記載の発明にかかる文
書作成方法は、請求項7〜10のいずれかに記載の発明
において、前記指示工程が、前記指定工程により同一の
位置が指定された状態で同一のキーが所定回数以上押下
されたことをもって、前記文字列に含まれる改行の置換
を指示することを特徴とする。
【0044】この請求項11に記載の発明によれば、所
定のキーが所定回数以上押下されるまで改行の置換の実
行を待機させることができる。
【0045】また、請求項12に記載の発明にかかる文
書作成方法は、請求項7〜10のいずれかに記載の発明
において、前記指示工程が、前記指定工程により同一の
位置が指定された状態で同一のキーが所定時間以下の間
隔で押下されたことをもって、前記文字列に含まれる改
行の置換を指示することを特徴とする。
【0046】この請求項12に記載の発明によれば、所
定のキーが所定時間以下の間隔で押下されるまで改行の
置換の実行を待機させることができる。
【0047】また、請求項13の発明にかかる記録媒体
は、請求項7〜12のいずれかに記載された方法をコン
ピュータに実行させるプログラムを記録したため、これ
によって、請求項7〜12の処理をコンピュータに実行
させることが可能となる。
【0048】
【発明の実施の形態】以下に添付図面を参照して、この
発明にかかる文書作成装置、文書作成方法、およびその
方法をコンピュータに実行させるプログラムを記録した
コンピュータ読み取り可能な記録媒体の好適な実施の形
態を詳細に説明する。
【0049】(実施の形態1)まず、本発明の実施の形
態1による文書作成装置のハードウエア構成について説
明する。図1は、実施の形態1による文書作成装置のハ
ードウエア構成を示すブロック図である。
【0050】図1において、101はシステム全体を制
御するCPUを、102はブートプログラム等を記憶し
たROMを、103はCPU101のワークエリアとし
て使用されるRAMを、104はCPU101の制御に
したがってHD(ハードディスク)105に対するデー
タのリード/ライトを制御するHDD(ハードディスク
ドライブ)を、105はHDD104の制御で書き込ま
れたデータを記憶するHDをそれぞれ示している。
【0051】また、106はCPU101の制御にした
がってFD(フロッピーディスク)107に対するデー
タのリード/ライトを制御するFDD(フロッピーディ
スクドライブ)を、107はFDD106の制御で書き
込まれたデータを記憶する着脱自在のFDをそれぞれ示
している。
【0052】また、108はカーソル、アイコンあるい
はツールボックスをはじめ、文書、画像、機能情報等の
データに関するウインドウを表示するディスプレイを、
109は通信回線110を介してネットワークNETに
接続され、そのネットワークNETと内部とのインタフ
ェースを司るインタフェース(I/F)をそれぞれ示し
ている。
【0053】また、111は文字、数値、各種指示等の
入力のための複数のキーを備えたキーボードを、112
はカーソルの移動や範囲選択、あるいはウインドウの移
動やサイズの変更、アイコンの選択、移動等をおこなう
マウスを、113は画像を光学的に読み取るスキャナ
を、114はウインドウに表示された内容等を印刷する
プリンタを、それぞれ示している。また、100は上記
各部を接続するためのバスを示している。
【0054】つぎに、本発明の実施の形態1による文書
作成装置の機能的構成について説明する。図2は、実施
の形態1による文書作成装置の機能的構成を示すブロッ
ク図である。図2において、実施の形態1による文書作
成装置は、記憶部200と、表示部201と、指定部2
02と、指示部203と、判定部204と、削除部20
5と、置換部206と、算出部207とを含む構成であ
る。
【0055】記憶部200はRAM103上に実現さ
れ、仮名、漢字、英数字、記号、空白等の文字および改
行からなる文字列を記憶する。個々の文字や改行は、当
該文字や改行を表現するものとしてあらかじめ定められ
たビットパターン(たとえば、一般にアスキーコードと
呼ばれている8ビットの文字コードや、シフトJIS漢
字コードと呼ばれている16ビットの文字コード)によ
り表現され、文字列は、当該文字列を構成する個々の文
字等のコードの連続として記憶される。
【0056】なお文字列は、キーボード111をもちい
て記憶部200に直接書き込まれたものであってもよ
く、あるいはあらかじめHD105等に記憶された文字
列を、記憶部200に読み込んだ(コピーした)もので
あってもよい。
【0057】また表示部201は、記憶部200に記憶
された文字列をディスプレイ108に表示する。より詳
細には、まず、記憶部200に記憶された個々の文字コ
ードから、あらかじめ用意された、それら文字コードに
より表現される文字のフォント(字形)を取得する。そ
して、取得した各文字のフォントを表示用のメモリ(一
般にVRAM等と呼ばれる)に順に書き込んでゆき、文
字列の表示イメージを作成する。
【0058】このさい改行については、改行の事実を示
すマークとしてあらかじめ定められた記号(たとえば、
下矢印を矩形で囲んだ記号)を書き込むとともに、当該
改行の直後から当該改行の存在する行の終了位置までに
対応するメモリ領域をクリアする。そして、改行の直後
の文字のフォントを、上記改行記号の直後でなく、当該
改行のつぎの行の開始位置に対応するメモリ領域に書き
込む。このようにして作成された文字列のイメージが、
表示部201の画面上に表示される。
【0059】指定部202は、表示部201の画面上の
位置を指定する。位置の指定は、たとえばマウス112
の移動にともなって移動するマウスポインタを、画面上
の所望の位置に移動させ、その位置でマウスボタンを一
回押下する(クリックする)ことによりおこなう。
【0060】原則的には、マウスボタンの押下位置が、
指定部202により指定された位置となる。ただし、ボ
タンの押下位置が画面に表示されている文字の途中の位
置である場合は、当該文字の開始位置が指定されたもの
とする。カーソルは、指定部202により指定された位
置に表示される。
【0061】指示部203は、記憶部200に記憶され
た文字列に含まれる文字もしくは改行の削除、または改
行の置換を指示する。この指示は、たとえばキーボード
111上の削除キー(「Del」「Delete」等の
文字が刻印されているキー)を押下することによりおこ
なう。文字もしくは改行の削除であるか、または改行の
置換であるかは、後述のように判定部204における判
定結果によって異なる。
【0062】判定部204は、指定部202により指定
された位置を含む行の開始位置から指定部202により
指定された位置の直前までの画面領域に改行が存在する
かどうかを判定する。すなわち、当該画面領域に対応す
る記憶部200の記憶領域に、改行コードが記憶されて
いるかどうかを判定する。
【0063】削除部205は、判定部204により改行
が存在しないと判定された場合に、指定部202により
指定された位置に存在する文字または改行を記憶部20
0から削除する。置換部206は、判定部204により
改行が存在すると判定された場合に、当該改行を一つま
たは複数の空白で置換する。
【0064】算出部207は、当該置換の際に改行を置
き換える空白の個数を算出する。具体的な個数として
は、たとえば置換対象となる改行の直後の位置から当該
改行の存在する行の終了位置までの画面領域に表示可能
な空白の個数とすること、あるいは置換対象となる改行
の開始位置から指定部202により指定された位置まで
の画面領域に表示可能な空白の個数とすることが考えら
れる。
【0065】なお、記憶部200、表示部201、指定
部202、指示部203、判定部204、削除部20
5、置換部206および算出部207は、それぞれRO
M102、RAM103またはハードディスク105、
フロッピーディスク107等の記録媒体に記録されたプ
ログラムに記載された命令にしたがってCPU101等
が命令処理を実行することにより、各部の機能を実現す
るものである。
【0066】つぎに、実施の形態1による文書作成装置
の処理の流れについて説明する。図3は、実施の形態1
による文書作成装置の一連の動作を示すフローチャート
である。図3のフローチャートにおいて、まず、ステッ
プS301で所定のビットパターンにより表現された文
字列を記憶部200に格納し、続くステップS302
で、記憶部200に記憶された文字列を表示部201に
より表示する。
【0067】ステップS303において、指示部203
によって、記憶部200に記憶された文字もしくは改行
を削除し、または改行を置換すべき旨の指示が入力され
るのを待つ。具体的には、キーボード111の削除キー
が押下されるのを待つ。そして削除キーが押下されたと
きは(ステップS303肯定)、ステップS304に移
行し、なんらのキーも押下されないかなんらかのキーが
押下されたが削除キーではないときは(ステップS30
3否定)、本フローチャートによる処理を終了する。
【0068】ステップS304において、指定部202
により指定された位置を含む行の開始位置から、指定部
202により指定された位置の直前までの画面領域、言
い換えれば指定部202による指定位置よりも行頭寄り
の画面領域に、改行が存在するかどうかを判定する。そ
して当該画面領域に改行が存在しないときは(ステップ
S304否定)、ステップS305に移行し、改行が存
在するときは(ステップS304肯定)、ステップS3
06に移行する。
【0069】ステップS305において、指定部202
により指定された位置に存在する文字または改行を、記
憶部200から削除する。そしてステップS302に移
行し、ステップS305において変更された記憶部20
0の文字列を、表示部201により表示する。
【0070】またステップS306において、算出部2
07により、改行を置換する空白の個数を算出する。そ
してステップS307において、ステップS304で発
見された改行を、ステップS306で算出された個数の
空白で置き換える。このようにして変更された記憶部2
00の文字列を、ステップS302に移行して表示部2
01により表示する。
【0071】実施の形態1による文書作成装置の処理の
詳細を、具体例によって説明する。図4は、文字列を格
納した記憶部200の内部の状態の一例を示す説明図で
ある。文字列を構成する各文字はシフトJIS漢字コー
ドにより表現されている。また、図5は、図4の文字列
を表示した表示部201の画面の状態の一例を示す説明
図である。
【0072】図5の表示画面において、いまマウスが矢
印Aにより差し示される位置に移動され、その位置でマ
ウスボタンが押下されたものとする。この場合、ボタン
の押下位置は空白文字の途中の位置であるため、当該空
白文字の開始位置が指定部202により指定された位置
となる。この状態で、キーボード111の削除キーが押
下された、すなわち指示部203により文字もしくは改
行の削除、または改行の置換が指示されたとする。
【0073】判定部204は、指定部202により指定
された位置を含む行の開始位置、すなわちこの例では1
行目の文字「あ」の開始位置から、当該指定位置の直前
の位置、すなわち文字「い」の終了位置までの画面領域
に、改行が存在するかどうかを判断する。この例では、
改行は存在しないと判定する。
【0074】削除部205は、判定部204による判定
を受けて、指定部202により指定された位置に存在す
る文字または改行、すなわちこの例では文字「い」と文
字「う」との間の空白を記憶部200から削除する。よ
り正確には、当該空白文字に対応して記憶された文字コ
ード(図4によれば「100000010100000
0」)を、図4に示す記憶部200から削除する。
【0075】図6は上記処理の直後の記憶部200の内
部の状態を示す説明図である。また、図7は、同じく上
記処理の直後の表示部201の画面の状態を示す説明図
である。
【0076】また、上記図5の表示画面において、マウ
スボタンが矢印Bにより示される位置で押下され、その
状態でキーボード111の削除キーが押下されたとす
る。この場合も同様に、判定部204は指定位置の直前
の位置から指定位置を含む行の開始位置にさかのぼって
(すなわち、指定位置から行頭方向にさかのぼって)改
行の有無を判断する。この例では、改行が存在すると判
定する。
【0077】置換部206は、判定部204による判定
を受けて、記憶部200に記憶された文字列に含まれる
当該改行を一つまたは複数の空白文字で置き換える。置
換する空白の個数は、あらかじめ何個というように固定
的に定めておいてもよいが、実施の形態1では下記に説
明する算出部207により算出された個数とする。
【0078】算出部207は、判定部204により発見
された行頭方向の改行を置換部206が一つまたは複数
の空白文字で置換する際の、当該空白の個数を算出す
る。この個数の算出方法としてはいくつかのものが考え
られる。
【0079】たとえば算出部207は、置換対象である
改行の直後の位置から、当該改行の存在する行の終了位
置までの画面領域に表示することが可能な空白文字の個
数を算出する。図5の表示画面においては、1行目5文
字目の改行(これが判定部204により発見され、置換
部206によって空白文字に置換される改行である)の
直後から1行目の行末までの画面領域に表示することが
可能な空白文字は、最大3個である。そこで1行目5文
字目の改行を、3個の空白文字で置換する。
【0080】図8は上記処理の直後の記憶部200の内
部の状態を示す説明図である。また、図9は、同じく上
記処理の直後の表示部201の画面の状態を示す説明図
である。
【0081】なお、図9では図示を省略しているが、こ
のときカーソルは、図5において矢印Bにより示されて
いた位置ではなく、その位置に図9の時点で表示された
文字の開始位置、すなわち、1行目7文字目の空白の開
始位置に表示する。この状態で操作者が削除キーを一回
押下したときの画面の状態を図10に示す。図10にお
いては、1行目7文字目(すなわちカーソル位置)の空
白文字が一つ削除されている。このようにして操作者
は、置換部206により挿入された空白文字を、通常の
文字と同様に削除することができる。
【0082】通常、改行よりも行末寄りの位置(たとえ
ば、図5において矢印Bにより示される位置)にカーソ
ルを移動して削除キーを押下する操作者は、そこに存在
する空白を削除して(実際にはそれは改行にともなう空
白であり、空白文字のように削除キーで削除することは
不可能なのであるが)、次行の後続文字列を前に詰める
ことを意図していると考えられる。
【0083】そこで、上記のように改行を行末から一文
字前までの空白文字で置換する、言い換えれば、改行を
削除して行末から一文字前の位置まで空白文字を挿入
し、あたかも指定位置に存在する空白文字が一つ削除さ
れたように見せることで、操作者の意図に沿った、より
使いやすいユーザーインタフェースを提供することがで
きる。
【0084】さらに、空白文字を指定してその削除を指
示した場合(図5において、矢印Aで示される位置を指
定して削除キーを押下した場合)と、改行にともなう空
白を指定してその削除を指示した場合(図5において、
矢印Bで示される位置を指定して削除キーを押下した場
合)との、いずれの場合においても、空白の後ろの文字
列が一つ前送りされ、空白により分断された文字列の間
隔が詰められるという同じ結果が得られ、これにより統
一感のある、より使いやすいユーザーインタフェースを
提供することができる。
【0085】なお、改行に代えて挿入する空白の個数
を、置換対象である改行の開始位置から、指定部202
により指定された位置までの画面領域に表示することが
可能な空白文字の個数とするようにしてもよい。図5の
表示画面においては、1行目5文字目の改行の開始位置
から矢印Bにより示される位置までの画面領域に表示す
ることが可能な空白文字は、最大2個である。そこで1
行目5文字目の改行を、2個の空白文字で置換する。
【0086】図11は上記処理の直後の記憶部200の
内部の状態を示す説明図である。また、図12は、同じ
く上記処理の直後の表示部201の画面の状態を示す説
明図である。図12に示すように、1行目5文字目に空
白1201が、また、6文字目に空白1202が挿入さ
れている。
【0087】このようにする理由は、操作者によって
は、ちょうどその位置まで後続文字列を詰める意図をも
って改行よりも行末寄りの位置を指定し、削除キーを連
続的に押下することがあるためである。
【0088】すなわち、仮に図5の1行目の改行以降の
空白が改行にともなう空白でなく複数の空白文字であっ
たとすると、先にマウスカーソルの位置を定めてから削
除キーを連続的に押下することにより、キーボード11
1の操作の途中で手をマウス112に移動させることな
く、空白文字の後ろの文字列をカーソル位置まで詰める
ことができるので、改行にともなう空白についても、誤
って同様の操作をおこなう操作者があるためである。
【0089】上記のように改行を指定位置までの空白文
字で置換することで、空白の後ろに続く文字列をカーソ
ル位置まで詰める処理が、簡易な操作によって実現され
るので、文書作成の作業効率が向上する。
【0090】ただし上記のようにすると、操作者によっ
ては勢い余って削除キーを必要回数以上に押しすぎてし
まい、後続文字列の一部を誤って削除してしまう可能性
がある。
【0091】そこで改行に代える空白文字の個数は、当
該改行の開始位置から指定部202により指定された位
置までの画面領域に表示することが可能な空白文字の個
数に、若干の余裕、たとえば2個を足し合わせた個数と
するようにしてもよい。図5の表示画面においては、1
行目5文字目の改行の開始位置から矢印Bにより示され
る位置までの画面領域に表示することが可能な空白文字
は、最大2個であるので、これに2を足し合わせた合計
四個の空白文字で当該改行を置換することとなる。
【0092】図13は上記処理の直後の記憶部200の
内部の状態を示す説明図である。また、図14は、同じ
く上記処理の直後の表示部201の画面の状態を示す説
明図である。
【0093】上記のようにすることで、空白の後ろに続
く文字列をカーソル位置まで詰める処理が、誤操作によ
る文字列の削除を回避しながら簡易な操作によって実現
されるので、文書作成の作業効率が向上する。
【0094】以上説明したように、実施の形態1によれ
ば、改行よりも行末寄りの位置を指定して空白の削除が
指示された場合も、改行を削除して行末の一文字前まで
空白文字を挿入し、あたかも改行以降の空白が当初から
空白文字であって、当然に空白文字と同様に削除された
かのように見せることで、より操作者の意図に沿った、
使いやすいユーザーインタフェースを提供することが可
能である。
【0095】また、改行を削除して指定された位置、ま
たはその付近にまで空白文字を挿入することで、空白を
削除してその前後の文字列の間隔を詰めたいという操作
者の意図を、簡易な操作で実現し、これにより文書作成
の作業効率を向上させることが可能である。
【0096】(実施の形態2)さて、上述した実施の形
態1にあっては、キーボード111の削除キーが一回押
下されただけで文字もしくは改行の削除、または改行の
置換をおこなうようにしたが、以下に説明する実施の形
態2のように、少なくとも改行の置換については、削除
キーが所定回数以上または所定時間以下の間隔(言い換
えれば、所定速度以上)で押下されてはじめて上記処理
をおこなうようにしてもよい。
【0097】改行よりも行末寄りの位置にカーソルが存
在する状態で削除キーが押下された場合に、改行を空白
文字で置換することは、本発明に特徴的なユーザーイン
タフェースであるので、従来技術によるユーザーインタ
フェースに慣れた操作者にとっては、予期せぬ処理結果
となってしまう可能性がある。
【0098】そこで、改行よりも行頭寄りの位置が指定
された場合は、削除キーが一回押下されたのみで当該指
定位置の文字等を削除する(これは従来技術においても
一般的なユーザーインタフェースである)が、改行より
も行末寄りの位置が指定された場合は、削除キーが一回
押下されたのみでは、従来技術と同様なんらの処理もお
こなわないようにする。
【0099】このようにしても、意図する処理結果が得
られないときは同様の操作を繰り返すのが操作者心理で
あるので、操作者が改行にともなう空白の削除を意図し
ているときは、通常削除キーが何度も押下され、結果と
して空白による改行の置換がおこなわれることになる。
【0100】改行よりも行末寄りの位置で削除キーが連
続的に押下されたという事実があれば、操作者の意図は
当該改行にともなう空白の削除である可能性がきわめて
高いので、このような場合に限って改行の代わりに空白
を挿入することで、操作者の予期しない処理がおこなわ
れるのを防ぐことができる。
【0101】実施の形態2による文書作成装置のハード
ウエア構成は、図1に示した実施の形態1のハードウエ
ア構成と同様であるので説明を省略する。
【0102】図15は、実施の形態2による文書作成装
置の機能的構成を示す機能ブロック図である。図15に
おいて、記憶部1500、表示部1501、指定部15
02、判定部1504、削除部1505、置換部150
6および算出部1507は、それぞれ図2の記憶部20
0、表示部201、指定部202、判定部204、削除
部205、置換部206および算出部207と同様であ
るので説明を省略する。
【0103】実施の形態2による指示部1503は、計
測部1503aおよびフラグ1503bを備えている。
計測部1503aは、キーボード111の削除キーが連
続的に押下された回数およびその間隔(速度)を計測す
る。
【0104】計測部1503aは、具体的には、削除キ
ーが押下されるたびに一つずつインクリメントされ、削
除キー以外のキーが押下されたときにゼロにリセットさ
れるカウンタと、削除キーが押下されるたびにスタート
し、つぎになんらかのキーが押下されたときにストップ
しゼロにリセットされる(つぎに押下されたのも削除キ
ーであるときは、リセットの後再度スタートする)タイ
マと、から構成される。
【0105】指示部1503は、計測部1503aによ
り計測された回数があらかじめ定められた回数(たとえ
ば3回)以上であるか、あるいは間隔があらかじめ定め
られた時間(たとえば0.3秒)以下であるかを判定す
る。そして、回数または間隔のいずれかの条件が満たさ
れるとき、あるいは回数および間隔のいずれの条件も満
たされるときに、フラグ1503bを1にセットする。
【0106】なお、記憶部1500、表示部1501、
指定部1502、指示部1503、判定部1504、削
除部1505、置換部1506および算出部1507
は、それぞれROM102、RAM103またはハード
ディスク105、フロッピーディスク107等の記録媒
体に記録されたプログラムに記載された命令にしたがっ
てCPU101等が命令処理を実行することにより、各
部の機能を実現するものである。
【0107】つぎに、実施の形態2による文書作成装置
の処理の流れについて説明する。図16は、実施の形態
2による文書作成装置の一連の動作を示すフローチャー
トである。図16において、ステップS1601からス
テップS1605までは、図3のステップS301から
ステップS305までと、またステップS1607およ
びステップS1608は、図3のステップS306およ
びステップS307と、それぞれ同様であるので説明を
省略する。
【0108】ステップS1606において、指示部15
03のフラグ1503bが1にセットされているかどう
かを判定する。そして、フラグ1503bが1にセット
されているとき(ステップS1606肯定)は、ステッ
プS1607に移行して改行を空白で置換し、フラグ1
503bが1にセットされていないとき(ステップS1
606否定)は、そのまま本フローチャートによる処理
を終了する。
【0109】以上説明したように、実施の形態2によれ
ば、削除キーを所定回数以上、あるいは所定時間以下の
間隔で押下したときにはじめて、空白文字による改行の
置換がおこなわれるので、従来技術に慣れた操作者に
も、違和感なくかつ使いやすいユーザーインタフェース
を提供することができる。
【0110】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
発明にかかる文書作成装置は、記憶手段が仮名、漢字、
英数字、記号、空白等の文字および改行からなる文字列
を記憶し、表示手段が前記記憶手段により記憶された文
字列を画面に表示し、指定手段が前記表示手段の画面上
の位置を指定し、指示手段が前記記憶手段により記憶さ
れた文字列に含まれる文字もしくは改行の削除、または
改行の置換を指示し、判定手段が前記指定手段により指
定された位置を含む行の開始位置から前記指定手段によ
り指定された位置の直前までの画面領域に改行が存在す
るかどうかを判定し、削除手段が前記判定手段により、
前記指定手段により指定された位置を含む行の開始位置
から前記指定手段により指定された位置の直前までの画
面領域に改行が存在しないと判定されたときに、前記記
憶手段により記憶された文字列に含まれる、前記指定手
段により指定された位置に存在する文字または改行を削
除し、置換手段が前記判定手段により、前記指定手段に
より指定された位置を含む行の開始位置から前記指定手
段により指定された位置の直前までの画面領域に改行が
存在すると判定されたときに、前記記憶手段により記憶
された文字列に含まれる当該改行を一つまたは複数の空
白で置換する。
【0111】このため、本来ならば任意に削除すること
はできない、改行にともなって生じた行末までの空白
を、空白文字と同様に削除することができ、これによっ
て、操作者が直感的な操作によって意図する処理を実行
することが可能な文書作成装置が得られるという効果を
有する。
【0112】また、請求項2に記載の発明にかかる文書
作成装置は、請求項1に記載の発明において、さらに、
算出手段が前記指定手段により指定された位置を含む行
に存在する改行の直後の位置から当該行の終了位置まで
の画面領域に表示することが可能な空白の個数を算出
し、前記置換手段が、前記記憶手段により記憶された文
字列に含まれる当該改行を前記算出手段により算出され
た個数の空白で置換するため、本来ならば任意に削除す
ることはできない、改行にともなって生じた行末までの
空白が、あたかも当初から空白文字であって空白文字と
同様に一文字分削除されたかのような表示結果が得ら
れ、これによって、操作者が直感的な操作によって意図
する処理を実行することが可能な文書作成装置が得られ
るという効果を有する。
【0113】また、請求項3に記載の発明にかかる文書
作成装置は、請求項1に記載の発明において、さらに、
算出手段が前記指定手段により指定された位置を含む行
に存在する改行の開始位置から前記指定手段により指定
された位置までの画面領域に表示することが可能な空白
の個数を算出し、前記置換手段が、前記記憶手段により
記憶された文字列に含まれる当該改行を前記算出手段に
より算出された個数の空白で置換するため、改行と当該
改行にともなう空白によって分断された文字列の間隔
を、簡易な操作で縮小することができ、これによって、
操作者が簡易な操作によって意図する処理を実行するこ
とが可能な文書作成装置が得られるという効果を有す
る。
【0114】また、請求項4に記載の発明にかかる文書
作成装置は、請求項1に記載の発明において、さらに、
算出手段が前記指定手段により指定された位置を含む行
に存在する改行の開始位置から前記指定手段により指定
された位置までの画面領域に表示することが可能な空白
の個数を算出し、前記置換手段が、前記記憶手段により
記憶された文字列に含まれる当該改行を前記算出手段に
より算出された個数に所定の個数を加算した個数の空白
で置換するため、改行と当該改行にともなう空白によっ
て分断された文字列の間隔を、誤操作による文字列の削
除を回避しながら簡易な操作で縮小することができ、こ
れによって、操作者が簡易な操作によって意図する処理
を実行することが可能な文書作成装置が得られるという
効果を有する。
【0115】また、請求項5に記載の発明にかかる文書
作成装置は、請求項1〜4のいずれかに記載の発明にお
いて、前記指示手段が、前記指定手段により同一の位置
が指定された状態で同一のキーが所定回数以上押下され
たことをもって、前記記憶手段により記憶された文字列
に含まれる改行の置換を指示するため、所定のキーが所
定回数以上押下されるまで改行の置換の実行を待機させ
ることができ、これによって、操作者の意図しない処理
が実行されるのを防止することが可能な文書作成装置が
得られるという効果を有する。
【0116】また、請求項6に記載の発明にかかる文書
作成装置は、請求項1〜4のいずれかに記載の発明にお
いて、前記指示手段は、前記指定手段により同一の位置
が指定された状態で同一のキーが所定時間以下の間隔で
押下されたことをもって、前記記憶手段により記憶され
た文字列に含まれる改行の置換を指示するため、所定の
キーが所定時間以下の間隔で押下されるまで改行の置換
の実行を待機させることができ、これによって、操作者
の意図しない処理が実行されるのを防止することが可能
な文書作成装置が得られるという効果を有する。
【0117】また、請求項7に記載の発明にかかる文書
作成方法は、表示工程が仮名、漢字、英数字、記号、空
白等の文字および改行からなる文字列を画面に表示し、
指定工程が前記画面上の位置を指定し、指示工程が前記
文字列に含まれる文字もしくは改行の削除、または改行
の置換を指示し、判定工程が前記指定工程により指定さ
れた位置を含む行の開始位置から前記指定工程により指
定された位置の直前までの画面領域に改行が存在するか
どうかを判定し、削除工程が前記判定工程により、前記
指定工程により指定された位置を含む行の開始位置から
前記指定工程により指定された位置の直前までの画面領
域に改行が存在しないと判定されたときに、前記文字列
に含まれる、前記指定工程により指定された位置に存在
する文字または改行を削除し、置換工程が前記判定工程
により、前記指定工程により指定された位置を含む行の
開始位置から前記指定工程により指定された位置の直前
までの画面領域に改行が存在すると判定されたときに、
前記文字列に含まれる当該改行を一つまたは複数の空白
で置換する。
【0118】このため、本来ならば任意に削除すること
はできない、改行にともなって生じた行末までの空白
を、空白文字と同様に削除することができ、これによっ
て、操作者が直感的な操作によって意図する処理を実行
することが可能な文書作成方法が得られるという効果を
有する。
【0119】また、請求項8に記載の発明にかかる文書
作成方法は、請求項7に記載の発明において、さらに、
算出工程が前記指定工程により指定された位置を含む行
に存在する改行の直後の位置から当該行の終了位置まで
の画面領域に表示することが可能な空白の個数を算出
し、前記置換工程が、前記文字列に含まれる当該改行を
前記算出工程により算出された個数の空白で置換するた
め、本来ならば任意に削除することはできない、改行に
ともなって生じた行末までの空白が、あたかも当初から
空白文字であって空白文字と同様に一文字分削除された
かのような表示結果が得られ、これによって、操作者が
直感的な操作によって意図する処理を実行することが可
能な文書作成方法が得られるという効果を有する。
【0120】また、請求項9に記載の発明にかかる文書
作成方法は、請求項7に記載の発明において、さらに、
算出工程が前記指定工程により指定された位置を含む行
に存在する改行の開始位置から前記指定工程により指定
された位置までの画面領域に表示することが可能な空白
の個数を算出し、前記置換工程が、前記文字列に含まれ
る当該改行を前記算出工程により算出された個数の空白
で置換するため、改行と当該改行にともなう空白によっ
て分断された文字列の間隔を、簡易な操作で縮小するこ
とができ、これによって、操作者が簡易な操作によって
意図する処理を実行することが可能な文書作成方法が得
られるという効果を有する。
【0121】また、請求項10に記載の発明にかかる文
書作成方法は、請求項7に記載の発明において、さら
に、算出工程が前記指定工程により指定された位置を含
む行に存在する改行の開始位置から前記指定工程により
指定された位置までの画面領域に表示することが可能な
空白の個数を算出し、前記置換工程が、前記文字列に含
まれる当該改行を前記算出工程により算出された個数に
所定の個数を加算した個数の空白で置換するため、改行
と当該改行にともなう空白によって分断された文字列の
間隔を、誤操作による文字列の削除を回避しながら簡易
な操作で縮小することができ、これによって、操作者が
簡易な操作によって意図する処理を実行することが可能
な文書作成方法が得られるという効果を有する。
【0122】また、請求項11に記載の発明にかかる文
書作成方法は、請求項7〜10のいずれかに記載の発明
において、前記指示工程が、前記指定工程により同一の
位置が指定された状態で同一のキーが所定回数以上押下
されたことをもって、前記文字列に含まれる改行の置換
を指示するため、所定のキーが所定回数以上押下される
まで改行の置換の実行を待機させることができ、これに
よって、操作者の意図しない処理が実行されるのを防止
することが可能な文書作成方法が得られるという効果を
有する。
【0123】また、請求項12に記載の発明にかかる文
書作成方法は、請求項7〜10のいずれかに記載の発明
において、前記指示工程が、前記指定工程により同一の
位置が指定された状態で同一のキーが所定時間以下の間
隔で押下されたことをもって、前記文字列に含まれる改
行の置換を指示するため、所定のキーが所定時間以下の
間隔で押下されるまで改行の置換の実行を待機させるこ
とができ、これによって、操作者の意図しない処理が実
行されるのを防止することが可能な文書作成方法が得ら
れるという効果を有する。
【0124】また、請求項13に記載の発明にかかる記
録媒体は、請求項7〜12のいずれかに記載された方法
をコンピュータに実行させるプログラムを記録したた
め、これによって、請求項7〜12の処理をコンピュー
タに実行させることが可能となるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1による文書作成装置のハ
ードウエア構成を示すブロック図である。
【図2】実施の形態1による文書作成装置の機能的構成
を示すブロック図である。
【図3】実施の形態1による文書作成装置の一連の動作
を示すフローチャートである。
【図4】文字列を格納した記憶部200の内部の状態の
一例を示す説明図である。
【図5】図4の文字列を表示した表示部201の画面の
状態の一例を示す説明図である。
【図6】記憶部200の内部の状態の別の一例を示す説
明図である。
【図7】表示部201の画面の状態の別の一例を示す説
明図である。
【図8】記憶部200の内部の状態の別の一例を示す説
明図である。
【図9】表示部201の画面の状態の別の一例を示す説
明図である。
【図10】表示部201の画面の状態の別の一例を示す
説明図である。
【図11】記憶部200の内部の状態の別の一例を示す
説明図である。
【図12】表示部201の画面の状態の別の一例を示す
説明図である。
【図13】記憶部200の内部の状態の別の一例を示す
説明図である。
【図14】表示部201の画面の状態の別の一例を示す
説明図である。
【図15】実施の形態2による文書作成装置の機能的構
成を示すブロック図である。
【図16】実施の形態2による文書作成装置の一連の動
作を示すフローチャートである。
【図17】従来技術による、文字列を格納した記憶装置
の内部の状態の一例を示す説明図である。
【図18】従来技術による、図17の文字列を表示した
表示装置の画面の状態の一例を示す説明図である。
【図19】従来技術による、図17の文字列を表示した
表示装置の画面の状態の別の一例を示す説明図である。
【図20】従来技術による、図17の文字列を表示した
表示装置の画面の状態の別の一例を示す説明図である。
【符号の説明】
100 バス 101 CPU 102 ROM 103 RAM 104 HDD 105 HD 106 FDD 107 FD 108 ディスプレイ 109 I/F 110 通信回線 111 キーボード 112 マウス 113 スキャナ 114 プリンタ 200,1500 記憶部 201,1501 表示部 202,1502 指定部 203,1503 指示部 204,1504 判定部 205,1505 削除部 206,1506 置換部 207,1507 算出部 1503a 計測部 1503b フラグ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B020 AA15 AA17 BB10 CC12 FF13 HH21 5E501 AA14 AC34 AC37 BA05 CB02 EA12 EB17 EB19 FA02 FA13

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 仮名、漢字、英数字、記号、空白等の文
    字および改行からなる文字列を記憶する記憶手段と、 前記記憶手段よりに記憶された文字列を表示画面に表示
    する表示手段と、 前記表示画面上の位置を指定する指定手段と、 前記記憶手段により記憶された文字列に含まれる文字も
    しくは改行の削除、または改行の置換を指示する指示手
    段と、 前記指定手段により指定された位置を含む行の開始位置
    から前記指定手段により指定された位置の直前までの表
    示画面の表示領域に改行が存在するかどうかを判定する
    判定手段と、 前記判定手段により、前記指定手段により指定された位
    置を含む行の開始位置から前記指定手段により指定され
    た位置の直前までの画面領域に改行が存在しないと判定
    されたときは、前記記憶手段により記憶された文字列に
    含まれる、前記指定手段により指定された位置に存在す
    る文字または改行を削除する削除手段と、 前記判定手段により、前記指定手段により指定された位
    置を含む行の開始位置から前記指定手段により指定され
    た位置の直前までの前記表示領域に改行が存在すると判
    定されたときは、前記記憶手段により記憶された文字列
    に含まれる当該改行を一つまたは複数の空白で置換する
    置換手段と、 を備えたことを特徴とする文書作成装置。
  2. 【請求項2】 さらに、前記指定手段により指定された
    位置を含む行に存在する改行の直後の位置から当該行の
    終了位置までの画面領域に表示することが可能な空白の
    個数を算出する算出手段を備え、 前記置換手段は、前記記憶手段により記憶された文字列
    に含まれる当該改行を前記算出手段により算出された個
    数の空白で置換することを特徴とする請求項1に記載の
    文書作成装置。
  3. 【請求項3】 さらに、前記指定手段により指定された
    位置を含む行に存在する改行の開始位置から前記指定手
    段により指定された位置までの画面領域に表示すること
    が可能な空白の個数を算出する算出手段を備え、 前記置換手段は、前記記憶手段により記憶された文字列
    に含まれる当該改行を前記算出手段により算出された個
    数の空白で置換することを特徴とする請求項1に記載の
    文書作成装置。
  4. 【請求項4】 さらに、前記指定手段により指定された
    位置を含む行に存在する改行の開始位置から前記指定手
    段により指定された位置までの画面領域に表示すること
    が可能な空白の個数を算出する算出手段を備え、 前記置換手段は、前記記憶手段により記憶された文字列
    に含まれる当該改行を前記算出手段により算出された個
    数に所定の個数を加算した個数の空白で置換することを
    特徴とする請求項1に記載の文書作成装置。
  5. 【請求項5】 前記指示手段は、前記指定手段により同
    一の位置が指定された状態で同一のキーが所定回数以上
    押下されたことをもって、前記記憶手段により記憶され
    た文字列に含まれる改行の置換を指示することを特徴と
    する請求項1〜4のいずれか一つに記載の文書作成装
    置。
  6. 【請求項6】 前記指示手段は、前記指定手段により同
    一の位置が指定された状態で同一のキーが所定時間以下
    の間隔で押下されたことをもって、前記記憶手段により
    記憶された文字列に含まれる改行の置換を指示すること
    を特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載の文書
    作成装置。
  7. 【請求項7】 仮名、漢字、英数字、記号、空白等の文
    字および改行からなる文字列を表示画面に表示する表示
    工程と、 前記表示画面上の位置を指定する指定工程と、 前記文字列に含まれる文字もしくは改行の削除、または
    改行の置換を指示する指示工程と、 前記指定工程により指定された位置を含む行の開始位置
    から前記指定工程により指定された位置の直前までの画
    面領域に改行が存在するかどうかを判定する判定工程
    と、 前記判定工程により、前記指定工程により指定された位
    置を含む行の開始位置から前記指定工程により指定され
    た位置の直前までの画面領域に改行が存在しないと判定
    されたときは、前記文字列に含まれる、前記指定工程に
    より指定された位置に存在する文字または改行を削除す
    る削除工程と、 前記判定工程により、前記指定工程により指定された位
    置を含む行の開始位置から前記指定工程により指定され
    た位置の直前までの画面領域に改行が存在すると判定さ
    れたときは、前記文字列に含まれる当該改行を一つまた
    は複数の空白で置換する置換工程と、 を含んだことを特徴とする文書作成方法。
  8. 【請求項8】 さらに、前記指定工程により指定された
    位置を含む行に存在する改行の直後の位置から当該行の
    終了位置までの画面領域に表示することが可能な空白の
    個数を算出する算出工程を含み、 前記置換工程は、前記文字列に含まれる当該改行を前記
    算出工程により算出された個数の空白で置換することを
    特徴とする請求項7に記載の文書作成方法。
  9. 【請求項9】 さらに、前記指定工程により指定された
    位置を含む行に存在する改行の開始位置から前記指定工
    程により指定された位置までの画面領域に表示すること
    が可能な空白の個数を算出する算出工程を含み、 前記置換工程は、前記文字列に含まれる当該改行を前記
    算出工程により算出された個数の空白で置換することを
    特徴とする請求項7に記載の文書作成方法。
  10. 【請求項10】 さらに、前記指定工程により指定され
    た位置を含む行に存在する改行の開始位置から前記指定
    工程により指定された位置までの画面領域に表示するこ
    とが可能な空白の個数を算出する算出工程を含み、 前記置換工程は、前記文字列に含まれる当該改行を前記
    算出工程により算出された個数に所定の個数を加算した
    個数の空白で置換することを特徴とする請求項7に記載
    の文書作成方法。
  11. 【請求項11】 前記指示工程は、前記指定工程により
    同一の位置が指定された状態で同一のキーが所定回数以
    上押下されたことをもって、前記文字列に含まれる改行
    の置換を指示することを特徴とする請求項7〜10のい
    ずれか一つに記載の文書作成方法。
  12. 【請求項12】 前記指示工程は、前記指定工程により
    同一の位置が指定された状態で同一のキーが所定時間以
    下の間隔で押下されたことをもって、前記文字列に含ま
    れる改行の置換を指示することを特徴とする請求項7〜
    10のいずれかに記載の文書作成方法。
  13. 【請求項13】 前記請求項7〜12のいずれか一つに
    記載された方法をコンピュータに実行させるプログラム
    を記録したことを特徴とするコンピュータ読み取り可能
    な記録媒体。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009059380A (ja) * 2008-10-24 2009-03-19 Kyocera Corp 表示削除装置、コンピュータの制御方法及びプログラム

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