JP2001054755A - カーテン塗布装置 - Google Patents
カーテン塗布装置Info
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- JP2001054755A JP2001054755A JP11233380A JP23338099A JP2001054755A JP 2001054755 A JP2001054755 A JP 2001054755A JP 11233380 A JP11233380 A JP 11233380A JP 23338099 A JP23338099 A JP 23338099A JP 2001054755 A JP2001054755 A JP 2001054755A
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- pressure reducing
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B05—SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
- B05C—APPARATUS FOR APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
- B05C5/00—Apparatus in which liquid or other fluent material is projected, poured or allowed to flow on to the surface of the work
- B05C5/007—Slide-hopper coaters, i.e. apparatus in which the liquid or other fluent material flows freely on an inclined surface before contacting the work
- B05C5/008—Slide-hopper curtain coaters
Landscapes
- Coating Apparatus (AREA)
- Manufacturing Of Magnetic Record Carriers (AREA)
Abstract
したとしても、塗布幅方向に均一な吸引をすることによ
り同伴風を均一に除去でき、均一でムラのない塗膜を形
成することができるカーテン塗布装置を提供する。 【解決手段】 スライドホッパー10の上面にスライド
面11が形成されている。スライドホッパー10の下方
には、バックアップローラ20が設けられている。カー
テン膜40がウェブ30に衝突した地点の上流側のバッ
クアップローラ20近傍には、遮風減圧手段50が設け
られている。遮風減圧手段50は、減圧室51が設けら
れている。減圧室51は、バックアップローラ20に対
向して吸引開口部52が設けられており、この吸引開口
部52のウェブの搬送方向の長さaが10mm以上とな
るように形成されている。減圧室51は、ウェブの搬送
方向で縦に切断した断面(図中、網目状で示した個所)の
断面積bが1500mm 2以上となるように形成されて
いる。 減圧室51の両側の端面53には、吸引口54
が形成されており、この吸引口54にはパイプ55を介
して吸引装置(図示せず)が連結されている。
Description
写真用印画紙、磁気記録テープ、感圧記録紙、オフセッ
ト版材等の製造において、連続走行しているウェブに各
種塗布組成物をカーテン塗布方式により塗布するカーテ
ン塗布装置に関するものである。
製造にカーテン塗布方法が用いられるようになってお
り、このカーテン塗布方法は、写真乳剤等の各種液組成
物(以下、塗布液という)よりなる自由落下カーテン膜
を形成し、この自由落下カーテン膜を連続走行するウェ
ブに衝突せしめてウェブ上に塗膜を設ける方法である。
安定なカーテン膜を形成してムラのない均一な塗膜を形
成することが必要であるが、高速で走行するウェブに同
伴される空気流(以下、同伴風という)によってカーテン
膜が乱されるものであった。
する地点近傍におけるウェブ上の同伴風を除去するため
に、様々な方法が提案されている。例えば、特開昭62
−289264号公報では、ウェブの進行方向上流側で
自由落下膜(カーテン膜)直前を遮風し、かつ衝突点近
傍を減圧するカーテン塗布方法が提案されている。特許
第2767712号公報では、自由落下塗布液膜(カー
テン膜)衝突部の上流側に減圧室を設け、ウェブとの間
隙が1mm以下、減圧室下流端と自由落下塗布液膜衝突
部とのウェブに沿っての距離が10〜100mm、減圧
室の減圧度が水柱10mm以下であるカーテン塗布装置
が提案されている。特開平6−39331号公報では、
支持ローラのまわりに湾曲する空気シールドを設け、こ
の空気シールドの中間に空気圧を低減するための装置を
設けたカーテンコーターが提案されている。
は、塗料への気泡の混入を防止できるように、被塗工体
の上面に近接させかつ塗料の落下点より上流側の近傍で
落下点に向けて開口した吸気口を有した吸気手段を備え
た塗工装置が提案されている。
た従来の技術においてはそれぞれ問題があった。すなわ
ち、特開昭62−289264号公報で提案された塗布
方法では、減圧室表壁面とカーテン膜が近すぎたり、吸
引量が多すぎると、カーテン膜が減圧室に引かれて安定
なカーテン膜が形成されないことがあった。特開平6−
39331号公報で提案されたカーテンコーターでは、
空気シールドの中間に減圧室を設ける方法が示されてい
るが、このような円弧状空気シールドは、加工やウェブ
とのクリアランスの設定が難しいものであった。特開平
9−141166号公報で提案された塗工装置では、塗
料落下点に吸気口を向ける方法が開示されているが、吸
気口を塗料落下点に向けると、塗料落下点付近の液膜が
吸気口に引かれやすくなり、塗布膜品質を阻害したり、
塗布性が悪くなったりするものであった。
点より上流側に吸気手段を設ける技術においては、塗布
幅が長くなると塗布幅方向に均一な吸引・減圧すること
が困難になることが判明し、特に、塗布幅が1mを越え
る長さになると(すなわち、スライド面の幅が1m以上
の長さになると)、塗布幅方向に均一に吸引・減圧する
ことが極めて困難であることが判明した。そして、その
結果、幅方向の吸引圧に分布ができ、均一な塗布品質が
得られなくなることが判明した。
が1mを越える幅広のカーテン膜を形成したとしても、
安定したカーテン膜を形成することができ、その結果、
均一でムラのない塗膜を形成することができるカーテン
塗布装置を提供することを目的とする。
置は、塗布液が流下するスライド面と、スライド面から
垂下した塗布液からなるカーテン膜が衝突して塗膜が形
成されるウェブを搬送する支持体と、カーテン膜がウェ
ブに衝突する地点より上流側に設けられた遮風減圧手段
とを有し、この遮風減圧手段の減圧室は、吸引開口部の
ウェブ搬送方向の長さが10mm以上であるとともに、
ウェブの搬送方向で縦に切断した断面積が1500mm
2以上であり、 かつ減圧室の少なくとも両側に減圧室内
の空気を吸引する吸引口が設けられていることを特徴と
して構成されている。
ていることが好ましく、このような幅広のスライド面を
有するカーテン塗布装置において特に有効である。すな
わち、塗布幅が長くなるほど幅方向での均一な吸引・減
圧が困難かつ変動が大きくなるので、塗布幅が短いもの
に比べ塗布幅が長いものの方が品質が悪くなるものであ
る。
風減圧手段で、一定以上の吸引開口部の長さ、一定以上
の断面積を有する内部容積を持ち、かつ両側より吸引し
て減圧することにより、カーテン膜の幅方向において均
一な吸引をすることができ、幅方向で強弱の分布なく同
伴風を均一に除去する。
ては、減圧室における吸引開口部のウェブの搬送方向の
長さが10mm以上であり、好ましくは15mm以上で
あるが、他の付帯装置との干渉を避けるために、50m
m以下であることが好ましい。吸引開口部の長さが10
mm未満であると、十分に吸引することができず同伴風
による乱れが発生する。
圧室のウェブの搬送方向で縦に切断した断面積が150
0mm2以上であり、好ましくは2000mm2以上であ
るが、他の付帯装置との干渉を避けるために、 300
0mm2以下であることが好ましい。 減圧室の断面積が
1500mm2未満であると、塗布幅方向に均一な吸引
を行うことが困難となり、同伴風による乱れが発生す
る。
積を確保出来れば特に限定されない。また、吸引開口部
の形状も特に限定されないが、クリアランス設定がしや
すいので、ブレード状に尖っている方が好ましい。遮風
減圧手段の材質は、ステンレスやアルミなどの金属、プ
ラスチック、ガラス、紙、木材などである。
られているが、この両側は両側端面である必要はなく、
端面近傍であってもよい。また、両側に1個づつであっ
ても、2個以上設けてもよい。両側に加えて、両側以外
の個所にさらに設けることもでき、例えば、中央に1個
設けたり、両側間に所定間隔で複数個設けてもよい。
プラスチックフィルム、金属、レジンコーテッド紙、合
成紙等が含まれる。プラスチックフィルムの材質は、例
えば、ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィ
ン、ポリ酢酸ビニル、ポリ塩化ビニル、ポリスチレン等
のビニル重合体、6,6−ナイロン、6−ナイロン等の
ポリアミド、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレ
ン−2,6−ナフタレート等のポリエステル、ポリカー
ボネート、セルローストリアセテート、セルロースダイ
アセテート等のセルロースアセテート等が使用される。
また、レジンコーティッド紙に用いる樹脂としては、ポ
リエチレン等のポリオレフィンが代表的であるが、必ず
しもこれに限定されるものではない。また、紙として
は、ポリオレフィンをラミネートさせたものも含み、そ
の表面は平坦であってもエンボス加工を施されたもので
あってもよい。
物が含まれ、例えば、写真感光材料におけるような、感
光乳剤層、下塗層、保護層、バック層等の塗布液、磁気
記録媒体におけるような、磁性層、下塗層、潤滑層、保
護層、バック層等の塗布液、その他接着剤層、着色層、
防錆層等の塗布液があリ、これら塗布液は水溶性バイン
ダー又は有機バインダーを含有している。
態を図面を参照して説明する。図1はカーテン塗布装置
のスライドホッパー及び減圧室を縦に切断した状態の側
面図、図2はカーテン塗布装置のスライドホッパーを一
部切り欠いた状態の平面図である。
ッパーで、このスライドホッパー10の上面に塗布液が
流下するスライド面11が形成されるとともに、スライ
ド面11の両側に塗布液の幅を規制する塗布幅規制板1
2が設けられ、この塗布幅規制板12の先端にはスライ
ド面11から垂下したカーテン膜を支持するエッジガイ
ド13が垂直に設けられている。また、塗布液が押出さ
れるスロット14が形成されている。
としてのバックアップローラ20が設けられており、こ
のバックアップローラ20はウェブ30を走行させるも
ので、ウェブ30を走行させつつスライド面11からカ
ーテン膜40を垂下させ、カーテン膜40がウェブ30
に衝突し塗膜60を形成するものである。
点の上流側のバックアップローラ20近傍には、遮風減
圧手段50が設けられている。この遮風減圧手段50
は、略直方体の箱状に形成されており、同伴風がカーテ
ン膜40に当たるのを防止するためのものであり、内部
に同伴風を吸引するための減圧室51が設けられてい
る。この減圧室51は、バックアップローラ20に対向
して吸引開口部52が設けられており、この吸引開口部
52のウェブの搬送方向の長さaが10mm以上となる
ように形成されている。また、減圧室51は、ウェブの
搬送方向で縦に切断した断面(図中、網目状で示した個
所)の断面積bが1500mm2以上となるように形成
されている。さらに、減圧室51の両側の端面53に
は、吸引口54が形成されており、この吸引口54には
パイプ55を介して吸引装置(図示せず)が連結されてい
る。なお、吸引開口部52とバックアップローラ20上
のウェブ30との間のクリアランスcは、0.3mmに
設定してある。
ェブ上に、以下に示す組成の各層を多層同時塗布し、多
層カラー感光材料を作製した。平均粘度70cpに調製
し、400m/Mで塗布した。カーテン塗布装置として
は、図1及び図2に示すカーテン塗布装置を用いた(な
お、比較例においては、減圧室の中央に吸引口を設けた
ものも用いた)。塗布品質は、塗布サンプルを現像処理
して評価した。
よびコロイド銀については銀のg/m2 単位で表した量
を、またカプラー、添加剤およびゼラチンについてはg
/m2 で表した量を、また増感色素については同一層内
のハロゲン化銀1モルあたりのモル数で示した。
剤、ゼラチン防腐・防黴剤や界面活性剤を添加した。
剤、分散オイル、カプラー、増感色素等の化学式を以下
に示す。
さ、 断面積1500mm2以上の空間内部容積を持つ減
圧室を持ち、かつ両側から吸引・減圧することで、均一
な塗布品質が達成されることが、確認出来た。
分布することなく均一に吸引することができるので、同
伴風を均一に除去することができる。したがって、同伴
風による乱れのない均一な塗布品質を有する塗膜を形成
することができる。
のスライドホッパー及び減圧室を縦に切断した状態の側
面図である。
のスライドホッパーを一部切り欠いた状態の平面図であ
る。
Claims (2)
- 【請求項1】 塗布液が流下するスライド面と、スライ
ド面から垂下した塗布液からなるカーテン膜が衝突して
塗膜が形成されるウェブを搬送する支持体と、カーテン
膜がウェブに衝突する地点より上流側に設けられた遮風
減圧手段とを有し、この遮風減圧手段の減圧室は、吸引
開口部のウェブ搬送方向の長さが10mm以上であると
ともに、ウェブの搬送方向で縦に切断した断面積が15
00mm2以上であり、かつ減圧室の少なくとも両側に
減圧室内の空気を吸引する吸引口が設けられていること
を特徴とするカーテン塗布装置。 - 【請求項2】 前記スライド面が1m以上の幅を有して
いる請求項1に記載のカーテン塗布装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11233380A JP2001054755A (ja) | 1999-08-20 | 1999-08-20 | カーテン塗布装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11233380A JP2001054755A (ja) | 1999-08-20 | 1999-08-20 | カーテン塗布装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001054755A true JP2001054755A (ja) | 2001-02-27 |
Family
ID=16954204
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11233380A Pending JP2001054755A (ja) | 1999-08-20 | 1999-08-20 | カーテン塗布装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001054755A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004046816A1 (ja) * | 2002-11-20 | 2004-06-03 | Konica Minolta Photo Imaging, Inc. | ハロゲン化銀写真感光材料の製造方法 |
WO2004077148A1 (ja) * | 2003-02-25 | 2004-09-10 | Konica Corporation | ハロゲン化銀写真感光材料の製造方法 |
-
1999
- 1999-08-20 JP JP11233380A patent/JP2001054755A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004046816A1 (ja) * | 2002-11-20 | 2004-06-03 | Konica Minolta Photo Imaging, Inc. | ハロゲン化銀写真感光材料の製造方法 |
WO2004077148A1 (ja) * | 2003-02-25 | 2004-09-10 | Konica Corporation | ハロゲン化銀写真感光材料の製造方法 |
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Legal Events
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A521 | Written amendment |
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A911 | Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi) |
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A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20070420 |
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A912 | Removal of reconsideration by examiner before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912 Effective date: 20070608 |
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A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20090127 |