JP2001054349A - 蚊の接近防止装置 - Google Patents

蚊の接近防止装置

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JP2001054349A
JP2001054349A JP11346348A JP34634899A JP2001054349A JP 2001054349 A JP2001054349 A JP 2001054349A JP 11346348 A JP11346348 A JP 11346348A JP 34634899 A JP34634899 A JP 34634899A JP 2001054349 A JP2001054349 A JP 2001054349A
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mosquito
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mosquitoes
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JP11346348A
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Masanobu Kujirada
雅信 鯨田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ユーザーの安眠の妨げになり、ユーザーに不快
感を与え続けることになり、さらに、ユーザーの健康に
対しても悪影響を与える、などの弊害を防ぎながら、蚊
からユーザーを守る。 【構成】蚊が近寄らない匂い成分を発生する発生部と、
蚊の羽音又は鳴き声を検出する検出部と、通常は前記発
生部からの前記匂いを発しないようにし、前記検出部か
らの蚊の羽音又は鳴き声を検出したことを示す信号が入
力されたとき、前記発生部から前記匂いを発生させるよ
うにしたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、蚊がユーザーの近くに
来たことを検知して、そのときだけ、蚊に対する対策を
とるようにした装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の蚊に対する対策としては、夜間の
間ずっと継続して「蚊が嫌がる(蚊が近づかない)匂い
(匂い微粒子)」を発したり、「蚊が衰弱・死滅するよ
うな毒性の微粒子」を発生(放出)させたり、「蚊が嫌
がって近づかないような音波」を発生させることが行わ
れている。これらの匂い、毒性微粒子、音波は、ユーザ
ーの寝ている枕元の近くで、一晩中、発生させつづけて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ように、蚊が近づかないようにする為に、一晩中、前記
の匂い・毒性微粒子・音波を発生させることは、ユーザ
ー自身にも匂いの微粒子や毒性微粒子や音波を与え続け
ることになるので、ユーザーの安眠の妨げになり、ユー
ザーに不快感を与え続けることになり、さらに、ユーザ
ーの健康に対しても悪影響を与える、などの弊害があ
る。また、これは、ユーザーが就寝中のみならず、ユー
ザーが起きて活動しているときでも、同様に生じうるこ
とである。本発明は、このような従来技術の課題に着目
してなされたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】1.蚊が近寄らない匂い
成分を発生する発生部と、蚊の羽音又は鳴き声などのよ
うな蚊が発する音波(超音波を含む)を検出する検出部
と、通常は前記発生部からの前記匂いを発しないように
し、前記検出部からの蚊の羽音又は鳴き声を検出したこ
とを示す信号が入力されたとき、前記発生部から前記匂
いを発生させるようにした、ことを特徴とする蚊の接近
防止装置。 2.蚊を衰弱又は死滅させる微粒子を発生する発生部
と、蚊の羽音又は鳴き声などのような蚊が発する音波
(超音波を含む)を検出する検出部と、通常は前記発生
部からの前記微粒子を発しないようにし、前記検出部か
らの蚊の羽音又は鳴き声を検出したことを示す信号が入
力されたとき、前記発生部から前記微粒子を発生させる
ようにした、ことを特徴とする蚊の接近防止装置。 3.蚊が近寄らない音波を発生する発生部と、蚊の羽音
又は鳴き声などのような蚊が発する音波(超音波を含
む)を検出する検出部と、通常は前記発生部からの前記
音波を発しないようにし、前記検出部からの蚊の羽音又
は鳴き声を検出したことを示す信号が入力されたとき、
前記発生部から前記音波を発生させるようにした、こと
を特徴とする蚊の接近防止装置。 4.上記1,2又は3において、前記検出部又は発生部
は、窓や戸などの建物の開口部又はその近傍に配置され
ている、ことを特徴とする蚊の接近防止装置
【0005】
【発明の実施の形態】実施形態1.図1は本発明の実施
形態1を示す図である。図1において、1はユーザー
(人間)、2はユーザーが寝ている布団、3は本実施形
態1による蚊の接近防止装置である。図2は、この蚊の
接近防止装置3の内部構成を示すものである。図2にお
いて、11は蚊の羽音又は鳴き声を検出して検出したこ
とを示す信号を出力する検出部である。この検出部11
は、高性能マイクと、「蚊の羽音及び蚊の鳴き声」のデ
ータを記録した記録装置と、前記高性能マイクから収集
された「周囲の音情報」と前記記録装置に記録された
「蚊の羽音及び蚊の鳴き声のデータ」とを比較・照合し
て「蚊の羽音又は蚊の鳴き声」が周囲に存在するかどう
かを判断する比較判定部(マイクロコンピュータ)とを
含んでいる。そして、前記の比較判定部が、前記高性能
マイクから収集された「周囲の音情報」が前記記録装置
に記録された「蚊の羽音及び蚊の鳴き声のデータ」と同
一又は類似していると判断したときは、「蚊が近く(周
囲)に居る」と判断し、そのことを示す検出信号を、検
出部11からヒータ制御部14に出力する。また図2に
おいて、12は、蚊が嫌がる匂い(蚊が近づかない匂
い)の成分(微粒子)を吸着しておき加熱時にこの匂い
成分を外部に放出するための匂い吸着シート、13はこ
の匂い吸着シート12から匂い成分を放出するためにこ
のシート12を加熱するためのヒータ、14は前記検出
部11からの信号に基づいて前記ヒータ13の駆動を制
御するヒータ制御部である。なお、図2における匂い吸
着シート12とヒータ13は、「ベープマット」などの
商品名(商標)で既に市販され広く利用されている。次
に図2の動作を説明する。検出部11が所定の検出可能
範囲内(例えば、前記検出部11を中心とした半径3m
の範囲内)で、「蚊の羽音又は蚊の鳴き声」を検出しな
いときは、前記制御部14はヒータ13が駆動しないよ
うに制御するので、匂い成分は放出されない。その後、
検出部11が前記範囲内で「蚊の羽音又は蚊の鳴き声」
を検出すると、前記検出部11からの検出信号に基づい
て、前記制御部14は、ヒータ13を駆動させ、前記匂
い吸着シート12から匂い成分を放出させる。その後、
蚊が前記匂いを嫌がってユーザーの近くから離れる方向
に飛んで行き、前記範囲外に飛んで行ったときは、前記
検出部11が「蚊の羽音又は蚊の鳴き声」を検出しなく
なるので、前記制御部14は、そのことを示す信号を検
出部11から受け取り、ヒータ13の駆動を停止させ、
匂いの発生を停止させる。
【0006】実施形態2.図2において、前記「匂い吸
着シート12」の中に、「匂い成分」だけでなく、「蚊
を衰弱させ(できれば蚊を死亡させる)毒性の微粒子」
をも含ませておき、前記シート12の加熱時に、前記匂
い成分と一緒に、前記毒性微粒子をも放出するようにす
ることもできる。また、匂い成分は含まずに毒性微粒子
を含ませたシートを用意して、それを加熱などの方法
で、そのシートから毒性微粒子を放出させるようにして
もよい。
【0007】実施形態3.図3は本発明の実施形態3に
よる蚊の接近防止装置の内部構成を示す図である。図3
において、図2と共通の部分には同一の符号をふして説
明を省略する。図3において、21は「蚊の嫌がる音波
(蚊が近づかない音波)」を発生させる発生部、22は
この発生部21からの音波の発生の有無を制御する制御
部である。制御部22の動作は、実施形態1で説明した
ヒータ制御部14とほぼ同様である。すなわち、制御部
22は、検出部11からの信号に基づいて、ユーザーの
周囲に「蚊の羽音又は蚊の鳴き声」が検出されたとき
は、音波発生部21を制御して前記音波を発生させる。
他方、制御部22は、検出部11からの信号に基づい
て、ユーザーの周囲に「蚊の羽音又は蚊の鳴き声」が検
出されないときは音波発生部21を制御して前記音波を
発生させないようにする。
【0008】以上、本発明の各実施形態について説明し
てきたが、本発明はユーザーが就寝しているときだけで
なく、ユーザーが起きて活動しているときでも、蚊がユ
ーザーに近づいて血を吸ってユーザーの活動を妨げたり
ユーザーに不快感を与えることを防止することができ
る。すなわち、本発明による装置は、就寝中のユーザー
の近傍に配置するという使い方だけでなく、ユーザーが
戸外で草取りや園芸・農作業などを行うとき、その腰な
どに付けて使用することにより、ユーザーの近くに蚊が
近づかないようにすることができる。また、本発明によ
る装置を、窓や戸などの建物の開口部(窓枠やドアの枠
など)に取り付けることにより、窓やドアを開放させて
いても、蚊が戸外から前記窓やドアの開口部を介して建
物の中に侵入することを防止できるようになる。
【0009】
【発明の効果】本発明においては、「蚊の羽音又は蚊の
鳴き声などの蚊が発する音波(超音波を含む)」が検出
されたときだけ、所定の匂い・毒性微粒子・音波を発生
させるようにしているので、従来のように「常時(蚊が
近くにいようがいまいが関係無く)匂い・毒性微粒子・
音波を発生させてユーザーに不快感を与えたりユーザー
の健康に悪影響を与える」という弊害を防ぐことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1を説明するための図であ
る。
【図2】本発明の実施形態1を説明するための図であ
る。
【図3】本発明の実施形態3を説明するための図であ
る。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 蚊が近寄らない匂い成分を発生する発生
    部と、 蚊の羽音又は鳴き声などのような蚊が発する音波(超音
    波を含む)を検出する検出部と、 通常は前記発生部からの前記匂いを発しないようにし、
    前記検出部からの蚊の羽音又は鳴き声を検出したことを
    示す信号が入力されたとき、前記発生部から前記匂いを
    発生させるための制御部と、を備えたことを特徴とする
    蚊の接近防止装置。
  2. 【請求項2】 蚊を衰弱又は死滅させる微粒子を発生す
    る発生部と、 蚊の羽音又は鳴き声などのような蚊が発する音波(超音
    波を含む)を検出する検出部と、 通常は前記発生部からの前記微粒子を発しないように
    し、前記検出部からの蚊の羽音又は鳴き声を検出したこ
    とを示す信号が入力されたとき、前記発生部から前記微
    粒子を発生させるための制御部と、を備えたことを特徴
    とする蚊の接近防止装置。
  3. 【請求項3】 蚊が近寄らない音波を発生する発生部
    と、 蚊の羽音又は鳴き声などのような蚊が発する音波(超音
    波を含む)を検出する検出部と、 通常は前記発生部からの前記音波を発しないようにし、
    前記検出部からの蚊の羽音又は鳴き声を検出したことを
    示す信号が入力されたとき、前記発生部から前記音波を
    発生させるための制御部と、を備えたことを特徴とする
    蚊の接近防止装置。
  4. 【請求項4】 請求項1,2又は3において、 前記検出部又は発生部は、窓や戸などの建物の開口部又
    はその近傍に配置されている、ことを特徴とする蚊の接
    近防止装置。
JP11346348A 1999-02-08 1999-12-06 蚊の接近防止装置 Pending JP2001054349A (ja)

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JP3065099 1999-02-08
JP3077099 1999-02-09
JP15958299 1999-06-07
JP11-30650 1999-06-07
JP11-30770 1999-06-07
JP11-159582 1999-06-07
JP11346348A JP2001054349A (ja) 1999-02-08 1999-12-06 蚊の接近防止装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2020224192A1 (zh) * 2019-05-07 2020-11-12 是达明 智能驱蚊检测系统及检测方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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