JP2001054239A - 無停電機能を備えたロードレベリングシステム - Google Patents
無停電機能を備えたロードレベリングシステムInfo
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- JP2001054239A JP2001054239A JP11225462A JP22546299A JP2001054239A JP 2001054239 A JP2001054239 A JP 2001054239A JP 11225462 A JP11225462 A JP 11225462A JP 22546299 A JP22546299 A JP 22546299A JP 2001054239 A JP2001054239 A JP 2001054239A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 無停電機能を備えたロードレベリングシステ
ムを得る。 【解決手段】 夜間に商用電源１からの交流電力を負荷
２に供給するとともに該交流電力を双方向性インバータ
４で直流電力に変換して蓄電池３を充電し、昼間に前記
蓄電池３からの直流電力を双方向性インバータ４で交流
電力に変換して得た交流電力を無停電で負荷２に供給す
るロードレベリングシステムに、夜間の商用電源１の停
電を検出する停電検出回路６と、この停電検出回路６か
らの信号によって蓄電池３の充電を中止し、蓄電池３か
らの直流電力を双方向性インバータ４で交流電力に変換
して負荷２に供給するための切替スイッチ５とを設け
る。
ムを得る。 【解決手段】 夜間に商用電源１からの交流電力を負荷
２に供給するとともに該交流電力を双方向性インバータ
４で直流電力に変換して蓄電池３を充電し、昼間に前記
蓄電池３からの直流電力を双方向性インバータ４で交流
電力に変換して得た交流電力を無停電で負荷２に供給す
るロードレベリングシステムに、夜間の商用電源１の停
電を検出する停電検出回路６と、この停電検出回路６か
らの信号によって蓄電池３の充電を中止し、蓄電池３か
らの直流電力を双方向性インバータ４で交流電力に変換
して負荷２に供給するための切替スイッチ５とを設け
る。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は無停電機能を備えた
ロードレベリングシステムに関するもので、さらに詳し
く言えば、系統との連系を必要としない、夜間電力の有
効利用を図ることができる無停電機能を備えたロードレ
ベリングシステムに関するものである。
ロードレベリングシステムに関するもので、さらに詳し
く言えば、系統との連系を必要としない、夜間電力の有
効利用を図ることができる無停電機能を備えたロードレ
ベリングシステムに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】ロードレベリングシステムは、昼夜の電
力需要を平準化することを目的とするもので、太陽電池
などの直流電源からの直流電力を双方向性インバータに
よって交流電力に変換し、該交流電力を負荷に供給する
とともに余剰電力を系統に逆潮流させるものや、前記直
流電力によって蓄電池を充電し、電力需要が増大する昼
間に放電させるようにしたものがあり、省エネルギー化
の意識の高揚とともに普及が進んでいる。
力需要を平準化することを目的とするもので、太陽電池
などの直流電源からの直流電力を双方向性インバータに
よって交流電力に変換し、該交流電力を負荷に供給する
とともに余剰電力を系統に逆潮流させるものや、前記直
流電力によって蓄電池を充電し、電力需要が増大する昼
間に放電させるようにしたものがあり、省エネルギー化
の意識の高揚とともに普及が進んでいる。
【０００３】一方、ＯＡ化の急速な進展により、商用電
源からの交流電力の供給を受ける負荷には無停電電力の
供給を必要とするものが増加しており、商用電源を無停
電化した無停電電源装置を備えることが不可欠になって
きている。
源からの交流電力の供給を受ける負荷には無停電電力の
供給を必要とするものが増加しており、商用電源を無停
電化した無停電電源装置を備えることが不可欠になって
きている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】上記した、余剰電力を
系統に逆潮流させるロードレベリングシステムでは、系
統連系ガイドラインの規定により、停電時には、系統と
双方向性インバータとを切り離さなければならないた
め、双方向性インバータに接続された負荷には無停電電
力を供給するように構成できるが、系統に接続された負
荷には無停電電力を供給するように構成できないという
問題があった。
系統に逆潮流させるロードレベリングシステムでは、系
統連系ガイドラインの規定により、停電時には、系統と
双方向性インバータとを切り離さなければならないた
め、双方向性インバータに接続された負荷には無停電電
力を供給するように構成できるが、系統に接続された負
荷には無停電電力を供給するように構成できないという
問題があった。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項１記載の発明は、夜間に商用電源からの交流
電力を負荷に供給するとともに該交流電力を直流電力に
変換して蓄電池を充電し、昼間に前記蓄電池からの直流
電力を交流電力に変換して前記負荷に無停電で供給する
機能を有するロードレベリングシステムに、夜間の商用
電源の停電を検出する停電検出回路と、この停電検出回
路からの信号によって蓄電池の充電を中止し、該蓄電池
からの直流電力を交流電力に変換して前記負荷に供給す
るための切替スイッチとを設けたことを特徴とするもの
であり、これにより、蓄電池に貯蔵した直流電力をイン
バータを介して系統に逆潮流させることはできないが、
夜間電力の有効利用を図ることができるとともに、夜間
の商用電源の停電に対しても無停電化が実現できる。
め、請求項１記載の発明は、夜間に商用電源からの交流
電力を負荷に供給するとともに該交流電力を直流電力に
変換して蓄電池を充電し、昼間に前記蓄電池からの直流
電力を交流電力に変換して前記負荷に無停電で供給する
機能を有するロードレベリングシステムに、夜間の商用
電源の停電を検出する停電検出回路と、この停電検出回
路からの信号によって蓄電池の充電を中止し、該蓄電池
からの直流電力を交流電力に変換して前記負荷に供給す
るための切替スイッチとを設けたことを特徴とするもの
であり、これにより、蓄電池に貯蔵した直流電力をイン
バータを介して系統に逆潮流させることはできないが、
夜間電力の有効利用を図ることができるとともに、夜間
の商用電源の停電に対しても無停電化が実現できる。
【０００６】また、請求項２記載の発明は、請求項１記
載の無停電機能を備えたロードレベリングシステムにお
いて、蓄電池の端子電圧を検出する電圧検出回路または
蓄電池からの放電電気量を検出する電気量検出回路の少
なくとも一方を設け、前記電圧検出回路は蓄電池の端子
電圧が所定値以下に低下した時に信号を送出する機能を
有し、前記電気量検出回路は蓄電池の放電電気量が所定
値を超えた時に信号を送出する機能を有し、切替スイッ
チは、前記信号によって蓄電池の放電を中止し、商用電
源からの給電に切り替える機能を有することを特徴とす
るものであり、これにより、蓄電池が過放電によって損
傷するのを防止することができ、システムの信頼性が維
持できる。
載の無停電機能を備えたロードレベリングシステムにお
いて、蓄電池の端子電圧を検出する電圧検出回路または
蓄電池からの放電電気量を検出する電気量検出回路の少
なくとも一方を設け、前記電圧検出回路は蓄電池の端子
電圧が所定値以下に低下した時に信号を送出する機能を
有し、前記電気量検出回路は蓄電池の放電電気量が所定
値を超えた時に信号を送出する機能を有し、切替スイッ
チは、前記信号によって蓄電池の放電を中止し、商用電
源からの給電に切り替える機能を有することを特徴とす
るものであり、これにより、蓄電池が過放電によって損
傷するのを防止することができ、システムの信頼性が維
持できる。
【０００７】
【発明の実施の形態】以下、本発明を実施の形態に基づ
いて説明する。
いて説明する。
【０００８】図１は本発明の実施の形態に係る無停電機
能を備えたロードレベリングシステムの構成図である。
能を備えたロードレベリングシステムの構成図である。
【０００９】本発明の実施の形態の特徴は、夜間に、図
１の実線で示した如く、商用電源１からの交流電力を負
荷２に供給するとともに該交流電力を双方向性インバー
タ４で直流電力に変換し、得られた直流電力によって蓄
電池３を充電し、昼間に、図１の破線で示した如く、蓄
電池３からの直流電力を前記双方向性インバータ４で交
流電力に変換し、得られた交流電力を前記負荷２に無停
電で供給する機能を有するロードレベリングシステム
に、夜間の商用電源１の停電を検出する停電検出回路６
と、この停電検出回路６からの信号によって蓄電池３の
充電を中止し、該蓄電池３からの直流電力を前記双方向
性インバータ４で交流電力に変換して得られた交流電力
を前記負荷２に供給するための切替スイッチ５とを設け
たことである。
１の実線で示した如く、商用電源１からの交流電力を負
荷２に供給するとともに該交流電力を双方向性インバー
タ４で直流電力に変換し、得られた直流電力によって蓄
電池３を充電し、昼間に、図１の破線で示した如く、蓄
電池３からの直流電力を前記双方向性インバータ４で交
流電力に変換し、得られた交流電力を前記負荷２に無停
電で供給する機能を有するロードレベリングシステム
に、夜間の商用電源１の停電を検出する停電検出回路６
と、この停電検出回路６からの信号によって蓄電池３の
充電を中止し、該蓄電池３からの直流電力を前記双方向
性インバータ４で交流電力に変換して得られた交流電力
を前記負荷２に供給するための切替スイッチ５とを設け
たことである。
【００１０】すなわち、上記した実施の形態によれば、
夜間に、商用電源１からの交流電力を負荷２に供給する
とともに該交流電力を双方向性インバータ４で直流電力
に変換して得られた直流電力によって蓄電池３を充電し
ているので、電力料金が安価な夜間電力を有効に利用し
て負荷２への給電と蓄電池３への充電を行うことができ
るとともに、夜間の商用電源１の停電時には、停電検出
回路６からの信号によって蓄電池３の充電を中止し、該
蓄電池３からの直流電力を前記双方向性インバータ４で
交流電力に変換して得られた交流電力を前記負荷２に供
給するようにしているので、ロードレベリングシステム
の無停電化を図ることができる。
夜間に、商用電源１からの交流電力を負荷２に供給する
とともに該交流電力を双方向性インバータ４で直流電力
に変換して得られた直流電力によって蓄電池３を充電し
ているので、電力料金が安価な夜間電力を有効に利用し
て負荷２への給電と蓄電池３への充電を行うことができ
るとともに、夜間の商用電源１の停電時には、停電検出
回路６からの信号によって蓄電池３の充電を中止し、該
蓄電池３からの直流電力を前記双方向性インバータ４で
交流電力に変換して得られた交流電力を前記負荷２に供
給するようにしているので、ロードレベリングシステム
の無停電化を図ることができる。
【００１１】また、上記した実施の形態によれば、昼間
に、蓄電池３からの直流電力を双方向性インバータ４で
交流電力に変換して得られた交流電力を負荷２に供給し
ているので、昼間に高くなる電力需要のピークカットを
行うことができる。
に、蓄電池３からの直流電力を双方向性インバータ４で
交流電力に変換して得られた交流電力を負荷２に供給し
ているので、昼間に高くなる電力需要のピークカットを
行うことができる。
【００１２】なお、上記した実施の形態は、図１に示し
た如く、蓄電池３に、その端子電圧を検出する電圧検出
回路７を設け、前記切替スイッチ５に、前記電圧検出回
路７によって蓄電池３の端子電圧が所定値以下に低下し
たことが検出された時に蓄電池３の放電を中止し、商用
電源１からの給電に切り替える機能を設けるようにすれ
ば、過放電による蓄電池３の損傷を未然に防止すること
ができ、システムの信頼性を維持する上で好ましい。ま
た、前記電圧検出回路７に代えて、蓄電池３に、その放
電電気量を検出する電気量検出回路を設け、この電気量
検出回路によって蓄電池３からの放電電気量が所定値を
超えた時に蓄電池３の放電を中止し、商用電源１からの
給電に切り替える機能を設けたり、電圧検出回路７と電
気量検出回路の両方を設け、蓄電池３の端子電圧が所定
値以下に低下したことが検出された時か蓄電池３からの
放電電気量が所定値を超えた時に蓄電池３の放電を中止
し、商用電源１からの給電に切り替える機能を設けても
よい。
た如く、蓄電池３に、その端子電圧を検出する電圧検出
回路７を設け、前記切替スイッチ５に、前記電圧検出回
路７によって蓄電池３の端子電圧が所定値以下に低下し
たことが検出された時に蓄電池３の放電を中止し、商用
電源１からの給電に切り替える機能を設けるようにすれ
ば、過放電による蓄電池３の損傷を未然に防止すること
ができ、システムの信頼性を維持する上で好ましい。ま
た、前記電圧検出回路７に代えて、蓄電池３に、その放
電電気量を検出する電気量検出回路を設け、この電気量
検出回路によって蓄電池３からの放電電気量が所定値を
超えた時に蓄電池３の放電を中止し、商用電源１からの
給電に切り替える機能を設けたり、電圧検出回路７と電
気量検出回路の両方を設け、蓄電池３の端子電圧が所定
値以下に低下したことが検出された時か蓄電池３からの
放電電気量が所定値を超えた時に蓄電池３の放電を中止
し、商用電源１からの給電に切り替える機能を設けても
よい。
【００１３】
【発明の効果】上記した如く、本発明は、夜間に商用電
源からの交流電力を負荷に供給するとともに該交流電力
を直流電力に変換して蓄電池を充電し、昼間に前記蓄電
池からの直流電力を交流電力に変換して負荷に供給する
機能を有するロードレベリングシステムに、商用電源の
停電時に蓄電池の充電を中止し、該蓄電池からの直流電
力を交流電力に変換して負荷に供給するようにしている
ので、系統連系のロードレベリングシステムのような煩
雑な手続をすることなく、電力需要の平準化に寄与する
ことができるとともに、負荷に無停電電力が供給できる
システムを実現することができる。
源からの交流電力を負荷に供給するとともに該交流電力
を直流電力に変換して蓄電池を充電し、昼間に前記蓄電
池からの直流電力を交流電力に変換して負荷に供給する
機能を有するロードレベリングシステムに、商用電源の
停電時に蓄電池の充電を中止し、該蓄電池からの直流電
力を交流電力に変換して負荷に供給するようにしている
ので、系統連系のロードレベリングシステムのような煩
雑な手続をすることなく、電力需要の平準化に寄与する
ことができるとともに、負荷に無停電電力が供給できる
システムを実現することができる。
【図１】本発明の無停電機能を備えたロードレベリング
システムの構成図である。
システムの構成図である。
１ 商用電源 ２ 負荷 ３ 蓄電池 ４ 双方向性インバータ ５ 切替スイッチ ６ 停電検出回路 ７ 電圧検出回路
Claims (2)
- 【請求項１】 夜間に商用電源からの交流電力を負荷に
供給するとともに該交流電力を直流電力に変換して蓄電
池を充電し、昼間に前記蓄電池からの直流電力を交流電
力に変換して前記負荷に無停電で供給する機能を有する
ロードレベリングシステムに、夜間の商用電源の停電を
検出する停電検出回路と、この停電検出回路からの信号
によって蓄電池の充電を中止し、該蓄電池からの直流電
力を交流電力に変換して前記負荷に供給するための切替
スイッチとを設けたことを特徴とする無停電機能を備え
たロードレベリングシステム。 - 【請求項２】 請求項１記載の無停電機能を備えたロー
ドレベリングシステムにおいて、蓄電池の端子電圧を検
出する電圧検出回路または蓄電池からの放電電気量を検
出する電気量検出回路の少なくとも一方を設け、前記電
圧検出回路は蓄電池の端子電圧が所定値以下に低下した
時に信号を送出する機能を有し、前記電気量検出回路は
蓄電池の放電電気量が所定値を超えた時に信号を送出す
る機能を有し、切替スイッチは、前記信号によって蓄電
池の放電を中止し、商用電源からの給電に切り替える機
能を有することを特徴とする無停電機能を備えたロード
レベリングシステム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11225462A JP2001054239A (ja) | 1999-08-09 | 1999-08-09 | 無停電機能を備えたロードレベリングシステム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11225462A JP2001054239A (ja) | 1999-08-09 | 1999-08-09 | 無停電機能を備えたロードレベリングシステム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001054239A true JP2001054239A (ja) | 2001-02-23 |
Family
ID=16829717
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11225462A Pending JP2001054239A (ja) | 1999-08-09 | 1999-08-09 | 無停電機能を備えたロードレベリングシステム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001054239A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002171692A (ja) * | 2000-12-06 | 2002-06-14 | Hitachi Ltd | 直流電源装置 |
| FR2860659A1 (fr) * | 2003-10-07 | 2005-04-08 | Alstom | Systeme de moteurs lineaires |
| WO2020253946A1 (en) | 2019-06-18 | 2020-12-24 | Volvo Truck Corporation | Improved method of managing electric power supply of a vehicle |
-
1999
- 1999-08-09 JP JP11225462A patent/JP2001054239A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002171692A (ja) * | 2000-12-06 | 2002-06-14 | Hitachi Ltd | 直流電源装置 |
| FR2860659A1 (fr) * | 2003-10-07 | 2005-04-08 | Alstom | Systeme de moteurs lineaires |
| JP2005124390A (ja) * | 2003-10-07 | 2005-05-12 | Alstom | リニアモーターシステム |
| WO2020253946A1 (en) | 2019-06-18 | 2020-12-24 | Volvo Truck Corporation | Improved method of managing electric power supply of a vehicle |
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