JP2001054069A - 擬似動画生成用サンプル画像記録再生方式 - Google Patents

擬似動画生成用サンプル画像記録再生方式

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JP2001054069A
JP2001054069A JP11253400A JP25340099A JP2001054069A JP 2001054069 A JP2001054069 A JP 2001054069A JP 11253400 A JP11253400 A JP 11253400A JP 25340099 A JP25340099 A JP 25340099A JP 2001054069 A JP2001054069 A JP 2001054069A
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Japan
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control signal
sample image
moving image
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JP11253400A
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English (en)
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Takayoshi Hirata
能睦 平田
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  • Television Signal Processing For Recording (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目 的】視覚的環境をテレビ画面の映像によって作り
出す場合に生じる映像の長時間記録と再生に伴う問題を
解消するための手段を提供すること。 【構 成】任意可逆性動画の一連のフレーム画像を含む
一定の数のサンプル画像から、概周期的な変化を特徴と
する制御信号を用いて、個個のフレーム画像を任意の時
間にわたって選択し画面に出力する構成。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】ビデオ産業、AV産業、エンター
テイメント産業
【0002】
【従来の技術】風にそよぐ草花の映像をテレビ画面に再
生して室内に視覚的にリラックスした環境を作り出すに
は長時間収録した動画を準備することが必要であり、こ
れまでビデオテープに動画を記録してこれを再生する方
法が用いられている。こうした映像はその動きが小さな
ものであっても静止画では得られない効果がある。動物
や人の表情の映像も同じような効果を与えることができ
るが、草花に比べると動物や人(例えば子供の表情)の
映像を長時間連続して収録することは、被写体側の都合
もあって容易なことではない。そこで、このような動画
再生には場面を複数用い、これらを適当な時間で切り替
え繰り返し使用するという方法がとられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】視覚的な環境作りを目
的とするような場合に生じる、映像の長時間記録と再生
に伴う問題を解決することを課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、任意の時点で逆転再生しても不自然にな
らない任意可逆性動画の一連のフレーム画像を含む一定
の数のサンプル画像を記録した手段と、前記サンプル画
像の順位番号に一義的に対応し、概周期的に変化する制
御信号により前記サンプル画像から個個のフレーム画像
を選択し出力する手段により、前記制御信号の継続時間
にわたり前記一定の数のサンプル画像から動画を生成す
ることを特徴とする、擬似動画生成用サンプル画像記録
再生方式をその手段とするものであり、特に前記制御信
号は外部信号を加えられることにより一定の時間、所定
の関数で表わされる別の制御信号に切り替えられるもの
である前期擬似動画再生用サンプル画像記録再生方式を
その手段とする。
【0005】
【作用】映像を時間的方向性という観点から分類すると
非可逆性、可逆性および任意可逆性の3つに分けること
ができる。例えば滝の映像は非可逆性、振り子の映像は
可逆性、顔表情の映像は任意可逆性である。一般に動き
が比較的小さく部分的で不規則であるような映像は任意
の時点で逆転再生しても不自然にはならない任意可逆性
の動画になる。以下、このような任意可逆性動画を含む
一連のフレーム画像で成る一定の数のサンプル画像の記
録とその再生の作用について説明する。
【0006】任意可逆性動画の一連のフレーム画像で成
るサンプル画像をP,P,…,Pとする。これら
サンプル画像の各々は一定の画素数の信号で表わされる
が、信号処理は画像単位で行なう。tをフレーム単位の
離散的時間として制御信号をtの関数F(t)で表わ
す。制御信号に応じてサンプル画像P(k=1,2,
…,N)のいずれかを選択し動画(擬似動画)を生成す
るために、F(t)を順位番号kに一義的に対応付け
る。
【0007】例えば、tを1からNまでの整数として制
御信号をF(t)=tとすると、これにより生成される
擬似動画は元の一連のフレーム画像で成る動画になる。
また制御信号を三角関数で表されるものとすると、これ
によって生成される擬似動画は一連のフレーム画像を順
方向、逆方向に周期的に繰り返し再生したものになる。
これらはいずれも本発明の目的に適ったものではない。
【0008】本発明の特徴の1つは、制御信号に応じて
生成される擬似動画が元の動画の動きに近く、連続的で
非周期的な長時間動画となるように、制御信号を概周期
的なものとすることである。そのために制御信号F
(t)の特性を次のようなものとする。 (1)制御信号の変化範囲
【数1】 (2)制御信号の変化速度
【数2】
【0009】ここでf(t)を次式で表されるような概
周期的な関数とする。
【数3】 周期Tの中で2つ以上のものが相異なる無理数で与え
られるとすれば、f(t)は概周期関数となりその周期
は無限大になる。実際に無理数は与えられないが、T
を相違なる素数で表わすものとすると、その周期T
【数4】 と表わされ、適当な素数を使えばTは各Tよりも十
分に大きな値となって、f(t)は概周期的な関数にな
る。
【0010】制御信号F(t)は上記f(t)の整数表
示で与えるものとし、(数1)および(数2)の条件を
(数3)のf(t)に適用すると、
【数5】 および
【数6】 が得られる。
【0011】これらの条件を満たすようにしてf(t)
を決定し、その整数表示でF(t)を与えれば、N個の
サンプル画像Pから実質上周期のないような擬似動画
[P:n=F(t)]を任意の時間生成することがで
きる。
【0012】
【実施例】次に、実施例によって上記の作用を実現する
具体的な諸量を示す。図1は、本発明を用いた実施例の
ブロック図を示したものである。同図において1はサン
プル画像記録媒体であり、例えば草花、昆虫、動物、人
の顔表情などがそれぞれ短時間記録されているデジタル
・ビデオ・デスクとする。2は1の記録媒体から取り出
した一連のサンプル画像Pを一時的に記録するための
画像信号メモリーである。3は制御信号F(t)の発生
部であり、F(t)で指定された番号nのサンプル画像
が2から取り出され、4のバッファー・メモリーに
移される。こうして順次取り出されたサンプル画像(信
号)Pが5の画像表示部に出力されて擬似動画がディ
スプレイされる。
【0013】例えば、1のサンプル画像記録媒体に、一
連のフレーム画像が1秒間当たり30フレームで3秒間
(サンプル画像の数N=90)記録されているものとし
て、これより擬似動画を生成する場合、制御信号F
(t)のパラメータは、(数5)と(数6)を用いて得
られる下記の例で示されるようなVとTを用いれば
よい。例1.V=15,V=12,V=10,V
=8。T=379,T=191,T=149,
=109。この場合Tは約454日、擬似動画の
変化速度は最大で元の動画の1.5倍になる。例2.V
=15,V=12,V=10。T=379,T
=191,T=149。この場合Tは約4日、擬
似動画の変化速度は最大で元の動きの1.2倍になる。
【0014】なお、図1の制御信号発生部3はF(t)
で与えられる数値をあらかじめ求めて記録したものを制
御信号として出力するようにしてもよい。図2は本発明
を用いたもう1つの実施例のブロック図を示したもので
ある。この実施例は図1で示される実施例に外部信号に
よる制御機能を付加したものである。すなわち、外部信
号(例えば特定の音)が入力端子6に加わると、これに
より3の制御信号発生部から新たな制御信号が出力さ
れ、サンプル画像の中の特定の区間から画像が選択され
る。
【0015】このようなサンプル画像は一連のフレーム
画像(動画)で成っており、そこに複数の場面が含まれ
る。これら複数の場面の1つは任意可逆性動画(AR)
でなければならないが、他の場面は可逆性動画(RE)
あるいは非可逆性動画(NR)であってもよい。以下、
このような複数の場面を持つサンプル動画による擬似動
画の生成を例を用いて説明する。
【0016】(1)(AR+AR)形サンプル画像。 [例] 正面を向いた顔表情(AR:k=1〜N)と横
を向く顔(AR:k=N+1〜M)で成るサンプル画像
(k=1,2,…,M)。外部信号がない場合はk
=1からNまでのサンプル画像から画像Pが制御信号
F(t)により選択出力される。外部信号がt=aで加
えられると制御信号はE(t)に切り替えられる。ただ
【数7】
【0017】この時、t=aからt=a+D/2の間で
擬似動画Pには横を向く動きが生じ、擬似動画はAR
が1つの場合よりも変化のあるものとなる。外部信号が
人の声で与えられるものとすれば、画像が声に反応して
動くことになるので、この場合の擬似動画は単なる動画
以上の効果を与えるものになる。図3は、上記の擬似動
画生成における制御信号の変化とサンプル画像の順位番
号kの関係を例として示したものである。
【0018】(2)(AR+NR+AR)形サンプル画
像。 [例] 風にそよぐ花風景(AR:k=1〜N)とチョ
ウの飛来から飛び去るまでの光景(NR:k=N+1〜
L)と風にそよぐ花風景(AR:k=L+1〜M)で成
るサンプル動画P(k=1,2,…,M)。外部信号
がない場合はk=1からNまでのサンプル画像から画像
が制御信号F(t)により選択出力される。外部信
号がt=aで加えられると制御信号はG(t)に切り替
えられる。ただし
【数8】
【0019】制御信号G(t)により生成される動画
[k=F(a)からG(b)まで]は元の動画の一部分
であり、非可逆性動画が含まれるが、G(b)>Lとす
れば、t>bでのサンプル画像は花風景の任意可逆性動
画になる。そこで、風にそよぐ花風景(AR:k=L+
1〜M)をサンプル画像として、制御信号[F(t)+
L]により画像Pを選択出力することができる。ただ
し、M=L+Nとする。図4は、上記の擬似動画生成に
おける制御信号の変化とサンプル画像の順位番号kの関
係を例として示したものである。
【0020】図4の点Qで示されるサンプル画像P
(L<Q<M)を点Rで示されるサンプル画像P
(1<R<N)に切り替えることができる場合は、サ
ンプル画像P(k=1,2,…,Q)を繰り返し用い
た擬似動画を生成することが可能になる。
【0021】(3)(AR+RE+AR)形サンプル画
像。 [例] 山野風景(AR:k=1〜N)と列車通過光景
の加わった山野風景(RE:k=N+1〜L)と山野風
景(AR:k=L+1〜M)で成るサンプル画像P
(k==1,2,…,M)。外部信号がない場合はk
=1からNまでのサンプル画像から画像Pが制御信号
F(t)により選択出力される。外部信号がt=aで加
えられると制御信号はG(t)に切り替えられる。(数
8と同じ)
【0022】図4の場合と同様にt>bでサンプル画像
が任意可逆性動画(山野風景:k=L+1〜M)になる
と、次に制御信号[F(t)+L]により画像Pを選
択出力する。ただし、M=L+Nとする。ここで更に、
t=cで外部信号が加えられると、制御信号H(t)に
よって上記の逆の過程でサンプル画像が選択され、列車
は逆方向に通過してサンプル画像P(k=1〜N)に
よる山野風景になる。ただし、
【数9】 この繰り返しによって擬似動画を任意の時間にわたり生
成することが可能になる。ただし、列車は前後対称な形
とする。一般に、上記の例の組合わせにより、複数の場
面から成る変化の多い擬似動画を生成することができる
が、サンプル画像の数Mは増加することになる。
【0023】
【発明の効果】本発明によれば、制御信号を用いて短時
間の一連のフレーム画像で成るサンプル画像から長時間
動画を生成できるという効果がある。また、一連のフレ
ーム画像に複数の場面を含め、サンプル画像の選択送出
における制御信号に外部信号による制御信号変化を加え
ることによって、生成される動画が外部信号に応じるよ
うにできるという効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を用いた擬似動画生成の実施例のブロッ
ク図。
【図2】本発明を用いた擬似動画生成の実施例のブロッ
ク図(外部信号による制御機能付加)。
【図3】制御信号F(t)およびE(t)とサンプル画
像の順位番号kの関係を示すグラフ。
【図4】制御信号F(t)、G(t)およびF(t)+
Lとサンプル画像の順位番号kの関係を示すグラフ。
【符号の説明】
1 サンプル画像記録媒体 2 画像信号メモリー 3 制御信号発生部 4 バッファー・メモリー 5 画像表示部 6 入力端子

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】任意の時点で逆転再生しても不自然になら
    ない任意可逆性動画の一連のフレーム画像を含む一定の
    数のサンプル画像を記録した手段と、前記サンプル画像
    の順位番号に一義的に対応し、概周期的に変化する制御
    信号により前記サンプル画像から個個のフレーム画像を
    選択し出力する手段により、前記制御信号の継続時間に
    わたり前記一定の数のサンプル画像から動画を生成する
    ことを特徴とする、擬似動画生成用サンプル画像記録再
    生方式。
  2. 【請求項2】前記制御信号は外部信号を加えられること
    により一定の時間、所定の関数で表わされる別の制御信
    号に切り替えられるものである特許請求の範囲請求項1
    に記載の擬似動画生成用サンプル画像記録再生方式。
JP11253400A 1999-08-05 1999-08-05 擬似動画生成用サンプル画像記録再生方式 Pending JP2001054069A (ja)

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