JP2001052391A - 磁気記録再生装置 - Google Patents

磁気記録再生装置

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JP2001052391A
JP2001052391A JP11220868A JP22086899A JP2001052391A JP 2001052391 A JP2001052391 A JP 2001052391A JP 11220868 A JP11220868 A JP 11220868A JP 22086899 A JP22086899 A JP 22086899A JP 2001052391 A JP2001052391 A JP 2001052391A
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JP
Japan
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light
signal
hole
drum
rotating
Prior art date
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Application number
JP11220868A
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English (en)
Inventor
Mikio Owashi
幹夫 尾鷲
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Victor Company of Japan Ltd
Original Assignee
Victor Company of Japan Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 VTR等の磁気記録再生装置の回転ドラム体
の位相制御をするためのPG信号を発生する磁気記録再
生装置を提供する。 【解決手段】 回転ドラム体に記録・再生用のヘッドを
搭載する磁気記録再生装置において、回転ドラム体の回
転位相の制御や搭載した記録・再生ヘッドの切換タイミ
ングとして信号として使用するPG信号の生成、検出手
段をドラム外周部に設けられた貫通孔と、この貫通孔を
光が透過する位置に配置された一対の発光素子・受光素
子とから構成することにより、ドラムモータにPG信号
発生のため着磁パターンを設けることなく構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はVTR等の磁気記録
再生装置の回転ドラム体の回転位相を制御するために使
用されるPG信号を発生する磁気記録再生装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、回転ドラム体のPG検出は、回転
ドラム体の回転部を駆動するドラムモータのロータの磁
石部分に着磁された磁気パターンをドラムモータのステ
ータ側に配置されたホール素子等の磁気センサーによっ
て検出し、検出された信号波形を成形した位相(PG)
信号を利用していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような構成では、ドラムモータに検出装置を設ける必
要があり、また、ドラムモータのPG着磁部とホール素
子との間で発生する微弱な信号を検出する必要があり、
つまり、ホール素子から出力される信号を使用するため
には所定のレベルまで増幅する必要があり、従って、他
の回路部から、あるいは、他の回路部へのノイズ対策を
施すことが必要であり、検出回路やそれに付随するノイ
ズ対策等の部品が必要となり組立工数も多くなり、コス
ト増の大きな要因となっていた。
【0004】本発明はこの点に着目してなされたもので
あり、回転ドラム体に記録・再生用のヘッドを搭載する
磁気記録再生装置において、回転ドラム体の回転位相の
制御や搭載した記録・再生ヘッドの切換タイミングとし
て信号として使用するPG信号の生成、検出手段をドラ
ム外周部に設けられた貫通孔と、この貫通孔を光が透過
する位置に配置された一対の発光素子・受光素子とから
構成することにより、ドラムモータにPG信号発生のた
め着磁パターンを設けることなくまた、複雑な検出回路
やシールド等の対策が不要となる磁気記録再生装置を提
供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決するた
めに、本発明の磁気記録再生装置は情報信号を磁気記録
媒体に記録再生する磁気記録再生装置において、回転軸
を中心に回転する回転部と、前記アッパードラムと略同
径で前記回転軸と中心軸が一致するように配置された固
定部とから構成され、前記回転部および固定部のそれぞ
れ外周部の前記回転軸から等距離の位置にそれぞれ貫通
孔を有する回転ドラム体と、前記回転ドラム体の回転部
を回転駆動するモータと、前記回転ドラム体の上方で、
発光した光が前記貫通孔内を透過する位置に配置された
発光素子と、前記発光素子から放射された光が前記貫通
孔を透過して入射される位置に配置された受光素子と、
前記受光素子の出力信号を前記回転ドラムの回転駆動の
ための回転位相を制御するための信号として前記モータ
に供給する制御信号発生部とから構成したことを特徴と
する。
【0006】
【発明の実施の形態】図1は本発明になる磁気記録再生
装置の一例を示す図である。1は回転ドラム体である。
回転ドラム体1は、回転するアッパードラム(回転部)
2と、固定のロワードラム(固定部)3とから構成され
ている。4および5はアッパードラム2およびロワード
ラム3の外周部に回転軸方向に貫通している貫通孔で、
アッパードラム2が回転して貫通孔4と貫通孔5とが一
つの貫通孔として働くようにそれぞれの貫通孔は配置さ
れる。6は発光ダイオードなどの発光素子で、発光した
光が貫通孔4を通過できるようにアッパードラム2の上
方に配置されている。また、図1には図示していない
が、他の機構部や筐体等の状況に応じて、発光素子6は
発光した光が貫通孔4に集束するように先端部にレンズ
等の集光のための光学要素を配置してもよく、また、例
えば、発光素子6の発光部に筒状のガイド等を設けて発
光した光が散乱することを防止する様な構成とすること
もできる。7はフォトダイオードなどの受光素子で、発
光源よりの貫通孔4および貫通孔5を通過(透過)して
きた光が入射される位置に配置される。また、図1には
図示していないが、他の機構部や筐体等の状況に応じ
て、受光素子7は貫通孔5から入射される光のみが受光
するように受光部に筒状のガイドを配置したり、所定形
状の遮光部を設けて貫通孔5以外から到来する光による
誤動作を防止する様に構成することもできる。アッパー
ドラム2が回転すると1周に1回、貫通孔4と貫通孔5
とが一致するため、発光素子6から発光された光が受光
素子7に入射される。受光素子7より出力される光は1
回転に1回の信号として出力されるので、PG信号とし
て使用することが可能である。受光素子7より出力され
る信号レベルは通常TTLあるいはCMOS以上である
ので、特に増幅する必要はない。受光素子7の出力信号
は図1に図示していないモータの駆動制御回路に供給さ
れ、PG信号として回転の位相を制御するために使用さ
れる。また、アッパードラム2の貫通孔4は回転ドラム
の回転に影響を与えない程度の大きさが望ましいが、貫
通孔4を所定の大きさ以上にして設ける場合は、貫通孔
4に対応するアッパードラム2の所定の箇所に穴をあけ
たり、切削して回転バランスが得られるようにすればよ
い。
【0007】貫通孔4および5の形状は真円である必要
はなく図2に示すような長穴の形状としてもよい。さら
に貫通孔4,5は1組だけでなく、図3に示すように複
数組配置してもよい。図3に示した場合、一方の貫通孔
の形状を真円Aとし、他方の貫通孔の形状を長穴Bとし
て、それぞれの貫通孔を180度対向した位置に配置す
ることも可能である。
【0008】このとき、例えば、真円Aの直径をDとし
た場合に、図2に示すように長穴Bの幅をD/2とする
ことにより、回転ドラム体1の半径方向に関して長穴B
の開口面積は真円Aに比して狭いので、通過する光が減
少する。受光素子として受光量に比例した電圧が出力さ
れるものを使用することにより、真円Aと長穴Bとの判
別が出力電圧を検出することにより可能となる。この場
合はドラム1回転に2つのPG信号が発生し180度対
向位置での位相識別が可能となる。また、真円Aの貫通
孔と長穴Bの貫通孔との体積がほぼ同じように設定すれ
ば、回転バランスが崩れることは少ない。もし回転バラ
ンスが保持できない場合は、アッパードラムの所定部分
を切削する等して回転バランスをとることが必要とな
る。
【0009】上述したように外周部に貫通孔を有する回
転ドラム体1、発光素子6、および受光素子7により受
光素子7の出力信号よりPG信号が得られるので、ドラ
ムモータにPG信号を発生するための機構や回路が不要
となる。従って、図1に図示していないが、ドラムモー
タのロータの着磁パターンは単純なFGパターンのみで
よく、ドラムモータの構成がシンプルになり、コストを
低減することができる。
【0010】また、受光素子7からの出力信号はTTL
やCMOSレベル以上の電圧、通常は供給電圧が出力さ
れるので、ロータマグネットとホール素子との組合せで
PG信号を検出する構成では必要であるシールドが不要
となる。さらに、貫通孔の加工精度は高精度にする必要
がなく、受光センサーの配置位置の精度のみを考慮すれ
ばよく組立も容易となる。
【0011】
【発明の効果】以上詳述したように本発明の磁気記録再
生装置では、ドラムモータにPG信号を発生するための
機構や回路が不要となり、従ってドラムモータのロータ
の着磁パターンは単純なFGパターンのみでよく、ま
た、受光素子からの出力される信号のレベルは十分なレ
ベルが得られるので、増幅回路やシールド等が不要とな
り、さらに、貫通孔の加工精度は高精度にする必要がな
く、受光素子の配置位置の精度のみを考慮すればよく組
み立ても容易となるという利点を有する。
【0012】
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の磁気記録再生装置の実施例を示
す図である。
【図2】図2は貫通孔の他の例を示す図である。
【図3】図3は本発明になる磁気記録再生装置の他の例
を示す図である。
【符号の説明】
1…回転ドラム体、 2…アッパードラム、 3…ロワードラム、 4…貫通孔、 5…貫通孔、 6…発光素子、 7…受光素子、 A…真円、 B…長穴、

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】情報信号を磁気記録媒体に記録再生する磁
    気記録再生装置において、 回転軸を中心に回転する回転部と、前記アッパードラム
    と略同径で前記回転軸と中心軸が一致するように配置さ
    れた固定部とから構成され、前記回転部および固定部の
    それぞれ外周部の前記回転軸から等距離の位置にそれぞ
    れ貫通孔を有する回転ドラム体と、 前記回転ドラム体の回転部を回転駆動するモータと前記
    回転ドラム体の上方で、発光した光が前記貫通孔内を透
    過する位置に配置された発光素子と、 前記発光素子から放射された光が前記貫通孔を透過して
    入射される位置に配置された受光素子と前記受光素子の
    出力信号を前記回転ドラムの回転駆動のための回転位相
    を制御するための信号として前記モータに供給する制御
    信号発生部とから構成された磁気記録再生装置。
JP11220868A 1999-08-04 1999-08-04 磁気記録再生装置 Pending JP2001052391A (ja)

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