JP2001052292A - 高所障害物警報装置 - Google Patents

高所障害物警報装置

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JP2001052292A
JP2001052292A JP11227828A JP22782899A JP2001052292A JP 2001052292 A JP2001052292 A JP 2001052292A JP 11227828 A JP11227828 A JP 11227828A JP 22782899 A JP22782899 A JP 22782899A JP 2001052292 A JP2001052292 A JP 2001052292A
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Satoshi Iwaki
敏 岩城
Shuichi Ohara
秀一 大原
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明の目的は車両と高所障害物との衝突を
防止するための警報を発する装置を提供するとともに低
価格でしかも信頼性の高い高所障害物警報装置を提供す
ることを目的とする。 【解決手段】 通路に面して高所に配置された固定構造
物などの障害物2に設置される情報源3と車両1などの
移動体上に設置され該移動体上で情報源3を検出する検
出手段4とそれが情報源3を検出した場合に警報を発す
る警報手段とを設けたことを特徴とする高所障害物警報
装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は,例えば道路を通行
する車両などの交通機関に対して警報を発するための高
所障害物警報装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、トレーラやバケット車のように
比較的車高の高い車両が一般の道路を通行する場合に
は、ガードレール,橋,トンネルなどのように高さ制限
の存在する構造物の下をくぐり抜ける際に注意が必要で
ある。すなわち、車両の最高部位が構造物の高さ制限を
超えていると、車両が構造物に衝突してしまう。
【0003】このような衝突を防止するために、運転者
は車両の最高部位の高さと構造物の高さとを目視などに
より比較して通過が可能か否かを判断することになる
が、現実には運転者の判断ミスによリ衝突事故が生じる
場合も多い。このような事故を防ぐために、従来より危
険な構造物にはクリアランス情報を数字標識として備え
付けておき、その数字標識を運転者が読み取って通過可
能か否かを運転者が判断するようにしている。
【0004】しかしながら、実際には運転者が数字標識
を見落としてしまう場合があり、その度に衝突事故に至
ってしまう可能性がある。また、構造物の高さを測定す
るセンサなどを車両に備えて、運転者に警報するシステ
ムが考案されているが、比較的信頼性が低く、しかも装
置が高価であるという問題点があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は,車両
と高所障害物との衝突を防止するための警報を発する高
所障害物警報装置を提供するとともに、低価格でしかも
信頼性の高い高所障害物警報装置を提供することを目的
とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の高所障害物警
報装置は、通路に面して高所に配置された固定構造物な
どの障害物に設置される情報源と、車両などの移動体上
に設置され、該移動体上で前記情報源を検出する検出手
段と、前記検出手段が前記情報源を検出した場合に警報
を発する警報手段とを設けたことを特徴とする。
【0007】請求項1によれば、検出手段を搭載した車
両などが衝突の可能性のある障害物に接近すると、前記
検出手段が障害物に設置された情報源(発信機や標識)
を検出し、警報手段が警報を発する。従って、車両の運
転者は発生した警報により衝突の可能性のある障害物に
接近したことを認知できる。前記情報源が検出手段の検
出対象であるため、障害物上の危険な部位の近傍に前記
情報源を設置することにより、例えば検出手段の検出方
向に指向性を持たせる場合には、衝突の可能性が高いと
きだけ警報を発することもできる。
【0008】請求項2は、請求項1の高所障害物警報装
置において、前記情報源にそれが設置された構造物の高
さに関する情報を出力もしくは表示する高さ情報出力手
段を設け、前記警報手段は、前記検出手段が検出した前
記情報源の高さ情報に基づいて警報を出力することを特
徴とする。請求項2では、障害物に関する実際の高さの
情報を検出手段が検出できるので、衝突の可能性の高さ
を自動認識できる。従って、衝突の危険性が高い場合だ
け警報を発生することもできる。
【0009】請求項3は、請求項1の高所障害物警報装
置において、前記情報源に電波発信機を設け、前記検出
手段に電波受信機を設け、前記警報手段は、前記検出手
段が受信した電波の強度に応じて警報を出力することを
特徴とする。請求項3では、車両上の検出手段が検出す
る前記情報源からの電波の強度は、前記情報源と検出手
段との距離に応じて定まる。距離が近くなるに従って、
衝突の危険が高くなる。このため、受信した電波の強度
に応じて警報を出力することにより、衝突の危険に応じ
た警報出力が可能になる。
【0010】請求項4は、請求項1の高所障害物警報装
置において、前記情報源として視覚的に認識可能な標識
を設け、前記検出手段には前記標識を撮影するテレビカ
メラと、該テレビカメラが撮影した画像から前記標識の
パターンを認識する画像処理手段とを設けたことを特徴
とする。請求項4では、車両上のテレビカメラが撮影す
る画像により、障害物に設置された標識を認識すること
ができる。車両が障害物から離れている場合や障害物の
存在しない道路を走行しているときには前記標識を認識
できないが、車両が障害物に接近して衝突の可能性があ
る場合には、前記標識が認識される。従って、衝突の可
能性があるときに警報を発することができる。
【0011】請求項5は、請求項1の高所障害物警報装
置において、前記情報源として温度分布が不均一な標識
を設け、前記検出手段には前記標識を撮影する赤外線テ
レビカメラと、該赤外線テレビカメラが撮影した画像か
ら前記標識のパターンを認識する画像処理手段とを設け
たことを特徴とする。請求項5では、車両上の赤外線テ
レビカメラが撮影する画像により、障害物に設置された
標識の温度分布パターンを認識することができる。赤外
線の画像からパターンを認識するので、太陽光などのノ
イズ光の影響を受けにくくパターン認識が容易になる。
【0012】請求項6は、請求項5の高所障害物警報装
置において、前記情報源に、太陽エネルギーを利用して
温度分布に変化を与える標識を設けたことを特徴とす
る。請求項6では、太陽エネルギーを利用するので、外
部から電力を供給しなくても標識に温度分布パターンを
形成できる。
【0013】
【発明の実施の形態】(第1の実施の形態)本発明の高
所障害物警報装置の1つの実施の形態について、図1及
び図2を参照して説明する。この形態は請求項1〜請求
項3に対応する。
【0014】図1は車両及び障害物の配置例を示す正面
図である。図2はこの形態の発信機及び受信機の構成を
示すブロック図である。この形態では、請求項1の情報
源は発信機3に対応し、請求項1の検出手段は無線受信
機21に対応し、請求項1の警報手段は音声合成回路2
5及び警報音発生回路26に対応する。また、請求項2
の高さ情報出力手段は変調回路12に対応する。
【0015】この例では、高所障害物警報装置は発信機
3と受信機4とで構成されている。発信機3は、例えば
図1に示す障害物2に設置される。図1の例では、障害
物2はトンネルのような人工の固定された構造物を想定
している。発信機3は、障害物2の入り口前面の下方に
固定されている。また、受信機4は車高の高い車両1の
車内(電波を受信できる位置)に固定されている。
【0016】障害物2の高さ制限よりも車両1の高さが
高い場合、車両1が障害物2を通過する際に衝突の危険
がある。この危険を回避するために発信機3及び受信機
4が用いられる。図2に示すように、発信機3は無線送
信機11及び変調回路12を備えている。また、発信機
3は障害物2の高さ制限に相当する高さ情報13を保持
している。この高さ情報13の値は変調回路12に印加
される。変調回路12は、無線送信機11が送出する電
波の搬送波を高さ情報13によってディジタル変調す
る。この例では変調方式として周波数変調(FSK)を
用いているが、振幅変調,位相変調などを用いてもよ
い。
【0017】高さ情報13は繰り返し変調回路12に印
加されるので、高さ情報13を含む電波が発信機3から
常時発信される。この例では、送出する電波の強度は一
定になっている。また、受信機4は無線受信機21,レ
ベル検出回路22,復調回路23,警報制御回路24,
音声合成回路25,警報音発生回路26,増幅回路2
7,メモリユニット28,スピーカ29,インタフェー
ス回路33及び入力装置34を備えている。
【0018】無線受信機21は、発信機3が送出する電
波を常時受信できる状態になっている。レベル検出回路
22は、無線受信機21が受信した電波の強度を検出
し、その強度に比例する電気信号を出力する。復調回路
23は、発信機3が送出した電波に含まれる高さ情報1
3を抽出するために変調波の復調を行う。復調によって
得られる高さ情報13のディジタル信号が復調回路23
から出力される。
【0019】メモリユニット28は、自車両の高さ情報
32を保持している。この自車両の高さ情報32の値
は、インタフェース回路33を介して接続された入力装
置34を用いて変更することができる。警報制御回路2
4は、復調回路23が出力する高さ情報13の値と、メ
モリユニット28から得られる自車両の高さ情報32の
値とに基づいて音声合成回路25,警報音発生回路26
を制御するためにオン/オフの信号及び警告レベルの信
号を出力する。
【0020】自車両の高さ情報32が高さ情報13の高
さよりも低く、その差が所定の閾値以上である場合には
オン/オフの信号にオフレベルを出力する。その場合に
は警報は出力されない。また、自車両の高さ情報32が
高さ情報13の高さよりも低く、その差が所定の閾値未
満である場合には、衝突の可能性もあるのでオン/オフ
の信号にオンレベルを出力するとともに、自車両の高さ
情報32と高さ情報13との差に応じた警告レベルを出
力する。差が小さくなるに従って警告レベルを上げる。
【0021】また、自車両の高さ情報32が高さ情報1
3の高さ以上の場合には衝突の可能性が極めて高いので
オン/オフの信号にオンレベルを出力するとともに、最
大の警告レベルを出力する。
【0022】音声合成回路25は、入力されるオン/オ
フの信号がオンレベルの時に、「注意」,「警告」,
「危険」などを表す複数種類の警報内容と、高さ情報1
3の値を表す音声信号を生成する。出力する警報の内容
は、警告レベルに応じて自動的に決定される。警報音発
生回路26は、入力されるオン/オフの信号がオンレベ
ルの時に、警報音信号を生成する。また、危険性の度合
いを表現するために、入力される警告レベルに応じて生
成する警報音の周波数や強弱を自動的に調整する。
【0023】音声合成回路25が出力する音声信号及び
警報音発生回路26が出力する警報音信号は、増幅回路
27で増幅され、スピーカ29から音響として出力され
る。増幅回路27はゲインが可変になっている。増幅回
路27のゲイン制御入力には、レベル検出回路22から
出力される受信レベルの信号が印加される。車両1が障
害物2に接近するに従って、受信機4における受信電界
強度が増加するので、その受信レベルに比例した大きさ
で警報音や警報音声を出力する。これにより、運転者に
は迫り来る危険を距離に応じて警告できる。また、高さ
情報13の数値を音声出力することにより、障害物2の
高さの情報を運転者に知らせることができる。
【0024】なお、この例では発信機3が高さ情報13
を出力する場合について説明したが、無変調の電波を送
出する発信機を用いてもよい。その場合には、受信機4
において受信レベルに応じて警報を出力すればよい。つ
まり、図2に示すように増幅回路27のゲインを受信レ
ベルに応じて制御してもよいし、受信レベルを所定の閾
値と比較して警報のオン/オフを切り替えてもよいし、
それらの制御を組み合わせてもよい。
【0025】なお、障害物2に複数の発信機3を設置し
ておけば、複数の発信機3から受信機4に届く信号の信
号伝達の時間的な差異や、空間的な差異を利用して障害
物2までの距離情報を得ることも可能である。
【0026】(第2の実施の形態)本発明の高所障害物
警報装置の1つの実施の形態について、図3及び図4を
参照して説明する。この形態は請求項1及び請求項4に
対応する。図3はこの形態の受信機の構成を示すブロッ
ク図である。図4はこの形態の警報標識の例を示す正面
図である。
【0027】この形態では、請求項1の情報源は警報標
識70に対応し、請求項1の検出手段はテレビカメラ4
1に対応し、請求項1の警報手段は警報制御回路44及
び警報音発生回路26に対応する。また、請求項4の標
識,テレビカメラ及び画像処理手段は、それぞれ警報パ
ターン71,テレビカメラ41及びパターン認識回路4
3に対応する。
【0028】この形態の高所障害物警報装置は、図4に
示す警報標識70と図3に示す受信機40とで構成され
ている。警報標識70は、図1の発信機3と同様に障害
物2に設置される。受信機40は図1の受信機4と同様
に車両1に搭載される。受信機40のテレビカメラ41
は、車両1の進行方向の前方の景色を撮影するように車
両1に固定される。
【0029】図4に示す例では、警報標識70は星形の
警報パターン71と、4つのフラグマーク72(1),7
2(2),72(3),72(4)と、高さ表示(文字情報)7
3とで構成されている。フラグマーク72(1),72
(2),72(3),72(4)のそれぞれの着色の有無は、こ
の警報標識70が設置される障害物2の高さ制限に応じ
て決定される。つまり、4つのフラグマーク72の着色
の有無の組み合わせパターンで高さの情報を表してい
る。この例では、4つのフラグマーク72を用いている
ので16種類(4ビット)の高さを表現できる。高さ表
示73は、障害物2の高さ制限の数値を文字で表してい
る。
【0030】図3に示すよう、受信機40はテレビカメ
ラ41,フレームメモリ42,パターン認識回路43,
警報制御回路44,メモリユニット45,警報音発生回
路26,スピーカ29,インタフェース回路33及び入
力装置34を備えている。メモリユニット45には、自
車両の高さ情報32の他に、標識の基準パターン情報4
6及びフラグマークのパターン情報47が保持されてい
る。これらの情報は、インタフェース回路33を介して
接続された入力装置34からの入力により変更すること
ができる。
【0031】標識の基準パターン情報46は、警報パタ
ーン71をパターン認識するために用いる基準パターン
の情報である。フラグマークのパターン情報47は、4
つのフラグマーク72をパターン認識するために用いる
基準パターンの情報である。テレビカメラ41は車両1
の前方の景色を常時撮影している。テレビカメラ41の
撮影により得られた画像は、ディジタル信号に変換さ
れ、フレームメモリ42に入力される。フレームメモリ
42には常時1フレーム以上の画像情報が保持される。
【0032】フレームメモリ42は、フレームメモリ4
2上に保持される各フレームの画像情報を処理してその
画像の中から特徴のあるパターンを検出する。すなわ
ち、警報標識70の警報パターン71と一致するパター
ンの存在の有無を検出する。また、警報パターン71を
検出した場合にはフラグマーク72の検出も行う。さら
に、検出した警報パターン71の大きさから距離を検出
し、4つのフラグマーク72の着色の組み合わせから障
害物2における高さ情報を認識する。
【0033】車両1が障害物2に近づいてテレビカメラ
41の撮影した画像に警報標識70が現れ、パターン認
識回路43が警報標識70を認識すると警報音が出力さ
れる。すなわち、警報制御回路44はパターン認識回路
43が出力する距離及び高さ情報とメモリユニット45
が保持する自車両の高さ情報32とに基づいて生成した
オン/オフの信号及び警告レベルによって警報音発生回
路26を制御する。
【0034】パターン認識回路43がフラグマーク72
から検出した高さ情報に比べて自車両の高さ情報32の
高さが十分に低い場合には警報はオフに制御される。し
かし、自車両の高さ情報32がフラグマーク72から検
出した高さ情報に近いか又は大きい場合には警報がオン
に制御される。警報制御回路44が出力する警告レベル
は、パターン認識回路43がパターンの大きさから検出
した距離の大きさと、高さに応じた危険の度合いとによ
って決定される。警報音発生回路26は警告レベルに応
じて、出力する警報音の周波数や音量を自動的に調節す
る。
【0035】なお、フラグマーク72は単純なパターン
であるため、機械的な画像処理で高さを読み取るのに適
している。高さ表示73は文字による表示であるため運
転者が高さを読み取るのに都合がよい。 (第3の実施の形態)本発明のもう1つの実施の形態に
ついて以下に説明する。この形態は請求項1,請求項5
及び請求項6に対応する。
【0036】この形態は前記第2の実施の形態の変形例
である。図示は省略し、第2の実施の形態とは異なる部
分のみについて以下に説明する。この形態では、受信機
40のテレビカメラ41の代わりに赤外線テレビカメラ
を用いて赤外線の画像を読み取る。また、赤外線の画像
に標識パターンが現れるように、警報標識70に温度分
布パターンを形成しておく。すなわち、警報パターン7
1及び各フラグマーク72がそれらの周囲に比べて高温
になるように、警報パターン71及び各フラグマーク7
2には熱源を付加してある。
【0037】この例では、警報パターン71及び各フラ
グマーク72に付加する熱源として、太陽光エネルギー
の熱を蓄熱する蓄熱装置を用いる。また、警報パターン
71及び各フラグマーク72についてはその温度分布が
均一になるように熱伝導率の良好な材料を用いて構成
し、それらの周囲には熱が周囲に分散しないように断熱
材を配置しておく。
【0038】この形態では、赤外線テレビカメラを用い
て温度分布パターンを読み取るので、標識とその周囲の
景色とのパターン識別が容易であり、標識の検出精度が
改善される。また、周りが暗い状況でも識別が容易であ
る。なお、蓄熱装置の代わりに太陽電池及び蓄電池を用
いて電力を蓄積し、この電力で発熱する発熱体を用いて
警報パターン71及び各フラグマーク72の温度分布を
形成してもよい。あるいは、太陽電池を省略して外部か
ら電力を供給してもよい。
【0039】
【発明の効果】以上の通り、本発明によれば障害物に設
置される情報源と車両などに配置される検出手段とを組
み合わせることにより、衝突の危険がある障害物の存在
を高い信頼性で検出できる。また、高価な測定装置を用
いる必要がないため安価な高所障害物警報装置を実現で
きる。
【0040】また、情報源から障害物の高さの情報を送
出することにより、検出手段で障害物の高さを検出し、
高さに応じた衝突の可能性に見合った警報で運転者に警
告することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】車両及び障害物の配置例を示す正面図である。
【図2】第1の実施の形態の発信機及び受信機の構成を
示すブロック図である。
【図3】第2の実施の形態の受信機の構成を示すブロッ
ク図である。
【図4】第2の実施の形態の警報標識の例を示す正面図
である。
【符号の説明】
1 車両 2 障害物 3 発信機 4,40 受信機 11 無線送信機 12 変調回路 13 高さ情報 21 無線受信機 22 レベル検出回路 23 復調回路 24 警報制御回路 25 音声合成回路 26 警報音発生回路 27 増幅回路 28 メモリユニット 29 スピーカ 32 自車両の高さ情報 33 インタフェース回路 34 入力装置 41 テレビカメラ 42 フレームメモリ 43 パターン認識回路 44 警報制御回路 45 メモリユニット 46 標識の基準パターン情報 47 フラグマークのパターン情報 49 警報音発生回路 70 警報標識 71 警報パターン 72 フラグマーク 73 高さ表示

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通路に面して高所に配置された固定構造
    物などの障害物に設置される情報源と、 車両などの移動体上に設置され、該移動体上で前記情報
    源を検出する検出手段と、 前記検出手段が前記情報源を検出した場合に警報を発す
    る警報手段とを設けたことを特徴とする高所障害物警報
    装置。
  2. 【請求項2】 請求項1の高所障害物警報装置におい
    て、前記情報源にそれが設置された構造物の高さに関す
    る情報を出力もしくは表示する高さ情報出力手段を設
    け、前記警報手段は、前記検出手段が検出した前記情報
    源の高さ情報に基づいて警報を出力することを特徴とす
    る高所障害物警報装置。
  3. 【請求項3】 請求項1の高所障害物警報装置におい
    て、前記情報源に電波発信機を設け、前記検出手段に電
    波受信機を設け、前記警報手段は、前記検出手段が受信
    した電波の強度に応じて警報を出力することを特徴とす
    る高所障害物警報装置。
  4. 【請求項4】 請求項1の高所障害物警報装置におい
    て、前記情報源として視覚的に認識可能な標識を設け、
    前記検出手段には前記標識を撮影するテレビカメラと、
    該テレビカメラが撮影した画像から前記標識のパターン
    を認識する画像処理手段とを設けたことを特徴とする高
    所障害物警報装置。
  5. 【請求項5】 請求項1の高所障害物警報装置におい
    て、前記情報源として温度分布が不均一な標識を設け、
    前記検出手段には前記標識を撮影する赤外線テレビカメ
    ラと、該赤外線テレビカメラが撮影した画像から前記標
    識のパターンを認識する画像処理手段とを設けたことを
    特徴とする高所障害物警報装置。
  6. 【請求項6】 請求項5の高所障害物警報装置におい
    て、前記情報源に、太陽エネルギーを利用して温度分布
    に変化を与える標識を設けたことを特徴とする高所障害
    物警報装置。
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