JP2001051243A - 光伝送装置 - Google Patents

光伝送装置

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JP2001051243A
JP2001051243A JP22391399A JP22391399A JP2001051243A JP 2001051243 A JP2001051243 A JP 2001051243A JP 22391399 A JP22391399 A JP 22391399A JP 22391399 A JP22391399 A JP 22391399A JP 2001051243 A JP2001051243 A JP 2001051243A
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JP
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optical
signal
electric
transmitted
electric signal
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JP22391399A
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English (en)
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Koichi Masuda
浩一 増田
Hiroaki Yamamoto
浩明 山本
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • Optical Modulation, Optical Deflection, Nonlinear Optics, Optical Demodulation, Optical Logic Elements (AREA)
  • Optical Communication System (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 サブキャリア光伝送により、ベースバンド信
号及び高周波信号両方を同一の光源を用いて同時に伝送
できる光伝送装置を提供することである。 【解決手段】 電気変調部120は、高周波発振器11
0からの副搬送波を、入力電気信号で変調する。光強度
変調部140は、所定のバイアス点を基準として動作
し、光源130からの主搬送波の強度を、前記電気変調
部120からの変調電気信号で変調する。ここで、所定
のバイアス点は、光強度変調部140からの出力光パワ
ーが最大時の半分になる電圧値と異なる。光ファイバ3
00中の伝送された光信号は光分岐部210により2分
岐される。第1光受信部220は、分岐された一方の光
信号を第1電気信号に変換した後に、伝送すべき電気信
号のみを抽出する。第2光受信部230は、分岐された
他方の光信号を第2電気信号に変換した後に、電気変調
部120で生成された変調電気信号のみを抽出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光伝送装置に関
し、より特定的には、電気信号を乗せた高周波搬送波
(副搬送波)で、主搬送波(無変調光)の強度を変調し
て生成された光信号を伝送する光伝送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】情報を光に乗せて伝送する光伝送は、低
損失・広帯域性から将来の高速通信網に広く用いられる
と、期待されている。例えば、ベースバンド信号を光伝
送するための光伝送装置(以下、第1光伝送装置と称す
る)や、電気的な高周波信号を光伝送するための光伝送
装置(以下、第2光伝送装置と称する)等が提案されて
いる。以下、これらの2つの光伝送装置に関して、図面
を参照して具体的に説明する。
【0003】まず、第1光伝送装置について説明する。
図6は、第1光伝送装置の典型的な構成を示すブロック
図である。図6において、第1光伝送装置は、光源61
0と、光ファイバ620と、光電気変換部630とを備
える。光源610から出力される光信号の強度は、入力
されたベースバンド信号により変調される。この光信号
は、光ファイバ620中を伝送された後、光電気変換部
630で光電気変換され、これによって、元のベースバ
ンド信号が得られる。
【0004】次に、第2光伝送装置について説明する。
近年、携帯電話又はPHS(Personal Handyphone Syste
m)等の無線サービスが急速に拡大している。そのため、
より一層高い周波数の利用が検討されており、概ね30
GHz〜300GHzのミリ波帯を利用したマイクロセ
ルシステム又はピコセルシステムが検討されつつある。
かかるセルシステムを適用した無線通信システムでは、
町中に多数の無線基地局が設置される。そのため、無線
基地局は、小型かつ安価であることが要求される。そこ
で、無線通信システムには、研究・開発が近年盛んに行
われているサブキャリア光伝送方式が採用される場合が
ある。サブキャリア光伝送方式に関しては、例えば、"M
icrowave and millimeter-wave fiber optic technolog
ies forsubcarrier transmission systems"(Hiroyo Oga
wa, IEICE Transactions on Communications, Vol. E76
-B, No.9, pp1078-1090, September, 1993 ) に詳しく
記述されている。
【0005】図7は、サブキャリア光伝送方式を採用し
た第2光伝送装置の典型的な構成を示すブロック図であ
る。図7において、第2光伝送装置は、高周波発振器7
10と、電気変調部720と、光源730と、光強度変
調部740と、光ファイバ750と、光受信装置760
とを含む。高周波発振器710は、予め定められた高周
波数の副搬送波を電気変調部720に出力する。電気変
調部720には、伝送すべき電気信号としてのベースバ
ンド信号が入力される。電気変調部720は、副搬送波
をベースバンド信号で変調して、変調信号を生成する。
変調信号は、光強度変調部740に出力される。光源7
30は、典型的には半導体レーザで構成されており、予
め定められた光周波数の主搬送波を発振する。主搬送波
は光強度変調部740に出力される。光強度変調部74
0は、典型的にはマッハツェンダ型の構成を有する。こ
こで、光強度変調部740のバイアス点は、図8に示す
ように、光出力パワーが最大透過時の半分になる電圧値
(=π/2)に設定されている。光強度変調部740
は、入力された主搬送波の強度を、電気変調部720か
らの変調信号で変調して、光信号を生成する。光信号
は、光ファイバ750中を伝送され、光受信装置760
に入力される。光受信装置760は、まず、光電気変換
を行って、入力された光信号を、その強度変調成分を含
む電気信号に変換する。その後、周波数変換が行われ、
変換された電気信号が中間周波数帯のものにダウンコン
バートされる。周波数変換された電気信号は、ベースバ
ンド信号の情報に復調される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述の第1光伝送装置
(図6参照)は、ディジタル情報のベースバンド信号を
有線で伝送するためによく用いられる。一方、第2光伝
送装置(図7参照)は、無線通信システムに適用される
ことが検討されている。このように、第1及び第2光伝
送装置は、互いに用途が異なるので、別々のシステムと
して検討されており、ベースバンド信号及び高周波の電
気信号両方を同時に光伝送する光伝送装置については、
さほど検討されていなかった。しかし、波長多重技術を
用いれば、かかる光伝送装置を構築できる。つまり、図
6の光源610から出力される光信号と、図7の光強度
変調部740から出力される光信号とを送信側において
波長多重する。これによって得られる波長多重信号は、
光ファイバ中を伝送され、光受信側で分離された後、別
個に光電気変換され、これによって、受信側は、両方の
信号が同時に得られる。しかしながら、波長多重技術を
適用した光伝送装置は、光受信側で正確に波長多重され
た光信号を分離しなければならないため、送信側が互い
に発振波長の異なる複数の光源を必要とするので、当該
光伝送装置の構築には相当のコストを要するという問題
点があった。
【0007】それ故に、本発明の目的は、ベースバンド
信号及び高周波信号両方を単一の光源を用いて同時に光
伝送できる光伝送装置を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段および発明の効果】第1の
発明は、伝送すべき電気信号を乗せた副搬送波で変調さ
れた主搬送波を、光送信装置から光受信装置へと光伝送
路を通じて伝送する光伝送装置であって、光送信装置
は、高周波信号を発振して、当該高周波信号を副搬送波
として出力する高周波発振器と、外部から入力された伝
送すべき電気信号で、高周波発振器から出力された副搬
送波を変調して、変調電気信号を生成する電気変調部
と、主搬送波を出力する光源と、所定のバイアス点が設
定されており、光源から出力された主搬送波の強度を、
電気変調部から出力された変調電気信号で変調して、光
信号を生成する光強度変調部とを備え、光強度変調部に
より生成された光信号は、光伝送路中を伝送され、光受
信装置は、光伝送路中を伝送されてくる光信号を、少な
くとも2分岐する光分岐部と、光分岐部により分岐され
た一方の光信号を、第1電気信号に変換する第1光電気
変換部と、第1の光電気変換部により変換された第1電
気信号から低域成分のみを抽出して、伝送すべき電気信
号を得る低域通過フィルタ部と、光分岐部により分岐さ
れた他方の光信号を、第2電気信号に変換する第2光電
気変換部と、第2の光電気変換部により変換された第2
電気信号から高域成分のみを抽出して、電気変調部で生
成された変調電気信号を得る高域通過フィルタ部とを備
え、所定のバイアス点は、光強度変調部からの出力光パ
ワーが最大時の半分になる電圧値と異なる。
【0009】第1の発明では、光強度変調部の駆動バイ
アス点が、その出力光パワーが最大時の半分になる電圧
値からずれているので、光信号には、伝送すべき電気信
号の成分と、変調電気信号の成分とが含まれる。そのた
め、低域通過フィルタ部は、伝送すべき電気信号の成分
を抽出することができ、高域通過フィルタ部は、変調電
気信号の成分を抽出することができる。このように、光
受信装置は、伝送すべき電気信号および変調電気信号を
同時に得ることができる。また、光送信装置は、1個の
光源のみを用いて、両方の信号を光受信装置に同時に光
伝送することができるので、光伝送装置を低コストで構
築することができる。
【0010】第2の発明は第1の発明に従属しており、
光受信装置は、高域通過フィルタ部から出力された変調
電気信号を空間に放射するアンテナ部をさらに備える。
上記変調電気信号は、高周波発振器が発振する高周波の
副搬送波を基に生成されるので、無線伝送に好適であ
る。そこで、第2の発明では、高域通過フィルタ部の後
段にアンテナ部を設置することにより、本光送受信装置
と無線伝送システムとを容易に接続することができる。
【0011】第3の発明は第1の発明に従属しており、
電気信号はディジタル情報であって、電気変調部は、高
周波発振器から出力された副搬送波を、伝送すべきディ
ジタル情報でオンオフキーイングする。第3の発明によ
れば、ディジタル情報でオンオフキーイングすることに
より、変調電気信号が生成されるので、高品質な情報を
伝送することができる。
【0012】第4の発明は第1の発明に従属しており、
伝送すべき電気信号は、アナログ情報をアナログ−ディ
ジタル変換することにより得られるディジタル情報であ
る。第4の発明によれば、伝送すべきアナログ情報がデ
ジタル情報に変換されているので、高品質な情報を伝送
することができる。
【0013】第5の発明は第1の発明に従属しており、
電気変調部には、高周波発振器の発振周波数よりも低い
周波数の搬送波を、伝送すべき情報で変調した信号が、
伝送すべき電気信号として入力される。第5の発明によ
れば、伝送すべき電気信号が、上記のような信号の場
合、光受信装置は、伝送すべき情報を乗せた低周波の搬
送波と、これで副搬送波を変調した信号とが得られる。
これによって、光伝送装置は、変調方式によらない光伝
送が可能となる。
【0014】第6の発明は第1の発明に従属しており、
電気変調部には、高周波発振器の発振周波数よりも低い
周波数の搬送波が、伝送すべき情報で変調された複数の
信号を多重化した多重化信号が、伝送すべき電気信号と
して入力される。第7の発明は第6の発明に従属してお
り、予め定められた多重化方式は、周波数分割多重方
式、符号分割多重方式、時分割多重方式のいずれかで、
複数の信号は多重化される。第6または第7の発明によ
れば、光送信装置は、多数の情報を光伝送することがで
きる。
【0015】第8の発明は、伝送すべき電気信号を乗せ
た副搬送波で変調された主搬送波を、光送信装置から光
受信装置へと光伝送路を通じて伝送する光伝送装置であ
って、光送信装置は、高周波信号を発振して、当該高周
波信号を副搬送波として出力する高周波発振器と、外部
から入力された伝送すべき電気信号で、高周波発振器か
ら出力された副搬送波を変調して、変調電気信号を生成
する電気変調部と、主搬送波を出力する光源と、所定の
バイアス点が設定されており、光源から出力された主搬
送波の強度を、電気変調部から出力された変調電気信号
で変調して、光信号を生成する光強度変調部と、光強度
変調部により生成された光信号を、少なくとも2分岐す
る光分岐部とを備え、光分岐部により生成された光信号
はそれぞれ、光伝送路中を伝送され、光受信装置は、光
伝送路中を伝送されてくる一方の光信号を、第1電気信
号に変換する第1光電気変換部と、第1の光電気変換部
により変換された第1電気信号から低域成分のみを抽出
して、伝送すべき電気信号を得る低域通過フィルタ部
と、光伝送路中を伝送されてくる他方の光信号を、第2
電気信号に変換する第2光電気変換部と、第2の光電気
変換部により変換された第2電気信号から高域成分のみ
を抽出して、電気変調部で生成された変調電気信号を得
る高域通過フィルタ部とを備え、所定のバイアス点は、
光強度変調部からの出力光パワーが最大時の半分になる
電圧値と異なる。
【0016】第9の発明は、伝送すべき電気信号を乗せ
た副搬送波で変調された主搬送波を、光送信装置から光
受信装置へと光伝送路を通じて伝送する光伝送装置であ
って、光送信装置は、高周波信号を発振して、当該高周
波信号を副搬送波として出力する高周波発振器と、外部
から入力された伝送すべき電気信号で、高周波発振器か
ら出力された副搬送波を変調して、変調電気信号を生成
する電気変調部と、主搬送波を出力する光源と、所定の
バイアス点が設定されており、光源から出力された主搬
送波の強度を、電気変調部から出力された変調電気信号
で変調して、光信号を生成する光強度変調部とを備え、
光強度変調部により生成された光信号は、光伝送路中を
伝送され、光受信装置は、光伝送路中を伝送されてくる
光信号を、電気信号に変換する光電気変換部と、光電気
変換部により変換された電気信号を少なくとも2分岐す
る分岐部と、分岐部により分岐された一方の電気信号か
ら低域成分のみを抽出して、伝送すべき電気信号を得る
低域通過フィルタ部と、分岐部により分岐された他方の
電気信号から高域成分のみを抽出して、電気変調部で生
成された変調電気信号を得る高域通過フィルタ部とを備
え、所定のバイアス点は、光強度変調部からの出力光パ
ワーが最大時の半分になる電圧値と異なる。
【0017】第8および第9の発明では、光強度変調部
の駆動バイアス点が、その出力光パワーが最大時の半分
になる電圧値からずれているので、光信号には、伝送す
べき電気信号の成分と、変調電気信号の成分とが含まれ
る。そのため、低域通過フィルタ部は、伝送すべき電気
信号の成分を抽出することができ、高域通過フィルタ部
は、変調電気信号の成分を抽出することができる。この
ように、光受信装置は、伝送すべき電気信号および変調
電気信号を同時に得ることができる。また、光送信装置
は、1個の光源のみを用いて、両方の信号を光受信装置
に同時に光伝送することができるので、光伝送装置を低
コストで構築することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】(第1の実施形態)図1は、本発
明の第1の実施形態に係る光伝送装置のブロック構成を
示している。図1の光伝送装置では、光送信装置100
と光受信装置200とが、光ファイバ300を通じて光
伝送可能に接続されている。光送信装置100は、高周
波発振器110と、電気変調部120と、光源130
と、光強度変調部140とを含む。また、光受信装置2
00は、光分岐部210と、第1光受信部220と、第
2光受信部230とを含む。第1光受信部220は、第
1光電気変換部221と低域通過フィルタ部222とを
含む。また、第2光受信部230は第2光電気変換部2
31と高域通過フィルタ部232とを含む。
【0019】以下、図1の光伝送装置の各部の動作を説
明する。高周波発振器110は、予め定められた高周波
数の副搬送波を電気変調部120に出力する。電気変調
部120には、伝送すべき電気信号としてのベースバン
ド信号が外部から入力される。本実施形態では、ベース
バンド信号はディジタル情報とする。電気変調部120
は、副搬送波をベースバンド信号で変調して、変調電気
信号を生成する。変調電気信号は、光強度変調部140
に出力される。光源130は、典型的には半導体レーザ
で構成されており、予め定められた光周波数の無変調光
を、主搬送波として発振する。主搬送波は光強度変調部
140に出力される。光強度変調部140は、典型的に
はマッハツェンダ型の構成を有する。光強度変調部14
0は、入力された主搬送波の強度を、電気変調部120
からの変調電気信号で変調して、光信号を生成する。
【0020】ここで、図2は、光強度変調部140の入
出力特性を示している。図2において、横軸は入力電圧
を示し、縦軸は出力光パワーを示している。図2におい
て、半波長電圧Vπは、出力光パワーが0から最大値P
max まで変化する際の変域である。また、Pmax /2の
出力光パワーは、π/2に相当する電圧値で得ることが
できる。ここで、光強度変調部140のバイアス点は、
π/2に相当する電圧値から、予め定められた電圧値σ
だけずらされた値に設定される。図2は、バイアス点が
(π/2+σ)の場合を示している。以上のようなバイ
アス点が選ばれる理由については後述する。
【0021】さて、光強度変調部140で生成された光
信号は、光ファイバ300に出力される。光信号は、光
ファイバ300中を伝送され、光受信装置200に入力
される。光受信装置200に入力された光信号は、光分
岐部210で2分岐される。分岐された一方の光信号
(以下、第1の光信号と称す)は、第1光受信部220
の第1光電気変換部221に入力される。分岐された他
方の光信号(以下、第2の光信号と称す)は、第2光受
信部230の第2光電気変換部231に入力される。ま
ず、第1光受信部220での処理について説明する。第
1光電気変換部221は、少なくとも、ベースバンド信
号の成分を含む光周波数帯に応答する。第1光電気変換
部221は、入力された第1光信号を電気信号(以下、
第1電気信号と称す)に変換して、低域通過フィルタ部
222に出力する。低域通過フィルタ部222は、入力
された第1電気信号から低域成分のみを抽出する。これ
によって、ベースバンド信号の成分が、低域通過フィル
タ部222から出力される。
【0022】次に、第2光受信部230での処理につい
て説明する。第2光電気変換部231は、少なくとも、
変調電気信号を含む光周波数帯に応答する。第2光電気
変換部231は、入力された第2光信号を電気信号(以
下、第2電気信号と称す)に変換して、高域通過フィル
タ部232に出力する。高域通過フィルタ部232は、
入力された第2電気信号から高域成分のみを抽出する。
これによって、変調電気信号の成分が、高域通過フィル
タ部232から出力される。
【0023】以上のように、本光伝送装置によれば、サ
ブキャリア光伝送により、1台の光源130のみを用い
てベースバンド信号と高周波の変調電気信号とを同時に
伝送することができる。さらに、第1光受信部220お
よび第2光受信部230での光信号処理により、同時伝
送されたベースバンド信号および高周波信号を別個に取
り出すことができる。以上の技術的効果が得られるの
は、光強度変調部140のバイアス点を図2に示すよう
に設定したからである。以下、数式を用いて、この技術
的効果について説明する。
【0024】光源130から出力された光電界E
1 (t)が、
【数1】 であるとする。また、マッハツェンダー型光強度変調部
120に印可された高周波信号の電圧V(t)が、
【数2】 であるとする。ここで、電気変調部120が、0または
1のディジタル信号で副搬送波をASK変調している場
合には、εは0または1である。この時、光強度変調部
140により生成された光信号の電界E2 (t)は次式
(3)で表される。
【数3】 ただし、kは、k=(πε(t)Vd )/(2Vπ)で
ある。また、Vπは、マッハツェンダ型の光強度変調部
140の半波長電圧である(図2参照)。また、δは、
マッハツェンダ型の光強度変調部140のバイアス点で
ある。
【0025】上式(3)を展開すると、次式(4)のよ
うになる。
【数4】 ただし、J0 (k)は0次のベッセル関数であり、J1
(k)は1次のベッセル関数であり、さらに、J
2 (k)は2次のベッセル関数である。また、cos
{ksin(ωt)}およびsin{ksin(ω
t)}は、次式(5)および(6)のようになる。
【数5】
【数6】
【0026】一般的に、マッハツェンダ型の光強度変調
部の駆動バイアス点δは、従来の技術で説明したよう
に、Pmax /2の光パワーが得られる電圧値(=π/
2)に設定される。この条件を、上式(4)に代入して
展開すると、
【数7】 となる。ただし、tan-1θ=−1/J0 (k)であ
る。上式(7)で表される光電界E2 (t)を、広帯域
で応答する光電気変換部にが電気信号に変換した際に得
られる光電流I(t)は、
【数8】 となる。ただし、ηは第1光電変換部221の変換効率
である。今、第1光電気変換部221が光周波数ωを含
む帯域で応答し、低域通過フィルタ部222が低域のみ
を抽出する場合を検討する。この場合、低域通過フィル
タ部222からは、上式(8)で示される電流I(t)
からsin(ω1 t)に相関する成分が除去される。そ
のため、低域通過フィルタ部222からの出力には変動
分が含まれない。ゆえに、低域通過フィルタ222か
ら、低域に含まれるはずのベースバンド信号の成分を得
ることができない。
【0027】一方、本実施形態では、上述したように、
光強度変調部140の駆動バイアス点δはπ/2+σに
設定される。この条件を、上式(4)に代入して展開す
ると、
【数9】 となる。また、上式(9)で示される光電界E2 (t)
を、広帯域で応答する光電気変換部が電気信号に変換し
た際に得られる光電流I(t)は、
【数10】 となる。上式(10)から分かるように、J0 (k)s
inσの成分は変動分となるので、低域通過フィルタ部
222は、ベースバンド信号の成分を得ることができ
る。また、2J1 (k)cosσ・sin(ω1 t)が
高周波信号の成分となり、高域通過フィルタ部232か
ら得ることができる。なお、J1 2(k)cos(2ω1
t)は2次の高調波成分である。以上から明らかなよう
に、本光伝送装置によれば、ベースバンド信号と高周波
の変調電気信号とを同時に伝送することができる。
【0028】なお、光分岐部210は、図1の例では光
受信装置200の最も前段に設置されていた。しかし、
光分岐部210は、図3に示すように、光送信装置10
0側の光強度変調部140の後段に設置しても、図1の
場合と同様の技術的効果を得ることができる。この場
合、第1光信号は、光ファイバ301を通じて第1光電
変換部221に入力される。第2光信号は、光ファイバ
300を通じて第2光電変換部231に入力される。
【0029】(第2の実施形態)図4は、本発明の第2
の実施形態に係る光伝送装置のブロック構成を示してい
る。図4の光伝送装置では、光送信装置100と光受信
装置400とが、光ファイバ300を通じて光伝送可能
に接続されている。光送信装置100の構成は、第1の
実施形態(図1参照)と同様であるため、その説明を省
略する。光受信装置400は、光電気変換部410と、
分岐部420と、低域通過フィルタ部430と、高域通
過フィルタ部440とを含む。
【0030】以下、図4の光伝送装置における各部の動
作を説明する。なお、光送信装置100の動作説明は、
第1の実施形態で述べたものと同様であるため省略す
る。光強度変調部140で生成された光信号は、光ファ
イバ300中を伝送され、光受信装置400の光電気変
換部410に入力される。光電気変換部410は、広い
光周波数帯(つまり、ベースバンド信号および高周波信
号の成分を含む光周波数帯)に応答するように構成され
ている。光電気変換部410は、入力された光信号を電
気信号に変換して、分岐部420に出力する。分岐部4
20は、入力された電気信号を少なくとも2分岐して、
一方の電気信号を低域通過フィルタ部430に出力し、
他方の電気信号を高域通過フィルタ部440に出力す
る。低域通過フィルタ部430は、入力された電気信号
の内、低域成分のみを通過させる。これによって、ベー
スバンド信号の成分が、低域通過フィルタ部430から
出力される。高域通過フィルタ部440は、入力された
電気信号の内、高域成分のみを通過させる。これによっ
て、高周波の変調電気信号(つまり、副搬送波をベース
バンド信号で変調した信号)の成分が、高域通過フィル
タ部232から出力される。
【0031】以上の第2の実施形態の光伝送装置におい
ても、光強度変調部140のバイアス点δが図2に示す
ように設定されるため、サブキャリア光伝送により、1
台の光源130のみを用いてベースバンド信号と高周波
信号とを同時に伝送することができる。さらに、第1光
受信部220および第2光受信部230での光信号処理
により、同時伝送されるベースバンド信号および高周波
信号を別個に取り出すことができる。
【0032】なお、上記各実施形態の高域通過フィルタ
部232または440の後段に、図5に示すようなアン
テナ部500を設置してもよい。この場合、高域通過フ
ィルタ部232または440で得られた高周波の変調電
気信号を当該アンテナ部500へ導くことにより、上記
各実施形態の光伝送装置と無線伝送システムとを容易に
接続できる。
【0033】なお、以上の各実施形態では、ディジタル
情報を伝送する場合を説明した。しかし、本光伝送装置
は、アナログ情報を光伝送しても良い。しかし、アナロ
グ情報を副搬送波に乗せて光伝送すると、光電気変換部
は典型的には光信号を自乗検波するため、2次高調波が
妨害となる場合がある。そこで、光送信装置100側
で、アナログ情報であるベースバンド信号をアナログ−
ディジタル変換し、これによって得られるディジタル情
報を副搬送波に乗せて光伝送することが好ましい。光受
信装置200または400は、このような光信号を光電
気変換後にディジタル−アナログ変換する。これによっ
て、光伝送装置は、高調波妨害を受けない高品質な情報
を伝送できるようになる。
【0034】また、各実施形態では、電気変調部120
には、ベースバンド信号が入力される例を説明した。し
かし、ベースバンド信号を中間周波数の搬送波に所定の
変調方式(振幅変調、周波数変調又は位相変調)を用い
て予め乗せておく。そして、中間周波数の搬送波を変調
して得られる信号が、電気変調部120に入力されても
良い。この場合、電気変調部120は、高周波発振器1
10からの副搬送波に、変調された中間周波数の搬送波
を乗せる。そのため、光受信装置200では、ベースバ
ンド信号が乗っている中間周波数の搬送波と、これで副
搬送波を変調した信号とを得ることができ、変調方式に
よらない光伝送が可能となる。なお、上記中間周波数
は、高周波発振器110の発振周波数(副搬送波の周波
数)よりも低い周波数に限定される。
【0035】また、各実施形態に係る光伝送装置では、
互いに周波数の異なる中間周波数の搬送波を複数用意し
ておき、異なるベースバンド信号をそれぞれ異なる中間
周波数の搬送波に乗せ、さらに周波数分割多重方式を採
用することで、これらを一括して光伝送することができ
る。
【0036】また、各実施形態に係る光伝送装置に、時
分割多重接続又は符号分割多重接続とを採用することに
より、互いに異なるベースバンド信号を、1波の中間周
波数の搬送波に多重して伝送することも可能となる。さ
らに、周波数分割多重接続と、時分割多重接続又は符号
分割多重接続とを併用することにより、より多数の情報
を多重して伝送することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る光伝送装置のブ
ロック構成を示している。
【図2】図1に示す光強度変調部140の入出力特性を
示している。
【図3】図1の光伝送装置の他の構成例を示すブロック
図である。
【図4】本発明の第2の実施形態に係る光伝送装置のブ
ロック構成を示している。
【図5】第1または第2の実施形態の高域通過フィルタ
部232または440の後段に設置されたアンテナ部5
00を示している。
【図6】従来の第1光伝送装置の典型的な構成を示すブ
ロック図である。
【図7】従来の第2光伝送装置の典型的な構成を示すブ
ロック図である。
【図8】図7の光強度変調部740のバイアス点を説明
するための図である。
【符号の説明】
100…光送信装置 110…高周波発振器 120…電気変調部 130…光源 140…光強度変調部 200,400…光受信装置 210…光分岐部 221…第1光電気変換部 222,430…低域通過フィルタ部 231…第2光電気変換部 232,440…高域通過フィルタ部 410…光電気変換部 420…分岐部 300,310…光ファイバ 500…アンテナ部

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 伝送すべき電気信号を乗せた副搬送波で
    変調された主搬送波を、光送信装置から光受信装置へと
    光伝送路を通じて伝送する光伝送装置であって、 前記光送信装置は、 高周波信号を発振して、当該高周波信号を前記副搬送波
    として出力する高周波発振器と、 外部から入力された伝送すべき電気信号で、前記高周波
    発振器から出力された副搬送波を変調して、変調電気信
    号を生成する電気変調部と、 前記主搬送波を出力する光源と、 所定のバイアス点が設定されており、前記光源から出力
    された主搬送波の強度を、前記電気変調部から出力され
    た変調電気信号で変調して、光信号を生成する光強度変
    調部とを備え、 前記光強度変調部により生成された光信号は、前記光伝
    送路中を伝送され、 前記光受信装置は、 前記光伝送路中を伝送されてくる光信号を、少なくとも
    2分岐する光分岐部と、 前記光分岐部により分岐された一方の光信号を、第1電
    気信号に変換する第1光電気変換部と、 第1の光電気変換部により変換された第1電気信号から
    低域成分のみを抽出して、伝送すべき電気信号を得る低
    域通過フィルタ部と、 前記光分岐部により分岐された他方の光信号を、第2電
    気信号に変換する第2光電気変換部と、 第2の光電気変換部により変換された第2電気信号から
    高域成分のみを抽出して、前記電気変調部で生成された
    変調電気信号を得る高域通過フィルタ部とを備え、 前記所定のバイアス点は、前記光強度変調部からの出力
    光パワーが最大時の半分になる電圧値と異なる、光伝送
    装置。
  2. 【請求項2】 前記光受信装置は、前記高域通過フィル
    タ部から出力された変調電気信号を空間に放射するアン
    テナ部をさらに備える、請求項1に記載の光伝送装置。
  3. 【請求項3】 前記電気信号はディジタル情報であっ
    て、 前記電気変調部は、前記高周波発振器から出力された副
    搬送波を、伝送すべきディジタル情報でオンオフキーイ
    ングする、請求項1に記載の光伝送装置。
  4. 【請求項4】 前記伝送すべき電気信号は、アナログ情
    報をアナログ−ディジタル変換することにより得られる
    ディジタル情報である、請求項1に記載の光伝送装置。
  5. 【請求項5】 前記電気変調部には、前記高周波発振器
    の発振周波数よりも低い周波数の搬送波を、伝送すべき
    情報で変調した信号が、前記伝送すべき電気信号として
    入力される、請求項1に記載の光伝送装置。
  6. 【請求項6】 前記電気変調部には、前記高周波発振器
    の発振周波数よりも低い周波数の搬送波を、伝送すべき
    情報で変調した複数の信号を多重化した多重化信号が、
    前記伝送すべき電気信号として入力される、請求項1に
    記載の光伝送装置。
  7. 【請求項7】 前記複数の信号は、周波数分割多重方
    式、符号分割多重方式、時分割多重方式のいずれかで多
    重化される、請求項6に記載の光伝送装置。
  8. 【請求項8】 伝送すべき電気信号を乗せた副搬送波で
    変調された主搬送波を、光送信装置から光受信装置へと
    光伝送路を通じて伝送する光伝送装置であって、 前記光送信装置は、 高周波信号を発振して、当該高周波信号を前記副搬送波
    として出力する高周波発振器と、 外部から入力された伝送すべき電気信号で、前記高周波
    発振器から出力された副搬送波を変調して、変調電気信
    号を生成する電気変調部と、 前記主搬送波を出力する光源と、 所定のバイアス点が設定されており、前記光源から出力
    された主搬送波の強度を、前記電気変調部から出力され
    た変調電気信号で変調して、光信号を生成する光強度変
    調部と、 前記光強度変調部により生成された光信号を、少なくと
    も2分岐する光分岐部とを備え、 前記光分岐部により生成された光信号はそれぞれ、前記
    光伝送路中を伝送され、 前記光受信装置は、 前記光伝送路中を伝送されてくる一方の光信号を、第1
    電気信号に変換する第1光電気変換部と、 第1の光電気変換部により変換された第1電気信号から
    低域成分のみを抽出して、伝送すべき電気信号を得る低
    域通過フィルタ部と、 前記光伝送路中を伝送されてくる他方の光信号を、第2
    電気信号に変換する第2光電気変換部と、 第2の光電気変換部により変換された第2電気信号から
    高域成分のみを抽出して、前記電気変調部で生成された
    変調電気信号を得る高域通過フィルタ部とを備え、 前記所定のバイアス点は、前記光強度変調部からの出力
    光パワーが最大時の半分になる電圧値と異なる、光伝送
    装置。
  9. 【請求項9】 伝送すべき電気信号を乗せた副搬送波で
    変調された主搬送波を、光送信装置から光受信装置へと
    光伝送路を通じて伝送する光伝送装置であって、 前記光送信装置は、 高周波信号を発振して、当該高周波信号を前記副搬送波
    として出力する高周波発振器と、 外部から入力された伝送すべき電気信号で、前記高周波
    発振器から出力された副搬送波を変調して、変調電気信
    号を生成する電気変調部と、 前記主搬送波を出力する光源と、 所定のバイアス点が設定されており、前記光源から出力
    された主搬送波の強度を、前記電気変調部から出力され
    た変調電気信号で変調して、光信号を生成する光強度変
    調部とを備え、 前記光強度変調部により生成された光信号は、前記光伝
    送路中を伝送され、 前記光受信装置は、 前記光伝送路中を伝送されてくる光信号を、電気信号に
    変換する光電気変換部と、 前記光電気変換部により変換された電気信号を少なくと
    も2分岐する分岐部と、 前記分岐部により分岐された一方の電気信号から低域成
    分のみを抽出して、伝送すべき電気信号を得る低域通過
    フィルタ部と、 前記分岐部により分岐された他方の電気信号から高域成
    分のみを抽出して、前記電気変調部で生成された変調電
    気信号を得る高域通過フィルタ部とを備え、 前記所定のバイアス点は、前記光強度変調部からの出力
    光パワーが最大時の半分になる電圧値と異なる、光伝送
    装置。
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