JP2001048703A - 界面活性剤ブレンド及び植物の処理方法 - Google Patents

界面活性剤ブレンド及び植物の処理方法

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JP2001048703A
JP2001048703A JP2000203095A JP2000203095A JP2001048703A JP 2001048703 A JP2001048703 A JP 2001048703A JP 2000203095 A JP2000203095 A JP 2000203095A JP 2000203095 A JP2000203095 A JP 2000203095A JP 2001048703 A JP2001048703 A JP 2001048703A
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フレデリック バロー リチャード
William James Schulz Jr
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 除草能を高める農薬補助剤を提供すること。 【解決手段】 (a)5〜55質量%の式:R3 SiO
(R2 SiO)x (RR 1 SiO)y SiR3 [式中、
Rは一価炭化水素基であり、R1 はポリオキシアルキレ
ン基−R2 (OC2 4 a OR3 又は−R2 (OC2
4 a (OC36 b OR3 (式中、R2 は二価炭
化水素基であり、R3 は水素原子、アルキル基、アリー
ル基、アラルキル基又はアシル基であり、aは4〜15
の値であり、bは1〜5の値である)であり、xは0〜
3の値であり、yは1〜3の値である]により表される
オルガノシリコーン界面活性剤;及び(b)45〜95
質量%のアルキルジフェニルオキシドスルホネート界面
活性剤;を含む界面活性剤ブレンド。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、オルガノシリコー
ン界面活性剤とアルキルジフェニルオキシドスルホネー
ト界面活性剤を含む界面活性剤ブレンドであって、農薬
補助剤として有用な界面活性剤ブレンドを提供する。よ
り詳細には、本発明は、5〜55質量%のオルガノシリ
コーン界面活性剤と45〜95質量%のアルキルジフェ
ニルオキシドスルホネート界面活性剤を含む界面活性剤
ブレンドを提供する。本発明の界面活性剤ブレンドは、
グリホセート及びグルホシネート等の特定の除草剤の性
能を高める。従来の界面活性剤では達成できなかった耐
雨堅牢性やジャイアント・フォックステイル(giant fo
xtail )及びベルベットリーフ(velvetleaf)等の厄介
な雑草の防除等の長所を有する。
【0002】
【従来の技術】非イオン界面活性剤配合物は、通常、造
林、農業及び園芸において、除草剤、殺虫剤、微量栄養
素、生物学的薬剤、殺菌剤及び生長調整物質等の農薬と
して活性な要素の有効性を高める農薬用補助剤として使
用されている。界面活性剤は往々にして、配合された製
品若しくはパッケージにおいて又はタンクミックスにお
いて、分散剤、湿潤剤及び展着剤並びに乳化剤として使
用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】非イオン界面活性剤
は、水溶液の表面張力を減少させるそれらの能力からよ
く知られている。この表面張力の低下は、植物の葉の蝋
質表面のような濡らしにくい表面に溶液を展着させるこ
とに関して重要である。界面活性剤は吸収を助けること
もできる。従来の界面活性剤は噴霧用製剤の濡れを促進
するが、従来の界面活性剤は疎水性の葉の表面に対して
の全体的な濡れを提供しない。
【0004】オルガノシリコーン化合物の特有の濡れ性
のため、オルガノシリコーン化合物は農薬用補助剤とし
て非常に有用であることが分かっている。これらの界面
活性剤は、慣用的な非イオン界面活性剤よりも著しく低
い表面張力の値を与え、農芸用化学薬剤を非常に効率的
に植物に吸収させることができる。オルガノシリコーン
化合物による水溶液の展着は、葉表面に対して低接触角
から見積られるように全体的な濡れを与えるが、慣用的
な界面活性剤は大きな接触角により示唆されるようにわ
ずかな展着を提供する。さらに、オルガノシリコーン化
合物は植物への農薬として活性な要素の吸収速度及び量
を増加させ、ある場合には耐雨堅牢性等を含む農薬とし
て活性な要素の有効性を高める。
【0005】慣用的な界面活性剤とオルガノシリコーン
界面活性剤の農薬用補助剤として有用なブレンドがすで
に開示されている。しかしながら、オルガノシリコーン
とノニルフェノールエトキシレートのような慣用的な有
機界面活性剤との水性混合物において、有機成分がオル
ガノシリコーン界面活性剤の展着能を妨げることが知ら
れている。例えば、Policello の米国特許第5,10
4,647号には、病虫害防除剤補助剤としての使用に
向く界面活性剤ブレンドが開示されている。この界面活
性剤ブレンドは、(a)オキシアルキレン基を含むオル
ガノシリコーン界面活性剤1〜99質量%と(b)式:
R”O−(C2 4 O)c (C3 6 O) d −R”[式
中、cは0〜300、dは1〜300であり、R”は水
素又は炭素原子数1〜4のアルキル基である)により表
されるポリアルキレンオキシドコポリマー1〜99質量
%とを含み、前記オルガノシリコーン界面活性剤はポリ
アルキレンオキシドコーポリマーに可溶である。Police
llo 等の米国特許第5,558,806号には、(a)
ポリアルキレンオキシドポリシロキサン1〜99質量%
と(b)式:CH3 (CH2 c ((R3 2 C)d
t 4 (式中、R3 は互いに同じであっても異なってい
ても良く、水素及び炭素原子数1〜4のアルキル基から
選ばれるものであり、cは5〜9の値であり、dは0〜
4の値であり、c+dは5〜9の値であり、tは0又は
1であり、R4 は非イオン親水性部分であるが、ただし
tが0である場合にはR4 は2−ピロリドン−1−イル
(C4 6 NO)であり、tが1である場合にはR4
(i)(C2 4 O)f (C3 6 O)g H及び(i
i)(C6 9 5 h −C6 105 (式中、fは1
〜40の値であり、gは0〜40の値であり、hは1〜
4の値である)から選ばれることを条件とする]により
表される有機化合物1〜99質量%とを含む界面活性剤
ブレンドが開示されている。成分(b)は成分(a)の
展着能を妨げない。Policello 等によると、この界面活
性剤ブレンドは、病虫害防除剤スプレー又はクロップオ
イル濃厚物(crop oil concentrate)において補助剤と
して有用であると開示されている。
【0006】国際特許出願WO97/23281号に
は、(a)オキシアルキレン基を含むオルガノシリコー
ン化合物70%〜95%と、(b)疎水性基が各々独立
に炭素原子数4〜12の脂肪族部分を含む非シリコーン
含有界面活性剤30%〜5%とを含む改良された超展着
性を提供する界面活性剤ブレンドが開示されている。国
際特許出願WO97/23281号には、(b)がアル
キルスルフェート及びスルホネート並びにアルキルエー
テルスルフェート及びスルホネート、アルキルアリール
スルフェート及びスルホネート並びにアルキルアリール
エーテルスルフェート及びスルホネート等のアニオン界
面活性剤であってよいことがさらに開示されており、そ
してさらに(b)がアンモニウム又はナトリウム2−エ
チルヘキシルスルフェート又はスルホネート、ナトリウ
ムオクチルスルフェート及びナトリウムモノ−又はジド
デシルジフェニルオキシドジスルホネートにより例示さ
れている。国際特許出願WO97/23281号には、
さらに、界面活性剤ブレンドが、処理部位への肥料、微
量栄養素、生物学的薬剤、病虫害防除剤、除草剤、殺菌
剤及び生長調整物質等の農業用活性要素の配達のための
補助剤として農業用途で特に有用であることが開示され
ている。しかしながら、国際特許出願WO97/232
81号には、70質量%未満の量のオルガノシリコーン
化合物と30質量%よりも多い量の非シリコーン含有界
面活性剤とを含む界面活性剤ブレンドは開示も示唆もさ
れていない。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、5〜55質量
%のオルガノシリコーン界面活性剤と45〜95質量%
のアルキルジフェニルオキシドスルホネート界面活性剤
とを含む界面活性剤ブレンドを提供する。本発明の界面
活性剤ブレンドは、グリホセート及びグルホシネート等
の特定の除草剤の性能を高める。従来の界面活性剤では
達成できなかった耐雨堅牢性やジャイアント・フォック
ステイル及びベルベットリーフ等の厄介な雑草の防除等
の長所を有する。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の界面活性剤ブレンドは、
(a)5〜55質量%の式:R3 SiO(R2 SiO)
x (RR1 SiO)ySiR3 [式中、Rは一価炭化水
素基であり、R1 はポリオキシアルキレン基−R2 (O
2 4 a OR3 又は−R2 (OC2 4 a (OC
3 6 b OR 3 (式中、R2 は二価炭化水素基であ
り、R3 は水素原子、アルキル基、アリール基、アラル
キル基及びアシル基から選ばれ、aは4〜15の値であ
り、bは1〜5の値である)であり、xは0〜3の値で
あり、yは1〜3の値である]により表されるオルガノ
シリコーン界面活性剤;及び(b)45〜95質量%の
アルキルジフェニルオキシドスルホネート界面活性剤;
を含んでなる。
【0009】成分(a)に関する上記式において、R
は、メチル、エチル、プロピル、ブチル、ヘキシル、オ
クチル及びデシル等のアルキル基;シクロヘキシル等の
脂環式基;フェニル、トリル及びキシリル等のアリール
基;並びにベンジル及びフェニルエチル等のアラルキル
基により例示される一価炭化水素基である。Rがメチル
又はフェニルであることが好ましく、Rがメチルである
ことが特に好ましい。所望により、複数のR基が同じで
あっても相異なっていてもよい。
【0010】基R2 は、メチレン、エチレン、トリメチ
レン、テトラメチレン、2−メチルトリメチレン、ペン
タメチレン、ヘキサメチレン、3−エチル−ヘキサメチ
レン、オクタメチレン、デカメチレン、ドデカメチレン
及びオクタデカメチレンにより例示されるアルキレン
基;シクロヘキシレン等のシクロアルキレン基;フェニ
レン及びベンジレン等のアリーレン基;並びに−CH2
OCH2 −、−CH2 CH2 CH2 OCH2 −、−CH
2 CH2 OCH2 CH2 −、−(C=O)OCH 2 CH
2 O(O=C)−、−CH2 CH2 OCH(CH3 )C
2 −及び−CH 2 OCH2 CH2 OCH2 CH2 −等
の酸素含有二価炭化水素基により例示される二価炭化水
素基である。好ましくは、R2 はエチレン、トリメチレ
ン、2−メチルトリメチレン及びテトラメチレンから選
ばれる。
【0011】基R3 は、水素原子、アルキル基、アリー
ル基、アラルキル基又はアシル基であることができる。
アルキル基はメチル、エチル、プロピル、ブチル、ヘキ
シル、オクチル及びデシルにより例示される。アリール
基はフェニル、トリル及びキシリルにより例示される。
アラルキル基はベンジル、2−フェニルエチル及び3−
フェニルブチルにより例示される。アシル基は1〜20
の炭素原子を有していて良く、このアシル基としてはア
セチル、プロピオニル、ブチリル、イソブチリル、ラウ
ロイル、ミリストイル及びステアロイル3−カルボキシ
ペンタデカノイル等の基が挙げられる。好ましくはアシ
ル基は式:−C=OR4 (式中、R4 は一価炭化水素基
を表す)により表される基である。一価炭化水素基であ
るR4 はRについて先に定義したのと同じように定義さ
れる。R4 がメチル、エチル又はブチル等の低級アルキ
ル基であることが好ましい。好ましくはR3 は水素、メ
チル及び−C=OCH3 から選ばれる。
【0012】成分(a)に関する上記式において、好ま
しくはaは平均値が7の値であり、bは0の値であり、
xは0の値であり、yは1の値である。成分(a)は界
面活性剤ブレンド中に5〜55質量%の量で存在し、好
ましくは成分(a)は界面活性剤ブレンド中に20〜5
5質量%の量で存在する。
【0013】成分(b)のアルキルジフェニルオキシド
スルホネート界面活性剤は式:
【0014】
【化2】
【0015】(式中、各R5 は飽和アルキル基、置換飽
和アルキル基、不飽和アルキル基及び置換不飽和アルキ
ル基から独立に選ばれ、各mは独立に0又は1であり、
各M+は水素、アルカリ金属、アルカリ土類金属、アン
モニウム及び置換アンモニウムから独立に選ばれ、この
成分(b)が少なくとも1個のスルホネート基を含むこ
とを条件として各wは独立に0又は1である)により表
される化合物により例示される。成分(b)は、上記式
により表される2種以上の異なるアルキルジフェニルオ
キシドスルホネート界面活性剤の混合物であってもよ
い。
【0016】各R5 基は独立に炭素原子数24以下、好
ましくは6〜16、最も好ましくは6〜10のアルキル
基であることができ、炭素原子数10のアルキル基が特
に好ましい。これらのアルキル基は直鎖状、分枝状又は
環状のものであることができるが、直鎖状又は分枝状基
が好ましい。好ましくはR5 はアルキル基であり、各m
は独立に0又は1であり、そして成分(b)が少なくと
も1個のスルホネート基を含むことを条件として各wは
独立に0又は1である。
【0017】アンモニウムカチオンは式:[(R’)3
NH]+ (式中、各R’は独立に水素、C1 〜C4 アル
キル又はC1 〜C4 ヒドロキシアルキル基である)によ
り表される。C1 〜C4 アルキル又はC1 〜C4 ヒドロ
キシアルキル基はメチル、エチル、プロピル、イソプロ
ピル、ブチル、ヒドロキシメチル及びヒドロキシエチル
により例示される。典型的なアンモニウムカチオンはア
ンモニウム(NH4 + 、メチルアンモニウム(CH3
NH3 + 、エチルアンモニウム(C2 5
3 + 、ジメチルアンモニウム((CH3 2
2 + 、メチルエチルアンモニウム(CH3 NH2
2 5 + 、トリメチルアンモニウム((CH3 3
H)+ 、ジメチルブチルアンモニウム((CH3 2
HC4 9 + 、ヒドロキシエチルアンモニウム(HO
CH2 CH2 NH3 + 及びメチルヒドロキシエチルア
ンモニウム(CH3 NH2 CH2 CH2 OH)+ により
例示される。好ましくは、各M+ は水素、ナトリウム、
カリウム又はアンモニウムから選ばれる。
【0018】アルキルジフェニルオキシドスルホネート
及びそれらの製造方法は良く知られており、本発明の目
的にかなう参考文献を載せておく。これらのスルホネー
トの代表的な製造方法は米国特許第3,264,242
号、第3,634,272号、第3,945,437
号、第2,990,375号、第5,015,367号
に開示されている。アルキルジフェニルオキシドスルホ
ネートの工業的製造方法では概してモノアルキル、モノ
スルホネート、ジアルキル又はジスルホネートただ1種
だけの化学種は生産されない。市販入手可能な化学種
は、ジスルホネートがひときわ多い(85%を超える)
ものと、ジアルキル化の百分率が5〜25%であり、か
つ、モノアルキル化の百分率が75〜95%であるモノ
アルキルとジアルキルの混合物である。最も典型的に
は、市販入手可能な化学種は80%がモノアルキルであ
り、20%がジアルキルである。成分(b)として市販
入手可能な材料は、ナトリウム(直鎖ヘキシル)ジフェ
ニルオキシドスルホネート[本明細書でADPOS-C6L と表
す、濃度45%、液体アニオン界面活性剤(ミシガン州
ミッドランド(Midland )所在のThe Dow Chemical Com
panyからDOWFAX(商標)Hydrotropeとして入手可
能)];ナトリウム(直鎖オクチル)ジフェニルオキシ
ドスルホネート[本明細書でADPOS-C8L と表す、濃度4
5%、液体アニオン界面活性剤[ミシガン州ミッドラン
ド所在のThe DowChemical Company製の実験用界面活性
剤XU40580.00];ナトリウム(直鎖デシル)ジフェニル
オキシドスルホネート[本明細書でADPOS-C10Lと表す、
濃度45%、液体アニオン界面活性剤(ミシガン州ミッ
ドランド所在のThe Dow Chemical CompanyからDOWFAX
(商標)Agとして入手可能)];ナトリウム(直鎖デシ
ル)ジフェニルオキシドスルホネート[濃度92%、H
LB17.8の粉末アニオン界面活性剤(ミシガン州ミ
ッドランド所在のThe Dow Chemical CompanyからDOWFAX
(商標)Ag-Dとして入手可能)];ナトリウム(直鎖ド
デシル)ジフェニルオキシドスルホネート[本明細書で
ADPOS-C12Lと表す、濃度45%、HLB16.7の液体
アニオン界面活性剤(ミシガン州ミッドランド所在のTh
e Dow Chemical Company製の実験用界面活性剤XUS8174.
00として入手可能)];ナトリウム(分枝ドデシル)ジ
フェニルオキシドスルホネート[本明細書でADPOS-C12B
r と表す、濃度45%、HLB16.7の液体アニオン
界面活性剤(ミシガン州ミッドランド所在のThe Dow Ch
emical CompanyからDOWFAX(商標)2A1 として入手可
能)];ナトリウム(分枝ドデシル)ジフェニルオキシ
ドスルホネート[濃度92%、HLB16.7の粉末ア
ニオン界面活性剤(ミシガン州ミッドランド所在のTheD
ow Chemical CompanyからDOWFAX(商標)2A1-D として
入手可能)];ナトリウム(線状ヘキサデシル)ジフェ
ニルオキシドスルホネート[本明細書でADPOS-C16Lと表
す、濃度35%、HLB14.4の液体アニオン界面活
性剤(ミシガン州ミッドランド所在のThe Dow Chemical
CompanyからDOWFAX(商標)Detergent として入手可
能)];及びナトリウム(線状ヘキサデシル)ジフェニ
ルオキシドスルホネート[濃度92%、HLB14.4
の粉末アニオン界面活性剤(ミシガン州ミッドランド所
在のThe Dow Chemical CompanyからDOWFAX(商標)Dete
rgent-D として入手可能)]により例示される。
【0019】成分(b)は界面活性剤ブレンド中に45
〜95質量%の量で存在し、好ましくは成分(b)は界
面活性剤ブレンド中に45〜80質量%の量で存在す
る。
【0020】本発明の界面活性剤ブレンドは、低分子量
オルガノシリコーン界面活性剤(a)とアルキルジフェ
ニルオキシドスルホネート界面活性剤(b)とを組み合
わせることにより調製される。添加順序に特に制限はな
いため、それらは任意の順序で容器に入れられ、攪拌、
振盪又は当業者に知られている任意の他の手段により混
合される。2つの成分をそのままで混合するか、溶液、
分散液又はエマルジョンとしてブレンドすることができ
る。成分(a)及び(b)を、クレー又はゼオライト等
の固体支持体に共吸収させてもよい。均質混合物を形成
することが好ましい。2つの成分の溶液、分散液又はエ
マルジョンは水性又は非水性であることができる。非水
性の溶液、分散液又はエマルジョンが望ましい場合に
は、イソプロパノール若しくはグリコールエーテルによ
り例示される非水性溶剤に又はオルガノシリコーン界面
活性剤及びアルキルジフェニルオキシドスルホネート界
面活性剤が混和しうる任意の液体に、オルガノシリコー
ン界面活性剤及びアルキルジフェニルオキシドスルホネ
ート界面活性剤を導入することができる。例えば溶剤等
の他の添加剤がブレンド中に使用される場合には、その
ような添加剤は概してブレンドの20質量%以下の量、
好ましくはブレンドの10質量%以下の量で存在する。
【0021】本発明は、さらに、(a)農薬として活性
な要素と、(b)(i)5〜55質量%の式:R3 Si
O(R2 SiO)x (RR1 SiO)y SiR3 [式
中、Rは一価炭化水素基であり、R1 はポリオキシアル
キレン基−R2 (OC2 4 a OR3 又は−R2 (O
2 4 a (OC3 6 b OR3 (式中、R2 は二
価炭化水素基であり、R3 は水素原子、アルキル基、ア
リール基、アラルキル基及びアシル基から選ばれ、aは
4〜15の値であり、bは1〜5の値である)であり、
xは0〜3の値であり、yは1〜3の値である]により
表されるオルガノシリコーン界面活性剤;及び(ii)
45〜95質量%のアルキルジフェニルオキシドスルホ
ネート界面活性剤;を含む界面活性剤ブレンド、を含ん
でなる農薬として活性な組成物を、植物表面に適用する
ことを含む植物の処理方法に関する。
【0022】成分(a)、すなわち農薬として活性な要
素は、処理部位に対する肥料、微量栄養素、生物学的薬
剤、病虫害防除剤、殺虫剤、除草剤、殺菌剤及び生長調
整物質、並びにその有効性又は性能がそのような界面活
性剤ブレンドの使用によって高まる他の農芸用薬剤によ
り例示される。好ましくは、農薬として活性な成分は除
草剤である。除草剤は好ましくはグリホセート(N−
(ホスホノメチル)グリシンのイソプロピルアミン
塩)、グリホセートトリメシウム(N−(ホスホノメチ
ル)グリシンのトリメチルスルホニウム塩)、又はグル
ホシネートアンモニウム(酪酸2−アミノ−4−(ヒド
ロキシメチルホスフィニル)モノアンモニウム塩)を含
む製剤である。
【0023】本発明の農薬として活性な組成物に典型的
なことは、農薬として活性な要素の濃度が全組成物の質
量を基準にして2〜75質量%、好ましくは4〜40質
量%であることである。
【0024】例えば植物に適用される噴霧溶液中に農薬
として活性な組成物が存在する最終的な適用溶液に関
し、農薬として活性な要素の濃度は最終適用溶液の0.
0001質量%〜20質量%、好ましくは0.05質量
%〜10質量%、最も好ましくは0.1質量%〜5質量
%である。
【0025】成分(b)、すなわち界面活性剤ブレンド
は、それらの好ましい態様及び量等に関して先に述べた
通りである。本発明の界面活性剤ブレンドは、農薬とし
て活性な組成物の配合の一部として使用されても、タン
クミックスに別々に添加されてもよい。界面活性剤ブレ
ンドをタンクミックスに添加しても、界面活性剤ブレン
ドの成分をタンクミックスに別々に添加してもよい。本
発明の界面活性剤ブレンドは、農薬として活性な組成物
の性能を高める濃度で農薬として活性な組成物に含めら
れる。概して、界面活性剤ブレンドの量は、適用の際
に、農薬として活性な要素を含む組成物中0.01〜
0.5%体積/体積の量で配達するのに十分なものであ
る。好ましくは、農薬として活性な組成物中に使用され
る界面活性剤ブレンドの量は適用の際に0.05%〜
0.30%体積/体積の範囲におよぶ。
【0026】植物表面に適用すべき組成物に使用される
成分を任意の順序で組合わせることができる。例えば、
農薬として活性な要素から始まって任意の順序で種々の
成分を添加することにより製剤を調製することができ
る。例えば、界面活性剤ブレンドを農薬として活性な要
素に添加しても、界面活性剤ブレンドを構成する要素を
任意の順序で別々に農薬として活性な要素に添加しても
よい。
【0027】農薬として活性な組成物はさらに水を含ん
でもよい。所望とする任意の量で水を使用できる。噴霧
剤におけるような濃厚物又は最終適用濃厚物を調製する
ために使用される水の量は必要に応じて調節される。濃
厚物及び/又は最終製剤はドライ製剤(dry formulatio
n )であってもよい。
【0028】上記成分に加えて、本発明の農薬として活
性な組成物は、当該技術分野で通常使用される他の農薬
補助剤をさらに含んでもよい。そのような補助剤の例と
しては、LO-DRIFT(商標)等の飛散調整剤、D-FOAMER
(商標)等の脱泡剤、E-Z MIX(商標)等の相溶化剤、
及び農業界で良く知られている他の補助剤が挙げられ
る。農薬として活性な組成物中のそれらの補助剤の量は
非常に広い範囲におよびうることは当業者に暗黙のうち
に了解されている。一般的に使用される補助剤の有効量
の最適化は常套的実験により容易に行われる。
【0029】農薬として活性な組成物を水中に分散させ
て植物に噴霧するか、又は本発明の界面活性剤ブレンド
を農薬として活性な要素の水溶液若しくは分散液に直接
添加してもよい。
【0030】本発明は、さらに、(a)農薬として活性
な要素と、(b)(i)5〜55質量%の式:R3 Si
O(R2 SiO)x (RR1 SiO)y SiR3 [式
中、Rは一価炭化水素基であり、R1 はポリオキシアル
キレン基−R2 (OC2 4 a OR3 又は−R2 (O
2 4 a (OC3 6 b OR3 (式中、R2 は二
価炭化水素基であり、R3 は水素原子、アルキル基、ア
リール基、アラルキル基及びアシル基から選ばれ、aは
4〜15の値であり、bは1〜5の値である)であり、
xは0〜3の値であり、yは1〜3の値である]により
表されるオルガノシリコーン界面活性剤;及び(ii)
45〜95質量%のアルキルジフェニルオキシドスルホ
ネート界面活性剤;を含む界面活性剤ブレンド、を含ん
でなる農薬として活性な組成物に関する。
【0031】成分(a)及び(b)は,それらの好まし
い態様及び量等に関して先に述べた通りである。農薬と
して活性な組成物は、上記の任意要素のうちの任意のも
のをさらに含んでもよい。
【0032】現在使用されているオルガノシリコーン界
面活性剤を補助剤として特定の除草剤と併用してベルベ
ットリーフ等の厄介な雑草の防除を改善するとともに耐
雨堅牢性を提供することに本発明のさらなる利点がある
が、それらにかかる費用は非常に高い。対照的に、本発
明の界面活性剤ブレンドは、かなり低い費用で優れた雑
草防除性及び顕著な耐雨堅牢性を提供する。
【0033】
【実施例】実施例1 合計0.15%の界面活性剤を含む溶液を調製し、ポリ
エステルフィルム及びパラフィンワックスに適用した。
蒸留水に対する拡がった液滴の直径を次のようにして求
めた。界面活性剤ブレンド水溶液又は蒸留水の50マイ
クロリットル液滴をシリンジから平らなシートであるポ
リエステルフィルム又はパラフィンワックスフィルム上
に載せた。5分後、2つの直交軸上で液滴の直径を測定
した。界面活性剤溶液の液滴について3回行って、全て
の直径を平均した(n=6)。蒸留水に対して界面活性
剤ブレンドの拡がった液滴を規格化することにより拡が
り係数(spread factors)を計算した。結果を表に示
す。
【0034】界面活性剤は、平均式:Me3 SiO(M
eR1 SiO)SiMe3 (式中、R1 は−(CH2
3 (OC2 4 7 OCH3 を表す)により表される低
分子量オルガノシリコーン界面活性剤(オルガノシリコ
ーン界面活性剤1)と種々のアルキルジフェニルオキシ
ドスルホネート(ADPOS)界面活性剤のブレンドで
あった。実施例で使用したADPOS界面活性剤は次の
通り:ADPOS-C6L はDOWFAX(商標)Hydrotropeを表し、
ADPOS-C8L はXU40580.00を表し、ADPOS-C10LはThe Dow
Chemical Company(ミシガン州ミッドランド所在)製の
DOWFAX(商標)Agを表し、ADPOS-C12LはXUS8174.00を表
し、ADPOS-C12Br はDOWFAX(商標)2A1を表し、ADPOS-C
16LはDOWFAX(商標)Detergent を表す(全て上記の通
り)。
【0035】
【表1】
【0036】オルガノシリコーン界面活性剤濃度が60
%を超える場合に、ブレンドは疎水性表面に対して最大
の拡がりを示した。このことは、オルガノシリコーン界
面活性剤濃度が60%未満では有効性に劣る除草剤組成
物がもたらされることを示すものである。しかしなが
ら、実施例4〜7は、オルガノシリコーン界面活性剤濃
度がそれぞれ50%及び25%で除草能が予想外に高ま
ることを示している。従って、良好な濡れ性を有する材
料が、その材料が優れた農薬補助作用を発揮するであろ
うことを必ずしも示すわけではないことは明らかであ
る。
【0037】実施例2 実施例1の低分子量オルガノシリコーン界面活性剤と種
々のADPOS界面活性剤を含む界面活性剤ブレンドに
ついてミリメートル単位で表した直径での液滴の拡がり
を求めた。結果を下記表2に示す。
【0038】
【表2】
【0039】最も小さいアルキル基が最大の拡がりをも
たらした。このことは、最も小さいアルキル基を有する
ADPOS界面活性剤が除草作用の最大の増強をもたら
すことを示す。実施例4〜7は、より大きなアルキル基
を有するADPOS界面活性剤を使用した場合ほどより
大きな増強があることを意外にも示した。従って、良好
な濡れ性を有する材料が、必ずしも優れた農薬補助作用
を発揮するわけではない。
【0040】実施例3 2つの界面活性剤ブレンドを調製した。界面活性剤ブレ
ンド1は50質量%の平均式:Me3 SiO(MeR1
SiO)SiMe3 (式中、R1 は−(CH23 (O
2 4 7 OC=OCH3 を表す)により表される低
分子量オルガノシリコーン界面活性剤(オルガノシリコ
ーン界面活性剤2)と、50質量%のADPOS界面活
性剤ADPOS-C10Lを含んでいた。界面活性剤ブレンド2
は、50質量%のオルガノシリコーン界面活性剤2と5
0質量%のADPOS-C6L を含んでいた。種々の時間間隔で
蒸留水による種々の濃度への稀釈を行い、次にNouy環法
(ASTM法D 1131)を用いて溶液の表面張力を求めた。結
果を表3及び4に示す。
【0041】
【表3】
【0042】
【表4】
【0043】実施例4 Accord(商標)除草剤(グリホセートを含む製剤、Mons
anto Companyにより販売)を0.1lb.ai /エーカー
(ヘクタール当たり活性要素112g又は112g/h
a)で葉数3〜5枚の生長段階にあるグリーンハウスで
生長した雑草に適用した。Accord(商標)を25ガロン
/エーカー(0.234m3 /ha)の噴霧容量で適用
した。補助剤(界面活性剤)を噴霧用混合物に0.25
%v/vで混合した。硫酸アンモニウムを全ての噴霧用
混合物に2%v/vで添加した。処理後、目に見える害
について雑草を14日間観察した:0=害なし、100
=完全な壊死。雑草の種類及び界面活性剤の種類を表5
に記載する。界面活性剤ブレンド3は25質量%のオル
ガノシリコーン界面活性剤2と75質量%のADPOS
界面活性剤ADPOS-C10Lを含んでいた。界面活性剤ブレン
ド4は25質量%のオルガノシリコーン界面活性剤2と
75質量%のADPOS-C6L を含んでいた。
【0044】
【表5】
【0045】グリホセート除草剤と併用したオルガノシ
リコーン界面活性剤2とADPOS界面活性剤の界面活
性剤ブレンドは、各界面活性剤を単独で使用した場合よ
りも広い範囲の広葉雑草及びイネ科の雑草の防除をもた
らした。例えば、オルガノシリコーン界面活性剤2は、
ベルベットリーフ(広葉雑草)の防除に関して非常に優
れた補助剤であり、一方、ADPOS界面活性剤はコモ
ン・ラムズクォーターズ(common lambsquarters)(広
葉雑草)及びジャイアント・フォックステイル(イネ科
雑草)に対して優れた結果を与えた。この2種のブレン
ドは、全ての雑草種に対して良好な結果を与えた。ここ
に示したデータは、異なる処理の間の違いを強調するた
めに、非常に小さな割合のグリホセートを使用して得た
ものである。
【0046】実施例5 Liberty (商標)除草剤(グルホシネートアンモニウム
を含む製剤、AgrEvo USA Co.により販売)を0.15l
b.ai /エーカー(168g/ha)で適用したことを
除いて実施例4の手順を繰り返した(他の全ての条件は
同じままであった)。結果を表6に報告する。
【0047】
【表6】
【0048】実施例6 除草剤処理の後に人工降雨を1時間降らせて除草剤を洗
い落とすであろうにわか雨をシミュレートした。Roundu
p (商標)Ultra 除草剤(グリホセートとタローアミン
エトキシレートをベースとする界面活性剤とを含む製
剤、Monsanto Companyにより販売)を、良好な耐雨堅牢
性でもって優れた雑草防除性を提供する主たるグリホセ
ート製剤としてこの実験において含めた。Accord(商
標)を0.1lb.ai /エーカー(112g/ha)で葉
数5枚の生長段階にあるグリーンハウスで生長した雑草
に適用した。Accord(商標)を、25ガロン/エーカー
(0.234m3 /ha)の噴霧容量で適用した。補助
剤を噴霧用混合物に0.25%v/vで混合した。硫酸
アンモニウム(AMS)を全ての噴霧用混合物に2%v
/vで添加した。処理後、1インチの人工降雨を1時間
降らせた。処理後、目に見える害について雑草を14日
間観察した:0=害なし、100=完全な壊死。結果を
表7に示す。表7において、L-77はL-77 Spreader (Lo
veland Industries 製の慣用的な非イオン界面活性剤)
であり、界面活性剤ブレンド5は50質量%のオルガノ
シリコーン界面活性剤2と50質量%のADPOS-C8L を含
んでいた。
【0049】
【表7】
【0050】表7中のデータは、本発明の界面活性剤ブ
レンドが全ての雑草種に対して耐雨堅牢性を提供するこ
とを示している。
【0051】実施例7 50質量%のオルガノシリコーン界面活性剤2(下記表
8においてOS 2と表示)とADPOS界面活性剤の混合
物をAccord(商標)除草剤とタンク混合し、グリホセー
ト除草剤による損傷に耐えるように遺伝子組み換えされ
た大豆であるRoundup (商標)Ready 大豆に実地に適用
した。Accord(商標)を0.40〜0.75クォート/
エーカー(それぞれ9.36×10-43 /ha及び
1.75×10-33 /ha)の割合で葉数5枚の段階
の大豆に適用した。オルガノシリコーン界面活性剤2、
ADPOS-C10L及びADPOS-C8L を噴霧用混合物中0.25%
v/vの割合で適用した。オルガノシリコーン界面活性
剤2とADPOS界面活性剤の50/50混合物も0.
25%で適用した。比較のためにL-77 Spreader を含め
た。Roundup (商標)Ultra 除草剤を「評価基準」とし
て使用した。硫酸アンモニウムを全てのタンクミックス
に3.0クォート/エーカー(7.02×10 -33
ha)の割合で含めた。
【0052】大豆及び雑草を害について1週間観察し
た。大豆は1週間後にわずかな害(薬害1%〜6%)を
示したが、それらは2〜4週間で完全に回復した。一
方、全ての雑草種で優れた防除が達成された。結果を表
8に示す。
【0053】
【表8】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B01F 17/54 B01F 17/54 (72)発明者 ウィリアム ジェームス シュルツ,ジュ ニア アメリカ合衆国,ミシガン 48642,ミッ ドランド,オールド パイン トレイル 3841 (72)発明者 デイビッド エドワード ウォールリック アメリカ合衆国,ミシガン 48640,ミッ ドランド,ケニー コート 901

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)5〜55質量%の式:R3 SiO
    (R2 SiO)x (RR1 SiO)y SiR3 [式中、
    Rは一価炭化水素基であり、R1 はポリオキシアルキレ
    ン基−R2 (OC2 4 a OR3 又は−R2 (OC2
    4 a (OC3 6 b OR3 (式中、R2 は二価炭
    化水素基であり、R3 は水素原子、アルキル基、アリー
    ル基、アラルキル基又はアシル基であり、aは4〜15
    の値であり、bは1〜5の値である)であり、xは0〜
    3の値であり、yは1〜3の値である]により表される
    オルガノシリコーン界面活性剤;及び(b)45〜95
    質量%のアルキルジフェニルオキシドスルホネート界面
    活性剤;を含む界面活性剤ブレンド。
  2. 【請求項2】 Rがメチルであり、R2 がエチレン、ト
    リメチレン、2−メチルトリメチレン及びテトラメチレ
    ンであり、R3 が水素、メチル及び−C=OCH3 であ
    る請求項1記載の界面活性剤ブレンド。
  3. 【請求項3】 aの平均値が7であり、bが0の値であ
    り、xが0の値であり、yが1の値である請求項1記載
    の界面活性剤ブレンド。
  4. 【請求項4】 アルキルジフェニルオキシドスルホネー
    ト界面活性剤が式: 【化1】 (式中、各R5 は飽和アルキル基、置換飽和アルキル
    基、不飽和アルキル基及び置換不飽和アルキル基から独
    立に選ばれ、各mは独立に0又は1であり、各M+は水
    素、アルカリ金属、アルカリ土類金属、アンモニウム及
    び置換アンモニウムであり、この成分(b)が少なくと
    も1個のスルホネート基を含むことを条件として各wは
    独立に0又は1である)により表される化合物である請
    求項1記載の界面活性剤ブレンド。
  5. 【請求項5】 R5 が炭素原子数6〜16のアルキル基
    であり、各mは独立に0又は1であり、成分(b)が少
    なくとも1個のスルホネート基を含むことを条件として
    各wは独立に0又は1であり、そして各M+ は水素、ナ
    トリウム、カリウム又はアンモニウムである請求項4記
    載の界面活性剤ブレンド。
  6. 【請求項6】 (b)がナトリウム(直鎖ヘキシル)ジ
    フェニルオキシドスルホネート、ナトリウム(直鎖オク
    チル)ジフェニルオキシドスルホネート、ナトリウム
    (直鎖デシル)ジフェニルオキシドスルホネート、ナト
    リウム(直鎖ドデシル)ジフェニルオキシドスルホネー
    ト、ナトリウム(分枝ドデシル)ジフェニルオキシドス
    ルホネート及びナトリウム(直鎖ヘキサデシル)ジフェ
    ニルオキシドスルホネートである請求項1記載の界面活
    性剤ブレンド。
  7. 【請求項7】 (a)農薬として活性な要素;及び
    (b)請求項1記載の界面活性剤ブレンド;を含む農薬
    として活性な組成物を植物の表面に適用することを含む
    植物の処理方法。
  8. 【請求項8】 除草剤がグリホセートを含む製剤、グリ
    ホセートトリメシウムを含む製剤、及びグルホシネート
    アンモニウムを含む製剤である請求項7記載の方法。
  9. 【請求項9】 農薬として活性な組成物がさらに水を含
    む請求項7記載の方法。
  10. 【請求項10】 農薬として活性な組成物がさらにドリ
    フトコントロール剤、脱泡剤及び相溶化剤から選ばれる
    少なくとも1つの要素を含む請求項7記載の方法。
  11. 【請求項11】 (a)農薬として活性な要素;及び
    (b)請求項1記載の界面活性剤ブレンド;を含む農薬
    として活性な組成物。
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