JP2001048628A - 高強度ブロックおよびその製造方法 - Google Patents
高強度ブロックおよびその製造方法Info
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- C04B—LIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
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- C04B28/02—Compositions of mortars, concrete or artificial stone, containing inorganic binders or the reaction product of an inorganic and an organic binder, e.g. polycarboxylate cements containing hydraulic cements other than calcium sulfates
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- Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
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- Y02W30/91—Use of waste materials as fillers for mortars or concrete
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 従来廃棄されていた汚泥脱水ケーキを再利用
して、コンクリートブロックと同様の高い強度を有する
高強度ブロックおよびその製造方法を提供する。 【解決手段】 汚泥脱水ケーキ1、水硬性セメント2、
バインダー3および水4からなり、水硬性セメント1と
水4との水和作用によって固化させると高強度ブロック
10を製造することができる。原料の混合率は、汚泥脱
水ケーキ1の重量を100 とすると、水硬性セメント2の
重量混合量は、10〜15であり、バインダー3の重量
混合量は、2〜4である。このため、従来廃棄されてい
た汚泥脱水ケーキ1を再利用して、コンクリートブロッ
クと同様の高い強度を有する高強度ブロック10を製造
することができる。
して、コンクリートブロックと同様の高い強度を有する
高強度ブロックおよびその製造方法を提供する。 【解決手段】 汚泥脱水ケーキ1、水硬性セメント2、
バインダー3および水4からなり、水硬性セメント1と
水4との水和作用によって固化させると高強度ブロック
10を製造することができる。原料の混合率は、汚泥脱
水ケーキ1の重量を100 とすると、水硬性セメント2の
重量混合量は、10〜15であり、バインダー3の重量
混合量は、2〜4である。このため、従来廃棄されてい
た汚泥脱水ケーキ1を再利用して、コンクリートブロッ
クと同様の高い強度を有する高強度ブロック10を製造
することができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高強度ブロックお
よびその製造方法に関する。さらに詳しくは、湿式砕石
プラント、製砂プラント、建設現場等にて発生する汚泥
脱水ケーキを再利用して、コンクリートブロックと同様
の強度を有する高強度ブロックおよびその製造方法に関
する。
よびその製造方法に関する。さらに詳しくは、湿式砕石
プラント、製砂プラント、建設現場等にて発生する汚泥
脱水ケーキを再利用して、コンクリートブロックと同様
の強度を有する高強度ブロックおよびその製造方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】コンクリートブロックは、水硬性セメン
トに、砂、砂利、砕石などの骨材と、適量の水とを練り
混ぜた混合物が硬化したものである。つまり、水硬性セ
メントを結合材として、これに骨材および水を適当な割
合で配合して練り混ぜ、水と水硬性セメントとの水和作
用によって固まらせたものが、コンクリートブロックで
ある。コンクリートブロックは、強度が高いので、護岸
用や土止め用の土木工事、門、壁、建物の壁体など、種
々の用途で使用されているのである。一方、湿式砕石プ
ラント、製砂プラント、建設現場等では、汚泥が大量に
発生する。この汚泥は、水分を含んだままだと搬送する
のに不便なので、脱水処理して固型の汚泥脱水ケーキに
加工している。この汚泥脱水ケーキは、産業廃棄物とし
て、大量に処理場に埋設されるのである。
トに、砂、砂利、砕石などの骨材と、適量の水とを練り
混ぜた混合物が硬化したものである。つまり、水硬性セ
メントを結合材として、これに骨材および水を適当な割
合で配合して練り混ぜ、水と水硬性セメントとの水和作
用によって固まらせたものが、コンクリートブロックで
ある。コンクリートブロックは、強度が高いので、護岸
用や土止め用の土木工事、門、壁、建物の壁体など、種
々の用途で使用されているのである。一方、湿式砕石プ
ラント、製砂プラント、建設現場等では、汚泥が大量に
発生する。この汚泥は、水分を含んだままだと搬送する
のに不便なので、脱水処理して固型の汚泥脱水ケーキに
加工している。この汚泥脱水ケーキは、産業廃棄物とし
て、大量に処理場に埋設されるのである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、汚泥脱水ケ
ーキを産業廃棄物として、処理場に廃棄するためには、
県などの地方公共団体の許可を得る必要がある。また、
処理場の一定の場所を確保するための場所代が必要であ
る。さらに、汚泥脱水ケーキを処理場まで搬送するため
の運送費や人件費が必要である。このように、汚泥脱水
ケーキを廃棄するためだけにも、高い費用がかかるとい
う問題がある。このように、汚泥脱水ケーキは産業廃棄
物として処理場に埋設されてしまうので、汚泥脱水ケー
キを再利用する技術が望まれているのである。
ーキを産業廃棄物として、処理場に廃棄するためには、
県などの地方公共団体の許可を得る必要がある。また、
処理場の一定の場所を確保するための場所代が必要であ
る。さらに、汚泥脱水ケーキを処理場まで搬送するため
の運送費や人件費が必要である。このように、汚泥脱水
ケーキを廃棄するためだけにも、高い費用がかかるとい
う問題がある。このように、汚泥脱水ケーキは産業廃棄
物として処理場に埋設されてしまうので、汚泥脱水ケー
キを再利用する技術が望まれているのである。
【0004】本発明はかかる事情に鑑み、従来廃棄され
ていた汚泥脱水ケーキを再利用して、コンクリートブロ
ックと同様の高い強度を有する高強度ブロックおよびそ
の製造方法を提供することを目的とする。
ていた汚泥脱水ケーキを再利用して、コンクリートブロ
ックと同様の高い強度を有する高強度ブロックおよびそ
の製造方法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の高強度ブロッ
クは、汚泥脱水ケーキ、水硬性セメント、バインダーお
よび水からなり、前記水硬性セメントと水との水和作用
によって固化したことを特徴とする。請求項2の高強度
ブロックの製造方法は、原料が、汚泥脱水ケーキ、水硬
性セメント、バインダーおよび水であり、前記原料を混
合して混合物とし、該混合物を型枠に入れることを特徴
とする。請求項3の高強度ブロックの製造方法は、請求
項2記載の発明において、前記汚泥脱水ケーキ、水硬性
セメントおよびバインダーの各重量混合比が、前記汚泥
脱水ケーキを100 とすると、前記水硬性セメントの混合
量が、10〜15であり、前記バインダーの混合量が、
2〜4であることを特徴とする。
クは、汚泥脱水ケーキ、水硬性セメント、バインダーお
よび水からなり、前記水硬性セメントと水との水和作用
によって固化したことを特徴とする。請求項2の高強度
ブロックの製造方法は、原料が、汚泥脱水ケーキ、水硬
性セメント、バインダーおよび水であり、前記原料を混
合して混合物とし、該混合物を型枠に入れることを特徴
とする。請求項3の高強度ブロックの製造方法は、請求
項2記載の発明において、前記汚泥脱水ケーキ、水硬性
セメントおよびバインダーの各重量混合比が、前記汚泥
脱水ケーキを100 とすると、前記水硬性セメントの混合
量が、10〜15であり、前記バインダーの混合量が、
2〜4であることを特徴とする。
【0006】請求項1の発明は、コンクリートブロック
と同様の強度を有しているので、コンクリートブロック
の用途、例えば護岸用や土止め用の土木工事、門、壁、
建物の壁体U字溝、テトラポット、人工魚礁等のコンク
リート二次製品ならびに道路舗装材など、種々の強度部
材に使用しうる。請求項2の発明によれば、従来廃棄さ
れていた汚泥脱水ケーキを再利用して、コンクリートブ
ロックと同様の高い強度を有する高強度ブロックを製造
することができる。請求項3の発明によれば、重量混合
比が適切なので、コンクリートブロックと同様の高い強
度の高強度ブロックを安価に製造することができる。
と同様の強度を有しているので、コンクリートブロック
の用途、例えば護岸用や土止め用の土木工事、門、壁、
建物の壁体U字溝、テトラポット、人工魚礁等のコンク
リート二次製品ならびに道路舗装材など、種々の強度部
材に使用しうる。請求項2の発明によれば、従来廃棄さ
れていた汚泥脱水ケーキを再利用して、コンクリートブ
ロックと同様の高い強度を有する高強度ブロックを製造
することができる。請求項3の発明によれば、重量混合
比が適切なので、コンクリートブロックと同様の高い強
度の高強度ブロックを安価に製造することができる。
【0007】
【発明の実施の形態】つぎに、本発明の実施形態を図面
に基づき説明する。図1は本実施形態の高強度ブロック
の製造方法のフローチャートである。同図に示すよう
に、本発明の高強度ブロックの製造方法の原料は、汚泥
脱水ケーキ1、水硬性セメント2、バインダー3および
水4である。
に基づき説明する。図1は本実施形態の高強度ブロック
の製造方法のフローチャートである。同図に示すよう
に、本発明の高強度ブロックの製造方法の原料は、汚泥
脱水ケーキ1、水硬性セメント2、バインダー3および
水4である。
【0008】まず、汚泥脱水ケーキ1を説明する。汚泥
脱水ケーキ1は、湿式砕石プラント、製砂プラント、建
設現場等にて発生する汚泥を脱水処理して固型に加工し
たものであれば、種々の脱水ケーキを採択しうる。
脱水ケーキ1は、湿式砕石プラント、製砂プラント、建
設現場等にて発生する汚泥を脱水処理して固型に加工し
たものであれば、種々の脱水ケーキを採択しうる。
【0009】つぎに、水硬性セメント2を説明する。水
硬性セメント2は、水硬性石灰、ポルトランドセメン
ト、混合セメント、特殊セメントなど、水との水和作用
によって固化するセメントであればよく、種々の水硬性
セメントを採択しうる。
硬性セメント2は、水硬性石灰、ポルトランドセメン
ト、混合セメント、特殊セメントなど、水との水和作用
によって固化するセメントであればよく、種々の水硬性
セメントを採択しうる。
【0010】つぎに、バインダー3を説明する。バイン
ダー3は、微粒粘土や活性白土、タルク、酸性白土、微
粒長石等、つなぎの性質を有する粘土であればよく、種
々の素材を採択しうる。
ダー3は、微粒粘土や活性白土、タルク、酸性白土、微
粒長石等、つなぎの性質を有する粘土であればよく、種
々の素材を採択しうる。
【0011】つぎに、前記原料の混合比を説明する。こ
れら汚泥脱水ケーキ1、水硬性セメント2、バインダー
3および水4を、後述する重量混合比で混合すれば、高
強度ブロック10を製造することができる。汚泥脱水ケ
ーキ1の重量を100 とすると、水硬性セメント2の混合
量が10〜15であり、バインダー3の混合量が2〜4
である。
れら汚泥脱水ケーキ1、水硬性セメント2、バインダー
3および水4を、後述する重量混合比で混合すれば、高
強度ブロック10を製造することができる。汚泥脱水ケ
ーキ1の重量を100 とすると、水硬性セメント2の混合
量が10〜15であり、バインダー3の混合量が2〜4
である。
【0012】もし、水硬性セメント2の混合量が10未
満の場合には、製造すべき高強度ブロック10の強度が
低くなるという不具合を生じることがある。さもなくば
もし、水硬性セメント2の混合量が15を超えた場合に
は、製造単価が高くなるという不具合を生じることがあ
る。したがって、水硬性セメント2の混合量は10〜1
5が好適である。
満の場合には、製造すべき高強度ブロック10の強度が
低くなるという不具合を生じることがある。さもなくば
もし、水硬性セメント2の混合量が15を超えた場合に
は、製造単価が高くなるという不具合を生じることがあ
る。したがって、水硬性セメント2の混合量は10〜1
5が好適である。
【0013】もし、バインダー3の混合量が2未満の場
合には、製造すべき高強度ブロック10の強度が低くな
るという不具合を生じることがある。さもなくばもし、
バインダー3の混合量が4を超えた場合には、製造単価
が高くなるという不具合を生じることがある。したがっ
て、バインダー3の混合量は2〜4が好適である。
合には、製造すべき高強度ブロック10の強度が低くな
るという不具合を生じることがある。さもなくばもし、
バインダー3の混合量が4を超えた場合には、製造単価
が高くなるという不具合を生じることがある。したがっ
て、バインダー3の混合量は2〜4が好適である。
【0014】水4は適宜でよく、前記汚泥脱水ケーキ
1、水硬性セメント2およびバインダー3の混合具合を
見ながら水4を適宜加えればよい。というのは、前記汚
泥脱水ケーキ1の含水量にバラツキがあるため、汚泥脱
水ケーキ1の含水量に応じて、加えるべき水4の適量が
異なるからである。
1、水硬性セメント2およびバインダー3の混合具合を
見ながら水4を適宜加えればよい。というのは、前記汚
泥脱水ケーキ1の含水量にバラツキがあるため、汚泥脱
水ケーキ1の含水量に応じて、加えるべき水4の適量が
異なるからである。
【0015】かかる混合比の汚泥脱水ケーキ1、水硬性
セメント2、バインダー3および水4の原料を、例えば
ミキサーによって混合すればよい。しかる後、水硬性セ
メント2の水和作用およびバインダー3のつなぎの作用
によって固化し始め、約1週間後に、高強度ブロック1
0を製造することができるのである。したがって、従来
廃棄されていた汚泥脱水ケーキを再利用して、コンクリ
ートブロックと同様の高い強度の高強度ブロックを安価
に製造することができるという効果を奏する。
セメント2、バインダー3および水4の原料を、例えば
ミキサーによって混合すればよい。しかる後、水硬性セ
メント2の水和作用およびバインダー3のつなぎの作用
によって固化し始め、約1週間後に、高強度ブロック1
0を製造することができるのである。したがって、従来
廃棄されていた汚泥脱水ケーキを再利用して、コンクリ
ートブロックと同様の高い強度の高強度ブロックを安価
に製造することができるという効果を奏する。
【0016】本発明の製造方法によって製造された高強
度ブロック10は、その強度が100〜200 [kgf] であ
り、コンクリートブロックの強度と同等の強度を有す
る。このため、高強度ブロック10は、コンクリートブ
ロックの用途、例えば護岸用や土止め用の土木工事、
門、壁、建物の壁体U字溝、テトラポット、人工魚礁等
のコンクリート二次製品ならびに道路舗装材など、種々
の強度部材に使用しうる。
度ブロック10は、その強度が100〜200 [kgf] であ
り、コンクリートブロックの強度と同等の強度を有す
る。このため、高強度ブロック10は、コンクリートブ
ロックの用途、例えば護岸用や土止め用の土木工事、
門、壁、建物の壁体U字溝、テトラポット、人工魚礁等
のコンクリート二次製品ならびに道路舗装材など、種々
の強度部材に使用しうる。
【0017】
【実施例】つぎに、高強度ブロックの製造方法の実施例
1〜5を説明する。図2は高強度ブロックの製造方法の
実施例1〜5の原料の組成表である。同図に示すよう
に、実施例1の原料は、汚泥脱水ケーキ1の重量を100
とした場合、水硬性セメント2の混合量が10、バイン
ダー3の混合量が2、水4の混合量が7である。前記バ
インダー3としては、微粒粘土を使用した。これらの原
料をミキサーで混合して混合物とし、この混合物を型枠
に入れて高強度ブロック10を製造した。この1週間後
に、高強度ブロック10の強度を測定した結果、150 〜
200[kgf/cm2 ]の強度であった。
1〜5を説明する。図2は高強度ブロックの製造方法の
実施例1〜5の原料の組成表である。同図に示すよう
に、実施例1の原料は、汚泥脱水ケーキ1の重量を100
とした場合、水硬性セメント2の混合量が10、バイン
ダー3の混合量が2、水4の混合量が7である。前記バ
インダー3としては、微粒粘土を使用した。これらの原
料をミキサーで混合して混合物とし、この混合物を型枠
に入れて高強度ブロック10を製造した。この1週間後
に、高強度ブロック10の強度を測定した結果、150 〜
200[kgf/cm2 ]の強度であった。
【0018】実施例2の原料は、汚泥脱水ケーキ1の重
量を100 とした場合、水硬性セメント2の混合量が1
5、バインダー3の混合量が2、水4の混合量が8であ
る。前記バインダー3としては、活性白土を使用した。
これらの原料をミキサーで混合して混合物として、この
混合物を型枠に入れて高強度ブロック10を製造した。
この1週間後に、高強度ブロック10の強度を測定した
結果、150 〜200[kgf/cm2 ]の強度であった。
量を100 とした場合、水硬性セメント2の混合量が1
5、バインダー3の混合量が2、水4の混合量が8であ
る。前記バインダー3としては、活性白土を使用した。
これらの原料をミキサーで混合して混合物として、この
混合物を型枠に入れて高強度ブロック10を製造した。
この1週間後に、高強度ブロック10の強度を測定した
結果、150 〜200[kgf/cm2 ]の強度であった。
【0019】実施例3の原料は、汚泥脱水ケーキ1の重
量を100 とした場合、水硬性セメント2の混合量が1
0、バインダー3の混合量が2、水4の混合量が7であ
る。前記バインダー3としては、活性白土を使用した。
これらの原料をミキサーで混合して混合物として、この
混合物を型枠に入れて高強度ブロック10を製造した。
この1週間後に、高強度ブロック10の強度を測定した
結果、100 〜150[kgf/cm2 ]の強度であった。
量を100 とした場合、水硬性セメント2の混合量が1
0、バインダー3の混合量が2、水4の混合量が7であ
る。前記バインダー3としては、活性白土を使用した。
これらの原料をミキサーで混合して混合物として、この
混合物を型枠に入れて高強度ブロック10を製造した。
この1週間後に、高強度ブロック10の強度を測定した
結果、100 〜150[kgf/cm2 ]の強度であった。
【0020】実施例4の原料は、汚泥脱水ケーキ1の重
量を100 とした場合、水硬性セメント2の混合量が1
5、バインダー3の混合量が2、水4の混合量が8であ
る。前記バインダー3としては、活性白土を使用した。
これらの原料をミキサーで混合して混合物として、この
混合物を型枠に入れて高強度ブロック10を製造した。
この1週間後に、高強度ブロック10の強度を測定した
結果、100 〜150[kgf/cm2 ]の強度であった。
量を100 とした場合、水硬性セメント2の混合量が1
5、バインダー3の混合量が2、水4の混合量が8であ
る。前記バインダー3としては、活性白土を使用した。
これらの原料をミキサーで混合して混合物として、この
混合物を型枠に入れて高強度ブロック10を製造した。
この1週間後に、高強度ブロック10の強度を測定した
結果、100 〜150[kgf/cm2 ]の強度であった。
【0021】実施例5の原料は、汚泥脱水ケーキ1の重
量を100 とした場合、水硬性セメント2の混合量が1
0、バインダー3の混合量が2、水4の混合量が8であ
る。前記バインダー3としては、活性白土を使用した。
これらの原料をミキサーで混合して混合物として、この
混合物を型枠に入れて高強度ブロック10を製造した。
この1週間後に、高強度ブロック10の強度を測定した
結果、150 〜200[kgf/cm2 ]の強度であった。
量を100 とした場合、水硬性セメント2の混合量が1
0、バインダー3の混合量が2、水4の混合量が8であ
る。前記バインダー3としては、活性白土を使用した。
これらの原料をミキサーで混合して混合物として、この
混合物を型枠に入れて高強度ブロック10を製造した。
この1週間後に、高強度ブロック10の強度を測定した
結果、150 〜200[kgf/cm2 ]の強度であった。
【0022】実施例1〜5のいずれにおいても、本発明
の高強度ブロックの製造方法によって製造された高強度
ブロック10は、コンクリートブロックと同等もしくは
それ以上の高い強度を有しているのである。
の高強度ブロックの製造方法によって製造された高強度
ブロック10は、コンクリートブロックと同等もしくは
それ以上の高い強度を有しているのである。
【0023】
【発明の効果】請求項1の発明は、コンクリートブロッ
クと同様の強度を有しているので、コンクリートブロッ
クの用途、例えば護岸用や土止め用の土木工事、門、
壁、建物の壁体U字溝や、テトラポット、人工魚礁等の
コンクリート二次製品、ならびに道路舗装材など、種々
の強度部材に使用しうる。請求項2の発明によれば、従
来廃棄されていた汚泥脱水ケーキを再利用して、コンク
リートブロックと同様の高い強度を有する高強度ブロッ
クを製造することができる。請求項3の発明によれば、
重量混合比が適切なので、コンクリートブロックと同様
の高い強度の高強度ブロックを安価に製造することがで
きる。
クと同様の強度を有しているので、コンクリートブロッ
クの用途、例えば護岸用や土止め用の土木工事、門、
壁、建物の壁体U字溝や、テトラポット、人工魚礁等の
コンクリート二次製品、ならびに道路舗装材など、種々
の強度部材に使用しうる。請求項2の発明によれば、従
来廃棄されていた汚泥脱水ケーキを再利用して、コンク
リートブロックと同様の高い強度を有する高強度ブロッ
クを製造することができる。請求項3の発明によれば、
重量混合比が適切なので、コンクリートブロックと同様
の高い強度の高強度ブロックを安価に製造することがで
きる。
【図1】本発明の高強度ブロックの製造方法のフローチ
ャートである。
ャートである。
【図2】高強度ブロックの製造方法の実施例1〜5の原
料の組成表である。
料の組成表である。
1 汚泥脱水ケーキ 2 水硬性セメント 3 バインダー 4 水 10 高強度ブロック
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // E01C 5/06 E02B 3/14 E02B 3/14 E04C 1/04 Q C04B 111:00 Fターム(参考) 2D018 EA00 2D051 AD08 AF02 AH03 DA02 4D004 AA32 BA02 BA10 CA45 CC03 CC11 CC13 DA03 DA10 4D059 AA09 BG00 BK08 CC04 DA04 DA54 DA66 EB11 4G012 PA04 PA30
Claims (3)
- 【請求項1】汚泥脱水ケーキ、水硬性セメント、バイン
ダーおよび水からなり、前記水硬性セメントと水との水
和作用によって固化したことを特徴とする高強度ブロッ
ク。 - 【請求項2】原料が、汚泥脱水ケーキ、水硬性セメン
ト、バインダーおよび水であり、前記原料を混合して混
合物とし、該混合物を型枠に入れることを特徴とする高
強度ブロックの製造方法。 - 【請求項3】前記汚泥脱水ケーキ、水硬性セメントおよ
びバインダーの各重量混合比が、前記汚泥脱水ケーキを
100 とすると、前記水硬性セメントの混合量が、10〜
15であり、前記バインダーの混合量が、2〜4である
ことを特徴とする請求項2記載の高強度ブロックの製造
方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22635299A JP2001048628A (ja) | 1999-08-10 | 1999-08-10 | 高強度ブロックおよびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22635299A JP2001048628A (ja) | 1999-08-10 | 1999-08-10 | 高強度ブロックおよびその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001048628A true JP2001048628A (ja) | 2001-02-20 |
Family
ID=16843821
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22635299A Pending JP2001048628A (ja) | 1999-08-10 | 1999-08-10 | 高強度ブロックおよびその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001048628A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002146763A (ja) * | 2000-11-17 | 2002-05-22 | Kyushu Regional Bureau Ministry Of Land Infrastructure & Transport | 脱水改良土を高強度化、大ブロック化、大重量化して有効利用する方法 |
JP2015071540A (ja) * | 2010-04-30 | 2015-04-16 | Jfeスチール株式会社 | 固化体の製造方法 |
JP2015134715A (ja) * | 2010-05-31 | 2015-07-27 | Jfeスチール株式会社 | 人工石材の製造方法 |
-
1999
- 1999-08-10 JP JP22635299A patent/JP2001048628A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002146763A (ja) * | 2000-11-17 | 2002-05-22 | Kyushu Regional Bureau Ministry Of Land Infrastructure & Transport | 脱水改良土を高強度化、大ブロック化、大重量化して有効利用する方法 |
JP2015071540A (ja) * | 2010-04-30 | 2015-04-16 | Jfeスチール株式会社 | 固化体の製造方法 |
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